JP2000093571A - スノーボード用バインディング装置 - Google Patents

スノーボード用バインディング装置

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JP2000093571A
JP2000093571A JP28326098A JP28326098A JP2000093571A JP 2000093571 A JP2000093571 A JP 2000093571A JP 28326098 A JP28326098 A JP 28326098A JP 28326098 A JP28326098 A JP 28326098A JP 2000093571 A JP2000093571 A JP 2000093571A
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Japan
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groove
screw
hole
high back
fitted
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JP28326098A
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Takashige Watanabe
高成 渡邊
Tsukasa Kato
司 加藤
Daisuke Naruse
大祐 成瀬
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MEIKIN KK
Original Assignee
MEIKIN KK
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/16Systems for adjusting the direction or position of the bindings
    • A63C10/22Systems for adjusting the direction or position of the bindings to fit the size of the shoe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/24Calf or heel supports, e.g. adjustable high back or heel loops
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/02Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
    • A63C10/04Shoe holders for passing over the shoe

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  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイバック前端部のベースプレート側壁部へ
の取付位置の変更を小さな調整巾でおこない、該前端部
を確実に所望の取付位置に保持させる。 【解決手段】 ベースプレート2の側壁部4にハイバッ
ク20取付用のねじ21が挿通される穴を設け、ハイバ
ックの前端部25の内側面に、前後方向に延びる所定巾
の溝と、この溝の溝巾中央部に穿設され前後方向に延び
る長穴と、前記溝の上辺部と下辺部に所定のピッチで複
数個並設された凹部とから成る取付穴30を設けるとと
もに、ねじ21がねじ込まれるねじ穴をそなえ前記長穴
に嵌込まれる軸部に、前記溝に嵌合するつば板を連設
し、このつば板の上下各辺の前記ねじ穴の中心に対して
前後方向に所定量偏心した位置に、前記凹部に嵌合する
爪片を突設して成るT形ナット40を、ねじ21のねじ
込部材として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スノーボードに
ボーダー(ライダー)のブーツを固定するためのバイン
ディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスノーボードにボーダーのブーツ
を固定するためのバインディング装置としては、上面に
ブーツが載せられる基板部の左右両側に側壁部を連設し
たベースプレートを基体とし、前記側壁部に足首後部保
護用のハイバックやブーツの足首部および爪先部締結用
のストラップなどを取付け、前記基板部に穿設した取付
用穴に嵌込まれる抑え板をスノーボードにねじ止めして
ベースプレートをスノーボードに取付ける形式のものが
広く用いられている。
【0003】そしてスノーボードへの取付時には、ボー
ダーの水平面上における足の向きにベースプレートの前
後方向を合せて、前記抑え板をねじ止めすることによ
り、所望の向きでベースプレートをスノーボードに取付
けることができるが、このベースプレートに対してハイ
バックも垂直軸線(ベースプレート上面に対して垂直な
軸線)のまわりに回動させて所望の回動位置でベースプ
レートに取付けられる構成とすれば、ボード操作(方向
づけ)を速くすることができ、ボードの足首部に対する
好みの密着性(ホールド性)で上記の操作に緩急をつけ
ることができるので、好ましい。
【0004】そこでこのハイバックの取付位置調整のた
めに、たとえば特表平7−503389号公報に開示さ
れたバインディング装置においては、ベースプレートの
側壁に長方形の取付け孔を設けるとともに、この取付け
孔に隣接した外面にスプライン,リブまたはリッジを設
け、これに対応するスプライン,リブまたはリッジを有
するワッシャを貫通するボルトをナットに締付けてハイ
バック(ハイバック脚支え)の連結点を所定位置に錠止
する構成を採用している。ところがこのボルト締め時に
おいては、ワッシャのリッジ等の向きが見えないため、
ベースプレート側壁部のリッジとワッシャのリッジが正
常に噛合わずに交差した状態で締付けてしまい、リッジ
等がつぶれたり、使用中にハイバックがずれてボード操
作に支障をきたし転倒事故をひきおこしたりするおそれ
がある。またゲレンデ等の屋外で再調整などをおこなう
と、浅いリッジ等に雪や土が固着して噛合いが不足し、
上記のような使用中におけるハイバックのずれをひきお
こすおそれもある。
【0005】また実用新案登録第2534394号公報
に開示されたバインディング装置においては、ハイバッ
クに突設したピンを、ハイバックサポートに横方向に間
隔をおいて複数並設した孔の任意のものに挿入する構成
を採用しているが、上記の孔のピッチが大きく、またこ
のピッチを小さくしようとしてもピンの直径の1.5倍
程度までが限界であるため、使用孔の変更によりハイバ
ックは大きく回動し、回動位置の微調整ができないとい
う欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決しようとするもので、ハイバック前端部の
ベースプレート側壁部への取付位置の変更を小さな調整
巾でおこなうことができ、またハイバック前端部が確実
に所望の取付位置に保持されるスノーボード用バインデ
ィング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のスノーボード
用バインディング装置は、上面にブーツが載せられる基
板部の左右両側に側壁部を連設したベースプレートと、
前記側壁部に取付けられ前後に傾動自在な足首後部保護
用のハイバックとをそなえたスノーボード用バインディ
ング装置において、前記側壁部に前記ハイバック取付用
のねじが挿通される穴を設け、前記ハイバックの前端部
内側面に、前後方向に延びる所定巾の溝と、この溝の溝
巾中央部に穿設され前後方向に延びる長穴と、前記溝の
上辺部と下辺部に所定のピッチで複数個並設された凹部
とから成る取付穴を設けるとともに、前記ねじがねじ込
まれるねじ穴をそなえ前記長穴に嵌込まれる軸部に、前
記溝に嵌合するつば板を連設し、このつば板の上下各辺
の前記ねじ穴の中心に対して前後方向に所定量偏心した
位置に、前記凹部に嵌合する爪片を突設して成るT形ナ
ットを、前記ねじのねじ込(対象)部材として用い、前
記T形ナットの前記取付穴への嵌込時における上下の向
きの反転および/または爪片を嵌込む凹部の変更によ
り、前記側壁に対する前記ハイバックの前端部の前後方
向取付位置を変えるようにしたことを特徴とする。
【0008】この発明において、「前」側とは爪先側
(トゥー側)を、「後」側とは踵側(ヒール側)を称
し、「左右」とは前後方向に対する左右方向を称し、ま
た「上」および「下」側とは、使用する状態(ベースプ
レート底面側が下側)におけるバインディング装置の上
および下側を称するものとする。
【0009】この発明においては、T形ナットの爪片の
ねじ穴に対する偏心量としては種々の値を採ることがで
きるが、請求項2記載の発明のように、上記偏心量を取
付穴の凹部のピッチの1/4とすると、T形ナットの上
下の向きの反転により爪片は前記偏心量の2倍、すなわ
ち前記ピッチの1/2だけ前後方向に移動するので、こ
れとT形ナットの向きを反転させずに爪片を嵌込む凹部
を1ピッチずらせることを組合わせれば、ハイバック前
端部は結局前記ピッチの1/2ずつ等調整量で取付位置
を変えることができ、所望の取付位置が得やすいので、
好ましい。
【0010】この発明においてT形ナットのつば板の形
状は、種々の形状を採ることができるが、請求項3記載
の発明のように、上記つば板を取付穴の溝に少量のすき
まをもって嵌合する角板で構成すれば、溝への嵌込時に
角板の上下各辺が溝の上辺部および下辺部に嵌合するの
で、爪片の凹部への嵌込みをジグソーパズル状に容易に
おこなえるとともに、ねじの締込みおよびゆるめ時のT
形ナットの回り止め保持が確実におこなわれるので、好
ましい。
【0011】またこの発明において前記爪片は、つば板
の上下各辺に1個ずつ設けてもよいが、請求項4記載の
発明のように、前記つば板の上下各辺に、前記凹部と同
ピッチで第2の爪片を突設した構成とすれば、2組4個
の爪片によりねじの締込みおよびゆるめ時のT形ナット
の回り止め保持が確実におこなわれるので、好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態の一例
を、図1〜図9を参照しながら説明する。図1において
1は、スノーボードにブーツを固定するためのスノーボ
ード用バインディング装置で、ベースプレート2を基体
とし、このベースプレート2の側壁部4,4に、ブーツ
の足首部締結用のアンクルストラップ11および爪先部
締結用のトゥーストラップ12をねじ13,14により
取付けるとともに、足首後部保護用のハイバック20を
ねじ21により前後に傾動可能に取付けて成る。
【0013】15はベースプレート2をスノーボードに
取付けるための段付円板状の抑え板で、ベースプレート
2の基板部3に穿設した取付用穴8(図2参照)に嵌込
まれ、ねじ止め用穴16に挿通したねじによりスノーボ
ードに締付固定される。22はハイバック20の下部後
面部に、ねじ23により上下位置調節可能に取付けたス
トッパで、ハイバック20の傾斜角度を調節するための
ものである。
【0014】図2〜図4に示すように、ベースプレート
2は、上面にブーツが載せられる基板部3の左右両側
に、側壁部4,4を連設したプラスチック成形品から成
り、側壁部4,4の後部は斜め上方へ突出して一体化
し、略半円状に湾曲した踵フレーム5を形成しており、
この踵フレーム5の上部に、前記ストッパ22の下端面
が係合する。そしてこの例においては、平板状の基板部
3には、後端部寄りの上面が後端部に向って上方へ傾斜
した傾斜面3aを形成してあり、6および7は、基板部
3の上面に必要に応じて設ける滑止め用の凸条である。
なお図2および図3においては、図1におけるアンクル
ストラップ11およびトゥーストラップ12および抑え
板15の図示を省略してある。
【0015】8は基板部3の前後中間部に設けた段付穴
状の取付用穴で、その段部上面には放射状に細かいピッ
チで凹凸条9が並設され、この取付用穴8に嵌合する前
記抑え板15の段付部下面にも同様な凹凸条が放射状に
設けてあり、これら凹凸条の係合により、ベースプレー
ト2はスノーボードに対して所望の設定角度位置に固定
される。
【0016】一方ハイバック20もプラスチック製で、
図3に示すようにその下部は平面形状が略U字状に湾曲
し、その後部湾曲部24は踵フレーム5にすきまをもっ
て嵌合し、その前端部25,25は、図4に示すよう
に、側壁部4に穿設した穴10に挿通されるねじ21を
T形ナット40(後述)にねじ込むことにより側壁部
4,4に取付けられ、26はねじ21のゆるみ止め用の
ばね座金である。T形ナット40嵌込みのために、ハイ
バック20の前端部25の内側面(ブーツ側の側面)2
5a部には、図5および図6に示すように、前後方向に
延びる巾Wの浅い溝31と、この溝31の巾Wの中央部
に穿設された前後方向に延びる長穴32と、溝31の上
辺部31aおよび下辺部31bに所定のピッチP(この
例では6mm)で複数個並設された凹部33とから成る取
付穴30が設けてある。
【0017】なおこの例では、前端部25を貫通する小
径の角穴34(図6参照)の端部に上記凹部33を形成
させてあるが、溝31と同じ深さの止まり穴でもって凹
部33を形成してもよい。また図2において35は、ハ
イバック20の上部内側面に貼着けたクッション材であ
り、ハイバック20の上部には重量軽減のため空洞部を
設けてあるが、その図示は省略する。
【0018】また図7および図8において40は、ねじ
21のねじ込部材であるT形ナットで、ねじ21がねじ
込まれるめねじ41aを有するねじ穴41をそなえた軸
部42に、前記溝31に少量のすきま(たとえば0.2
〜0.5mm)をもって嵌合する巾Wの角板から成るつば
板43を連設して成り、軸部42は長穴32を貫通し側
壁部の穴10に少量のすきまをもって嵌合する外径寸法
を有する。そしてつば板43の上辺43aおよび下辺4
3bには、ねじ穴41の中心に対して少量の偏心量S
(この例では凹部33のピッチPの1/4=1.5mm)
だけ偏心した位置に、前記凹部33に嵌合する爪片44
を突設するとともに、この爪片44に対して前記凹部3
3のピッチPと同ピッチで、凹部33に嵌合する第2の
爪片45を突設してある。
【0019】なおつば板43の前端縁および後端縁は、
図7に鎖線43cで示すように曲線状としてもよく(但
し上辺43aと下辺43bは直線状)、このような形状
も、この発明における「角板」に含まれるものとする。
【0020】使用時には、上記構成のスノーボード用バ
インディング装置1(右足用)およびこれと左右対称形
(但しこの例ではベースプレート2は左右共用)のスノ
ーボード用バインディング装置(左足用)は、そのベー
スプレート2を、抑え板15のねじ止めによってスノー
ボードに固定取付けする。そしてハイバック20の垂直
軸線まわりの回動位置調整は、ハイバック20の一方の
前端部25のベースプレート2の側壁部4に対する取付
位置を前側へ、他方の前端部25の側壁部4に対する取
付位置を後側へ、それぞれずらせることによりおこなう
ものであり、取付位置の変更は次のようにしておこな
う。(なおこのハイバック20の位置調整は、スノーボ
ードへの取付前のベースプレート2に対してもおこなえ
る。)
【0021】すなわち、ねじ21の締込状態において
は、T形ナット40の爪片44,第2の爪片45が、ハ
イバック前端部の取付穴30の凹部33に嵌合し、この
嵌合によって前端部25の前後方向の位置ぎめがおこな
われているので、ねじ21を一旦ゆるめてつば板43部
を溝31から離脱させ、前記爪片44および第2の爪片
45を別の凹部33に嵌合させ、ねじ21を締込めば、
前端部25の前後位置調整ができる。
【0022】このときの調整作業例を図9により説明す
ると、図9(A)に示すT形ナット40と取付穴30と
の嵌合状態に対して、上記のねじ21のゆるめ操作のあ
と、同図(B)に示すようにT形ナット40をねじ21
のまわりに半回転させて上下を反転させ、爪片44を図
における中央位置にあるもとの凹部33に嵌合させれ
ば、T形ナット40の上下の向きの反転によって、前端
部25は爪片44の偏心量Sの2倍(この例では3mm)
だけ前方へ位置がずれ、小調整巾である2Sだけ取付位
置を変更できるのである。なお第2の爪片45は同図
(B)に示すように後側の凹部33に嵌合させる。
【0023】また上記のねじ21のゆるめ操作のあと、
T形ナット40を同図(A)の向きのままで、前端部2
5を前方へ移動させて同図(C)に示すように爪片44
および第2の爪片45をピッチPだけ後方の凹部33に
嵌合させれば、同図(A)の状態から前端部25の取付
位置をピッチP(この例では6mm)だけ変更できる。
【0024】またたとえば同図(B)の状態ではまだ調
整量(移動量)が不足の場合などは、同図(B)に示す
状態から、T形ナット40をさらに半回転させて、爪片
44および第2の爪片45の嵌合対象凹部を入れ替える
こと、すなわちT形ナット40の上下の向きの反転およ
び爪片44を嵌込む凹部33の変更によって、前端部2
5をさらに[P−2S]分(この例では3mm)だけ前方
へ移動させて、同図(C)に示す状態とすることができ
る。また前端部25の後方への取付位置変更も上記と同
様にしておこなうことができる。
【0025】このようにハイバック20の取付位置の変
更は、T形ナット40の爪片44(およびこの例では第
2の爪片45)の凹部33への嵌込によっておこなうも
のであり、爪片44(および第2の爪片45)も凹部3
3も作業者ははっきり目視できるので、容易にかつ確実
に上記嵌込作業をおこなって、取付位置を変更すること
ができる。またねじ21の締込状態では、爪片44(お
よび第2の爪片45)が凹部33に係合してハイバック
20の前端部25の位置ずれを確実に防止するのであ
る。
【0026】またねじ21の締込時には、溝31の上辺
部31aおよび下辺部31bとつば板43の上辺43a
および下辺43bとの係合、および爪片44(および第
2の爪片45)と凹部33の係合により、T形ナット4
0の回り止め保持作用が得られ、ねじ21のゆるめ作業
時にも同様な回り止め保持作用が得られ、締込みおよび
ゆるめ作業とも容易におこなえる。
【0027】この発明は上記の例に限定されるものでは
なく、たとえばT形ナット40として図10に示すよう
に円形のつば板46を有するものを用いるなど、各部の
具体的形状は上記以外のものとしてもよい。また上記の
例では、T形ナット40の軸部42を側壁部4の穴10
に該穴の全長にわたって嵌合させたので、T形ナット4
0と側壁部4が一体化し、またねじ21の締めすぎを防
止できるという長所を有するものであるが、上記軸部4
2を穴10の一部に嵌合させたり、あるいは図11に示
すように軸部42は穴10に嵌合させない構成としても
よい。また上記の例では、穴10は各側壁部4,4に1
個ずつ設けたが、穴10を各側壁部4,4に複数個(た
とえば2個)並設してこのうちの1個を選択して使用す
るようにしてもよく、この場合はハイバック前端部の取
付位置をさらに広範囲にわたって変更することができ
る。またT形ナット40の第2の爪片45は省略しても
よいし、爪片44の偏心量Sと凹部33のピッチPの関
係は上記以外のものとしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ベースプレートの側壁部にねじ止めされるT形ナットの
爪片を、ハイバックの前端部に設けた取付穴の凹部に嵌
合させて該前端部を位置ぎめするようにしたので、爪片
および凹部を見ながら容易にかつ確実に両者を嵌合させ
て取付位置の変更をおこなうことができ、また爪片とね
じ穴の偏心量や凹部のピッチ(特に前記偏心量)は、ね
じ直径よりも小さくできるので、小さな調整巾で取付位
置の変更をおこなうことができ、爪片と凹部との係合に
よりハイバック前端部を所望の取付位置に確実に保持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示すスノーボー
ド用バインディング装置の斜視図である。
【図2】図1のバインディング装置のベースプレートと
ハイバックの取付関係を示す縦断面図(図3のC−C線
断面図)である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2におけるハイバックの前端部の拡大図であ
る。
【図6】図5のD−D線断面図である。
【図7】図2におけるT形ナットの拡大正面図である。
【図8】図7のE−E線断面図である。
【図9】ハイバックの取付位置調整手順を示す図2のF
部拡大図である。
【図10】この発明におけるT形ナットの他の実施態様
を示す図7相当図である。
【図11】この発明におけるT形ナットのさらに他の実
施態様を示す図4相当図である。
【符号の説明】
1…スノーボード用バインディング装置、2…ベースプ
レート、3…基板部、4…側壁部、10…穴、20…ハ
イバック、21…ねじ、25…前端部、25a…内側
面、30…取付穴、31…溝、31a…上辺部、31b
…下辺部、32…長穴、33…凹部、40…T形ナッ
ト、41…ねじ穴、42…軸部、43…つば板、43a
…上辺、43b…下辺、44…爪片、45…第2の爪
片、46…つば板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成瀬 大祐 名古屋市港区津金2−11−20 津金タウン ハウス105

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にブーツが載せられる基板部の左右
    両側に側壁部を連設したベースプレートと、前記側壁部
    に取付けられ前後に傾動自在な足首後部保護用のハイバ
    ックとをそなえたスノーボード用バインディング装置に
    おいて、前記側壁部に前記ハイバック取付用のねじが挿
    通される穴を設け、前記ハイバックの前端部内側面に、
    前後方向に延びる所定巾の溝と、この溝の溝巾中央部に
    穿設され前後方向に延びる長穴と、前記溝の上辺部と下
    辺部に所定のピッチで複数個並設された凹部とから成る
    取付穴を設けるとともに、前記ねじがねじ込まれるねじ
    穴をそなえ前記長穴に嵌込まれる軸部に、前記溝に嵌合
    するつば板を連設し、このつば板の上下各辺の前記ねじ
    穴の中心に対して前後方向に所定量偏心した位置に、前
    記凹部に嵌合する爪片を突設して成るT形ナットを、前
    記ねじのねじ込部材として用い、前記T形ナットの前記
    取付穴への嵌込時における上下の向きの反転および/ま
    たは爪片を嵌込む凹部の変更により、前記側壁に対する
    前記ハイバックの前端部の前後方向取付位置を変えるよ
    うにしたことを特徴とするスノーボード用バインディン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記爪片のねじ穴の中心に対する偏心量
    を、前記凹部のピッチの1/4とした請求項1記載のス
    ノーボード用バインディング装置。
  3. 【請求項3】 前記つば板が、前記溝に少量のすきまを
    もって嵌合する角板から成る請求項1または2記載のス
    ノーボード用バインディング装置。
  4. 【請求項4】 前記つば板の上下各辺に、前記爪片に対
    して前記凹部のピッチと同ピッチで第2の爪片を突設し
    た請求項1または2または3記載のスノーボード用バイ
    ンディング装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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