JP2000093702A - オゾン水処理装置およびそれを用いた洗浄処理装置 - Google Patents

オゾン水処理装置およびそれを用いた洗浄処理装置

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JP2000093702A JP10271268A JP27126898A JP2000093702A JP 2000093702 A JP2000093702 A JP 2000093702A JP 10271268 A JP10271268 A JP 10271268A JP 27126898 A JP27126898 A JP 27126898A JP 2000093702 A JP2000093702 A JP 2000093702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は簡単な構成で確実にオゾン水から
オゾンガスを分離することができるようにしたオゾン水
処理装置を提供することにある。 【解決手段】 オゾン水からオゾンガスを脱気するため
のオゾン水処理装置において、装置本体21と、この装
置本体に設けられ上記オゾン水を装置本体内に向けて噴
射するとともにその噴射方向が互いに衝突する方向に設
定された複数のノズル体22と、上記装置本体に形成さ
れ各ノズル体から噴射されて衝突することでオゾン水か
ら分離された液体とオゾンガスとをそれぞれ排出する排
液管29及び排気管25とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は被処理物を洗浄し
たオゾン水を分解処理するオゾン水処理装置およびその
オゾン水処理装置が用いられた洗浄処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、液晶製造装置や半導体製造装
置などでは、被処理物としての液晶用ガラス基板や半導
体ウエハを高い清浄度で洗浄することが要求される工程
がある。被処理物には微粒子が付着しているだけでな
く、脂肪などの有機物が付着している場合もある。
【0003】微粒子を洗浄する場合には、被処理物に純
水を単に吹き付けたり、純水に超音波振動を付与して吹
き付けるなどして除去することができる。しかしなが
ら、有機物の場合、純水では除去できないため、純水に
通常はオゾンと酸素の混合ガスであるオゾン含有ガスを
封入して溶解させたオゾン水が用いられる。
【0004】オゾン水は周知のように酸化力が強く、限
られた種類の弗素系樹脂以外の材料は腐食するというこ
とがある。そのため、使用済みのオゾン水をそのままの
状態で廃棄すると、配管などを腐食させるなどのことが
あるため、その有害性を低減したり、除去してからでな
ければ廃棄できないということがあった。
【0005】従来、オゾン水は純水などで希釈して濃度
を下げてから廃棄したり、オゾン分解作用のある薬品や
物質を混入して分解してから廃棄するということが行わ
れていた。
【0006】しかしながら、前者の手段によると、大量
の純水を使用するため、純水の製造コストが増大した
り、オゾン水を希釈した廃液の処理コストが増大するな
どのことがあった。
【0007】後者の手段によると、オゾン水を分解する
ために使用する薬品や物質のコストが高くなるばかり
か、それらの供給設備が必要となるから、それによって
もコスト高を招くことになる。
【0008】さらに、両者に共通して言えることは、オ
ゾン水からオゾンガス(酸素ガスも含む)を確実に分解
できないことがあるため、そのような場合にはオゾンガ
スを含む液体を排出することになり、配管や設備などを
早期に損傷させるということがあった。
【0009】また、最近ではオゾンガスをタンクに蓄
え、そこに気泡を吹き込むことでオゾンガスを分離する
ということも行われている。
【0010】しかしながら、オゾン水と気泡との接触効
率を高めるためにはタンクを深くしなければならないか
ら、装置の大型化やコスト高を招くということがあっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はオ
ゾン水を純水で希釈したり、薬液などで分解してから廃
棄していたので、そのためのランニングコストが高くな
るということがあった。しかも、オゾン水からオゾンガ
スを確実に分解することができないことがあるため、配
管や設備に悪影響を及ぼすことがあった。
【0012】さらに、タンクに気泡を吹込んで分解する
場合、装置の大型化やコスト高をまねくということがあ
った。
【0013】この発明の目的は、安価なランニングコス
トでオゾン水からオゾンガスを確実に分解でき、しかも
装置の大型化やコスト高を招くことがないようにしたオ
ゾン水分解処理装置およびそれを用いた洗浄処理装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、オゾ
ン水からオゾンガスを脱気するためのオゾン水処理装置
において、装置本体と、この装置本体に設けられ上記オ
ゾン水を装置本体内に向けて噴射するとともにその噴射
方向が互いに衝突する方向に設定された複数のノズル体
と、上記装置本体に形成され各ノズル体から噴射されて
衝突することでオゾン水から分離された液体とオゾンガ
スとをそれぞれ排出する液体排出部及びガス排出部とを
具備したことを特徴とする。
【0015】それによって、各ノズル体から噴射されて
衝突することでオゾン水が微細に霧化され、大気との接
触効率が向上するため、分解効率も向上する。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記装置本体は筒状体からなり、上記ノズル体は上
記装置本体の軸方向中途部の周壁に周方向に所定間隔で
設けられていることを特徴とする。
【0017】それによって、オゾン水処理装置をコンパ
クトに構成することが可能となる。
【0018】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記装置本体は軸線をほぼ垂直にして配置され、上
記液体排出部は上記装置本体の下端側に設けられ、ガス
排出部は上端側に設けられていることを特徴とする。
【0019】それによって、オゾン水処理装置をコンパ
クトに構成することが可能となる。
【0020】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記装置本体内には上記ノズル体から噴出されたオ
ゾン水が上記液体排出部とガス排出部から直接的に排出
されるのを阻止する迂回部材が設けられていることを特
徴とする。
【0021】それによって、オゾン水処理装置を大型化
させずにオゾン水の分解効率を向上させることができ
る。
【0022】請求項5の発明は、被処理物をオゾン水で
洗浄処理するための洗浄処理装置において、オゾン水を
発生するオゾン水発生器と、このオゾン水発生器で発生
したオゾン水を被処理物に吹き付けて洗浄処理する洗浄
処理部と、この洗浄処理部で被処理物を処理しないとき
に上記オゾン水発生器からのオゾン水が流される処理配
管と、上記洗浄処理部と処理配管からのオゾン水が供給
されるとともにそのオゾン水を液体とオゾンガスとに分
離するオゾン水処理装置と、このオゾン水処理装置で分
離された液体を排出する排液手段と、上記オゾン水処理
装置で分離されたオゾンガスを排出する排気手段とを具
備し、上記オゾン水処理装置は請求項1に記載された構
成であることを特徴とする。
【0023】それによって、被処理物の洗浄処理に用い
られたオゾン水を確実に分解処理することが可能とな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。
【0025】図1は洗浄処理装置を示し、この洗浄処理
装置は洗浄処理部としての処理チャンバ1を有する。こ
の処理チャンバ1内には液晶用ガラス基板や半導体ウエ
ハなどの被処理物2が駆動源3によって回転駆動される
回転テ−ブル4によって着脱自在に保持されている。
【0026】上記被処理物2の上方には洗浄ノズル体5
が配置されている。この洗浄ノズル体5はオゾン水を発
生させるオゾン水供給源6に三方切換弁7の2つのポー
トを介して接続されている。したがって、上記オゾン水
供給源6で作られたオゾン水を上記洗浄ノズル体5から
上記被処理物2に向けて噴射できるから、そのオゾン水
によって被処理物2の板面に付着した有機物を分解洗浄
できるようになっている。
【0027】上記オゾン水供給源6から供給されるオゾ
ン水の濃度は一定に設定されており、その供給量が変動
すると濃度も変動するため、被処理物2を処理しないと
きにも所定量のオゾン水が供給されるようになってい
る。
【0028】被処理物を処理しないときにオゾン水供給
源6から供給されるオゾン水は、上記三方切換弁7の残
りの1つのポートに一端が接続された第1の処理配管8
を通じてオゾン水処理装置9に流され、オゾン水供給源
6からのオゾン水の供給量を一定に維持するようになっ
ている。
【0029】上記オゾン水供給源6から処理チャンバ1
に供給されて被処理物2を洗浄処理したオゾン水は気液
分離器12に導入されて気体と分離されたのち、液体は
バッファタンク13に導入されるようになっている。
【0030】上記バッファタンク13にはレベルスイッ
チ14が設けられているとともに、第2の処理配管15
の一端が接続されている。この第2の処理配管15は中
途部にポンプ16が設けられ、他端は上記オゾン水処理
装置9に後述するごとく接続されている。
【0031】上記バッファタンク13に所定量のオゾン
水が溜まり、そのことがレベルスイッチ14によって検
出されると、その検出信号で上記第2のポンプ16が作
動してバッファタンク13内のオゾン水が第2の処理配
管15を通じてオゾン水処理装置9に流されるようにな
っている。
【0032】上記第1の処理配管8及び第2の処理配管
15から上記オゾン水処理装置9に流されたオゾン水は
液体とオゾンガスとに分離処理されるようになってい
る。つまり、上記オゾン水処理装置9は筒状体からなる
装置本体21を有する。この装置本体21は軸線を垂直
にして配置されていて、周壁の軸方向中途部には周方向
に所定間隔、たとえば図3(a)に示すように180度
間隔で2つのノズル体22が噴射方向を装置本体21の
径方向中心に向けて設けられている。つまり、各ノズル
体22は、それぞれのノズル体22から噴霧されるオゾ
ン水が互いにぶつかり合う状態、つまり装置本体21の
径方向中心に向ってで配置されている。
【0033】なお、装置本体21には図3(b),
(c)に示すように3つ以上のノズル体22を設けるよ
うにしてもよい。つまり、図3(b)は3つのノズル体
22を設ける場合で、各ノズル体22が装置本体21の
周壁に周方向に180度間隔で配置されている。また、
図3(c)は4つのノズル体22が設けられる場合で、
各ノズル体22は周方向に90度間隔で配置されてい
る。
【0034】要は、装置本体21には複数のノズル体2
2が、各ノズル体22から噴射されるオゾン水が装置本
体21内で衝突するよう先端を装置本体21の径方向中
心に向けて配置されていればよい。
【0035】上記第1の処理配管8と第2の処理配管1
5との他端は接続されたのち、ノズル体22の数に応じ
た複数の分岐管23に分岐され、各分岐管23はそれぞ
れノズル体22に接続されている。ノズル体22は、図
2に示すように、装置本体21の周壁に貫通して設けら
れた短管22aと、この短管22aの装置本体21内に
突出した一端に取着されたノズルチップ22b及び他端
に接続された継手22cからなり、その継手22cに上
記分岐管23が接続されるようになっている。
【0036】オゾン水はノズル体22から霧化状態で噴
射されるとともに、各ノズル体22から霧化状態で噴射
されたオゾン水は互いに衝突することで霧滴がさらに微
細化されるようになっている。
【0037】上記装置本体21の上端面にはガス排出部
を構成する排気管25の一端が接続されている。この排
気管25の他端は送風機26の吸引側に接続され、この
送風機26の吐出側はオゾンガス分解器27に接続され
ている。このオゾンガス分解器27はオゾンガスを酸素
に分解し、その酸素を大気中に放出するようになってい
る。
【0038】さらに、装置本体21の上端面には大気導
入用の吸引管28が設けられ、この吸引管28からは、
上記送風機26を作動させたときに、その吸引力で装置
本体21内へ所定量の外気が吸引されるようになってい
る。
【0039】上記装置本体21の下端面は閉塞され、周
壁の下端部には液体排出部を形成する排液管29の一端
が排液バルブ31を介して接続されている。この排液管
29からは、オゾン水からオゾンガスが分離されること
で生じた液体が排出されるようになっている。
【0040】上記装置本体21内のノズル体22よりも
上方側と下方側にはそれぞれ複数の迂回部材33が設け
られている。迂回部材33は円筒状の装置本体21の内
周面との間に所定の隙間が生じるよう、板材を多角形に
形成してなり、上記装置本体21の内周面に設けられた
ステー34に取付け固定されている。なお、複数の迂回
部材33は周方向に位置をずらして配置され、それによ
って迂回部材33と装置本体21の内周面との間に生じる
隙間の軸方向に沿う位置がずらされている。
【0041】上記迂回部材33により、後述するごとく
オゾン水から分離されたオゾンガスと液体とがそれぞれ
排気管25及び排液管29から排出されるまでの経路が
増大する。つまり、迂回部材33はオゾン水が霧化され
た状態で装置本体21内に滞留する時間、つまり外気と
接触する時間を延長させることになるから、その分、オ
ゾン水の分解効率を向上させることができるようになっ
ている。
【0042】なお、上記気液分離機12で分離された気
体は排気管12aを介して上記送風機26に吸引され
る。そして、オゾンガス分解器27を通って待機に放散
されるようになっている。
【0043】つぎに、上記構成の洗浄処理装置の動作に
ついて説明する。
【0044】処理チャンバ1で被処理物2をオゾン水で
洗浄処理する場合には、オゾン水発生器6で生成された
オゾン水が三方切換弁7を介して洗浄ノズル体5に供給
される。それによって、オゾン水は洗浄ノズル体5から
回転駆動される回転テーブル4に保持された被処理物2
に向けて噴射されるから、この被処理物2がオゾン水に
よって洗浄処理されることになる。
【0045】被処理物2を洗浄処理したオゾン水は気液
分離器12に流入し、ここで大気とオゾン水とに分離さ
れる。オゾン水はバッファタンク13に蓄えられ、その
液量が所定以上になると、そのことがレベルスイッチ1
4によって検出され、その検出信号でポンプ16が作動
する。
【0046】ポンプ16が作動すると、バッファタンク
13内のオゾン水が所定の圧力で第2の処理配管15お
よび分岐管23を通ってノズル体22から霧化されて装
置本体21内へ噴射される。
【0047】複数のノズル体22は、これらノズル体2
2から噴射されるオゾン水が衝突するよう配置されてい
る。そのため、各ノズル体22で霧化されたオゾン水
は、衝突することで霧滴がさらに微細化され、送風機2
6の作動によって吸引管28から装置本体21内に吸引
される外気との接触面積が増大するから、オゾンガスの
分解効率、つまり脱気速度が向上することになる。
【0048】しかも、霧化されたオゾン水は迂回部材3
3によって排気管25から直接的に排気されるのが阻止
され、装置本体21内での滞留時間が延長されるから、
そのことによってもオゾンガスの分解効率が向上するこ
とになる。さらに、ノズル体22よりも上方に設けられ
た迂回部材33は霧滴状態のオゾン水が排気管25に直
接吸引されるのを阻止するから、上記排気管25へはオ
ゾンガスだけが吸引され、液体が吸引されるのが防止さ
れる。
【0049】オゾン水からオゾンガスが分離された液体
は迂回部材33を伝わって装置本体21の底部へ滴下
し、排液管29から排出されることになる。迂回部材3
3によって排出経路が拡大されることで、オゾン水から
のオゾンガスの分離効率を向上させることができる。
【0050】一方、処理チャンバ1内で被処理物2を処
理しないときには三方切換弁7によってオゾン水発生器
6で生成されたオゾン水が所定の圧力で第1の処理配管
8から分岐管23を通ってオゾン水処理装置9の複数の
ノズル体22から互いに衝突する方向に向けて噴霧され
る。
【0051】したがって、この場合も、オゾン水は装置
本体21内で微細に霧化されるから、オゾンガスを効率
よく分離することができ、さらには迂回部材33によっ
て液体が排気管25に吸引され流のが防止されるばかり
か、オゾンガスの分離効率を向上させることができる。
【0052】このようにしてオゾン水から分離されてオ
ゾンガス分解器27に吸引されたオゾンガスは、ここで
酸素に分解されて大気中に放散されることになり、また
液体は排液管29から適所に排出されることになる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置本体に複
数のノズル体を設け、各ノズル体からオゾン水を互いに
衝突するよう噴射させるようにした。
【0054】そのため、各ノズル体から霧化されて噴出
したオゾン水が衝突することでさらに微細に霧化され、
外気との接触効率が向上するから、オゾン水からオゾン
ガスを効率よく迅速に脱気することができる。しかも、
オゾン水をノズル体から噴射させる構成であることによ
り、構成の簡略化や小型化を計ることもできる。
【0055】請求項2 の発明によれば、装置本体を筒状
体とし、その周壁に上記ノズル体を周方向に所定間隔で
設けるようにしたから、全体の構成をコンパクトにする
ことができる。
【0056】請求項3 の発明によれば、装置本体をほぼ
垂直に配置し、その装置本体の下端側に液体排出部、上
端側にガス排出部を設けたから、オゾン水を分離するこ
とで発生する液体とオゾンガスとを確実に分離して排出
することができる。
【0057】請求項4の発明によれば、装置本体内にノ
ズル体から噴出されたオゾン水が液体排出部とガス排出
部とに直接的に流出するのを阻止する迂回部材を設けた
から、増値本体を大型化させずに、オゾン水の分解効率
を高めることができる。
【0058】請求項5の発明によれば、オゾン水を用い
て被処理物を洗浄する場合に、廃棄するオゾン水からオ
ゾンガスを確実に分解することができるばかりか、分解
するための処理装置の小型化や構成の簡略化を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す洗浄処理装置の全
体構成図。
【図2】同じくオゾン水処理装置の縦断面図。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれ装置本体に設けられ
るノズル体の配置状態の説明図。
【符号の説明】
1…処理チャンバ(洗浄処理部) 9…オゾン水処理装置 21…装置本体 22…ノズル体 25…排気管(ガス排出部) 29…排液管(液体排出部) 33…迂回部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン水からオゾンガスを脱気するため
    のオゾン水処理装置において、 装置本体と、 この装置本体に設けられ上記オゾン水を装置本体内に向
    けて噴射するとともにその噴射方向が互いに衝突する方
    向に設定された複数のノズル体と、 上記装置本体に形成され各ノズル体から噴射されて衝突
    することでオゾン水から分離された液体とオゾンガスと
    をそれぞれ排出する液体排出部及びガス排出部とを具備
    したことを特徴とするオゾン水処理装置。
  2. 【請求項2】 上記装置本体は筒状体からなり、上記ノ
    ズル体は上記装置本体の軸方向中途部の周壁に周方向に
    所定間隔で設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のオゾン水処理装置。
  3. 【請求項3】 上記装置本体は軸線をほぼ垂直にして配
    置され、上記液体排出部は上記装置本体の下端側に設け
    られ、ガス排出部は上端側に設けられていることを特徴
    とする請求項2記載のオゾン水処理装置。
  4. 【請求項4】 上記装置本体内には上記ノズル体から噴
    出されたオゾン水が上記液体排出部とガス排出部から直
    接的に排出されるのを阻止する迂回部材が設けられてい
    ることを特徴とする請求項3記載のオゾン水処理装置。
  5. 【請求項5】 被処理物をオゾン水で洗浄処理するため
    の洗浄処理装置において、 オゾン水を発生するオゾン水発生器と、 このオゾン水発生器で発生したオゾン水を被処理物に吹
    き付けて洗浄処理する洗浄処理部と、 この洗浄処理部で被処理物を処理しないときに上記オゾ
    ン水発生器からのオゾン水が流される処理配管と、 上記洗浄処理部と処理配管からのオゾン水が供給される
    とともにそのオゾン水を液体とオゾンガスとに分離する
    オゾン水処理装置と、 このオゾン水処理装置で分離された液体を排出する排液
    手段と、 上記オゾン水処理装置で分離されたオゾンガスを排出す
    る排気手段とを具備し、 上記オゾン水処理装置は請求項1に記載された構成であ
    ることを特徴とする洗浄処理装置。
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