JP2000095687A - インドメタシン経皮吸収剤 - Google Patents
インドメタシン経皮吸収剤Info
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Abstract
ることにより、優れた薬効を奏するインドメタシン経皮
吸収剤の提供。インドメタシンの皮膚吸収性を向上改善
することのできるインドメタシン皮膚吸収性促進剤の提
供。 【解決手段】インドメタシンを有効成分とし、更に低級
アルキレンカーボネート及びエチルカーボネートからな
る群から選択される少なくとも1種、または低級アルキ
レンカーボネート及びエチルカーボネートからなる群か
ら選択される少なくとも1種、並びに芳香族アルコール
を含有することを特徴とするインドメタシン経皮吸収
剤。
Description
有効成分とする経皮吸収剤に関する。より詳細には、本
発明はインドメタシンの経皮吸収性が改善された消炎鎮
痛外用剤に関する。
を有する非ステロイド系の抗炎症剤として広く知られて
いるが、これを経口投与した場合には、胃腸障害等の副
作用を生じるという欠点を有している。このため、かか
る問題点を解決するために、従来から経皮的投与によっ
てインドメタシンを生体内に吸収させる外用剤(軟膏
剤、クリーム剤、貼付剤、液剤)の調製が試みられ、開
発されている。
入を防御するバリヤーとしての生理的機能を有するた
め、単に外用剤の基剤に薬効成分を配合してなる外用剤
を適用しても十分な薬効を発現するだけの薬物量を体内
に吸収させることは困難であり、従来より皮膚からの吸
収改善による治療効果の向上が課題とされていた。ま
た、インドメタシンは、水に対する溶解性が極めて低い
難溶性の薬物である。このため、インドメタシンを外用
剤中に多量に含めることによって吸収性の悪さを補うこ
とは困難である。
インドメタシンの基剤への溶解性を改良する方法(特開
昭58−124716号、特開平4−149131号な
ど)、皮膚からの吸収を促進する成分を配合する方法
(特開平1−279831号、特開昭61−19401
5号、特開昭58−79918号など)等が検討され、
提案されている。
問題を解決するものであり、インドメタシンの皮膚から
の吸収性を向上させることにより、優れた薬効を奏する
インドメタシン経皮吸収剤を提供することを目的とす
る。また、別の観点から、本発明は、インドメタシンの
皮膚吸収性を向上改善することのできる、インドメタシ
ン皮膚吸収性促進剤を提供することをも目的とするもの
である。
を解決すべく鋭意検討を重ねていたところ、インドメタ
シンにプロピレンカーボネート等の低級アルキレンカー
ボネートまたはエチルカーボネートを配合して皮膚に適
用することにより、インドメタシン単独を用いた場合に
比べて、インドメタシンが速やかに皮膚から吸収されて
その血中濃度が有意に向上することを見出し、低級アル
キレンカーボネートまたはエチルカーボネートがインド
メタシンの皮膚吸収性を促進する成分として有用である
ことを確認した。また本発明者は、更なる検討により、
インドメタシン皮膚吸収性促進成分として低級アルキレ
ンカーボネート等に加えて芳香族アルコールを併用する
ことにより、低級アルキレンカーボネートまたはエチル
カーボネートのみを併用した場合よりも格段にインドメ
タシンの皮膚吸収性が向上することを見出した。本発明
は、かかる知見に基づいて開発されたものである。
ン経皮吸収剤である: 項1.インドメタシンを有効成分とし、更に低級アルキ
レンカーボネート及びエチルカーボネートからなる群か
ら選択される少なくとも1種、または低級アルキレンカ
ーボネート及びエチルカーボネートからなる群から選択
される少なくとも1種並びに芳香族アルコールを含有す
ることを特徴とするインドメタシン経皮吸収剤。
量部あたり、インドメタシンを0.1〜1.5重量部、
並びに低級アルキレンカーボネート及びエチルカーボネ
ートからなる群から選択される少なくとも1種を5〜3
0重量部の割合で含む項1記載のインドメタシン経皮吸
収剤。
量部あたり、インドメタシンを0.1〜1.5重量部、
低級アルキレンカーボネート及びエチルカーボネートか
らなる群から選択される少なくとも1種を3〜20重量
部、並びに芳香族アルコールを1〜10重量部の割合で
含む項1記載のインドメタシン経皮吸収剤。
ピレンカーボネートである項1乃至3のいずれかに記載
のインドメタシン経皮吸収剤。
コールである項1、3又は4のいずれかに記載のインド
メタシン経皮吸収剤。
であるインドメタシンに加えて、低級アルキレンカーボ
ネート及びエチルカーボネートからなる群から選択され
る少なくとも1種を含有することを特徴とする。
形の別を問わず、通常医薬品として用いられるものであ
ればよい。その配合量は、剤形の種類や適用症状などに
よって種々異なるため特に制限はされないが、通常、経
皮吸収剤100重量部あたり通常0.1〜1.5重量
部、好ましくは0.3〜1重量部の範囲から適宜選択調
整することができる。
ネートとは、炭素数2〜6のアルキレン基を有する炭酸
化合物を意味する。アルキレン基としては、エチレン
基、プロピレン基、エチルエチレン基、トリメチレン
基、ヘキサメチレン基等を挙げることができる。低級ア
ルキレンカーボネートとしてより具体的には、エチレン
カーボネート、プロピレンカーボネート等を挙げること
ができる。これらの炭酸化合物は1種若しくはその複数
を2種以上組み合わせて用いることもできる。本発明に
おいて好ましくはプロピレンカーボネートの使用であ
る。また本発明においては低級アルキレンカーボネート
に代えて、若しくはそれと併用して、エチルカーボネー
トを用いることもできる。
チルカーボネートの配合割合は、経皮吸収剤100重量
部あたり通常5〜30重量部、好ましくは5〜25重量
部、より好ましくは7〜20重量部の範囲を挙げること
ができる。また経皮吸収剤に含まれるインドメタシン1
重量部に対する低級アルキレンカーボネート又は/及び
エチルカーボネートの配合割合は、制限はされないが、
通常1〜50重量部、好ましくは6〜26重量部の範囲
であることが望ましい。
又はエチルカーボネートをインドメタシンと組み合わせ
て用いることにより、インドメタシンの経皮吸収性を向
上させることができる。このことは、本発明の経皮吸収
剤によれば、より少ないインドメタシンの量で、従来と
同等若しくはそれ以上の消炎鎮痛に対する治療効果を奏
することができることを意味する。また、低級アルキレ
ンカーボネートまたはエチルカーボネートは、インドメ
タシンの経皮吸収性の向上剤並びに作用増強剤として有
用であることを意味するものである。
ト又はエチルカーボネートは、芳香族アルコールと組み
合わせて用いることもでき、これにより一段とインドメ
タシンの経皮吸収性を向上することができる。
分であるインドメタシンに加えて、低級アルキレンカー
ボネート及びエチルカーボネートからなる群から選択さ
れる少なくとも1種、並びに芳香族アルコールを含有す
ることを特徴とするものである。
少ない量の低級アルキレンカーボネート又は/及びエチ
ルカーボネートでインドメタシンの経皮吸収性を向上す
ることが可能となる。その配合量は経皮吸収剤100重
量部あたり通常3重量部以上、好ましくは3〜20重量
部、より好ましくは5〜20重量部の範囲を挙げること
ができる。なお、低級アルキレンカーボネート又は/及
びエチルカーボネートを経皮吸収剤中に20重量部以上
配合させることも勿論可能であるが、20重量部程度の
配合割合でインドメタシンの経皮吸収性向上という効果
を十分満足させることができる。
特に制限されることはないが、例えばベンジルアルコー
ル、フェネチルアルコール、シンナミルアルコール、2
−フェノキシエタノール等を例示することができる。こ
れらの芳香族アルコールは1種若しくはその複数を2種
以上組み合わせて用いることもできる。本発明において
好ましくは、ベンジルアルコールの使用である。
剤100重量部あたり通常1〜10重量部、好ましくは
2〜8重量部の範囲を挙げることができる。
1重量部に対する低級アルキレンカーボネート又はエチ
ルカーボネート及び芳香族アルコールの配合割合は、特
に制限されないが、低級アルキレンカーボネート又はエ
チルカーボネートは通常3〜80重量部、好ましくは6
〜27重量部の範囲、また芳香族アルコールは1〜30
重量部、好ましくは2〜10重量部の範囲を挙げること
ができる。
外用目的で使用されるものであればいずれの剤形をも採
用することができ、例えば液剤(ローション剤、スプレ
ー剤を含む)、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、乳液剤、
スティック剤等の各種の外用の製剤形態を挙げることが
できる。これらの剤形には、各剤形に応じて当該分野で
通常用いられている基剤並びに配合成分を配合すること
ができ、また慣用方法に従って調製することができる。
を含む)の場合は、前述する各種成分を基剤としての溶
媒に溶解することによって調製できる。溶媒としては、
水;エタノール、変性エタノール、プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等の低
級アルコール;アセトン;グリセリン、プロピレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレング
リコール等の多価アルコール等を挙げることができる。
これらの溶媒は、1種若しくは2種以上を混合して用い
ることができる。本発明においてはエタノール若しくは
イソプロピルアルコールなどの低級アルコール溶媒の単
独使用、又はそれらと水との混合溶媒が好ましく、水と
エタノールとの混合溶媒がより好ましい。水と低級アル
コール(エタノールを含む)との混合割合は、各成分が
溶解する割合であれば特に制限されないが、通常、溶媒
に含まれる低級アルコールの割合が5割以上、好ましく
は6割以上であることが望ましい。
採用する場合は、前記の必須成分に加えて、常法に従っ
て各外用剤に適した各種の基剤を混合して適当な稠度の
半固形状物を得ることにより調製することができる。基
剤成分としては、例えば油成分、グリコール類、界面活
性剤、水溶性高分子、溶媒を挙げることができる。これ
らの具体的な成分は特に制限されず常法に従うことがで
きるが、例えば油成分としてはラノリン、硬化油、レシ
チン、プラスチベース、流動パラフィン、オレイン酸、
ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ミツロ
ウ、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸イソプロピ
ル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル、スクワラン、スクワレン、セタノール、ステアリ
ルアルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシルアル
コール、シリコン油等が例示され;グリコール類として
はグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール等が例示され;界
面活性剤としてはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコー
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロール、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等
が例示され;水溶性高分子としてはカルボキシビニルポ
リマー、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリ
ビニルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ポリアクリル酸等が例示され;溶媒としては水、エ
タノール、変性エタノール、プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、アセトン等を例示することができ
る。但し、これらに限定されない。
して例えば粘着性高分子、保湿剤、硬化剤、無機粉体、
界面活性剤及び溶媒等の各種成分を用いて、常法に従っ
て調製される。粘着性高分子としては、ポリアクリル
酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ゼラチン、ペクチン、
ポリビニルピロリドン、ビニルアセテート共重合体、ポ
リエチレンオキサイド、メチルビニルエーテル・無水マ
レイン酸共重合体、アルギン酸ナトリウム、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、キサンタンガム、アラビ
アガム、トラガントガム等が例示され;保湿剤として
は、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等が例示され;硬化剤としては硫酸アルミニウムカリ
ウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム、水酸化アルミナマグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化アルミナマグネシウム、メタケイ酸アルミン
酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、ジヒドロキシ
アルミニウムアミノアセテート、トリグリシジルイソシ
アネート、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセ
リンジグリシジルエーテル、トリグリセリンジグリシジ
ルエーテル等が例示され;無機粉体としてはカオリン、
無水ケイ酸、酸化亜鉛、酸化チタン等が例示され;界面
活性剤並びに溶媒としては前記のものを挙げることがで
きる。但し、これらに特に制限されるものではない。
は、本発明の効果を損なわない限り、インドメタシンの
有効性(安定性)の維持・改善、使用感の改善等を目的
として、上記成分に加えて任意の成分を含有していても
よい。任意の成分としては、例えば外用剤等の医薬品、
医薬品部外品、化粧料などに用いられる安定剤,保存
剤,溶解補助剤,乳化剤,懸濁化剤、pH調整剤、抗酸
化剤等の添加剤等が例示される。
膚からの吸収に優れており、関節炎、肩関節周囲炎、筋
肉痛、捻挫、腱鞘炎、腰痛、打撲などの整形外科領域の
疾患の治療に用いられて、優れた効果を示す。
類や症状の程度、患部の大きさによって異なり一概に規
定できない。通常1日、一回乃至は数回、適量を患部に
塗布することによって用いられる。
に詳細に説明するが、本発明は当該実施例等によって何
ら制限されるものではない。
剤(本発明品1、2)を調製し、プロピレンカーボネー
トを含まないインドメタシン経皮吸収剤(比較対照品)
と、有効成分であるインドメタシンの経皮吸収性(吸収
効果)を比較した(表1)。
膚に塗布してから一定時間後のインドメタシンの血中濃
度を測定することによって評価した。具体的には本発明
品1、2又は比較対照品をそれぞれ約0.8mlずつ、
ヘアレスラット(雄、6週令、1群6匹)の背部(約4
cm×5cm)に塗布し、その1時間後にラットを麻酔して
開腹し、大動脈より約3mlの血液を採取して血液中の
インドメタシン量を測定することにより行った。血液中
のインドメタシン量の測定は、ラットから採取した血を
遠心分離(3000rpm、10分間)して、得られた上清に
ついて除タンパクを行い、ナフタレンを内部標準物質と
して添加して、下記条件のHPLCに付することによっ
て行った。尚、標準液として既知量のインドメタシンを
含む溶液(内部標準物質を含む)を用いて同様にHPL
C分析に供した。
酸Na/酢酸(100:100:1))混液 固定相:ODS C18(5C18:(株)ナカライテス
ク製) 流 速:1ml/1min カラム温度:40℃ 測定波長:254nm 結果を表1に合わせて示す。
プロピレンカーボネートを配合した本発明品は、比較対
照品に比べて、塗布後一定時間後のインドメタシンの血
中濃度が有意に高かった。このことは、本発明のインド
メタシン経皮吸収剤は、皮膚を介した経皮吸収性に優れ
ていることを示し、しかもその吸収性は表皮への移行に
とどまらず、血液、筋肉、関節への移行性をも促進で
き、薬理的効果にも優れることが判明した。
アルコールを配合した液剤(本発明品3〜6、表2)を
調製し、実施例1の方法と同様にして有効成分であるイ
ンドメタシンの経皮吸収性(吸収効果)を評価した。な
お、比較例として、プロピレンカーボネートを含まない
インドメタシン経皮吸収剤(比較対照品、比較例1)及
びインドメタシンにベンジルアルコールを配合した液剤
(比較品、比較例2〜4)を用いて、インドメタシンの
経皮吸収性を評価した。結果を表2に示す。
ーボネート及びベンジルアルコールを配合した本発明品
は、インドメタシン単品(比較例1)よりも顕著にイン
ドメタシンの血中濃度が高くなり、経皮吸収性が格段に
向上することが分かる。また、当該実施例におけるイン
ドメタシンの経皮吸収性向上の程度は、インドメタシン
にプロピレンカーボネートだけを配合した実施例1及び
2に比して格段に大きかった。このことからプロピレン
カーボネート(低級アルキレンカーボネート)とベンジ
ルアルコール(芳香族アルコール)を組み合わせた組成
物が、インドメタシンの経皮吸収性の促進向上剤、引い
てはインドメタシンの作用増強剤として極めて有用であ
ることがわかる。
アルキレンカーボネート)及びベンジルアルコール(芳
香族アルコール)をインドメタシンに配合することによ
り、インドメタシンの経皮吸収性を格段に高めることが
でき、その結果、より少ないインドメタシン量で薬理学
的に有効な消炎鎮痛効果を奏することができる。製剤に
配合するインドメタシンの量を低減できることは、溶解
性の低いインドメタシンにとって極めて意義あることで
ある。
わりにエチレンカーボネートを用いて、本発明のインド
メタシン経皮吸収剤(液剤)を調製した。
わりにエチルカーボネートを用いて、本発明のインドメ
タシン経皮吸収剤(液剤)を調製した。
わりにエチレンカーボネートを用いて、本発明のインド
メタシン経皮吸収剤(液剤)を調製した。
わりにエチルカーボネートを用いて、本発明のインドメ
タシン経皮吸収剤(液剤)を調製した。
軟膏剤を調製した。
ーム剤を調製した。
ルベート80を溶解し、インドメタシン溶液を調製し、
次いで他の成分を混合したものにそれを配合、練合し
て、ポリエステル不織布に展延して貼付剤を調製した。
Claims (5)
- 【請求項1】インドメタシンを有効成分とし、更に低級
アルキレンカーボネート及びエチルカーボネートからな
る群から選択される少なくとも1種、または低級アルキ
レンカーボネート及びエチルカーボネートからなる群か
ら選択される少なくとも1種並びに芳香族アルコールを
含有することを特徴とするインドメタシン経皮吸収剤。 - 【請求項2】インドメタシン経皮吸収剤100重量部あ
たり、インドメタシンを0.1〜1.5重量部、並びに
低級アルキレンカーボネート及びエチルカーボネートか
らなる群から選択される少なくとも1種を5〜30重量
部の割合で含む請求項1記載のインドメタシン経皮吸収
剤。 - 【請求項3】インドメタシン経皮吸収剤100重量部あ
たり、インドメタシンを0.1〜1.5重量部、低級ア
ルキレンカーボネート及びエチルカーボネートからなる
群から選択される少なくとも1種を3〜20重量部、並
びに芳香族アルコールを1〜10重量部の割合で含む請
求項1記載のインドメタシン経皮吸収剤。 - 【請求項4】低級アルキレンカーボネートが、プロピレ
ンカーボネートである請求項1乃至3のいずれかに記載
のインドメタシン経皮吸収剤。 - 【請求項5】芳香族アルコールが、ベンジルアルコール
である請求項1、3又は4のいずれかに記載のインドメ
タシン経皮吸収剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10269731A JP2935113B1 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | インドメタシン経皮吸収剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10269731A JP2935113B1 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | インドメタシン経皮吸収剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2935113B1 JP2935113B1 (ja) | 1999-08-16 |
JP2000095687A true JP2000095687A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17476391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10269731A Expired - Lifetime JP2935113B1 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | インドメタシン経皮吸収剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935113B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087954A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Mikasa Seiyaku Co Ltd | 経皮吸収型外用貼付剤 |
JP2010241824A (ja) * | 2003-04-28 | 2010-10-28 | Bayer Schering Pharma Ag | 活性成分の経皮的投与のためのヒドロゲルの形態の医薬組成物 |
JP2016079180A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 第一三共ヘルスケア株式会社 | ロキソプロフェン含有外用剤組成物 |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP10269731A patent/JP2935113B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087954A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Mikasa Seiyaku Co Ltd | 経皮吸収型外用貼付剤 |
JP4658299B2 (ja) * | 2000-09-12 | 2011-03-23 | 三笠製薬株式会社 | 経皮吸収型外用貼付剤 |
JP2010241824A (ja) * | 2003-04-28 | 2010-10-28 | Bayer Schering Pharma Ag | 活性成分の経皮的投与のためのヒドロゲルの形態の医薬組成物 |
JP4829102B2 (ja) * | 2003-04-28 | 2011-12-07 | バイエル ファーマ アクチエンゲゼルシャフト | 活性成分の経皮的投与のためのヒドロゲルの形態の医薬組成物 |
JP2016079180A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 第一三共ヘルスケア株式会社 | ロキソプロフェン含有外用剤組成物 |
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---|---|
JP2935113B1 (ja) | 1999-08-16 |
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