JP2000106690A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2000106690A
JP2000106690A JP10274066A JP27406698A JP2000106690A JP 2000106690 A JP2000106690 A JP 2000106690A JP 10274066 A JP10274066 A JP 10274066A JP 27406698 A JP27406698 A JP 27406698A JP 2000106690 A JP2000106690 A JP 2000106690A
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線データリンク層での再送制御を行わず、T
CP(Transport Control Protocol)などの上位層での
再送制御を行うような無線通信システムにおいて、無線
回線の有効利用を図ることを目的とする。 【解決手段】 無線基地局102は、通話スロットを使
用している無線端末104の数(多重数)を多重数計測
部306により計測し、計測した多重数を基に対応表記
憶部305の対応表を参照して最大共用数を求め、通信
路割当部307にて、この最大共用数未満のスロットを
通話スロットとして割り当てる。これにより、一つの第
1の通信路を、その上限まで、複数の移動局が共有して
利用できるため、周波数の有効利用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット通信を行
う無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】音声とデータのように異なるQoS(Qu
ality of Service)が要求される情報を一つの無線通信
システムで効率的に伝送する方法のーつとしてワイヤレ
スATMがある。ワイヤレスATMでは、一般にTDM
A(Time Division Multiple Access )方式が用いられ
るが、ワイヤレスATMにおけるフレームはATMセル
を伝送するための情報チャネルと、この情報チャネルの
制御や情報チャネルを獲得するためのアクセス用の制御
チャネルとから構成される。
【0003】ワイヤレスATMは、CBR(Constant B
it Rate )、rt−VBR(real time-Variable Bit R
ate )、nrt−VBR(non real time-Variable Bit
Rate )、UBR(Unspecified Bit Rate)、ABR
(Available Bit Rate)等の様々なサービスが提供可能
なプロトコルであるが、これら全てを提供するために
は、その制御が非常に複雑となり、実現は困難であっ
た。
【0004】また、ユーザ要求の大半は、電話等の音声
通信サービスや、インターネットに代表されるようなT
CP(Transport Control Protocol)ベースのデータ通
信サービスである。これらはCBRとUBRでサービス
可能であり、また、特にUBRはその制御も容易である
ことから、CBRとUBRのみを提供するような通信シ
ステムが重要となる。
【0005】ところで、マルチメデイア通信の需要の高
まりにつれ、必要な情報量が大きくなり、その結果、移
動体通信に要求される信号伝送速度が向上している。M
MAC(マルチメディア移動アクセス)推進協議会にお
いても、1OMbps以上の高速通信の検討を行ってい
る。このような高速通信を実現するためには、広い帯域
幅が必要となるが、現在の周波数の利用状況をみると、
広い帯域幅を確保するためには高い周波数を使わざるを
えない。
【0006】しかしながら、高い周波数は電波の直進性
が高く、距離減衰が大きいため、基地局(送信アンテ
ナ)近傍の見通しの良いところでは良好な伝送特性(B
ER:Bit Error Rate.PER:Packet Error Rate
等)が得られるものの、見通し外等ではその特性は急激
に劣化してしまう。このような状況では、良好な伝送特
性が得られる時には、FEC(Forward Error Correcti
on)やARQ(AutomaticRecovery Quotient )のよう
な誤り訂正技術は不要となり、一方、伝送特性の悪い時
には、FECでは訂正できない程の誤りが生じたり、A
RQで再送しても、再送された情報も完全に誤ってしま
う等、FECやARQの効果が得られなくなってしま
う。従って、高い周波数を利用する広帯域通信では、F
ECやARQは単なる冗長になってしまうという問題が
あった。
【0007】上記問題の解決方法のーつとして、高い周
波数を利用した広帯域通信では無線データリンクでの再
送制御を行わず、TCPのようなトランスポート層以上
の再送制御に委ねる方式が考えられる。つまり、この方
式は、無線データリンクでの送達確認(Ack)を行わ
ず、TCPでの送達確認のみを行う方式である。TCP
の再送制御は、通常、下りチャネルで2つのTCPセグ
メントを正しく受信した場合にAck信号を返信し、こ
のAck信号がある一定時間経っても返信されなかった
場合に行われる。
【0008】さて、下りチャネルでUBRでの情報配送
を行う場合、1ユーザあたりの伝送速度は同時に利用す
るユーザ数(多重数)に依存する。つまり、多重数が1
の時は、全帯域を1ユーザで占有して情報伝送を行うた
め最大の伝送速度が得られるものの、多重数がNの時
は、N分の1の伝送速度しか得られなくなる。従って、
多重数が多い場合は、2つのTCPセグメントを受信す
るのに時間がかかり、Ack返送の頻度も下がってしま
う。
【0009】しかしながら、従来の無線通信システムで
は、もともと無線データリンクでの再送制御を前提にし
て設計されており、TCP等の上位層での再送制御に効
率的な無線アクセス方式はほとんど険討されていなかっ
た。また、従来の無線アクセス方式を、上位層での再送
制御のみを送信するような無線システムに適用した場
合、TCPのAck返送の頻度が下がっているにも関わ
らず帯域を割り当てたままにしておくなど、周波数を有
効活用することができないという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ユーザの二−ズの高い
電話等の音声通話サービスとTCPをベースとしたイン
ターネットサービスを移動体通信で実現するためには、
高い周波数を利用する広帯域通信が不可欠となる。高い
周波数を利用した広帯域通信では、上述したように、無
線データリンクでの再送制御を行うよりも、TCP層で
の再送制御を行った方が効果的である。しかしながら、
従来の無線アクセス方式は、無線データリンク層での再
送を前提に設計されているため、TCPのような上位層
のみの再送を行う無線システムでは、周波数の有効利用
が困難であるという問題があった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、周波数の有効利用が可能な無線通信システ
ムの提供を目的とする。
【0012】また、本発明は、フレームにおける通話ス
ロット等の通信路をその上限まで、複数の移動局で共用
することのできる無線通信システムの提供を目的とす
る。
【0013】さらに、本発明は、フレームにおける通話
スロット等の通信路をその上限まで、複数の移動局で共
用することのできる無線通信システムにおいて、通信路
が全て使用中であるとき第2の通信路において発生し得
る無用なアクセスを制限することのできる無線通信シス
テムの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の無線通信システムは、移動局と、該移動
局と通信可能な基地局とを有し、前記移動局と前記基地
局間で、少なくとも情報伝送用の1つ以上の第1の通信
路と、該第1の通信路を獲得するための第2の通信路と
を用いて通信を行う無線通信システムにおいて、前記基
地局が、前記第1の通信路を利用している移動局の総数
を計測する計測手段と、少なくとも前記計測の結果に基
づいて、一つの第1の通信路を共用できる移動局の数の
上限を設定する設定手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】これにより、第1の通信路を、その上限ま
で、複数の移動局で共用することが可能になり、周波数
の有効利用が可能となる。
【0016】また、基地局から移動局への通信の伝送速
度は、音声通信や、データ通信などのように要求される
通信種別または通信品質によって異なる。そこで、第1
の通信路を利用して通信を行う移動局数の計測を、移動
局と基地局との間で通信される通信の品質要求毎に行う
こととする。これにより、1つの第1の通信路を共有で
きる移動局数を通信品質毎に算出できるため、複数の通
信品質をサポートする通信システムであっても、周波数
の有効利用が可能となる。
【0017】さらに、1つの第1の通信路を共有できる
移動局数を算出するための処理を簡単にするため、基地
局は、第1の通信路を利用して通信を行う移動局数と、
1つの第1の通信路を利用できる移動局数の上限の対応
表を具備していることとする。これにより、より簡易な
処理で周波数の有効利用が可能となる。
【0018】さらに、第2の通信路を用いた無用なアク
セスを制限するために、基地局は、全ての第1の通信路
における移動局の利用数を調べ、その結果が、各第1の
通信路を利用できる移動局数の上限と一部または全部等
しい場合は、第1の通信路を獲得するための第2の通信
路を用いた通信を一部または全部制限する。これは、本
発明の効果である、第1の通信路が全て使用中であって
も、さらに第1の通信路を共用して用いられることを考
慮したアクセス制限である。これにより、第1の通信路
を有効に活用しつつ、第2の通信路における無用なアク
セスを制限することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の一実施形態である無線通信
システムの全体構成を概略的に示した図である。同図に
示すように、ネットワーク101には複数の無線基地局
102とサーバ103が接続されており、互いに通信を
行うことが可能とされている。各無線基地局102が形
成するサービスエリア105内に属する無線通信端末
(以下、簡単に無線端末と呼ぶ)104は、無線基地局
102を介して、他の無線端末104やサーバ103と
通信を行う。また、ネットワーク101に接続された固
定の端末(図示しない)と通信してもよい。
【0021】無線端末104から無線基地局102への
上りチャネルの通信方式には、たとえば時分割多元接続
(TDMA:Time Division Multiple Access )が用い
られている。また、下りチャネルの通信方式には、たと
えばTDD(Time Divis1onDuplex)方式による時分割
多重(TDM:Time Division )方式や、上りチャネル
よりも広帯域な下りチャネルを割り当てる非対称無線シ
ステム(AWL:Asymmetric Wireless Link(PH07-1767
91) などが用いられている。
【0022】図2に前記の無線基地局102の構成を示
す。同図に示すように、無線基地局102は、基地局全
体の制御を行う制御部301と、アンテナ302と、ア
ンテナ302で受信した信号を処理する受信部303
と、アンテナ302より送信する信号を処理する送信部
304と、フレーム中の通話スロットを利用して通信を
行う無線端末104の数と一つの通話スロットを利用で
きる無線端末104の数との対応表が記憶された対応表
記憶部305と、通話スロットを使用している無線端末
104の数(多重数)を計測する多重数計測部306
と、多重数計測部306により計測された多重数を基に
対応表記憶部305の対応表を参照して最大共用数を求
め、この最大共用数未満のスロットを通話スロットとし
て割り当てる通信路割当部307とから構成される。
【0023】図3に上り/下りチャネルの通信方式とし
てTDMA/TDDを採用した場合のフレームの構成の
例を示す。同図に示すように、フレーム201は、情報
を伝送するための複数の通話スロット203と、通話ス
ロット203を獲得するための制御スロット202から
なる。これは、PHS(Personal Handy-phone System
)等で実用化されている、1フレーム長が5msec
であるフレーム例を示しており、制御スロット202は
上下各1スロット(202a,202a' )、通話スロ
ット203は上下各7スロット(203a〜203g,
203a' 〜203g' )からなる。ここで、通話スロ
ット203a〜203gが請求項に記載の「第1の通信
路」、制御スロット202aが「第2の通信路」に相当
する。また、図3では制御スロット202のスロット長
と通話スロット203のスロット長が等しいものとして
いるが、これらのスロット長は必ずしも同じである必要
はない。例えば、アクセスに必要な情報量が実際の情報
量に比べ小さいことに着目し、制御スロット202を情
報スロット203よりも小さくしてフレーム201を構
成する方法も考えられる。
【0024】図4はアクセススロットのスロット長を通
話スロット403のスロット長の1/4とし、制御スロ
ット402を上下各4スロット(402a〜402d,
402a' 〜402d' )、通話スロット303を上下
各7スロット(403a〜403g,403a' 〜40
3g' )としてフレーム401を構成した場合の例であ
る。このようなフレーム構成にした場合、アクセス時の
衝突を軽減できるという効果がある。また、上りチャネ
ルの通信方式としては上述したTDMAの他にFDMA
(Frequency Division Multiple Access)やCDMA(Cod
e Division Multiple Access) を用いることができる。
FDMAの場合、第1の通信路(通信チャネル)の搬送
波周波数をfl〜f7とし、第2の通信路(制御チャネ
ル)の搬送波周波数をf0として上りチャネルを構成す
る。CDMAの場合、第1の通信路 (通信チャネル)
の拡散符号をC1〜C7とし、第2の通信路(制御チヤ
ネル)の拡散符号をC0として上りチャネルを構成す
る。
【0025】さて、図3において、無線基地局102の
サービスエリア内に入った無線端末104は、アクセス
スロット202aを利用してランダムアクセスを行う。
ランダムアクセスに成功した無線端末104には通話ス
ロット203が割り当てられる。この通話スロット20
3の割当の際、従来は、使用されていない空きスロット
などを検出してこのスロツトを割り当てていたが、本実
施形態では、現在の多重数に応じて、未使用の空きスロ
ットを割り当てたり、使用中のスロットを共用するよう
に割り当てを行う。以下に、その方式について詳細に説
明する。
【0026】無線基地局102は、現在通話スロット2
03を使用している無線端末104の数(多重数)を計
測する。計測の際、対象とする無線システムが、CBR
(音声など)、UBR(データなど)等の様々なQoS
を保証するシステムであれば、QoS毎に多重数を計測
する。
【0027】まず、UBRのようなTCPベースのトラ
フィック(遅延の変動やある程度のセルロスを許容でき
る)のみを取り扱うシステムの場合について、つまり、
無線端末104が無線基地局102を介してサーバ10
3に、TCP/IPを利用してインターネットアクセス
し、所望の情報をダウンロードする場合を例に取り説明
する。
【0028】保証すべきQoSがーつなので、無線基地
局102は通話スロット203を使用している無線端末
104の総数(多重数)を計測する。無線基地局102
は計測した多重数から、下りチャネルにおける1つの無
線端末104あたりの平均伝送速度を推定する。例え
ば、下りチャネルの情報伝送速度が5Mbpsとし、2
端末が多重した場合、1端末の平均情報伝送速度は2.
5Mbpsと推定される。この場合、1フレームで伝送
できる平均情報量は高々6.25kbit(2.5Mb
ps×2.5msec)である。TCP/IP over ATMにお
けるTCPの典型的な最大セグメント長(MSS)は9
180Byteであるから、2TCPセグメントを受信
するのに、12(9180×8/6250)フレーム程
度も必要になる。同様に、Ethernetの場合につ
いて考察すると、EthernetにおけるTCPの典
型的な最大セグメント長(MSS)は1460Byte
であるから、2TCPセグメントを受信するのに、2
(1460×8/6250)フレーム程度必要になる。
また、多重数が大きくなれば、1ユーザあたりの伝送速
度が低下するため、2TCPセグメントを受信するのに
必要なフレーム数はさらに大きくなってしまう。特に、
上りチャネルよりも下りチャネルの伝送速度の早い非対
称無線システム(AWL:Asymmetric Wireless Link)
においても、TCPの最大セグメント長は大きくした方
が効率的であるとの報告もある。以上のことから、上り
チャネルで伝送されるTCPのAck信号の送信頻度は
低下の傾向、つまり、上りの通話スロット203が使用
されなくなる傾向にあると言える。
【0029】そこで、多重数に応じて、上り通話スロッ
トを複数のユーザで共用できるようにする。このとき、
本発明のポイントは、無制限にユーザからのランダムア
クセスによる送信を受け付けるのではなく、1スロット
で共用できる無線端末104の数に上限値を設け、その
上限値を多重数を基に算出するという点にある。
【0030】先の例では、2端末が多重した場合、1端
末が返すTCPのAck信号は12フレームに1回以下
であるため、例えば、1スロットに2端末を多重させ、
ランダムにTCPのAck信号を返送するようにしても
パケットの衝突が起こる可能性は小さい。しかも、有線
のネットワークで代表的な通信制御方式としてCSMA
/CD(Carrier Sensinq Multiple Access with Colli
sion Detection)が実用化されているが、これは、ある
サーバが情報伝送している場合は、他のサーバからの情
報伝送を停止する通信制御方式であるため、情報が有線
のネットワークを伝送される段階でユーザ毎にバースト
的になっている。つまり、あるユーザが情報を受信して
いる場合は、他のユーザは何も情報を受け取っていなか
ったりする。従って、ユーザが返信するAck信号が衝
突する可能性は小さいと言える。
【0031】また、何らかの方法で、情報の平等な伝送
が実現できたとする。この場合は、TCPのAck信号
はほぼ周期的に発生するので、TCPのAck信号の衝
突は、ほとんど最初のAck信号の衝突であり、それ以
降はほとんど衝突しない。最初のAck信号の衝突につ
いては、その最悪値は、ポアソン過程で呼を発生させた
スロット付きアロハ(Slotted Aloha )のスループット
から推定できる。スロット付きアロハのスループット特
性は、平均オファードロード(Average Offered Load)
が大きくなるにつれ向上し、平均オファードロードが1
パケット/スロットの時にスループット(Throuqhput)
の最大値0.36となり、その後は、平均オファードロ
ードが大きくなるにつれスループットが小さくなる。平
均オファードロードが1を越えた時のスループットの低
下の原因は、パケット衝突の頻度が大きくなることにあ
ることが知られている。従って、1スロットを共有して
TCPのAck信号を送信できるユーザ数は、その平均
オファードロードが1以下(上述の例でほ、12端末以
下の多重)であれば、その衝突の影響はそれほど大きく
ないと考えられる。
【0032】図5に多重数の計測から通話スロットの割
り当てまでの処理の流れの一例を示す。
【0033】ステップ1で、多重数の計測を行う。ステ
ップ2で、ステップ1の結果を基に、下りチャネルにお
ける1ユーザあたりの伝送速度を推定する。そして、ス
テップ3にて、TCPのセグメント長の検出を行い、そ
の結果とステップ2の推定結果より、TCPのAck信
号が返信されるフレームの周期を推定し、ステップ4で
は、1スロットに共用できる最大無線端末数(最大共用
数)を算出する。そして、ステップ5にて最大共用数未
満のスロットを通話スロットとして割り当てる。割り当
て方法としては、未使用の通話スロットよりも、使用中
であるが、共用数が最大共用数未満のスロットを割り当
てる方法などがある。
【0034】実際の、多重数と1スロットあたりに共用
できるユーザ数の関係については、下りの伝送速度やT
CPのセグメント長等、様々な要因が絡み合ってくるの
で、その都度、無線基地局102が算出する方法が性能
の向上には最も有利であるが、無線基地局102の負担
は大きくなってしまう問題がある。
【0035】そこで、特に、TCPのセグメント長が固
定であるとみなせるシステムでは、多重数と1スロット
あたりに収容できるユーザ数との関係について、図6に
示すような対応表を予め作成しておき、多重数の計測結
果を対応表に照らし合わせ、最大共用数を調べ、通話ス
ロットの割り当てを行う方法などが考えられる。
【0036】以上説明したように、本発明を適用するこ
とで、ユーザに対し、同じ通信サービスの快適性(同じ
伝送速度など)を提供しつつ、上りチャネルの周波数を
効率的に使用できることがわかる。本発明の適用によっ
て新たに空きチャネルが生じるので、予めこれを下りチ
ャネルに割り当てるよう回線設計をしておけば、トータ
ルで必要な帯域幅は同じであるにも関わらず、従来より
も1ユーザあたりの伝送速度、同時に収容できるユーザ
数を増やすことが可能になる。
【0037】また、通話スロット203a〜203gお
よび通話スロット203a' 〜203g' を上りチャネ
ルと下りチャネルに動的に割り当てるシステムに本発明
を適用しても効果的である。つまり、本発明の適用によ
り生じた上りの空きチャネルを動的に下りチャネルに割
り当でたり、逆に、端末から大容量のデータを送り、基
地局からはAck信号が伝送される場合は、下りチャネ
ルに生じた空きチャネルを動的に上りチャネルに割り当
てることにより、周波数の有効利用が可能となる。
【0038】また、全ての通話チャネルが使用中で、さ
らなる通話チャネル獲得の要求を受け付けられない場合
にはbusy信号を報知し、通話チャネル獲得のための
ランダムアクセスを制限すれば、移動局からの無駄なラ
ンダムアクセスによる無駄な電力消費や、パケットの衝
突、他チャンネルへの干渉等を減らすことができる。こ
のような制御をするために、従来は、全ての通話スロッ
トが使用中であるか否かを調べ、全て使用中であれば、
ランダムアクセスを制限(拒否)するための制御信号を
報知する制御を行っていたが、上述したように、一つの
通話スロットを、複数の移動局が共用できるようなシス
テムでは、通話スロットを共用できるにも関わらずラン
ダムアクセスを制限してしまう。
【0039】そこで、図7に示すように、無線基地局1
02に、全ての通話スロットにおける移動局の利用状況
を調べ、もし、各通話スロットにおける利用者数が最大
共用数と等しい場合は、移動局に対し、新たに通話スロ
ットを獲得するためのランダムアクセスを制限(拒否)
するための制御信号を報知するためのアクセス制御部3
08を設ける。これにより、これ以上通話チャネルを割
り当てられないにも関わらず通話チャネルを獲得するた
めの無駄なランダムアクセスが行われる回数を減らすこ
とができる。
【0040】図8に、この方式のフローチャートを示
す。ここでは、第1の通信路の総数をnとする。ステッ
プ1で、各第1の通信路において利用している移動局の
数Mi(1≦i≦n)を調べる。ステップ2で、各第1
の通信路における最大共用数Ni(1≦i≦n)を調べ
る。そして、ステップ3にて、全ての第1の通信路にお
いて、MiとNiが、Mi=Niの条件を満たすか否か
を調べ、もし、その条件を満たせば、ステップ5にて、
新たに通話スロットを獲得するためのランダムアクセス
を制限(拒否)するための制御信号を報知する。
【0041】また、図8では、ステップ4の条件を満た
さない場合は、ステップ1に戻るフローチャートを示し
たが、ステップ4の条件を満たさない場合には、新たに
通話スロットを獲得するためのランダムアクセスを受け
付けていることを示す信号を報知しても構わない。
【0042】次に、UBRのようなTCPベースのトラ
フィックの他、CBRのような音声も収容できる通信シ
ステムに本発明を適用する場合について説明する。基本
的には、先に説明したUBRのようなトラフィックのみ
の場合と同じであるが、CBR呼を収容する場合、CB
R呼に対しては、例えば、固定の通話スロットを割り当
て、それをフレーム周期で使用する。この場合、無線基
地局102は通話スロットを使用している無線端末10
4の数(多重数)を計測する場合に、単純な総数をカウ
ントするのではなく、QoS毎に分けて計測する。
【0043】つまり、この例では、CBR呼の多重数と
UBR呼の多重数を分けて計測する。なぜなら、CBR
呼の場合、固定の帯域(伝送速度)を割り当てるため、
1端末が使用する帯域(伝送速度)は多重数に左右され
ないのに対し、UBR呼に対しては、CBRで占有され
た帯域以外の残りの帯域を多重数で分けて使用するた
め、1端末が使用する帯域(伝送速度)が多重数に大き
く影響するからである。
【0044】この場合も図5に示したフローチャートと
同様に、1スロットに共用できる最大無線端末数を算出
する。ステップ1で、多重数の計測を行う。但し、図5
で示したフローチャートとの相違点として、QoS毎に
多重数を計測する。ここでは、CBR(音声)とUBR
(データ)の2種類のQoSがある場合について説明す
る。ステップ2では、ステップ1の結果を基に、下りチ
ャネルにおけるUBR呼の1ユーザあたりの平均伝送速
度を推定する。具体的な推定例の一例を示すと、例え
ば、下りチャネル全体の伝送速度をV.CBR呼を伝送
するユーザiの伝送速度をVc、多重数をNcとし、U
BR呼を伝送するユーザ1の多重数をNuとすると、U
BR呼に対する1ユーザあたりの平均伝送速度Vuは、 Vu=(V−Vc ×Nc ) /Nu と推定できる。
【0045】そして、ステップ3にて、TCPのセグメ
ント長を検出し、その結果とステップ2の推定結果か
ら、TCPのAck信号が返信されるフレームの周期を
推定し、ステップ4で、1スロットに収容できる最大無
線端末数(最大共用数)を算出する。そして、ステップ
5にて最大共用数未満のスロットを通話スロットとして
割り当てる。割り当て方法としては、未使用の通話スロ
ットよりも、他の無線端末がUBR呼を伝送している
が、共用数が最大共用数未満のスロットを割り当てる方
法などがある。
【0046】また、このようにUBRのようなTCPベ
ースのトラフィックの他、CBRのような音声も収容で
きる通信システムにおいて、先に示したようなランダム
アクセスの制御を行う場合について説明する。CBR呼
の場合、1スロットを他の移動局と共用して使えないた
め、全ての通話スロットが使用中になった段階で、新た
なCBR呼の受け付けはできなくなる。従って、CBR
とUBRの2種類の情報を伝送するシステムでは、アク
セス制御のための信号を複数種類報知する必要がある。
【0047】図9に、CBRとUBRの2種類の情報を
伝送する場合のフローチャートを示す。ここでは、第1
の通信路の総数をnとする。ステップ1で、各第1の通
信路において利用している移動局の数Mi(1≦i≦
n)を調べる。ステップ2で、全ての第1の通信路にお
いて、Mi≧1の条件を満たすか否かを調べる。もし、
ステップ2の条件を満たした場合は、ステップ3で、各
第1の通信路における最大共用数Ni(1≦i≦n)を
調べる。そして、ステップ4にて、全ての第1の通信路
において、MiとNiが、Mi=Niの条件を満たすか
否かを調べ、もし、その条件を満たせば、ステップ5に
て、新たに通話スロットを獲得するための全てのランダ
ムアクセスを制限(拒否)するための制御信号を報知す
ることとする。また、ステップ4の条件を満たさない場
合は、ステップ6にて、CBRの送信要求を有する移動
局に対してのみ、新たに通話スロットを獲得するための
ランダムアクセスを制限(拒否)を行う旨の制御信号を
報知する。つまり、UBRの送信要求を有する移動局に
対しては、新たに通話スロットを獲得するためのランダ
ムアクセスを受け付けることになる。
【0048】また、図9では、ステップ2の条件を満た
さない場合は、ステップ1に戻るフローチャートを示し
たが、ステップ2の条件を満たさない場合には、CB
R、UBR共に、新たに通話スロットを獲得するための
ランダムアクセスを受け付けていることを示す信号を報
知しても構わない。
【0049】以上、主にATMをバックボーンネットワ
ークとした場合について説明したが、本発明はATMに
限定されることなくEthernet等、他のネットワ
ークシステムにでも十分適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の通信路を、その上限まで、複数の移動局で共用する
ことが可能になり、周波数の有効利用が可能となる。
【0051】また、第1の通信路を利用して通信を行う
移動局数の計測を、移動局と基地局との間で通信される
通信の品質要求毎に行うことで、1つの第1の通信路を
共有できる移動局数を通信品質毎に算出できるため、複
数の通信品質をサポートする通信システムであっても、
周波数の有効利用が可能となる。
【0052】さらに、第2の通信路を用いた無用なアク
セスを制限するために、基地局は、全ての第1の通信路
における移動局の利用数を調べ、その結果が、各第1の
通信路を利用できる移動局数の上限と一部または全部等
しい場合は、第1の通信路を獲得するための第2の通信
路を用いた通信を一部または全部制限することで、第1
の通信路を有効に活用しつつ、第2の通信路における無
用なアクセスを制限することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である無線通信システムの全
体構成を示す図である。
【図2】本実施形態における無線基地局の構成を示す図
である。
【図3】上り/下りチャネルの通信方式としてTDMA
/TDDを採用した場合のフレームの構成の例を示す図
である。
【図4】同じく上り/下りチャネルの通信方式としてT
DMA/TDDを採用した場合のフレームの構成の他の
例を示す図である。
【図5】本実施形態の通信方式において多重数の計測か
ら通話スロットの割り当てまでの処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図6】多重数と1スロットあたりに収容できるユーザ
数との対応表の例を示す図である。
【図7】本実施形態における無線基地局の他の構成を示
す図である。
【図8】図7の無線基地局によるアクセス制御の手順を
示すフローチャートである。
【図9】CBRとUBRの2種類の情報を伝送する場合
の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 ネットワーク 102 無線基地局 103 サーバ 104 無線端末 105 サービスエリア 301 制御部 302 アンテナ 303 受信部 304 送信部 305 対応表記憶部 306 多重数計測部 307 通信路割当部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と、該移動局と通信可能な基地局
    とを有し、前記移動局と前記基地局間で、少なくとも情
    報伝送用の1つ以上の第1の通信路と、該第1の通信路
    を獲得するための第2の通信路とを用いて通信を行う無
    線通信システムにおいて、 前記基地局が、 前記第1の通信路を利用している移動局の総数を計測す
    る計測手段と、 少なくとも前記計測の結果に基づいて、一つの第1の通
    信路を共用できる移動局の数の上限を設定する設定手段
    とを具備することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信システムにおい
    て、 前記計測手段は、前記移動局と前記基地局との間で行わ
    れる通信の種別または品質要求毎に、前記第1の通信路
    を利用している移動局の総数を計測することを特徴とす
    る無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の無線通信システ
    ムにおいて、 前記基地局は、 前記第1の通信路を利用して通信を行う移動局の数と一
    つの第1の通信路を利用できる移動局の数との対応表を
    さらに具備していることを特徴とする無線通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかの無線
    通信システムにおいて、 前記基地局は、 前記計測手段により計測された前記第1の通信路を利用
    している移動局の総数が、前記設定手段により設定され
    た個々の第1の通信路を利用できる移動局数の上限と一
    部または全部等しい場合、前記第1の通信路を獲得する
    ための前記第2の通信路を用いた通信の一部または全部
    を制限する手段をさらに具備することを特徴とする無線
    通信システム。
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