JP2000093668A - 電動式剃刀用洗浄液 - Google Patents

電動式剃刀用洗浄液

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JP2000093668A
JP2000093668A JP10304683A JP30468398A JP2000093668A JP 2000093668 A JP2000093668 A JP 2000093668A JP 10304683 A JP10304683 A JP 10304683A JP 30468398 A JP30468398 A JP 30468398A JP 2000093668 A JP2000093668 A JP 2000093668A
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cleaning
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Masao Umemoto
雅夫 梅本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な電動式剃刀の洗浄法と洗浄液を提供
する。 【構成】 界面活性剤を粘性を有する洗浄液を刃部に
つけ、スイッチを入れて振動によって汚れを落とす洗浄
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動式剃刀の洗浄方法
及びその洗浄液に関する。
【0002】
【従来の技術】電動式剃刀の刃に付着した、皮膚片、微
細なひげ等をクリーンナップする方法として、ブラシに
より物理的に剥し去る方法、界面活性剤を主成分とする
洗浄液につけておき、クリーンナップする方法等があ
る。ブラシによる方法は、表層の汚れはとれるが、皮脂
によって強く付着した汚れはとれない。また、洗浄液に
浸す方法は、刃先をとりはずして浸し、一晩放置後洗浄
するのであるから、面倒であり、時間がかかりすぎる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】強いクリーンナップ効
果が得られ、簡便操作で済み、しかも短時間で終了する
電動式剃刀の洗浄方法及びその洗浄剤を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】電動式剃刀のクリーンナ
ップは毎日のことであるため、厄介な作業である。従来
の洗浄方法としては、電動式剃刀を分解し、タンパク分
解酵素と界面活性剤を含んだ洗浄液に浸す方法しか考え
られていなかったが、発明者は、電動式剃刀は振動する
ことに着目し、全く新しい洗浄法を発明するに到った。
すなわち、界面活性を有する粘性のある液を刃部分につ
け、横又は下方を向けながらスイッチを入れれば、振動
又は回転し、よって刃先についた汚れを簡単に落とすこ
とができることを特徴とする洗浄方法である。
【0005】電動式剃刀は、横振動による半円柱形及び
2列半円柱形、回転による円形の3種が市販されている
が、いずれにも適用できる。粘性の液とする理由は、刃
先に保持させるためである。液は界面活性を有するもの
でなければならない。
【0006】液をつけるとき、刃部を下方に向けるのは
液が本体にかからないためであるので、粘度を大きくす
れば必須の要件とはならない。液を刃部分にまんべんな
くつけ、スイッチを入れれば激しく振動又は回転し、数
十秒で汚れが剥離する。次に水道を流しながらそのまま
水洗いすればよい。洗浄液としては、ほとんどの非イオ
ン性界面活性剤は、それ自身高粘性であるので、それ単
独を適当な粘度まで水で希釈する。粘性が小さい場合
は、粘性を有する水溶性高分子溶液等で希釈したものを
用いる。
【0007】界面活性剤には、アニオン系、カチオン
系、非イオン系、両性系等がある。また、アニオン系に
はカルボン酸型、スルホン酸型、硫酸エステル型、リン
酸エステル型があり、カチオン系には、アミン型、第四
級アンモニウム塩型、非イオン系には、エステル型、エ
ーテル型、エステルエーテル型、アルカノールアミド型
があり、両性系には、カルボキシベタイン型、グリシン
型がある。非イオン性界面活性剤で代表的なものとし
て、グリセリン脂肪酸エステル、プルロニック界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げら
れ、イオン型界面活性剤の代表的なものに、ラウリル硫
酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、スルホこはく
酸ジイソオクチルナトリウム等が、両性界面活性剤には
CHAPS挙げられる。イオン性又は両性界面活性剤の
ように粘性の小さいもの、或いは粘性が小さい非イオン
性界面活性剤の場合は、粘性の水溶液高分子そのもの又
はその水溶液を加えて、適当な粘度をもたせることがで
きる。
【0008】粘性の水溶性高分子としては、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリール、ポリビニルピ
ロリゾン、ポリビニルアルコール、アルギン酸プロピレ
ングリコールエステル、セルロース、でんぷん、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等
がある。高分子以外では、プロピレングリコール、フタ
ル酸ブチル等がある。
【0009】又、少量で大きな粘性を与える物質とし
て、高分子電解質、すなわち、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル
酸ナトリウム等がある。この場合、ナトリウム塩の他に
カリウムやアンモニウム等の一価のイオンの塩であって
もよい。高分子電解質を水に溶かし、それに界面活性剤
が5〜30%となるように加える。逆でもよい。これ
は、おおよその目安であり、又、順序が逆でもよい。界
面活性剤は単品である必要はなく、混合でもよい。非イ
オン性界面活性剤は高粘性のものが多く、20〜40%
液を用いる場合は、高分子を加えて粘性を高めることは
必ずしも必要ではない。又、高分子電解質と非イオン界
面活性剤であるポリオキシエチレンアルキルエーテル
(エーテル型)又はポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル(エステルエーテル型)の混合液は、洗浄液
が極めて強く、単につけてしばらく置き、水洗いするだ
けでも十分な効果が得られる。
【0010】
【実施例1】和光純薬工業製のカルボキシメチルセルロ
ースナトリウム2gを水100mlに加え、よくかき混
ぜて均一な粘性液とした。それにポリオキシエチレン
(23)ラウリルエーテル(Bridge35)を25
g加え、よくかき混ぜて洗浄液とした。Bridge3
5は非イオン界面活性剤の中では最も洗浄力に優れてい
た。
【0011】
【実施例2】実施例1の洗浄液を注入瓶に入れ、三洋電
機製の電動式剃刀SV−Mの半円柱状刃部に電動式剃刀
を横にした状態で塗り、さらに裏返して塗り、スイッチ
を入れて振動させ裏返しをを行ったりしながらまんべん
なく洗浄液が刃部に行渡るようにした(20秒)。次
に、水道水を流しそこに、電動式剃刀を斜め下方に向け
つつ、水流の中に刃部を入れ、洗浄液を完全に洗い流し
た。そのまま放置して乾燥させ、翌朝使用した。通常、
刃先にこびりついた汚れはなかなか落とせないが、この
洗浄液を使用して完全に落とせた。この電動式剃刀は水
洗い不可であるが、本実施例のように行えば水が本体に
入ることはない。
【0012】
【実施例3】セイコー製の円形電動式剃刀ES−121
0は6ヶ所の刃を有しているが、そこに、実施例1の洗
浄液を塗り、円形の場合、6本の刃に洗浄液をつけ、刃
蓋をして、横向き又は下向きにしてスイッチを入れて汚
れを落とした。次に、刃蓋をとり、下方に向けた状態で
刃を水道水で洗った。
【0013】
【実施例4】実施例1において、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム2gの代りに、和光純薬工業製のポリ
アクリル酸ナトリウム0.4g又はアルギン酸ナトリウ
ム0.8gに置換えて、同じ粘度の洗浄液を得、それに
Bridge35を実施例1と同量加え、同じ洗浄結果
を得た。
【0014】
【実施例5】アルギン酸ナトリウム1gを水100ml
に溶かし、それにポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレエート52gを加えた粘調な液を加え、松下電工製
電動式剃刀ES762に適用した。このものも極めて優
れた洗浄力を有していた。
【0015】
【実施例6】実施例5のゲルに界面活性剤としてラウリ
ル硫酸ナトリウム10gを加えた液も洗浄作用があっ
た。
【0016】
【実施例7】実施例5のゲルにスルホこはく酸ジイソオ
クチルナトリウムを5g加えた液も洗浄力が優れてい
た。
【0017】
【実施例8】Bridge35、30gを水100ml
に溶かした液も電動式剃刀に粘調に塗布でき洗浄でき
た。
【0018】
【発明の効果】本発明は、粘性及び界面活性を有する液
を電動式剃刀の刃部につけ、振動を利用して汚れを落と
すものである。振動は激しいので、従来法のようなタン
パク分解酵素の力は不要である。しかも、数十秒という
従来法とは比較にならないような短時間で終了する。電
動式剃刀の刃部を取り出して、数時間かけてつけ置き
し、水洗い後、水を拭き取り、再び刃部を本体につける
という面倒は全く不要である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動式剃刀の刃に粘性の洗浄液をつけ、
    振動を与えて刃部分の汚れを落とす洗浄方法。
  2. 【請求項2】 粘性界面活性剤又は高粘性の液に界面活
    性剤を加えた液からなる請求項1記載の洗浄液。
JP10304683A 1998-09-22 1998-09-22 電動式剃刀用洗浄液 Pending JP2000093668A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535995A (ja) * 2005-04-14 2008-09-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電動式のパーソナルケア装置用のクリーニング液
US7562665B2 (en) 2004-02-26 2009-07-21 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Cleaning device for a hair removing apparatus and method of cleaning the same

Cited By (3)

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US10441051B2 (en) 2005-04-14 2019-10-15 Koninklijke Philips N.V. Cleaning fluid for electrical personal care apparatus

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