JP2000101361A - 高出力比例増幅器の効率を改善するための方法および装置 - Google Patents

高出力比例増幅器の効率を改善するための方法および装置

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JP2000101361A
JP2000101361A JP11261455A JP26145599A JP2000101361A JP 2000101361 A JP2000101361 A JP 2000101361A JP 11261455 A JP11261455 A JP 11261455A JP 26145599 A JP26145599 A JP 26145599A JP 2000101361 A JP2000101361 A JP 2000101361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅器の熱効率を、弱信号送信モードおよび
/または半二重動作モードの受信期間中に、適当なバイ
アス電圧によりアイドル電流を低減することにより改善
する。 【解決手段】 通信システムの比例電力増幅器の熱効率
および現場信頼性を改善するための方法および装置。例
示としての実施形態の場合には、上記通信システムは、
半二重モードで動作し、上記増幅器のトランジスタ制御
ターミナル(例えば、ゲート)は、半二重モードの送信
期間中に、第一のバイアス電圧にバイアスされる。上記
制御ターミナルは、受信期間中、第一のバイアス電圧と
は異なる、第二のバイアス電圧にバイアスされる。上記
第二のバイアス電圧は、受信期間中に、増幅器のアイド
ル電流を低減させるのに十分なバイアス電圧であり、そ
れにより増幅器の熱効率が改善する。本発明は、また基
地局コントローラ、可変バイアス制御回路、および比例
電力増幅器を含む基地局に関する。上記可変バイアス制
御回路は、増幅器に可変バイアス電圧を供給するため
に、基地局コントローラの制御の下で動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、無線通信
に関し、特に無線通信システムの基地局で使用される高
出力比例増幅器の効率を改善するための方法および装置
に関する。
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】
【0002】現在の無線通信システム(例えば、セルラ
ー電話システム)の基地局は、通常、無線通信ターミナ
ル(例えば、セルラー電話、個人通信装置等)宛の情報
信号を増幅するために多数の高出力比例増幅器を使用す
る。例えば、周波数分割多重アクセス(FDMA)シス
テムの場合には、各高出力比例増幅器は、通常、多重キ
ャリヤ信号を増幅するが、この場合、各キャリヤは、特
定の無線ターミナル宛の音声およびデータ情報により変
調されている。各キャリヤに関連する通信チャネルは、
帯域幅が狭く、その幅は通常、25〜30KHzであ
る。それ故、高出力増幅器は、隣接する通信チャネルに
ノイズを導入する混変調歪(IMD)の発生を避けるた
めに、優れた直線性を持っていなければならない。変調
技術が、例えば、FMのようなアナログ技術であって
も、位相シフト・キーイング(PSK)を使用する時分
割多重化(TDM)システムの場合のように、デジタル
技術であっても、増幅器の直線性はシステムの性能に重
要なものである。同様に、その内部で多くの情報信号が
コード化され、約1.2MHzの共通な、もっと帯域幅
の広い通信チャネルを通して送信される符号分割多元接
続(CDMA)システムの場合にも、最適な性能を得る
には、高電力段で比例増幅を行う必要がある。
【0003】都合の悪いことに、基地局の効率は、その
直線性と反比例の関係にある。高度の直線性を達成する
には、増幅器をA級または(B級よりもA級に近いAB
級を意味する)「バイアスが深くない」AB級で動作さ
せるために、増幅器にバイアスが掛けられる。A級動作
の場合には、達成することができる最大AC−DC効率
は50%である。一方、AB級の場合、最大AC−DC
効率は50−78.5%である。(この78.5%とい
う数字は、B級増幅器の最大効率を表わす。)特定のA
B級の動作がA級の動作に近づけば近づくほど、最大効
率はますます低下する。電界効果トランジスタを使用す
る増幅器の場合には、動作の級の種類は、ゼロ入力(ア
イドル)ドレイン電流を制御するために掛けられるゲー
ト電圧に従って設定される。A級動作の場合には、上記
ゲート電圧は、アイドル・ドレイン電流が、ピンチオフ
点と飽和点との間の範囲のほぼ中央になるように設定さ
れる。B級増幅器は、ピンチオフ点の近くにバイアスさ
れる。その結果、ドレイン電流の波形は整流されたもの
になる。AB級増幅器は、A級のバイアス点とB級のバ
イアス点との間にバイアスされる。
【0004】通常、現代の無線通信システムの直線性の
要件は厳しいので、比較的効率の悪いA級または「バイ
アスが深くない」AB級モードを使用せざるをえない。
その結果、増幅器はかなりのDC電力を浪費し、それに
より熱が発生するが、増幅器の性能および信頼性の低下
を避けるために、その熱を制御しなければならない。そ
れ故、優れた直線性を持つシステムの場合には、どうし
ても精巧なヒートシンクおよびファンを使用する必要が
ある。当然のことであるが、このような装置を使用すれ
ば、基地局装置のコストが高くなり、サイズおよび重量
が増大する。無線通信ユーザの数が増大するにつれて、
基地局の数も増大し、基地局を小型、軽量、ローコスト
にする必要性も増大する。それ故、これらのシステムお
よび他のシステムの増幅器の効率を改善するための大規
模な研究に、焦点が当てられている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信システム
の比例電力増幅器の熱効率および信頼性を改善するため
の方法および装置に関する。例示としての実施形態の場
合には、上記通信システムは、半二重モードで動作す
る。その場合、情報信号は、交互の時間的期間中に送受
信される。増幅器のトランジスタ制御ターミナル(例え
ば、ゲート)は、半二重モードの送信期間中には、第一
のバイアス電圧にバイアスされ、半二重モードの受信期
間中には、第一のバイアス電圧とは異なる第二のバイア
ス電圧にバイアスされる。第二のバイアス電圧は、受信
期間中に、増幅器のアイドル電流を低減させるのに十分
なバイアス電圧であり、それにより増幅器の熱効率を改
善する。
【0006】本発明は、また基地局コントローラ、可変
バイアス制御回路および比例電力増幅器を含む基地局に
関する。可変バイアス制御回路は、増幅器に可変バイア
ス電圧を供給するために、基地局コントローラの制御の
下で動作する。増幅器の熱効率は、弱信号送信モードお
よび/または半二重動作モード中に、適当なバイアス電
圧により、アイドル電流を低減することにより改善され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】無線通信システムの地上基地局内
で特定の用途をもつ、本発明の好適な実施形態について
説明する。しかし、この用途は単に例示としてのものに
過ぎないこと、また本発明は、衛星レピータまたは放送
システムのような、他に有益な用途を持つことを理解さ
れたい。
【0008】添付の図面を参照すれば、下記の詳細な説
明を最もよく理解することができるだろう。しかし、上
記詳細な説明は例示としてのものであって、本発明を制
限するものではない。図面中、類似の参照番号は類似の
部品または素子を示す。図1について説明すると、この
図は、本発明の送信機10の例示としての実施形態の簡
単なブロック図の略図である。送信機10は、電力増幅
器12、可変ゲート・バイアス回路14、バイアス回路
14の出力ゲートを制御するプロセッサ16、および電
力増幅器12の出力に接続している送受切換器18から
なる。上記電力増幅器12は、通常、用途に従って、数
ワットから100ワットまたはそれ以上の範囲内で、変
調された入力情報を増幅する無線マイクロ波周波数、多
重段増幅器である。上記入力情報信号は、通常、多重キ
ャリヤ・アナログまたはデジタル・フォーマットのFD
MA信号、時分割多重アクセス(TDMA)信号、また
はCDMA信号のような合成情報信号である。上記合成
情報信号は、多数の無線ターミナル宛の音声および/ま
たはデータを含む。
【0009】バイアス回路14は、電力増幅器12で、
一つまたはそれ以上のトランジスタに、ゲート・バイア
ス電圧VG を供給する。別の方法としては、バイアス回
路14は、複数のゲート電圧を発生し、供給する。この
場合、各ゲート電圧は、増幅器12の一つまたはそれ以
上のトランジスタに供給される。後者の場合、ゲート・
バイアス回路14は、別々に動作する多数のバイアス回
路から構成することができる。いずれの場合でも、プロ
セッサ16は、増幅器12に供給される各ゲート・バイ
アス電圧の数値を制御するために、一つの制御信号また
は複数の制御信号を可変バイアス回路14に供給する。
【0010】図2は、本発明の増幅器の効率を改善する
ための第一の方法を示すゲート電圧タイミング図であ
る。この実施形態の場合には、送信機10は、半二重モ
ードで動作するが、その場合、RF電力は、交互にくる
「送信」期間および「受信」期間中に送受信される。送
信期間中、増幅器12に対する入力情報信号は、RFエ
ネルギーを含み、受信期間中、入力信号は、RFエネル
ギーを実質的に含んでいない。好適には、スペクトル効
率を改善するために、共通の通信セッションの送受信中
には、同じキャリヤ周波数を使用することが好ましい。
各送信および受信期間は、通常、音声通信用途の場合に
は約1ミリ秒程度である。送信期間中、プロセッサ16
は、バイアス供給回路14に対して、ほぼ比例増幅を行
うための通常のゲート電圧である、VG T レベルのゲー
ト電圧VG を供給するように命令する。すなわち、VG
T は、A級またはAB級で、電力増幅器12を動作する
のに十分なゲート電圧である。受信期間中、プロセッサ
16は、バイアス供給回路14に対して、アイドル電流
がもっと少ない、もっと効率の高いAB級で増幅器12
を動作させるのに十分なVG R レベルで、VG を供給す
るように命令する。すなわち、受信期間中、増幅器12
は、その期間中、ゲート電圧が、VG T に維持された場
合のそれよりも有意に少ないアイドル電流を消費する。
逆に、受信期間中に、ゲート電圧がVG T に維持された
場合には、増幅器を流れるアイドル電流は、送信期間中
に、増幅器を流れる平均電流とほぼ同じになる。その結
果、かなりの追加電力および熱が浪費される。しかし、
従来技術の基地局は後者の方法を使用している。本発明
の実施形態を使用した場合には、電力増幅器の電力浪費
が少なくなり、その結果、全体のDC−AC効率が改善
され、増幅器が発生する熱が減少する(熱効率が改善さ
れる)。従って、ヒートシンクを簡単にすることがで
き、それにより増幅器のサイズを小さくし、重量を軽減
することができ、ファン・システムも簡単にでき、DC
電力の消費が少なくなり、現場での信頼性が改善され
る。
【0011】図3A−図3Eは、さらに、本発明の原理
を示す。図3Aは、増幅器12の所与のトランジスタの
I−V曲線である。実際には、上記I−V曲線は、トラ
ンジスタの設計および製造プロセスにより異なる。上記
I−V曲線は、通常、トランジスタ・メーカーから供給
される。パラメータiDSは、装置のドレインからソース
へ流れる電流(DC電流にAC電流を加えたもの)を表
わす。iDSS は、ドレインからソースへ最大(飽和)電
流を表わす。VDSは、ドレインとソース・ターミナルと
の間の瞬間電圧(DC電圧にAC電圧を加えたもの)で
ある。VDSは、ドレイン−ソース間のDC成分である。
G は、(ソースがアースされている場合には、ゲート
電圧に等しい)ゲート−ソース間電圧である。点QA
は、A級ゼロ入力動作点のだいたいの位置である。負荷
A は、A級の動作に対する例示としてのAC負荷線で
ある。電流IA は、AC信号が存在していても、してい
なくても、A級動作中に増幅器を流れる平均電流であ
る。ここで、図3Aの場合には、ドレイン電流は、VG
S のより大きな(より大きな正の)数値に増大すること
に留意されたい。これはデプレション・モード装置の場
合である。強化モード装置の場合には、ドレイン電流
は、ソース電圧に対してより負のゲートに対して増大す
る。
【0012】図3Bは、簡単な正弦波入力信号(単一ト
ーン)の場合の、A級動作の電流i DS対時間の関係を示
す。電流波形W1は、オーバードライブされていない動
作に対する最大出力電力状態の電流波形である。この場
合の最大効率は50%である。波形W2は、もっと低い
レベルの出力信号に対するiDS電流を示す。この場合、
効率は50%以下である。入力信号が存在しない場合に
は、電流はアイドル電流IAのままである。単一トーン
入力の教科書の例の場合には、増幅器をオーバードライ
ブした場合には、波形の頂部と底部の両方が同じように
クリップし、より高い効率を達成することができるが、
通常、直線性は劣化する。しかし、この実施形態の場
合、入力信号は、通常、時間と共に非直線的に変化する
CDMA信号のような多重トーン信号または拡張スペク
トル信号である。これらの場合、信号統計は、平均の直
線性を過度に劣化しないで、時間の少ない百分率の間だ
けクリッピングが発生することができるように、送信機
の設計段階で検討される。それ故、平均電流は、DCゼ
ロ入力(アイドル)電流とほぼ同じである。
【0013】図3Aに戻って説明すると、点QAB Nは、
「通常の」または「バイアスが深くない」AB級動作に
対する、例示としてのゼロ入力動作点を示す。この場
合、供給ゲート電圧VG は、A級のそれとは若干変化す
るが、直線性を劣化させるほどの数値ではない。この図
は、A級の場合と同じドレイン−ソース間の、DCバイ
アス電圧VDSを示す。しかし、実際には、多くの場合、
異なるVDSが、同じトランジスタに対するAB級動作の
際に使用される。例示としての通常のAB級の場合に
は、アイドル電流がIAB Nに減少する。負荷線L
AB Nは、この級の増幅に対する負荷線で、A級の負荷線
と平行している。何故なら、出力インピーダンスが同じ
であるからである。図3Cは、この場合のドレイン電流
の変化を示す。電流波形W3は、電流がゼロからアイド
ル電流IAB Nの二倍である最大値IAB MAXに変化する、
オーバードライブしていない最大出力電力状態を表わ
す。波形W4は、もっと小さな入力信号レベル(および
もっと低い出力電力レベル)に対する電流波形である。
正弦波の振幅は小さくなっているが、平均電流IAB N
同じのままであり、その結果効率が低下する。
【0014】図3Aについて引続き説明すると、「バイ
アスが深い」AB級動作に対応するゼロ入力動作点QAB
Dは、この例の場合には、ドレイン・バイアスVDSを同
じに維持しながら、さらに低いゲート電圧VGSを供給す
ることにより達成される。(本明細書中で使用する場
合、「バイアスが深い」AB級動作および「普通の」A
B級動作という用語は相対的な用語である。バイアスが
深いAB級動作という用語は、通常の優れた直線性を持
つAB級動作より、B級に近い動作を意味する。)アイ
ドル電流はIAB Dに減少する。電流の変化は負荷線LAB
Dに沿って起こり、その結果、小さな入力信号が存在す
る場合には、電流波形は図3Dに示すようになる。(小
さな入力信号の場合については、以下に説明する。)B
級動作は、ゲート電圧をさらに低くして、ゼロ入力動作
点を、付随の負荷線LB を持ち、アイドル電流IB が非
常に小さいか、無視することができるQB 点に設定する
ことにより達成できる。図3Eは、大きな入力信号が存
在する場合の、B級波形である。理想的な場合には、正
弦波の丁度底部半分のところでクリッピングが起こる。
大きな信号のB級の動作は、本明細書に記載する高い効
率モードには含まれないことに留意されたい。B級バイ
アス期間中、すなわち、半二重モードの受信期間中に、
信号が存在しない場合だけ、B級バイアスが含まれる。
【0015】図2と一緒に図3A−図3Eを検討する。
送信期間中、動作はA級または普通のAB級で行われ
る。そのため、VG T は、QA またはQABのところにゼ
ロ入力点を確立するように設定される。上記電圧は、2
〜2.5ボルト範囲内のVGSに対応する。受信期間中、
ゲート電圧は、ピンチオフ点の方向に減少する。それ
故、送信モード動作がA級である場合には、動作点は、
AB N点とQB 点との間、さらに、QAB N点とVGS=0
ボルトに対応する(C級に対する)QC点の間で変化す
る。すなわち、ゲート電圧は、図3Aの実施形態の場合
には、2.5ボルト(VG T =2.5ボルト)から、0
ボルトと2.0ボルト(VG R =0〜2.0ボルト)の
間に低下する。図2の実施形態の場合には、受信期間
中、入力信号が存在しないので、その結果、受信期間中
のドレイン電流は、選択したゲート電圧VG R により、
AB NとIB の範囲内で一定である。同様に、送信モー
ド動作が普通のAB級である場合には、受信期間中に、
ゲート電圧は、例えば、QAB DからQB に対応する範囲
内に低下する。それ故、アイドル電流は、IAB NからI
B−IAB Dの範囲内に減少する。
【0016】本明細書に記載した実施形態の場合の受信
期間中、ゲート電圧VG R を、B級またはC級の状態に
対抗するAB級状態に対応する数値に設定する利点は下
記の通りである。内部トランジスタ容量により、ゲート
電圧がVG T に切り換えられた場合、増幅器がその比例
増幅特性を回復するまでに要する時間は、AB級バイア
ス状態から切り換える場合、B級またはC級バイアス状
態から切り換えるのに要する時間より短い。一方、アイ
ドル電流は、B級またはC級バイアス状態の場合、ほぼ
ゼロに減少する。それ故、アイドル電流の流れと、比例
増幅状態に復帰するための切り換え時間との間にトレー
ドオフがある。上記トレードオフは、また受信期間中の
AB級動作の程度にも適用される。AB動作点が深けれ
ば深いほど(すなわち、B級動作点に近づけば近づくほ
ど)、直線増幅状態に復帰するのに要する時間は長くな
る。考慮しなければならないもう一つの要因は、VG T
への切り換えは、次の送信期間がスタートする前に、予
め定めた時間的間隔をとることができることである。そ
れ故、直線性の増幅状態に戻るのに必要な追加の切り換
え時間を、この方法で補償することができる。しかし、
その後で、延長した切り換え時間中に、追加の電流が増
幅器の中を流れる。従って、これらのトレードオフおよ
び個々のトランジスタの特性を考慮する場合に、VG R
に対して選択した数値は、計算または経験的観察により
決定することができる。
【0017】図4について説明すると、この図は、本発
明の増幅器の効率を改善するための第二の方法である。
この実施形態の場合、送信機10は、半二重モードで動
作を続行する。しかし、送信期間中に、「弱信号」動作
モードを使用することができる。このモード中、電力増
幅器12の出力電力は減少する。例えば、電力増幅器1
2からの送信電力を受信するための、無線ターミナルの
あるものまたはすべてが、基地局から予め定めた近い範
囲内に位置している場合には、プロセッサ16は弱信号
モードをスタートさせることができる。この決定は、通
常、基地局において、受信信号強度インジケータ(RS
SI)測定を行うことにより行われる。RSSIの結果
は、個々の無線ターミナルの送信機の電力レベルのデー
タとともに分析され、それにより、基地局からのそのそ
れぞれの範囲が決定される。弱信号モードの場合には、
プロセッサ16は、バイアス供給回路14に、通常また
はバイアスが深いAB級動作に対応するVG W レベル
の、ゲート・バイアスVG を供給するように命令する。
すなわち、通常の送信モード動作(強信号モード)がA
級である場合には、弱信号送信モード動作は、通常のA
B級またはバイアスが深いAB級である。強信号送信モ
ード動作が通常のAB級である場合には、弱信号送信モ
ード動作は、バイアスが深いAB級である。従って、弱
信号送信モード動作中のiDS電流波形は、選択したゲー
ト電圧VG W により、それぞれ、図3Cおよび図3Dの
W4またはW5のiDS電流波形に類似の範囲を持つ。受
信期間中に、iDS電流は、場合により一定のIAB Nまた
はIAB Dの数値である。図4の図面の場合、弱信号状態
ゲート電圧VG W は、VG R に等しくなるように設定さ
れる。それにより、余分な切り換えが必要なくなる。し
かし、VG W およびVG Rは同じである必要はない。
【0018】弱信号状態送信期間中に、増幅器12の出
力電力は、VG W のゼロ入力動作点のところでの利得の
低下、および/または入力信号のレベルの低下により低
下する。ゼロ入力動作点が、B級状態の方向へ下がって
ゆくと、小信号用トランジスタ利得は、通常、大部分の
市販の無線、またはマイクロ波周波数トランジスタの方
向に低下していく。必要な場合には、増幅器12の入力
側にプログラム可能な減衰器を追加し、プロセッサ16
からの適当なコマンドにより、上記減衰器を制御するこ
とにより、増幅器への入力信号レベルを制御することが
できる。
【0019】従って、図4の方法を使用することによ
り、増幅器の効率を二つの方法により、すなわち、受信
期間中のアイドル電流を減らすことにより、また、弱信
号送信期間中の動作効率を改善することにより改善する
ことができる。
【0020】図5について説明すると、この図は、増幅
器の効率を改善するために、増幅器ゲート電圧を変化さ
せる別の方法である。この方法を使用する場合、送信機
10は半二重モードで動作し、この場合、送信機10
は、外部への信号を、時間を交互に使用してではなく、
連続的に送信する。同様に、内部への信号は、交互の受
信期間中だけではなく、送受切換器18に接続している
受信機により、連続的に受信される。プロセッサ16
は、例えば、基地局で行われたRSSI測定の結果を分
析することにより、図4の前の場合のように、通常の送
信モード動作または弱信号送信機動作を供給する時を決
定する。弱信号モードは、上記の場合と同じ方法で、す
なわち、バイアス供給回路14により、増幅器12への
ゲート電圧を、通常のまたはバイアスが深いAB級動作
に対応するVG W レベルに調整することにより行われ
る。それ故、ゲート電圧を変更しないで発生する場合と
同じ量の出力電力を発生することにより、弱信号モード
での増幅器効率が改善される。この場合、DCゼロ入力
(アイドル)電流はより少なくなり、それ故、DC電力
消費もより少なくなる。
【0021】半二重モードでの動作の場合、弱信号およ
び強信号モードだけに従って、ゲート電圧を調整するこ
とにより、熱効率をある程度改善することができる。す
なわち、強信号モードの送信期間および受信期間の両方
の間にゲート電圧をVG に維持し、その後で、弱信号モ
ード中に、VG W に切り換えた場合には、効率が改善さ
れるが、図3の場合ほどには改善されない。
【0022】図6について説明すると、この図は、電力
増幅器12の例示としての多段実施形態である。カスケ
ード状の三つの段が使用されるが、この場合、出力段は
並列に接続している増幅器A3 およびA4 を備える。各
増幅器A1 −A4 は、バイアス供給回路14から、各ゲ
ート・バイアス電圧VG1−VG4を受け取る。各装置に供
給されたドレイン電圧VDS1 −VDS4 は、電源の数を少
なくするために、好適には等しいことが好ましい。増幅
器は、通常の送信動作中異なる級で動作することができ
る。例えば、出力段の装置A3 およびA4 は、AB級で
動作することができ、一方、入力段装置A1およびA
2は、A級で動作する。上記方法の一つにより増幅器の
効率を改善するために、好適には、三つのすべての段へ
のゲート電圧は、適当な時間中に変更することが好まし
い。しかし、全部の段の中の、一つまたは二つだけに対
するゲート電圧を、適当に変更することにより、いくつ
かの利点を得ることができる。
【0023】図7は、任意の増幅器の段Aiの例示とし
ての回路構成である。情報信号を増幅するために、一つ
の共通ソースFET45が使用される。バイアス電圧V
Giは、RFチョークL1を通して、FET45のゲート
(制御ターミナル)に送られる。バイアス電圧VDSi
は、チョークL2を通して供給される。DC阻止コンデ
ンサC1およびC2は、DC電圧が隣接する段に侵入す
るのを防止する。入力および出力インピーダンス整合装
置42、44は、必要な利得、出力電力、VSWR、安
定性等を達成するために、適当なインピーダンスを供給
する。
【0024】図8について説明すると、この図は、ゲー
ト電圧バイアス回路14の例示としての回路図である。
FET50は、通常の送信動作中に、回路ノード52の
ところの電圧VG'を回路ノード55へ切り換えるため
に、プロセッサ16の制御の下で動作する。すなわち、
FET50は、通常の送信周期中にオンになり、それに
より電流iT がノード55に流れ、その結果、ノード5
5のところのVG は、V G'のほぼ等しいVG T に等しく
なる。受信機モード周期および/または弱信号モード中
に、FET50はオフになり、その結果、電流iR が抵
抗Rを通って流れ、ノード55のところの電圧VG を、
G R (またはVG W )のための適した数値にまで下げ
る。これにより、ドレイン電流は、受信周期および/ま
たは弱信号モード送信周期中に適当な数値に設定され
る。異なるゲート電圧を増幅器12の各トランジスタに
供給しなければならない場合には、追加の抵抗およびF
ETを並列に追加することができ、この場合、各FET
の切り換え速度はプロセッサ16により制御される。い
ずれにせよ、当業者なら、プロセッサの制御の下で可変
ゲート電圧を発生するための他の回路装置は周知のもの
であろう。
【0025】図9について説明すると、この図は、本発
明の例示としての基地局60の簡単なブロック図であ
る。基地局は、T1 、T2 のような、多数の送信機セク
ションに接続している基地局コントローラ62を含む。
基地局コントローラ62は、有線電話ネットワークに接
続している無線交換センター(図示せず)への、またこ
のセンターからの時分割多重化情報信号SMUX を送受信
する。各送信機セクション(例えば、T1 またはT2
i は、電力増幅器12i 、および可変ゲート・バイア
ス供給回路14i を含む。この可変ゲート・バイアス供
給回路14i は、基地局コントローラ62がプロセッサ
12の機能を実行するという点を除けば、図1のところ
で説明したのと本質的には同じ方法で動作する。それ
故、アイドル電流は、半二重動作の受信期間および/ま
たは弱信号モード送信期間中に減少する。動作が全二重
である場合には、アイドル電流は、上記のように、弱信
号モード動作中に減少する。
【0026】外部の方向へ、基地局コントローラ62
は、交換センターからの入力情報信号SMUX をデマルチ
プレクスするか、または処理し、それぞれが特定の無線
ターミナル(または、TDMAまたはCDMAプロトコ
ルを使用する場合には、多数の異なる無線ターミナル)
宛の、ST1 −STk のようなベースバンド信号に変換
する。半二重無線通信プロトコルを使用する場合には、
基地局コントローラ62は、外部への信号を処理する。
その結果、ST1 −STk のような信号は、交互の送信
期間中だけ信号エネルギーを含む。外部への信号は、変
調され、濾過され、そうでない場合には、641 −64
k のような各無線送信機で処理される。システムがFD
Mプロトコルに基づくものである場合には、各無線送信
機64i は、通常、情報信号により変調される一意のキ
ャリヤ周波数を発生する。CDMAが使用されている場
合には、共通のキャリヤが、各無線送信機64i で多く
の情報信号により変調される。いずれの場合でも、無線
送信機の出力信号は、多重キャリヤ、すなわち、関連増
幅器12i への入力信号として供給される合成情報信号
を形成するために、マルチプレクサM1 により結合され
る。情報信号は、その内部の各トランジスタに供給され
る可変ゲート電圧VG1からVGNに従って増幅される。
(この場合、すべてのトランジスタが、同じバイアス電
圧を受けている場合には、Nを1まで下げることができ
る。)増幅された出力は、送受切換器18 i を通して、
多重ビーム・アンテナ72に送られる。
【0027】基地局コントローラにより、種々の送信機
セクションに供給されるゲート電圧コマンドは、別々な
ものにすることができる。例えば、所与の時間に、送信
機セクションT1 は、弱信号状態で作動することがで
き、一方、送信機セクションT 2 は、弱信号状態で動作
することはできない。この場合、ゲート・バイアス源1
1 は、送信中に、アイドル電流を下げるために、ゲー
ト電圧を修正するようにとのコマンドを受けとる。一
方、ゲート・バイアス回路142 は、強信号状態のゲー
ト電圧を供給するようにとの命令を受ける。
【0028】無線ターミナルからの、外から入ってくる
内部への情報信号は、多重ビーム・アンテナ72により
受信され、各送受切換器18i を通して転送される。シ
ステムが半二重モードで動作している場合には、好適に
は、外部への周波数は、関連する外から入ってくる周波
数と同じであり、それによりスペクトル効率が最大にな
ることが好ましい。各送受切換器18を通しての受信信
号は、関連帯域フィルタFi により濾過され、その後
で、低雑音増幅器68i により増幅される。受信信号
は、デマルチプレクサDMi によりデマルチプレクスさ
れ、その後で、無線受信機661 −66k (または、受
信機セクションR2 の場合には、661'−66k')によ
り復調されるか、その他の処理を受ける。復調された外
部からの信号SR1 −SRk は、その後で、基地局コン
トローラ62により時分割多重化され、無線交換センタ
ーに送信される。
【0029】特定の実施形態を参照しながら本発明を説
明してきたが、当業者なら本発明の精神および範囲から
逸脱することなしに、開示の実施形態を種々に修正する
ことができることを理解されたい。例えば、上記実施形
態は、電力増幅器にFETを使用しているが、別の方法
としては、増幅器はバイポーラ装置を使用することがで
きる。この場合、基地局(制御ターミナル)に供給する
電圧を適当に変更するために、ゲート電圧供給回路の代
わりに、適当な可変基地局電圧供給回路を使用すること
ができ、そうすることにより、プロセッサ制御に従って
コレクタ電流を変化させることができる。上記電圧制御
は、受信モードおよび/または弱信号状態中の増幅器の
効率を改善するために、送信動作モードを、A級からA
B級等に動的に切り換えるのに使用される。さらに、可
変ゲート・バイアス回路を制御するためのプロセッサと
の関連でシステムの説明をしてきたが、制御機能は、特
殊用途向けIC(ASIC)、ソフトウェアで実行する
こともできるし、当業者なら理解できる個々の部材を含
む装置により実行することができる。さらに、本発明
は、衛星放送システムのような、無線通信以外の他の用
途にも使用することができる。従って、上記および他の
修正も、添付の特許請求の範囲が定義する本発明の範囲
内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信機エレクトロニクスのブロック図
である。
【図2】本発明の第一のゲート電圧変更方法のタイミン
グ図である。
【図3A】本発明の種々の実施形態で使用される増幅器
の例示としてのI−V曲線および負荷線である。
【図3B】増幅器の種々の動作の級を示す。
【図3C】増幅器の種々の動作の級を示す。
【図3D】増幅器の種々の動作の級を示す。
【図3E】増幅器の種々の動作の級を示す。
【図4】本発明の別のゲート電圧変更方法を示すタイミ
ング図である。
【図5】本発明の別のゲート電圧変更方法を示すタイミ
ング図である。
【図6】電力増幅器の例示としての実施形態の回路図で
ある。
【図7】電力増幅器の増幅段の回路図である。
【図8】例示としての可変ゲート・バイアス供給回路の
回路図である。
【図9】本発明の基地局エレクトロニクスのブロック図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半二重モードで動作している通信システ
    ムの無線周波数(RF)電力増幅器の熱効率を改善する
    ための方法であって、 半二重モードの送信期間中に、前記増幅器のトランジス
    タの制御ターミナルに第一のバイアス電圧を供給するス
    テップと、 前記半二重モードの受信期間中に、前記制御ターミナル
    に、前記第一のバイアス電圧とは異なる、前記受信期間
    中に、前記増幅器のアイドル電流を低減するのに十分な
    第二のバイアス電圧を供給するステップとを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記ト
    ランジスタが、電界効果トランジスタ(FET)を備
    え、前記制御ターミナルが、前記FETのゲートを備え
    ることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記送
    信期間中であって、前記制御ターミナルが、強信号モー
    ド送信期間中、前記第一のバイアス電圧にバイアスされ
    ている状態で、前記電力増幅器を、強信号モードおよび
    弱信号モードで選択的に動作するステップと、 前記弱信号モード中の増幅器の効率を増大するために、
    弱信号モード送信期間中、前記制御ターミナルに、前記
    第一のバイアス電圧とは異なる弱信号モード・バイアス
    電圧を掛けるステップとを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、各受信
    期間中に、前記制御ターミナルに供給する前記バイアス
    電圧を、次の送信期間がスタートする前の、次の送信期
    間中の非直線増幅を避けるのに十分な予め定めた時間
    に、前記第二のバイアス電圧から前記第一のバイアス電
    圧に切り換えることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 送信期間中は、RFエネルギーを含み、
    前記送信期間の後に交互にくる受信期間中は、RFエネ
    ルギーをほとんど含まない半二重タイプの情報信号を増
    幅するための送信機であって、 前記情報信号を増幅するための少なくとも一つの抵抗を
    持つ無線周波数(RF)電力増幅器と、 前記送信期間中、前記少なくとも一つのトランジスタ
    の、少なくとも一つの制御ターミナルに第一のバイアス
    電圧を供給し、前記受信期間中に、前記増幅器のアイド
    ル電流を低減するために十分な前記第二のバイアス電圧
    を供給するための可変バイアス回路とを特徴とする送信
    機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の送信機において、前記
    可変バイアス回路にコマンドを供給し、それにより前記
    バイアス電圧出力を制御するプロセッサを特徴とする送
    信機。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の送信機において、前記
    電力増幅器が複数の段を含み、前記可変バイアス回路
    が、前記各段に可変バイアス電圧を供給することを特徴
    とする送信機。
  8. 【請求項8】 無線通信システムの基地局であって、 無線交換センターからの外部への情報信号を受信し、こ
    の信号を無線通信プロトコルに従って処理するための基
    地局コントローラと、 前記の処理された信号を変調するために、動作すること
    ができる複数の無線送信機と、 合成情報信号を供給するために、前記変調された信号を
    結合するためのマルチプレクサと、 前記合成情報信号を増幅するための、少なくとも一つの
    トランジスタを持つ無線周波数(RF)電力増幅器と、 前記基地局コントローラの制御の下で、前記少なくとも
    一つのトランジスタの、少なくとも一つのターミナル
    に、選択的にバイアスを掛け、それによりアイドル電流
    を低減するために、前記電力増幅器を流れるアイドル電
    流を動的に制御するための可変バイアス回路とを特徴と
    する基地局。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の基地局において、前記
    無線通信プロトコルが半二重モード動作を含み、 前記合成情報信号が、前記半二重モードの送信期間中に
    は信号エネルギーを含み、前記半二重モードの受信期間
    中には信号エネルギーをほとんど含まず、 前記少なくとも一つの制御ターミナルが、前記送信期間
    中に、第一のバイアス電圧にバイアスされ、前記受信期
    間中に、前記受信期間中、前記増幅器中を流れるアイド
    ル電流を低減するために十分な第二のバイアス電圧にバ
    イアスされることとを特徴とする基地局。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の基地局において、前
    記電力増幅器が、前記送信期間中、強信号モードおよび
    弱信号モードで選択的に動作し、前記制御ターミナル
    が、強信号モード中、前記第一のバイアス電圧にバイア
    スされ、弱信号モード送信期間中、前記第一のバイアス
    電圧とは異なる弱信号モード・バイアス電圧にバイアス
    され、その結果、前記弱信号モード中の増幅器の効率が
    増大することを特徴とする基地局。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の基地局において、前
    記無線通信プロトコルが、全二重モード動作を含み、 前記基地局コントローラが、強信号モード動作および弱
    信号モード動作を実行するために動作することができ、
    前記電力増幅器が、前記強信号モードと比較すると、前
    記弱信号モード中にもっと弱いRF電力を出力し、前記
    基地局が前記少なくとも一つの制御ターミナルを、前記
    強信号モード中に第一のバイアス電圧にバイアスさせる
    ように、また前記弱信号モード中に、第二のバイアス電
    圧にバイアスさせるようにし、前記強信号モード中のア
    イドル電流と比較すると、前記電力増幅器を流れるアイ
    ドル電流を低減させるのに十分な第二のバイアス電圧に
    バイアスさせるように命令することを特徴とする基地
    局。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の基地局において、前
    記電力増幅器が、複数の段を備え、前記可変バイアス回
    路が、前記各段に可変バイアス電圧を供給することを特
    徴とする基地局。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の基地局において、前
    記複数の電力増幅器および複数の前記可変バイアス供給
    回路を備え、各可変バイアス供給回路が、関連する電力
    増幅器に少なくとも一つの可変バイアス電圧を供給し、
    各バイアス供給回路が前記基地局コントローラにより別
    々に制御されることを特徴とする基地局。
  14. 【請求項14】 半二重モードで動作している無線通信
    システムの無線周波数(RF)電力増幅器の熱効率を改
    善するための方法であって、 強信号モード、および増幅器の出力電力が、前記強信号
    モードと比較すると低減する弱信号モードで、前記電力
    増幅器を選択的に動作させるステップと、 強信号モード動作中に、前記増幅器のトランジスタの制
    御ターミナルに第一のバイアス電圧を供給するステップ
    と、 前記弱信号モード中の増幅器の効率を増大するために、
    前記弱信号モード中に、前記制御ターミナルに、前記第
    一のバイアス電圧とは異なる弱信号モードバイアス電圧
    を供給するステップとを特徴とする方法。
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