JP2000096327A - かつらベース用芯材及びかつら - Google Patents

かつらベース用芯材及びかつら

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JP2000096327A
JP2000096327A JP10273075A JP27307598A JP2000096327A JP 2000096327 A JP2000096327 A JP 2000096327A JP 10273075 A JP10273075 A JP 10273075A JP 27307598 A JP27307598 A JP 27307598A JP 2000096327 A JP2000096327 A JP 2000096327A
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JP
Japan
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core
wig base
wig
core material
base
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JP10273075A
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English (en)
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Katsufumi Ito
勝文 伊藤
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ART OF HAIR KK
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ART OF HAIR KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かつらベースの襟足部及び揉上部において、
それらの角部を挟んだ各周縁部も含めて外側に反り返っ
たり、しわが生じたりすることを防止することができる
かつらベース用芯材及びかつらを提供する。 【解決手段】 本発明のかつらベース用芯材1は、頭部
形状に合わせて湾曲して形成され、一端部21がかつら
ベース4の襟足部41又は揉上部42の角部41a,4
2aに位置するように配設される第一の芯部2と、略中
心部が該第一の芯部2の一端部21に接合され、該襟足
部41又は揉上部42の周縁部41b,42bに沿って
配設される第二の芯部3とを有して構成される。このた
め、該かつらベース用芯材1によれば、該襟足部41又
は揉上部42において、角部41a,42aだけでな
く、角部41a,42aを挟んだ周縁部41b,42b
が外側に反り返ったり、しわが生じたりすることを効果
的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かつらベースの襟足部
又は揉上部に配設されるかつらベース用芯材及び該かつ
らベース用芯材を使用したかつらに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かつらを頭部に装着する場合、図
3(a)に示すように、かつらベース100の襟足部1
10の周縁部110bに沿って配設されたゴム紐120
を中心方向(図上、矢印方向)に絞ることにより、頭部
にかつらベース100を密着させている。この種のかつ
らでは、ゴム紐120を絞った際に、かつらベース10
0の襟足部110及び揉上部130が外側に反り返るこ
とを防止するため、図3(a),(b)に示すように、
襟足部110及び揉上部130に、それぞれ一本のかつ
らベース用芯材140が設けられている。この芯材14
0は、図3(c)に示すように、頭部形状に合わせて湾
曲している細長い銅板から成り、一端部140aが襟足
部110及び揉上部130の各角部110a,130a
に位置し、かつらベース100の内方に向かって配設さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
かつらでは、ゴム紐120を絞った際の各角部110
a,130aの反り返りは有効に防止できるものの、各
角部110a,130aを挟んだ各周縁部110b,1
30bにおいて、ゴム紐120を絞った際に、しわが生
じたり、多少、反り返るといった問題があった。
【0004】そこで、本発明は、かつらベースの襟足部
及び揉上部において、それらの角部を挟んだ周縁部も含
めて外側に反り返ったり、しわが生じたりすることを防
止することができるかつらベース用芯材を提供すること
を課題とすると共に、該かつらベース用芯材を使用した
かつらを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1記載の本発明のかつらベース用芯材は、か
つらベースの襟足部又は揉上部に配設されるかつらベー
ス用芯材において、頭部形状に合わせて湾曲して形成さ
れ、一端部が該襟足部又は揉上部の角部に位置するよう
に配設される第一の芯部と、略中心部が該第一の芯部の
一端部に接合され、該襟足部又は揉上部の周縁部に沿っ
て配設される第二の芯部と、を有することを特徴とす
る。請求項2記載の本発明のかつらベース用芯材は、請
求項1記載のかつらベース用芯材であって、前記第二の
芯部が断面略円形の棒状体から成ることを特徴とする。
請求項3記載の本発明のかつらは、請求項1又は2記載
のかつらベース用芯材が、かつらベースの襟足部と揉上
部のうちの少なくとも一方に配設されていることを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る
かつらベース用芯材1を示す図であり、図2はかつらベ
ース用芯材1をかつらベース4に配設した状態を示す図
である。これらの図に示すように、かつらベース用芯材
1は、第一の芯部2と第二の芯部3を有して構成されて
いる。
【0007】第一の芯部2は、頭部形状に合わせて幾分
湾曲している細長い板状体から構成されている。また、
第一の芯部2の長さは、配設される箇所に応じて適宜調
節することが好ましく、本実施の形態では、かつらベー
ス4の揉上部42は襟足部41に比べ外側に反り返り易
いため、揉上部42に配設される第一の芯部2は、襟足
部41に配設されるものよりも長さの長いものを用いて
いる。また、本実施の形態に係る第一の芯部2は、銅等
の金属材料から形成されているが、その材質は特に限定
されるものではなく、合成樹脂から形成されたものを用
いることもできる。なお、第一の芯部2としては、上記
した板状体に限らず、断面略円形の棒状体から構成され
るものを用いることもできる。
【0008】第一の芯部2は、かつらベース4の襟足部
41及び揉上部42において、一端部21が襟足部41
及び揉上部42の各角部41a,42aに配置されるよ
う、他端部22をかつらベース4において内方に位置さ
せて配設される。それにより、襟足部41及び揉上部4
2が第一の芯部2に沿って僅かに湾曲した状態に保持さ
れ、外側に反り返ることが防止される。
【0009】第二の芯部3は、銅等の金属材料から成る
断面略円形の棒状体から構成され、略中心部が上記した
第一の芯部2の一端部21に接合されている。接合手段
は任意であり、第一の芯部2と第二の芯部3とを別部材
から構成した場合には、例えば、溶接等により接合する
ことができる。また、一体成形により、第一の芯部2と
第二の芯部3とが当初から接合された状態で成形しても
良い。また、第二の芯部3の両端部31,31は遊端と
されているため、ゴム紐43で絞った際に、該接合部
(第一の芯部2の一端部21)を中心として両者が接近
する方向へも湾曲可能になっている。第二の芯部3の長
さは、上記した第一の芯部2と同様に、配設される箇所
に応じて適宜調節することが好ましく、また、材質も、
第一の芯部2と同様に、合成樹脂等から形成されたもの
を用いることもできる。
【0010】第二の芯部3は、かつらベース4の襟足部
41及び揉上部42の各周縁部41b,42bに沿って
配設される。それにより、かつら装着時において、かつ
らベース4の襟足部41の周縁部41bに沿って配設さ
れたゴム紐43を絞ったときには、第二の芯部3の両端
部31,31が、第一の芯部2との接合部を中心とし
て、それぞれ第一の芯部2寄りに湾曲し、図1において
破線で示したように第二の芯部3が変形して、襟足部4
1及び揉上部42の各周縁部41b,42bを頭部に密
着させる。このため、ゴム紐43を絞った際に、各周縁
部41b,42bにしわが生じたりすることが少なくな
り、外側への反り返りも少なくなる。
【0011】なお、上記のように構成されるかつらベー
ス用芯材1は、かつらベース4に配設した場合に、外部
から視認されにくくするため、該芯材1の周囲に着色を
施したり、該芯材1を黒色の布等で覆うなどの手段を施
すこともできる。
【0012】
【発明の効果】本発明のかつらベース用芯材及びかつら
によれば、該芯材が、かつらベースの襟足部又は揉上部
に、一端部が該襟足部又は揉上部の各角部に位置するよ
うに配設される第一の芯部と、該襟足部又は揉上部の各
周縁部に沿って配設される第二の芯部とを有して構成さ
れるため、該襟足部又は揉上部において、角部だけでな
く、角部を挟んだ周縁部が外側に反り返ったり、しわが
生じたりすることを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るかつらベース用芯
材を示す図である。
【図2】 同実施の形態に係るかつらベース用芯材をか
つらベースに配設した状態を示す図である。
【図3】 (a)は従来のかつらベースを示す正面図、
(b)は該かつらベースを示す右側面図、(c)は該か
つらベースに配設された従来のかつらベース用芯材を示
す部分拡大図である。
【符号の説明】
1 かつらベース用芯材 2 第一の芯部 3 第二の芯部 4 かつらベース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かつらベースの襟足部又は揉上部に配設
    されるかつらベース用芯材において、 頭部形状に合わせて湾曲して形成され、一端部が該襟足
    部又は揉上部の角部に位置するように配設される第一の
    芯部と、 略中心部が該第一の芯部の一端部に接合され、該襟足部
    又は揉上部の周縁部に沿って配設される第二の芯部と、
    を有することを特徴とするかつらベース用芯材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のかつらベース用芯材であ
    って、前記第二の芯部が断面略円形の棒状体から成るこ
    とを特徴とするかつらベース用芯材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のかつらベース用芯
    材が、かつらベースの襟足部と揉上部のうちの少なくと
    も一方に配設されていることを特徴とするかつら。
JP10273075A 1998-09-28 1998-09-28 かつらベース用芯材及びかつら Pending JP2000096327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149555A1 (ja) * 2007-06-07 2008-12-11 Artnature Inc. かつらベース
CN107708462A (zh) * 2015-05-01 2018-02-16 爱德兰丝株式会社 假发基底以及假发

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