JP2000093449A - 加温冷却自在型chdf装置 - Google Patents

加温冷却自在型chdf装置

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JP2000093449A
JP2000093449A JP10269832A JP26983298A JP2000093449A JP 2000093449 A JP2000093449 A JP 2000093449A JP 10269832 A JP10269832 A JP 10269832A JP 26983298 A JP26983298 A JP 26983298A JP 2000093449 A JP2000093449 A JP 2000093449A
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heating
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cooling
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Tetsuya Miyatake
哲也 宮武
Yoshihiko Kinoshita
良彦 木下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ペルチェ素子の電圧極性切替によって返血側血
液の加温もしくは冷却を行うことができ、装置の小型化
と省スペース化を図ると共に操作性を向上させ、かつコ
スト的に有利な加温冷却自在型CHDF装置を提供し、
また、返血側血液を直接加温冷却できてその温度制御を
高精度に行い得る加温冷却自在型CHDF装置を提供す
る。 【解決手段】ろ過フィルタの血液流入口に脱血ラインが
接続され血液流出口に返血ラインが接続されると共に、
ろ過フィルタの透析液流入口に透析液ラインが接続され
透析液流出口に除水ラインが接続されたCHDF装置に
おいて、返血ラインと透析液ラインのいずれか一方に、
ペルチェ素子への供給電圧の極性切替制御によって返血
ラインの血液を加温もしくは冷却し得る加温冷却器を配
置したことを特徴とする。また、加温冷却器は、返血ラ
インや、該返血ラインに接続された補液ラインの補液の
注入口よりも下流側に配置されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ろ過フィルタ下流
側の血液の加温と冷却を自在に行える加温冷却自在型C
HDF装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CHDF(Continuous
HemoDia Filtration)装置は、例
えば図6に示すものが知られている。このCHDF装置
1は、ろ過フィルタ2の血液流入口2aにドリップチャ
ンバ8、血液ポンプ9、ピロー10等の脱血ライン3を
介して脱血コネクタ11が接続され、ろ過フィルタ2の
血液流出口2bにドリップチャンバ12、気泡センサ1
3、クランプ14等の返血ライン4を介して返血コネク
タ15が接続されている。
【0003】また、ろ過フィルタ2の血液流出口2bに
接続されたドリップチャンバ12には、補液ポンプ1
6、補液ボトル17及び計量チャンバ18等からなる補
液ライン5が接続されている。さらに、ろ過フィルタ2
の透析液流入口2cにはコネクタ19、透析液ポンプ2
0、透析液ボトル21及び計量チャンバ22からなる透
析液ライン6が接続され、ろ過フィルタ2の透析液流出
口2dにはろ液ポンプ23、除水量測定タンク24及び
計量チャンバ25等からなる除水ライン7が接続されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のC
HDF装置1においては、血液を加温したりあるいはま
れに冷却する場合があるが、この血液の加温または冷却
は、透析液ライン6の途中に設けたコネクタ19を外
し、このコネクタ19間に二点鎖線で示すように、ウォ
ーマ(加温器)26を接続するか、もしくは三点鎖線で
示すように、冷却器27を接続することによって行って
いる。すなわち、血液の加温の場合には、コネクタ19
間にバッグ式の加温器26を接続し、冷却の場合には、
コイル状に巻き込んだチューブが冷却水中に浸された冷
却器27を接続して、これらの加温器26もしくは冷却
器27内に血液を通過させることによって、血液を加温
もしくは冷却する。
【0005】しかしながら、このCHDF装置1にあっ
ては、加温器26と冷却器27が別装置となっているた
め、CHDF装置1の使用に当たっては、加温器26と
冷却器27をそれぞれ設置する必要があり、CHDF装
置1全体として余分な設置場所が必要になって、装置1
の小型化と設置場所の省スペース化が困難であるという
問題点があった。
【0006】また、加温器26と冷却器27は、単体で
形成されているため、例えば治療を受ける患者の態様や
各種測定器による測定結果によっては、加温器26や冷
却器27をCHDF装置1本体と連動させる必要性も生
じるが、この連動を速やかに行うことが困難であると共
に、加温器26と冷却器27の切替時に、コネクタ19
の接続切替作業が必要となりその操作が面倒である等、
CHDF装置1の操作性が劣るという問題点があった。
さらに、血液回路も加温及び冷却専用に2種類準備する
必要があるため、コスト的に不利になり易いという問題
点もあった。
【0007】また、透析液ライン6に設けたコネクタ1
9間に加温器26もしくは冷却器27を接続し、透析液
を加温または冷却することによって、返血側の血液を間
接的に加温または冷却する方式であると共に、加温また
は冷却された返血側の血液がドリップチャンバ12で温
度が不確定な補液と混合されるため、このドリップチャ
ンバ12から返血側コネクタに供給される血液の温度制
御が曖昧であるという問題点があった。そこで、この返
血側の血液の温度制御を確実にするために、返血ライン
4に温度センサ(図示せず)を設けて制御することも考
えられるが、この場合は、血液回路自体が使い捨てであ
ることから、比較的高価な温度センサを使い捨てされる
血液回路に採用することが現実的に難しく、採用されて
いないのが実情である。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、請求項1記載の発明の目的は、ペルチェ素子の
電圧極性切替によって返血側血液の加温もしくは冷却を
行うことができ、装置の小型化と省スペース化を図ると
共に操作性を向上させ、かつコスト的に有利な加温冷却
自在型CHDF装置を提供することにある。また、請求
項2または3記載の発明の目的は、請求項1記載の発明
の目的に加え、返血側血液を直接加温冷却できてその温
度制御を高精度に行い得る加温冷却自在型CHDF装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、ろ過フィルタ
の血液流入口に脱血ラインが接続され血液流出口に返血
ラインが接続されると共に、ろ過フィルタの透析液流入
口に透析液ラインが接続され透析液流出口に除水ライン
が接続されたCHDF装置において、返血ラインと透析
液ラインのいずれか一方に、ペルチェ素子への供給電圧
の極性切替制御によって返血ラインの血液を加温もしく
は冷却し得る加温冷却器を配置したことを特徴とする。
【0010】このように構成することにより、ペルチェ
素子に供給される電圧の極性を切り替えることにより、
ペルチェ素子の一方の接合部では発熱して高温となり、
他方の接合部では吸熱して低温となるため、この熱エネ
ルギーを高温側から低温側に輸送することによって加温
することができ、反対に熱エネルギーを低温側から高温
側に輸送することによって冷却することができる。つま
り、ペルチェ素子への電圧の極性切替操作で、1台の加
温冷却器によって返血側血液の直接加温または冷却、あ
るいは透析液ラインの透析液を介した返血側血液の間接
的な加温または冷却が可能になり、CHDF装置の小型
化や省スペース化、操作性の向上等が図れる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、加温冷却器
が、返血ラインに配置されていることを特徴とし、請求
項3記載の発明は、加温冷却器が、返血ラインで該返血
ラインに接続された補液ラインの補液の注入口よりも下
流側に配置されていることを特徴とする。このように構
成することにより、補液の温度等に影響されることな
く、返血ラインの血液を加温冷却器で直接加温したり冷
却することができることから、返血側血液の温度が高精
度に制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図5は、本発
明に係わる加温冷却自在型CHDF装置の一実施例を示
し、図1がその全体構成図、図2が加温冷却器の基本原
理図、図3が加温冷却器の具体的構成の一例を示す平面
図、図4がその一部破断した左側面図、図5が蓋を装着
しない状態の一部破断した正面図である。なお、図1に
おいて、図6と同一部位には同一符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0013】図1において、CHDF装置31はろ過フ
ィルタ2を有し、このろ過フィルタ2の血液流入口2a
には脱血ライン3が接続され血液流出口2bには返血ラ
イン4が接続されると共に、ろ過フィルタ2の透析液流
入口2cには透析液ライン6が接続され透析液流出口2
dには除水ライン7が接続されている。
【0014】脱血ライン3は、血液ろ過ドリップチャン
バ32、血液ポンプ33、脱血圧検出器34を有してそ
の先端が脱血コネクタ11に接続され、この脱血コネク
タ11には、クランプ35、ドリップチャンバ36を介
して生理食塩液ボトル37が接続されている。また、血
液ろ過ドリップチャンバ32と血液ポンプ33との間に
は、ヘバリンポンプ38が接続されている。
【0015】前記返血ライン4は、加温冷却器39、返
血ドリップチャンバ40、気泡検出器41を有してその
先端が返血コネクタ15に接続され、加温冷却器39と
ろ過フィルタ2の血液流出口2bとの間には、補液ライ
ン5が接続されている。この補液ライン5は、補液ボト
ル17、補液液切検出器42、ドリップチャンバ43及
び補液ポンプ44等によって形成されている。
【0016】前記透析液ライン6は、透析液ボトル2
1、透析液液切検出器45、ドリップチャンバ46及び
透析液ポンプ47等によって形成され、前記除水ライン
7は、ろ液ドリップチャンバ48、除水ポンプ49、液
位センサ50a、50b、バルブ51、52及び除水量
測定タンク24等によって形成されている。なお、血液
ろ過ドリップチャンバ32、返血ドリップチャンバ4
0、ろ液ドリップチャンバ48には、圧力センサ53が
それぞれ設けられており、これらの圧力値から濾過膜の
両側の差圧が計算され、差圧計54に表示される。
【0017】前記返血ライン4に設けられる加温冷却器
39は、内部にジグザグ状の流路が形成された、軟質プ
ラスチック製のディスポーザブルなバッグ部55を有
し、このバッグ部55が後述するペルチェ素子58によ
って加温もしくは冷却される。なお、加温冷却器39に
は監視用及び制御用の温度検出器56、57が設けられ
ている。
【0018】次に、この加温冷却器39を図2〜図5に
基づいて説明する。先ず、図2は、加温冷却器39の基
本原理図を示し、ペルチェ素子58は、下面が金属製の
スペーサ59を介してフィン60のプレート60aに固
定されると共に、上面が金属製の加温冷却プレート61
に面接触状態で固定されている。加温冷却プレート61
には蓋62が開閉可能に配設され、この蓋62と加温冷
却プレート61間に前記バッグ部55が形成されてい
る。
【0019】ペルチェ素子58の一対の電源端子は、切
替器63を介して直流電源64に接続され、切替器63
は操作部65に接続されている。この操作部65の図示
しない切替スイッチを切替操作することによって切替器
63が切り替わり、ペルチェ素子58に供給される直流
電源64の極性が反転する。そして、このペルチェ素子
58に供給される電源(電圧)の極性が反転することに
よって、ベルチェ素子58の上面、すなわち加温冷却プ
レート61の温度が高温になったり低温になって、加温
冷却器39が加温状態で使用されたり、あるいは冷却状
態で使用されることになる。
【0020】図3〜図5は、加温冷却器39の具体的構
成の一例を示し、ペルチェ素子58(図5参照)は、フ
ィン60のプレート60a上に多数個、平面状に所定の
配列で固定配置されており、この各ペルチェ素子58の
上面に加温冷却プレート61が固定されている。また、
加温冷却プレート61の上部を覆うように蓋62が配設
され、この蓋62の前面側には、開閉操作用のレバー6
6が設けられると共に、後面側には蓋62を開閉するヒ
ンジ67が設けられ、このヒンジ67には蓋62の開閉
力を調整するネジ67aが設けられている。
【0021】前記蓋62の前端面には、ロックピン68
aを有する一対のロック部68が設けられ、このロック
部68によって蓋62が加温冷却器39の本体にロック
される。なお、ペルチェ素子58には、図示しないリー
ド線が接続され、このリード線が前記切替器63の各接
点に接続されると共に、切替器63と操作部65が電気
的に接続されている。この加温冷却器39の構造は一例
であって、本発明の係わる各発明の要旨を一脱しない範
囲において種々変更可能であることはいうまでもない。
【0022】次に、上記CHDF装置31の動作につい
て説明する。先ず、血液を加温する場合は、切替器63
を加温側に切り替えて、加温冷却器39のペルチェ素子
58に、その上面が発熱するような極性の直流電圧を印
加する。この電圧印加によって、多数個平面状に配置さ
れた各ペルチェ素子58の上面に面接触状態で固定され
た加温冷却プレート61が加熱されて、所定の高温度に
なる。この加温冷却プレート61の温度は、前記制御用
の温度検出器57で検出されて、CHDF装置31の図
示しない制御部によって所定温度となるように、各ペル
チェ素子58に印加される電圧が制御される。
【0023】そして、加温冷却プレート61が所定温度
に昇温されると、この加温冷却プレート61と蓋62と
で形成されるバッグ部55の温度が高められ、該部分を
ジグザグ状に流れる血液が加温される。これにより、返
血ライン4の血液が加温冷却器39で直接加熱され、返
血コネクタ15から患者の人体に戻される。この時、温
度が不確定の補液が返血ライン4に供給されても、この
補液ライン5が加温冷却器39の上流側に接続されてい
ることから、補液も加温冷却器39で加温され、これら
の温度が監視用の温度検出器56で検出されて、患者に
戻される血液の温度が所定の温度となるように常時監視
されることになる。
【0024】一方、加温冷却器39によって血液を冷却
する場合は、操作部65の切替スイッチの操作で切替器
63を冷却側に切り替えて、各ペルチェ素子58に印加
される直流電源64の極性を加温時と逆極性に設定す
る。この逆極性の電圧がペルチェ素子58に印加される
ことによって、各ペルチェ素子58の上面が吸熱されて
低温となり、この温度が加温冷却プレート61に伝熱さ
れて、バッグ部55が所定の温度まで低下する。
【0025】この温度も、温度検出器57で検出されて
ペルチェ素子58への印加電圧が制御され、バッグ部5
5が一定の温度に冷やされる。これにより、患者に戻さ
れる血液が所定の温度に冷却される。つまり、上記CH
DF装置31は、操作部65の切替操作によって、加温
冷却器39を加温状態かもしくは冷却状態のいずれかの
状態に設定することができ、返血側の血液を加温したり
冷却することができることになる。
【0026】このように、上記実施例のCHDF装置3
1によれば、ペルチェ素子58に印加する直流電源64
の極性を反転し得る切替器63を設けると共に、この切
替器63を切替操作する操作部65を設けているため、
ペルチェ素子58に当接された加温冷却プレート61を
加温状態もしくは冷却状態とすることができて、1台の
加温冷却器39で、返血側の血液を加温したり冷却する
ことができる。その結果、CHDF装置31の使用にあ
たって、従来のように加温器26と冷却器27をそれぞ
れ設置する必要がなくなり、CHDF装置31全体の小
型化が図れると共に、その設置場所の省スペース化を図
ることができる。
【0027】つまり、ペルチェ素子58の持つ特性(一
方の接合部で発熱し他方の接合部で吸熱するという特
性)を最大限有効利用することによって、1台の加温冷
却器39で、返血側の血液の加温もしくは冷却を行うこ
とができる。したがって、1台のCHDF装置31を設
置するだけで、このCHDF装置31を例えば加温のみ
の透析装置(HDF装置)としても使用でき、また冷却
及び加温の脳低温療法用装置としても使用できる。この
ことは、CHDF装置31を通常HDF装置として使用
しながら、緊急用に脳低温療法用装置としても使用する
ことができ、設備投資上や設備管理上好ましい使用形態
が得られ、実際の使用現場において、大きな効果が期待
できる。
【0028】また、加温と冷却の切り替えを、操作部6
5の切替スイッチの切替操作によって行うことができる
ため、従来のようにコネクタ19間に加温器26や冷却
器27を一々接続する必要がなくなり、血液の加温や冷
却時の操作を極めて簡単に行うことができる。さらに、
加温冷却器39を返血ライン4に設けるだけで、血液の
加温と冷却を行うことができるため、従来のように加温
及び冷却専用の血液回路を準備する必要がなく、1種類
の血液回路によって治療を行うことができて、コスト的
にも有利なCHDF装置31を得ることが可能になる。
【0029】なお、上記実施例においては、加温冷却器
39を返血ライン4に配置する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものでもなく、例えば透
析液ライン6に設けることも勿論可能である。この場合
は、返血側の血液を透析液を介して間接的に加温するか
あるいは冷却することになるが、従来のような別体の加
温器26と冷却器27を一々コネクタ19間に接続する
作業が不要となって、CHDF装置31の小型化と設置
場所の省スペース化及び操作性の向上等を図ることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、ペルチェ素子へ供給される電源電圧の極性
切替操作で、1台の加温冷却器によって返血側血液を加
温したり冷却することができるため、CHDF装置の小
型化や設置場所の省スペース化及び操作性の向上等を図
ることができる。また、CHDF装置を例えば加温のみ
の透析装置(HDF装置)としても使用でき、また冷却
及び加温の脳低温療法用装置としても使用できるので、
透析装置(HDF装置)と脳低温療法用装置を別々に準
備する必要がなくなると共に、CHDF装置を透析装置
(HDF装置)として使用しながら、いざという時に装
置自体を新たに全面点検することなく脳低温療法用装置
としても使用することができ、設備投資上や設備管理上
好ましい。
【0031】また、請求項2または3記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加え、加温冷却器が返
血ラインの補液注入口より下流側に配置されているた
め、補液の温度等に影響されることなく、返血ラインの
血液を加温冷却器で直接加温したり冷却することができ
て、返血側血液の温度を高精度に制御することができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる加温冷却自在型CHDF装置の
一実施例を示す全体構成図
【図2】同その加温冷却器の基本原理図
【図3】同加温冷却器の具体的構成の一例を示す平面図
【図4】同その一部破断した左側面図
【図5】同蓋を装着しない状態の一部破断した正面図
【図6】従来のCHDF装置の全体構成図
【符号の説明】
2 ろ過フィルタ 2a 血液流入口 2b 血液流出口 2c 透析液流入口 2d 透析液流出口 3 脱血ライン 4 返血ライン 5 補液ライン 6 透析液ライン 7 除水ライン 31 CHDF装置 39 加温冷却器 55 バッグ部 56、57 温度検出器 58 ペルチェ素子 60 フィン 61 加温冷却プレート 62 蓋 63 切替器 64 直流電源 65 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C077 AA05 BB01 CC01 CC09 DD01 EE01 GG11 JJ03 JJ15 JJ24 4C099 AA03 CA11 CA20 EA05 GA30 JA02 LA00 PA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ろ過フィルタの血液流入口に脱血ラインが
    接続され血液流出口に返血ラインが接続されると共に、
    ろ過フィルタの透析液流入口に透析液ラインが接続され
    透析液流出口に除水ラインが接続されたCHDF装置に
    おいて、 前記返血ラインと透析液ラインのいずれか一方に、ペル
    チェ素子への供給電圧の極性切替制御によって返血ライ
    ンの血液を加温もしくは冷却し得る加温冷却器を配置し
    たことを特徴とする加温冷却自在型CHDF装置。
  2. 【請求項2】前記加温冷却器が、前記返血ラインに配置
    されていることを特徴とする請求項1記載の加温冷却自
    在型CHDF装置。
  3. 【請求項3】前記加温冷却器が、前記返血ラインで該返
    血ラインに接続された補液ラインの補液の注入口よりも
    下流側に配置されていることを特徴とする請求項2記載
    の加温冷却自在型CHDF装置。
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