JP2000104840A - 流体の流通制御装置および流体の流路切替え装置 - Google Patents

流体の流通制御装置および流体の流路切替え装置

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JP2000104840A JP10277005A JP27700598A JP2000104840A JP 2000104840 A JP2000104840 A JP 2000104840A JP 10277005 A JP10277005 A JP 10277005A JP 27700598 A JP27700598 A JP 27700598A JP 2000104840 A JP2000104840 A JP 2000104840A
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武士 前田
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哲男 大関
Kazuaki Otsuki
和明 大槻
Koichi Tokuhisa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が容易であり、また、潤滑剤を必要と
しない流体の流路切替え装置を実現する 【解決手段】 それぞれ対応する個別の流路に繋がる複
数の導入口31,32,33上には、それらを閉鎖する
ための弁体22が個別に配置されている。この弁体22
は、上下方向に移動可能であって自重により対応する導
入口31等を閉鎖可能に設定されており、回転移動する
作動片23の持上げ片45により導入口31等の上方に
持ち上げられ得る。このため、作動片23を回転させて
一つの弁体22を選択し、それを作動片23により持ち
上げると、当該弁体22に対応する導入口31等が開放
され、流体は開放された導入口31等から対応する流路
内に流れ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、制御装置および流
路切替え装置、特に、流体の流通制御装置および流体の
流路切替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水を浄化するために用いられる水道
栓取付型の浄水器は、水道栓に対して直接に取付け可能
な流路切替え装置と、当該流路切替え装置に対して着脱
可能に装着された、水道水を濾過して浄化するためのフ
イルター部材を内蔵したフイルターカートリッジとを主
に備えている。流路切替え装置は、通常、水道水を原
水のまま排出するための流路、原水をシャワー状にし
て排出するための流路、およびフイルターカートリッ
ジ内に導くための流路を備えており、これらの流路を選
択して切替えるための弁体、すなわち選択された流路を
開放状態に設定し、同時に他の流路を閉鎖状態に設定す
るための弁体を内蔵している。
【0003】このような流路切替え装置で用いられる弁
体は、例えば、実開平5−77668号公報や実開平6
−43435号公報に記載されているように、水道水を
上述の所定の流路の方向に向けて誘導するための誘導路
を有する球体である。この球体は、流路切替え装置内に
回転可能に取付けられかつ操作ハンドルを有しており、
操作ハンドルを操作して回転した場合に誘導路が選択さ
れ、水道水の流れを上述の所定の流路のうちから選択さ
れた方向に誘導し、他の流路への流通を遮断することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような流路切替
え装置は、球状の弁体を収容するための空間を確保する
必要があるため、小型化が困難である。また、弁体の回
転を円滑化して操作ハンドルの操作性を高めるために、
通常は弁体の回転機構部分にグリースなどの潤滑剤が付
与されているが、この潤滑剤が劣化したり減少した場合
は操作ハンドルの操作性が低下するため、長期間安定的
に使用するためには潤滑剤の追加や取り替えなどのメン
テナンスが必要になる。
【0005】本発明の目的は、小型化が容易であり、ま
た、潤滑剤を必要としない流体の流通制御装置を実現す
ることにある。本発明の他の目的は、小型化が容易であ
り、また、潤滑剤を必要としない流体の流路切替え装置
を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る流通制御装
置は、流体の流通を制御するためのものであり、流体の
導入口と排出口とを有する流路を備えた本体と、導入口
上に上下方向に移動可能に配置されかつ導入口を閉鎖可
能な弁体と、弁体を導入口の上方に持ち上げて、導入口
を開放するための作動片と、作動片を操作するための操
作部とを備えている。
【0007】ここで、弁体は、例えば、自重により導入
口を閉鎖可能に設定されている。また、弁体は、例え
ば、導入口を閉鎖可能な曲面を有しており、作動片は、
例えば、弁体の曲面に当接しながら移動しつつ弁体を導
入口の上方に押し上げて導入口を開放させ得る。さら
に、作動片は、例えば、弁体が導入口を閉鎖している際
に上方に移動するのを規制するための規制片を有してい
る。
【0008】本発明に係る流体の流路切替え装置は、流
体の流通方向を複数方向のうちの1方向に選択するため
のである。この切替え装置は、流体の導入口と排出口と
を個々に有しかつ互いに独立した複数の流路と当該複数
の流路のそれぞれの導入口が配列されかつ流体を受ける
ための受け部とを備えた本体と、複数の流路のそれぞれ
の導入口上に上下方向に移動可能に個別に配置されかつ
導入口を閉鎖可能な複数の弁体と、複数の弁体間を移動
可能な、選択された一つの弁体をそれに対応する導入口
の上方に持ち上げて当該導入口を開放するための作動片
と、作動片を複数の弁体間で移動させるための操作部と
を備えている。
【0009】ここで、複数の流路のそれぞれの導入口
は、例えば、受け部において円周上に配列されており、
作動片は、当該円周の中心を支点として回転可能に取付
けられている。
【0010】また、弁体は、例えば、自重により対応す
る導入口を閉鎖可能に設定されている。さらに、弁体
は、例えば、対応する導入口を閉鎖可能な曲面を有して
おり、作動片は、例えば、弁体の曲面に当接しながら移
動しつつ弁体をそれに対応する導入口の上方に押し上げ
て当該導入口を開放させ得る。
【0011】一方、作動片は、例えば、選択された一つ
の弁体をそれに対応する導入口の上方に持ち上げている
際に、他の弁体がそれに対応する導入口の上方に移動す
るのを規制するための規制片を有している。
【0012】
【作用】本発明の流通制御装置において、弁体が下方に
移動した状態で導入口上に配置されると、当該導入口は
閉鎖される。これにより、流路は閉鎖され、流体の流通
が遮断される。一方、操作部の操作により作動片を作動
させ、弁体を導入口の上方に持ち上げると、導入口が開
放される。これにより、流路が開放され、流体は導入口
から流路内に流入し、排出口から排出される。
【0013】本発明に係る流路切替え装置では、操作部
を操作して作動片を弁体間で移動させることにより、選
択された弁体をそれに対応する導入口の上方に持ち上
げ、当該導入口を開放することができる。この際、他の
弁体は、対応する導入口上に配置された状態で維持さ
れ、当該導入口を閉鎖する。これにより、受け部に受け
られた流体は、弁体により閉鎖された導入口の流路内へ
の流入が遮断され、作動片により持ち上げられた弁体に
対応する導入口のみからその流路内に流れ込み、当該流
路の排出口から排出される。このため、この流路切替え
装置は、操作部を操作して作動片を弁体間で移動させる
と、複数の流路の内から流体を流通させる流路を選択す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明に係る流
通制御装置および流路切替え装置の一形態が採用された
浄水器1を説明する。図において、浄水器1は、水道栓
2に対して取付け可能な取付け部3と、取付け部3に対
して取り外し可能に装着されたフイルターカートリッジ
4とを主に備えている。
【0015】取付け部3は、図2(取付け部3の縦断面
図)に示すように、ハウジング5と、ハウジング5の上
部に配置されかつ水道栓2に対して装着するための装着
部6と、ハウジング5内に配置されかつ水道栓2からの
水道水の流通方向を切替えるための流路切替え部7(こ
れは、本発明の流通制御装置の一形態が採用された本発
明の流路切替え装置の一形態である)とを主に備えてい
る。
【0016】ハウジング5は、ケース8と、ケース8の
下部に装着された底部9とを有している。ケース8は、
内部に流路切替え部7を収容するための部材であり、そ
の上部に開口部10を、また、下部に開口部11を有し
ている。開口部10は、平面形状が円形に形成されてお
り、その周縁部近傍には一連の壁部12が起立して設け
られている。この壁部12の外周面には、図示しない螺
旋溝が形成されている。同様に、開口部11の外周面に
も、図示しない螺旋溝が形成されている。また、ケース
8の図左側部には、フイルターカートリッジ4の接続部
13が突出して設けられている。この接続部13内に
は、水道栓2からの水(以下、原水と言う場合がある)
をフイルターカートリッジ4内に向けて誘導するための
誘導路14が形成されている。さらに、ケース8の図右
側部には窓部8aが形成されている。
【0017】一方、底部9は、ケース8の開口部11を
閉鎖可能な円皿状に形成されており、その周縁部9aの
内側面に、開口部11の外周面に設けられた螺旋溝に対
応する螺旋溝(図示せず)を有している。この螺旋溝に
より、底部9は、ケース8の開口部11を閉鎖するよう
当該開口部11の外周部に対して取り外し可能に装着さ
れている。底部9は、中心部において上下方向に延びる
円筒状の排出口15を有しており、また、排出口15の
周辺部、すなわち底部9の底面部に微細な孔部16を多
数有している。
【0018】装着部6は、パッキン17と、取付けリン
グ18とを主に備えている。パッキン17は、ゴムなど
の弾性材料を用いて形成されかつ中心部に貫通孔19を
有する円盤状の部材であり、ハウジング5のケース8の
開口部10上において、壁部12の内側に配置されてい
る。一方、取付けリング18は、円環状に形成されてお
り、壁部12の外周面に形成された上述の螺旋溝に対応
する螺旋溝(図示せず)を内周面に有している。この螺
旋溝により、取付けリング18は、壁部12の外周面に
対して取り外し可能に取付けられている。なお、取付け
リング18は、壁部12に対して取付けた状態で、内周
縁18aが壁部12よりも内側に位置するように設定さ
れている。
【0019】流路切替え部7は、本体部20、ガイド部
材21、複数個の弁体22、作動片23、蓋体24およ
び作動片23の操作部25を主に備えている。以下、図
3(平面図)、図4(正面図)、図5(図3および図4
のV−V断面図)、図6(図4のVI−VI断面図)、
図7(底面図)および図8(図3のVIII−VIII
断面図)を参照して、本体部20の詳細を説明する。
【0020】本体部20は、概ね円筒状に構成されかつ
底部20aが開口しており、また、ハウジング5の接続
部13方向に向けて突出部26を有している。この突出
部26には、先端部が開口しかつ本体部20の中心方向
に向けて概ね水平に延びる第1流路27が形成されてい
る。
【0021】また、本体部20の上部は、周縁部に起立
した壁面28が形成されており、この壁面28により取
り囲まれた受け面29(受け部の一例)が形成されてい
る。受け面29の中心部には、作動片23を取付けるた
めの、底部を有する穴部30が形成されている。また、
受け面29には、穴部30を中心とする円周C1上の突
出部26側に、第1導入口31、第2導入口32および
第3導入口33の3つの導入口が円周C1の中心から6
0度づつの間隔を設けて隣接して配列されている。これ
らの各導入口31,32,33の内周には、それぞれパ
ッキンPが配置されている。また、受け面29上におい
て、各導入口31,32,33の突出部26側には、そ
れぞれ弁体22を装着するための突起31a,32a,
33aが形成されている。第1導入口31は、第1流路
27の上方に形成されており、第1流路27に接続して
いる。また、本体部20の高さ方向の略中央部には、穴
部30から水平方向に形成された扇形の切り欠き部34
が設けられている。
【0022】第2導入口32からは、穴部30の外周部
に沿って下方に延びかつ下端部が開口した第2流路35
が形成されている。この第2流路35の下端部と穴部3
0の裏面中心部との間には、案内溝36が形成されてい
る。また、第3導入口33の下方には、第1流路27お
よび穴部30と区画された第3流路37が形成されてい
る。この第3流路37は、本体部20の底部20aに向
けて開口している。
【0023】ガイド部材21は、図9(平面図)および
図10(図9のX−X断面図)に示すように、概ね円盤
状に形成されており、中心部に貫通孔38を有してい
る。また、ガイド部材21の上面には、本体部20の案
内溝36に対応する形状に形成された受け溝39が形成
されている。
【0024】このようなガイド部材21は、図11(ガ
イド部材21を装着した状態の図8に相当する図)に示
すように、受け溝39が案内溝36と対応するよう、上
面側が穴部30の裏面から第2流路35の下端部にかけ
て固定されている。この結果、受け溝39と案内溝36
とは、一体となって第2流路35と貫通孔38とを接続
する流路40を形成している。
【0025】なお、ガイド部材21が固定された本体部
20において、第1流路27、第2流路35および第3
流路37の排出口は、それぞれ突出部26側の開口部、
ガイド部材21の貫通孔38および本体部20の底部2
0aとなる。
【0026】複数個の弁体22のそれぞれは、図12
(弁体22を配置した場合の図3に相当する図)に示す
ように、本体部20に設けられた第1導入口31、第2
導入口32および第3導入口33の上にそれぞれ個別に
対応して配置されている。各弁体22は、図12および
図13に示すように、本体41と支持部42とを有して
いる。本体41は、各導入口31,32,33よりも直
径が若干大きな円板状に構成されており、下面側、すな
わち導入口31,32,33側に球面部41aを有して
いる。支持部42は、本体41と一体に形成されてお
り、受け面29に形成された上述の突起31a,32
a,33aに嵌合可能な嵌合溝43を有している。
【0027】このような弁体22は、本体41が対応す
る導入口31,32,33上に配置された状態で、嵌合
溝43が対応する突起31a,32a,33aに嵌合し
ている。これにより、弁体22は、図13に示すよう
に、嵌合溝43部分を支点として、本体41が図13に
矢印で示すように対応する導入口31,32,33上に
上下に移動可能なように取付けられている。なお、弁体
22は、例えば各種の樹脂材料やステンレスからなり、
通常はその自重により球面部41aがパッキンPに当接
して対応する導入口31,32,33を閉鎖している。
【0028】作動片23は、図14に示すように、平面
形状が概ね十字状に形成された部材であり、図15(図
14のXV矢視図)および図16(図14のXVI矢視
図)に示すように、支点44、持上げ片45および一対
の規制片46,46を有している。支点44は、本体部
20の穴部30内に挿入可能に形成された概ね円柱状の
部材であり、切り欠き部44aを有している。
【0029】持上げ片45は、支点44の上部に設けら
れており、両端部が支点44から突出している。また、
持上げ片45の中心部には、支点44内に向けて孔部4
7が形成されている。この孔部47の中心は、支点44
の軸心と一致している。また、一対の規制片46,46
は、それぞれL字状に形成されており、持上げ片45の
突出方向と直交する方向に突出するよう持上げ片45上
に設けられている。
【0030】上述の作動片23は、図2に示すように、
支点44が本体部20の穴部30内に回転可能に挿入さ
れて装着されている。これにより、持上げ片45および
規制片46は、支点44を中心として受け面29上で回
転移動し得る。
【0031】蓋体24は、図17(平面図)および図1
8(図17のXVIII−XVIII断面図)に示すよ
うに、概ね円盤状に形成された部材であり、上面側にハ
ウジング5の開口部10に嵌合可能な起立部48を有し
ている。また、蓋体24の中心部には、開口部49が形
成されている。この開口部49は、十時状に4区画され
ており、その中心部から下方に向けて固定片50が突出
している。
【0032】このような蓋体24は、図2に示すよう
に、本体部20上に配置されており、固定片50が作動
片23の孔部47内に嵌入している。この結果、作動片
23は、下方に押されて本体部20に対して安定に保持
されている。
【0033】操作部25は、図2に示すように、本体部
20の切り欠き部34内において、穴部30の下方に配
置されており、切り欠き部34の底部に向けてハンドル
51、ギア52およびピンチ53をこの順に備えてい
る。以下、図19(操作部25部分の平面図)を参照し
つつ、この操作部25を説明する。
【0034】ハンドル51は、図20に示すように、作
動片23に対する取付け部54と、取っ手部55とを備
えている。取付け部54は、本体部20の穴部30の下
方からハウジング5の外部方向に延びており、貫通穴5
4aを有している。この貫通穴54aには、作動片23
の支点44の切り欠き部44aが貫通している。また、
取付け部54は、ギア52に噛み合う第1係止爪54b
を有している。この第1係止爪54bは、図2に示すよ
うに、ギア52の上半部に噛み合っている。取っ手部5
5は、取付け部54と一体に形成されており、ハウジン
グ5の外部に突出している。
【0035】ギア52は、図21に示すように、中心部
に穴部52aを有しかつ外周部に6つの歯部52bを有
している。歯部52bは、ギア52の中心から60度毎
の円周上に設けられている。このギア52は、図2およ
び図19に示すように、ハンドル51の取付け部54の
下部に配置されており、穴部52aに作動片23の支点
44の切り欠き部44aが貫通している。
【0036】ピンチ53は、本体部20の穴部30の底
部に固定されており、図22に示すように、作動片23
の支点44の下端を回転可能に保持するための保持部5
3aを有している。また、ピンチ53には、ギア52に
噛み合う第2係止爪53bを有している。この第2係止
爪53bは、図2に示すようにギア52の下半部に噛み
合っている。
【0037】上述の操作部25において、ハンドル5
1、ギア52およびピンチ53は、ラチェット機構を構
成している。すなわち、ギア52は、ピンチ53の第2
係止爪53bとの噛み合いにより図19の時計回りの回
転が阻止されており、ハンドル51の操作に伴って反時
計回りにのみ回転可能に設定されている。また、ハンド
ル51は、ギア52の隣接し合う歯部52b,52b
間、すなわち、支点44を中心とする約60度の範囲内
(図19のX−Y間)で移動可能に設定されており、そ
の第1係止爪54bを歯部52bに噛み合わせながら、
ギア52およびそれに貫通する作動片23を60度づつ
反時計回りに回転させることができる。なお、ハンドル
51は、切り欠き部34内に配置されたスプリング56
により図19のY位置からX方向に向けて付勢されてお
り、通常はX位置に位置して第1係止爪54bが対応す
る歯部52bに噛み合っている。なお、図2は、ハンド
ル51が図19のY位置にある場合を示したものであ
る。
【0038】このような操作部25は、ハンドル51を
図19のX位置からY位置に移動させる毎に、支点4
4、すなわち作動片23を一定方向、すなわち図19の
反時計方向に60度づつ回転させることができる。
【0039】上述の流路切替え部7は、図2に示すよう
に、本体部20の突出部26がハウジング5の取付け部
13方向に向かうようハウジング5内に配置されてい
る。ここでは、蓋体24の起立部48がハウジング5の
開口部10内に嵌まり込み、ガイド部材21の底面部分
が底部9の排出口15の上面部に対して水密に当接して
いる。また、本体部20の突出部26とハウジング5の
接続部13との間には、連結部材60が配置されてい
る。この連結部材60は、一端が突出部26の外周面に
嵌合し、他端が接続部13の誘導路14内に挿入されて
いる。これにより、流路切替え部7の第1流路27は、
誘導路14に接続されている。
【0040】フイルターカートリッジ4は、取付け部3
の接続部13に対して取り外し可能に取付けられてお
り、内部に濾過材が配置されかつ底面部に排水口4aを
有している(図1)。このフイルターカートリッジ4
は、接続部13からの原水を内部に導入して濾過材によ
り浄化し、浄化された原水を排水口4aから外部に排出
することが出来るように内部の流路が形成されている。
【0041】上述の浄水器1は、図1に示すように、取
付け部3により水道栓2に対して取付けられる。ここで
は、先ず、水道栓2に取付け部3の取付けリング18を
通し、また、水道栓2の先端部にアタッチメント2aを
取付ける。そして、図2に示すように、アタッチメント
2aをパッキン17の上面に当接し、この状態で取付け
リング18をハウジング5の壁部12に取付ける。これ
により、アタッチメント2aが取付けリング18により
パッキン17上に押し付けられ、浄水器1の全体が水道
栓2に装着される。
【0042】次に、上述の浄水器1の動作を説明する。
流路切替え部7において、取っ手部55によりハンドル
51を図19のX位置からY位置に操作すると、第1係
止爪54bとギア52の歯部52bとの噛み合いにより
ギア52が60度反時計回りに回転し、これに伴って作
動片23が回転する。このような操作後、ハンドル51
は、スプリング56の付勢力により、自動的にX位置に
復帰する。
【0043】このようなハンドル51の操作により回転
する作動片23は、第1導入口31、第2導入口32お
よび第3導入口33の3つの導入口の内の選択された一
つを開放状態に設定し、同時に他の導入口を閉鎖状態に
設定する。例えば、図23に示す状態に作動片23が回
転されて設定されている場合は、図24(図23のXX
IV−XXIV部分の一部断面図)に示すように作動片
23の持ち上げ片45が第1導入口31上の弁体22を
下方から上方に持ち上げて第1導入口31を開放する。
ここでは、支点44の回転に伴って持ち上げ片45が弁
体22の球面部41aに沿いながら回転移動し、弁体2
2を徐々に上方に持ち上げることになる。
【0044】この際、同時に、一対の規制片46,46
がそれぞれ第2導入口32および第3導入口33上の弁
体22上に配置され、自重により第2導入口32および
第3導入口33を閉鎖している弁体22の浮き上がりを
防止する。この結果、第2導入口32および第3導入口
33は、より確実に閉鎖されることになる。
【0045】ハンドル51の操作により作動片23をさ
らに反時計回りに60度回転させて図23に示す状態か
ら図25に示す状態に設定した場合は、持ち上げ片45
が第2導入口32上の弁体22を持ち上げて開放し、規
制片46の一つが第1導入口31および第3導入口33
上の弁体22,22を同時に閉鎖する(図26参照。な
お、図26は、図25のXXVI−XXVI部分の一部
断面図である)。作動片23を反時計回りにさらに60
度回転させると、持ち上げ片45の他方の先端部が第3
導入口33上の弁体22を開放し、規制片46の一つが
第1導入口31および第2導入口32上の弁体22,2
2を同時に閉鎖することになる(図示せず)。
【0046】上述のようなハンドル51の操作により作
動片23を回転させて図25の状態、すなわち、第2導
入口32が開放されかつ第1導入口31および第3導入
口33が弁体22により閉鎖された状態に設定すると、
水道栓2からの原水は、パッキン17の貫通孔19およ
び蓋体24の開口部49を通過して受け面29の中央部
に流れ落ち、受け面29により受けられる。
【0047】受け面29により受けられた原水は、唯一
開放している第2導入口32内に流れ込み、図11に矢
印で示すように第2流路35、流路40および貫通孔3
8を通過し、さらに底部9の排出口15を通過して、そ
のまま直線状に排出される。
【0048】上述の状態からハンドル51を操作して作
動片23を反時計回りに60度回転させると、持ち上げ
片45の他の先端部が第3導入口33を閉鎖している弁
体22を持ち上げて第3導入口33を開放し、同時に第
1導入口31および第2導入口32が対応する弁体22
により閉鎖される。これにより受け面29により受けら
れた原水は、唯一開放している第3導入口33内に流れ
込む。第3導入口33内に流れ込んだ原水は、図8に矢
印で示すように第3流路37および本体部20の底部2
0aを通過し、底部9に設けられた多数の孔部16から
シャワー状に排出される。
【0049】さらに、ハンドル51を操作して作動片2
3を反時計回りに60度回転させると、持ち上げ片45
が第1導入口31を閉鎖している弁体22を持ち上げて
第1導入口31を開放し、同時に第2導入口32および
第3導入口33が対応する弁体22により閉鎖される。
これにより、受け面29により受けられた原水は、唯一
開放している第1導入口31内に流れ込む。第1導入口
31内に流れ込んだ原水は、図5に矢印で示すように第
1流路27を通過し、さらに連結部材60および誘導路
14を通過してフイルターカートリッジ4内に導入され
る。フイルターカートリッジ4内に導入された原水は、
そこの濾過材により濾過され、浄化水として排出口4a
から外部に排出される。
【0050】上述のように、流路切替え部7は、導入口
31,32,33を自重により閉鎖している弁体22を
作動片23で持ち上げて導入口31,32,33を開放
しているので、球状の弁体を備えた従来の流路切替え装
置の場合のような、弁体を円滑に回転させるためのグリ
ースなどの潤滑剤を必要としない。また、各導入口3
1,32,33に配置されているパッキンPは、弁体2
2が上下方向のみに移動するため無理な摩擦等を受け難
く摩耗しにくい。このため、この浄水器1は、流路切替
え部7について潤滑剤の追加や取り替えなどのメンテナ
ンスが不要になり、また、パッキンPを頻繁に交換する
必要がないので、長期間安定に使用することができる。
【0051】また、上述の流路切替え部7は、導入口3
1,32,33を閉鎖している弁体22の浮き上がりを
作動片23の規制片46により規制しているので、閉鎖
すべき導入口31,32,33を確実に閉鎖することが
できる。
【0052】さらに、上述の流路切替え部7は、弁体2
2および作動片23が平坦に形成されているため、それ
を収容するための大きな空間を必要とせず、従来のよう
な球状の弁体を備えたものに比べて小型に(特に平坦
に)構成することができる。このため、このような流路
切替え部7を備えた浄水器1は、取付け部3を小型化
(特に平坦化)することができるので、台所のシンク内
で邪魔になりにくい。
【0053】さらに、上述の浄水器1では、流路を切り
替える際のハンドル51の操作方向が常に同じであり、
しかもそのようなハンドル51の操作により回転する作
動片23の回転方向も常に一定になる(すなわち、図2
3の反時計方向になる)ため、ハンドル51の操作時に
水道栓2に加わる力が一定方向に限定される。このた
め、上水器1は、水道栓2に対して無理な力を加えにく
く、水道栓2の変形や破損などの原因になりにくい。
【0054】さらに、浄水器1は、ハンドル51の操作
範囲が約60度の範囲に限定されており、しかもハンド
ル51の位置がスプリング56の付勢力により図19の
X位置に自動的に復帰するように設定されている(すな
わち、ハンドル51が操作時以外は常に同じ位置にあ
る)ため、流路の選択状態によって外観形状が変化せ
ず、ハンドル51が台所のシンク内での作業の邪魔にな
りにくい。
【0055】他の実施の形態 (1)上述の実施の形態では、作動片23の支点44が
受け面29の中心に位置するように本体部20に穴部3
0を形成したが、本発明はこれに限定されない。例え
ば、図27に示すように、穴部30は中心から外れた位
置に形成されていてもよい。この場合は、それに伴って
各導入口31,32,33の形成位置を受け面29の中
心寄りに設定することができるので、受け面29を小さ
く、すなわち本体部20をより小型に構成することがで
き、より小型の流路切替え部7ないしは浄水器1を実現
することができる。
【0056】(2)上述の実施の形態では、作動片23
を回転移動させるためにハンドル51を備えた操作部2
5を用いたが、そのような操作部25に代えて作動片2
3を一定方向に回転移動させることができる他の機構を
用いた場合も本発明を同様に実施することができる。
【0057】(3)上述の実施の形態では、弁体22と
して本体41の導入口31,32,33側が球面状に形
成されたものを用いたが、弁体22の本体41が球状に
形成されている場合も本発明を同様に実施することがで
きる。
【0058】(4)上述の実施の形態では、原水の流通
方向を3つの流路(すなわち、第1導入口31からの第
1流路27、第2導入口32からの第2流路35および
第3導入口33からの第3流路37)のうちから選択す
る流路切替え部7を例にして説明したが、原水の流通方
向を2つまたは4つ以上の流路から選択する場合も本発
明を同様に実施することができる。
【0059】(5)上述の各実施の形態では、本発明の
流通制御装置および流路切替え装置を浄水器に用いる場
合、すなわち、流体として水を用いる場合について説明
したが、本発明は水以外の各種流体、例えばガスの流通
を制御したり流路を切替える場合についても同様に採用
することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る流体の流通制御装置は、上
下移動可能な弁体と、当該弁体を導入口の上方に持ち上
げるための作動片とを備えているため、小型に構成する
ことができ、また、潤滑剤を用いずに使用することがで
きる。
【0061】本発明に係る流体の流路切替え装置は、上
述のような複数の弁体のうちの一つを選択して作動片に
より開放可能に構成しているので、小型に構成すること
ができ、また、潤滑剤を用いずに使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態が採用された浄水器の斜
視図。
【図2】前記実施の形態部分を含む、前記浄水器の部分
縦断面図。
【図3】前記実施の形態で用いられる本体部の平面図。
【図4】前記本体部の正面図。
【図5】図3および図4のV−V断面図。
【図6】図4のVI−VI断面図。
【図7】前記本体部の底面図。
【図8】図3のVIII−VIII断面図。
【図9】前記実施の形態で用いられるガイド部材の平面
図。
【図10】図9のX−X断面図。
【図11】前記本体部に前記ガイド部材を取付けた場合
の図8に相当する図。
【図12】弁体を取付けた場合の図3に相当する図。
【図13】前記弁体部分の縦断面図。
【図14】前記実施の形態で用いられる作動片の平面
図。
【図15】図14のXV矢視図。
【図16】図14のXVI矢視図。
【図17】前記実施の形態で用いられる蓋体の平面図。
【図18】図17のXVIII−XVIII断面図。
【図19】前記実施の形態で用いられる操作部の平面
図。
【図20】前記操作部を構成するハンドルの平面図。
【図21】前記操作部を構成するギアの平面図。
【図22】前記操作部を構成するピンチの平面図。
【図23】前記弁体に対する前記作動片の一作動状態を
示す平面図。
【図24】図23のXXIV−XXIV部分の一部断面
図。
【図25】前記弁体に対する前記作動片の他の作動状態
を示す図。
【図26】図25のXXVI−XXVI部分の一部断面
図。
【図27】他の実施の形態の場合の図12に相当する
図。
【符号の説明】
7 流路切替え部 20 本体部 22 弁体 23 作動片 25 操作部 27 第1流路 29 受け面 31 第1導入口 32 第2導入口 33 第3導入口 35 第2流路 37 第3流路 41a 球面部 46 規制片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大槻 和明 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 徳久 浩一 福岡県北九州市小倉北区四丁目3番10号 Fターム(参考) 3H067 AA03 BB08 CC32 CC39 DD04 DD12 FF17 GG13 GG29

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の流通を制御するための流通制御装置
    であって、 前記流体の導入口と排出口とを有する流路を備えた本体
    と、 前記導入口上に上下方向に移動可能に配置された、前記
    導入口を閉鎖可能な弁体と、 前記弁体を前記導入口の上方に持ち上げて、前記導入口
    を開放するための作動片と、 前記作動片を操作するための操作部と、を備えた流体の
    流通制御装置。
  2. 【請求項2】前記弁体は、自重により前記導入口を閉鎖
    可能に設定されている、請求項1に記載の流体の流通制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記弁体は、前記導入口を閉鎖可能な曲面
    を有しており、前記作動片は、前記曲面に当接しながら
    移動しつつ前記弁体を前記導入口の上方に押し上げて前
    記導入口を開放させ得る、請求項1または2に記載の流
    体の流通制御装置。
  4. 【請求項4】前記作動片は、前記弁体が前記導入口を閉
    鎖している際に上方に移動するのを規制するための規制
    片を有している、請求項1、2または3に記載の流体の
    流通制御装置。
  5. 【請求項5】流体の流通方向を複数方向のうちの1方向
    に選択するための流路切替え装置であって、 前記流体の導入口と排出口とを個々に有しかつ互いに独
    立した複数の流路と、複数の前記流路のそれぞれの前記
    導入口が配列されかつ前記流体を受けるための受け部と
    を備えた本体と、 複数の前記流路のそれぞれの前記導入口上に上下方向に
    移動可能に個別に配置された、前記導入口を閉鎖可能な
    複数の弁体と、 複数の前記弁体間を移動可能な、選択された一つの前記
    弁体をそれに対応する前記導入口の上方に持ち上げて当
    該導入口を開放するための作動片と、 前記作動片を複数の前記弁体間で移動させるための操作
    部と、を備えた流体の流路切替え装置。
  6. 【請求項6】複数の前記流路のそれぞれの前記導入口が
    前記受け部において円周上に配列されており、前記作動
    片が前記円周の中心を支点として回転可能に取付けられ
    ている、請求項5に記載の流体の流路切替え装置。
  7. 【請求項7】前記弁体は、自重により対応する前記導入
    口を閉鎖可能に設定されている、請求項5または6に記
    載の流体の流路切替え装置。
  8. 【請求項8】前記弁体は、対応する前記導入口を閉鎖可
    能な曲面を有しており、前記作動片は、前記曲面に当接
    しながら移動しつつ前記弁体をそれに対応する前記導入
    口の上方に押し上げて当該導入口を開放させ得る、請求
    項5、6または7に記載の流体の流路切替え装置。
  9. 【請求項9】前記作動片は、選択された一つの前記弁体
    をそれに対応する前記導入口の上方に持ち上げている際
    に、他の前記弁体がそれに対応する前記導入口の上方に
    移動するのを規制するための規制片を有している、請求
    項5、6、7または8に記載の流体の流路切替え装置。
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