JP2000091866A - 圧電振動子及び圧電発振器とこれに用いる圧電振動素子の製造方法 - Google Patents

圧電振動子及び圧電発振器とこれに用いる圧電振動素子の製造方法

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JP2000091866A
JP2000091866A JP10259039A JP25903998A JP2000091866A JP 2000091866 A JP2000091866 A JP 2000091866A JP 10259039 A JP10259039 A JP 10259039A JP 25903998 A JP25903998 A JP 25903998A JP 2000091866 A JP2000091866 A JP 2000091866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電振動片の製造が容易で、小型化しても性
能が低下することがない圧電振動素子の製造方法と、こ
のような製造方法による圧電振動素子を用いた圧電振動
子を提供すること。 【解決手段】 圧電材料でなるウエハ10からフォトリ
ソグラフィにより同時に複数の圧電振動片12を形成
し、各圧電振動片に対してフォトリソグラフィにより複
数の電極13,14を形成する圧電振動素子の製造方法
であって、前記ウエハからフォトリソグラフィにより同
時に複数の圧電振動片を形成する際に、各圧電振動片に
関して、この圧電振動片とウエハとをつなぐ連結部15
を前記複数の電極の間に電極の数以上形成し、前記複数
の電極形成後に前記連結部を折取ることによりウエハ1
0から圧電振動素子11を切除する製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電材料を利用し
て構成する圧電振動素子ならびにその製造方法の改良と
圧電振動素子を用いた圧電振動子及び圧電発振器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水晶等の薄板片でなる圧電材料の
表面に形成した励振電極を介して駆動電流を印加するこ
とにより、所定の周波数を得る圧電振動子は、例えば図
16に示すように構成されている。
【0003】圧電振動子1は、図16に示すように、例
えば水晶等の圧電材料でなる薄板に複数の励振電極4,
5を形成した圧電振動素子2にプラグ3を接続し、封止
部材6で封止して構成されている。ここで、励振電極5
は図16において圧電振動素子2の裏側に設けられてい
る。
【0004】このような圧電振動子1を製造する際に、
上記圧電振動素子2を形成するためには、図17に示す
ような手法が採用されている。
【0005】先ず、水晶の原石を切断して所定の処理を
経て、固有振動数をもつ水晶振動片7を得る。この水晶
振動片7の表面に所定の励振電極を形成するために、マ
スクを用いた蒸着工程を行う。図17は蒸着工程におけ
るマスク構成を示す分解斜視図である。
【0006】水晶振動片7を図17に示すような上側と
下側との分離した金属マスクに収容する。すなわち、水
晶振動片7を顕微鏡下で下側マスク9に収容し、その上
に、顕微鏡を用いて位置合わせをしながら、上側マスク
8を配置する。この状態にて、例えばクロム層と金層等
でなる金属膜を蒸着により成膜して、励振電極を形成す
る。
【0007】図18は、図17のP−P線方向の概略部
分断面図である。図示されているように、マスク8及び
9の内側には、所定の成膜を行うための気体金属を導く
複雑な隙間でなる進入経路が形成されており、気体金属
は矢印に示すようにマスク内を通って露出された水晶片
の表面に金属膜を成膜することになる。これにより、図
19に示すような電極部4,5を有する圧電振動素子2
が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な圧電振動子1が搭載されるコンピュータや携帯電話装
置等の電子機器は、高性能化及び小型化が進んでおり、
このため、圧電振動子1もできるだけ小型に形成する必
要がある。
【0009】このため、水晶振動片7も小さなものが使
用されることから、上述のような顕微鏡によるマスクの
位置合わせだけでは不十分となり、水晶振動片7の主電
極4,5の外形に対する相対的位置ずれが大きく生じる
ことがある。この場合、外形形状が小さいので、僅かな
位置ずれでもスプリアス等の不具合が発生する。
【0010】また、上述のような下側金属マスク9に、
このようなきわめて小さい水晶振動片7をセットする場
合に、取扱いが困難で、場合によっては欠けが生じてし
まうことがある。
【0011】さらに、マスクにゴミ等が付着している
と、水晶振動片7を汚染することになり、これらを原因
として、製品の性能の低下をきたす場合がある。
【0012】特に、水晶振動片7が小さくなると、図1
9に示すように、水晶振動片7の側面に側面電極5a,
4aを精度良く形成することは困難となり、これらを分
離する部分2aが小さくなって、ショートしやすいとい
う問題が生じる。
【0013】この発明は、上述の課題を解決するために
なされたもので、圧電振動片の製造が容易で、小型化し
ても性能が低下することがない圧電振動素子の製造方法
と、このような製造方法による圧電振動素子を用いた圧
電振動子と圧電発振器を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、圧電材料でなるウエハを形成し、このウ
エハからフォトリソグラフィにより同時に複数の圧電振
動片を形成し、各圧電振動片に対してフォトリソグラフ
ィにより複数の電極を形成する圧電振動素子の製造方法
であって、前記ウエハからフォトリソグラフィにより同
時に複数の圧電振動片を形成する際に、各圧電振動片に
関して、この圧電振動片とウエハとをつなぐ連結部を前
記複数の電極の互いに隣接する電極の間に一つ以上形成
し、前記複数の電極形成後に前記連結部を折取ることに
よりウエハから圧電振動素子を切除する、圧電振動素子
の製造方法により、達成される。
【0015】請求項1の構成によれば、圧電材料のウエ
ハからフォトリソグラフィにより、圧電振動片を複数同
時に形成し、しかも電極形成工程もフォトリソグラフィ
により行うことから、きわめて小さな圧電振動片をつく
る場合にも、同時に複数の振動片が精密に製造できる。
また、圧電振動片の表面に形成される電極も、その形成
の際に、従来のような顕微鏡を用いた面倒な位置合わせ
を行わなくて済むし、蒸着等の場合に比べて、精密に電
極を形成することができる。さらに、この際に、圧電振
動片とウエハとをつなぐ連結部を前記複数の電極の間に
電極の数以上形成しているから、各電極間は確実に電気
的に分離される。
【0016】尚、以下の説明において、「圧電振動片」
とは例えば水晶等の圧電材料を圧電効果によって振動さ
せるために、電極等を形成する途中のものを指し、「圧
電振動素子」とは、圧電振動片がこの電極形成工程をお
えて素子として完成したものを指すこととする。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記圧電振動片に形成される複数の電極部のうち、
一部の電極が、フォトリソグラフィにより圧電振動片の
側面に形成されている。
【0018】請求項2の構成によれば、従来のように蒸
着等の手法ではなく、ウエハからフォトリソグラフィに
より圧電振動片の側面に電極を形成する場合には、この
電極が微細な形状であっても、精密に形成できる。
【0019】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、前記圧電振動片に形成される複数の電極部
のうち主電極部に対応した圧電材料の厚みを薄く形成す
る工程を含むものである。
【0020】請求項3の構成によれば、圧電振動片の主
電極部に対応した箇所が薄く構成されるので、基本波で
高い周波数の圧電振動片を形成できる。
【0021】請求項4の発明は、請求項1ないし3の構
成において、前記圧電振動片とウエハとをつなぐ連結部
の一部の厚みを薄く形成することにより、分離部を形成
するようにしている。
【0022】請求項4の構成によれば、この分離部は構
造的に弱い部分となるから、この部分にて容易に折取る
ことができる。
【0023】また、上述の目的は、請求項5の発明によ
れば、圧電振動素子と、この圧電振動素子に接続された
基部材と、前記圧電振動素子を密封する封止部材とを備
えており、前記圧電振動素子は、その形成工程におい
て、圧電振動素子とウエハとをつなぐ連結部が折取られ
ることによる折取り残部を備えており、この折取り残部
は圧電振動素子の表面に形成された複数の電極部を互い
に電気的に分離する構成とした、圧電振動子により、達
成される。
【0024】請求項5の構成によれば、この圧電振動素
子に形成されている電極部は、上記折取り残部によって
分離されているから、電極間の短絡を生じることがな
く、安定した性能を備えている。
【0025】さらにまた、上述の目的は、請求項6の発
明によれば、表面に導電パターンが形成されたベース部
と、このベース部に配置された集積回路と、前記ベース
部またはベース部上に配置され支持部に対して固定され
た圧電振動素子と、前記圧電振動素子を密封する封止部
材とを備えており、前記圧電振動素子は、その形成工程
において、圧電振動素子とウエハとをつなぐ連結部が折
取られることによる折取り残部を備えており、この折取
り残部は圧電振動素子の表面に形成された複数の電極部
を互いに電気的に分離する構成とした圧電発振器によ
り、達成される。請求項6の構成によれば、発振器に搭
載された圧電振動素子に形成されている電極部は、上記
折取り残部によって分離されているから、電極間の短絡
を生じることがなく、安定した性能を備えている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照しながら説明する。
【0027】図1は、本実施形態の圧電振動素子を形成
するための最初の工程を示している。
【0028】図において、ウエハ10は、圧電材料とし
て例えば水晶原石を所定の板厚に切り出して研磨するこ
とにより構成した水晶ウエハである。
【0029】この水晶ウエハ10には、図示されている
ように圧電振動片12がフォトリソグラフィの手法によ
り、縦横に並ぶように多数同時に形成される。
【0030】図2は、上記水晶ウエハ10に多数形成さ
れた圧電振動素子11が、水晶ウエハ10から分離され
ていない状態における、ひとつの圧電振動素子11を示
しており、図3は、水晶ウエハ10から分離されたひと
つの圧電振動素子11を示している。
【0031】先ず、図3を参照して、第1の実施形態に
かかる圧電振動素子の構成を説明する。圧電振動素子1
1は、後述するようにして圧電材料,例えば水晶ウエハ
10からフォトリソグラフィにより、図示されているよ
うに、長方形の板状に形成した振動片12の表面に励振
電極13を形成し、裏面側には他の励振電極14を形成
したものである。これらの複数の励振電極13,14
は、それぞれ側面電極13a,14aを備えており、こ
れら側面電極13a,14aは、後述するように、ウエ
ハ10から切除分離されるときにできる折取り残部15
aにより、電気的に確実に分離されている。尚、15
b,15cも別の折取り残部である。
【0032】次に、圧電振動素子11の製造方法の実施
形態を図4及び図5を参照して説明する。
【0033】図4は、図1のウエハを加工して、個々の
圧電振動片を形成する外形加工までの工程を示してお
り、図4の(a)は、図2のA−A線断面図、図4の
(b)は、図2のB−B線断面図、図4の(c)は、図
2のC−C線断面図である。
【0034】先ず、(1)の工程では、ウエハ10の両
面にスパッタリングや蒸着等の手法により、例えばCr
(下層)とAu(上層)とによる二層の耐食膜16を被
膜する。次に(2)の工程にて、耐食膜16の上にレジ
スト17を例えばスピンコートにより塗布する。そし
て、(3)の工程では、フォトマスクを用いて、図2に
示すように、ウエハ10から形成される多数の水晶振動
片12を形作る外形を各振動片について同時に露光し、
現像する。このとき、特に重要なのは、図2に示す3つ
の連結部15の形状に対応してフォトマスクを形成する
ことである。ここで、3つの各連結部は、異なる電極の
間に配置されるようにする。(4)の工程では、レジス
ト17が除去された箇所の耐食膜16をとりさることに
より、腐食すべき領域を露出させる。次に、(6)の工
程において、腐食液として、例えば緩衝フッ酸等をもち
いて、露出部分をエッチング加工することにより、図2
の斜視図に示すように、ウエハ10と、細い連結部15
でつながれた状態の圧電振動片としての水晶振動片12
の外形を形成する。
【0035】図5は、上述の工程に続き圧電振動片の表
面に、必要な励振電極を形成する工程を示しており、そ
の(a),(b),(c)の関係は図4と同じである。
【0036】図において、(7)の工程は、耐食膜16
を全て取り去って、水晶を露出した状態を示している。
そして、(8)の工程では、各水晶振動片12の表面に
導電材料,例えばAuとCrによる耐食膜16をスパッ
タリングや蒸着等の手法により被膜する。(9)の工程
では、上記耐食膜16の上にレジスト17をスプレー等
により塗布している。次に(10)の工程では、図2に
示す斜線部分に対応した形状に対応したフォトマスクを
配置して、露光し、現像する。そして、(11)の工程
では感光しなかった箇所の耐食膜16を取り去る。そし
て、(12)の工程で、レジスト17を取り去ると、耐
食膜16が残る。この耐食膜16は、Au(上層)とC
r(下層)で構成されているから、そのまま励振電極と
して残ることになる。次いで(13)の工程にて、連結
部15を折取って、図3に示す圧電振動素子11が完成
する。したがって、折取り残部15a,15b,15c
は、圧電振動片とウエハとを一体に接続していた連結部
15を折った残りの部分であるから、その破断面には、
電極部は存在しないので、この折取り残部15a,15
b,15cを介して隣り合う電極部は必ず電気的に分離
されることになる。このように、図3の圧電振動素子1
1では、その製造工程において、水晶等の圧電材料のウ
エハ10からフォトリソグラフィにより、圧電振動片1
2を複数同時に形成し、しかも電極形成工程もフォトリ
ソグラフィにより行うことから、きわめて小さな圧電振
動片をつくる場合にも、同時に多数の振動片12が精密
に製造できる。また、圧電振動片12の表裏面に形成さ
れる電極13,14も、その形成の際に、従来のよう
に、面倒なマスクの位置合わせを行わなくて済むし、金
属マスクを用いて蒸着等により電極を形成する場合に比
べて、精度よく電極を形成することができる。さらに、
この際に、圧電振動片12とウエハとをつなぐ連結部1
5を、前記複数の電極の互いに隣接する電極の間に一つ
以上形成しているから、各電極どうしは、確実に電気的
に分離される。このため、電極13,14がどんなに小
さくても、互いに短絡されることがないので、その分性
能面で安定して動作させることができる。
【0037】図6ないし図9は、第2の実施形態にかか
る圧電振動素子の構成と製造方法を示している。
【0038】図6は第1の実施形態の図2に対応した図
であって、圧電振動素子21がウエハ10と分離される
前の状態を示しており、図7は、分離後の状態を示して
いる。
【0039】尚、これらの図において、第1の実施形態
と同一の構成でなる部分は同一の符号を付して重複する
説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
【0040】先ず、図7を参照すると、圧電振動素子2
1は、第1の実施形態と同様に、例えば水晶ウエハ10
からフォトリソグラフィにより、図示されているよう
に、圧電振動片22の表面に、励振電極23を、裏面に
励振電極24を形成したものである。複数の励振電極2
3,24は、側面電極23a,24aを備えており、こ
れら側面電極23a,24aは、後述するように、ウエ
ハ10から切除分離されるときにできる折取り残部25
aにより、電気的に確実に分離されている。尚、25
b,25cも別の折取り残部である。
【0041】さらに、図6及び図7に示すように、圧電
振動片22は、後述するような製造工程によって、その
中央,すなわち、主電極23を形成した領域付近22a
の材料厚みを薄く形成しており、さらにその周囲を囲む
ように材料厚みを厚くした周縁部22bを備えている。
【0042】このため、圧電振動素子21(圧電振動片
22)では、第1の実施形態における作用効果に加え
て、さらに、その中央部22aを薄くしたことにより、
より高周波発振が可能となっている。また、周縁部22
bの材料厚みが中央部22aより厚くされていることに
より、必要な剛性を備えるようにされている。
【0043】具体的には、基本波で高い周波数の圧電振
動片を得ようとすると、振動片の厚みが薄くなり、極端
に薄くすると取扱いができなくなる。しかしながら、こ
の圧電振動片22では、中央部22aを薄くして、高い
基本波に対応させつつ、周縁部22bの材料厚みを厚く
することにより、取扱いを容易にする剛性を備えるよう
にしたものである。
【0044】また、この圧電振動片22とウエハ10と
をつなぐ各連結部25,25,25は、その一部の厚み
を薄くすることにより形成された薄肉部26,26,2
6を備えている。これにより、ウエハ10から圧電振動
素子21を折取るさいに、この薄肉部26,26,26
に応力が集中して折取りが容易となるようにされてい
る。尚、この薄肉部26,26,26は、図示されてい
るような薄肉段部ではなくても、周囲の材料より肉厚を
薄くすればどのような形態でもよい。
【0045】第2の実施形態による圧電振動素子21は
以上のように構成されており、次に図8及び図9を参照
してその製造方法の一例を説明する。
【0046】図8の工程(1)から工程(5)までは、
第1の実施形態の製造方法である図4の工程(5)まで
と同様である。
【0047】この実施形態では、工程(6)において、
さらにフォトレジストを塗布し、工程(7)において、
圧電振動片22の薄肉に形成すべき箇所(薄型部)を露
光するように、これに対応したフォトマスクを配置して
露光する。この薄肉に形成すべき箇所は、図6の中央部
22aと連結部25,25,25の薄肉部26,26,
26に対応する部分である。そして感光した部分のレジ
ストを剥離する。次に工程(8)では、先の工程(4)
で耐食膜を剥離して露出させた圧電材料,この場合、水
晶部分をエッチングにより取り去ると、圧電振動片22
の外形ができあがる。この状態ではまだ薄肉部はできて
いない。
【0048】次いで図9の工程(9)にて、上記工程
(7)にて感光した部分の耐食膜16を除去し、工程
(10)にて、レジスト17を剥離する。そして、工程
(11)にて、上記中央部22aと連結部25,25,
25の薄肉部26,26,26に対応する部分をエッチ
ングする。この際、圧電振動片22の周縁部の厚みは、
強度を確保するためには0.1mm以上が望ましい。中
央部22aは、市場から要求されている基本波での40
MHz以上を満足する0.04mm以下が望ましい。好
ましくは、100MHz以上を満足する0.016mm
以下が望ましい。
【0049】次に、工程(12)では、耐食膜16を除
去すると、圧電振動片22の形状が完成する。次に、こ
れに励振電極を形成する。このため、工程(13)で
は、先ず耐食膜16を被膜する。次に工程(14)にて
フォトレジストをスプレー等により塗布する。次いで、
工程(15)にて、励振電極の形状にそったフォトマス
クを配置して、露光する。そして、工程(16)では、
感光した箇所の耐食膜16を剥離すると、この耐食膜1
6にて、励振電極が形成される。つまり、この耐食膜1
6は、Au(上層)とCr(下層)で構成されているか
ら、そのまま励振電極として残ることになる。
【0050】次いで、工程(17)では、レジスト17
を除去し、図6に示した状態となり、この状態では、圧
電振動素子21はまだウエハ10と連結部25,25,
25にて接続されている。最後に、工程(18)にて、
連結部25,25,25の各薄肉部26,26,26を
折取り、圧電振動素子21をウエハ10から切除して、
個々の圧電振動素子21を得ることができる。
【0051】このように、上述の製造方法によれば、量
産性や製品精度等の点において、第1の実施形態と同様
の作用効果を発揮するとともに、各薄肉部22a及び2
6,26,26を水晶等の圧電材料のウエハ10からフ
ォトリソグラフィにより製造できるので、第1の実施形
態より、上述した点においてさらに優れた圧電振動素子
21を容易に製造することができる。
【0052】図10及び図11は、圧電振動素子の第3
の実施形態を示している。
【0053】これらの図において、圧電振動素子31
は、第1及び第2の実施形態と同様に、図10に示すよ
うに一枚のウエハ10から、フォトリソグラフィによ
り、同時に多数形成することができる。そして、図11
に示すように、2つの連結部35,35を折取ることに
より完成する。
【0054】図11において、圧電振動素子31は、例
えば水晶等の圧電材料でなる圧電振動片32の表面に、
励振電極33を裏面に励振電極34を形成したものであ
る。この圧電振動素子31が第1の実施形態と異なるの
は、主電極となる電極33を圧電振動片32の上面のほ
ぼ全面に形成した点である。この主電極33は、圧電振
動片32のひとつの側面にも側面電極33aとして連続
して形成されている。これに対して、他方の電極34
は、圧電振動片32の裏面と上記側面電極33aとは異
なる側面に形成されている。そして、この主電極33な
らびに側面電極33aと、他方の主電極34ならびに側
面電極34aとは、図10に示されているように、製造
工程において、連結部35にて電気的に分離されてい
る。この連結部35を折り取った図11の状態において
は、折取り残部35aが、主電極33と他の主電極34
とを電気的に分離するようになっている。
【0055】したがって、この圧電振動素子31は、第
1の実施形態にて説明した圧電振動素子11と相違する
箇所は、主電極33が圧電振動片32の上面のほぼ全面
に形成されている点と、連結部35を2つ備えていて、
3つではない点である。
【0056】このため、第3の実施形態の圧電振動素子
31は、第1の実施形態の圧電振動素子11とほぼ同様
の製造工程によって製造することができる。また、圧電
振動素子31は、第1の実施形態と同様の作用効果を発
揮するとともに、これに加えて、主電極33を広くとる
ことができることから、その分効率良く圧電振動片32
を駆動することができる。しかも、圧電振動片32がき
わめて小型に構成される場合は電極間の短絡が一般的に
は課題となるが、本実施形態では、特に確実な電気的分
離を必要とする側面の電極どうしを折取り残部35aが
確実に区分し、電気的に分離することができるので、電
極どうしの短絡が生じる心配がなく、小型の圧電振動素
子31をきわめて安定的に製造することができる。
【0057】図12は、上述の各実施形態による圧電振
動素子11,21,31を利用した圧電振動子の構成例
を示している。
【0058】図において、圧電振動子41は、圧電振動
素子11,21,31(いずれかひとつ)に対して、外
部リードを備えたプラグ3を電気的に接続して取付け、
圧電振動素子11,21,31を封止部材6により封止
して構成されている。
【0059】これにより、圧電振動子41では、これに
使用する圧電振動素子を上述の各実施形態により提供さ
れるものを使用することによって、全体を小型に精度よ
く、多量に歩留り良く形成することができる。
【0060】図13は、上述の各実施形態による圧電振
動素子11,21,31を利用した圧電発振器の構成例
を示している。
【0061】図において、圧電発振器51は、先ず、セ
ラミック製の基板52上に所定の導電パターン(図示せ
ず)を形成して、そのダイパターン上に集積回路53が
ダイボンディングされ、かつ各端子がワイヤボンディン
グされることにより、実装されている。この基板52上
または図示しない支持台を介して、上述した圧電振動素
子11,21,31(いずれかひとつ)が、導電性接着
剤55により固定されている。さらに、この圧電振動素
子11,21,31(いずれかひとつ)は、シールリン
グ56を介して、キャップ54により封止されている。
【0062】このような構成の圧電発振器51では、こ
れに使用する圧電振動素子を上述の各実施形態により提
供されるものを使用することによって、全体を小型に精
度よく、多量に歩留り良く形成することができる。
【0063】図14は、図12にて説明した圧電振動子
を変形したもので、第3の実施形態にかかる圧電振動素
子31の内部構造を示す概略斜視図である。
【0064】この圧電振動子61に取り付けられる圧電
振動素子31は、図10及び図11にて説明したものと
共通していて、同一の符号を付した箇所は同じ構成であ
るから重複する説明は省略し、相違点を中心に説明す
る。
【0065】圧電振動子61のプラグ63は、内側にて
平行に配置された2本のインナーリード64と65を備
えている。このインナーリード64と65の間隔は、圧
電振動素子31の幅方向の大きさより僅かに大きく形成
されている。
【0066】これにより、各インナーリード64と65
は、圧電振動素子31の各側面電極33aと34aに対
して、外側から接触するように取付けられるようになっ
ている。
【0067】したがって、この圧電振動子61では、圧
電振動素子31の各側面電極33aと34aを利用して
プラグ63との接続を行うようにしたので、圧電振動片
32の上面の全面に主電極33を、下面の全面に主電極
34を広く形成することができる。このため、効率良く
圧電振動片32を駆動することができるものである。
尚、図14の構成に図12の封止部材6を装着すれば、
圧電振動子61を完成することができる。
【0068】図15は、図13にて説明した圧電発振器
を変形したもので、第3の実施形態にかかる圧電振動素
子31を利用した圧電発振器の内部構造を示す概略斜視
図である。
【0069】この圧電発振器75に取り付けられる圧電
振動素子31は、図10及び図11にて説明したものと
共通していて、この実施形態の圧電発振器の図13と同
一の符号を付した箇所は同じ構成であるから重複する説
明は省略し、相違点を中心に説明する。
【0070】図15の構成では、圧電振動素子31の支
持構造が図13の場合と異なっている。すなわち、セラ
ミック製の基板52内の内部空間には、その各側縁部に
は、段部52a,52aが形成されている。各段部52
a,52aには図示しない導電パターンにより電極部が
形成されており、これら電極部上には、導電性の接続部
材71,71が配置されるようになっている。これらの
接続部材71,71としては、例えば導電性接着剤や半
田等が用いられる。
【0071】そして、この接続部材71,71は、上記
電極部と、圧電振動素子31の側面電極33a,34a
に接触して固化されており、さらに、圧電振動素子31
全体を上記段部52a,52aより高い位置に保持して
いる。つまり、圧電振動素子31は、接続部材71,7
1により、両側面にて浮いた状態で支持されている。ま
た、圧電振動素子31の下方に設けた内部空間には、図
示しない集積回路が実装されている。
【0072】この状態で、基板52の上部開口を平板な
蓋体もしくはキャップにて封止するようになっている。
【0073】以上の構成によれば、本実施形態は、図1
3の圧電発振器と同じ作用効果を発揮するとともに、さ
らに、これに加えて、圧電振動素子31が方持ち支持構
造ではなく、その中央付近を両側面から支持されて駆動
されるようになっているので、安定した支持構造とな
る。このため、部材間の熱膨張率の差や接続部材71の
応力変化に起因する周波数変化等を生じにくく安定した
性能を得ることができる。また、圧電振動素子31のほ
ぼ中央付近を支持する構造であるから、衝撃が加わった
場合にも、圧電振動素子31の端部付近の変移量は、方
持ち支持構造と比べると小さくなり、破壊される可能性
も低くなる。
【0074】尚、図15における圧電振動素子31の方
持ち支持構造は、上述の圧電発振器だけでなく、薄型の
圧電振動子にもほぼそのまま適用することができる。こ
の場合には、段部52a,52aは不要であり、基板5
2の内側上面に隅部に上記接続部材71,71を配置す
ればよい。また、集積回路も必要ないので、その分基板
52内の内部空間が少なくて済み、薄型となる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、きわめて小さな圧電振動素子をつくる場合にも、
同時に多数が精密に製造でき、しかもきわめて小さな材
料に形成する複数の電極を確実に電気的に分離させるこ
とができる優れた圧電振動素子を提供することができ
る。
【0076】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、圧電振動片の側面に電極を形成する場合に
も、この電極が微細な形状であっても、精密に形成でき
る。
【0077】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の効果に加えて、圧電振動片の主電極部に対応した箇
所が薄く構成されるので、高い領域の周波数を安定して
発振させることができる。
【0078】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3の効果に加えて、前記圧電振動片とウエハとをつなぐ
連結部の一部の厚みを薄く形成することにより、この分
離部は構造的に弱い部分となるから、この部分にて容易
に折取ることができ、これにより、多数形成した圧電振
動素子をウエハから容易に分離することができる。
【0079】る。
【0080】また、請求項5の発明によれば、この圧電
振動子は、電極間の短絡を生じることがなく、安定した
性能を発揮することができる。
【0081】さらにまた、請求項6の発明においても、
この圧電発振器は、電極間の短絡を生じることがなく、
安定した性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による圧電振動素子の製造
工程において、ウエハに多数の圧電振動片を形成した状
態を示す概略斜視図である。
【図2】 図1の実施形態におけるウエハとひとつの圧
電振動片の状態を示す概略斜視図である。
【図3】 第1の実施形態の圧電振動素子の構成を示す
概略斜視図である。
【図4】 第1の実施形態の圧電振動素子の製造工程の
一部を示す工程図である。
【図5】 第1の実施形態の圧電振動素子の製造工程の
一部を示す工程図である。
【図6】 第2の実施形態におけるウエハとひとつの圧
電振動片の状態を示す概略斜視図である。
【図7】 第2の実施形態の圧電振動素子の構成を示す
概略斜視図である。
【図8】 第2の実施形態の圧電振動素子の製造工程の
一部を示す工程図である。
【図9】 第2の実施形態の圧電振動素子の製造工程の
一部を示す工程図である。
【図10】 第3の実施形態におけるウエハとひとつの
圧電振動片の状態を示す概略斜視図である。
【図11】 第3の実施形態の圧電振動素子の構成を示
す概略斜視図である。
【図12】 本発明の圧電振動素子を用いた圧電振動子
の実施形態を示す概略分解斜視図である。
【図13】 本発明の圧電振動素子を用いた圧電発振器
の実施形態を示す概略断面図である。
【図14】 本発明の圧電振動素子を用いた圧電振動子
の他の実施形態を示す概略斜視図である。
【図15】 本発明の圧電振動素子を用いた圧電発振器
の別の構成の一部を示す概略断面図である。
【図16】 従来の圧電振動子の構造を示す図である。
【図17】 図16の圧電振動子の圧電振動素子の製造
工程に使用される金属マスクの説明図である。
【図18】 図16の圧電振動素子の製造工程における
金属マスクを用いた蒸着工程の概略説明図である。
【図19】 図17の蒸着法により電極を形成した圧電
振動素子の概略構成図である。
【符号の説明】
10 (水晶)ウエハ 11,21,31 圧電振動素子 12,22,32 圧電振動片 13,23,33 励振電極 14,24,34 励振電極 15,25,35 連結部 16 耐食膜 17 フォトレジスト 41 圧電振動子 51 圧電発振器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電材料でなるウエハを形成し、 このウエハからフォトリソグラフィにより同時に複数の
    圧電振動片を形成し、各圧電振動片に対してフォトリソ
    グラフィにより複数の電極を形成する圧電振動素子の製
    造方法であって、 前記ウエハからフォトリソグラフィにより同時に複数の
    圧電振動片を形成する際に、各圧電振動片に関して、こ
    の圧電振動片とウエハとをつなぐ連結部を前記複数の電
    極の互いに隣接する電極の間に一つ以上形成し、 前記複数の電極形成後に前記連結部を折取ることにより
    ウエハから圧電振動素子を切除することを特徴とする圧
    電振動素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記圧電振動片に形成される複数の電極
    部のうち、一部の電極が、フォトリソグラフィにより圧
    電振動片の側面に形成されていることを特徴とする、請
    求項1に記載の圧電振動素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記圧電振動片に形成される複数の電極
    部のうち主電極部に対応した圧電材料の厚みを薄く形成
    する工程を含むことを特徴とする、請求項1または2の
    いずれかに記載の圧電振動素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記圧電振動片とウエハとをつなぐ連結
    部の一部の厚みを薄く形成することにより、分離部を形
    成することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか
    に記載の圧電振動素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 圧電振動素子と、 この圧電振動素子に接続された基部材と、 前記圧電振動素子を密封する封止部材と を備えており、 前記圧電振動素子は、その形成工程において、圧電振動
    素子とウエハとをつなぐ連結部が折取られることによる
    折取り残部を備えており、この折取り残部は圧電振動素
    子の表面に形成された複数の電極部を互いに電気的に分
    離する構成としたことを特徴とする圧電振動子。
  6. 【請求項6】 表面に導電パターンが形成されたベース
    部と、 このベース部に配置された集積回路と、 前記ベース部またはベース部上に配置され支持部に対し
    て固定された圧電振動素子と、 前記圧電振動素子を密封する封止部材とを備えており、 前記圧電振動素子は、その形成工程において、圧電振動
    素子とウエハとをつなぐ連結部が折取られることによる
    折取り残部を備えており、この折取り残部は圧電振動素
    子の表面に形成された複数の電極部を互いに電気的に分
    離する構成としたことを特徴とする圧電発振器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325250A (ja) * 2006-05-01 2007-12-13 Epson Toyocom Corp 圧電振動子およびその製造方法
JP2013027009A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動片の製造方法及び圧電振動片

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