JP2000098437A - 光スイッチング・ゲ―トおよびそのシステム - Google Patents

光スイッチング・ゲ―トおよびそのシステム

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JP2000098437A
JP2000098437A JP11268647A JP26864799A JP2000098437A JP 2000098437 A JP2000098437 A JP 2000098437A JP 11268647 A JP11268647 A JP 11268647A JP 26864799 A JP26864799 A JP 26864799A JP 2000098437 A JP2000098437 A JP 2000098437A
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port
signal
ports
pump
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Robert I Macdonald
アイ マクドナルド ロバート
Jozef Straus
シュトラウス ヨゼフ
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JDS Fitel Inc
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    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0052Interconnection of switches
    • H04Q2011/006Full mesh

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型安価で高性能のEANDゲート・スイッ
チ・マトリックス20を提供する。 【課題】 複数の入力ポート22と複数の出力ポート2
4をスプリッタ16を介してエルビウム添加導波路11
で連結する。各入力ポート22は全ての出力ポートに連
通させる。エルビウム添加導波路11の両端側は能動セ
レクタスイッチ26を介してポンプ14に接続する。能
動セレクタスイッチ26を操作してポンプ光を選択した
エルビウム添加導波路11に注入する。両端がポンプ光
によって励起されたエルビウム添加導波路11は信号透
過性となり、選択された入力ポートの光を選択された出
力ポートへスイッチする。ポンプ光によって励起されな
いエルビウム添加導波路11は減衰性を有して信号伝送
を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエルビウムドープ導
波路と本発明の光ゲートから構成されたスイッチ・マト
リックスと、スイッチ・マトリックスと結合される非ブ
ロッキング光スイッチ・システムとを含む完全ブロッキ
ング光ゲートに関し、より詳細には、光ANDゲート
と、ENDゲート・スイッチ・マトリックスと、それら
のゲートを含む(使用した)システム(スイッチシステ
ム)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】処理速度と使用可能なバンド幅を増加す
るために光ネットワークの光スイッチを提供することが
望まれている。光スイッチの種々の形態が知られてお
り、例えばロビンソンによる1986年4月8日登録の
米国特許第4,580,873号、権利者AT&Tベル
・ラボラトリーズ、およびジャッケル他による米国特許
第4,988,157号がある。しかし、これらのスイ
ッチは市場化されておらず、その性能は未だ知られてい
ない。現時点において、大型のl×nクロスポイント光
スイッチはしばしばn×mマトリックス・スイッチの機
能性が得られる形態に構成される。n×m形態において
この「旧式の」技術を使用する根拠は往々にして信頼性
とコストからきている。
【0003】従って、現時点で、目下利用可能な光スイ
ッチング・マトリックスは単段アーキテクチャを使用す
ることによって製造されており、P×Pマトリックスの
入力側および出力側両方が1×Pの回転スイッチからな
り、この種のスイッチはダック他による米国特許第4,
378,144号に開示されている。複数の1×P回転
スイッチを単段のP×Pスイッチに組み込むことには次
のような制限がある。
【0004】すなわち、 a)P×Pマトリックスはモジュラーではなく、修理が
必要なときには、スイッチ全体を作らなければならな
い。
【0005】b)スイッチのコストは必要とするレンズ
対ファイバー・ユニットの数のコストに大きく影響を受
ける。
【0006】c)要素1×Pの回転スイッチの最大再形
成時間はマトリックスのデメンションに直接依存し、ま
た機械的システムのために遅い。
【0007】一般的に、光スイッチは効率がよく、高速
で、コンパクトなのが好ましい。通信ネットワークは何
年もの間発展し、より複雑になり、多数の他のファイバ
ーの一つを別のものと光学的に結合可能なマトリックス
・スイッチ・システムの必要性が生じてきた。
【0008】さらに、スイッチ・システムを「非ブロッ
キング(無閉塞)」にすることが望まれる、すなわち、
一つの入力ファイバーを出力ファイバーにスイッチする
ことが他の入力ファイバーの他の出力ファイバーへの光
伝送を干渉してはならないことが望まれる。
【0009】本出願人による米国特許出願第08/91
5,675号において、モジュラー多段非ブロッキング
・スイッチ・アーキテクチャが開示されている。このS
KOLアーキテクチャは、単段スイッチに要求されるよ
りも小さいスイッチ・ユニットを使用する、より効率的
な構造を提供する。しかし、SKOLアーキテクチャの
一つの欠点は経路(パス)ロスが増大することである。
各信号はSDSRマトリックスより3倍多い1×Nのス
イッチを通過させる必要がある。ここではスイッチがパ
スロスを支配している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】エルビウム添加ファイ
バー(エルビウムドープファイバー)が、好ましくは伝
送された信号から異なる周波数の光を有するレーザによ
って励起(「ポンプ」)されたときに信号増幅器を提供
するように光増幅器として使用される。マトリックス・
スイッチ・デバイスは、信号エネルギを分割する受動デ
ストリビュータ(分配装置)からロスを受け、また能動
セレクターからもロスを導入する。エルビウムドープフ
ァイバー増幅器はマトリックス・スイッチに使用され、
ロスを補償する。
【0011】エルビウムでドープされたファイバーまた
は導波路が「ポンプ(励起)」されていない(エネルギ
が供給されていない)ときは、信号の波長で減衰が生じ
る。ファイバー中のドーパントのレベル、およびファイ
バーの長さは信号による利得や減衰の大きさを決定す
る。
【0012】ソトムに対して1996年10月29日に
発行されたアルカテルN.V.による米国特許第5,5
70,218号には、光スイッチ・マトリックスにエル
ビウム添加導波路を使用してクロストークを減少させる
ことが開示されている。このソトムのスイッチ・マトリ
ックスは出力ポートのそれぞれに分配するためにエルビ
ウム・ファイバー増幅器に信号を分配する1×nスプリ
ッタに結合された入力導波路を構成している。
【0013】スプリッタの一つの増幅ファイバーは能動
セレクタによって出力導波路に選択的に結合される。こ
の能動セレクタは、選択された増幅ファイバーを介して
単一レーザ・ポンプのポンプ光の伝送を許容して同じフ
ァイバーを介して伝送される信号を増幅するスイッチで
ある。この信号はまた能動セレクタによって、選択され
た出力ポートにスイッチされる。1×nスプリッタから
の他の信号は増幅されない。この結果、選択された信号
は、クロストークを生じさせるおそれのある不要な信号
より相当強くなる。
【0014】しかし、このスイッチは完全に満足のいく
ものではない。光セレクタはポンプと信号波長の両者で
動作できなければならない。これは多くの光セレクタ技
術にとって難しい条件である。必要とされるエルビウム
・ドープ増幅器の数はスイッチ・ポイントの数の2乗に
等しくなる。これらの増幅器は一般的に安価ではないの
で、小さいサブユニットから大きいスイッチを構成する
と好都合である。
【0015】ここでは必要とされる増幅器の数は、サブ
ユニットをブロッキング・スイッチにすれば、ソトムの
設計で考えられたよりも少なくすることができることは
明らかである。本発明において、ブロッキング・スイッ
チのサブユニットを使用することは、簡易なパワー分割
装置を使用するスイッチ構造とすることができ、入力信
号の一つを多くの出力ポートに配信できる。
【0016】信号パス中に能動スイッチ素子を有するこ
となく、信号に対して受動的に光スイッチングする光ス
イッチを設けることが望ましい。また、完全ブロッキン
グ光スイッチ素子を提供してクロストークを回避するこ
とがさらに望まれる。
【0017】本発明は上記事情に鑑み成されたものであ
り、その目的は従来の問題点を解決して小型安価でクロ
ストークを回避し、経路(パス)ロスの小さい高性能の
光ANDゲート、EANDゲート・スイッチ・マトリッ
クスおよびそれらの一方又は両方の素子を使用したシス
テム(光スイッチシステム)を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】論理ANDゲートは、対
向端でレーザ・ポンプされることによって励起できる減
衰導波路の長さを持つエルビウム・ファイバー(EAN
D)中に作ることができる。ファイバーの全長が、両端
でレーザ・ポンプが作用されたときにのみ信号伝送のた
めに透過になる。もし一方又はいずれの端もポンプ(励
起)されていなければ、信号はスイッチ位置に到達する
前に実質上完全に減衰する。
【0019】論理ORゲートもエルビウム・ファイバー
(EOR)で作ることができる。この場合ただ一つのレ
ーザ・ポンプが所望の信号経路を選択し、かつ、導波路
を励起して透過にするために必要である。
【0020】スイッチ・マトリックスはEANDゲート
によって相互結合された複数の入力と出力ポートを含ん
で構成することができる。入力と出力での一対のレーザ
・ポンプは選択された入力ポートと出力ポートを方向付
けすることができる。両端から透過状態にポンプ(励
起)された相互接続導波路は、受動的に信号をスイッチ
するためのユニークな経路を提供する。レーザ・ポンプ
光は一つまたはそれ以上の出力ポートに方向付けするこ
とができ、従って信号を複数の位置(出力位置)に分配
することができる。好都合にも、スイッチ・マトリック
スは他の相互結合EANDゲートをブロックし、両端
(他の相互結合の両端)でポンプされず、他の信号を消
滅させる。
【0021】単一レーザからのポンプ光が選択された添
加導波路(エルビウム添加導波路)に方向付けされたと
きに、添加導波路に結合された一つまたはそれ以上の導
波路から信号をスイッチするようにエルビウム・ファイ
バー中の同様のEORゲート・マトリックスが複数の添
加導波路の一つを選択する。他の減衰分配導波路中の光
はスイッチ位置に到達する前に消滅される。
【0022】上記の事項を踏まえて構成された本発明の
光システム中の光信号を選択的に伝送するための光AN
Dゲートは、各部が第1状態において信号波長で減衰伝
導性を有し、第2状態においてポンプ光からの励起に応
答して信号波長で透過な伝導性を有する第1応答部およ
び第2応答部を含む導波路と;ポンプ光を選択的に注入
して第1応答部を励起するために導波路の第1端に光学
的に結合された第1ポンプ手段と;ポンプ光を選択的に
注入して第2応答部を励起するために導波路の第2端に
光学的に結合された第2ポンプ手段と;を備え、導波路
の第1および第2応答部が第2状態に励起されたときに
信号が伝送され、また、第1状態における第1応答部ま
たは第2応答部の減衰が、不要な信号を実質的に消滅さ
せることを特徴とする。
【0023】光信号を少なくとも一つの選択された位置
でスイッチするための本発明のEANDゲート・マトリ
ックス(EANDゲート・スイッチ・マトリックス)
は、光信号を受信し伝送するための複数の第1ポート
と;光信号を受信し伝送するための複数の第2ポート
と;第2ポートの各々を第1ポートの各々に結合させる
ための複数の媒介導波路で、信号波長において減衰伝導
性を有し、また、信号波長における透過な伝導性のため
にポンプ光からの励起に応答する、第1応答部と第2応
答部を有する各媒介導波路各部と;媒介導波路の第1部
(第1部分)を励起するためにポンプ光を注入する第1
ポンプと;選択された第1ポートに結合された媒介導波
路に第1ポンプ光を方向付けするための第1スイッチ手
段と;媒介導波路の第2部(第2部分)を励起するため
にポンプ光を注入する第2ポンプと;選択された第2ポ
ートに結合された媒介導波路に第2ポンプ光を方向付け
するための第2スイッチ手段と;を備え、これによっ
て、選択された第1ポートと選択された第2ポートを結
合する共通の媒介導波路上の第1および第2応答部に第
1および第2ポンプからのポンプ光を注入すると、選択
された第1ポートから選択された第2ポートへの光信号
をスイッチするための透過な伝送経路が提供され、ま
た、これによって媒介導波路の減衰応答部が、第1およ
び第2ポンプ両者によって選択されていない他の第1ポ
ートと他の第2ポート間の伝送をブロックすることを特
徴とする。
【0024】さらに本発明の2R個のスイッチ・モジュ
ールを有するシステムは、少なくともR個の入力スイッ
チ・モジュールが非ブロッキング方式で出力モジュール
上の少なくともP個の位置にP個の光信号をスイッチす
るためのものであり、前記少なくともR個の入力モジュ
ールの各々は、M=シーリング[P/R]としたとき、
各入力Mにつき1×(2M−1)の光信号パワー分割器
を含む第1段と;M個のパワー分割器の各々の出力にそ
れぞれ結合された(2M−1)個のEANDゲート・ス
イッチ・マトリックスを含む第2段と、を有し、EAN
Dゲート・スイッチ・マトリックスの各々は、M個の第
1ポートおよびR個の第2ポートと;各々が信号波長で
減衰伝導性を有し、ポンプ光からの励起に応答して信号
波長で透過な伝送を行うために第1ポートの各々を第2
ポートの全てに結合する複数の媒介導波路と;媒介導波
路のいくつかの第1部分を励起するためにポンプ光を注
入する第1ポンプと;選択された第1ポートに結合され
た媒介導波路に第1ポンプ光を方向付けるための第1ス
イッチ手段と;媒介導波路の第2部分を励起するために
ポンプ光を注入するための第2ポンプと;選択された第
2ポートに連結された媒介導波路に第2ポンプ光を方向
付けるための第2スイッチ手段と;を有し、選択された
第1ポートと選択された第2ポートに結合される共通の
媒介導波路上の第1および第2ポンプの励起作動が、選
択された第1ポートからの光学的信号を選択された第2
ポートにスイッチするための透過伝送経路を提供し、入
力モジュールの第2ポートが、出力モジュールの少なく
ともいくつかに結合されていることを特徴とする。
【0025】都合よく、EANDエルビウム・ファイバ
ー構造は信号経路中に伝幡する他の信号をブロックする
ので、クロストークが本質的に除去される。
【0026】さらなる利点は、光学的信号が受動的に所
望の位置(選択位置)にスイッチされることである。
【0027】エルビウム添加導波路内での増幅は、好都
合に経路ロス、特にそのロスが主として光経路中でスイ
ッチの数が増えるためである多段スイッチ・アーキテク
チャ中の補正に適用できる。
【0028】さらに付加的な利点は、次に示す図面を参
照して、例によってのみ示している好適な詳細な実施形
態例の説明から当該技術に習熟した人には理解できるで
あろう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。
【0030】図1は本発明に係る光ANDゲートとして
機能するEANDゲートの概念構成例を示すもので、三
つのエルビウム添加導波路(エルビウムドープ導波路)
11を有し、それぞれ各端でエルビウム光ANDゲート
(EANDゲート)10を構成するレーザ・ポンプ14
と結合されている。一番上の第1導波路11において
は、ポンプ手段として機能する両方のポンプ14がオフ
で光エネルギを導波路に提供していない(図でポンプの
黒塗りはオフを、白抜きはオンを示している)。導波路
11は非伝導の状態である。上から2番目の第2導波路
11は左端側の第1ポンプ14がオフで、右端側の第2
ポンプがオンで光エネルギを導波路11の一部に提供し
ていることを示す。第2ポンプが導波路11の一部のみ
を励起しており、導波路11はなおも非伝導性である。
一番下の第3導波路11は両ポンプ14がオンで、導波
路11が透過性にポンプされていることを示す。
【0031】図2は本発明の同様の構成を示す。しか
し、共同するレーザ・ポンプ14に関連する各導波路1
1′の一部の要素12のみがドープ(エルビウムドー
プ)されている。応答部として機能する要素12は、ク
ロストークを許容レベルに低下させるのに十分な減衰性
を提供する長さを有している。本発明に基づいて有効な
スイッチ・ゲートを提供するために、約25dBまたは
それ以上の減衰が不用な信号を実質的に消滅するので好
ましい。もちろん、許容できる減衰度のレベルは異なる
適用例によって変わる。
【0032】エルビウム・ドープは本明細書を通して、
例えばレーザからの十分な強度のあるポンプ光源による
励起に応答して伝送を提供し、また励起されていない状
態では減衰するように適用された導波路(応答部を持つ
導波路)について用いる。他の希土物質によるドーピン
グも使用できる。エルビウム添加ファイバーの増幅特性
はスイッチ誘導ロスを補正する利点で使用できるのに対
して、エルビウム添加ファイバーの減衰と伝導特性は選
択性があり、現行の光ゲートに機能性を提供する。
【0033】図3はブロッキング・スイッチ・マトリッ
クス20中の要素としてのEANDゲート10を示す。
信号経路からの三つの入力ポート22が、エルビウム添
加(ドープ)導波路又はファイバー11によって三つの
出力ポート24に相互結合されている。媒介導波路とし
て機能するエルビウム添加導波路11は各入力ポート2
2を全ての出力ポート24に結合している。各端におけ
るレーザ・ポンプ14がスイッチ手段(セレクタ手段)
としての能動セレクタ・スイッチ26を含みポンプ光を
セレクタ・ポート22と24に方向付けている。好都合
に、ポンプ光波長(例えば980nm)で、より速い速
度とより大きい信頼性を有するポリマー・スイッチが使
用できる。
【0034】これらのスイッチは、より長い波長(例え
ば、1500+nm)を有する信号波長においてこのよ
うな特性を提供しないが、スイッチ26はこの設計に対
する信号経路にはなく、また信号に悪影響を与えること
はない。信号導波路のいずれか一つからの信号がレーザ
・ポンプ・スイッチによって選択され、ポンプ光が選択
されたポートに方向付けられる。ポンプ信号波長分割マ
ルチプレクサ/デマルチプレクサ25がポンプ光を選択
された信号導波路に結合させる。相互結合された添加導
波路(エルビウム添加導波路)11がスプリッタ16に
よって入力および出力ポート22、24のそれぞれに結
合される。
【0035】図3から分るように、ポンプ光はスプリッ
タを介して各出力ポート24に方向付けられる(破線に
よって示す)。対向端(反対端)におけるポンプ14お
よびスプリッタ16は同様に、所望の出力ポート24を
選択し、媒介導波路(エルビウム添加導波路)11を介
してポンプ光を配信する(破線によって示す)。ポンプ
光は添加導波路11の一部のみを励起するのに十分であ
る。選択された入力ポートと選択された出力ポート(太
線で示す)間の両端の応答部でポンプされた媒介導波路
11のみが完全に透過で信号を伝送する。信号は同様に
してスプリッタ16を介して各出力ポートの方に向けら
れる。透過な導波路中の信号のみがスイッチされる。ス
プリッタ16からの他の信号は、出力ポート24に到達
する前に減衰される。従って、入力ポート3からの信号
は出力ポート2に受動的にスイッチされる。
【0036】上述したようにEANDゲート・マトリッ
クス20もその入力信号の内の一つを出力ポートの全て
へと複数の信号を配信する能力を有している。図3から
分るように、ポンプ光を選択された入力と結合し、また
ポンプ光を数個の出力と結合することによって、単一の
信号を選択された全ての出力に分配することが可能であ
る。ポンプ・レベルはロスのないポイントから単一ポイ
ント操作を提供するポンプ・レベルと同じである。
【0037】図4は本実施形態例のEORゲート・スイ
ッチ・マトリックス120を示し、その単一ポンプ14
は複数の添加ファイバー111の一つにスイッチするこ
とができる。ファイバー(エルビウムドープファイバ
ー)111は、単一レーザ・ポンプ14によって励起さ
れたときに完全に透過になる。選択されたファイバー又
は導波路111からの信号が、複数の出力112に分配
されるようにスター・カプラーのようなスプリッタ16
に伝送される。選択された入力添加ファイバー111の
どれか一つが全ての出力ファイバー112へ信号を分配
できる。別の方法として、レーザ・ポンプ14によって
選択されたときに一つのまたはそれ以上のファイバー1
12からの信号は複数の添加ファイバー111のうちの
一つにスイッチされる。
【0038】図5は強度にドープされたエルビウム・フ
ァイバーの長さに対するパワー減衰をグラフ状に示す。
5m長の市場で入手可能なエルビウム添加ファイバー
は、両端から弱くポンプされたときに約0dBゲインを
呈するが、一端からのみポンプされたときは60dBを
超えるロスを有する。従って、非選択導波路中の信号
は、一端のみでポンプされるか、またはまったくポンプ
されていないものであり、どの不要な信号も実質上ブロ
ックするように減衰する。このシステムはまた透過な伝
導を提供し、僅かな又は、まったくゲインのない状態で
選択された信号をスイッチする。これは極めて小さいパ
ワー、例えばほんの10mWで達成することができる。
エルビウム添加導波路はエルビウム添加ファイバーの代
わりに使用でき、スイッチ構造をコンパクトに作ること
ができる。
【0039】EANDゲートは図3に示すようにスイッ
チ・マトリックス(ENDゲート・スイッチ・マトリッ
クス)20のようなN×Nマトリックスの制御素子とし
て使用することができる。このスイッチ・ユニットは例
えばSKOLスイッチ・アーキテクチャに有利に使用さ
れ、ここでレーザ・ポンプのためのスイッチがレーザ・
ポンプとファイバーをレンズ結合に対して最小使用とな
るように効率的に配置され、図6に示したように迅速な
光スイッチを提供することができる。ブロッキングEA
NDゲート・スイッチ・マトリックス20は、非ブロッ
ク多段スイッチ・アーキテクチャにおいて望ましい機能
性を提供する。
【0040】図6に示す実施形態例のスイッチのシステ
ムは、SKOL光スイッチ・アーキテクチャに基づく2
段スイッチ・モジュールを含んでいる。この場合におい
て、二つの入力モジュール30は二つの出力モジュール
32と相互結合されている。各モジュール30のM個の
入力の第1段が、(2M−1)個の第2段EANDゲー
ト・マトリックス38の第2段にスイッチされる。各E
ANDゲート・マトリックス38がR個の出力を有し、
ここでRは、出力モジュール32の数である。Mは1よ
り大きい整数であり、少なくともP/Rで、ここでP
は、スイッチのための入力の総数である。パワー分割器
の出力モジュール32は各々M個の第2段出力46に相
互結合された(2M−1)R個の第1段入力44を各々
含んでいる。
【0041】各入力モジュール30は、M=3個の信号
入力ポート34を有しており、ここからそれぞれ信号が
スプリッタ36に伝送される。パワー分割器としてのス
プリッタ36は各信号を分割し、これがEANDマトリ
ックスをブロックする5個の第2段スイッチ38に送信
される。EANDマトリックス38はM個の入力(モジ
ュール30の入力ポートの数に対応する)と、R個の出
力(出力モジュール32の数に対応する、この場合R=
2)とを有する。これらのM個の入力とR個の出力は図
3に示したように、媒介導波路としてのエルビウム添加
導波路によって相互結合されている。
【0042】第1ポンプ(第1ポンプ手段)40がポン
プ光を提供して各EANDマトリックス38のための所
望の入力ポートMを選択する。従って、所望の分配信号
が選択される。第2ポンプ(第2ポンプ手段)42がポ
ンプ光を提供してEANDマトリックス38の所望の出
力ポートRを選択する。このことが信号を所望の出力モ
ジュール32にスイッチする。従って、選択された入力
ポートMと出力ポートRとの間の共通のエルビウム添加
導波路(媒介導波路)10が、EANDマトリックス3
8を通してただ一つの伝導性導波路である。他の信号は
ブロックされる。
【0043】三つの信号のみがモジュールを通過できる
ので、三つのポンプ40と三つのポンプ42のみが5個
のEANDマトリックス38に供給するのに必要であ
る。ポンプ光が図7に示したように、別のスイッチ・マ
トリックスを介してスイッチされ、光を選択されたEA
NDマトリックス38に方向付け、能動セレクタ26に
よるさらなるスイッチ操作が所望の入力Mおよび出力R
を選択する。
【0044】図7はクロスポイント・マトリックス70
に相互結合された三つのレーザ・ポンプ14を示す。5
個のポンプ出力72が5個のEANDマトリックス38
に選択的に結合される。このようにして、ポンプ光は5
個のEANDマトリックス38のどれか三つに方向付け
られる。この光が、選択されたEANDマトリックス3
8のセレクタ・スイッチ26を介して入力され、マトリ
ックス38のM個の入力のどれとR個の出力のどれをポ
ンプ(励起)するかが選択される。ポリマー・スイッチ
がレーザ・ポンプ光のための好ましいスイッチである
が、当該技術において公知である他の光学電子スイッチ
または機械的スイッチも使用することができる。二つの
この種のシステムが各モジュール30に必要である。
【0045】EANDマトリックス38が完全にブロッ
クされると、選択された信号のみが選択された出力モジ
ュール32に伝送される。ある信号は出力モジュール3
2に入ってパワー分割器の第1段として機能するスター
・カプラー44に結合される。スイッチ100において
は、スター・カプラー44は入力モジュール30のブロ
ッキングEANDゲート38からの一つの信号のみを受
信するように構成される。このスター・カプラー44
は、各出力導波路50に関連する出力端子45の各グル
ープに信号を伝送する。ここで各出力導波路50に関連
する(2M−1)×1の能動セレクタ・スイッチ46が
パワー分割器の第2段出力として機能して所望の出力信
号を選択された出力導波路50に結合する。この多段ス
イッチは、単段スイッチと比較して非ブロッキング動作
を必要とするレーザ・ポンプ14の数を減じる。
【0046】スター・カプラーは能動セレクタに結合し
たEORゲートから構成でき、付加的なレーザ・ポンプ
が利用できれば、出力信号をよりよく遮断する。EOR
ゲートはエルビウム添加導波路により構成されるR個の
入力モジュールとM個の出力ポートのブロッキングEA
NDゲートの一つから単一信号を受信するためのR個の
入力ポートを含んでいる。能動セレクタがレーザ・ポン
プを選択された出力ポートに結合して信号を選択された
位置Pに結合する。
【0047】SKOLアーキテクチャに基づく2方向性
スイッチを作ることができる。この場合入力と出力モジ
ュールは、入力モジュール30と同様であり、入力モジ
ュールと出力モジュールは対称配置となる。そして、入
力モジュールのEANDゲート・スイッチ・マトリック
スの第2ポートが出力モジュールのEANDゲート・ス
イッチ・マトリックスの第2ポートに結合される。スイ
ッチはレーザ・ポンプの数の2倍必要である。好都合に
も、本質的にクロストークはスイッチされた信号中に発
生しない。これは入力および出力モジュール上のスイッ
チ素子が完全にブロックされるからである。
【0048】EANDゲート・マトリックスの配信機能
は、SKOLマトリックス内で配信機能を提供すること
ができ、これによってどの入力も複数出力のいずれの部
分にも配信することができる。
【0049】もちろん、多数の他の実施形態例も添付の
請求の範囲に規定したように本発明の概念と範囲から外
れることなく推察できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEANDゲートの概略図である。
【図2】媒介導波路中にドープされた部分を含む、本発
明の他のEANDゲートの概略図である。
【図3】図1のEANDゲートと併用されるEANDゲ
ート・スイッチ・マトリックスの動作中の概略図であ
る。
【図4】本発明に基づくEORゲート・スイッチ・マト
リックスの概略図である。
【図5】デシベルによる信号パワーとエルビウム添加導
波路の長さとの関係を示すグラフである。
【図6】本発明に基づくSKOLスイッチ・マトリック
スを示す図である。
【図7】図6のスイッチ・マトリックスに使用するため
のレーザ・ポンプ・スイッチ形態を示す図である。
【図8】図6のSKOLスイッチに関連したEANDゲ
ート・スイッチ・マトリックスを示す図である。
【符号の説明】
10 ENDゲート 11、11′、111、 導波路(媒介導波路) 14、40、42 ポンプ 26 能動セレクタスイッチ 30 入力モジュール 32 出力モジュール 38 EANDゲート・マトリックス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月15日(1999.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】図6に示す実施形態例のスイッチ100
システムは、SKOL光スイッチ・アーキテクチャに基
づく2段スイッチ・モジュールを含んでいる。この場合
において、二つの入力モジュール30は二つの出力モジ
ュール32と相互結合されている。各モジュール30の
M個の入力の第1段が、(2M−1)個の第2段EAN
Dゲート・マトリックス38の第2段にスイッチされ
る。各EANDゲート・マトリックス38がR個の出力
を有し、ここでRは、出力モジュール32の数である。
Mは1より大きい整数であり、少なくともP/Rで、こ
こでPは、スイッチのための入力の総数である。パワー
分割器の出力モジュール32は各々M個の第2段出力4
6に相互結合された(2M−1)個の第1段入力44を
各々含んでいる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図8に示すように、第1ポンプ(第1ポン
プ手段)40がポンプ光を提供して各EANDマトリッ
クス38のための所望の入力ポートMを選択する。従っ
て、所望の分配信号が選択される。第2ポンプ(第2ポ
ンプ手段)42がポンプ光を提供してEANDマトリッ
クス38の所望の出力ポートRを選択する。このことが
信号を所望の出力モジュール32にスイッチする。従っ
て、選択された入力ポートMと出力ポートRとの間の共
通のエルビウム添加導波路(媒介導波路)10が、EA
NDマトリックス38を通してただ一つの伝導性導波路
である。他の信号はブロックされる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】EANDマトリックス38が完全にブロッ
クされると、選択された信号のみが選択された出力モジ
ュール32に伝送される。ある信号は出力モジュール3
2に入ってパワー分割器の第1段として機能するスター
・カプラー44に結合される。スイッチ100において
は、スター・カプラー44は入力モジュール30のブロ
ッキングEANDゲート38からの一つの信号のみを受
信するように構成される。このスター・カプラー44
は、各出力導波路50に関連する出力端子45の各グル
ープに信号を伝送する。ここで各出力導波路50に関連
する(2M−1)×1の能動セレクタ・スイッチ46が
パワー分割器の第2段出力として機能して所望の出力信
号を選択された出力導波路50に結合する。この多段ス
イッチは、単段スイッチと比較して非ブロッキング動作
を必要とするレーザ・ポンプ14(40,42)の数を
減じる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597175606 570 West Hunt Club R oad,Nepean,Ontario, Canada K2G5W8 (72)発明者 ヨゼフ シュトラウス カナダ オンタリオ州 K2A 2N2 オッタワ ヒルクレストロード 691

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各部が第1状態において信号波長で減衰
    伝導性を有し、第2状態においてポンプ光からの励起に
    応答して信号波長で透過な伝導性を有する第1応答部お
    よび第2応答部を含む導波路と;ポンプ光を選択的に注
    入して第1応答部を励起するために導波路の第1端に光
    学的に結合された第1ポンプ手段と;ポンプ光を選択的
    に注入して第2応答部を励起するために導波路の第2端
    に光学的に結合された第2ポンプ手段と;を備え、導波
    路の第1および第2応答部が第2状態に励起されたとき
    に信号が伝送され、また、第1状態における第1応答部
    または第2応答部の減衰が、不要な信号を実質的に消滅
    させることを特徴とする光システム中の光信号を選択的
    に伝送するための光ANDゲート。
  2. 【請求項2】 導波路の少なくとも一部が希土類でドー
    プされていることを特徴とする請求項1記載の光AND
    ゲート。
  3. 【請求項3】 希土類がエルビウムであることを特徴と
    する請求項2記載の光ANDゲート。
  4. 【請求項4】 第1応答部と第2応答部が導波路の連続
    する長さを構成していることを特徴とする請求項3記載
    の光ANDゲート。
  5. 【請求項5】 第1応答部と第2応答部が導波路内の分
    離した部分を構成していることを特徴とする請求項3記
    載の光ANDゲート。
  6. 【請求項6】 光信号を受信し、伝送するための複数の
    第1ポートと;光信号を受信し、伝送するための複数の
    第2ポートと;第1ポートの各々と第2ポートの全てを
    結合し、信号波長において伝送を減衰する第1の状態
    と、信号波長においてポンプ光からの励起に応答して透
    過な伝送性を提供する第2の状態を有する各媒介導波路
    と;媒介導波路の第1部分を励起するためにポンプ光を
    注入する第1ポンプと;選択された第1ポートに結合さ
    れた媒介導波路に第1ポンプ光を方向付けるための第1
    スイッチ手段と;媒介導波路の第2部分を励起するため
    にポンプ光を注入する第2ポンプと;選択された第2ポ
    ートに結合された媒介導波路に第2ポンプ光を方向付け
    るための第2スイッチ手段と;を備え、選択された第1
    ポートと選択された第2ポートを結合する共通の媒介導
    波路の第1および第2ポンプによる励起が、選択された
    第1ポートから選択された第2ポートへ光信号をスイッ
    チするための透過な伝送経路を提供することを特徴とす
    る光信号を選択された位置にスイッチするためのEAN
    Dゲート・スイッチ・マトリックス。
  7. 【請求項7】 媒介導波路はその長さの少なくとも一部
    が希土類でドープされていることを特徴とする請求項6
    記載のEANDゲート・スイッチ・マトリックス。
  8. 【請求項8】 導波路がエルビウムでドープされ、ドー
    プされた導波路の第1および第2部分が、不要な信号を
    除去する目的で信号を実質上消滅させるのに十分な減衰
    特性を第1状態においてそれぞれ有していることを特徴
    とする請求項7記載のEANDゲート・スイッチ・マト
    リックス。
  9. 【請求項9】 ドープされた導波路の第1部分および第
    2部分が一つに合わさって媒介導波路の実質上全長を構
    成していることを特徴とする請求項7記載のEANDゲ
    ート・スイッチ・マトリックス。
  10. 【請求項10】 第2スイッチ手段は複数の選択された
    第2ポートに結合された媒介導波路にポンプ光を方向付
    けて選択された第1ポートから選択された複数の第2ポ
    ートに信号を配信するセレクタ手段を構成していること
    を特徴とする請求項6記載のEANDゲート・スイッチ
    ・マトリックス。
  11. 【請求項11】 2R個のスイッチ・モジュールを有す
    るシステムであって、少なくともR個の入力スイッチ・
    モジュールが非ブロッキング方式で出力モジュール上の
    少なくともP個の位置にP個の光信号をスイッチするた
    めのものであり、前記少なくともR個の入力モジュール
    の各々は、M=シーリング[P/R]としたとき、各入
    力Mにつき1×(2M−1)の光信号パワー分割器を含
    む第1段と;M個のパワー分割器の各々の出力にそれぞ
    れ結合された(2M−1)個のEANDゲート・スイッ
    チ・マトリックスを含む第2段と、を有し、EANDゲ
    ート・スイッチ・マトリックスの各々は、M個の第1ポ
    ートおよびR個の第2ポートと;各々が信号波長で減衰
    伝導性を有し、ポンプ光からの励起に応答して信号波長
    で透過な伝送を行うために第1ポートの各々を第2ポー
    トの全てに結合する複数の媒介導波路と;媒介導波路の
    いくつかの第1部分を励起するためにポンプ光を注入す
    る第1ポンプと;選択された第1ポートに結合された媒
    介導波路に第1ポンプ光を方向付けるための第1スイッ
    チ手段と;媒介導波路の第2部分を励起するためにポン
    プ光を注入するための第2ポンプと;選択された第2ポ
    ートに連結された媒介導波路に第2ポンプ光を方向付け
    るための第2スイッチ手段と;を有し、選択された第1
    ポートと選択された第2ポートに結合される共通の媒介
    導波路上の第1および第2ポンプの励起作動が、選択さ
    れた第1ポートからの光信号を選択された第2ポートに
    スイッチするための透過伝送経路を提供し、入力モジュ
    ールの第2ポートが、出力モジュールの少なくともいく
    つかに結合されていることを特徴とする、2R個のスイ
    ッチ・モジュールを有するシステム。
  12. 【請求項12】 第2スイッチ手段は、ポンプ光を複数
    の選択された第2ポートに結合された媒介導波路に方向
    付け、選択された第1ポートから選択された複数の第2
    ポートへ信号を配信するセレクタ手段を有していること
    を特徴とする請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 R個の入力モジュールのEANDゲー
    ト・スイッチのR個の第2ポートに光学的に結合するた
    めに少なくともP個の位置を含んでいるR個の出力モジ
    ュールをさらに含み、前記各出力モジュールは、入力モ
    ジュールからの信号を受信し、これをM個の端子に分配
    するためのデメンションがR×Mのパワー分割器からな
    る(2M−1)個のパワー分割器の第1段と;M(2M
    −1)個の端子からの信号を選択された位置Pに結合す
    るための(2M−1)×1の能動セレクタの第2段と;
    を備えて成ることを特徴とする請求項11記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 入力モジュールの第2スイッチ手段
    が、ポンプ光を複数の選択された第2ポートに結合され
    た中間導波路に方向付けし、選択された第1ポートから
    の信号を選択された複数の第2ポートに配信するセレク
    タ手段を構成し、これによってP個の信号の少なくとも
    一つが複数の位置にスイッチされることを特徴とする、
    請求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 パワー分割器がEORゲートを有し、
    R個の入力モジュールのブロッキングEANDゲート・
    スイッチ・マトリックスの一つからの単一信号を受信す
    るためのR個の入力ポートと、M個の出力ポートが信号
    波長で減衰する伝導性を有するとともに、信号波長にお
    ける透過伝送のためにポンプ光からの励起に応答する導
    波路を含んでおり、能動セレクタがポンプを選択された
    出力ポートに結合して信号を選択された位置Pに結合す
    ることを特徴とする、請求項13記載のシステム。
  16. 【請求項16】 パワー分割器がスター・カプラーであ
    ることを特徴とする請求項13記載のシステム。
  17. 【請求項17】 R個の入力モジュールに光学的に結合
    するためのR個の出力モジュールをさらに含み、前記各
    出力モジュールがR個の入力モジュールに対して実質上
    対称的であり、入力モジュールのEANDゲート・スイ
    ッチ・マトリックスの第2ポートが出力モジュールのE
    ANDゲート・スイッチ・マトリックスの第2ポートに
    結合されていることを特徴とする請求項11記載のシス
    テム。
  18. 【請求項18】 入力モジュールと出力モジュールが機
    能的に同一であることを特徴とする請求項17記載のシ
    ステム。
JP11268647A 1998-09-22 1999-09-22 光スイッチング・ゲ―トおよびそのシステム Pending JP2000098437A (ja)

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US09/158008 1998-09-22

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