JP2000097478A - 調湿換気装置 - Google Patents

調湿換気装置

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JP2000097478A JP10283528A JP28352898A JP2000097478A JP 2000097478 A JP2000097478 A JP 2000097478A JP 10283528 A JP10283528 A JP 10283528A JP 28352898 A JP28352898 A JP 28352898A JP 2000097478 A JP2000097478 A JP 2000097478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な調湿換気装置を提供すること。 【解決手段】 室外7から室内8に供給される給気SA
と、室内8から室外7に排出される排気EAとの間で熱
交換を行いながら換気を行う調湿換気装置1において、
外気温度が基準温度以上のときは給気SAを除湿する除
湿機能を実行する一方、基準温度未満のときは給気SA
を加湿する加湿機能を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内の調湿をし
ながら換気を行う調湿換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、典型的な従来例である調湿換気
装置が据え付けられた家屋40を示す断面模式図であ
る。この調湿換気装置のケーシング41内は、給気ファ
ン(図示せず)が設けられた給気路47と、排気ファン
(図示せず)が設けられた排気路48とに、仕切板45
によって区画されている。そして上記給気ファンが作動
することによって、室外空気OAが給気SAとして室外
51から上記給気路47中に吸入され、この給気SAが
給気路47中を流通して室内46に供給される。また上
記排気ファンが作動することによって、室内空気RAが
排気EAとして室内46から上記排気路48中に吸入さ
れ、この排気EAが排気路48中を流通して室外51へ
排出される。
【0003】また上記ケーシング41内には、顕熱交換
器44が設けられている。この顕熱交換器44は、上記
給気SAと排気EAとの間で顕熱の熱交換を行うもので
ある。すなわち、この顕熱交換器44では給気SAと排
気EAとの間で熱の授受だけが行われ、湿気や臭気の授
受は行われないということである。そしてこの顕熱交換
器44よりも下流側の上記給気路47に、加湿ユニット
43が設けられ、また上記顕熱交換器44よりも上流側
の上記給気路47に、冷媒熱交換器42が設けられてい
る。この冷媒熱交換器42は、連絡配管49によって室
外機50と接続され、冷媒回路の蒸発器として機能する
ものである。
【0004】上記のような調湿換気装置は、次のような
作用を有している。まず高温多湿の夏季等においては、
給気ファンの作動によって室外51から吸入された給気
SAが、蒸発器として機能する冷媒熱交換器42によっ
て冷却され除湿される。そして除湿された給気SAは、
上記顕熱交換器44において、室内46から排出される
排気EAとの間で熱交換を行う。そして給気SAは、こ
の熱交換によって室内温度と略等しい温度となった後、
室内46に供給される。このようにして上記調湿換気装
置では、夏季等において除湿空気を室内に供給しながら
換気を行うことができるようになっている。
【0005】一方、室内46が乾燥しがちな冬季等にお
いては、給気ファンの作動によって室外51から吸入さ
れた給気SAは、上記顕熱交換器44において、暖房さ
れた室内46から排出される排気EAとの間で熱交換を
行う。そして給気SAは、この熱交換によって室内温度
と略等しい温度まで温度上昇した後、加湿ユニット43
を通過する。そして給気SAはこの加湿ユニット43で
湿分を付与された後、室内46に供給される。このよう
にして上記調湿換気装置では、冬季等において室内に加
湿空気を供給しながら換気を行うことができるようにな
っている。
【0006】図5は、従来の調湿換気装置における調湿
制御状態の一例を示すグラフである。従来の調湿換気装
置は、室外51の温度(外気温度)と湿度(外気湿度)
とに基づいて加湿機能と除湿機能とを切り換えて実行し
ている。図5に示す制御例では、外気温度が18℃未満
のときは、外気湿度とは無関係に加湿機能を実行し、外
気温度が25℃以上のときは、外気湿度とは無関係に除
湿機能を実行している。そして、外気温度が18℃以上
25℃未満のときは、外気湿度が60%RH以上であれ
ば除湿機能を実行し、60%RH未満であれば顕熱交換
器44による熱交換のみを実行している。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】上述のように従来の調湿換気装置では、外
気温度及び外気湿度に基づいて加湿機能及び除湿機能の
切り換えを行っているため、外気温度及び外気湿度を検
出するための温度センサ及び湿度センサが必要である。
しかし、湿度センサは比較的高価なものであるため、調
湿換気装置の製品コストが高くなるという問題がある。
【0008】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、安価に構成可能
でありながらも、使用者のニーズに合った調湿を行うこ
とが可能な調湿換気装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の調湿換
気装置は、室外7から室内8に供給される給気SAを流
通させる給気路6と、室内8から室外7に排出される排
気EAを流通させる排気路5と、上記給気路6を流通す
る給気SAと上記排気路5を流通する排気EAとの間で
熱交換を行う熱交換器9と、上記給気SAを加湿する加
湿機能と上記給気SAを除湿する除湿機能とを切り換え
て実行させる調湿制御手段と、室外7の温度を検出する
温度検出手段とを備え、上記調湿制御手段は、上記温度
検出手段によって検出された外気温度が予め定める基準
温度T1以上のときは除湿機能を実行させる一方、基準
温度T1未満のときは加湿機能を実行させることを特徴
としている。
【0010】上記請求項1の調湿換気装置では、外気温
度のみに基づいて加湿機能及び除湿機能のいずれか一方
が実行される。外気温度のみに基づいて調湿運転を制御
させるようにしたのは、日本国内の各地域ごとに月別の
平均気温及び平均湿度を調査した結果、平均気温が基準
温度T1以上のときは平均湿度も比較的高いため除湿を
行うのが好ましく、また平均気温が基準温度T1未満の
ときは平均湿度も比較的低いため加湿を行うのが好まし
いことが判明したからである。従って、外気温度のみに
基づく調湿運転の制御であっても良好な調湿を実現する
ことができると共に、高価な湿度センサを設置する必要
がないため安価な調湿換気装置を実現することができ
る。尚、基準温度T1を含む所定の温度範囲では、加湿
・除湿のいずれも行わないようにしてもよい。
【0011】また請求項2の調湿換気装置は、複数の透
湿膜パイプの周囲に水を配し、上記透湿膜パイプを通過
する給気SAに対して湿分を付与するように構成された
加湿器13と、上記加湿器13に供給する給気SAを加
熱する加熱手段10とを備え、上記調湿制御手段は、上
記外気温度が上記基準温度T1よりも低い第2の基準温
度T2未満のときは、上記加熱手段10によって給気S
Aを加熱すると共に、加熱した給気SAを上記加湿器1
3によって加湿することを特徴としている。
【0012】上記請求項2の調湿換気装置では、外気温
度が第2の基準温度T2未満のときは給気SAを加熱し
てから加湿する。これは、透湿膜パイプを使用した加湿
器13の場合、透湿膜パイプを通過する給気SAの温度
が低いと付与される湿分量が少なく、充分な加湿を行え
ないからである。従って、冬季のように空気が乾燥し、
かつ気温が低いときであっても、給気SAを充分に加湿
することができるので、良好な調湿換気運転を実現する
ことができる。
【0013】さらに請求項3の調湿換気装置は、上記加
熱手段は、冷媒回路中の凝縮器及び蒸発器として機能す
る冷媒熱交換器10であり、加湿機能実行時には凝縮器
として機能して給気SAを加熱する一方、除湿機能実行
時には蒸発器として機能して給気SAを除湿することを
特徴としている。
【0014】上記請求項3の調湿換気装置では、1つの
冷媒熱交換器10を加熱手段(凝縮器)及び除湿器(蒸
発器)として使用する。従って、部品点数が削減される
ので構成の小型化を図ることができると共に、製品コス
トを低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次にこの発明の調湿換気装置の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態である調湿
換気装置1が据え付けられた家屋2を示す断面模式図で
ある。調湿換気装置1は、熱交換換気ユニット3と調湿
ユニット4を組み合わせて構成されている。
【0017】熱交換換気ユニット3内は、排気ファンの
設けられた排気路5と、給気ファンの設けられた給気路
6とに区画されている。上記給気ファンが作動すること
によって、給気路6には室外7から室外空気OAが吸入
され、これが室内8に供給される給気SAとなって流通
する。また、上記排気ファンが作動することによって、
排気路5には室内8から室内空気RAが吸入され、これ
が室外7へ排出される排気EAとなって流通する。
【0018】さらに熱交換換気ユニット3内には、顕熱
交換器9が設けられている。顕熱交換器9は、給気SA
と排気EAとの間で顕熱の熱交換を行うものである。即
ち、顕熱交換器9では給気SAと排気EAとの間で熱の
授受だけが行われ、湿気や臭気の授受は行われないとい
うことである。
【0019】また、顕熱交換器9よりも下流側の給気路
6には、調湿ユニット4が設けられている。調湿ユニッ
ト4内の熱交換器10は、連結配管11によって室外機
12に接続され、冷媒回路の蒸発器及び凝縮器として機
能するものである。また、熱交換器10よりもさらに下
流側にあたる給気路6の出口側には、加湿器13が設け
られている。尚、室外機12には圧縮機(図示せず)が
備えられているが、この圧縮機はインバータ等を用いて
圧縮能力可変に成されたものである。
【0020】さらに、調湿換気装置1には、マイクロコ
ンピュータ等を用いて構成された制御部(調湿制御手
段)(図示せず)が設けられている。この制御部は、調
湿換気装置1(調湿ユニット4を含む。)の運転制御を
行うものであり、これには室内8に設けられた室内湿度
センサ及び室内温度センサ(ともに図示せず)が接続さ
れると共に、室外7に設けられた室外温度センサ(図示
せず)が接続されている。
【0021】上記調湿換気装置1は、給気路6の流出端
(図1における右端)が第1給気ダクト14によって室
内8と連通され、排気路5の流入端(同図における右
端)が第1排気ダクト15によって室内8と連通されて
いる。また、給気路6の流入端(同図における左端)が
第2給気ダクト16によって室外7と連通され、排気路
5の流入端(同図における左端)が第2排気ダクト17
によって室外7と連通されている。
【0022】図2は、調湿ユニット4の構成を示す概略
図である。調湿ユニット4は、吸込口18から吸い込ん
だ空気に対して除湿又は加湿を行い、調湿後の空気を吹
出口19から吹き出すものである。調湿ユニット4のケ
ーシング20の内部には、吸込口18側に除湿のための
熱交換器10が配置され、吹出口19側に加湿のための
加湿器13が配置されている。熱交換器10に関して、
吸込口18側には吸込温度サーミスタ21が配置され、
吹出口19側には吹出温度サーミスタ22が配置されて
いる。
【0023】加湿器13は、透湿膜式加湿器であり、複
数本の透湿膜パイプを互いに平行になるように縦横に並
べて構成され、パイプ周囲に加湿水を配し、透湿膜パイ
プ内を通過する空気に対して湿分を付与するように成さ
れたものである。加湿器13の上方には給水タンク23
が配置されている。給水タンク23は、水道管に接続さ
れた給水配管24から供給される水道水を貯水し、高低
差を利用して貯水した水道水を加湿水として加湿器13
に供給する。加湿水は、給水タンク23から加湿器13
へ配管25によって供給されている。また加湿器13に
は、排水電磁弁26が介設された排水配管27が接続さ
れており、必要に応じて排水電磁弁26を開いて加湿水
をドレンパン28に排水する。
【0024】尚、給水配管24には給水電磁弁29が介
設されており、給水タンク23内に取り付けられた水位
センサであるフロートスイッチSW1のON/OFFに
応じて開閉を制御し、水道水の給水制御を行う。さら
に、給水電磁弁29の1次側には2次圧一定型の減圧弁
30が接続されている。減圧弁30を配置したのは、も
し仮に調湿ユニット4に高い水圧が加わると悪影響を及
ぼしてしまうからである。また、減圧弁30はストレー
ナ及び逆止弁を内蔵しており、水道水に含まれる不純物
を除去すると共に、給水タンク23からの逆流を防止す
る。
【0025】ドレンパン28は、調湿ユニット4のケー
シング20の最下部に配置されると共に、ケーシング2
0内に配置したほぼ全ての部品の直下に位置するように
底部のほぼ全面にわたって配置されている。これによっ
て、ドレンパン28には、加湿器13から排水される加
湿水、熱交換器10から排水される凝縮水だけでなく、
給水タンク23や給水配管24、配管25、排水配管2
7などに付着した水滴も流れ込むことになる。ドレンパ
ン28内にはフロートスイッチSW2が配置されてお
り、このフロートスイッチSW2によってドレンパン2
8の水位が予め定める高さに達したことが検知される
と、ドレンポンプ31を駆動してドレン水を外部に排水
する。
【0026】また、調湿ユニット4は、マイクロコンピ
ュータ等を用いて構成された上記制御部(図示せず)に
よって制御されている。この制御部には調湿ユニット4
の運転制御を行うために、サーミスタ21、22、フロ
ートスイッチSW1、SW2、電磁弁26、29、ドレ
ンポンプ31などが接続されている。
【0027】上記の調湿換気装置1は、次のような作用
を有している。まず高温多湿の夏季等においては、給気
ファンの作動によって室外7から吸入された給気SA
は、顕熱交換器9において室内8から排出される排気E
Aとの間で熱交換が行われる。そして給気SAは、この
熱交換によって室内温度と略等しい温度となった後、調
湿ユニット4を通過し、蒸発器として機能する熱交換器
10によって冷却され除湿される。除湿された給気SA
は、室内8に供給される。このようにして調湿換気装置
1では、夏季等において除湿空気を室内に供給しながら
換気を行うことができる。
【0028】一方、室内8が乾燥しがちな冬季等におい
ては、給気ファンの作動によって室外7から吸入された
給気SAは、顕熱交換器9において、暖房室内8から排
出される排気EAとの間で熱交換が行われる。そして給
気SAは、この熱交換によって室内温度と略等しい温度
となった後、調湿ユニット4を通過し、加湿器13によ
って湿分が付与される。加湿された給気SAは、室内8
に供給される。このようにして調湿換気装置1では、冬
季等において室内に加湿空気を供給しながら換気を行う
ことができる。
【0029】図3は、調湿換気装置1における調湿制御
状態を示すグラフである。調湿換気装置1は、室外7の
温度(外気温度)のみに基づいて、調湿ユニット4によ
る加湿機能と除湿機能とを切り換えて実行している。即
ち、図3に示すように、外気温度が基準温度T1以上の
ときは除湿機能を実行し、外気温度が基準温度T1未満
のときは加湿機能を実行している。このように外気温度
のみに基づいて調湿運転を制御させることとしたのは、
日本国内の各地域ごとに月別の平均気温及び平均湿度を
調査した結果、平均気温が18℃以上のときは平均湿度
も概ね60%RH以上あるため、全ての場合に除湿を行
うのが好ましいことが判明したからである。つまり従来
例の制御に関して図5に示す制御領域図において、外気
温度が18〜25℃であり、湿度60%RH未満の領域
は、日本国内においては実際問題としてはほとんど出現
せず、そのためこの領域の存在を無視しても調湿制御上
は大きな問題が生じないことが明らかになったというこ
とである。なお平均気温が18℃未満のときは平均湿度
も概ね60%RH未満であるため加湿を行うのが好まし
い。以下に理科年表から抜粋した気象データを示す。
【0030】
【表1】
【0031】従って、本実施形態では基準温度T1は1
8℃に選ばれている。
【0032】また、調湿換気装置1では加湿器13とし
て透湿膜式加湿器を使用しているが、この加湿器は加湿
すべき空気の温度が低いと加湿能力(付与する湿分量)
が低下することが知られている。そこで、調湿換気装置
1では、外気温度が基準温度T1よりも低い第2の基準
温度T2未満のときは、加湿器13に供給する空気(給
気SA)を加熱するようにしている。加熱は、上記した
ように熱交換器10を凝縮器として機能させて行う。
尚、本実施形態では基準温度T2は10℃に選ばれてい
る。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、外気
温度のみに基づく調湿運転の制御であっても良好な調湿
を実現することができると共に、高価な湿度センサを設
置する必要がないため安価な調湿換気装置を実現するこ
とができる。
【0034】また、冬季のように空気が乾燥し、かつ気
温が低いときであっても、給気SAを加熱してから加湿
するようにしたので、給気SAを充分に加湿することが
でき、良好な調湿換気運転を実現することができる。
【0035】さらに、1つの熱交換器10を加熱手段及
び除湿器として使用するので、部品点数が削減されて調
湿換気装置1の小型化を図ることができると共に、製品
コストを低減することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1の調湿換気装置に
よれば、外気温度のみに基づく加湿機能と除湿機能の切
換え制御であっても良好な調湿を実現することができる
と共に、高価な湿度センサを設置する必要がないため安
価な調湿換気装置を実現することができる。
【0037】また請求項2の調湿換気装置によれば、冬
季のように空気が乾燥し、かつ気温が低いときであって
も、給気を充分に加湿することができるので、良好な調
湿換気運転を実現することができる。
【0038】さらに請求項3の調湿換気装置によれば、
1つの冷媒熱交換器を加熱手段及び除湿器として使用す
るので、部品点数が削減されて構成の小型化を図ること
ができると共に、製品コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である調湿換気装置が据
え付けられた家屋を示す断面模式図である。
【図2】上記調湿換気装置が備える調湿ユニットの構成
を示す概略図である。
【図3】上記調湿換気装置における調湿制御状態を示す
グラフである。
【図4】従来例である調湿換気装置が据え付けられた家
屋を示す断面模式図である。
【図5】従来の調湿換気装置における調湿制御状態を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 調湿換気装置 5 排気路 6 給気路 7 室外 8 室内 9 顕熱交換器 10 熱交換器 13 加湿器 SA 給気 EA 排気

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外(7)から室内(8)に供給される
    給気(SA)を流通させる給気路(6)と、室内(8)
    から室外(7)に排出される排気(EA)を流通させる
    排気路(5)と、上記給気路(6)を流通する給気(S
    A)と上記排気路(5)を流通する排気(EA)との間
    で熱交換を行う熱交換器(9)と、上記給気(SA)を
    加湿する加湿機能と上記給気(SA)を除湿する除湿機
    能とを切り換えて実行させる調湿制御手段と、室外
    (7)の温度を検出する温度検出手段とを備え、上記調
    湿制御手段は、上記温度検出手段によって検出された外
    気温度が予め定める基準温度(T1)以上のときは除湿
    機能を実行させる一方、基準温度(T1)未満のときは
    加湿機能を実行させることを特徴とする調湿換気装置。
  2. 【請求項2】 複数の透湿膜パイプの周囲に水を配し、
    上記透湿膜パイプを通過する給気(SA)に対して湿分
    を付与するように構成された加湿器(13)と、上記加
    湿器(13)に供給する給気(SA)を加熱する加熱手
    段(10)とを備え、上記調湿制御手段は、上記外気温
    度が上記基準温度(T1)よりも低い第2の基準温度
    (T2)未満のときは、上記加熱手段(10)によって
    給気(SA)を加熱すると共に、加熱した給気(SA)
    を上記加湿器(13)によって加湿することを特徴とす
    る請求項1の調湿換気装置。
  3. 【請求項3】 上記加熱手段は、冷媒回路中の凝縮器及
    び蒸発器として機能する冷媒熱交換器(10)であり、
    加湿機能実行時には凝縮器として機能して給気(SA)
    を加熱する一方、除湿機能実行時には蒸発器として機能
    して給気(SA)を除湿することを特徴とする請求項2
    の調湿換気装置。
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