JP2000102139A - 配線装置 - Google Patents

配線装置

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JP2000102139A
JP2000102139A JP10266155A JP26615598A JP2000102139A JP 2000102139 A JP2000102139 A JP 2000102139A JP 10266155 A JP10266155 A JP 10266155A JP 26615598 A JP26615598 A JP 26615598A JP 2000102139 A JP2000102139 A JP 2000102139A
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relay
junction box
conductive path
wiring
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JP10266155A
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English (en)
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Makoto Hasuike
誠 蓮池
Atsushi Odajima
厚志 小田嶋
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕様変更などにより電装品に対する回路を変
更する必要が生じても、複数種のジャンクションボック
スを用意したり別付けするなどの面倒な組立作業を要す
ることなく、簡単に対処できる配線装置を提供する。 【解決手段】 ジャンクションボックス2は、車両に搭
載した複数の電装品への電力供給制御を集中して行うた
めの分岐導電路、ヒューズ3〜7およびリレー14を備え
ている。このジャンクションボックス2は、分岐導電路
を形成する複数の回路から1つの閉回路を選択形成する
ことにより、リレー14の複数の端子に対する配線パター
ンを変更できる構造を有する。このジャンクションボッ
クス2に対し着脱自在のショートバー8,12,15,17の
装着箇所を変更することにより、リレー14の各端子に接
続する配線パターンを変更する。ジャンクションボック
ス2と車両に搭載した電装品とを、ワイヤハーネス24〜
26で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕様変更に容易に
対応できる配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建設機械などの車両においては、
装着される電装品の増加により配線装置は複雑さを増し
ている。そこで、配線装置の簡素化、製造の容易化を達
成し、かつ電気配線の点検や補修を容易にするために、
各電装品への電力の分岐配線および電力供給制御を行う
複数のリレーとヒューズとを一箇所に集中して収納した
ジャンクションボックスが利用され、このジャンクショ
ンボックスにより、バッテリから車両における車体の各
部に配置された複数の電装品に対する電力供給を、ヒュ
ーズなどを介在させた分岐配線を通じて制御している。
【0003】このジャンクションボックスによれば、バ
ッテリの一端と接続される電源入力端子とヒューズ間の
配線と、ヒューズとリレー間の配線と、ジャンクション
ボックスに接続されるワイヤハーネスを経由して伝えら
れる電装品からの信号入力端子とリレー間の配線は、ジ
ャンクションボックス内の予め成形された、例えば金属
プレートにより所定の機能を実現すべく目的の端子間を
接続し、電気回路が形成されている。よって、電線を使
用して複雑な回路を形成する必要が無く配線装置の簡素
化、製造の容易化を達成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置においては、異なる仕様の車両には共通の電力供
給制御回路の構成となる配線装置の部分もあるが、異な
る電力供給制御回路の構成を必要とする配線装置の部分
もあるため、一般的には各仕様の車両毎にジャンクショ
ンボックスを用意している。このため、ジャンクション
ボックスが多様化することになり、ジャンクションボッ
クスの多種少量生産によりコストが上昇し、かつ部品管
理が面倒であるなどの問題点があった。
【0005】また、従来の装置においては、ある仕様に
従った電力供給制御回路の構成で一度作成したジャンク
ションボックスは、その後、仕様の変更などにより以前
とは異なった電力供給制御回路の構成にする必要のある
部分が生じても、ジャンクションボックス内の回路を形
成する手段が予め成形された部品を使用しているため
に、回路を変更することは難しく、仕様変更に対して柔
軟性に欠ける問題点があった。
【0006】なお、基本的なジャンクションボックスに
別付けしたリレーなどで仕様の違いに対応することによ
り、ジャンクションボックスの種類を少なくする方法も
考えられるが、組立工数が増える割には、ジャンクショ
ンボックスを形成して配線装置を集中化した効果が得ら
れず実際的でない。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、仕様変更などにより電装品に対する回路を変更す
る必要が生じても、複数種のジャンクションボックスを
用意したり別付けするなどの面倒な組立作業を要するこ
となく、簡単に対処できる配線装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、複数の電装品に対する複数の配線パターンを形成
可能な分岐導電路を内蔵した箱体と、分岐導電路を形成
する複数の回路にそれぞれ設けられた複数の回路選択用
コネクタと、複数の回路選択用コネクタに着脱自在に設
けられ複数の回路から1つの閉回路を選択形成する回路
選択用導電体とを具備した配線装置である。
【0009】これにより、仕様変更などにより電装品に
対する回路を変更する必要が生じても、複数の回路選択
用コネクタに対して回路選択用導電体を付け換え、箱体
中の分岐導電路を形成する複数の回路から1つの閉回路
を選択形成することにより、複数種のジャンクションボ
ックスを用意したり別付けするなどの面倒な組立作業を
要することなく、簡単に対処できる。
【0010】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の配線装置における箱体に内蔵された分岐導電路が、
箱体の外部に設けられた短絡保護手段、リレーおよび回
路選択用コネクタに接続された配線装置である。
【0011】これにより、短絡保護手段、リレーおよび
回路選択用導電体の付け換えを、箱体の外部で容易にで
きる。
【0012】請求項3に記載された発明は、車両に搭載
される複数の電装品への電力供給制御を集中して行うた
めの分岐導電路、短絡保護手段およびリレーを備え、分
岐導電路を形成する複数の回路から1つの閉回路を選択
形成することによりリレーの複数の端子に対する配線パ
ターンを変更可能のジャンクションボックスと、このジ
ャンクションボックスに対し着脱自在であり分岐導電路
への装着箇所を変更することによりリレーの各端子に接
続される電気回路の配線パターンを変更する回路選択用
導電体と、ジャンクションボックスと車両に搭載された
電装品とを接続するワイヤハーネスとを具備した配線装
置である。
【0013】このように、車両に搭載される電装品への
電力供給制御を担うリレーの各端子への配線を複数の回
路から1つの閉回路を選択可能にする分岐導電路の構造
を予め備え、かつこの分岐導電路へ回路選択用導電体を
着脱自在に装着することによりリレーの各端子と複数の
回路から選ばれた任意の1回路とを接続して電気回路を
形成させることにより、異なる車両種別や仕様の変更に
より電装品への電力供給制御回路を変更する必要が生じ
ても、この変更に伴うワイヤハーネス中の電線を変えた
り、ジャンクションボックス中のリレーの各端子と複数
の回路から選ばれた任意の1回路とを接続して電気回路
を形成させる着脱自在な回路選択用導電体を差し換え
て、電力供給制御回路を複数の類型から選択するだけの
簡単な作業で対処でき、ジャンクションボックス本体の
変更をしなくても1つのリレーを数種の電源供給制御回
路に使用することができ、異なる車両種別や仕様に対し
ても共用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図3に
示された実施の一形態を参照しながら説明する。
【0015】図1において、1はバッテリであり、電線
としてのワイヤハーネス25のコネクタ25a を介して、箱
体としてのジャンクションボックス2のコネクタ2aに接
続されている。
【0016】ジャンクションボックス2内には、複数の
電装品に対する複数の配線パターンを形成可能な分岐導
電路が内蔵されている。すなわち、分岐導電路を形成す
る複数の回路から1つの閉回路を選択形成することによ
り配線パターンを変更できるものである。
【0017】この分岐導電路中に設けられたヒューズ
3,4,5は、バッテリ1に直接繋がっており、常時電
力を供給する電装品の短絡保護手段である。ヒューズ3
は、コネクタ2c,24h を介し電線24g を通じて電装品と
してのキースイッチ19に接続されている。
【0018】キースイッチ19により断続される電力が、
電線としてのワイヤハーネス26のコネクタ26a およびジ
ャンクションボックス2のコネクタ2bを介して、ジャン
クションボックス2内の回路に供給される。ヒューズ
6,7は、キースイッチ19に繋がっており、キースイッ
チ19により断続される電力を供給する電装品の短絡保護
手段である。
【0019】電線24c ,24e は、初期の設計段階で電線
配線集合体としてのワイヤハーネス24に含まれる電線で
ある。一方、電線24a ,24b ,24d ,24f および電装品
としての第1制御ユニット20および第2制御ユニット23
は、その後の仕様変更により付加された、または異なる
種別の車両に存在する電線および制御ユニットであり、
電線24a ,24b ,24d ,24f は、ワイヤハーネス24に付
加あるいは含まれる。
【0020】リレー14は、電装品としてのランプ22の点
灯を制御するためのものである。
【0021】回路選択用導電体としてのショートバー
8,12,15,17は、リレー14の各端子とジャンクション
ボックス2に予め設けられた複数の回路のうちの1つと
を接続し、複数の回路から所定の閉回路を選択形成す
る、ジャンクションボックス2へ着脱自在に装着可能な
電気回路形成手段であり、例えば、金属の1枚板を導電
路とする平型ヒューズ様の形状のものが考えられる。
【0022】そして、ジャンクションボックス2内に配
線された分岐導電路へのショートバー8,12,15,17の
装着箇所を変更することにより、リレー14の各端子に接
続される電気回路の配線パターンを変更する。
【0023】回路選択用コネクタ9a,9b,10a ,10b ,
11a ,11b ,13a ,13b ,13c ,16a ,16b ,16c ,18
a ,18b ,18c は、それぞれショートバー8,12,15,
17を着脱自在にジャンクションボックス2の内部の回路
と接続するためのコネクタである。
【0024】回路選択用コネクタ9aにはヒューズ5を介
して常時電力が供給され、回路選択用コネクタ10a に
は、ヒューズ6を介したキースイッチ19により断続され
る電力が供給され、回路選択用コネクタ11a には、コネ
クタ2cを通じてジャンクションボックス2の外部の電装
品からの電力が供給可能になっている。これらの回路選
択用コネクタ9b,10b ,11b は、全てリレー14の接点共
通端子14a へ接続されている。
【0025】回路選択用コネクタ13a も、リレー14の接
点共通端子14a へ接続され、回路選択用コネクタ13b
は、リレー14のコイル14b のプラス電源端子14c へ接続
され、回路選択用コネクタ13c は、コネクタ2cを通じて
外部の電装品からの電力が供給可能になっている。
【0026】回路選択用コネクタ16b は、リレー14のコ
イル14b のマイナス電源端子14d へ接続され、回路選択
用コネクタ16a ,16c は、コネクタ2cを介し、ワイヤハ
ーネス24を通じて外部の電装品に接続可能になってい
る。
【0027】回路選択用コネクタ18a は、リレー14のb
接点出力端子14e と接続され、回路選択用コネクタ18c
は、リレー14のa接点出力端子14f と接続され、回路選
択用コネクタ18b は、コネクタ2cを介しワイヤハーネス
24を通じて外部の電装品に接続可能になっている。
【0028】ショートバー8は、回路選択用コネクタ9
a,9b間または回路選択用コネクタ10a ,10b 間または
回路選択用コネクタ11a ,11b 間を接続し、リレー14の
接点共通端子14a への電力供給回路を選択形成する。
【0029】ショートバー12は、回路選択用コネクタ13
a ,13b 間または回路選択用コネクタ13b ,13c 間を接
続し、リレー14のコイル14b のプラス電源端子14c への
電力供給回路を選択形成する。
【0030】ショートバー15は、回路選択用コネクタ16
a ,16b 間または回路選択用コネクタ16b ,16c 間を接
続し、リレー14のコイル14b のマイナス電源端子14d の
接地回路を選択形成する。
【0031】ショートバー17は、回路選択用コネクタ18
a ,18b 間または回路選択用コネクタ18b ,18c 間を接
続し、リレー14の接点出力端子14e ,14f の回路を選択
形成する。
【0032】図示された状態では、ショートバー8は回
路選択用コネクタ9a,9b間を、ショートバー12は回路選
択用コネクタ13a ,13b 間を、ショートバー15は回路選
択用コネクタ16a ,16b 間を、ショートバー17は回路選
択用コネクタ18a ,18b 間を、それぞれ接続している。
【0033】電装品としてのスイッチ21は、電線24c を
通じコネクタ24h ,2cを介して回路選択用コネクタ16a
に接続されて、リレー14のコイル14b の接地回路の断続
を行う。
【0034】電装品としてのランプ22は、電線24e を通
じコネクタ24h ,2cを介して回路選択用コネクタ18b に
接続され、ショートバー17により、回路選択用コネクタ
18aを介してリレー14のb接点出力端子14e に接続され
ている。
【0035】よって、リレー14は、スイッチ21が押され
て閉回路となるまで、キースイッチ19の断続に関わらず
ランプ22を常時点灯する回路になっている。
【0036】上記ジャンクションボックス2は、例えば
図2および図3に示される外観に形成されており、短絡
保護手段としてのヒューズ3〜7と、そのコネクタ(符
号なし)と、電装品の電力供給制御を行うリレー14と、
そのコネクタ(符号なし)と、リレー14の各端子とジャ
ンクションボックス2に予め設けられた複数の回路のう
ちの1つとを接続して閉回路を形成させるための、ジャ
ンクションボックス2へ着脱自在に装着可能な手段とし
てのショートバー8,12,15,17と、その回路選択用コ
ネクタ9a,9b,10a ,10b ,11a ,11b ,13a ,13b ,
13c ,16a ,16b ,16c ,18a ,18b ,18c と、コネク
タ2a〜2cとを備え、これらのコネクタ2a〜2cには、ワイ
ヤハーネス24〜26の先端に設けられたコネクタ24h ,25
a ,26aが嵌合連結される。
【0037】この図2および図3に示されるように、ジ
ャンクションボックス2に内蔵された分岐導電路に対し
て、これらに電気的に接続されたヒューズ3〜7、リレ
ー14および回路選択用コネクタ9a,9b,10a ,10b ,11
a ,11b ,13a ,13b ,13c,16a ,16b ,16c ,18a
,18b ,18c は、ジャンクションボックス2の外部に
設けられている。
【0038】すなわち、ジャンクションボックス2の上
面に複数のヒューズ装着台31が突設され、これらのヒュ
ーズ装着台31の上面にヒューズ嵌挿溝32が開口され、こ
れらのヒューズ嵌挿溝32にそれぞれヒューズ3〜7が嵌
脱自在に嵌入され、嵌入されたヒューズ3〜7は、ジャ
ンクションボックス2内の電気回路と接続される。
【0039】同様に、ジャンクションボックス2の上面
に複数の装着台33が突設され、これらの装着台33の上面
にリレー嵌挿溝34および複数のコネクタ装着溝35がそれ
ぞれ開口され、リレー嵌挿溝34にリレー14が嵌脱自在と
なっている。リレー嵌挿溝34に嵌入されたリレー14は、
ジャンクションボックス2内の回路と電気的に接続され
る。
【0040】さらに、各コネクタ装着溝35内に、回路選
択用コネクタ9a,9b,10a ,10b ,11a ,11b ,13a ,
13b ,13c ,16a ,16b ,16c ,18a ,18b ,18c がそ
れぞれ装着され、ジャンクションボックス2内の回路と
電気的に接続されている。これらの各コネクタ装着溝35
は、前記ショートバー8,12,15,17を嵌脱する回路選
択用導電体挿入溝としてのショートバー嵌挿溝でもあ
る。
【0041】このジャンクションボックス2は、各ショ
ートバー8,12,15,17が挿入されることにより接続さ
れるべき2つの回路選択用コネクタが、1種類の形状の
ショートバーにより接続できるように配置されているこ
とが好ましい。
【0042】上記ショートバー15と、その回路選択用コ
ネクタ16a ,16b ,16c との装着状態は、例えば図3に
示されるようになる。ジャンクションボックス2の内部
の回路(符号なし)と予め接続された回路選択用コネク
タ16a ,16b ,16c のうち、回路選択用コネクタ16a ,
16b がショートバー15の端子15a と接触接続されて閉回
路を形成している。
【0043】図1および図2を参照して、ランプ22の点
灯制御を例にとり、仕様の変更前と後を説明する。
【0044】図1の実線で示された回路は、上述したよ
うに、スイッチ21が押されて閉回路となるまで、キース
イッチ19の断続に関わらずランプ22が常時点灯する回路
になっている。
【0045】次に、キースイッチ19がオン位置(ON)
またはスタート位置(ST)で、かつ第1制御ユニット
20が電線24b に所定の電圧を出力した場合にのみランプ
22を点灯するように回路を変更する場合は、ショートバ
ー8を、コネクタ10a ,10bを接続する位置に差し換え
ることにより、リレー14の接点共通端子14a をキースイ
ッチ19により断続される電力供給回路と接続し、かつシ
ョートバー12を、回路選択用コネクタ13b ,13c を接続
する位置に差し換えることにより、リレー14のコイル14
b のプラス電源端子14c をコネクタ2c,24h を介し電線
24b を通じて第1制御ユニット20と接続し、かつショー
トバー15を、回路選択用コネクタ16b ,16c を接続する
位置に差し換えることにより、リレー14のコイル14b の
マイナス電源端子14d をコネクタ2c,24h を介し電線24
d を通じてアースと接続し、かつショートバー17を、回
路選択用コネクタ18b ,18c を接続する位置に差し換え
ることにより、リレー14のa接点出力端子14f をコネク
タ2c,24h を介し電線24eを通じてランプ22と接続する
ことにより達成できる。
【0046】さらに、この変更に加えてランプ22の光量
を第2制御ユニット23により制御するように変更するに
は、ショートバー8を回路選択用コネクタ11a と回路選
択用コネクタ11b とを接続する位置に差し換えることに
より、リレー14の接点共通端子14a をコネクタ2c,24h
を介し電線24f を通じて第2制御ユニット23と接続する
ことにより達成できる。
【0047】よって、上述のようにジャンクションボッ
クス2には、リレー14を使用するに当たり想定される全
ての類型の回路がショートバー8,12,15,17により選
択形成可能なように、その回路選択用コネクタの端子が
用意され、この回路と外部の電装品との接続に関連した
コネクタの端子も用意されているため、ジャンクション
ボックス2は作成し直す必要なしに、ショートバーの差
し換えおよびワイヤハーネスへの電線の付加だけで様々
な仕様に対処することができる。
【0048】以上説明したように、異なる車両種別や仕
様の変更により電装品への電力供給制御回路を変更する
必要が生じても、ジャンクションボックス本体の変更を
行わなくてもすみ、多種のジャンクションボックスを用
意しておかなくてもよいため、大量生産によるコストダ
ウンが図られると共に、部品管理も楽になり、生産性の
向上に極めて有効である。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、仕様変更
などにより電装品に対する回路を変更する必要が生じて
も、複数の回路選択用コネクタに対して回路選択用導電
体を付け換え、箱体中の分岐導電路を形成する複数の回
路から1つの閉回路を選択形成することにより、複数種
のジャンクションボックスを用意したり別付けするなど
の面倒な組立作業を要することなく、簡単に対処でき
る。
【0050】請求項2記載の発明によれば、箱体に内蔵
された分岐導電路が、箱体の外部に設けられた短絡保護
手段、リレーおよび回路選択用コネクタに接続されたか
ら、箱体を開けることなく、短絡保護手段、リレーおよ
び回路選択用導電体の付け換えを容易にできる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、異なる車両
種別や仕様の変更により電装品への電力供給制御回路を
変更する必要が生じても、この変更に伴うワイヤハーネ
ス中の電線を変えたり、ジャンクションボックス中のリ
レーの各端子と複数の回路から選ばれた1つの回路とを
接続して閉回路を形成させる回路選択用導電体を差し換
えて電力供給制御回路を複数の類型から選択するだけの
簡単な作業で、前記変更に容易に対処できるとともに、
例えばジャンクションボックス本体の変更などをしなく
ても1つのリレーを数種の電源供給制御回路に使用で
き、異なる車両種別や仕様に対しても効率良く共用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線装置の実施の一形態を示す電
気結線図である。
【図2】同上配線装置に用いられるジャンクションボッ
クスの外観の一例を示す斜視図である。
【図3】(a)は同上ジャンクションボックスの正面
図、(b)はその一部分を破断した側面図である。
【符号の説明】
2 箱体としてのジャンクションボックス 3〜7 短絡保護手段としてのヒューズ 8,12,15,17 回路選択用導電体としてのショート
バー 9a〜11a 、9b〜11b 、13a 〜13c 、16a 〜16c 、18a 〜
18c 回路選択用コネクタ 14 リレー 19〜23 電装品 24〜26 ワイヤハーネス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電装品に対する複数の配線パター
    ンを形成可能な分岐導電路を内蔵した箱体と、 分岐導電路を形成する複数の回路にそれぞれ設けられた
    複数の回路選択用コネクタと、 複数の回路選択用コネクタに着脱自在に設けられ複数の
    回路から1つの閉回路を選択形成する回路選択用導電体
    とを具備したことを特徴とする配線装置。
  2. 【請求項2】 箱体に内蔵された分岐導電路は、箱体の
    外部に設けられた短絡保護手段、リレーおよび回路選択
    用コネクタに接続されたことを特徴とする請求項1記載
    の配線装置。
  3. 【請求項3】 車両に搭載される複数の電装品への電力
    供給制御を集中して行うための分岐導電路、短絡保護手
    段およびリレーを備え、分岐導電路を形成する複数の回
    路から1つの閉回路を選択形成することによりリレーの
    複数の端子に対する配線パターンを変更可能のジャンク
    ションボックスと、 このジャンクションボックスに対し着脱自在であり分岐
    導電路への装着箇所を変更することによりリレーの各端
    子に接続される電気回路の配線パターンを変更する回路
    選択用導電体と、 ジャンクションボックスと車両に搭載された電装品とを
    接続するワイヤハーネスとを具備したことを特徴とする
    配線装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020121792A1 (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社オートネットワーク技術研究所 電力分配装置

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WO2020121792A1 (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社オートネットワーク技術研究所 電力分配装置
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