JP2000099283A - ディスクアレイ装置及びその制御方法 - Google Patents
ディスクアレイ装置及びその制御方法Info
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- JP2000099283A JP2000099283A JP10266070A JP26607098A JP2000099283A JP 2000099283 A JP2000099283 A JP 2000099283A JP 10266070 A JP10266070 A JP 10266070A JP 26607098 A JP26607098 A JP 26607098A JP 2000099283 A JP2000099283 A JP 2000099283A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ディスク装置が入れ替わっても、データ
を正常に読み出せるようにする。 【解決手段】 データ制御部１２において、書き込み指
令に応じて、ホストインターフェース制御部１１を通じ
て入力されるデータを分割しパリティを生成した後、そ
の内部の番号付加処理部１３にてそれらの分割データ及
びパリティにそれぞれ順に番号情報を付加し、ＨＤＤ制
御部１４−０〜３を通じてＨＤＤ１５−０〜３に振り分
け書き込ませる。また、読み出し指令に応じて、ＨＤＤ
制御部１４−０〜３を通じてＨＤＤ１５−０〜３から読
み出される番号情報が付加された分割データ及びパリテ
ィを取り込み、個々の番号を照合してその順序を直した
後、番号情報を削除してパリティチェックを行い、分割
データを再構成し、ホストインターフェース制御部１２
を通じてホストコンピュータ１１に送出する。
を正常に読み出せるようにする。 【解決手段】 データ制御部１２において、書き込み指
令に応じて、ホストインターフェース制御部１１を通じ
て入力されるデータを分割しパリティを生成した後、そ
の内部の番号付加処理部１３にてそれらの分割データ及
びパリティにそれぞれ順に番号情報を付加し、ＨＤＤ制
御部１４−０〜３を通じてＨＤＤ１５−０〜３に振り分
け書き込ませる。また、読み出し指令に応じて、ＨＤＤ
制御部１４−０〜３を通じてＨＤＤ１５−０〜３から読
み出される番号情報が付加された分割データ及びパリテ
ィを取り込み、個々の番号を照合してその順序を直した
後、番号情報を削除してパリティチェックを行い、分割
データを再構成し、ホストインターフェース制御部１２
を通じてホストコンピュータ１１に送出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の磁気ディス
ク装置を用いて、これらにデータを分散させて格納する
ディスクアレイ装置に関する。
ク装置を用いて、これらにデータを分散させて格納する
ディスクアレイ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来技術として、特開平８−１
７１４６２号公報（以下、先行技術例と記す）に、複数
の磁気ディスク装置にデータを分散して格納すると共
に、パリティ情報を分散して格納するディスクアレイ装
置が開示されている。このディスクアレイ装置は、パリ
ティ情報をディスク装置の同じセクタアドレスに格納す
ることで、大量データの扱いの効率化を図ると共に、デ
ータ書き込みプログラムの作成を容易にしたものであ
る。
７１４６２号公報（以下、先行技術例と記す）に、複数
の磁気ディスク装置にデータを分散して格納すると共
に、パリティ情報を分散して格納するディスクアレイ装
置が開示されている。このディスクアレイ装置は、パリ
ティ情報をディスク装置の同じセクタアドレスに格納す
ることで、大量データの扱いの効率化を図ると共に、デ
ータ書き込みプログラムの作成を容易にしたものであ
る。
【０００３】しかしながら、上記先行技術例記載の方式
では、データトラムと磁気ディスク装置がそれぞれ接続
されており、この接続関係が補償されているという前提
でデータの分割及び再構成を行っている。このため、メ
ンテナンスなどの理由により磁気ディスク装置の取り外
し、取り付けを行う際にデータトラムと磁気ディスク装
置の対応が崩れてしまった場合、そのディスクアレイ装
置に書き込まれていたデータの配列が崩れてしまい、結
果的にデータを正確に読み出せなくなってしまう。
では、データトラムと磁気ディスク装置がそれぞれ接続
されており、この接続関係が補償されているという前提
でデータの分割及び再構成を行っている。このため、メ
ンテナンスなどの理由により磁気ディスク装置の取り外
し、取り付けを行う際にデータトラムと磁気ディスク装
置の対応が崩れてしまった場合、そのディスクアレイ装
置に書き込まれていたデータの配列が崩れてしまい、結
果的にデータを正確に読み出せなくなってしまう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のディスクアレイ装置では、分割されたデータ及びそ
のパリティが、それらに直接関係のない部分（例えば磁
気ディスク装置の実装位置など）で、その書き込まれて
いる順番を補償しているため、その補償しているものが
崩れる（磁気ディスク装置の実装位置が入れ替わる）
と、そのままでは書き込まれているデータを再構成する
ことができないという問題があった。
来のディスクアレイ装置では、分割されたデータ及びそ
のパリティが、それらに直接関係のない部分（例えば磁
気ディスク装置の実装位置など）で、その書き込まれて
いる順番を補償しているため、その補償しているものが
崩れる（磁気ディスク装置の実装位置が入れ替わる）
と、そのままでは書き込まれているデータを再構成する
ことができないという問題があった。
【０００５】本発明の課題は、上記の問題を解決し、メ
ンテナンスなどで磁気ディスク装置が入れ替わってしま
っても、正常にデータを読み出すことのできるディスク
アレイ装置とその制御方法を提供することにある。
ンテナンスなどで磁気ディスク装置が入れ替わってしま
っても、正常にデータを読み出すことのできるディスク
アレイ装置とその制御方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のディスクアレイ装置は、複数個の磁気ディ
スク装置にデータを分割して書き込む際に、各分割デー
タにその順序を示す番号情報を付加しておき、読み出し
時に各分割データをそれぞれに付加されている番号順に
再構成して出力する。この構成により、磁気ディスク装
置が入れ替わっても、データを正常に読み出すことがで
きるようになる。
めに本発明のディスクアレイ装置は、複数個の磁気ディ
スク装置にデータを分割して書き込む際に、各分割デー
タにその順序を示す番号情報を付加しておき、読み出し
時に各分割データをそれぞれに付加されている番号順に
再構成して出力する。この構成により、磁気ディスク装
置が入れ替わっても、データを正常に読み出すことがで
きるようになる。
【０００７】具体的な構成としては、Ｎ（Ｎは２以上の
整数）個の磁気ディスク装置と、これらの磁気ディスク
装置それぞれに対応して設けられ、対応する磁気ディス
ク装置のデータの読み出し及び書き込みを制御するＮ個
の磁気ディスク制御部と、ホストコンピュータとの間で
データを入出力するホストインターフェース制御部と、
このホストインターフェース制御部を通じて入力される
データを（Ｎ−１）系統に分割すると共にパリティを生
成した後、これらの分割データ及びパリティにそれぞれ
順に番号情報を付加し、前記Ｎ個の磁気ディスク制御部
を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置に振り分け書き込
ませる書き込み処理手段、及び、前記Ｎ個の磁気ディス
ク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置から読み
出される番号情報が付加された分割データ及びパリティ
を取り込み、個々の番号を照合してその順序を直した
後、番号情報を削除してパリティチェックを行い、前記
分割データを再構成して前記ホストインターフェース制
御部を通じて前記ホストコンピュータに送出する読み出
し処理手段を有するデータ制御部とを具備することで実
現される。
整数）個の磁気ディスク装置と、これらの磁気ディスク
装置それぞれに対応して設けられ、対応する磁気ディス
ク装置のデータの読み出し及び書き込みを制御するＮ個
の磁気ディスク制御部と、ホストコンピュータとの間で
データを入出力するホストインターフェース制御部と、
このホストインターフェース制御部を通じて入力される
データを（Ｎ−１）系統に分割すると共にパリティを生
成した後、これらの分割データ及びパリティにそれぞれ
順に番号情報を付加し、前記Ｎ個の磁気ディスク制御部
を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置に振り分け書き込
ませる書き込み処理手段、及び、前記Ｎ個の磁気ディス
ク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置から読み
出される番号情報が付加された分割データ及びパリティ
を取り込み、個々の番号を照合してその順序を直した
後、番号情報を削除してパリティチェックを行い、前記
分割データを再構成して前記ホストインターフェース制
御部を通じて前記ホストコンピュータに送出する読み出
し処理手段を有するデータ制御部とを具備することで実
現される。
【０００８】また、このディスクアレイ装置の具体的な
制御方法としては、Ｎ（Ｎは２以上の整数）個の磁気デ
ィスク装置と、これらの磁気ディスク装置それぞれに対
応して設けられ、対応する磁気ディスク装置のデータの
読み出し及び書き込みを制御するＮ個の磁気ディスク制
御部と、ホストコンピュータとの間でデータを入出力す
るホストインターフェース制御部と、このホストインタ
ーフェース制御部を通じて入力されるデータを（Ｎ−
１）系統に分割すると共にパリティを生成した後、これ
らの分割データ及びパリティを、前記Ｎ個の磁気ディス
ク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置に振り分
け書き込ませる書き込み処理手段、及び、前記Ｎ個の磁
気ディスク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置
から読み出される分割データ及びパリティを取り込み、
パリティチェックを行った後、前記分割データを再構成
して前記ホストインターフェース制御部を通じて前記ホ
ストコンピュータに送出する読み出し処理手段を有する
データ制御部とを備えるディスクアレイ装置に用いられ
る場合、前記データ制御部の書き込み処理手段には、前
記分割データ及びパリティにそれぞれ順に番号情報を付
加するステップを備え、前記データ制御部の読み出し処
理手段には、前記Ｎ個の磁気ディスク装置から読み出さ
れたデータ及びパリティの番号を照合してその順序を直
した後、番号情報を削除するステップを備えるようにす
る。
制御方法としては、Ｎ（Ｎは２以上の整数）個の磁気デ
ィスク装置と、これらの磁気ディスク装置それぞれに対
応して設けられ、対応する磁気ディスク装置のデータの
読み出し及び書き込みを制御するＮ個の磁気ディスク制
御部と、ホストコンピュータとの間でデータを入出力す
るホストインターフェース制御部と、このホストインタ
ーフェース制御部を通じて入力されるデータを（Ｎ−
１）系統に分割すると共にパリティを生成した後、これ
らの分割データ及びパリティを、前記Ｎ個の磁気ディス
ク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置に振り分
け書き込ませる書き込み処理手段、及び、前記Ｎ個の磁
気ディスク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置
から読み出される分割データ及びパリティを取り込み、
パリティチェックを行った後、前記分割データを再構成
して前記ホストインターフェース制御部を通じて前記ホ
ストコンピュータに送出する読み出し処理手段を有する
データ制御部とを備えるディスクアレイ装置に用いられ
る場合、前記データ制御部の書き込み処理手段には、前
記分割データ及びパリティにそれぞれ順に番号情報を付
加するステップを備え、前記データ制御部の読み出し処
理手段には、前記Ｎ個の磁気ディスク装置から読み出さ
れたデータ及びパリティの番号を照合してその順序を直
した後、番号情報を削除するステップを備えるようにす
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図１は本発明に係るディス
クアレイ装置の構成を示すものである。図１において、
ホストインターフェース制御部１１は、図示しないホス
トコンピュータとの間でのデータの授受を制御する。
施の形態を詳細に説明する。図１は本発明に係るディス
クアレイ装置の構成を示すものである。図１において、
ホストインターフェース制御部１１は、図示しないホス
トコンピュータとの間でのデータの授受を制御する。
【００１０】データ制御部１２は、データの分割、再構
成、パリティ生成、読み出し時の番号情報によるデータ
の順序の照合、並び替え、及び削除を行うものである
が、内部に分割されたデータ及びパリティに番号情報を
付加する番号付加処理部１３を備える。ＨＤＤ（磁気デ
ィスク）制御部（Ｎｏ．０）〜（Ｎｏ．４）１４−０〜
１４−４は、それぞれＨＤＤ（磁気ディスク装置）（Ｎ
ｏ．０）〜（Ｎｏ．４）１５−０〜１５−４とのデータ
のやりとりを制御する。ＨＤＤ（Ｎｏ．０）〜（Ｎｏ．
４）１５−０〜１５−４はそれぞれデータの書き込み、
読み出しが可能な記録媒体である。
成、パリティ生成、読み出し時の番号情報によるデータ
の順序の照合、並び替え、及び削除を行うものである
が、内部に分割されたデータ及びパリティに番号情報を
付加する番号付加処理部１３を備える。ＨＤＤ（磁気デ
ィスク）制御部（Ｎｏ．０）〜（Ｎｏ．４）１４−０〜
１４−４は、それぞれＨＤＤ（磁気ディスク装置）（Ｎ
ｏ．０）〜（Ｎｏ．４）１５−０〜１５−４とのデータ
のやりとりを制御する。ＨＤＤ（Ｎｏ．０）〜（Ｎｏ．
４）１５−０〜１５−４はそれぞれデータの書き込み、
読み出しが可能な記録媒体である。
【００１１】上記データ制御部１２は、ソフトウェアに
よっても実現可能である。図２にホストコンピュータか
ら書き込み指令が与えられたときの処理手順を示し、図
３にホストコンピュータから読み出し指令が与えられた
ときの処理手順を示す。
よっても実現可能である。図２にホストコンピュータか
ら書き込み指令が与えられたときの処理手順を示し、図
３にホストコンピュータから読み出し指令が与えられた
ときの処理手順を示す。
【００１２】書き込み指令が与えられた場合、まず、ホ
ストインターフェース制御部１１を通じてデータ入力を
監視し（ステップＳ１１）、データ入力があった場合に
はデータを分割すると共にパリティを作成する（ステッ
プＳ１２）。続いて、分割データ及びパリティに番号情
報を付加した後（ステップＳ１３）、これらの分割デー
タ及びパリティを書き込み出力する（ステップＳ１
４）。
ストインターフェース制御部１１を通じてデータ入力を
監視し（ステップＳ１１）、データ入力があった場合に
はデータを分割すると共にパリティを作成する（ステッ
プＳ１２）。続いて、分割データ及びパリティに番号情
報を付加した後（ステップＳ１３）、これらの分割デー
タ及びパリティを書き込み出力する（ステップＳ１
４）。
【００１３】読み出し指令が与えられた場合、まずＨＤ
Ｄ制御部１４−０〜１４−４を通じてＨＤＤ１５−０〜
１５−４から分割データ及びパリティを読み出し（ステ
ップＳ２１）、これらの分割データ及びパリティに付加
されている番号情報を照合する（ステップＳ２２）。こ
こで、各分割データ及びパリティが番号順か否か判断し
（ステップＳ２３）、番号順でなければ番号順に並べ替
え（ステップＳ２４）、番号順ならばそのままの順序で
パリティチェックの実行に移行する（ステップＳ２
５）。続いて、分割データを番号順に再構成し（ステッ
プＳ２６）、ホストコンピュータへ出力する（ステップ
Ｓ２７）。
Ｄ制御部１４−０〜１４−４を通じてＨＤＤ１５−０〜
１５−４から分割データ及びパリティを読み出し（ステ
ップＳ２１）、これらの分割データ及びパリティに付加
されている番号情報を照合する（ステップＳ２２）。こ
こで、各分割データ及びパリティが番号順か否か判断し
（ステップＳ２３）、番号順でなければ番号順に並べ替
え（ステップＳ２４）、番号順ならばそのままの順序で
パリティチェックの実行に移行する（ステップＳ２
５）。続いて、分割データを番号順に再構成し（ステッ
プＳ２６）、ホストコンピュータへ出力する（ステップ
Ｓ２７）。
【００１４】上記構成のデータ制御内容において、書き
込み時の動作を、図４を参照して説明する。まず、ホス
トインターフェース制御部１１は、ホストコンピュータ
から送られてきたデータＡを受け取ると、そのデータを
データ制御部１２に送る。データ制御部１２はそのデー
タをＡ０〜Ａ３に分割し、さらにパリティＡｐを生成し
た後、番号付加処理部１３にてデータＡ０〜Ａ３及びパ
リティＡｐにそれぞれ順に０〜４の番号が付加される。
これらの番号が付加されたデータＡ０〜Ａ３及びパリテ
ィＡｐは、それぞれ対応する番号（Ｎｏ．）が付与され
ているＨＤＤ制御部１４−０〜１４−４に送られ、ＨＤ
Ｄ１５−０〜１５−４に書き込まれる。
込み時の動作を、図４を参照して説明する。まず、ホス
トインターフェース制御部１１は、ホストコンピュータ
から送られてきたデータＡを受け取ると、そのデータを
データ制御部１２に送る。データ制御部１２はそのデー
タをＡ０〜Ａ３に分割し、さらにパリティＡｐを生成し
た後、番号付加処理部１３にてデータＡ０〜Ａ３及びパ
リティＡｐにそれぞれ順に０〜４の番号が付加される。
これらの番号が付加されたデータＡ０〜Ａ３及びパリテ
ィＡｐは、それぞれ対応する番号（Ｎｏ．）が付与され
ているＨＤＤ制御部１４−０〜１４−４に送られ、ＨＤ
Ｄ１５−０〜１５−４に書き込まれる。
【００１５】次に、読み出し時の動作の第１の例を図５
を用いて説明する。まず、ホストコンピュータから読み
出し命令を受け取ると、ＨＤＤ１５−０〜１５−４から
データＡ１〜Ａ３及びパリティＡｐが読み出され、それ
ぞれＨＤＤ制御部１４−０〜１４−４を通じてデータ制
御部１２へ送られる。データ制御部１２では、各々のデ
ータＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐに付加されている番号
情報とその順序の照合が行われ、データＡ０〜Ａ３及び
パリティＡｐの順序に間違いがないことを確認し、番号
情報を削除する。そのうちデータＡ０〜Ａ３はパリティ
Ａｐによりパリティチェックが施され、ホストコンピュ
ータへ送るべきデータＡに再構成された後、ホストイン
ターフェース制御部１１を通じてホストコンピュータへ
送られる。
を用いて説明する。まず、ホストコンピュータから読み
出し命令を受け取ると、ＨＤＤ１５−０〜１５−４から
データＡ１〜Ａ３及びパリティＡｐが読み出され、それ
ぞれＨＤＤ制御部１４−０〜１４−４を通じてデータ制
御部１２へ送られる。データ制御部１２では、各々のデ
ータＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐに付加されている番号
情報とその順序の照合が行われ、データＡ０〜Ａ３及び
パリティＡｐの順序に間違いがないことを確認し、番号
情報を削除する。そのうちデータＡ０〜Ａ３はパリティ
Ａｐによりパリティチェックが施され、ホストコンピュ
ータへ送るべきデータＡに再構成された後、ホストイン
ターフェース制御部１１を通じてホストコンピュータへ
送られる。
【００１６】最後に、読み出し時の動作の第２の例を図
６を用いて説明する。本例では、あえて、ＨＤＤ１５−
２とＨＤＤ１５−３が入れ替わってしまった場合につい
て説明する。
６を用いて説明する。本例では、あえて、ＨＤＤ１５−
２とＨＤＤ１５−３が入れ替わってしまった場合につい
て説明する。
【００１７】まず、ホストコンピュータから読み出し命
令があると、ＨＤＤ１５−０〜１５−４から読み出され
るデータＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐがＨＤＤ制御部１
４−０〜１４−４に送られる。このとき、ＨＤＤ制御部
１４−２にはＨＤＤ１５−３の読み出しデータＡ３が入
力され、ＨＤＤ制御部１４−３にはＨＤＤ１５−２の読
み出しデータが入力される。これらのデータＡ０〜Ａ３
及びパリティＡｐはＨＤＤ制御部１４−０〜１４−４か
らデータ制御部１２に送られる。データ制御部１２にお
いて、まずデータＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐに付加さ
れている番号情報とその順序との照合が行われる。本例
では、データＡ２とデータＡ３との順序が入れ替わって
いることが検出される。すると、データＡ０〜Ａ３及び
パリティＡｐに付加されている番号情報に基づいてデー
タＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐが本来あるべき順に並べ
替えられ、並べ替え完了後に不要となった番号情報が削
除され、パリティチェック後、ホストコンピュータへ送
るべきデータＡに再構成される。そして、ホストインタ
ーフェース制御部１２を通じてホストコンピュータへ送
られる。
令があると、ＨＤＤ１５−０〜１５−４から読み出され
るデータＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐがＨＤＤ制御部１
４−０〜１４−４に送られる。このとき、ＨＤＤ制御部
１４−２にはＨＤＤ１５−３の読み出しデータＡ３が入
力され、ＨＤＤ制御部１４−３にはＨＤＤ１５−２の読
み出しデータが入力される。これらのデータＡ０〜Ａ３
及びパリティＡｐはＨＤＤ制御部１４−０〜１４−４か
らデータ制御部１２に送られる。データ制御部１２にお
いて、まずデータＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐに付加さ
れている番号情報とその順序との照合が行われる。本例
では、データＡ２とデータＡ３との順序が入れ替わって
いることが検出される。すると、データＡ０〜Ａ３及び
パリティＡｐに付加されている番号情報に基づいてデー
タＡ０〜Ａ３及びパリティＡｐが本来あるべき順に並べ
替えられ、並べ替え完了後に不要となった番号情報が削
除され、パリティチェック後、ホストコンピュータへ送
るべきデータＡに再構成される。そして、ホストインタ
ーフェース制御部１２を通じてホストコンピュータへ送
られる。
【００１８】以上のように、ＨＤＤの相対的な位置が変
わっても、正常にデータが読み出せる。尚、本発明はデ
ータの分割及び再構築の際に、その分割データの本来あ
るべき順序を分割されたデータ自身に埋めこんで（付加
して）いるために、上記第２の例の読み出し時の動作の
ように、ＨＤＤの順序が入れ替わった状態でデータが書
き込まれ、その後、ＨＤＤの順序を元に戻したとして
も、正常なデータに再構築することができる。なぜなら
ば、ＨＤＤの順序を元に戻したときの読み出し動作時の
データの流れは、まさに上記第２の例の読み出し時の動
作と同じになるからである。
わっても、正常にデータが読み出せる。尚、本発明はデ
ータの分割及び再構築の際に、その分割データの本来あ
るべき順序を分割されたデータ自身に埋めこんで（付加
して）いるために、上記第２の例の読み出し時の動作の
ように、ＨＤＤの順序が入れ替わった状態でデータが書
き込まれ、その後、ＨＤＤの順序を元に戻したとして
も、正常なデータに再構築することができる。なぜなら
ば、ＨＤＤの順序を元に戻したときの読み出し動作時の
データの流れは、まさに上記第２の例の読み出し時の動
作と同じになるからである。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、磁気ディスク装置が入れ替わっても、データ
を正常に読み出すことのできるディスクアレイ装置を提
供することができる。
によれば、磁気ディスク装置が入れ替わっても、データ
を正常に読み出すことのできるディスクアレイ装置を提
供することができる。
【図１】本発明に係るディスクアレイ装置の実施の形態
における構成を示すブロック図。
における構成を示すブロック図。
【図２】本実施形態において、ホストコンピュータから
書き込み指令が与えられたときのデータ制御部の処理手
順を示すフローチャート。
書き込み指令が与えられたときのデータ制御部の処理手
順を示すフローチャート。
【図３】本実施形態において、ホストコンピュータから
読み出し指令が与えられたときのデータ制御部の処理手
順を示すフローチャート。
読み出し指令が与えられたときのデータ制御部の処理手
順を示すフローチャート。
【図４】本実施形態の書き込み時の動作を説明するため
の図。
の図。
【図５】本実施形態の読み出し時の動作の第１の例を説
明するための図。
明するための図。
【図６】本実施形態の読み出し時の動作の第２の例を説
明するための図。
明するための図。
１１ ホストインターフェース制御部 １２ データ制御部 １３ 番号付加処理部 １４−０〜１４−４ ＨＤＤ制御部 １５−０〜１５−４ ＨＤＤ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数個の磁気ディスク装置にデータを分
割して書き込む際に、各分割データにその順序を示す番
号情報を付加しておき、読み出し時に各分割データをそ
れぞれに付加されている番号順に再構成して出力するこ
とを特徴とするディスクアレイ装置。 - 【請求項２】 Ｎ（Ｎは２以上の整数）個の磁気ディス
ク装置と、 これらの磁気ディスク装置それぞれに対応して設けら
れ、対応する磁気ディスク装置のデータの読み出し及び
書き込みを制御するＮ個の磁気ディスク制御部と、 ホストコンピュータとの間でデータを入出力するホスト
インターフェース制御部と、 このホストインターフェース制御部を通じて入力される
データを（Ｎ−１）系統に分割すると共にパリティを生
成した後、これらの分割データ及びパリティにそれぞれ
順に番号情報を付加し、前記Ｎ個の磁気ディスク制御部
を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置に振り分け書き込
ませる書き込み処理手段、及び、前記Ｎ個の磁気ディス
ク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディスク装置から読み
出される番号情報が付加された分割データ及びパリティ
を取り込み、個々の番号を照合してその順序を直した
後、番号情報を削除してパリティチェックを行い、前記
分割データを再構成して前記ホストインターフェース制
御部を通じて前記ホストコンピュータに送出する読み出
し処理手段を有するデータ制御部とを具備することを特
徴とするディスクアレイ装置。 - 【請求項３】 Ｎ（Ｎは２以上の整数）個の磁気ディス
ク装置と、 これらの磁気ディスク装置それぞれに対応して設けら
れ、対応する磁気ディスク装置のデータの読み出し及び
書き込みを制御するＮ個の磁気ディスク制御部と、 ホストコンピュータとの間でデータを入出力するホスト
インターフェース制御部と、 このホストインターフェース制御部を通じて入力される
データを（Ｎ−１）系統に分割すると共にパリティを生
成した後、これらの分割データ及びパリティを、前記Ｎ
個の磁気ディスク制御部を通じて前記Ｎ個の磁気ディス
ク装置に振り分け書き込ませる書き込み処理手段、及
び、前記Ｎ個の磁気ディスク制御部を通じて前記Ｎ個の
磁気ディスク装置から読み出される分割データ及びパリ
ティを取り込み、パリティチェックを行った後、前記分
割データを再構成して前記ホストインターフェース制御
部を通じて前記ホストコンピュータに送出する読み出し
処理手段を有するデータ制御部とを備えるディスクアレ
イ装置に用いられ、 前記データ制御部の書き込み処理手段には、前記分割デ
ータ及びパリティにそれぞれ順に番号情報を付加するス
テップを備え、 前記データ制御部の読み出し処理手段には、前記Ｎ個の
磁気ディスク装置から読み出されたデータ及びパリティ
の番号を照合してその順序を直した後、番号情報を削除
するステップを備えることを特徴とするディスクアレイ
装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266070A JP2000099283A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ディスクアレイ装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266070A JP2000099283A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ディスクアレイ装置及びその制御方法 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2000099283A true JP2000099283A (ja) | 2000-04-07 |
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ID=17425952
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10266070A Pending JP2000099283A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ディスクアレイ装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000099283A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001337792A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10266070A patent/JP2000099283A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001337792A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置 |
| JP4633886B2 (ja) * | 2000-05-25 | 2011-02-16 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置 |
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