JP2000098608A - 着色画像形成材料、バーコータ塗布用感光性着色画像形成材料、着色画像形成用感光液、着色画像の製造方法、カラーフィルターの製造法及びカラーフィルター - Google Patents

着色画像形成材料、バーコータ塗布用感光性着色画像形成材料、着色画像形成用感光液、着色画像の製造方法、カラーフィルターの製造法及びカラーフィルター

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JP2000098608A
JP2000098608A JP26798298A JP26798298A JP2000098608A JP 2000098608 A JP2000098608 A JP 2000098608A JP 26798298 A JP26798298 A JP 26798298A JP 26798298 A JP26798298 A JP 26798298A JP 2000098608 A JP2000098608 A JP 2000098608A
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Yoichi Kimura
陽一 木村
Jiyunrin Ryu
順林 劉
Koji Yamazaki
浩二 山崎
Tetsuya Okazaki
哲也 岡崎
Seigo Yokochi
精吾 横地
Shinya Kato
慎也 加藤
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Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔料を分散した感光性着色画像形成材料をバ
ーコータを用いて塗布する場合の膜均一性に優れた着色
画像形成材料、バーコータ塗布用感光性着色画像形成材
料、着色画像形成用感光液、これらを用いる着色画像の
製造方法、カラーフィルターの製造法及びこの方法によ
り得られたカラーフィルターを提供する。 【解決手段】 (a)樹脂、(b)顔料及び(e)リン
酸エステル系界面活性剤を含有する着色画像形成材料、
(a)樹脂、(b)顔料、(c)光重合性不飽和結合を
分子内に1個以上含有するモノマー、(d)光開始剤及
び(e)リン酸エステル系界面活性剤を含有するバーコ
ータ塗布用感光性着色画像形成材料、着色画像形成用感
光液並びにこれらを用いる着色画像の製造方法、カラー
フィルターの製造法及びこの方法により得られたカラー
フィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示デバイ
ス、センサー及び色分解デバイス等に用いられるカラー
フィルターの製造などに好適に用いられる着色画像形成
材料、バーコータ塗布用感光性着色画像形成材料、着色
画像形成用感光液、これらを用いる着色画像の製造方
法、カラーフィルターの製造法及びこの方法により得ら
れたカラーフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示デバイス、センサー及び
色分解デバイス等にカラーフィルターが多用されてい
る。このカラーフィルターの製造法として、従来は、染
色可能な樹脂、例えば天然のゼラチンやカゼインに感光
性を付与したものをパターン露光して現像し、そこに、
主に染料を用いて染色することにより、着色画素を形成
する方法がとられていた。しかし、この方法で得た画素
は、材料からの制約で、耐熱性及び耐光性が低いという
問題があった。
【0003】そこで、最近、耐熱性及び耐光性を改良す
る目的で、顔料を分散させて着色した感光材料を用い、
これをパターン露光及び現像して着色画像を形成する方
法が注目され、多くの検討が行われるようになった。こ
の方法によれば、カラーフィルターの製造法も簡略化さ
れ、得られたカラーフィルターも安定で、寿命の長いも
のになることが知られている。
【0004】カラーフィルターの製造工程には顔料を分
散させたフォトレジストなどの塗布液を薄く均一な厚さ
に塗布する工程がある。この工程には、従来はスピンコ
ータが用いられていた。しかしこのスピンコータを用い
る方法では基板の交換に手間取り、作業効率が悪く、ま
た塗布液の大部分が飛散してしまい、塗布液の利用率が
非常に低いという問題がある。そこでこれらの問題を解
決した塗布方法としてバーコータなどを用いた塗布が考
えられている。しかし、バーコータなどを用いた方法で
は、塗布した膜の膜厚が不均一になるという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、顔料を分散
した感光性着色画像形成材料をバーコータを用いて塗布
する場合の膜均一性に優れた着色画像形成材料、バーコ
ータ塗布用感光性着色画像形成材料、着色画像形成用感
光液、これらを用いる着色画像の製造方法、カラーフィ
ルターの製造法及びこの方法により得られたカラーフィ
ルターを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、リン酸エステル系界面
活性剤を含有する特定の着色画像形成材料又は着色画像
形成用感光液を用いることにより、バーコータを用いた
塗布においても、膜厚の均一性に優れた塗膜が得られる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
【0007】すなわち、本発明は、(a)樹脂、(b)
顔料及び(e)リン酸エステル系界面活性剤を含有して
なる着色画像形成材料に関する。
【0008】本発明はまた、(a)樹脂、(b)顔料、
(c)光重合性不飽和結合を分子内に1個以上含有する
モノマー、(d)光開始剤及び(e)リン酸エステル系
界面活性剤を含有するバーコータ塗布用感光性着色画像
形成材料に関する。
【0009】本発明はまた、上記バーコータ塗布用感光
性着色画像形成材料に、更に、有機溶剤を含有させ、有
機溶剤以外の成分を有機溶剤に溶解又は分散させてなる
着色画像形成用感光液に関する。
【0010】本発明はまた、上記着色画像形成用感光液
を基板上にバーコータを用いて塗布し、露光現像除去す
る着色画像形成の工程を含む着色画像の製造方法に関す
る。
【0011】本発明はまた、上記着色画像形成用感光液
を基板上にバーコータを用いて膜として形成する工程、
膜に活性光線を画像状に照射し、露光部を光硬化させる
工程及び未露光部を現像除去する工程からなる像形成操
作を異なった複数の色の着色画像形成用感光液について
繰り返し行い、複数の画素を形成することを特徴とする
カラーフィルターの製造法に関する。
【0012】本発明はまた、上記のカラーフィルターの
製造法により製造したカラーフィルターに関する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0014】本発明における(e)成分のリン酸エステ
ル系界面活性剤としては、例えば、一般式(1)
【0015】
【化4】 (ただし式中、Rは炭素数1〜100の直鎖状又は分岐
状のアルキル基又は炭素数7〜100のアルキルアリー
ル基であり、炭素数6〜12のアリール基で置換されて
いてもよく、R′は水素又はR−(OCH2CH2n
で表される基であり、nは8〜20の整数を示す。)で
表される化合物が好ましく用いられる。具体的には、A
−212C、A−217E、A−219B、A−212
EC(いずれも第一工業製薬(株)商品名)として市販
されているものを使用することができる。
【0016】本発明におけるリン酸エステル系界面活性
剤の使用量は、着色画像形成材料又は感光性着色画像形
成材料の固形分の総量100重量部に対して0.1〜1
0.0重量部とすることが好ましく、0.5〜8.0重
量部とすることがより好ましい。この使用量が0.1重
量部未満であると、膜均一性への効果が不十分となる傾
向があり、また、10.0重量部を超えると、着色画像
形成の際に露光部が剥離する傾向がある。
【0017】本発明の着色画像形成材料又は感光性着色
画像形成材料に使用される(a)成分の樹脂は、着色画
像形成材料又は感光性着色画像形成材料としたときに顔
料分散性を有するものであれば、特に制限はなく、さら
に成膜性を有するものが好ましく、さらに、感光性を妨
げず、現像性を有するものが好ましい。このような樹脂
としては、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系樹
脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等を
使用することができるが、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート等のア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステル、スチレ
ン、スチレン誘導体、その他の重合性モノマーの単独重
合体又は共重合体、(メタ)アクリル酸(アクリル酸及
びメタアクリル酸を意味する。以下同様)、イタコン
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モノアル
キルエステル、シトラコン酸、無水シトラコン酸、シト
ラコン酸モノアルキルエステル等のカルボキシル基含有
重合性モノマーと(メタ)アクリル酸エステル、スチレ
ン、スチレン誘導体、その他の重合性モノマーとの共重
合体等が特に望ましい。
【0018】前記マレイン酸モノアルキルエステルとし
ては、アルキルの炭素数が1〜12のものが好ましく、
マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイ
ンモノ−n−プロピル、マレイン酸モノイソプロピル、
マレイン酸モノ−n−ブチル、マレイン酸モノ−n−ヘ
キシル、マレイン酸モノ−n−オクチル、マレイン酸モ
ノ−2−エチルヘキシル、マレイン酸モノ−n−ノニ
ル、マレイン酸モノ−n−ドデシル等が挙げられる。前
記シトラコン酸モノアルキルエステルとしては、アルキ
ルの炭素数が1〜12のものが好ましく、シトラコン酸
モノメチル、シトラコン酸モノエチル、シトラコン酸モ
ノ−n−プロピル、シトラコン酸モノイソプロピル、シ
トラコン酸モノ−n−ブチル、シトラコン酸モノ−n−
ヘキシル、シトラコン酸モノ−n−オクチル、シトラコ
ン酸モノ−2−エチルヘキシル、シトラコン酸モノ−n
−ノニル、シトラコン酸モノ−n−ドデシル等が挙げら
れる。
【0019】前記スチレン誘導体としては、α−メチル
スチレン、m−又はp−メトキシスチレン、p−ヒドロ
キシスチレン、2−メトキシ−4−ヒドロキシスチレ
ン、2−ヒドロキシ−4−メチルスチレン等が挙げられ
る。
【0020】また、前記の樹脂としては、光重合性不飽
和結合を有するものを使用してもよい。このような樹脂
の好ましい例としては、高酸価のカルボキシル基含有樹
脂にグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、α−エチルグリシジル
アクリレート、クロトニルグリシジルエーテル、イタコ
ン酸モノアルキルグリシジルエーテル等のオキシラン環
と、エチレン性不飽和結合をそれぞれ1個有する化合物
やアリルアルコール、2−ブテン−4−オール、フルフ
リルアルコール、オレイルアルコール、シンナミルアル
コール、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、N−メチロールアクリル
アミド等の水酸基とエチレン性不飽和結合をそれぞれ1
個有する化合物(不飽和アルコール)を反応させた樹
脂、水酸基を有するカルボキシル基含有樹脂に遊離イソ
シアネート基含有不飽和化合物を反応させた樹脂、エポ
キシ樹脂と不飽和カルボン酸との付加反応物に多塩基酸
無水物を反応させた樹脂、共役ジエン重合体や共役ジエ
ン共重合体と不飽和ジカルボン酸無水物との付加反応物
に水酸基含有重合性モノマーを反応させた樹脂などが挙
げられる。
【0021】上記(a)成分の樹脂は、酸価20〜20
0及び不飽和当量200〜1000の樹脂が好ましく用
いられる。この樹脂以外の樹脂であっても着色画像形成
材料としたときに、顔料分散性、成膜性、現像性を有す
るものであれば特に制限はない。
【0022】前記の樹脂は、感光層が露光後アルカリ現
像性を有するという観点から、酸価が20〜200の範
囲であることが好ましく、25〜180の範囲内である
ことがより好ましく、特に30〜170の範囲であるこ
とが特に好ましい。酸価が20未満であるとアルカリ現
像性が低下する傾向があり、また、酸価が200を超え
るとアルカリ現像後の画像パターンの形状が不鮮明とな
る傾向がある。
【0023】前記の樹脂は、感光性を有するという観点
から不飽和当量は200〜1000の範囲であることが
好ましく、230〜800の範囲であることがより好ま
しく、250〜600の範囲であることが特に好まし
い。
【0024】不飽和当量が200未満であると着色画像
形成材料又は着色画像形成用感光液の調製時、特に、顔
料を樹脂に分散させるときに一部硬化する傾向があり、
不飽和当量が1000を超えると、不飽和基の導入によ
る光感度の向上効果が低下する傾向がある。なお、ここ
でいう不飽和当量とは、不飽和結合一つあたりの樹脂の
分子量を意味している。
【0025】また、前記の樹脂の重量平均分子量は1,
500〜200,000の範囲であることが好ましく、
5,000〜100,000の範囲であることがより好
ましく、10,000〜50,000の範囲であること
が特に好ましい。重量平均分子量が1,500未満では
顔料の分散安定性が低下する傾向があり、また、20
0,000を超えると感光液にしたときに粘度が高くな
り、塗布性が低下する傾向がある。
【0026】なお、ここで、重量平均分子量は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィーによって測定し、標
準ポリスチレンの検量線を用いて換算した値である。前
記の樹脂としては、下記の一般式(2)
【0027】
【化5】 (ただし、式中、R2は水素原子又はメチル基を示し、
3及びR4はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数
1〜12のアルキル基又は炭素数1〜12のアルコキシ
基を示す)で表される繰り返し単位及び下記一般式
(3)
【0028】
【化6】 (ただし、式中、R5及びR6は、それぞれ独立に水素原
子、炭素数1〜12のアルキル基又は光反応性不飽和結
合を有する基を示す。)で表される繰り返し単位からな
り、一般式(2)/一般式(3)(モル比)が1/1〜
5/1である樹脂が顔料の分散安定性、光感度の点から
特に好ましい。
【0029】前記樹脂としては、次のものが更に好まし
い。すなわち、(i)一般式(3)において、R5が光
反応性不飽和結合を有する基、R6が水素原子、R7が水
素原子である繰り返し単位を有する樹脂、(ii)一般
式(3)において、R5が光反応性不飽和結合を有する
基、R6が水素原子又は光反応性不飽和結合を有する
基、R7が水素原子である繰り返し単位を有する樹脂、
(iii)一般式(3)において、R5が光反応性不飽
和結合を有する基又は水素原子、R6が炭素数1〜12
のアルキル基、R7が水素原子である繰り返し単位を有
する樹脂、又は(iv)一般式(3)において、R5
びR6がそれぞれ独立に水素原子又は光反応性不飽和結
合を有する基であり、これらのうち少なくとも一方は光
反応性不飽和結合を有する基であり、R7が炭素数1〜
12のアルキル基である繰り返し単位を有する樹脂であ
ることが好ましい。
【0030】上記一般式(2)で表される繰り返し単位
及び一般式(3)で表される繰り返し単位を有する樹脂
の製造法としては、例えば、一般式(2)及び一般式
(3)で表される繰り返し単位を有する樹脂の前駆体樹
脂に、不飽和アルコール、例えばアリルアルコール、2
−ブテン−4−オール、フルフリルアルコール、オレイ
ルアルコール、シンナミルアルコール、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、N−メチロールアクリルアミド等をエステル化反
応させて製造する方法、一般式(2)及び一般式(3)
で表される繰り返し単位を有する樹脂の前駆体樹脂に、
オキシラン環とエチレン性不飽和結合をそれぞれ1個有
する化合物、例えばグリシジルメタクリレート、グリシ
ジルアクリレート、アリルグリシジルエーテル、α−エ
チルグリシジルアクリレート、クロトニルグリシジルエ
ーテル、イタコン酸モノアルキルモノグリシジルエステ
ル等を付加反応させて製造する方法などが挙げられる。
【0031】一般式(2)で表される繰り返し単位及び
一般式(3)で表される繰り返し単位を有する樹脂の前
駆体樹脂としては、スチレン又はその誘導体と、無水マ
レイン酸又はマレイン酸モノアルキルエステル(マレイ
ン酸のハーフエステル)とを共重合することにより得る
ことができる。
【0032】スチレン誘導体としては、例えば、α−メ
チルスチレン、m又はp−メトキシスチレン、p−ヒド
ロキシスチレン、2−メトキシ−4−ヒドロキシスチレ
ン、2−ヒドロキシ−4−メチルスチレン等が挙げられ
る。
【0033】マレイン酸モノアルキルエステルとして
は、例えば、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエ
チル、マレイン酸モノ−n−プロピル、マレイン酸モノ
−イソプロピル、マレイン酸モノ−n−ブチル、マレイ
ン酸モノ−n−ヘキシル、マレイン酸モノ−n−オクチ
ル、マレイン酸モノ−2−エチルへキシル、マレイン酸
モノ−n−ノニル、マレイン酸モノ−n−ドデシル等が
挙げられる。
【0034】本発明の着色画像形成材料或いは感光性着
色画像形成材料又は着色画像形成用感光液における
(a)成分の配合量は、(a)成分、(b)成分及び
(e)リン酸エステル系界面活性剤からなる着色画像形
成材料総量100重量部、又は(a)成分、(b)成
分、(c)成分、(d)成分及び(e)リン酸エステル
系界面活性剤からなる感光性着色画像形成材料総量10
0重量部に対して、10〜85重量部とすることが好ま
しく、20〜60重量部とすることがより好ましく、2
0〜50重量部とすることが特に好ましい。この配合量
が、10重量部未満であると、顔料の分散安定性が低下
する傾向があり、85重量部を超えると着色画像形成用
感光液にしたときの粘度が高くなり、塗布性が低下する
傾向がある。
【0035】また、(a)成分の樹脂の範囲外で通常の
結合剤となる樹脂、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂等を、(a)成分10
0重量部に対して、50重量部以下で使用してもよい。
この結合剤となる樹脂が、50重量部を超えると、顔料
の分散安定性や光感度が低下する傾向がある。
【0036】本発明の着色画像形成材料、感光性着色画
像形成材料又は着色画像形成用感光液における(b)成
分の顔料としては、無機顔料、有機顔料があり、いずれ
も使用することができるが、通常、色調の豊富さなどか
ら黒色のカーボンブラック(無機顔料)と有機顔料が好
ましい。
【0037】有機顔料としては、例えば、アゾ系、フタ
ロシアニン系、インジゴ系、アントラキノン系、ペリレ
ン系、キナクリドン系、メチン・アゾメチン系、イソイ
ンドリノン系等が挙げられる。
【0038】本発明の着色画像形成材料、感光性着色画
像形成材料、又は着色画像形成用感光液をカラーフィル
ターに適用する場合には、赤、緑、青及び黒色等の着色
画像に適した各顔料系が好ましく用いられる。
【0039】赤色の着色画像には、単一の赤色顔料系を
用いてもよいし、黄色顔料系又は橙色顔料系を赤色顔料
系に混合して調色を行ってもよい。
【0040】赤色顔料系としては、例えば、カラーイン
デックス名で、ピグメントレッド9、123、155、
168、177、180、217、220、224等が
挙げられる。また、黄色顔料系としては、例えば、カラ
ーインデックス名で、ピグメントイエロー17、20、
24、83、93、109、110、117、125、
128、129、138、139、147、150、1
54等が挙げられる。橙色顔料系としては、例えば、カ
ラーインデックス名で、C.I.ピグメントオレンジ4
3、48、71などが挙げられる。これらの赤色顔料
系、黄色顔料系及び橙色顔料系は、それぞれ2種以上を
混合して用いることもできる。なお、赤色顔料系と黄色
顔料系又は橙色顔料系を混合して用いる場合には、赤色
顔料系と黄色顔料系又は橙色顔料系の総量100重量部
に対して、黄色顔料系又は橙色顔料系を50重量部以下
で用いることが好ましい。
【0041】緑色の着色画像には、単一の緑色顔料系を
用いてもよいし、上記の黄色顔料系を緑色顔料系に混合
して調色を行ってもよい。緑色顔料系としては、例え
ば、カラーインデックス名で、ピグメントグリーン7、
36、37等が挙げられる。
【0042】これらの緑色顔料系及び黄色顔料系は、そ
れぞれ2種以上を混合して用いることもできる。なお、
緑色顔料系と黄色顔料系を混合して用いる場合には、黄
色顔料系を緑色顔料系と黄色顔料系の総量100重量部
に対して、50重量部以下で用いることが好ましい。
【0043】青色の着色画像には、単一の青色顔料系を
用いてもよいし、紫色顔料系を青色顔料系に混合して調
色を行ってもよい。青色顔料系としては、例えば、カラ
ーインデックス名で、ピグメントブルー15、15:
3、15:4、15:6、22、60等が挙げられる。
紫色顔料系としては、例えば、カラーインデックス名
で、ピグメントバイオレット19、23、29、37、
50等が挙げられる。これらの青色顔料系及び紫色顔料
系は、それぞれ2種以上を混合して用いることもでき
る。なお、青色顔料系と紫色顔料系を混合して用いる場
合には、紫色顔料系を青色顔料系と紫色顔料系の総量1
00重量部に対して、50重量部以下で用いることが好
ましい。
【0044】黒色の着色画像には、例えば、カーボンブ
ラック、黒鉛、チタンカーボン、黒色酸化鉄、二酸化マ
ンガン等の黒色顔料系が用いられる。
【0045】本発明の着色画像形成材料或いは感光性着
色画像形成材料又は着色画像形成用感光液に使用される
(b)成分の顔料の使用量は、(a)成分、(b)成分
及び(e)成分からなる着色画像形成材料総量、又は
(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分及び
(e)成分の総量に対して、5〜50重量%とすること
が好ましく、10〜40重量%とすることがより好まし
く、15〜30重量%とすることが特に好ましい。この
使用量が5重量%未満では、画像の色濃度が低くなる傾
向があり、また、50重量%を超えると、光感度が低下
する傾向がある。
【0046】本発明の感光性着色画像形成材料又は着色
画像形成用感光液に使用される(c)成分の光重合性不
飽和結合を分子内に1個以上有するモノマーのうち、光
重合性不飽和結合を分子内に1個有するモノマーとして
は、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、2
−エチルヘキシルメタクリレート等のアルキルメタクリ
レート、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート等のアルキルアクリレー
ト、ベンジルメタクリレート等のアラルキルメタクリレ
ート、ベンジルアクリレート等のアラルキルアクリレー
ト、ブトキシエチルメタクリレート等のアルコキシアル
キルメタクリレート、ブトキシエチルアクリレート等の
アルコキシアルキルアクリレート、N,N−ジメチルア
ミノエチルメタクリレート等のアミノアルキルメタクリ
レート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート等
のアミノアルキルアクリレート、(ジエチレングリコー
ルエチルエーテル)のメタクリル酸エステル、(トリエ
チレングリコールブチルエーテル)のメタクリル酸エス
テル、(ジプロピレングリコールメチルエーテル)のメ
タクリル酸エステル等の(ポリアルキレングリコールア
ルキルエーテル)のメタクリル酸エステル、(ジエチレ
ングリコールエチルエーテル)のアクリル酸エステル、
(トリエチレングリコールブチルエーテル)のアクリル
酸エステル、(ジプロピレングリコールメチルエーテ
ル)のアクリル酸エステル等の(ポリアルキレングリコ
ールアルキルエーテル)のアクリル酸エステル、(ヘキ
サエチレングリコールフェニルエーテル)のメタクリル
酸エステル等の(ポリアルキレングリコールアリールエ
ーテル)のメタクリル酸エステル、(ヘキサエチレング
リコールフェニルエーテル)のアクリル酸エステル等の
(ポリアルキレングリコールアリールエーテル)のアク
リル酸エステル、ジシクロペンタニルメタクリレート、
ジシクロペンタニルアクリレート、イソボルニルメタク
リレート、メトキシ化シクロデカトリエンメタクリレー
ト、、イソボルニルアクリレート、メトキシ化シクロデ
カトリエンアクリレート、グリセロールメタクリレー
ト、グリセロールアクリレート、ヘプタデカフロロデシ
ルメタクリレート等のフッ素化アルキルメタクリレー
ト、ヘプタデカフロロデシルアクリレート等のフッ素化
アルキルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート等がある。
【0047】光重合性不飽和結合を分子内に1個以上有
するモノマーのうち、光重合性不飽和結合を分子内に2
個以上有するモノマーとしては、ビスフェノールAジメ
タクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、グリセロールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールジメタクリレート、テトラエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタ
クリレート、トリス(メタクリロキシエチル)イソシア
ヌレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタメタクリレート、ビスフェノール
Aジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、グリセロールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリ
ス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエ
リスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート等が挙げられる。
【0048】前記感光性着色画像形成材料又は着色画像
形成用感光液に使用される光重合性不飽和結合を分子内
に2個以上有するモノマーとしては、さらに、一般式
(a)
【0049】
【化7】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はピロピレン基を示
し、a及びbはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す。)で示されるビスフェノールAのアルキレンオキシ
ド付加物のジアクリレート、一般式(b)
【0050】
【化8】 (ただし、式中、c及びdはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す。)で示されるビスフェノールAのエピク
ロルヒドリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物、
ビスフェノールAジメタクリレート、1,4−ブタンジ
オールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
アクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、グリセロールジメタクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、一般式(c)
【0051】
【化9】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、e及びfはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す。)で示されるリン酸のアルキレンオキシド付加物の
ジアクリレート、一般式(d)
【0052】
【化10】 (ただし、式中、g及びhはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す。)で示されるフタル酸のエピクロルヒド
リン変性物とアクリル酸の付加エステル化物、ポリエチ
レングリコールのジアクリレート、ポリプロピレングリ
コールのジメタクリレート、テトラエチレングリコール
ジアクリレート、一般式(e)
【0053】
【化11】 (ただし、式中、i及びjはそれぞれ独立に、1〜20
の整数を示す。)で示される1,6−ヘキサンジオール
のエピクロルヒドリン変性物とアクリル酸の付加エステ
ル化物(アクリル基を一分子中に2個有するもの)、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、一般式(f)
【0054】
【化12】 (ただし、式中、Rはエチレン基またはプロピレン基を
示し、3個のkはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す。)で示されるリン酸のアルキンオキシド付加物のト
リアクリレート、一般式(g)
【0055】
【化13】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、p、q及びrはそれぞれ独立に、1〜20の整数を
示す。)で示されるトリメチロールプロパンのアルキレ
ンオキシド付加物のトリアクリレート、トリス(メタク
リロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートな
どが挙げられる。これらのモノマーは、単独で又は2種
以上を組み合わせて用いることができる。
【0056】本発明の感光性着色画像形成材料又は着色
画像形成用感光液に使用される(c)成分の配合量は、
(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分及び
(e)成分からなる感光性着色画像形成材料の総量10
0重量部に対して、2〜50重量部とすることが好まし
く、5〜40重量部とすることがより好ましく、10〜
30重量部とすることが特に好ましい。この配合量が2
重量部未満であると、光感度が低くなる傾向があり、ま
た、50重量部を超えると、顔料の分散安定性が低下す
る傾向がある。
【0057】本発明の感光性着色画像形成用材料又は着
色画像形成用感光液に使用される(d)成分の光開始剤
としては、特に制限はなく、例えば、ベンゾフェノン、
N,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミノベンゾフ
ェノン、4−メトキシ−4′−ジメチルアミノベンゾフ
ェノン、ベンジル、2,2−ジエトキシアセトフェノ
ン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、α
−ヒドロキシイソブチルフェノン、チオキサントン、2
−クロロチオキサントン、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチ
オ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロパノン、t
−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、
2,3−ジクロロアントラキノン、3−クロル−2−メ
チルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、1,
4−ナフトキノン、9,10−フェナントラキノン、
1,2−ベンゾアントラキノン、1,4−ジメチルアン
トラキノン、2−フェニルアントラキノン、2−(o−
クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二
量体、トリアジン系光開始剤等が挙げられる。これらの
光開始剤は単独で又は2種類以上を組み合わせて用いら
れる。
【0058】本発明の感光性着色画像形成用材料又は着
色画像形成用感光液に使用される(d)成分の光開始剤
の配合量は、(a)成分、(b)成分、(c)成分、
(d)成分及び(e)成分からなる感光性着色画像形成
材料総量100重量部に対して、0.01〜20重量部
とすることが好ましく、2〜15重量部とすることがよ
り好ましく、5〜10重量部とすることが特に好まし
い。この配合量が0.01重量部未満であると、光感度
が低くなる傾向があり、また、20重量部を超えると、
密着性が低下する傾向がある。
【0059】本発明における着色画像形成材料、感光性
着色画像形成材料又は着色画像形成用感光液には、必須
成分である(a)成分、(b)成分及び(e)成分及び
必要に応じて配合される、(c)成分及び(d)成分以
外に、暗反応を抑制するためのハイドロキノン、ハイド
ロキノンモノメチルエーテル、ピロガロール、t−ブチ
ルカテコール等の熱重合禁止剤、基板との密着性を向上
させるためのシランカップリング剤(ビニル基、エポキ
シ基、アミノ基、メルカプト基等を有した)やチタネー
トカップリング剤(イソプロピルトリメタクリロイルチ
タネート、ジイソプロピルイソステアロイル−4−アミ
ノベンゾイルチタネート等)、膜の平滑性を向上させる
ための界面活性剤(フッ素系、シリコン系、炭化水素系
等)、紫外線吸収剤、酸化防止剤などの各種添加剤を必
要に応じて適宜使用することができる。
【0060】次に、本発明に用いる着色画像形成材料、
感光性着色画像形成材料及び着色画像形成用感光液の製
造法について説明する。
【0061】顔料は樹脂、リン酸エステル系界面活性剤
及び有機溶剤並びに必要に応じて分散剤と混合し、分散
させる。このとき、混合物は超音波分散機、三本ロー
ル、ボールミル、サンドミル、ビーズミル、ホモジナイ
ザー、ニーダー等の分散・混練装置を用いて混練するこ
とにより分散処理することが好ましい。このとき、顔料
100重量部に対して樹脂を少なくとも20重量部用い
ることが好ましい。樹脂が少なすぎると顔料の分散安定
性が低下する傾向がある。有機溶剤は、分散時の顔料、
リン酸エステル系界面活性剤及び樹脂の全量100重量
部に対して、分散時に少なくとも100重量部用いるこ
とが好ましい。100重量部未満では分散時の粘度が高
すぎて、特にボールミル、サンドミル、ビーズミルなど
で分散する場合には分散が困難になる可能性がある。以
上のようにして、着色画像形成材料を製造することがで
きる。
【0062】感光性着色画像形成材料又は着色画像形成
用感光液とするには、さらに、光重合性不飽和結合を分
子内に1個以上有するモノマー及び光開始剤を混合する
が、これらは、この分散処理の前に混合してもよく、分
散処理後に混合してもよい。樹脂は前記分散時に全量使
用せず、残りを後で、特に着色画像形成用感光液の製造
時に混合してもよい。
【0063】各成分の使用量は、最終的に前記した感光
性着色画像形成材料又は着色画像形成用感光液における
配合割合になるように、前記着色画像形成材料の製造時
から調整される。
【0064】前記分散剤としては、ポリカルボン酸型高
分子界面活性剤、ポリスルホン酸型高分子界面活性剤等
のアニオン系分散剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレンブロックポリマー等のノニオン系分散剤、ア
ントラキノン系、ペリレン系、フタロシアニン系、キナ
クリドン系等の有機色素にカルボキシル基、スルホン酸
塩基、カルボン酸アミド基、水酸基等の置換基を導入し
た有機色素の誘導体などがある。顔料の分散性や分散安
定性が向上し、好ましい。これらの顔料分散剤や有機色
素の誘導体は、顔料100重量部に対して50重量部以
下で用いることが好ましい。50重量部を超えると色度
がずれる傾向がある。
【0065】前記の分散処理に際して、樹脂はその全量
を分散時に顔料とともに用いてもよく、樹脂の一部を分
散処理後に加えてもよい。ただし、分散処理時に樹脂は
顔料100重量部に対して少なくとも20重量部用いる
ことが好ましい。20重量部未満では顔料の分散安定性
が低下する傾向がある。
【0066】同様に有機溶剤もその全量を分散時に顔料
とともに用いてもよく、有機溶剤の一部を分散処理後に
加えてもよい。ただし、有機溶剤は、分散処理時の顔
料、リン酸エステル系界面活性剤及び樹脂の全量100
重量部に対して、分散処理時に少なくとも100重量部
用いることが好ましい。100重量部未満では分散処理
時の粘度が高すぎて、特にボールミル、サンドミル、ビ
ースミルなどで分散する場合には分散が困難になる可能
性がある。
【0067】本発明における感光性着色画像形成材料
は、適当な有機溶剤を加えて有機溶剤以外の成分を有機
溶剤に溶解又は分散させて着色画像形成用感光液とし、
これを基板にバーコータを用い塗布して膜を形成する。
【0068】感光性着色画像形成材料を用いて基板上に
感光層を積層するには、着色画像形成用感光液を基板に
直接塗布するか、あるいはその感光液を一旦支持体に塗
布して成膜した後、基板に積層するなどして行うことが
できる。
【0069】前記で用いる有機溶剤又は感光液用の有機
溶剤としては特に制限はなく、例えば、ケトン系、セロ
ソルブ系、アルコール系、芳香族系等が挙げられる。具
体的には、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、メチルセロソルブ(エチレングリコールジメチ
ルエーテル)、エチルセロソルブ、ブチロセロソルブ、
メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテ
ート、ブチルセロソルブアセテート、エチレングリコー
ルモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノヘキ
シルエーテル、ジエチレングリシジルジエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレ
ングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メ
チル−3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メト
キシブチルアセテート、N−メチル−2−ピロリドン、
N−ヒドロキシメチル−2−ピロリドン、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n
−ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル等の有
機溶剤が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組
み合わせて用いることができる。
【0070】上記の基板としては、用途により選択され
るが、例えば、白板ガラス、青板ガラス、シリカコート
青板ガラス等の透明ガラス基板、ポリエステル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等
の合成樹脂製シート、フィルム又は板、アルミニウム
板、銅板、ニッケル板、ステンレス板等の金属板、その
他セラミック板、光電変換素子を有する半導体基板など
が挙げられる。これらの基板には予めクロム蒸着等によ
りブラックマトリックスが形成されているものでもよ
い。
【0071】感光液を基板に塗布する方法としては、バ
ーコータ塗布、好ましくはワイヤーバーコータ塗布が採
用される。塗布後、通常、50〜130℃の温度で1〜
30分乾燥することが好ましい。このようにして感光性
着色画像形成材料からなる膜を得ることができる、この
ようにして形成された感光層の厚みは、用途によって適
宜定まるが、0.1〜300μmの範囲とされることが
好ましい。また、カラーフィルターに用いる場合には、
通常0.2〜5μmの範囲とされることが好ましい。
【0072】また、支持体上に上記と同様にして感光層
を形成することができる。この感光層を前記の基板に積
層するには、基板に膜を重ねてローラーを通して圧着す
る方法がある。このとき、ローラーを少し加熱すること
が好ましい。また、圧着を減圧下に行うことが好まし
い。支持体は、基板に感光層を積層してから剥離するこ
とが好ましい。支持体としては、ポリエチレンフィル
ム、アクリル樹脂フィルム、ポリエステルフィルム等を
用いることができる。
【0073】基板上に積層された感光層への露光は、そ
の感光層に活性光線を画像状に照射することにより行う
ことができる。これにより露光部の膜を硬化させること
ができる。露光に際して、その膜の表面にポリビニルア
ルコール等の酸素遮断膜を0.5〜30μmの厚みで形
成し、その上から露光してもよい。
【0074】活性光線の光源としては、例えば、カーボ
ンアーク灯、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、キセノンラン
プ、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、タングステン
ランプ、可視光レーザーなどが好適である。これらの光
源を用いてフォトマスクを介したパターン露光や走査に
よる直接描写などを行うことにより画像状に活性光線が
照射される。
【0075】上記の露光に続いて現像工程を行う。すな
わち、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、メタケイ酸ナトリウムなどの無機アルカリ、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、ト
リエチルアミン、n−ブチルアミンなどの有機塩基、又
は塩を含む水溶液(アルカリ現像液)、有機溶剤等の現
像液を吹き付けるか、現像液に浸漬するなどして未露光
部を除去し、画像に対応した硬化膜の着色画像パターン
を得ることができる。
【0076】現像後、さらに、着色画像パターンを強固
に硬化させため、ポストべークを行うことが好ましい。
ポストべーク温度は、60〜280℃の温度が好まし
く、加熱時間は1〜60分間程度が好ましい。
【0077】このような着色画像形成工程により着色画
像が得られるが、特にカラーフィルターの製造法におい
ては、着色画像形成工程を赤色の画像形成工程を含む異
なる3〜4色の着色画像について繰り返し行うことが好
ましい。例えば、先にクロム蒸着などにより形成したブ
ラックマトリックス上に赤、緑、青の着色画像が形成さ
れる。また、黒色の着色画像形成材料を用いてブラック
マトリックスを形成した後、赤、緑、青の着色画像が形
成される。さらに、赤、緑、青の着色画像を形成した後
に、これらの着色画像の隙間に黒色の化合形成材料を用
いてブラックマトリックスが形成される。赤、緑、青の
着色画像の形成の順序は任意である。着色画像は各色に
ついて画素を形成するようにされる。
【0078】本発明に用いる着色画像形成用材料に使用
される樹脂は、酸価20〜200及び不飽和基当量20
0〜1,000の樹脂であり、これ以外に着色画像形成
材料としたときに、感光性を有し、顔料分散性、成膜
性、現像性を有するものであれば特に制限はない。
【0079】前記の樹脂は、感光層が露光後アルカリ現
像性を有するという観点から、酸価が20〜200の範
囲であり、25〜180の範囲内であることが好まし
く、特に30〜170の範囲であることが好ましい。酸
価が低過ぎるとアルカリ現像性が低下する傾向があり、
また、酸価が高すぎるとアルカリ現像後の画像パターン
の形状が不鮮明となる傾向がある。
【0080】液晶表示素子に用いるカラーフィルターの
作製を例示すると、ガラス基板上に本発明における着色
画像形成材料を用いて、前記した方法を繰り返し行うこ
とにより、赤、緑、青等の着色画像を形成した後、この
着色画素間の間隙に黒色の着色画像をブラックマトリッ
クスとして形成する方法や、先にクロム蒸着や黒色の着
色画像等によりブラックマトリックスを形成後、上記と
同様に赤、緑、青等の着色画素を形成してカラーフィル
ターを形成する方法などがある。
【0081】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらによって制限されるものではない。
【0082】実施例1 (1)使用する樹脂:スチレン50モル%−マレイン酸
モノプロピルエステル20モル%−マレイン酸誘導体3
0モル%からなり、重量平均分子量11,000かつ酸
価65の共重合体(以下、樹脂Aという)。 (2)上記マレイン酸誘導体に基づく繰り返し単位は次
の構造を有するものである。
【0083】
【化14】
【0084】
【表1】 表1に示す(a)成分を(b)成分に加え、ビーズミル
を用いて2時間分散した。この分散液に、(c)成分、
(d)成分、(e)成分及びジエチレングリコールジメ
チルエーテル200gを加えて混合し、黒色の着色画像
形成用感光液を得た。
【0085】この感光液を、ガラス基板(旭硝子社製、
商品名AN635)上にワイヤバーコート法により塗布
し、更に110℃で5分間乾燥を行い、膜厚1.0μm
の膜を形成した。
【0086】得られた膜に700mJ/cm2の露光を
行い、次いで、180℃の温度で20分間乾燥を行っ
た。その際に形成した膜の最高膜厚と最低膜厚との差を
測定した結果を表5に示した。
【0087】実施例2
【0088】
【表2】 表2に示す(a)成分及び(b)成分をジエチレングリ
コールジメチルエーテル200gに加え、これをビーズ
ミルを用いて2時間分散した。この分散液に、(c)成
分、(d)成分、(e)成分及びジエチレングリコール
ジメチルエーテル200gを加えて混合し、赤色の着色
画像形成用感光液を得た。
【0089】この感光液を、実施例1と同様にガラス基
板上に塗布、乾燥し、膜厚2.0μmの膜を形成した。
その際に形成した膜の最高膜厚と最低膜厚との差を測定
した結果を表5に示した。
【0090】実施例3
【0091】
【表3】 表3に示す(a)成分及び(b)成分をジエチレングリ
コールジメチルエーテル200gに加え、これをビーズ
ミルを用いて2時間分散した。この分散液に、(c)成
分、(d)成分、(e)成分及びジエチレングリコール
ジメチルエーテル200gを加えて混合し、緑色の着色
画像形成用感光液を得た。
【0092】この感光液を、実施例1と同様にガラス基
板上に塗布、乾燥し、膜厚2.0μmの膜を形成した。
その際に形成した膜の最高膜厚と最低膜厚との差を測定
した結果を表5に示した。
【0093】実施例4
【0094】
【表4】 表4に示す(a)成分及び(b)成分をジエチレングリ
コールジメチルエーテル200gに加え、これをビーズ
ミルを用いて2時間分散した。この分散液に、(c)成
分、(d)成分、(e)成分及びジエチレングリコール
ジメチルエーテル200gを加えて混合し、青色の着色
画像形成用感光液を得た。
【0095】この感光液を、実施例1と同様にガラス基
板上に塗布、乾燥し、膜厚2.0μmの膜を形成した。
その際に形成した膜の最高膜厚と最低膜厚との差を測定
した結果を表5に示した。
【0096】実施例5 クロムによりブラックマトリックスを形成したガラス基
板上に、実施例2と同様に作製した赤色の着色画像形成
用感光液をワイヤバーコート法により塗布し、更に11
0℃で5分間乾燥を行い、膜厚1.0μmの膜を形成し
た。得られた膜に、ネガマクスを通して超高圧水銀灯に
より画像状に700mJ/cm2の露光を行い、次い
で、エナント酸モノエタノールアミド1重量%及びトリ
エタノールアミン3重量%を含む水溶液により現像を行
った。これにより赤色の画像パターンを形成した後、1
80℃で10分間加熱を行った。次いで、その基板を用
いて、先と同様な方法及び条件で赤色画像パターンの隣
に緑色の画像パターンを形成した後、180℃で10分
間加熱を行った。次いでその基板を用いて、同様に緑色
画像パターンの隣に青色の画像パターンを形成した後、
200℃で10分間加熱を行った。以上により、一つの
画像が、30μm×100μmの赤、緑及び青の三色か
らなるモザイク状に並んだカラーフィルターを作製し
た。
【0097】実施例6 ガラス基板上に、実施例1と同様に作製した黒色の着色
画像形成用感光液をワイヤバーコート法により塗布し、
更に110℃で5分間乾燥を行い、膜厚1.0μmの膜
を形成した。得られた膜に、ネガマクスを通して超高圧
水銀灯により画像状の700mJ/cm2の露光を行
い、次いで、エナント酸モノエタノールアミド1重量%
及びトリエタノールアミン3重量%を含む水溶液により
現像を行った。これにより赤色の画像パターンを形成し
た後、180℃で10分間加熱を行った。これにより幅
20μmcmの黒色の画像パターン(ブラックマトリッ
クス)を形成した後、205℃で20分間加熱を行っ
た。次いで、実施例5と同様の方法で、赤、緑及び青色
の順で画素を形成し、一つの画素が、30μm×100
μmの赤、緑及び青色の三色からなるモザイク状に画素
が並んだカラーフィルターを作製した。
【0098】比較例1 (e)成分を含まない以外は、実施例1と同様の感光液
を用いて、実施例1と同様の方法及び条件で、黒色画素
を形成した。その際に形成した膜厚の最高値と最低値と
の差を測定した結果を表5に示した。
【0099】比較例2 (e)成分を含まない以外は、実施例2と同様の感光液
を用いて、実施例1と同様の方法及び条件で、黒色画素
を形成した。その際に形成した膜厚の最高値と最低値と
の差を測定した結果を表5に示した。
【0100】比較例3 (e)成分を含まない以外は、実施例3と同様の感光液
を用いて、実施例1と同様の方法及び条件で、黒色画素
を形成した。その際に形成した膜厚の最高値と最低値と
の差を測定した結果を表5に示した。
【0101】比較例4 (e)成分を含まない以外は、実施例4と同様の感光液
を用いて、実施例1と同様の方法及び条件で、黒色画素
を形成した。その際に形成した膜厚の最高値と最低値と
の差を測定した結果を表5に示した。
【0102】
【表5】 表5より、本発明における着色画像形成用感光液を用い
てワイヤバーコータ法により塗布した場合(実施例1〜
4)、本発明の範囲外の着色画像形成用感光液を用いた
場合(比較例1〜4)に比べて、膜均一性が向上するこ
とが分かる。
【0103】このようにワイヤバーコータ法を用いた塗
布より得られた膜均一性に優れたカラーフィルター(実
施例5及び6)は、いずれも消偏性が700以上と光学
特性に優れ、画像表示素子として有効であることが確認
された。
【0104】
【発明の効果】本発明のバーコータ塗布用着色画像形成
材料、着色画像形成用感光液を用いたカラーフィルター
の製造法は、ワイヤバーコータ法により形成した顔料を
分散した感光材料の膜の膜厚均一性に優れている。ま
た、本発明のカラーフィルターの製造法により、作業
性、歩留まりよく、光学特性に優れ、画像表示素子とし
て好適な高品位なカラーフィルターを製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/004 506 G03F 7/004 506 (72)発明者 山崎 浩二 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 岡崎 哲也 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 横地 精吾 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 加藤 慎也 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 Fターム(参考) 2H025 AB13 AC01 AC08 AD01 BC31 BC52 BC54 BC81 BC82 BC92 CA00 CB00 CB55 CC03 CC04 CC12 EA04 2H048 BA11 BA45 BA48 BB42 BB46 2H091 FA02Y FA35Y FB04 FB12 FB13 FC10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)樹脂、(b)顔料及び(e)リン
    酸エステル系界面活性剤を含有してなる着色画像形成材
    料。
  2. 【請求項2】 (a)樹脂、(b)顔料、(c)光重合
    性不飽和結合を分子内に1個以上含有するモノマー、
    (d)光開始剤及び(e)リン酸エステル系界面活性剤
    を含有するバーコータ塗布用感光性着色画像形成材料。
  3. 【請求項3】 リン酸エステル系界面活性剤が一般式
    (1) 【化1】 (ただし式中、Rは炭素数1〜100の直鎖状又は分岐
    状のアルキル基又は炭素数7〜100のアルキルアリー
    ル基であり、炭素数6〜12のアリール基で置換されて
    いてもよく、R′は水素又はR−(OCH2CH2n
    で表される基であり、nは8〜20の整数を示す。)で
    表される化合物である請求項2記載のバーコータ塗布用
    感光性着色画像形成材料。
  4. 【請求項4】 バーコータ塗布用感光性着色画像形成材
    料の固形分の総量100重量部に対し、一般式(1)で
    表される化合物の含有量が0.1〜10.0重量部であ
    る請求項2又は3記載のバーコータ塗布用感光性着色画
    像形成材料。
  5. 【請求項5】 樹脂が酸価20〜200、不飽和基当量
    200〜1,000の樹脂である請求項2〜4いずれか
    に記載のバーコータ塗布用感光性着色画像形成材料。
  6. 【請求項6】 樹脂が、重量平均分子量1,500〜2
    00,000の樹脂である請求項5記載のバーコータ塗
    布用感光性着色画像形成用材料。
  7. 【請求項7】 樹脂が、下記一般式(2) 【化2】 (ただし、式中、R2は水素原子又はメチル基を示し、
    3及びR4はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数
    1〜12のアルキル基又は炭素数1〜12のアルコキシ
    基を示す)で表される繰り返し単位及び下記一般式
    (3) 【化3】 (ただし、式中、R5及びR6は、それぞれ独立に水素原
    子、炭素数1〜12のアルキル基又は光反応性不飽和結
    合を有する基を示す。)で表される繰り返し単位からな
    り、一般式(2)/一般式(3)(モル比)が1/1〜
    5/1である樹脂である請求項5又は6記載のバーコー
    タ塗布用感光性着色画像形成材料。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7いずれかに記載のバーコー
    タ塗布用感光性着色画像形成材料に、更に、有機溶剤を
    含有させ、有機溶剤以外の成分を有機溶剤に溶解又は分
    散させてなる着色画像形成用感光液。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の着色画像形成用感光液を
    基板上にバーコータを用いて塗布し、露光現像除去する
    着色画像形成の工程を含む着色画像の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の着色画像形成用感光液
    を基板上にバーコータを用いて膜を形成する工程、膜に
    活性光線を画像状に照射し、露光部を光硬化させる工程
    及び未露光部を現像除去する工程からなる像形成操作を
    異なった複数の色の着色画像形成用感光液について繰り
    返し行い、複数の画素を形成することを特徴とするカラ
    ーフィルターの製造法。
  11. 【請求項11】 赤、緑及び青色の着色画像形成用感光
    液を用いて、赤、緑及び青色の画素を形成する請求項1
    0記載のカラーフィルターの製造法。
  12. 【請求項12】 黒色の着色画像形成用感光液を用い
    て、ブラックマトリックスを形成する請求項10又は1
    1記載のカラーフィルターの製造法。
  13. 【請求項13】 請求項10、11又は12記載のカラ
    ーフィルターの製造法により製造したカラーフィルタ
    ー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003057813A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Jsr Corp カラーフィルタ用感放射線性組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子

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