JP2000100631A - トランス - Google Patents

トランス

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JP2000100631A
JP2000100631A JP10268383A JP26838398A JP2000100631A JP 2000100631 A JP2000100631 A JP 2000100631A JP 10268383 A JP10268383 A JP 10268383A JP 26838398 A JP26838398 A JP 26838398A JP 2000100631 A JP2000100631 A JP 2000100631A
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JP
Japan
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case
output terminal
transformer
protrudent
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP10268383A
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English (en)
Inventor
Takumi Watanabe
巧 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースへ出力端子を取り付ける際の作業性を
向上させることのできるトランスを提供する。 【解決手段】 出力端子1は、ケース2からの抜けを阻
止するための舌片5と、ケース2への挿入位置を規制す
る突起片(ストッパ片)6と、コイルリード線4を接続
するための接続用溝7とを有している。このような形状
の出力端子1をケース2の外側からケース2に取り付け
ることで、作業性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスに係り、
特にケースの外側から出力端子を装着するタイプのトラ
ンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランスケースへ出力端子を取り
付ける場合、出力端子の相手側コンタクトの抜き差しに
対する強度確保、及びコイルとの接続性の向上のため、
ケースの内側から出力端子を取り付けていた。また、コ
イルを樹脂充填するトランスの場合、出力端子取り付け
部からの樹脂漏れを防ぐため、ケースに対して出力端子
を圧入するように寸法を規定していた。
【0003】図4は従来のトランスの出力端子取り付け
構造図で、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図で
ある。出力端子1は、ケース2の内側から挿入し、コイ
ルのリード線4(ダイオード、抵抗等のリードの場合も
ある)にはんだ付けにて接続されている。符号3は出力
端子1に形成された接続用溝であり、この溝3にリード
線4が係止されることで、コイルの出力が出力端子1か
ら取り出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
トランスは、ケースの内側から出力端子を取り付けてい
た。
【0005】ところで、トランスが搭載される電源基板
の薄型化のために、トランスの出力取り出し方向を、基
板に対して横方向とするのが有利である。このためには
出力端子をトランスの横方向から取り出すようにすれば
よく、この構造で薄型化に対応できるが、その場合、出
力端子をコイル挿入方向に対し横方向からケースへ挿入
しなければならない。特に樹脂漏れ防止のために、トラ
ンスケースに出力端子を圧入する場合、横方向へ力を加
えて出力端子を挿入しなければならず、挿入しずらく作
業性が悪いという問題がある。
【0006】そこで本発明は、ケースへ出力端子を取り
付ける際の作業性を向上させることのできるトランスを
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段は、ケース外側から出力端子を装着する
トランスであって、出力端子は、ケースからの抜けを阻
止する抜け阻止部と、ケースへの挿入位置を規制する挿
入位置規制部とを有していることを特徴とするものであ
る。
【0008】また第2の手段は、第1の手段において、
前記抜け阻止部は、抜け方向に向かって外側に広がるよ
うに出力端子を打ち抜いた舌片であり、前記挿入位置規
制部は、出力端子の両側部に突出して形成した突起片で
あることを特徴とするものである。
【0009】本発明では、出力端子にトランスケースか
らの抜け防止構造(抜け阻止部)を持たせたので、トラ
ンスケース外側から出力端子を取り付けても、抜け強度
に対応できる。また、抜け阻止部を、抜け方向に向かっ
て外側に広がるように出力端子を打ち抜いた舌片とする
ことで、出力端子を多数重ねて表面めっきを施す際、こ
の舌片により重なり合う出力端子同士の間に隙間が形成
され、これによりめっき不良を防止することができる。
【0010】また、ケースへの挿入位置を規制する挿入
位置規制部を出力端子に設けたので、ケースと出力端子
を常に適正な位置関係に保持することができる。なお、
出力端子にコイルリード線を接続するための接続用溝を
形成するのは言うまでもない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
トランスの出力端子取り付け構造図で、(a)は正面断
面図、(b)は側面断面図である。出力端子1はケース
2に取り付けられるが、本発明の場合、図4に示す従来
例とは逆に、ケース2の外側、つまり図1における上方
側から出力端子1をケース2に挿入して取り付ける。
【0012】図2は図1に示す出力端子の拡大図で、
(a)は正面図、(b)は側面図である。また図3は図
2の(a)におけるA部とケースとの関係を示す断面図
である。本実施形態の出力端子1は、ケース2からの抜
けを阻止するための舌片5と、ケース2への挿入位置を
規制する突起片(ストッパ片)6と、コイルリード線4
を接続するための接続用溝7とを有している。
【0013】舌片5は、出力端子1をケース2の外側か
らケース2に挿入する方向(図3のB方向)とは逆の抜
け方向(図3のC方向)に向かって外側に広がるように
出力端子1を打ち抜いて形成されている(図3参照)。
【0014】出力端子1は金属製で弾性を有しているた
め、出力端子1をケース2に挿入するとき、舌片5はテ
ーパ面がケース2の穴と摺接しつつ、弾性に抗して水平
になる。そしてケース2の肉部分を抜けると、図3に示
すように舌片5はその弾性により外側に広がる。従って
出力端子1を外側から引っ張っても舌片5がケース2の
内面に当接して、抜けを阻止する。
【0015】突起片6は図2の(b)に示すように、幅
方向(厚み方向と直角な方向)の両端部に一対設けられ
ており、この突起片6がケース2の上面と当接すること
で、出力端子1はそれ以上ケース2に挿入出来ないよう
になっている。
【0016】接続用溝7は、突起片6の下方にあってケ
ース2の肉厚相当の距離を隔てて設けてある。従ってケ
ース2の内面にコイルリード線4が当接するようになり
(図2参照)、さらに出力端子1の抜け止め効果があ
る。
【0017】このように出力端子1に、舌片5、突起片
6、接続用溝7を形成することで、ケース2の外側から
出力端子1を取り付けることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケース外側から出力端子を取り付けることができ、ケー
スへの出力端子の取り付け作業が容易になる。この結
果、トランスの生産効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るトランスにおける出
力端子取り付け構造図である。
【図2】図1に示す出力端子の拡大図である。
【図3】図2の(a)におけるA部とケースとの関係を
示す断面図である。
【図4】従来のトランスの出力端子取り付け構造図であ
る。
【符号の説明】
1 出力端子 2 ケース 3 接続用溝 4 リード線 5 舌片 6 突起片 7 接続用溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの外側から出力端子を装着するト
    ランスであって、出力端子は、ケースからの抜けを阻止
    する抜け阻止部と、ケースへの挿入位置を規制する挿入
    位置規制部とを有していることを特徴とするトランス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記抜け阻止部
    は、抜け方向に向かって外側に広がるように出力端子を
    打ち抜いた舌片であり、前記挿入位置規制部は、出力端
    子の両側部に突出して形成した突起片であることを特徴
    とするトランス。
JP10268383A 1998-09-22 1998-09-22 トランス Pending JP2000100631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344846A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Tamura Seisakusho Co Ltd コイル用端子
US7226571B2 (en) 2003-10-16 2007-06-05 Sumitomo Mitsubishi Silicon Corporation High resistivity silicon wafer and method for fabricating the same
US7803228B2 (en) 2003-10-21 2010-09-28 Sumco Corporation Process for producing high-resistance silicon wafers and process for producing epitaxial wafers and SOI wafers

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