JP2000093825A - 籾殻粉砕機 - Google Patents

籾殻粉砕機

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JP2000093825A
JP2000093825A JP10265592A JP26559298A JP2000093825A JP 2000093825 A JP2000093825 A JP 2000093825A JP 10265592 A JP10265592 A JP 10265592A JP 26559298 A JP26559298 A JP 26559298A JP 2000093825 A JP2000093825 A JP 2000093825A
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JP
Japan
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chaff
pulverizing
shutter
crushing
rotary blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP10265592A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Mizushima
一晴 水嶋
Toshiki Morimoto
俊樹 森本
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OOMIYA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOMIYA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】籾殻を畜房床面に使用する敷料として、或いは
整腸作用促進のための飼料添加材として利用するために
は籾殻を粉砕する必要があり、その必要性を満たすた
め、効率的な籾殻の粉砕機を提供する。 【構成】原料籾殻を一時貯溜する供給ホッパーの下部開
口部に接して設ける投入シャッターを介して粉砕ケース
を連接し、粉砕ケースの全容積と投入される原料籾殻の
容量とを適切な比率を保持する状態を維持しながら粉砕
ケース内の粉砕回転刃を高速回転させて籾殻を粉砕した
あと、粉砕ケース底部に設けた排出シャッターを開放
し、粉砕回転刃の介助により粉砕籾殻を排出させるもの
であり、これ等の動作を連続的に反復継続して、粉砕作
業を効率的に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家畜、特に牛、豚等の
家畜を飼育する畜房の敷料、或いは、牛の整腸作用促進
のために飼料に添加される『粉砕籾殻』を効率的に加工
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】牛、豚等を飼育する畜房の床は、家畜の
排出物による汚染を軽減するために、鋸屑、稲藁等を敷
料として利用しているが、近年の産業構造、農業生産の
構造変化に伴ない、これ等の敷料の入手が困難となる傾
向にある。
【0003】これ等の敷料の効果を代用するものとし
て、籾殻が利用されるのであるが、脱籾したままの籾殻
は、保水力、吸湿性に劣るため、籾殻を効率よく破砕、
粉砕する手段が求められているが、今迄に有効な手段は
存在しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の実状
に対処するため、破砕、粉砕工程を連続的に継続させ
て、効率的に大量の粉砕籾殻を供給可能とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明では、粉砕作用を確実に実行する目的に沿っ
て、原料籾殻の供給部と粉殻の粉砕ケースとは区分して
構成し、その連接部にはスライド可能な投入シャッター
を配置する。
【0006】上記粉砕ケースの内部には、モーター等の
駆動源により回転駆動される粉砕回転刃を内装し、高速
にて回転させる。
【0007】粉砕ケースの底部には粉砕された籾殻を排
出する排出口が設けられ、排出シャッターを開放する
と、粉砕ケース内の粉砕された粉殻は、粉砕回転刃の回
転に伴って排出される。
【0008】上記構成を持つ籾殻粉砕機の投入シャッタ
ーの開閉、粉砕回転刃の駆動制御、排出シャッターの開
閉等の動作を連続して反復させることにより、粉殻の粉
砕を連続して遂行可能となり、効率的に大量の籾殻粉砕
を可能とすることができるのである。
【0009】
【発明の作用】上述の構成を有する本発明になる籾殻粉
砕機では、投入シャッターを経由して落下投入される籾
殻の容積と、粉砕ケースの全容積の比率を適切に保持す
ることで粉砕回転刃は円滑に回転し、籾殻を効率良く衝
撃切断、或いは破砕することが可能となる。
【0010】粉砕ケース内で粉砕された籾殻は、小粒子
化することにより見かけ比重が増大し、粉砕ケース内の
底部に集積するから、該粉砕ケースの底部の適宣の位置
に設ける排出口に附随する排出シャッターを開放する
と、粉砕回転刃の回転に伴い粉砕された籾殻は、粉砕ケ
ースより落下排出される。
【0011】
【実施例】本発明の好適な実施例を示す図面に伴い、以
下詳細に説明する。
【0012】図1を参照して、本発明になる籾殻粉砕機
は、ベルトコンベア等の適宣の供給装置11により送ら
れてくる原料籾殻Cを一時的に貯溜する供給ホッパー1
と、該供給ホッパー1の下方底部に配される開口部12
に接して、投入シャッター2が連接されている。
【0013】該投入シャッター2の開口部面積は、投入
シャッター2を介して供給ホッパー1に連接する粉砕ケ
ース3の全容積と、投入シャッター2が開口して供給ホ
ッパー1より自然流下して粉砕ケース3内に流入する籾
殻Cが安息角を保ってその自然流入を終息した時の流入
済籾殻C’の全容量とが、適切な容積比率を保つように
設定されており、籾殻Cの粉砕運転中に、原料籾殻Cと
流下済原料籾殻C’の混合がないように、投入シャッタ
ー2は閉鎖状態に保たれる。
【0014】上述の粉砕ケース3内での容積比率を維持
することが、効率的な粉砕を維持するために必要な要素
であり、本発明を構成する骨子の一つである。
【0015】粉砕ケース3の中心位置を回転軸として、
粉砕回転刃4が設けられている。該粉砕回転刃4は、モ
ーター41及び例えば、Vベルト42等の伝導手段によ
り回転駆動される。
【0016】該粉砕回転刃4の形状及び回転外周速度
は、本実施例においては、直線状2枚刃、外周速度90
m/秒に設定されているが、本発明の機能を損わない範
囲で、形状、回転駆動条件は任意に変更可能であり、本
発明の権利に含まれるものである。
【0017】該粉砕ケース3内で粉砕回転刃4が回転を
はじめると、前述の通り、粉砕ケース3内の全容積に対
する流下済原料籾殻C’の全容量が適切に保たれた状態
において、流下済原料籾殻C’は、粉砕回転刃4の回転
により衝撃を受け、切断、粉砕される。
【0018】粉砕された籾殻C”は、原料籾殻C、流下
済原料籾殻C’より見掛け比重が増大し、粉砕ケース3
の下方に集合し、未粉砕の流下済原料籾殻C’は、粉砕
回転刃4の回転に伴う衝撃で上層を形成していく。
【0019】粉砕ケース3内の流下済原料籾殻C’の粉
砕が終了した時点で、粉砕ケース3の底部に設けた排出
口52に接して設けてある排出シャッター5を開放する
と、粉砕籾殻C”は、粉砕回転刃4の回転に介助され
て、排出口52、排出シャッター5の開口部を通過し、
排出パイプ53に誘導されて籾殻粉砕機の下方へ排出さ
れ、適宣の排出搬送装置53により、適当な保管場所へ
搬送される。
【0020】上述の各構成部の連続作動状況、すなは
ち、原料籾殻Cの供給ホッパー1への供給→投入シャッ
ター2の開口→原料籾殻Cの流下及び流下終了→投入シ
ャッター2の閉鎖→粉砕回転刃4の回転及び停止→排出
シャッター5の開口→粉砕回転刃4の回転→粉砕籾殻
C”の排出開始及び完了→粉砕回転刃4の停止→排出シ
ャッター5の閉鎖 の各作動順序及び作動時間長さを設
定することにより、粉砕籾殻C”の粉砕粒子の大きさを
任意に変更することが可能である。
【0021】上記投入シャッター2及び排出シャッター
5の開閉操作は、手動、ソレノイド、エアーシリンダ
ー、クランク機構を備えた減速モーター等の手段の中か
ら任意に選択することが可能であり、後述する継続した
連続粉砕運転を行なうには、手動以外の上記のシャッタ
ー駆動手段を選択する
【0022】粉砕回転刃4の回転及び停止動作につい
て、動作時間を長く設定すると、粉砕籾殻C”の構成粒
子を細かくすることが可能であり、他方、短時間に設定
する時には、その構成粒子は大きくなる。
【0023】構成粒子の大きな粉砕籾殻C’は、畜舎床
面の敷料として利用する一方、構成粒子の小さくなった
粉砕籾殻C’は、養牛飼育において、整腸作用促進に効
果のある飼料添加物として利用する。
【0024】加えて、上述の一連の作動順序及び作動時
間をプログラム制御することにより原料籾殻Cの供給を
継続する限り、連続的に籾殻の粉砕作業を継続すること
が可能であり、効率的な粉砕籾殻の製造が可能となる。
【0025】
【発明の効果】近年の米穀生産様式の変化に伴い、稲藁
の容易な入手が困難となって稲藁を畜舎床への敷料とし
て利用することが困難となり、また良質の敷料として利
用されている国内産木材の鋸屑もまた、輸入木材の急増
により入手が困難となる状況に対応して、資源の再利用
という効果も合わせて、籾殻の利用が重視されている。
【0026】然るに、籾殻は、脱籾した状態のままで敷
料として利用するには、保水力、吸湿性に難点があり、
敷料として利用するには、籾殻を粉砕して吸湿性を向上
させなければならない。
【0027】本発明は、従来、再利用が不可能であった
籾殻を、任意の粒度に粉砕することにより、入手困難と
なった稲藁、鋸屑等の敷料の代替作用を促進し、家畜飼
料の添加物としての利用価値を創成すると共に、農業生
産の副産物の有効活用を可能とする等、極めて広域に渉
り貢献すること大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明になる籾殻粉砕機の好適な実施例を
示す全体断面図である。
【図2】は、本発明になる籾殻粉砕機の粉砕回転刃の実
施例を示す平面図及び断面図である。
【符号の説明】
1…………供給ホッパー 2…………投入シャッター 3…………粉砕ケース 4…………粉砕回転刃 5…………排出シャッター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に原料籾殻の供給ホッパーを有し、
    該供給ホッパーの下方に、原料籾殻の供給を制御する投
    入シャッターを介して連接する粉砕ケースと、該粉砕ケ
    ースの内部には粉砕回転刃を配置すると共に、下方底部
    に排出シャッターを設けていることを特徴とする籾殻粉
    砕機。
  2. 【請求項2】 原料籾殻の投入シャッターの作動と、粉
    砕回転刃の駆動と、排出シャッターの作動を連続的に自
    動反復制御する機能を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載する籾殻粉砕機。
JP10265592A 1998-09-21 1998-09-21 籾殻粉砕機 Pending JP2000093825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6903353B2 (en) 2001-04-23 2005-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Charged particle beam exposure apparatus, device manufacturing method, and charged particle beam applied apparatus
KR20190118216A (ko) * 2018-04-09 2019-10-18 (주)건지농업회사법인 축사용 왕겨 살포장치를 이용한 왕겨 살포방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6903353B2 (en) 2001-04-23 2005-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Charged particle beam exposure apparatus, device manufacturing method, and charged particle beam applied apparatus
KR20190118216A (ko) * 2018-04-09 2019-10-18 (주)건지농업회사법인 축사용 왕겨 살포장치를 이용한 왕겨 살포방법
KR102073320B1 (ko) 2018-04-09 2020-03-03 (주)건지농업회사법인 축사용 왕겨 살포장치를 이용한 왕겨 살포방법

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