JP2000105558A - Ｅｌ発光シートを用いる発光サイン床用マット - Google Patents
Ｅｌ発光シートを用いる発光サイン床用マットInfo
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- JP2000105558A JP2000105558A JP10277160A JP27716098A JP2000105558A JP 2000105558 A JP2000105558 A JP 2000105558A JP 10277160 A JP10277160 A JP 10277160A JP 27716098 A JP27716098 A JP 27716098A JP 2000105558 A JP2000105558 A JP 2000105558A
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- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の発光看板や誘導サインの床面でのサイン
としての応用は埋め込むための床面加工が必要で施工面
でも問題があり、一方、文字や記号がデザインされた床
マットも、その文字などのデザインが発光しないために
視認性が劣るなどの欠点がある。 【解決手段】床用マットから文字、デザイン記号等の表
記図柄部を切除し、その切除部を裏面からＥＬ発光シー
トを用いて発光させる発光サイン床用マットであり、ま
た、文字、図柄等の切除部に透光性樹脂を埋め込んで裏
面からＥＬ発光させたり、床用マット裏面に設置するＥ
Ｌ発光シートの発光面を除いた周辺部をゴム、樹脂によ
り保護し、発光面とゴム又は樹脂保護部の境界部に段差
を持たないように加工する。更に、ＥＬ発光シート保護
用のゴム又は樹脂の床と接する側にあたる面に、面積の
５０％以下になる様に溝などをあけてＥＬ発光シート保
護用ゴム又は樹脂を備えたものである。
としての応用は埋め込むための床面加工が必要で施工面
でも問題があり、一方、文字や記号がデザインされた床
マットも、その文字などのデザインが発光しないために
視認性が劣るなどの欠点がある。 【解決手段】床用マットから文字、デザイン記号等の表
記図柄部を切除し、その切除部を裏面からＥＬ発光シー
トを用いて発光させる発光サイン床用マットであり、ま
た、文字、図柄等の切除部に透光性樹脂を埋め込んで裏
面からＥＬ発光させたり、床用マット裏面に設置するＥ
Ｌ発光シートの発光面を除いた周辺部をゴム、樹脂によ
り保護し、発光面とゴム又は樹脂保護部の境界部に段差
を持たないように加工する。更に、ＥＬ発光シート保護
用のゴム又は樹脂の床と接する側にあたる面に、面積の
５０％以下になる様に溝などをあけてＥＬ発光シート保
護用ゴム又は樹脂を備えたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、床面を利用
した設置型の発光サイン、特に玄関用マット等の床マッ
トの図柄を発光させて用いられる発光サイン床用マット
に関するものである。
した設置型の発光サイン、特に玄関用マット等の床マッ
トの図柄を発光させて用いられる発光サイン床用マット
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＥＬ発光シートを利用した看板、
誘導表示灯、ＥＬ表示装置等がある。しかし、床を利用
したサインとしては玄関マットに文字や記号をデザイン
したものはあるが発光サインとしてはないのが現状であ
る。例えば、特開平７―１５２３３４で看板はパッケー
ジドＥＬ素子により構成された発光部を備えてなる看板
によるとしている。
誘導表示灯、ＥＬ表示装置等がある。しかし、床を利用
したサインとしては玄関マットに文字や記号をデザイン
したものはあるが発光サインとしてはないのが現状であ
る。例えば、特開平７―１５２３３４で看板はパッケー
ジドＥＬ素子により構成された発光部を備えてなる看板
によるとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の、従来の看板、
誘導表示灯、ＥＬ表示装置等は空間や壁を利用するもの
であり、床面でのサインの応用は上記サイン等を埋め込
むための床面加工が必要であり、コスト的にも、施工面
でもかなり困難となる。一方、文字や記号がデザインさ
れた床マットも、その文字などのデザインが発光しない
ために視認性が劣るなどの欠点がある。本発明は、これ
らの課題を解決するために、各種の性能を備えたＥＬ発
光シートを用いる発光サイン床用マットを提供するもの
である。
誘導表示灯、ＥＬ表示装置等は空間や壁を利用するもの
であり、床面でのサインの応用は上記サイン等を埋め込
むための床面加工が必要であり、コスト的にも、施工面
でもかなり困難となる。一方、文字や記号がデザインさ
れた床マットも、その文字などのデザインが発光しない
ために視認性が劣るなどの欠点がある。本発明は、これ
らの課題を解決するために、各種の性能を備えたＥＬ発
光シートを用いる発光サイン床用マットを提供するもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、上
述の様な観点から、各種の性能を備えたＥＬ発光シート
を利用した発光サイン床用マットを用いることにより実
用上十分な効果が発揮出来るという知見を得たのであ
る。
述の様な観点から、各種の性能を備えたＥＬ発光シート
を利用した発光サイン床用マットを用いることにより実
用上十分な効果が発揮出来るという知見を得たのであ
る。
【０００５】この発明は上記の知見に基づいてなされた
ものであって、即ち、（１）発光サイン床用マットにお
いて、床用マットから文字あるいはデザイン記号等の表
記図柄部を切除し、その切除部を裏面からＥＬ発光シー
トを用いて発光させることを特徴とし、（２）床用マッ
トから文字あるいは図柄等の切除部に透光性樹脂を埋め
込んで裏面からＥＬ発光シートを用いて発光させ、
（３）床用マット裏面に設置するＥＬ発光シートの発光
面を除いた周辺部がゴム又は樹脂により保護され、か
つ、発光面とゴム又は樹脂保護部の境界部に段差を持た
ないように加工され、（４）床用マットの裏面に設置す
るＥＬ発光シート保護用のゴム又は樹脂の床接する側に
あたる面に、面積の５０％以下になる様に溝又は穴をあ
けたＥＬ発光シート保護用ゴム又は樹脂を備えた発光サ
イン床用マットである。
ものであって、即ち、（１）発光サイン床用マットにお
いて、床用マットから文字あるいはデザイン記号等の表
記図柄部を切除し、その切除部を裏面からＥＬ発光シー
トを用いて発光させることを特徴とし、（２）床用マッ
トから文字あるいは図柄等の切除部に透光性樹脂を埋め
込んで裏面からＥＬ発光シートを用いて発光させ、
（３）床用マット裏面に設置するＥＬ発光シートの発光
面を除いた周辺部がゴム又は樹脂により保護され、か
つ、発光面とゴム又は樹脂保護部の境界部に段差を持た
ないように加工され、（４）床用マットの裏面に設置す
るＥＬ発光シート保護用のゴム又は樹脂の床接する側に
あたる面に、面積の５０％以下になる様に溝又は穴をあ
けたＥＬ発光シート保護用ゴム又は樹脂を備えた発光サ
イン床用マットである。
【０００６】
【発明の実施の形態】この発明の発光サイン床用マット
を実施例により具体的に説明する。まず、市販の塩化ビ
ニール製“いらっしいませ”文字入り玄関マットの文字
デザイン部をカッターで切り抜き、切り抜き部を市販の
透明樹脂製接着剤で穴埋めし、文字部が透明の玄関マッ
トを作った。このマットの裏面に、透明文字部とＥＬシ
ートの発光面が重なるように、防湿フィルムでパックし
た有機分散型ＥＬシートを接着剤を用いて貼り、さら
に、貼ったＥＬシートと玄関マットとの段差をなくすた
め、ＥＬシートを貼った部分以外の部分にゴム製のシー
トを貼り、ＥＬシート部とマット部が平らになるように
加工した（図１）。また、市販の表面がナイロン製、裏
面がＰ．Ｖ．Ｃ．ゴム特殊配合製の玄関マットから、デ
ザイン文字として“ＮＯ ＳＭＯＫＩＮＧ”をカッター
で切除し、上記と同様に切り抜き部を透明樹脂製接着剤
で穴埋めした。さらに、表面のマットと同じサイズで、
ＥＬシートが収まる凹部を持ち、床と接する面に、全体
の面積の約２０％の割合で溝を持つゴム製のシートを加
工して作り、ＥＬシート保護用ゴムシートとＥＬ発光シ
ートを発光面が表に出るように貼り合わせた。さらに上
記の透明文字をもつマットと、ＥＬシートを貼り合わせ
たＥＬシート保護用ゴムシートを接着剤を用いて貼り合
わせ発光マットとした（図２）。
を実施例により具体的に説明する。まず、市販の塩化ビ
ニール製“いらっしいませ”文字入り玄関マットの文字
デザイン部をカッターで切り抜き、切り抜き部を市販の
透明樹脂製接着剤で穴埋めし、文字部が透明の玄関マッ
トを作った。このマットの裏面に、透明文字部とＥＬシ
ートの発光面が重なるように、防湿フィルムでパックし
た有機分散型ＥＬシートを接着剤を用いて貼り、さら
に、貼ったＥＬシートと玄関マットとの段差をなくすた
め、ＥＬシートを貼った部分以外の部分にゴム製のシー
トを貼り、ＥＬシート部とマット部が平らになるように
加工した（図１）。また、市販の表面がナイロン製、裏
面がＰ．Ｖ．Ｃ．ゴム特殊配合製の玄関マットから、デ
ザイン文字として“ＮＯ ＳＭＯＫＩＮＧ”をカッター
で切除し、上記と同様に切り抜き部を透明樹脂製接着剤
で穴埋めした。さらに、表面のマットと同じサイズで、
ＥＬシートが収まる凹部を持ち、床と接する面に、全体
の面積の約２０％の割合で溝を持つゴム製のシートを加
工して作り、ＥＬシート保護用ゴムシートとＥＬ発光シ
ートを発光面が表に出るように貼り合わせた。さらに上
記の透明文字をもつマットと、ＥＬシートを貼り合わせ
たＥＬシート保護用ゴムシートを接着剤を用いて貼り合
わせ発光マットとした（図２）。
【０００７】
【実施例】＜実施例１＞“いらっしゃいませ”の文字を
持つ発光玄関マットを事務所入り口に置き、点滅回路と
組み合わせてＥＬ発光パネルを点灯したところ、“いら
っしゃいませ”の文字が点滅発光し、非常に視認性の高
い床マットであった。また、光センサーと組み合わせ、
人が通った時だけ、5回点滅後１０回フッラシュ点滅さ
せる回路で点滅させたところ、視認性が上がると共に、
電力の節約、ＥＬ発光シートの劣化防止にもなった。
持つ発光玄関マットを事務所入り口に置き、点滅回路と
組み合わせてＥＬ発光パネルを点灯したところ、“いら
っしゃいませ”の文字が点滅発光し、非常に視認性の高
い床マットであった。また、光センサーと組み合わせ、
人が通った時だけ、5回点滅後１０回フッラシュ点滅さ
せる回路で点滅させたところ、視認性が上がると共に、
電力の節約、ＥＬ発光シートの劣化防止にもなった。
【０００８】＜実施例２＞“ＮＯ ＳＭＯＫＩＮＧ”の
文字部を持つ発光マットを実施例１と同様、事務所の入
り口に置き、点滅回路、光センサー、等と組み合わせて
点滅、フラッシュ点灯させたところ、床面を有効利用し
た非常に視認性が高い発光サインマットとなった。
文字部を持つ発光マットを実施例１と同様、事務所の入
り口に置き、点滅回路、光センサー、等と組み合わせて
点滅、フラッシュ点灯させたところ、床面を有効利用し
た非常に視認性が高い発光サインマットとなった。
【０００９】
【発明の効果】設置が容易な床面発光の発光サイン床マ
ットの製造が可能になり、床面を積極的に利用した発光
サイン表示が可能となる。
ットの製造が可能になり、床面を積極的に利用した発光
サイン表示が可能となる。
【図１】ＥＬシート部とマット部が平らになるように加
工した発光マット。
工した発光マット。
【図２】ＥＬシート保護用ゴムシートを接着剤を用いて
貼り合わせた発光マット。
貼り合わせた発光マット。
１：玄関マット ２：切除デザイン発光部 ３：切除デザイン部および透光性樹脂埋め込み部 ４：ＥＬ発光シート ５、１５：ＥＬシート保護用ゴム又は樹脂シート ６：ＥＬシート保護用ゴム又は樹脂シートの溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻元 俊夫 埼玉県大宮市北袋町一丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 大久保 晶 埼玉県大宮市北袋町一丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Ｆターム(参考） 5C096 AA24 BA04 CA04 CA13 CA29 CA32 CB07 CC07 CC23 CD53 EA08 FA06
Claims (4)
- 【請求項１】 ＥＬ発光シートを用いた発光サイン床用
マットにおいて、床用マットから文字あるいはデザイン
記号等の表記図柄部を切除し、その切除部を裏面からＥ
Ｌ発光シートを用いて発光させることを特徴とするＥＬ
発光シートを用いる発光サイン床用マット。 - 【請求項２】 床用マットから文字あるいは図柄等の切
除部に透光性樹脂を埋め込んで裏面からＥＬ発光シート
を用いて発光させることを特徴とするＥＬ発光シートを
用いる発光サイン床用マット。 - 【請求項３】 床用マット裏面に設置するＥＬ発光シー
トの発光面を除いた周辺部がゴム又は樹脂により保護さ
れ、発光面とゴム又は樹脂保護部の境界部に段差を持た
ないように加工されたことを特徴とする請求項１、２記
載のＥＬ発光シートを用いる発光サイン床用マット。 - 【請求項４】 床用マットの裏面に設置するＥＬ発光シ
ート保護用のゴム又は樹脂の床と接する側にあたる面に
面積の５０％以下に溝又は穴をあけたＥＬ発光シート保
護用ゴム又は樹脂を備えたことを特徴とする請求項１、
２、３記載のＥＬ発光シートを用いる発光サイン床用マ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10277160A JP2000105558A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | Ｅｌ発光シートを用いる発光サイン床用マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10277160A JP2000105558A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | Ｅｌ発光シートを用いる発光サイン床用マット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000105558A true JP2000105558A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17579648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10277160A Withdrawn JP2000105558A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | Ｅｌ発光シートを用いる発光サイン床用マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000105558A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006518870A (ja) * | 2003-01-22 | 2006-08-17 | インテリマッツ・エルエルシー | 対話的でダイナミックな電子フロア広告／メッセージディスプレイ |
| JP2007316362A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Santo Shisaku Model Kk | 表示発光ボード |
| WO2009001057A1 (en) * | 2007-06-22 | 2008-12-31 | South Bank University Enterprises Limited | Illumination device |
| KR101265524B1 (ko) * | 2011-06-14 | 2013-05-20 | 최성심 | 실리콘 고무를 이용한 광고장치 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10277160A patent/JP2000105558A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006518870A (ja) * | 2003-01-22 | 2006-08-17 | インテリマッツ・エルエルシー | 対話的でダイナミックな電子フロア広告／メッセージディスプレイ |
| JP2007316362A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Santo Shisaku Model Kk | 表示発光ボード |
| WO2009001057A1 (en) * | 2007-06-22 | 2008-12-31 | South Bank University Enterprises Limited | Illumination device |
| KR101265524B1 (ko) * | 2011-06-14 | 2013-05-20 | 최성심 | 실리콘 고무를 이용한 광고장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |