JP2000093415A - 歯科用イメージングプレート保持具 - Google Patents

歯科用イメージングプレート保持具

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JP2000093415A
JP2000093415A JP10300268A JP30026898A JP2000093415A JP 2000093415 A JP2000093415 A JP 2000093415A JP 10300268 A JP10300268 A JP 10300268A JP 30026898 A JP30026898 A JP 30026898A JP 2000093415 A JP2000093415 A JP 2000093415A
Authority
JP
Japan
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imaging plate
sheet
ray
plate holder
opaque
Prior art date
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Pending
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JP10300268A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
弘之 田中
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NIKKUSU KK
Original Assignee
NIKKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージングプレートの取扱いを容易にす
る。 【解決手段】 歯科用イメージングプレート保持具2
は、2つ折のシートの見開き一面4にX線遮断材6を設
け、他面8を不透明または半透明に形成した。さらに、
シートの他面8にX線不透過性の目盛10を付した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用イメージン
グプレートの保持具、特に、歯科用イメージングプレー
トを傷つけることなく保持する保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、歯科医療のデジタル化が進み、X
線フィルムの代りに、イメージングプレートが使用され
始めている。イメージングプレートは、入射したX線線
量をアナログ的に蓄積し、熱や光の照射によって蛍光を
発する輝尽性蛍光体を備えたものである。このイメージ
ングプレートは、歯科フィルムと同様の柔らかさを有
し、しかもCCDセンサのようなケーブルは付いておら
ず扱い勝手が良いという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、イメージン
グプレートは、その取扱い上、次のような難点もある。
すなわち、X線を照射した面を光に当てると蓄積された
潜像が消えてしまうので、イメージングプレートのX線
照射面を遮光する必要がある。また、イメージングプレ
ートは傷つき易く、キズが付いた場合には使用できない
場合もある。
【0004】本発明は、上記の点にかんがみてなされた
もので、イメージングプレートの取扱いを容易にする保
持具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、歯科用イメージングプレート保
持具を、2つ折のシートの見開き一面にX線遮断材を設
け、他面を不透明または半透明に形成した。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示し、(A)はイメージングプレート保持具の斜視
図、(B)は図1(A)のB−B線に沿った断面図であ
る。
【0007】イメージングプレート保持具2は、X線透
過性のシート(例えばプラスチックシート等)から成
り、2つ折りにして使用する。シートの見開き一面4
は、シートを2重にして形成され中にX線遮断材である
鉛箔6が封入されている。X線遮断材は単にシートの一
面4に接着してもよい。
【0008】シートの他面8は濃い色に着色され、不透
明または半透明になっている。さらに、シートの他面8
には、X線不透過性の目盛10が全面に形成されている
(図においては目盛の一部のみ表示)。目盛10は、例
えばタングクテン線材を方眼状に編んで形成したものを
シートの他面8に接着または埋設してもよいし、X線不
透過性のインクをシートの他面8に印刷して形成しても
よい。
【0009】以上のイメージングプレート保持具2を使
用するときは、図2に示すように、2つ折にして間にイ
メージングプレート12を挟み込む。このとき、イメー
ジングプレート12のX線照射面はシートの他面8(濃
い着色面)に向ける。イメージングプレート12を保持
したまま、保持具2を図3に示す収納具14に挿入す
る。収納具14は、例えば、開口部14aを除く周辺が
互いに接着または溶着された2枚の柔軟なシートより成
り、開口部14aからイメージングプレートを挿入す
る。収納具14には掴み部14bが設けられている。収
納具14を口腔内に挿入して撮影すべき部位に当て、掴
み部14bは口外に出しておいて、撮影を行う。撮影後
は、掴み部14bを引いて収納具14を取り出し、掴み
部14bを横に引張ってイメージングプレート2を取り
出す。もちろん、収納具14を使わずに、保持具2のま
ま直接撮影箇所に当てて撮影してもよい。
【0010】以上のようにすれば、イメージングプレー
トのX線照射面をある程度遮光をすることができるから
潜像が消去されることなく、イメージングプレートによ
るX線撮影を効果的にできると共に、イメージングプレ
ートに対して特別の遮光手段を設ける必要がないという
効果が得られる。
【0011】また、2つ折シートによってイメージング
プレートを挟持しているので、イメージングプレートが
保護され傷つくことがない。
【0012】さらに、目盛10を撮影した画像に写し込
むことでき、それにより、撮影箇所の寸法が正確に把握
することができ、歯の観察や測定(根管長の測定等)が
容易になる。目盛10を細かく設定すればするほど測定
の精度が良くなるが、その精度は使用目的等に応じて適
宜決めればよい。また、目盛の像は、オリジナル画像に
付されており、その原寸法は与えられているので、その
後のデジタル画像に様々な画像処理が施れる場合であっ
ても簡単に歯の寸法等の測定が可能となる。すなわち、
従来の歯科用デジタルX線システムのように、複雑なソ
フトウェア上の処理を施さなくても、歯に関する測定が
容易にできるようになる。
【0013】上記例において、シート表面に、ざら面
(ざらざらした荒い面)や凹凸を形成することにより、
イメージングプレート保持具2が収納具14へ円滑に挿
入できるように表面処理を施してもよい。
【0014】次に本発明の第2の実施形態を説明する。
この例のイメージングプレート保持具15は、複数に折
った(本例では3つ折)シートの第一面16にX線遮断
材6を設け、シートの第二面18は濃い色に着色して不
透明または半透明に形成する。さらに、シートの第二面
18には、X線不透過性の目盛10を形成する。このイ
メージングプレート保持具15を使用するときは、図5
に示すように、第一面16と第二面18との間にイメー
ジングプレート12を挟み込む。このとき、イメージン
グプレート12のX線照射面はシートの第二面18(濃
い着色面)に向ける。最後に第三面20を折って第一面
16を押える。その他の使用法は第1の例と同様であ
る。なお図に示すようにシートの角部を湾曲に形成して
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イメージングプレートのX線照射面の遮光が可能とな
り、傷つかないように保護できるので、イメージングプ
レートの取扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)イメージングプレート保持具の一例の斜
視図、(B)はB−B線に沿った断面図
【図2】イメージングプレート保持具の使用状態を示す
【図3】イメージングプレート保持具の使用状態を示す
【図4】イメージングプレート保持具の他の例を示す斜
視図
【図5】イメージングプレート保持具の他の例の使用状
態を示す図
【符号の説明】
2,15 歯科用イメージングプレート保持具 6 鉛箔 10 目盛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ折のX線透過性シートの見開き一面
    にX線遮断材を設け、他面を不透明または半透明に形成
    した歯科用イメージングプレート保持具。
  2. 【請求項2】 前記他面にX線不透過性の目盛を付した
    請求項1に記載の歯科用イメージングプレート保持具。
  3. 【請求項3】 複数に折ったX線透過性シートの一面に
    X線遮断材を設け、他面を不透明または半透明に形成し
    た歯科用イメージングプレート保持具。
JP10300268A 1998-09-17 1998-09-17 歯科用イメージングプレート保持具 Pending JP2000093415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085266A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujifilm Corp 放射線検出装置及び放射線撮影システム
JP2012113066A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Rigaku Corp 放射線画像読取装置、フィルム状ホルダおよび放射線画像の読み取り方法

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