JP2000099238A - 処理情報表示装置及び情報処理画面の切り替え制御方法 - Google Patents

処理情報表示装置及び情報処理画面の切り替え制御方法

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JP2000099238A
JP2000099238A JP27328198A JP27328198A JP2000099238A JP 2000099238 A JP2000099238 A JP 2000099238A JP 27328198 A JP27328198 A JP 27328198A JP 27328198 A JP27328198 A JP 27328198A JP 2000099238 A JP2000099238 A JP 2000099238A
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display
cursor
display device
memory
switching
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JP27328198A
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Naoaki Hirata
直顕 平田
Masayuki Hashimoto
雅之 橋本
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Nanao Corp
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Nanao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の画面から他方の画面に切り替えられて
も、カーソルを見失うことがなくなり、効率良い作業を
確保する。 【解決手段】 グラフィックコントローラ6,7の表示
メモリ61,71内の画像情報が1台のモニタ1に切り
替え回路13を介して選択的に出力され、対応する表示
領域上に表示される。操作部材10が操作されてカーソ
ルが画面から外れたことがカーソル位置監視手段17で
検出され、あるいは入力部3内の指示部材3aが操作さ
れたときに切り替え制御回路12からの切り替え指示信
号によって一方の表示メモリから他方の表示メモリに切
り替えられ、他方の表示メモリの画像情報がモニタ1の
表示領域上に表示される。この切り替えに対応して切り
替えられた画面の所定位置にカーソルが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の表示メモリ
に対応して取り込まれている(入力操作により作成され
る場合も含む)テキスト、イメージデータで構成される
表示のための画像情報を1台の表示装置の表示領域(表
示画面上)に表示メモリ毎に選択的に切り替えて対応表
示させ、該画像情報に対する所要の処理に供する処理情
報表示技術乃至は情報処理画面の切り替え制御技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日のコンピュータシステムは、より効
率的にコンピュータを操作するために、様々な新しい使
用環境を提供している。たとえば、近年、1台のコンピ
ュータで基画面と次画面の画像データを作成し、これら
各画面の画像データを2台併設されたコンピュータモニ
タの各表示画面に表示画像として連続した形態で表示す
る、いわゆるマルチモニタ機能という使用環境を新たに
提供している(マイクロソフト社製、ウインドウズ98
仕様)。この機能によれば、各モニタ画面の限られたス
ペース内に表示する複数のウインドウの大きさや配置を
工夫する必要がある従来装置に比べて、自ら2倍の作業
スペース(デスクトップスペース)が確保できることか
ら、より多くの情報をそのまま一度に閲覧しながら作業
が遂行できるという利点を有している。かかる装置は、
1台のパーソナルコンピュータから複数のビデオ信号を
各モニタに送信させ、しかもビデオ信号の映像内容に連
続性を持たせることで、各ビデオ信号で1つの大きなデ
スクトップスペースを作成する構成となっている。
【0003】また、2系統のビデオ信号を取り込み可能
にする入力端子を備えたモニタが提案されている(特開
平9−68958号公報)。この種のモニタは異なるビ
デオ信号源(コンピュータ)からの各ビデオ信号を優先
的乃至は選択的に切り替えて1台のモニタ画面上に導い
て表示させることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のマルチモニタ機能から得られる2つのビデオ信号
を、2系統の入力端子を備えたモニタに適用すれば、1
台のコンピュータから伝送されてくる2つのビデオ信号
を入力し、切り替えて使用することで、1台のモニタで
2倍のデスクトップスペースを閲覧して作業することが
できるという効率的な使用方法が提案可能である。
【0005】しかしながら、かかる使用方法によれば、
2系統のビデオ信号を逐一乃至は所要の頻度で切り替え
て閲覧する必要がある作業においては、作業の連続性が
損なわれがちになり、その結果、作業中にカーソルを見
失ってしまうという不具合が生じ易い。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
画面が切り替えられても、カーソルを所定の位置に表示
させるようにして、カーソルを見失う不具合を解消して
効率良い作業性を確保した処理情報表示装置及び情報処
理画面の切り替え制御方法を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、第1の表示メモリと第2の表示メモリのそれぞれ
に取り込まれている画像情報をそれぞれ表示装置の表示
領域に対応させて表示する処理情報表示装置において、
前記表示装置の表示領域内の所望の位置に表示可能なカ
ーソルの前記各表示メモリ内におけるそれぞれの座標位
置を監視するカーソル位置監視手段と、前記表示領域に
表示している一方の表示メモリを他方の表示メモリに切
り替える判定を行い、切り替え指示信号を発生する判定
実行手段と、この指示信号を受けて一方の表示メモリを
他方の表示メモリに切り替え、該他方の表示メモリの画
像情報を前記表示装置の表示領域に導く切り替え部とを
有し、前記カーソル位置監視手段は、前記判定実行手段
からの切り替え指示信号を受けて、前記カーソルを前記
表示装置の表示領域の所定位置に表示させるように構成
されているものである。
【0008】この構成によれば、画像情報発生源である
第1、第2の表示メモリにはそれぞれ関連する(連続的
な)、あるいは個別に、テキストやイメージデータで構
成される表示すべき画像情報がマニュアル操作によって
作成され、あるいは予め取り込まれており、かかる第
1、第2の表示メモリ内の画像情報は表示装置に導かれ
る。第1、第2の表示メモリは表示装置における表示領
域と対応しており、切り替え部は、判定実行手段からの
指示を受けて、いずれか一方の表示メモリに対応する画
像情報を選択的に表示領域に対応して表示する。また、
カーソルは表示領域内の所望の位置に表示可能にされて
いる。そして、判定実行手段は、カーソルの所定位置、
領域への移動に応じて又は特定のキーの操作に応じて切
り替え部に切り替え指示信号を出力し、選択中の一方の
表示メモリを他方の表示メモリに切り替えて、他方の表
示メモリに対応する画像情報の表示を行わせる。このと
き、カーソル位置監視手段は、判定実行手段からの切り
替え指示信号の発生を受けて、新たに表示領域に表示さ
れる他方の表示メモリの画像情報に重ねて、カーソルを
該表示領域の所定位置に表示させる。これにより、表示
画面が切り替わってもカーソルが該画面の切り替わりに
連動する形で追随し、しかも切り替え後の表示領域の所
定位置に表示されるので、カーソルを見失うようなこと
がなくなる。
【0009】上記において、前記第1の表示メモリと第
2の表示メモリのそれぞれに取り込まれている画像情報
のいずれの画像情報を前記表示装置の表示領域に対応さ
せて表示しているかを認識する認識手段を備え、前記切
り替え指示信号は前記認識手段からの認識結果を受けて
前記切り替え指示信号の発生を行うものである。この構
成によれば、切り替え指示信号は、認識手段からの認識
結果を受けて、切り替えるべき他方の表示メモリを指定
することが可能となる。
【0010】そして、前記切り替え指示信号は前記認識
手段からの認識結果を含むものである。この構成によれ
ば、認識手段は常時、あるいは判定実行手段からの判定
結果に応答して、いずれの表示メモリが選択されている
かの認識を行っており、この認識結果を用いて表示メモ
リに対する切り替えが行われる。
【0011】また、操作可能な指示部材を備えておき、
前記判定実行手段が前記指示部材からの操作信号の有無
を判定して前記切り替え指示信号を発生するようにして
もよい。この構成によれば、作業者による積極的な画面
の切り替えが可能となると共に、カーソルの表示位置が
所定位置に移動して表示されるので、カーソル位置の確
認が容易となる。指示部材で画面切り替えを指示する構
成では、画面切り替えをカーソルで行う態様に比して、
カーソルの所定位置、領域への移動の有無を常時監視す
る必要がないのでソフトウェアの負担はその分軽減する
こととなる。
【0012】この場合、前記各表示メモリに対応する画
像情報を作成するための複数のキーを含む入力部を備え
ておいて、前記指示部材として前記複数のキーのうちか
ら特定のキーを設定するようにしてもよい。このように
すれば、必要な入力部のうちの1つのキーを兼用的に利
用できるでの、その分、小型で簡易構造が可能となる。
【0013】以上の各内容において、前記カーソル位置
監視手段は、前記切り替え指示信号に応答して前記カー
ソルを前記他方の表示メモリの所定座標位置に設定する
ようにすることが好ましい。このようにカーソルの表示
位置を対応する表示メモリの所定座標位置、すなわち切
り替えの毎に少なくとも任意な表示位置に不規則的に出
現することのないようにすれば、カーソルを見失うとい
うような不具合は極力抑制される。特に、所定座標位置
が他方の表示メモリの中央座標位置に固定的に設定され
る態様では、カーソルマークを見失うという不具合はな
くなり、作業性の向上に好適となる。
【0014】また、前記判定実行手段は、前記カーソル
位置監視手段に連動し、前記カーソル位置監視手段によ
り前記カーソルが各表示メモリ内においてそれぞれ予め
設定された所定の座標位置に移行されたことが監視され
たことを判定して前記切り替え指示信号を発生するよう
にしていもよい。この構成によれば、カーソル位置監視
手段は、カーソルの座標位置を各表示メモリに対する座
標位置データとして監視しておくことで、該カーソルが
各表示メモリ内の設定座標位置に移行、すなわち作業者
によって操作可能なカーソルが表示領域中の設定位置ま
で移動操作されたとき切り替え指示信号が発生する。
【0015】ここに、前記第1、第2の表示メモリが、
1つの仮想メモリスペースを少なくとも2以上に分割し
て形成されたうちの隣り合う2つの領域に対応する態様
では、前記判定実行手段は、前記カーソル位置監視手段
によって監視される前記カーソルの座標位置が前記一方
の表示メモリから他方の表示メモリへの移行のための座
標位置に達したことを判定すると、前記切り替え指示信
号を発生するようにすればよい。この構成によれば、表
示領域の一端であって、第1、第2の表示メモリが隣り
合う側の端に達した時点乃至は越えた時点で切り替え指
示信号が発生される。そして、切り替え指示信号が発生
すると、表示領域には一方の表示メモリから他方の表示
メモリに切り替わり、この切り替わった他方の表示メモ
リの隣り合う側の端にカーソルが表示される。たとえば
第1,第2の表示メモリの座標が左右方向に隣り合う
(典型的には接している状態)ように形成されている態
様では、カーソルが第1の表示メモリ(一方の表示メモ
リに相当)に対応する画像情報を表示している表示領域
の上下方向のある位置で、かつその右端からさらに右側
(表示面から消える)に操作されたことに応答して表示
画面が第2の表示メモリ(他方の表示メモリ)に対応す
る画像情報の表示に切り替わるとともに、カーソルが表
示領域の左端で、上下方向の同じ位置に出現するので、
カーソルの移動が連続したと同様に行われるので、作業
者の操作の意図と合致することとなる。
【0016】また、以上の各内容において、前記表示装
置の表示領域に対する特定位置に、選択中の表示メモリ
が第1,第2の表示メモリのいずれであるかを識別可能
に表示する標識表示手段を備えることが好ましい。この
構成によれば、いずれの表示メモリの表示内容が表示装
置に表示されているかが視認可能となるので、作業ミス
等の誘発が効果的に防止される。表示位置としては、表
示領域の左上部等が考えられる。また、表示形態として
は、例えば「Display1」、「Display
2」が考えられ、要するに文字、記号、図形等又はその
組み合わせなど標識として機能する表示態様であれば良
い。
【0017】また、本発明に係る情報処理画面の切り替
え制御方法は、第1の表示メモリと第2の表示メモリの
それぞれに取り込まれている画像情報を表示メモリ毎に
表示装置の表示領域に対応して表示させると共に、操作
部材からの操作に応じて前記表示装置の表示領域内の任
意の位置にカーソルを表示させ、表示メモリの切り替え
のための切り替え指示信号が発生されると、該指示信号
を受けて選択中の一方の表示メモリを他方の表示メモリ
に切り替えて該他方の表示メモリに対応する画像情報を
前記表示装置の表示領域に導き、かつ前記切り替え指示
信号を受けて前記カーソルを前記表示装置の表示領域の
所定位置に移動させて表示させるようにしたものであ
る。
【0018】この構成によれば、切り替え指示信号が発
生されて画面が切り替わると共にカーソルの表示位置が
所定位置に変更表示されるので、画面切り替え時にカー
ソルを見失うことがなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される情報
処理装置のブロック図である。本装置は、CRT、LC
D又はプラズマディスプレイ等であって画像情報の表示
が行われる表示領域と該表示領域に表示を行わせるため
の各回路を有するモニタ1と、該モニタ1に表示する表
示内容を作成する各部を含むコンピュータやその他の各
部を有する装置本体2とを主構成として備えている。な
お、図1は、機能ブロックを説明するための図であり、
具体的な装置とした場合、装置本体2側に記載の機能構
成の一部が、モニタ1を含む表示装置としての構成側に
適宜組み込まれるようにしてもよい。
【0020】装置本体2は、テンキー、文字入力キーそ
の他必要に応じて設けられる機能実行指示等各種のキー
を有するキーボード等の入力部3を備え、この入力部3
からのキー入力信号はインターフェース4(以下、I/
F4という。)を介して情報処理部5及びカーソル表示
処理部11に導かれる。
【0021】情報処理部5は、文章作成用ソフトウェア
51、表作成用ソフトウェア52、編集処理用ソフトウ
ェア53等の各種ソフトウェアを処理するための基礎と
なっており、入力部3の各キーに対する操作に応じて入
力されるキー入力信号を解析してコードデータ等に変換
するとともに、前述の各種ソフトウェアを用いて文章作
成(文字入力)、表作成、作成内容に対して各種の編集
等種々の情報作成、情報処理を所要のメモリ容量を持っ
た図略のワークメモリを用いて実行するものである。情
報処理部5で作成、処理された内容は、書き込み用の座
標データとともに、後述するグラフィックコントローラ
6、7に転送される。すなわち、情報処理部5は、モニ
タ1の表示領域に対して入力部3からのキー操作に応じ
て入力を行うと、キー入力信号が表示領域上の表示位置
と対応されて取り込まれ、該表示領域の表示位置と対応
づけられたグラフィックコントローラ6,7の後述する
表示メモリ(メモリカード)61,71に書き込ませる
ようにしている。なお、キー入力信号の表示領域上の表
示位置は、図略の行列方向にのみ移動可能な文字入力位
置案内用カーソルあるいは後述の位置指定用のカーソル
がキー入力を受け付ける位置を指示する場合には、それ
らのカーソル位置が表示メモリ61,71上における座
標位置データとしてI/F4により検出されるようにな
っている。
【0022】グラフィックコントローラ6,7は、情報
処理部5から伝送されてくる処理情報をモニタ1への表
示用の画像信号に変換するとともに、変換後の画像信号
をそれぞれの表示メモリ61,71の対応する座標位置
に格納するものである。
【0023】ここで、グラフィックコントローラ6の表
示メモリ61(Display1という)及びグラフィ
ックコントローラ7の表示メモリ71(Display
2という)とモニタ1への表示領域との関係について、
図2を用いて説明する。
【0024】図2は、Display1とDispla
y2のメモリ領域すなわち座標を示す図で、Displ
ay1は座標(X1T、Y1T)と(X1B、Y1B)とで囲ま
れるメモリ領域であり、Display2は座標(X2
T、Y2T)と(X2B、Y2B)とで囲まれるメモリ領域で
ある。そして、X座標(X2T)が(X1B+1)に一致す
る態様では、Display1とDisplay2とは
X軸方向において連続するメモリスペースを分割したも
のとなる。すなわち、座標(X1T、Y1T)と(X2B、Y
2B)とで囲まれる仮想的な1つの大きな表示メモリに対
し、表示メモリ61はX軸方向に2分割(均等、不均等
いずれでもよい)したうちの左半部に対応し、表示メモ
リ71は右半部に対応する。
【0025】そして、後述するように、Display
1が選択されたときは、表示メモリ61内の画像信号が
モニタ1上の対応する表示領域1aに導かれて表示さ
れ、Display2が選択されたときは、表示メモリ
71内の画像信号がモニタ1上の対応する表示領域1b
に導かれて表示されるようになっている。この結果、モ
ニタ1上には、異なる2画面の表示が選択的に行われる
こととなる。
【0026】画像表示制御部8は、グラフィックコント
ローラ6の表示メモリ61、グラフィックコントローラ
7の表示メモリ71に取り込まれている画像信号を表示
回路9に高速で繰り返し出力させるための制御を行うも
のである。表示回路9はモニタ1の走査用の水平、垂直
同期信号に同期させて、すなわちモニタ1の表示領域の
ピクセル(画素)に表示メモリ61、71の座標を所定
の比率(解像度と関連)、例えば4対3に対応させて画
像信号をモニタ1の表示領域に出力し、画像表示を行わ
せるものである。
【0027】画像表示制御部8は、認識手段14を処理
するための基礎となっており、この認識手段14は現時
点においてグラフィックコントローラ6,7のいずれを
選択しているか、すなわち切り替え回路13がDisp
lay1,2のいずれの画像情報を選択し、表示領域に
表示しているかを認識し、判定実行手段16に現時点に
おいて選択しているDisplayに対する他方のDi
splayを選択するように切り替え指示信号を発生さ
せるようになされている。
【0028】装置本体2には、モニタ1の表示領域にお
ける位置指定に適用されるカーソルを該表示領域内でそ
の水平垂直方向(X、Y座標方向に対応)における任意
の位置に移動可能にするマウス、ジョイスティック、ト
ラックボール等の操作部材10が設けられている。操作
部材10は操作に応じて表示メモリ61,71の元とな
った仮想メモリスペース上におけるX、Y座標方向の絶
対的な位置あるいは相対的な位置としての位置データを
発生するものである。本実施形態にあってはいずれの態
様であってもよい。なお、相対的な位置とは所定の周期
で位置検出指令される指令信号に基づいて位置データの
取り込みが実行される場合において、直前の検出位置を
基準にした今回の取り込み位置をいう。
【0029】操作部材10からのX、Y方向の座標位置
データはI/F4を介してカーソル表示処理部11に導
かれる。カーソル表示処理部11はカーソル位置監視手
段17を処理するための基礎となっており、このカーソ
ル位置監視手段17は、操作部材10からI/F4を介
して入力されるX,Y方向の座標位置データから絶対的
なX,Y座標を演算し(操作部材10が絶対座標位置デ
ータを発生させる態様では演算は不要である)、演算の
結果、座標位置が座標(X1T、Y1T)と(X1B、Y1B)
とで囲まれるDisplay1の領域内、および座標
(X2T、Y2T)と(X2B、Y2B)とで囲まれるDisp
lay2の領域内のいずれに位置しているかを監視する
と共に、後述するように座標位置データの生成という座
標管理も行うようになされている。カーソル表示処理部
11は、カーソルの表示形態を決定する表示キャラクタ
を格納しており、カーソル位置監視手段17は、この表
示キャラクタを演算されたX,Y座標位置であって表示
メモリ61,71上の対応する側の座標位置にスーパー
インポーズ表示可能なように書き込ませるようになされ
ている。
【0030】判定実行手段16はカーソル位置監視手段
17で監視されたX,Y座標乃至はキー入力信号の有無
を判定し、切り替え制御回路12はこの判定実行手段1
6の判定結果であって、後述するUSBホストコントロ
ーラ18から伝送されてくる切り替え指示信号を用い
て、表示メモリ61と表示メモリ71のいずれを表示回
路9に接続するかを選択的に切り替える信号を出力する
ものである。すなわち、判定実行手段16はカーソル位
置監視手段17に取り込まれたX,Y座標位置が座標
(X1T、Y1T)と(X1B、Y1B)とで囲まれる範囲、す
なわちDisplay1側であるか、座標(X2T、Y2
T)と(X2B、Y2B)とで囲まれる範囲、すなわちDi
splay2側であるかを判定し、後述するように、
X,Y座標位置が予め設定されている位置に達すると、
あるいは画面切り替えのキー入力信号が発生されると、
切り替え指示信号を出力するようになされている。そし
て、判定実行手段16で判定がなされた時点で認識手段
14が切り替え回路13がいずれのDisplayを現
在選択しているかを認識していることによって、他方側
のDisplayに切り替えるように切り替え制御回路
12からの指示を受けて、切り替え回路13が、選択さ
れたグラフィックコントローラ側を表示回路9に接続す
るものである。
【0031】標識表示手段15は表示領域1a、1bの
適所にDisplay1,2のうち、いずれが選択表示
されているかを、例えば「Display1」とか「D
isplay2」のように文字,あるいは他のマークな
どを利用した識別可能な形態が書き込まれており、選択
された画面に対応する記憶内容を読み出して、表示領域
1a、1bの一部に表示するようになされている。この
標識のための文字等の表示位置は、例えば以下のように
設定することが可能である。すなわち、標識表示のサイ
ズは座標に換算したときの長さとして、X軸方向長に
W、Y軸方向にHと設定しておく。そして、選択画面が
Display1のときは座標(X1T、Y1T)と座標
(X1T+W、Y1T+H)とで囲まれる範囲内に「Dis
play1」と表示させ、選択画面がDisplay2
のときは座標(X2T、Y2T)と座標(X2T+W、Y2T+
H)とで囲まれる範囲内に「Display2」と表示
させるようにしている。
【0032】図3は、情報処理装置の一実施形態を示す
ブロック図である。なお、図中、図1と同一番号が付さ
れたものは同一機能を有するものである。
【0033】本装置では、操作部材10からの操作信号
を、CQ出版社1997年7月号発行の「トランジスタ
技術」の第240〜249頁「第1章:パソコンー周辺
機器間の新インターフェース、USBの概要と特徴」に
解説されたUSB(Universal Serial
Bus)を用いて構築したものである。USBは、1
2Mbpsのデータ転送速度を持つ双方向の高速シリア
ル通信バスで、ホストコンピュータと多種類の周辺デバ
イス間(例えば操作部材やモニタ等)でのデータ転送を
同一バス上で行わせるようにしたものであって、USB
ホストコントローラ18、USBコントローラ121及
び両者を結ぶUSB通信から構成されている。
【0034】図3において、CPU100は、図1に示
す装置本体2の各部を情報処理する機能を有するもので
ある。
【0035】後述するように、画面切り替えの第1の動
作方法では、CPU100はカーソル位置監視手段17
を用いて、操作部材10からの操作状態をカーソルの座
標位置として常時監視しており、座標位置がDispl
ay1内、Display2内というように同一側にあ
るときは座標位置データを監視し続けるのみとし、一
方、カーソルの座標位置がDisplay1からDis
play2へ、あるいはその逆となる移動が生じたとき
は(あるいはDisplay1、2内の予め設定された
所定座標位置や領域内に達して、他方のDisplay
側に移動するものと判断し得る状態にあるときは)、C
PU100がカーソル位置監視手段17を用いて演算処
理を行い、次に判定実行手段16の判定結果と認識手段
14の認識結果とによる(乃至は両結果を含む形態の)
切り替え指示信号を、USBホストコントローラ18を
介してモニタ1側のUSBコントローラ121にUSB
通信により送信するようになっている。USBコントロ
ーラ121は受信した指令信号を解析して、モニタ制御
用マイコン122が解読可能なコードに変換して指示信
号を送信し、モニタ制御用マイコン122はこの指示信
号コードを受けると、切り替え回路13に切り替え信号
としてのコントロール信号を出力する。
【0036】次に、図4、図5を用いて、画面切り替え
の第1の動作方法について説明する。図4(a)は画面
切り替え前のカーソルCMの移動状態を示し、図4
(b)は画面切り替え後のカーソルCMの表示状態を示
す図であり、図5は画面切り替え動作のためのフローチ
ャートである。
【0037】CPU100は、現時点においてグラフィ
ックコントローラ6,7のいずれが選択されているか、
すなわちDisplay1,2のいずれの画像情報がモ
ニタ1に表示されているかを、認識手段14を用いて認
識する(ステップS1)。今、図4(a)に示すよう
に、Display1が選択されているとする。
【0038】次いで、CPU100は、カーソル位置監
視手段17を用いて、カーソルCMの座標位置を操作部
材10からI/F4を介して監視し、取り込む(ステッ
プS2)。そして、CPU100は、カーソル位置監視
手段17を用いて、カーソルの座標位置が現在選択され
ているDisplay1の座標範囲内にあるか否かの判
定を行い(ステップS3)、カーソルの座標位置がDi
splay1の座標範囲内であれば(ステップS3でY
es)、ステップS3に戻って同様の処理を繰り返す。
このステップS2,S3のループで処理が行われている
間は、画面切り替えは行われず、図4(a)の状態が継
続され、Display1の表示画面内で、入力部3等
を用いての所望する情報処理を行うことが可能な状態に
ある。
【0039】一方、カーソルの座標位置がDispla
y1から見てDisplay2との境界、すなわち図4
(a)に示すようにカーソルCMがDisplay1の
座標(X1B+1、Y1C)(但し、Y1CはY1T〜Y1B内の
任意の値)に位置すると(ステップS3でNo)、CP
U100は判定実行手段16を用いて、入力信号を切り
替えるために、切り替え指示信号をUSBコントローラ
121に送信し、さらにモニタ用制御マイコン122に
対してコントロール信号の出力を行わせる(ステップS
4)。図4(b)に示すように、カーソルCMは画面が
切り替わった時点で、座標(X2B、Y2C)=(X1B+
1、Y1C)に対応する位置に表示される。そして、カー
ソルCMがDisplay2内に位置する限り画面切り
替えは行われず、Display2の画像情報が表示領
域1bに継続して表示される。
【0040】続いて、標識表示手段15を用いて、切り
替えた表示領域1bの適所、例えば左上部に標識として
の「Display2」の表示が行われ(ステップS
5)、いずれのDisplay側が現在選択されている
かを視認容易にしている。
【0041】なお、逆に、Display2上に表示さ
れているカーソルCMの座標位置がDisplay1と
の境界に達する(X座標(X2T−1))と、画面切り替
えがDisplay2から他方側のDisplay1に
切り替えられる。
【0042】次に、図6、図7を用いて、画面切り替え
の第2動作方法について説明する。図6(a)は画面切
り替え前のカーソルCMの移動状態を示し、図6(b)
は画面切り替え後のカーソルCMの表示状態を示す図で
あり、図7は画面切り替え動作のためのフローチャート
である。
【0043】CPU100は、現時点においてグラフィ
ックコントローラ6,7のいずれが選択されているか、
すなわちDisplay1,2のいずれの画像情報がモ
ニタ1に表示されているかを、認識手段14を用いて認
識する(ステップS11)。今、図6(a)に示すよう
にDisplay1が選択されているとする。
【0044】次いで、CPU100は判定実行手段16
を用いて、入力部3内の予め指定された、指示部材3a
としての特定キーあるいはそれ以外であって付設された
特定キーが操作されたか否か、すなわち画面切り替えの
キー入力信号命令の有無をI/F4を介して判定し(ス
テップS13)、そして、キー入力信号が発生していな
ければ(ステップS13でNo)、ステップS11に戻
って特定キーの入力待ちとなり、一方、特定キーが操作
されると(ステップS13でYes)、CPU100は
判定実行手段16を用いて、入力信号を切り替えるため
に、切り替え指示信号をUSBコントローラ121に送
信し、さらにモニタ用制御マイコン122に対して切り
替え回路13に対してコントロール信号の出力を行わせ
る(ステップS15)。この第2の動作方法では、図
4、図5における第1の動作方法とは異なり、カーソル
CMの位置は切り替え指示には関係がなく、特定キーを
操作するのみなので、切り替え指示が容易、迅速に行い
得るという利点がある。また、切り替え指示確認のため
にカーソル位置を常時監視しておく必要もないので、そ
の分ソフトウェアの負担も軽減される。
【0045】コントロール信号によって画面が他方のD
isplay2に切り替え実行されると、続いて、CP
U100はカーソル位置監視手段17を用いて、カーソ
ルCMの表示位置の切り替え(座標位置データの生成)
を行う(ステップS17)。すなわち、カーソルCM
は、図7(a)に示すようなDisplay1内の任意
の位置から、図7(b)に示すようにDisplay2
の所定位置、例えば表示領域1bの中心位置に表示され
る。中心位置に設定することで、切り替え後のカーソル
に対する操作性が高まる。また、切り替え後のカーソル
CMの表示位置は、上述の如き中央位置に限定されず、
表示領域1b(表示領域1aの場合も同様)に対して予
め設定された位置であればよい。設定位置に切り替え表
示することで、切り替え直後にカーソルCMを見失うと
いった不具合も極力防止でき、作業の連続性が確保され
る。
【0046】続いて、標識表示手段15を用いて、切り
替えた表示領域1bの適所、例えば左上部に標識として
の「Display2」の表示が行われ(ステップS1
9)、いずれのDisplay側が現在選択されている
かを視認容易にしている。
【0047】図8、図9は、図3に対応するその他の実
施形態を示すブロック図である。なお、図中、図3と同
一番号が付されたものは同一機能を有するものである。
【0048】図8は、入力部3、操作部材10としてU
SBシステムに適用するものを採用した構成を示し、こ
の構成では、入力部3、操作部材10をUSBホストコ
ントローラ18に直接接続することが可能となる。この
場合、I/F4に代わって,USBホストコントローラ
18が座標位置データ、キー入力信号を受信し、かつ処
理する機能を備えておけばよい。
【0049】図9も図8同様に、入力部3、操作部材1
0としてUSBシステムに適用するものを採用した構成
を示したものである。図9に示す構成では、入力部3、
操作部材10をモニタ1側のUSBコントローラ121
に直接接続することが可能となる。この場合、USBコ
ントローラ121はUSBホストコントローラ18とU
SB通信を行うことによって、USBホストコントロー
ラ18は座標位置データ、キー入力信号を受信し、かつ
処理する機能を備え、USBコントローラ121はUS
Bホストコントローラ18からの切り替え指示信号を受
けるように構成しておけばよい。
【0050】なお、本発明は、以下の態様を採用するこ
とが可能である。
【0051】(1) 本実施例では、1台のコンピュー
タ本体2で、Display1,2のように2画面分の
切り替えを行わせるようにしているが、2画面に限定さ
れず、3画面、4画面さらにはそれ以上の画面数を切り
替え可能に持たせてもよい。この場合、グラフィックコ
ントローラを対応する個数だけ準備するとともに、切り
替え回路13が当該個数の切り替え端子を有し、かつコ
ントローラ信号がこれら各端子を個別に切り替え制御し
得る構成とすればよい。特に4画面、9画面の場合には
縦横(XY)方向に2画面、3画面ずつ同数ずつ配置し
得るので、大きな四角形状を有する仮想的なディスクト
ップスペース(メモリスペース)を効果的に分割でき、
効率良い情報処理作業に供し得る。
【0052】本発明における第1の表示メモリ、第2の
表示メモリなる用語は、2個を制限的に記載したもので
はなく、2個乃至はそれ以上の態様を含む一方、隣り合
う2個の表示メモリに着目したものである。
【0053】(2)カーソルCMの移動によって画面切
り替えを指示する態様にあっては、画面切り替えは必ず
しも表示画面の境界位置(隣り合う他方のDispla
yがある側)に限定されず、表示画面内の予め設定され
た位置や領域であってもよい。このようにすれば、画面
切り替えの都度、カーソルCMを当該境界位置まで移動
させる必要がなく、操作性が高まる。
【0054】(3)本実施形態では、Display1
とDisplay2とを座標的に連続するように設定し
たが、隣り合うDisplayは座標が所定座標分離間
していてもよい。この場合、離間座標分を考慮して、カ
ーソルCMの座標位置を計算すればよく、このようにす
ることで画面切り替えが好適に行え、かつ画面切り替え
時におけるカーソルCMの連続的表示(第1の動作方
法)乃至は所定位置への表示(第2の動作方法)が確保
可能となる。
【0055】(4)画面切り替えの第2の動作方法にお
いて、入力部3内の特定キーを採用する態様では、当該
キーが本来持っている内容(例えば特定の文字を入力す
るもの)と混同する可能性の低い、あるいは可能性のな
いキーを利用することが必要である。また、このような
誤動作を防止する観点から、他の条件要素を付加、例え
ば2回続けて操作するとか、またカーソルCMが表示領
域の所定位置に存在しあるいは領域内に位置しているこ
とを条件に画面切り替え指示が許容されるようにしても
良い。
【0056】(5)表示メモリ61、71はメモリカー
ドのような物理的に別体のものに限定されず、1つのメ
モリを領域分けして使用する態様でもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1,11記載の発明によれば、1
台の表示装置に第1の表示メモリと第2の表示メモリの
それぞれに取り込まれている画像情報を表示メモリ毎に
表示させることができる。しかも、画面の切り替え指示
信号が発生すると一方の表示メモリを他方の表示メモリ
に切り替え、かつカーソルを前記表示装置の表示領域の
所定位置に表示させるようにしたので、画面切り替えに
際してカーソルを見失う不具合を解消し得て効率良い作
業性を確保できる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、認識手段か
らの認識結果を用いて表示メモリの切り替えを行う構成
としたので、切り替え指示に応答して適正に画面切り替
えを実行することができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、切り替える
べき他方の表示メモリを確実に指定することができる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、作業者によ
る積極的な画面の切り替え操作が可能になると共に、カ
ーソルの表示位置が所定位置に移動して表示されるの
で、カーソル位置の確認が容易となる。また、指示部材
で画面切り替えを指示する構成を採用した構成では、カ
ーソル位置の常時監視が不必要となる分、ソフトウェア
の負担を軽減できる。
【0061】請求項5記載の発明によれば、指示部材と
して、画像情報を作成するための複数のキーを含む入力
部の複数のキーのうちから特定のキーを設定する構成と
したので、必要な入力部のうちの1つのキーを兼用的に
利用でき、その分、小型かつ簡易構造が図れる。
【0062】請求項6記載の発明によれば、カーソルの
表示位置を切り替えられた他方の表示メモリの所定座標
位置、すなわち切り替えの毎に少なくとも任意な表示位
置に不規則的に出現することのないようにしたので、カ
ーソルを見失う不具合は極力抑制される。
【0063】請求項7記載の発明によれば、特に、所定
座標位置を他方の表示メモリの中央座標位置に固定的に
設定される構成としたので、カーソルマークを見失う不
具合を防止でき、より作業性の向上が図れる。
【0064】請求項8記載の発明によれば、カーソルが
各表示メモリ内においてそれぞれ予め設定された所定の
座標位置に移行されると、切り替え指示信号を発生させ
るように構成したので、他方の表示メモリ側にアクセス
したい場合等にカーソルでそのまま指示できるので、人
間工学的に優れた操作性を提供できる。
【0065】請求項9記載の発明によれば、1つの仮想
メモリスペースを少なくとも2以上に分割して形成され
たうちの隣り合う2つの領域に第1、第2の表示メモリ
を対応させた構成としたので、カーソルの移動が連続し
たと同等な感触の中で画面切り替えが実行でき、作業者
の操作の意図と合致することとなる。
【0066】請求項10記載の発明によれば、選択中の
表示メモリに画像情報に関連して識別可能な表示を行わ
せる構成としたので、作業ミス等の誘発が効果的に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される情報処理装置のブロック図
である。
【図2】Display1とDisplay2のメモリ
領域すなわち座標を示す図である。
【図3】情報処理装置の一実施形態を示すブロック図で
ある。
【図4】(a)は画面切り替え前のカーソルの移動状態
を示し、(b)は画面切り替え後のカーソルの表示状態
を示す図である。
【図5】画面切り替えの第1の動作方法を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】(a)は画面切り替え前のカーソルの移動状態
を示し、(b)は画面切り替え後のカーソルの表示状態
を示す図である。
【図7】画面切り替え動作の第2の動作方法を説明する
フローチャートである。
【図8】図3に対応するその他の実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図9】図3に対応する、さらに他の実施形態を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 モニタ 1a、1b 表示領域 2 装置本体 3 入力部 3a 指示部材 4 I/F 5 情報処理部 6、7 グラフィックコントローラ 61、71 表示メモリ 8 画像表示制御部 9 表示回路 10 操作部材 11 カーソル表示処理部 12 切り替え制御回路(切り替え部) 121 USBコントローラ 122 モニタ制御用マイコン 13 切り替え回路(切り替え部) 14 認識手段 15 標識表示手段 16 判定実行手段 17 カーソル位置監視手段 18 USBホストコントローラ(切り替え部) CM カーソル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表示メモリと第2の表示メモリの
    それぞれに取り込まれている画像情報をそれぞれ表示装
    置の表示領域に対応させて表示する処理情報表示装置に
    おいて、前記表示装置の表示領域内の所望の位置に表示
    可能なカーソルの前記各表示メモリ内におけるそれぞれ
    の座標位置を監視するカーソル位置監視手段と、前記表
    示領域に表示している一方の表示メモリを他方の表示メ
    モリに切り替える判定を行い、切り替え指示信号を発生
    する判定実行手段と、この指示信号を受けて一方の表示
    メモリを他方の表示メモリに切り替え、該他方の表示メ
    モリの画像情報を前記表示装置の表示領域に導く切り替
    え部とを有し、前記カーソル位置監視手段は、前記判定
    実行手段からの切り替え指示信号を受けて、前記カーソ
    ルを前記表示装置の表示領域の所定位置に表示させるよ
    うに構成されていることを特徴とする処理情報表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の処理情報表示装置におい
    て、前記第1の表示メモリと第2の表示メモリのそれぞ
    れに取り込まれている画像情報のいずれの画像情報を前
    記表示装置の表示領域に対応させて表示しているかを認
    識する認識手段を備え、前記判定実行手段は前記認識手
    段に連動しており、前記切り替え指示信号は前記認識手
    段からの認識結果を受けて前記切り替え指示信号の発生
    を行うものであることを特徴とする処理情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記切り替え指示信号に前記認識手段か
    らの認識結果を含むことを特徴とする請求項2記載の処
    理情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の処理情
    報表示装置において、操作可能な指示部材を備え、前記
    判定実行手段は、前記指示部材からの操作信号の有無を
    判定して前記切り替え指示信号を発生するものであるこ
    とを特徴とする処理情報表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の処理情報表示装置におい
    て、前記各表示メモリに対応する画像情報を作成するた
    めの複数のキーを含む入力部を備え、前記指示部材は、
    前記複数のキーのうちの特定のキーであることを特徴と
    する処理情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記カーソル位置監視手段は、前記切り
    替え指示信号の発生を受けて前記カーソルの座標位置を
    前記他方の表示メモリの所定座標位置に設定するもので
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    処理情報表示装置。
  7. 【請求項7】 前記所定座標位置は、前記他方の表示メ
    モリの中央座標位置であることを特徴とする請求項6記
    載の処理情報表示装置。
  8. 【請求項8】 前記判定実行手段は、前記カーソル位置
    監視手段に連動し、前記カーソル位置監視手段により前
    記カーソルが各表示メモリ内においてそれぞれ所定の座
    標位置に移行されたことが監視されたことを判定して前
    記切り替え指示信号を発生するものであることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の処理情報表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1、第2の表示メモリは、1つの
    仮想メモリスペースを少なくとも2以上に分割して形成
    されたうちの隣り合う2つの領域に対応し、前記判定実
    行手段は、前記カーソル位置監視手段によって監視され
    る前記カーソルの座標位置が前記一方の表示メモリから
    他方の表示メモリへの移行のための座標位置に達したこ
    とを判定すると、前記切り替え指示信号を発生するもの
    であることを特徴とする請求項8記載の処理情報表示装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の処理
    情報表示装置において、前記表示装置の表示領域に対す
    る特定位置に、選択中の表示メモリが第1,第2の表示
    メモリのいずれであるかを識別可能に表示する標識表示
    手段を備えたことを特徴とする処理情報表示装置。
  11. 【請求項11】 第1の表示メモリと第2の表示メモリ
    のそれぞれに取り込まれている画像情報を表示メモリ毎
    に表示装置の表示領域に対応して表示させると共に、操
    作部材からの操作に応じて前記表示装置の表示領域内の
    任意の位置にカーソルを表示させ、表示メモリの切り替
    えのための切り替え指示信号が発生されると、該指示信
    号を受けて選択中の一方の表示メモリを他方の表示メモ
    リに切り替えて該他方の表示メモリに対応する画像情報
    を前記表示装置の表示領域に導き、かつ前記切り替え指
    示信号を受けて前記カーソルを前記表示装置の表示領域
    の所定位置に移動させて表示させる情報処理画面の切り
    替え制御方法。
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