JP2000095004A - 車両用フロアカーペット - Google Patents

車両用フロアカーペット

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JP2000095004A
JP2000095004A JP10266381A JP26638198A JP2000095004A JP 2000095004 A JP2000095004 A JP 2000095004A JP 10266381 A JP10266381 A JP 10266381A JP 26638198 A JP26638198 A JP 26638198A JP 2000095004 A JP2000095004 A JP 2000095004A
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arc surface
under material
carpet
floor
band
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JP10266381A
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Hiroaki Kudo
藤 広 明 工
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロアカーペットの端部の補強と外観を向上
させることができ、補強材の位置ずれがなく、作業能率
を向上させることができ、補強材がめくれたり脱落する
のを防止する。部品点数を減少させる。接着剤の使用量
を減少させる。 【解決手段】 ホイールハウス3の下端の円弧面3aに
沿ってフロアカーペット1の端部に凹状の円弧面1aを
形成する。フロアカーペットのアンダー材7の端部に凹
状の円弧面13を形成する。凹状の円弧面13と略対称
な円弧面15を有する帯状の折り返し部14をアンダー
材7の端部より外方に突出して形成する。帯状の折り返
し部14をアンダー材7の表面側の凹状の円弧面13の
表面側に折り返す。アンダー材7の折り返し部14にカ
ーペット層5を積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用フロアカー
ペットに関し、更に詳細に説明すると、表面側のカーペ
ット層と、該カーペット層の裏面に積層されたアンダー
材とから形成され、車両の車室内やラゲージルーム、ト
ランクルーム等のフロアパネル上に載置される車両用フ
ロアカーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示す如く、車両の車室
内やラゲージルーム、トランクルーム等のフロアパネル
にフロアカーペット1が着脱自在に取付けられている。
このフロアパネルにはホイールハウス3が突出形成さ
れ、このホイールハウス3の下端の円弧面3aに沿って
前記フロアカーペット1の端部に凹状の円弧面1aが形
成されている。
【0003】また、図5に示す如く、フロアカーペット
1は、ポリエステル繊維等からなるカーペット層5と、
このカーペット層5の裏面に接合されたポリエステル繊
維等からなるPETフェルト,レジンフェルトまたはス
ラブウレタン等からなるアンダー材7とから形成されて
いる。前記フロアカーペット1の円弧面1aはカーペッ
ト層5の円弧面6とアンダー材7の円弧面13とから形
成されている。
【0004】前記フロアカーペット1の端部の凹状の円
弧面1aが形成された側のアンダー材7の裏面側には補
強と外観を向上させるために、アンダー材7と同一また
は異なる材質からなる別途形成した円弧帯状の補強材8
が円弧面13に沿って接着剤等により固着されている。
フロアカーペット1の端部はサイドガーニッシュ10に
よりフロアパネル側に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のフロ
アカーペット1においては、アンダー材7の裏面側に別
途形成した円弧帯状の補強材8を接着剤等を用いて個別
に接合しなければならず、取付位置がずれたりして取付
作業が煩雑となり、円弧帯状の補強材8がめくれたり脱
落し、外観が悪化する虞れを有し、部品点数が増大し、
接着剤の使用量が増大し、コストアップとなる欠点を有
していた。
【0006】本発明の目的は、フロアカーペットのアン
ダー材の裏面側に別途形成した帯状の補強材を接着剤等
を用いて個別に接合する必要がなく、フロアカーペット
の端部の補強と外観を向上させることができ、補強材の
位置ずれがなく、作業能率を向上させることができ、補
強材がめくれたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少
させることができ、接着剤の使用量を減少させることが
でき、経済性に優れた車両用フロアカーペットを提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の車両
用フロアカーペットは、表面側のカーペット層と、該カ
ーペット層の裏面に積層されたアンダー材とから形成さ
れ、車両のフロアパネルに載置される車両用フロアカー
ペットにおいて、前記フロアカーペットのアンダー材の
端部に帯状の折り返し部が形成され、該帯状の折り返し
部がアンダー材側に折り返されていることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の車両用フ
ロアカーペットは、表面側のカーペット層と、該カーペ
ット層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、
車両のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペッ
トにおいて、前記フロアカーペットのアンダー材の端部
に凹状の円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な
円弧面を有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部に
形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の凹状の円
弧面側に折り返されていることを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項3に記載の車両用フ
ロアカーペットは、表面側のカーペット層と、該カーペ
ット層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、
車両のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペッ
トにおいて、前記フロアカーペットのアンダー材の端部
に凹状の円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な
円弧面を有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部に
形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の表面側の
凹状の円弧面側に折り返され、該アンダー材の折り返し
部と一体にカーペット層が積層されていることを特徴と
する。
【0010】また、本発明の請求項4に記載の車両用フ
ロアカーペットは、表面側のカーペット層と、該カーペ
ット層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、
車両のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペッ
トにおいて、前記フロアパネルにはホイールハウスが突
出形成され、該ホイールハウスの下端の円弧面に沿って
前記フロアカーペットの端部に凹状の円弧面が形成さ
れ、前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の
円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な円弧面を
有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部より外方に
突出して形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の
表面側の凹状の円弧面側に折り返され、該アンダー材の
折り返し部と一体にカーペット層が積層されていること
を特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項5に記載の車両用フ
ロアカーペットは、表面側のカーペット層と、該カーペ
ット層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、
車両のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペッ
トにおいて、前記フロアパネルにはホイールハウスが突
出形成され、該ホイールハウスの下端の円弧面に沿って
前記フロアカーペットの端部に凹状の円弧面が形成さ
れ、前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の
円弧面が形成され、該凹状の円弧面より大きな円弧面を
有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部より外方に
突出して形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の
表面側の凹状の円弧面側に折り返された状態でアンダー
材の端部の円弧面の外周縁の内側に帯状の折り返し部の
円弧面が位置すると共に、アンダー材の端部の円弧面の
外周縁とカーペット層の凹状の円弧面の外周縁とが接着
剤により接合されていることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアカーペットのアンダー材の端
部に帯状の折り返し部が形成され、該帯状の折り返し部
がアンダー材側に折り返されているので、アンダー材の
端部に別途形成した帯状の補強材を接着剤等を用いて個
別に接合する必要がなく、フロアカーペットの端部の補
強と外観を向上させることができ、補強材の位置ずれが
なく、作業能率を向上させることができ、補強材がめく
れたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少させること
ができ、接着剤の使用量を減少させることができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアカーペットのアンダー材の端
部に凹状の円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称
な円弧面を有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部
に形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の凹状の
円弧面側に折り返されているので、アンダー材の端部に
別途形成した円弧面を有する帯状の補強材を接着剤等を
用いて個別に接合する必要がなく、フロアカーペットの
端部の補強と外観を向上させることができ、補強材の位
置ずれがなく、作業能率を向上させることができ、補強
材がめくれたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少さ
せることができ、接着剤の使用量を減少させることがで
きる。
【0014】本発明の請求項3に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアカーペットのアンダー材の端
部に凹状の円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称
な円弧面を有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部
に形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の表面側
の凹状の円弧面側に折り返され、該アンダー材の折り返
し部と一体にカーペット層が積層されているので、アン
ダー材の端部に別途形成した円弧面を有する帯状の補強
材を接着剤等を用いて個別に接合する必要がなく、フロ
アカーペットの端部の補強と外観を向上させることがで
き、補強材の位置ずれがなく、作業能率を向上させるこ
とができ、補強材がめくれたり脱落する虞れがなく、部
品点数を減少させることができ、接着剤の使用量を減少
させることができる。
【0015】本発明の請求項4に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアパネルにはホイールハウスが
突出形成され、該ホイールハウスの下端の円弧面に沿っ
て前記フロアカーペットの端部に凹状の円弧面が形成さ
れ、前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の
円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な円弧面を
有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部より外方に
突出して形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の
表面側の凹状の円弧面側に折り返され、該アンダー材の
折り返し部と一体にカーペット層が積層されているの
で、アンダー材の表面側の端部に別途形成した円弧面を
有する帯状の補強材を接着剤等を用いて個別に接合する
必要がなく、フロアカーペットの端部の補強と外観を向
上させることができ、補強材の位置ずれがなく、作業能
率を向上させることができ、補強材がめくれたり脱落す
る虞れがなく、部品点数を減少させることができ、接着
剤の使用量を減少させることができる。
【0016】本発明の請求項5に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアパネルにはホイールハウスが
突出形成され、該ホイールハウスの下端の円弧面に沿っ
て前記フロアカーペットの端部に凹状の円弧面が形成さ
れ、前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の
円弧面が形成され、該凹状の円弧面より大きな円弧面を
有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部より外方に
突出して形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の
表面側の凹状の円弧面側に折り返された状態でアンダー
材の端部の円弧面の外周縁の内側に帯状の折り返し部の
円弧面の外周縁が位置すると共に、アンダー材の端部の
円弧面の外周縁とカーペット層の凹状の円弧面の外周縁
とが接着剤により接合されているので、アンダー材の表
面側の端部に別途形成した円弧面を有する帯状の補強材
を接着剤等を用いて個別に接合する必要がなく、アンダ
ー材の端部の円弧面の外周縁が帯状の折り返し部の円弧
面の外周縁より外方に突出した状態にあるので、折り返
し部の存在にも拘わらずアンダー材の端部の円弧面の外
周縁とカーペット層の凹状の円弧面の外周縁とを接着剤
により接合することができ、フロアカーペットの端部の
補強と外観を向上させることができ、補強材の位置ずれ
がなく、作業能率を向上させることができ、補強材がめ
くれたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少させるこ
とができ、接着剤の使用量を減少させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る車両用フロアカ
ーペットを図面を参照して詳述する。図1(a),
(b)及び図2には、本発明に係る車両用フロアカーペ
ットの実施の形態が夫々示されており、前述せる図4及
び図5と対応する部分には同一符号を付して説明する。
【0018】車両のフロアパネルに載置される車両用フ
ロアカーペット1の一部に対応するフロアパネルの端部
には、図4で説明したように、ホイールハウス3が突出
形成され、このホイールハウス3の下端の円弧面3aに
沿って前記フロアカーペット1の端部に凹状の円弧面1
aが形成されている。尚、ホイールハウス3に限定され
るものではなく、フロアパネルの端部に突出部が形成さ
れている場合に本発明に係る車両用フロアカーペット1
を適用することができる。
【0019】図2に示す如く、フロアカーペット1は、
例えば、ポリエステル繊維等からなるカーペット層5
と、このカーペット層5の裏面に接合されたPETフェ
ルト,レジンフェルト,スラブウレタン等からなるアン
ダー材7とから形成されている。尚、フロアカーペット
1は更に多層構成であってもよい。
【0020】図1(a)に示す如く、フロアカーペット
1のアンダー材7は略長方形状の原反11より所定の大
きさにカットされ、このアンダー材7の端部にはホイー
ルハウス3の下端の円弧面3aに沿って凹状の円弧面1
3が形成されている。
【0021】前記アンダー材7の端部の凹状の円弧面1
3と間隔Lを置いて、円弧面13より大きな円弧面15
を有する帯状の折り返し部14がアンダー材7の本体部
7aの端部より外方に突出して形成されている。またア
ンダー材7の本体部7aと折り返し部14との境界線に
ミシン目スリット21が形成され、折り返しを容易に行
えるようになされている。
【0022】尚、帯状の折り返し部14は図示の形状に
限定されるものではなく、幅を広くするものであっても
よく、また、図3に示す如く、アンダー材7の本体部7
aの端部の円弧面13との間隔Lが存在しないものであ
ってもよい。
【0023】図1(b)に示す如く、前記帯状の折り返
し部14がアンダー材7の本体部7aの表面側の凹状の
円弧面13側に折り返される。尚、アンダー材7の本体
部7aの裏面側に折り返し部14を折り返すものであっ
てもよい。
【0024】前記アンダー材7の本体部7aの端部の凹
状の円弧面13と間隔Lを置いて帯状の折り返し部14
を形成した場合には、帯状の折り返し部14をアンダー
材7の本体部7aの表面側に折り返した状態で、アンダ
ー材7の本体部7aの端部の円弧面13の外周縁の内側
に帯状の折り返し部14の円弧面15が位置することに
なる。
【0025】アンダー材7の本体部7aの端部の凹状の
円弧面13の外周縁が帯状の折り返し部14の円弧面1
5の外周縁より外方に突出した状態にあるので、折り返
し部14を折り返す前に、アンダー材7の本体部7aに
カーペット層5との接着のための接着剤18を塗布すれ
ば、折り返し部14を折り返した状態で、折り返し部1
4をアンダー材7の本体部7aに接着剤18により接合
することができる。
【0026】また、カーペット層5をアンダー材7の本
体部7aに積層すれば、前記折り返し部14の存在にも
拘わらず、アンダー材7の本体部7aの端部の円弧面1
3の外周縁とカーペット層5の凹状の円弧面6の外周縁
とを、折り返し部14を挟持した状態で、カーペット層
5とアンダー材7の接着のための接着剤18により接合
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用フロアカーペ
ットの実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の
車両用フロアカーペットによれば、フロアカーペットの
アンダー材の端部に帯状の折り返し部が形成され、該帯
状の折り返し部がアンダー材側に折り返されているの
で、アンダー材の端部に別途形成した帯状の補強材を接
着剤等を用いて個別に接合する必要がなく、フロアカー
ペットの端部の補強と外観を向上させることができ、補
強材の位置ずれがなく、作業能率を向上させることがで
き、補強材がめくれたり脱落する虞れがなく、部品点数
を減少させることができ、接着剤の使用量を減少させる
ことができる。
【0028】本発明の請求項2に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアカーペットのアンダー材の端
部に凹状の円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称
な円弧面を有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部
に形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の凹状の
円弧面側に折り返されているので、アンダー材の端部に
別途形成した円弧面を有する帯状の補強材を接着剤等を
用いて個別に接合する必要がなく、フロアカーペットの
端部の補強と外観を向上させることができ、補強材の位
置ずれがなく、作業能率を向上させることができ、補強
材がめくれたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少さ
せることができ、接着剤の使用量を減少させることがで
きる。
【0029】本発明の請求項3に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアカーペットのアンダー材の端
部に凹状の円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称
な円弧面を有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部
に形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の表面側
の凹状の円弧面側に折り返され、該アンダー材の折り返
し部と一体にカーペット層が積層されているので、アン
ダー材の端部に別途形成した円弧面を有する帯状の補強
材を接着剤等を用いて個別に接合する必要がなく、フロ
アカーペットの端部の補強と外観を向上させることがで
き、補強材の位置ずれがなく、作業能率を向上させるこ
とができ、補強材がめくれたり脱落する虞れがなく、部
品点数を減少させることができ、接着剤の使用量を減少
させることができる。
【0030】本発明の請求項4に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアパネルにはホイールハウスが
突出形成され、該ホイールハウスの下端の円弧面に沿っ
て前記フロアカーペットの端部に凹状の円弧面が形成さ
れ、前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の
円弧面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な円弧面を
有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部より外方に
突出して形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の
表面側の凹状の円弧面側に折り返され、該アンダー材の
折り返し部と一体にカーペット層が積層されているの
で、アンダー材の表面側の端部に別途形成した円弧面を
有する帯状の補強材を接着剤等を用いて個別に接合する
必要がなく、フロアカーペットの端部の補強と外観を向
上させることができ、補強材の位置ずれがなく、作業能
率を向上させることができ、補強材がめくれたり脱落す
る虞れがなく、部品点数を減少させることができ、接着
剤の使用量を減少させることができる。
【0031】本発明の請求項5に記載の車両用フロアカ
ーペットによれば、フロアパネルにはホイールハウスが
突出形成され、該ホイールハウスの下端の円弧面に沿っ
て前記フロアカーペットの端部に凹状の円弧面が形成さ
れ、前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の
円弧面が形成され、該凹状の円弧面より大きな円弧面を
有する帯状の折り返し部がアンダー材の端部より外方に
突出して形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材の
表面側の凹状の円弧面側に折り返された状態でアンダー
材の端部の円弧面の外周縁の内側に帯状の折り返し部の
円弧面の外周縁が位置すると共に、アンダー材の端部の
円弧面の外周縁とカーペット層の凹状の円弧面の外周縁
とが接着剤により接合されているので、アンダー材の表
面側の端部に別途形成した円弧面を有する帯状の補強材
を接着剤等を用いて個別に接合する必要がなく、アンダ
ー材の端部の円弧面の外周縁が帯状の折り返し部の円弧
面の外周縁より外方に突出した状態にあるので、折り返
し部の存在にも拘わらずアンダー材の端部の円弧面の外
周縁とカーペット層の凹状の円弧面の外周縁とを接着剤
により接合することができ、フロアカーペットの端部の
補強と外観を向上させることができ、補強材の位置ずれ
がなく、作業能率を向上させることができ、補強材がめ
くれたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少させるこ
とができ、接着剤の使用量を減少させることができる。
【0032】本発明によれば、フロアカーペットのアン
ダー材の裏面側に別途形成した帯状の補強材を接着剤等
を用いて個別に接合する必要がなく、フロアカーペット
の端部の補強と外観を向上させることができ、補強材の
位置ずれがなく、作業能率を向上させることができ、補
強材がめくれたり脱落する虞れがなく、部品点数を減少
させることができ、接着剤の使用量を減少させることが
でき、経済性に優れた車両用フロアカーペットを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用フロアカーペットのアンダ
ー材を示すもので、(a)はアンダー材の平面図、
(b)はアンダー材の折り返し部を折り返した状態の平
面図。
【図2】本発明に係る車両用フロアカーペットの断面
図。
【図3】本発明に係る車両用フロアカーペットの異なる
実施の形態を示す断面図。
【図4】従来のフロアカーペットの一部斜視図。
【図5】従来のフロアカーペットの断面図。
【符号の説明】 1 フロアカーペット 1a 円弧面 3 ホイールハウス 3a 円弧面 5 カーペット層 6 円弧面 7 アンダー材 7a 本体部 10 サイドガーニッシュ 13 円弧面 14 折り返し部 15 円弧面 18 接着剤 21 ミシン目スリット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側のカーペット層と、該カーペット
    層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、車両
    のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペットに
    おいて、 前記フロアカーペットのアンダー材の端部に帯状の折り
    返し部が形成され、該帯状の折り返し部がアンダー材側
    に折り返されていることを特徴とする車両用フロアカー
    ペット。
  2. 【請求項2】 表面側のカーペット層と、該カーペット
    層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、車両
    のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペットに
    おいて、 前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の円弧
    面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な円弧面を有す
    る帯状の折り返し部がアンダー材の端部に形成され、該
    帯状の折り返し部がアンダー材の凹状の円弧面側に折り
    返されていることを特徴とする車両用フロアカーペッ
    ト。
  3. 【請求項3】 表面側のカーペット層と、該カーペット
    層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、車両
    のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペットに
    おいて、 前記フロアカーペットのアンダー材の端部に凹状の円弧
    面が形成され、該凹状の円弧面と略対称な円弧面を有す
    る帯状の折り返し部がアンダー材の端部に形成され、該
    帯状の折り返し部がアンダー材の表面側の凹状の円弧面
    側に折り返され、該アンダー材の折り返し部と一体にカ
    ーペット層が積層されていることを特徴とする車両用フ
    ロアカーペット。
  4. 【請求項4】 表面側のカーペット層と、該カーペット
    層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、車両
    のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペットに
    おいて、 前記フロアパネルにはホイールハウスが突出形成され、
    該ホイールハウスの下端の円弧面に沿って前記フロアカ
    ーペットの端部に凹状の円弧面が形成され、前記フロア
    カーペットのアンダー材の端部に凹状の円弧面が形成さ
    れ、該凹状の円弧面と略対称な円弧面を有する帯状の折
    り返し部がアンダー材の端部より外方に突出して形成さ
    れ、該帯状の折り返し部がアンダー材の表面側の凹状の
    円弧面側に折り返され、該アンダー材の折り返し部と一
    体にカーペット層が積層されていることを特徴とする車
    両用フロアカーペット。
  5. 【請求項5】 表面側のカーペット層と、該カーペット
    層の裏面に積層されたアンダー材とから形成され、車両
    のフロアパネルに載置される車両用フロアカーペットに
    おいて、 前記フロアパネルにはホイールハウスが突出形成され、
    該ホイールハウスの下端の円弧面に沿って前記フロアカ
    ーペットの端部に凹状の円弧面が形成され、前記フロア
    カーペットのアンダー材の端部に凹状の円弧面が形成さ
    れ、該凹状の円弧面より大きな円弧面を有する帯状の折
    り返し部がアンダー材の端部より外方に突出して形成さ
    れ、該帯状の折り返し部がアンダー材の表面側の凹状の
    円弧面側に折り返された状態でアンダー材の端部の円弧
    面の外周縁の内側に帯状の折り返し部の円弧面が位置す
    ると共に、アンダー材の端部の円弧面の外周縁とカーペ
    ット層の凹状の円弧面の外周縁とが接着剤により接合さ
    れていることを特徴とする車両用フロアカーペット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100946521B1 (ko) * 2007-11-07 2010-03-11 현대자동차주식회사 차량용 카페트 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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