JP2000105940A - ホログラムレーザ - Google Patents

ホログラムレーザ

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JP2000105940A
JP2000105940A JP10274870A JP27487098A JP2000105940A JP 2000105940 A JP2000105940 A JP 2000105940A JP 10274870 A JP10274870 A JP 10274870A JP 27487098 A JP27487098 A JP 27487098A JP 2000105940 A JP2000105940 A JP 2000105940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
laser
light
package
different wavelengths
Prior art date
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Application number
JP10274870A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Yamada
茂博 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの異なる波長の半導体レーザを同一レー
ザパッケージ内に配置でき、また、ビームスプリッタは
ホログラム素子の機能により不要となり、ピックアップ
を小型化を図ることを課題とする。 【解決手段】 1つのレーザパッケージ内に、異なる波
長の複数の半導体レーザと、少なくとも1つの受光素子
とが配置され、前記レーザパッケージ上面にホログラム
素子が配置されてなるホログラムレーザにおいて、前記
ホログラム素子に施されるホログラムパターンは、交互
に形成される回折格子のピッチを前記半導体レーザの波
長に応じて設定して、レーザパッケージ内に配置された
複数の半導体レーザから出射される光を同一光軸として
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】主として、DVD、CD−
R、CD−ROM、MDプレーヤに代表される光ピック
アップ装置に用いられるホログラムレーザのホログラム
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に従来例を示す。
【0003】従来、2つの波長の異なる半導体レーザ1
―1、1―2の光2―1、2―2を同一光軸4上に出射
させるには、2つのパッケージの異なるホログラムレー
ザの光をビームスプリッタ3で屈折させることで同一光
軸としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、2つ
の半導体レーザが別々のパッケージである、またビーム
スプリッタが必要となるため、ピックアップが大型にな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るホログラムレーザによれば、1つのレーザパッケージ
内に、異なる波長の複数の半導体レーザと、少なくとも
1つの受光素子とが配置され、前記レーザパッケージ上
面にホログラム素子が配置されてなるホログラムレーザ
において、前記ホログラム素子に施されるホログラムパ
ターンが、交互に形成される回折格子のピッチを前記半
導体レーザの波長に応じて設定して、レーザパッケージ
内に配置された複数の半導体レーザから出射される光を
同一光軸としてなることによって、上記課題を解決す
る。
【0006】本発明(請求項2)に係るホログラムレー
ザによれば、前記ホログラムパターンが、年輪状、又は
放射状に分割形成されてなることによって、上記課題を
解決する。
【0007】本発明(請求項3)に係るホログラムレー
ザによれば、前記ホログラム素子が、前記レーザパッケ
ージ外から入射される異なる波長を有した光を、前記レ
ーザパッケージ内の同一の受光素子上に落射させるよ
う、前記光を回折させてなることによって、上記課題を
解決する。
【0008】図2に示すように、1つのレーザパッケー
ジ内に2つの波長の異なる半導体レーザと受光素子とが
配置され、レーザパッケージ上にホログラム素子を配置
した。
【0009】ホログラム素子に施したホログラムパター
ンは図3に示すように年輪状に分割され2つの半導体レ
ーザの波長に合わせて回折格子のピッチを変える。
【0010】以下、本発明の作用を記載する。
【0011】分割されたホログラムパターンの回折格子
ピッチを、半導体レーザの波長に合わせて変えること
で、2つの半導体レーザの光を同一光軸にすることがで
きる。
【0012】また、出射された光がホログラムパターン
により回折し、受光素子に落射する場合においても同様
で、2種類の波長の半導体レーザ光でも同一の落射位置
にすることができる。
【0013】図4に示すように、あるピッチΛの回折格
子13が施されたホログラムパターン12にある波長λ
の半導体レーザ光14が入射すると、光はある角度16
で回折され、回折光15となる。このことは次式1で表
され、この回折格子13のピッチΛを変えることによ
り、波長による回折角の違いを補正することができる。
【0014】
【数1】
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の1実施例を図を
用いて説明する。
【0016】図5は2つの波長が異なる半導体レーザの
光を同一光軸にする機能を説明するための図である。ホ
ログラムパターン9は既に半導体レーザ6―1用、半導
体レーザ6―2用共に回折角18となるように施されて
おり、ホログラムパターンは図3の通り半導体レーザ6
―1から出射される光16―1は図3中10―1に、半
導体レーザ6―2から出射される光16―2は図3中1
0―2に入射した光を回折角18に回折する。
【0017】これにより、2つの波長の異なる半導体レ
ーザの光を同一光軸光17とすることができる。
【0018】図6はホログラムレーザ内に入射する2つ
の波長が異なる光を同一受光素子上に落射する機能を説
明するための図である。
【0019】ホログラムパターン9は前述のものと同一
の回折角19となるように施されている。2つの波長の
異なる光がこのホログラムパターン9に入射してもそれ
ぞれの波長の光を回折するホログラムパターンにより、
受光素子7の同一位置に落射するよう光を回折21す
る。
【0020】図7は本発明の別の実施例を示す図であ
り、上述した実施例はホログラムパターン9が年輪状に
施されているのに対し、本実施例では放射状に交互に回
折ピッチを変えている。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明のホログラムパタ
ーンおよびレーザパッケージへの配置方法を用いれば、
2つの異なる波長の半導体レーザを同一レーザパッケー
ジ内に配置できる。また、ビームスプリッタはホログラ
ム素子の機能により不要となり、ピックアップを小型化
を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す図である。
【図2】本発明の1実施例の構造を示す図である。
【図3】本発明の1実施例のホログラムパターンそ示す
図である。
【図4】本発明の作用を説明する基本技術を説明するた
めの図である。
【図5】本発明の1実施例を示す図である。
【図6】本発明の1実施例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1―1 半導体レーザ装置1 1―2 半導体レーザ装置2 2―1 半導体レーザ装置1から出射される光 2―2 半導体レーザ装置2から出射される光 3 ビームスプリッタ 4 同一光軸となった光 5 レーザパッケージ 6―1 半導体レーザ1 6―2 半導体レーザ2 7 受光素子 8 ホログラム素子 9 ホログラムパターン 10―1 回折格子1 10―2 回折格子2 11 ホログラム素子に施された回折格子 12 回折格子のピッチ 13 回折格子に入射する光 14 回折された光 15 回折格子による回折角 16―1 半導体レーザ1から出射された光 16―2 半導体レーザ2から出射された光 17 同一光軸光 18 ホログラムパターンでの回折角と同角度 19 ホログラムパターンでの回折角 20 ホログラムパターンに入射する光 21 受光素子へ回折される光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのレーザパッケージ内に、異なる波
    長の複数の半導体レーザと、少なくとも1つの受光素子
    とが配置され、前記レーザパッケージ上面にホログラム
    素子が配置されてなるホログラムレーザにおいて、 前記ホログラム素子に施されるホログラムパターンは、
    交互に形成される回折格子のピッチを前記半導体レーザ
    の波長に応じて設定して、レーザパッケージ内に配置さ
    れた複数の半導体レーザから出射される光を同一光軸と
    してなることを特徴とするホログラムレーザ。
  2. 【請求項2】 前記ホログラムパターンは、年輪状、又
    は放射状に分割形成されてなることを特徴とする請求項
    1に記載のホログラムレーザ。
  3. 【請求項3】 前記ホログラム素子は、前記レーザパッ
    ケージ外から入射される異なる波長を有した光を、前記
    レーザパッケージ内の同一の受光素子上に落射させるよ
    う、前記光を回折させてなることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のホログラムレーザ。
JP10274870A 1998-09-29 1998-09-29 ホログラムレーザ Pending JP2000105940A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030056838A (ko) * 2001-12-28 2003-07-04 삼성전기주식회사 광 픽업용 광원모듈
WO2003079506A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Source de lumiere laser a longueurs d'onde multiples, dispositif a tete optique et processeur d'informations optique utilisant ce dispositif
JP2008198295A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Konica Minolta Opto Inc 光学素子及び光ピックアップ装置

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