JP2000091226A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2000091226A
JP2000091226A JP11195568A JP19556899A JP2000091226A JP 2000091226 A JP2000091226 A JP 2000091226A JP 11195568 A JP11195568 A JP 11195568A JP 19556899 A JP19556899 A JP 19556899A JP 2000091226 A JP2000091226 A JP 2000091226A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べてさらに厳密な温度制御を行うこ
とができ、正確な回路パターンの転写を行うことができ
るとともに、処理の高速化によるスループットの向上を
図ることのできる基板処理装置を提供すること。 【解決手段】 インターフェース部に設けられたバッフ
ァカセットBR内のウエハWを温調するための機構は、
BR温調用空気温度調節機構101と、このBR温調用
空気温度調節機構101を制御するBR温調制御装置1
02等から構成されている。BR温調制御装置102
は、露光装置200の露光装置温度制御装置203から
露光装置基板温度調節機構202に発せられる制御信号
や温度検出信号を入力し、その信号の傾向により、BR
温調用空気温度調節機構101に対する制御信号を調整
するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD基板等にレジスト塗布処理、現像処理等を施
す基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、半導体デバイスの製
造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程において
は、半導体ウエハの表面にレジスト膜を形成するレジス
ト塗布処理と、レジスト塗布後の半導体ウエハに対して
露光処理を行った後に当該半導体ウエハに対して現像を
行う現像処理とが行われるが、従来からこれらレジスト
塗布処理と現像処理は、例えば日本国特公平2−301
94号公報によっても公知なように、対応する各種処理
ユニットが1つのシステム内に装備された複合処理シス
テム内で、露光プロセスを挟んで所定のシーケンスに従
って行われている。
【0003】ところで、半導体デバイスにおいては、近
年その回路パターンが微細化され、高集積化が図られて
いる。このため、例えば、ステッパ等の露光装置によっ
て半導体ウエハに所定の回路パターンを露光する場合、
微細な回路パターンを正確に転写するため、厳密な位置
合わせが行われているとともに、僅かな温度差による熱
膨張および熱収縮による位置ずれも防止する必要がある
ため、厳密な温度調整等が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、半導
体デバイス等の回路パターンの転写を行うフォトリソグ
ラフィーの工程においては、露光装置において、半導体
ウエハ等の厳密な温度調整が行われている。
【0005】しかしながら、半導体デバイス等において
は、さらに高集積化が図られており、その回路パターン
は、微細化されつつある。このため、フォトリソグラフ
ィーの工程においても、さらに厳密な温度制御および処
理の高速化によるスループットの向上を図ることが当然
要求される。
【0006】本発明の目的は、従来に比べてさらに厳密
な温度制御を行うことができ、正確な回路パターンの転
写を行うことができるとともに、処理の高速化によるス
ループットの向上を図ることのできる基板処理装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明の第1の観点は、レジストが塗布された基
板を温度調整しつつ露光する露光装置と、前記基板にレ
ジストを塗布する塗布部と、露光後の基板を現像処理す
る現像部と、前記塗布部及び前記現像部と前記露光装置
との間に配置され、前記基板処理装置と前記露光装置と
の間で基板を受け渡しするためのインターフェース部
と、前記塗布部と前記現像部とインターフェース部との
間で基板を搬送するための搬送手段と、前記インターフ
ェース部内に配置され、前記基板が保持される保持部
と、前記露光装置における温度調整に応じて、前記保持
部に保持された基板を温度調整する温度調整手段とを具
備する。
【0008】本発明では、インターフェース部に、前記
露光装置における温度調整に応じて、保持部に保持され
た基板を温度調整する温度調整手段が設けられているの
で、インターフェース部で、基板を露光装置において要
求される温度により近い温度に温度調整した状態で基板
を露光装置に受け渡すことができる。したがって、露光
装置において基板をより正確に、短時間に温調すること
が可能となり、正確な回路パターンの転写を行うことが
できるとともに、処理の高速化によるスループットの向
上を図ることができる。
【0009】本発明の一の実施形態では、前記露光装置
が、基板を露光する際の温度を検出し、検出結果に応じ
た信号を出力する温度検出部を有し、前記温度調整手段
が、前記温度検出部から出力された信号に応じて前記保
持部に保持された基板を温度調整することを特徴とす
る。
【0010】本発明の一の実施形態では、当該基板処理
装置が、前記露光装置において基板を露光する際の温度
を検出し、検出結果に応じた信号を出力する温度検出部
を有し、前記温度調整手段が、前記温度検出部から出力
された信号に応じて前記保持部に保持された基板を温度
調整することを特徴とする。
【0011】本発明の一の実施形態では、前記温度検出
部から出力された信号を前記温度調整手段による温度調
整に適合するように補償する手段を有し、前記温度調整
手段が、前記補償された信号に応じて前記保持部に保持
された基板を温度調整することを特徴とする。
【0012】本発明の一の実施形態では、前記保持部
が、複数の前記基板を保持可能とされたバッファカセッ
トを有することを特徴とする。
【0013】本発明の一の実施形態では、前記バッファ
カセットが、複数の前記基板を夫々が略平行になるよう
載置可能に構成され、前記温度調整手段が、前記バッフ
ァカセットに載置された前記基板の間に当該基板と略平
行に温度調整した気体を流すことを特徴とする。
【0014】本発明の一の実施形態では、前記保持部
が、前記基板を前記露光装置との間で受け渡しする部位
に配置され、前記基板を載置可能とされたステージを有
することを特徴とする。
【0015】本発明の一の実施形態では、前記温度調整
手段が、前記ステージを温度調整する手段を有すること
を特徴とする。
【0016】本発明の一の実施形態では、前記ステージ
は、前記露光される前の基板が載置される第1の載置部
と露光された後の基板が載置される第2の載置部とを有
することを特徴とする。
【0017】本発明の一の実施形態では、前記第1載置
部及び前記第2の載置部が、それぞれ、基板を多段に収
容する収容部と、前記収容部を覆うとともに、前記イン
ターフェース部から前記収容部に多段に収容された各基
板に対してアクセス可能とする第1の開口部及び前記露
光装置から前記収容部に多段に収容された各基板に対し
てアクセス可能とする第2の開口部が設けられたカバー
部材とを具備することを特徴とする。
【0018】本発明の一の実施形態では、前記第1の開
口部に対して開閉可能に配置された第1の扉と、前記第
1の扉を開閉する第1の開閉機構と、前記第2の開口部
に対して開閉可能に配置された第2の扉と、前記第2の
扉を開閉する第2の開閉機構とを具備することを特徴と
する。
【0019】本発明の一の実施形態では、前記カバー部
材により覆われた空間を排気する排気手段を更に具備す
ることを特徴とする。
【0020】本発明の一の実施形態では、前記第1載置
部及び前記第2の載置部が、それぞれ、基板を多段に収
容する収容部と、前記収容部を覆うとともに、前記イン
ターフェース部から前記収容部に多段に収容された少な
くとも1枚の基板に対してアクセス可能とする第1の開
口部及び前記露光装置から前記収容部に多段に収容され
た少なくとも1枚の基板に対してアクセス可能とする第
2の開口部が設けられたカバー部材と、前記収容部を昇
降する昇降機構とを具備することを特徴とする。
【0021】本発明の第2の観点は、レジストが塗布さ
れた基板を温度調整しつつ露光する露光装置に接続され
る基板処理装置において、前記基板にレジストを塗布す
る塗布部と、露光後の基板を現像処理する現像部と、前
記塗布部及び前記現像部と前記露光装置との間に配置さ
れ、前記基板処理装置と前記露光装置との間で基板を受
け渡しするためのインターフェース部と、前記塗布部と
前記現像部とインターフェース部との間で基板を搬送す
るための搬送手段と、前記インターフェース部内に配置
され、前記露光される前の基板が保持される第1の保持
部と、前記インターフェース部内に配置され、露光され
た後の基板が保持される第2の保持部と、前記第1及び
第2の保持部に対して温度調整された気体を供給する気
体供給部と、前記第1の保持部と前記気体供給部との間
に介挿され、前記気体供給部から供給される気体を更に
温度調整する温度調整部とを具備することを特徴とす
る。
【0022】本発明では、露光される前の基板が保持さ
れる第1の保持部に対して気体供給部から供給される気
体を更に温度調整して供給するようにしたので、インタ
ーフェース部で、基板を露光装置において要求される温
度により近い温度に温度調整し、状態で基板を露光装置
に受け渡すことができる。したがって、露光装置におい
て基板をより正確に、短時間に温調することが可能とな
り、正確な回路パターンの転写を行うことができるとと
もに、処理の高速化によるスループットの向上を図るこ
とができる。
【0023】本発明は、露光装置も含めた基板処理装置
として把握することも可能である。従って、本発明の第
3の観点は、レジストが塗布された基板を温度調整しつ
つ露光する露光装置と、前記基板にレジストを塗布する
塗布部と、露光後の基板を現像処理する現像部と、前記
塗布部及び前記現像部と前記露光装置との間に配置さ
れ、前記基板処理装置と前記露光装置との間で基板を受
け渡しするためのインターフェース部と、前記塗布部と
前記現像部とインターフェース部との間で基板を搬送す
るための搬送手段と、前記インターフェース部内に配置
され、前記基板が保持される保持部と、前記露光装置に
おける温度調整に応じて、前記保持部に保持された基板
を温度調整する温度調整手段とを具備することを特徴と
する。
【0024】また、本発明の第4の観点は、レジストが
塗布された基板を温度調整しつつ露光する露光装置と、
前記基板にレジストを塗布する塗布部と、露光後の基板
を現像処理する現像部と、前記塗布部及び前記現像部と
前記露光装置との間に配置され、前記基板処理装置と前
記露光装置との間で基板を受け渡しするためのインター
フェース部と、前記塗布部と前記現像部とインターフェ
ース部との間で基板を搬送するための搬送手段と、前記
インターフェース部内に配置され、前記露光される前の
基板が保持される第1の保持部と、前記インターフェー
ス部内に配置され、露光された後の基板が保持される第
2の保持部と、前記第1及び第2の保持部に対して温度
調整された気体を供給する気体供給部と、前記第1の保
持部と前記気体供給部との間に介挿され、前記気体供給
部から供給される気体を更に温度調整する温度調整部と
を具備することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1乃至図3は、本発明の基板処理
装置の実施形態にかかるウエハの塗布現像処理システム
の概略構成を示しており、図1はその平面図、図2はそ
の正面図、図3はその背面図である。
【0026】図1に示すように、この塗布現像処理シス
テム100では、被処理体としてのウエハWをウエハカ
セットCRで複数枚、例えば25枚単位で外部からシス
テムに搬入・搬出したり、ウエハカセットCRに対して
ウエハWを搬入・搬出したりするためのカセットステー
ション10と、塗布現像工程の中で1枚ずつウエハWに
所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位置
に多段配置した処理ステーション11と、塗布現像処理
システム100に隣接して配設された露光装置200と
の間でウエハWを受け渡しするためのインターフェース
部12とが一体的に接続されている。上記カセットステ
ーション10では、カセット載置台20上の位置決め突
起20aの位置に、複数個例えば4個までのウエハカセ
ットCRが、各々ウエハ出入り口を処理ステーション1
1側に向けてX方向に一列に載置され、このカセット配
列方向(X方向)及びウエハカセットCR内に収納され
たウエハWのウエハ配列方向(Z方向:垂直方向)に移
動可能なウエハ搬送体21が各ウエハカセットCRに選
択的にアクセスする。
【0027】このウエハ搬送体21はθ方向に回転自在
であり、後述するように処理ステーション11側の第3
の処理ユニット群Gの多段ユニット部に配設されたア
ライメントユニット(ALIM)やイクステンションユ
ニット(EXT)にもアクセスできる。
【0028】処理ステーション11には、ウエハ搬送装
置を備えた垂直搬送型の主ウエハ搬送機構22が設けら
れ、その周りに全ての処理ユニットが1組または複数の
組に亙って多段に配置されている。
【0029】なお、この塗布現像処理システム100の
近傍には、この塗布現像処理システム100との間で薬
液の供給や廃液の処理・収容などを行う図示しないケミ
カルキャビネットが配設される。
【0030】図2に示すように、第1の処理ユニット群
lでは、カップCP内でウエハWをスピンチャックに
載せて所定の処理を行う2台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えばレジスト塗布ユニット(COT)および現像
ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられてい
る。第2の処理ユニット群Gでは、2台のスピンナ型
処理ユニット、例えばレジスト塗布ユニット(COT)
および現像ユニット(DEV)が下から順に2段に重ね
られている。これらレジスト塗布ユニット(COT)
は、レジスト液の排液が機構的にもメンテナンスの上で
も面倒であることから、このように下段に配置するのが
好ましい。しかし、必要に応じて適宜上段に配置するこ
とももちろん可能である。
【0031】図3に示すように、主ウエハ搬送機構22
では、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46が
上下方向(Z方向)に昇降自在に装備されている。筒状
支持体49はモータ(図示せず)の回転軸に接続されて
おり、このモータの回転駆動力によって、前記回転軸を
中心としてウエハ搬送装置46と一体に回転し、それに
よりこのウエハ搬送装置46はθ方向に回転自在となっ
ている。なお筒状支持体49は前記モータによって回転
される別の回転軸(図示せず)に接続するように構成し
てもよい。
【0032】ウエハ搬送装置46には、搬送基台47の
前後方向に移動自在な複数本の保持部材48が配設され
ており、これらの保持部材48は各処理ユニット間での
ウエハWの受け渡しを可能にしている。
【0033】また、図1に示すようにこの塗布現像処理
システム100では、5つの処理ユニット群G
、G、G、Gが配置可能であり、第1および
第2の処理ユニット群Gl、Gの多段ユニットは、シ
ステム正面側に配置され、第3の処理ユニット群G
多段ユニットはカセットステーション10に隣接して配
置され、第4の処理ユニット群Gの多段ユニットはイ
ンターフェース部12に隣接して配置され、第5の処理
ユニット群Gの多段ユニットは背面側に配置されるこ
とが可能である。
【0034】図3に示すように、第3の処理ユニット群
では、ウエハWを保持台(図1に示すSP)に載せ
て所定の処理を行うオープン型の処理ユニット、例えば
冷却処理を行うクーリングユニット(COL)、レジス
トの定着性を高めるためのいわゆる疏水化処理を行うア
ドヒージョンユニット(AD)、位置合わせを行うアラ
イメントユニット(ALIM)、イクステンションユニ
ット(EXT)、露光処理前の加熱処理を行うプリベー
キングユニット(PREBAKE)および露光処理後の
加熱処理を行うポストベーキングユニット(POBAK
E)が、下から順に例えば8段に重ねられている。第4
の処理ユニット群Gでも、オープン型の処理ユニッ
ト、例えばクーリングユニット(COL)、イクステン
ション・クーリングユニット(EXTCOL)、イクス
テンションユニット(EXT)、クーリングユニット
(COL)、プリベーキングユニット(PREBAK
E)およびポストベーキングユニット(POBAKE)
が下から順に、例えば8段に重ねられている。
【0035】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)、イクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いプ
リベーキングユニット(PREBAKE)、ポストベー
キングユニット(POBAKE)およぴアドヒージョン
ユニット(AD)を上段に配置することで、ユニット間
の熱的な相互干渉を少なくすることができる。もちろ
ん、ランダムな多段配置としてもよい。
【0036】図1に示すように、インターフェース部1
2では、奥行方向(X方向)は前記処理ステーション1
1と同じ寸法を有するが、幅方向(Y方向)はより小さ
なサイズである。
【0037】上記インターフェース部12の正面部に
は、図2に示すように、可搬性のピックアップ型のウエ
ハカセットCRと、定置型のバッファカセットBRとが
2段に配置されている。これらのカセットのうち、バッ
ファカセットBRには、図4に示すように、ウエハWの
温度調整を行う温度調整手段が設けられている。
【0038】すなわち、図4に示す例では、バッファカ
セットBR内に温度調整された空気を導入するためのダ
クト60が設けられており、バッファカセットBRの背
面側に設けられた空気流路61から、多数の透孔62を
介して正面側(ウエハWの出入り口側)に向けて温度調
整された空気を流し、バッファカセットBR内に配置さ
れたウエハWの温度調整を行うよう構成されている。
【0039】このウエハWの温度調整手段は、図5に示
すように、空気の加熱および冷却を行う加熱器、冷却
器、温度検出器等からなるBR温調用空気温度調整機構
101と、このBR温調用空気温度調整機構101を制
御するBR温調制御装置102等から構成されている。
【0040】また、図5に示すように、露光装置200
には、ウエハWの温調を行うための機構として、例え
ば、ウエハWを載置可能とされた温調プレート201が
設けられており、この温調プレート201は、加熱器、
冷却器等によって温調を行う温調部202aと温度検出
器等からなる温度検出部202bとを有する露光装置基
板温度調整機構202、この露光装置基板温度調整機構
202を制御する露光装置温度制御装置203等を具備
している。
【0041】そして、前述したBR温調制御装置102
は、露光装置基板温度調整機構202の温度検出部20
2bの温度検出信号又は、露光装置温度制御装置203
から露光装置基板温度調整機構202に発せられる制御
信号を入力し、その信号の傾向により、BR温調用空気
温度調整機構101に対する制御信号を調整するよう構
成されている。
【0042】すなわち、通常、BR温調制御装置102
において設定されるウエハWの制御目標温度は、露光装
置温度制御装置203における制御目標温度と同一の温
度に設定される。
【0043】しかしながら、例えば温度制御特性の相違
や、バッファカセットBRにおける温調の後のウエハW
搬送工程の影響等により、バッファカセットBRにおけ
る温調の後、露光装置200の温調プレート201にお
いて、例えば更にウエハWを主として、加熱方向に制御
するようになる場合と、冷却方向に制御するようになる
場合とが生じる。
【0044】このため、例えば、露光装置200の温調
プレート201において、ウエハWを主として、加熱方
向に制御するようになる場合は、バッファカセットBR
における温調の温度設定を、若干上昇させ、一方、露光
装置200の温調プレート201において、ウエハWを
主として、冷却方向に制御するようになる場合は、バッ
ファカセットBRにおける温調の温度設定を、若干下降
させるように、BR温調制御装置102において、BR
温調用空気温度調整機構101に対する制御信号を調整
する。なお、このような調整は後述する補償回路によっ
て行うことも可能である(図12参照)。
【0045】以上のようなバッファカセットBRにおけ
るウエハWの温調を行うことにより、露光装置200の
温調プレート201におけるウエハWの温調を、より短
時間に、かつ、正確に行うことができる。
【0046】また、図1に示すように、インターフェー
ス部12の背面部には周辺露光装置23が配設されてい
る。
【0047】図1に示すように、インターフェース部1
2の中央部には、基板搬送装置24が配設されている。
この基板搬送装置24は、X方向、Z方向に移動して両
カセットCR、BRおよび周辺露光装置23にアクセス
する。
【0048】また、基板搬送装置24は、θ方向にも回
転自在であり、処理ステーション11側の第4の処理ユ
ニット群Gの多段ユニットに配設されたイクステンシ
ョンユニット(EXT)や、隣接する露光装置200側
のウエハ受渡し台(図示せず)にもアクセスできる。
【0049】ここで、基板搬送装置24として、処理ス
テーション11に設けられた主ウエハ搬送機構22と同
様な搬送機構を設け、第4の処理ユニット群Gの多段
ユニットに、インターフェース部12側からアクセスで
きるようにすれば、主ウエハ搬送機構22の負担を軽減
することができ、ウエハWの搬送能力の向上による処理
の迅速化を図ることもできる。
【0050】また塗布現像処理システム100では、既
述の如く主ウエハ搬送機構22の背面側にも図5中破線
で示した第5の処理ユニット群Gの多段ユニットを配
置できるが、この第5の処理ユニット群Gの多段ユニ
ットは、案内レール25に沿ってY方向へ移動可能であ
る。従って、この第5の処理ユニット群Gの多段ユニ
ットを図示の如く設けた場合でも、前記案内レール25
に沿って移動することにより、空間部が確保されるの
で、主ウエハ搬送機構22に対して背後からメンテナン
ス作業が容易に行える。
【0051】次に、この塗布現像処理システム100に
よるウエハWの処理の流れについて説明する。
【0052】まずカセットステーション10において、
ウエハ搬送体21がカセット載置台20上の処理前のウ
エハWを収容しているカセットCRにアクセスして、そ
のカセットCRから1枚のウエハWを取り出す。その
後、ウエハ搬送体21は、第3の処理ユニット群G
アライメントユニット(ALIM)等を介して処理ステ
ーション11側の主ウエハ搬送機構22にウエハWを受
け渡す。
【0053】主ウエハ搬送機構22は、上記アライメン
トユニット(ALIM)にてオリフラ合わせ及びセンタ
リングが完了したウエハWを取り出し、第3の処理ユニ
ット群Gのアドヒージョンユニット(AD)にウエハ
Wを搬入して疎水化処理を行う。
【0054】疎水化処理を終えたウエハWは、その後主
ウエハ搬送機構22によって所定のプリベーキングユニ
ット(PREBAKE)に搬入されてベーキングされた
後、所定のクーリングユニット(COL)に搬入され
る。このクーリングユニット(COL)内でウエハWは
レジスト塗布処理前の設定温度例えば23℃まで冷却さ
れる。
【0055】冷却処理が終了すると、ウエハWは主ウエ
ハ搬送機構22によって所定のレジスト塗布ユニット
(COT)へ搬入され、このレジスト塗布ユニット(C
OT)内でウエハW表面へのレジスト塗布が行われる。
【0056】レジスト塗布処理が終了すると、主ウエハ
搬送機構22はウエハWをレジスト塗布ユニット(CO
T)から取り出し、再び所定のプリベーキングユニット
(PREBAKE)内へ搬入する。ウエハWはここで所
定温度例えば100℃で所定時間加熱され、これにより
ウエハW上の塗布膜から残存溶剤が蒸発除去される。
【0057】この後、ウエハWは主ウエハ搬送機構22
によってイクステンション・クーリングユニット(EX
TCOL)へ搬入される。ここで、ウエハWは、次工程
つまり周辺露光装置23による周辺露光処理に適した温
度例えば24℃まで冷却される。
【0058】この後、インターフェース部12に設けら
れた前述した基板搬送装置24がイクステンション・ク
ーリングユニット(EXTCOL)からウエハWを取り
出すことによって、ウエハWが基板搬送装置24に受け
渡される。
【0059】次に、基板搬送装置24は当該ウエハWを
インターフェース部12内の周辺露光装置23へ搬入す
る。ここで、ウエハWはその周縁部に露光処理を受け
る。
【0060】周辺露光処理が終了すると、基板搬送装置
24は、ウエハWを周辺露光装置23から搬出し、隣接
する露光装置200側のウエハ受取り台(図示せず)へ
移送する。この場合、ウエハWは、露光装置200へ渡
される前に、必要に応じてバッファカセットBRに一時
的に格納される。
【0061】そして、バッファカセットBRに一時的に
格納されたウエハWは、前述したとおり、露光装置20
0における温調の状態を参照して、温調される。
【0062】したがって、高精度なウエハWの温調を必
要とする露光装置200側において、ウエハWの温調を
より短時間に、正確に行うことが可能となる。
【0063】上述したように、ウエハWが露光装置20
0に受け渡された後、露光装置200により、レティク
ルを用いた露光が行われる。露光装置200でのウエハ
W全面への露光処理が完了すると、ウエハWは、再度イ
ンターフェース部12の基板搬送装置24に受け渡され
る。
【0064】そして、ウエハWは、さらに基板搬送装置
24から処理ステーション11側へ受け渡される。なお
この場合、ウエハWを、処理ステーション11側へ渡さ
れる前に、必要に応じてインターフェース部12内のバ
ッファカセットBRに一時的に格納するようにしてもよ
い。
【0065】この後、処理ステーション11の主ウエハ
搬送機構22は、受け取ったウエハWを所定のポストベ
ーキングユニット(POBAKE)に搬入する。このポ
ストベーキングユニット(POBAKE)において、ウ
エハWは熱板上に載置されて所定時間ベーク処理され
る。
【0066】この後、ベーキングされたウエハWは主ウ
エハ搬送機構22によっていずれかのクーリングユニッ
ト(COL)に搬入され、このクーリングユニット(C
OL)内でウエハWは常温に戻される。続いて、ウエハ
Wは主ウエハ搬送機構22によって所定の現像ユニット
(DEV)に搬入される。
【0067】この現像ユニット(DEV)内では、ウエ
ハWはスピンチャックの上に載せられ、例えばスプレー
方式により、ウエハW表面のレジストに現像液が均一に
かけられて現像が行われる。そして現像後、ウエハW表
面にリンス液がかけられ、現像液の洗い落しが行われ、
この後ウエハWが高速回転されて乾燥が行われる。
【0068】この後、主ウエハ搬送機構22は、ウエハ
Wを現像ユニット(DEV)から搬出して、次に所定の
ポストベーキングユニット(POBAKE)ヘウエハW
を再び搬入する。このポストベーキングユニット(PO
BAKE)において、ウエハWは例えば100℃で所定
時間だけ加熱され、これによって、現像で膨潤したレジ
ストが硬化し、耐薬品性が向上する。
【0069】ポストベーキングが終了すると、主ウエハ
搬送機構22はウエハWをポストベーキングユニットか
ら搬出し、次に所定のクーリングユニット(COL)ヘ
ウエハWを搬入して冷却処理が行われる。
【0070】ウエハWが常温に戻った後、主ウエハ搬送
機構22は、ウエハWをカセットステーション10側に
受け渡し、カセットステーション10側のウエハ搬送体
21は、受け取ったウエハWをカセット載置台20上の
処理済みウエハ収容用のカセットCRの所定のウエハ収
容溝に入れる。
【0071】図6は、他の実施形態の構成を示すもの
で、この実施形態では、インターフェース部12内に、
露光装置200との間でウエハWの受け渡しを行うため
の受け渡しステージとして、入口側受け渡しステージ2
8、出口側受け渡しステージ29が設けられている。
【0072】そして、基板搬送装置24によって、ウエ
ハWを入口側受け渡しステージ28に載置し、図示しな
い露光装置200側の搬送機構により、この入口側受け
渡しステージ28上のウエハWを受け取ることによっ
て、ウエハWを露光装置200に受け渡し、逆の手順
で、出口側受け渡しステージ29を介して露光装置20
0から塗布現像処理システム100へウエハWを受け渡
す構成となっている。
【0073】また、ウエハWを露光装置200側に受け
渡すための入口側受け渡しステージ28には、ウエハW
を温調するための温度調整手段が設けられている。この
温度調整手段は、図7に示すように、入口側受け渡しス
テージ28の加熱および冷却を行う加熱器、冷却器、温
度検出器等からなるステージ温度調整機構111と、こ
のステージ温度調整機構111を制御するステージ温調
制御装置112等から構成されている。
【0074】そして、ステージ温調制御装置112は、
前述したBR温調制御装置102と同様に、露光装置基
板温度調整機構202の温度検出部202bの温度検出
信号又は、露光装置温度制御装置203から露光装置基
板温度調整機構202に発せられる制御信号を入力し、
その信号の傾向により、ステージ温度調整機構111に
対する制御信号を調整するよう構成されている。
【0075】すなわち、前述したとおり、例えば、露光
装置200の温調プレート201において、ウエハWを
主として、加熱方向に制御するようになる場合は、温度
設定を、若干上昇させ、一方、露光装置200の温調プ
レート201において、ウエハWを主として、冷却方向
に制御するようになる場合は、温度設定を、若干下降さ
せるように、ステージ温調制御装置112において、ス
テージ温度調整機構111に対する制御信号を調整す
る。
【0076】以上のような入口側受け渡しステージ28
におけるウエハWの温調を行うことにより、露光装置2
00にウエハWを受け渡しする部位において、露光装置
200にウエハWを受け渡しする直前までウエハWの温
調を行うことができ、さらに、前述したとおり、露光装
置200におけるウエハWの温調の状態を参照して温調
を行っているため、露光装置200の温調プレート20
1におけるウエハWの温調を、より短時間に、かつ、正
確に行うことができる。
【0077】なお、この場合、前述した実施形態におけ
るバッファカセットBRにおける温調と伴用し、バッフ
ァカセットBRにおけるウエハWの温調と入口側受け渡
しステージ28におけるウエハWの温調の双方を行うよ
うにして、さらに効率よく、正確な温調を行えるように
することもできる。
【0078】また、この実施形態においては、図6に示
すように、インターフェース部12内に、周辺露光装置
を配置しない構成となっており、このため、インターフ
ェース部12のX方向の長さが前述した図1の構成の場
合に比べて短くなっている。このため、露光装置200
に対するメンテナンス等の際のアクセスを容易に行え
る。
【0079】特に、露光装置200においては、露光ス
テージに対するメンテナンス等を頻繁に行う必要があ
り、このため、従来においては、塗布現像処理システム
100のインターフェース部12を前方に引き出す等し
て、露光装置200の塗布現像処理システム100側か
ら、その内部の露光ステージにアクセスする等の必要が
あったが、図6に示す構成の場合、インターフェース部
12のX方向の長さが短くなっているので、インターフ
ェース部12を引き出すことなく、背面側から露光装置
200の側面(塗布現像処理システム100側)に対し
て容易にアクセスすることができる。
【0080】上記構成の場合、周辺露光装置は、前述し
た処理ステーション11の中の処理ユニット群のいずれ
かの部位に配置する。
【0081】以上のとおり、上述した各実施形態によれ
ば、バッファカセットBR、または露光装置200にウ
エハWを受け渡しする部位である入口側受け渡しステー
ジ28、あるいはこれら双方において、露光装置200
におけるウエハWの温調の状態を参照して温調を行って
いるため、露光装置200の温調プレート201におけ
るウエハWの温調を、より短時間に、かつ、正確に行う
ことができる。
【0082】したがって正確な回路パターンの転写を行
うことができるとともに、処理の高速化によるスループ
ットの向上を図ることができる。
【0083】次に本発明の別の実施形態を説明する。
【0084】図6に示した実施形態では、インターフェ
ース部12内に、入口側受け渡しステージ28、出口側
受け渡しステージ29を設けていたが、本実施形態で
は、図8及び図9に示すように示すように、これらのス
テージをそれぞれ多段に構成した入口側受け渡し収容部
401、出口側受け渡し収容部402としている。入口
側受け渡し収容部401には、露光装置200へ受け渡
されるウエハWが収容される。出口側受け渡し収容部4
02には、露光装置200から受け渡されたウエハWが
収容される。
【0085】入口側受け渡し収容部401及び出口側受
け渡し収容部402はカバー403により覆われてい
る。また、カバー403のインターフェース部12側に
は、基板搬送装置24が入口側受け渡し収容部401及
び出口側受け渡し収容部402に収容されたウエハWに
対してアクセスができるように開口部404、405が
それぞれ設けられている。また、カバー403の露光装
置200側には、露光装置200の搬送アーム367が
入口側受け渡し収容部401及び出口側受け渡し収容部
402に収容されたウエハWに対してアクセスができる
ように開口部406、407がそれぞれ設けられてい
る。各開口部404〜407には、駆動機構408によ
り開閉される扉409が設けられている。この扉409
は、ウエハWが入口側受け渡し収容部401または出口
側受け渡し収容部402に搬入出される際に開き、それ
以外の時には閉じている。
【0086】またカバー403内は仕切板412により
2つの第1及び第2の室413、414に区切られてお
り、第1の室413には入口側受け渡し収容部401が
配置され、第2の室414には出口側受け渡し収容部4
02が配置されている。
【0087】図8において符号710は第1及び第2の
室413、414に温度調整された清浄気体を供給する
気体供給部である。そして、本実施形態では、気体供給
部710から供給された清浄気体は出口側受け渡し収容
部402が配置された第2の室414の上部より第2の
室414に直接供給されるが、第1の室413に対して
は入口側受け渡し収容部401が配置された第1の室4
13の上部より温度調整装置611を介して供給される
ようになっている。
【0088】また第1の室413の下部には排気口41
5が設けられ、第2の室414の下部には排気口416
が設けられている。排気口415、416には排気装置
417が接続され、排気装置417によって第1及び第
2の室413,414内が排気されるようになってい
る。
【0089】本実施形態では、図6に示したインターフ
ェース部12内の入口側受け渡しステージ28、出口側
受け渡しステージ29に代えてこれらのステージをそれ
ぞれ多段に構成した入口側受け渡し収容部401、出口
側受け渡し収容部402としたことで、インターフェー
ス部12内にバッファカセットBRを設けることを不要
としている。これにより、装置の小型化を図ることがで
き、また作業員による装置内部へのアクセスが容易とな
り、メンテナンス等が容易となる。
【0090】また、カバー403の各開口部404〜4
07に扉409を設け、ウエハWが入口側受け渡し収容
部401または出口側受け渡し収容部402に搬入出さ
れる際以外の時には扉409を閉じるようにすること
で、露光装置200側にパーティクルが流出することを
防止できる。
【0091】更に、現像処理ユニット(DEV)に比べ
て露光装置200の温度調整がより精密さが要求され
る。そこで、本実施形態では、上記のように露光前のウ
エハWが収容される第1の室413へは温度調整装置6
11によってより正確に温度調整された清浄気体を供給
することによって、露光装置200における露光処理を
より精密にかつ短時間で行うことが可能となる。
【0092】図10は図8及び図9に示した実施形態の
変形例の説明図である。図10に示す実施形態では、カ
バー503の各開口部504〜507を少なくともウエ
ハWを1枚出し入れできる大きさにすると共に、入口側
受け渡し収容部501及び出口側受け渡し収容部502
を昇降する昇降機構520、521を例えば入口側受け
渡し収容部501及び出口側受け渡し収容部502の下
部にそれぞれ設けている。そして、昇降機構520、5
21の昇降動作によって、入口側受け渡し収容部501
及び出口側受け渡し収容部502おける受け渡しが必要
な部位を開口部504〜507に合わせるようにしてい
る。
【0093】本実施形態では、開口部504〜507が
非常に小さくなるので、露光装置200側にパーティク
ルが流出することを更に強力に防止できる。
【0094】次に更に別の実施形態を説明する。図11
はこの実施形態に係るバッファカセットBRの説明図で
ある。
【0095】図11に示すように、このバッファカセッ
トBRはその内部が仕切り板701によって上段室70
2と下段室703とに区切られている。上段室702に
は、露光装置200へ受け渡されるウエハWが収容され
る。下段室703には、露光装置200から受け渡され
たウエハWが収容される。
【0096】符号704は上段室702及び下段室70
3に温度調整された清浄気体を供給する気体供給部であ
る。そして、本実施形態では、気体供給部704から供
給された清浄気体は露光装置200から受け渡されたウ
エハWが収容される下段室703に直接供給されるが、
露光装置200へ受け渡されるウエハWが収容される上
段室702に対しては温度調整装置705を介して供給
されるようになっている。
【0097】本実施形態においても、露光装置200に
おける露光処理をより精密にかつ短時間で行うことが可
能となる。
【0098】なお、図5に示した実施形態では、露光装
置200側の検出信号を直接塗布現像処理システム10
0側に送っていたが、図12に示すように露光装置20
0側の検出信号を補償する補償回路901を介して塗布
現像処理システム100側へ送るようにしてもよい。こ
の補償回路901は露光装置200側の検出信号を塗布
現像処理システム100側での温度調整に適合するよう
に補償するものである。
【0099】このように補償回路を設けることによって
例えば従来構成の露光装置であっても塗布現像処理シス
テム100側において本発明に係る技術を実現すること
が可能となる。
【0100】また露光装置200側から検出信号が出力
されないような場合には、例えば図13に示すように塗
布現像処理システム100の露光装置200側に、露光
装置200に向けて突出する温度検出機構910を設け
てもよい。例えば温度検出機構910の先端には温度検
出部が設けられており、塗布現像処理システム100と
露光装置200とが接続されると、温度検出機構910
が露光装置200内の温度を測定することが可能となっ
ている。そして、温度検出機構910により検出された
結果に基づきカセットバッファやステージの温度制御を
行う。
【0101】本発明は基板としてはウエハに限らず、フ
ォトリソグラフィ技術が適用される基板であれば如何な
る基板でもよく、例えば液晶ディスプレイ用のガラス基
板であってもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光装置において基板をより正確に、短時間に温調する
ことが可能となり、正確な回路パターンの転写を行うこ
とができるとともに、処理の高速化によるスループット
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る塗布現像処理システ
ムの平面図である。
【図2】図1に示した塗布現像処理システムの正面図で
ある。
【図3】図1に示した塗布現像処理システムの背面図で
ある。
【図4】図1に示したバッファカセットの断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態に係る温度調整手段の説明
図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る塗布現像処理シス
テムの平面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る温度調整手段の説
明図である。
【図8】本発明のまた別の実施形態に係るステージの側
面図である。
【図9】図8に示したステージの正面図である。
【図10】図8及び図9に示した実施形態の変形例に係
るステージの側面図である。
【図11】本発明の更に別の実施形態に係るバッファカ
セットの説明図である。
【図12】図5に示した実施形態の変形例の説明図であ
る。
【図13】更に別の変形例の説明図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(基板) BR バッファカセット 100 塗布現像システム 200 露光装置 11 処理ステーション 12 インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 和彦 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 (72)発明者 山口 忠之 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジストが塗布された基板を温度調整し
    つつ露光する露光装置に接続される基板処理装置におい
    て、 前記基板にレジストを塗布する塗布部と、 露光後の基板を現像処理する現像部と、 前記塗布部及び前記現像部と前記露光装置との間に配置
    され、前記基板処理装置と前記露光装置との間で基板を
    受け渡しするためのインターフェース部と、 前記塗布部と前記現像部とインターフェース部との間で
    基板を搬送するための搬送手段と、 前記インターフェース部内に配置され、前記基板が保持
    される保持部と、 前記露光装置における温度調整に応じて、前記保持部に
    保持された基板を温度調整する温度調整手段とを具備す
    ることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記露光装置が、基板を露光する際の温
    度を検出し、検出結果に応じた信号を出力する温度検出
    部を有し、 前記温度調整手段が、前記温度検出部から出力された信
    号に応じて前記保持部に保持された基板を温度調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 当該基板処理装置が、前記露光装置にお
    いて基板を露光する際の温度を検出し、検出結果に応じ
    た信号を出力する温度検出部を有し、 前記温度調整手段が、前記温度検出部から出力された信
    号に応じて前記保持部に保持された基板を温度調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検出部から出力された信号を前
    記温度調整手段による温度調整に適合するように補償す
    る手段を有し、 前記温度調整手段が、前記補償された信号に応じて前記
    保持部に保持された基板を温度調整することを特徴とす
    る請求項2又は請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部が、複数の前記基板を保持可
    能とされたバッファカセットを有することを特徴とする
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の基板
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記バッファカセットが、複数の前記基
    板を夫々が略平行になるよう載置可能に構成され、 前記温度調整手段が、前記バッファカセットに載置され
    た前記基板の間に当該基板と略平行に温度調整した気体
    を流すことを特徴とする請求項5に記載の基板処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記保持部が、前記基板を前記露光装置
    との間で受け渡しする部位に配置され、前記基板を載置
    可能とされたステージを有する請求項1から請求項4の
    うちいずれかに記載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 前記温度調整手段が、前記ステージを温
    度調整する手段を有することを特徴とする請求項7に記
    載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ステージは、前記露光される前の基
    板が載置される第1の載置部と露光された後の基板が載
    置される第2の載置部とを有することを特徴とする請求
    項7または請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1載置部及び前記第2の載置部
    が、それぞれ、 基板を多段に収容する収容部と、 前記収容部を覆うとともに、前記インターフェース部か
    ら前記収容部に多段に収容された各基板に対してアクセ
    ス可能とする第1の開口部及び前記露光装置から前記収
    容部に多段に収容された各基板に対してアクセス可能と
    する第2の開口部が設けられたカバー部材とを具備する
    ことを特徴とする請求項9に記載の基板処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の開口部に対して開閉可能に
    配置された第1の扉と、 前記第1の扉を開閉する第1の開閉機構と、 前記第2の開口部に対して開閉可能に配置された第2の
    扉と、 前記第2の扉を開閉する第2の開閉機構とを具備するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の基板処理装置。
  12. 【請求項12】 前記カバー部材により覆われた空間を
    排気する排気手段を更に具備することを特徴とする請求
    項10または請求項11に記載の基板処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第1載置部及び前記第2の載置部
    が、それぞれ、 基板を多段に収容する収容部と、 前記収容部を覆うとともに、前記インターフェース部か
    ら前記収容部に多段に収容された少なくとも1枚の基板
    に対してアクセス可能とする第1の開口部及び前記露光
    装置から前記収容部に多段に収容された少なくとも1枚
    の基板に対してアクセス可能とする第2の開口部が設け
    られたカバー部材と、 前記収容部を昇降する昇降機構とを具備することを特徴
    とする請求項9に記載の基板処理装置。
  14. 【請求項14】 レジストが塗布された基板を温度調整
    しつつ露光する露光装置に接続される基板処理装置にお
    いて、 前記基板にレジストを塗布する塗布部と、 露光後の基板を現像処理する現像部と、 前記塗布部及び前記現像部と前記露光装置との間に配置
    され、前記基板処理装置と前記露光装置との間で基板を
    受け渡しするためのインターフェース部と、 前記塗布部と前記現像部とインターフェース部との間で
    基板を搬送するための搬送手段と、 前記インターフェース部内に配置され、前記露光される
    前の基板が保持される第1の保持部と、 前記インターフェース部内に配置され、露光された後の
    基板が保持される第2の保持部と、 前記第1及び第2の保持部に対して温度調整された気体
    を供給する気体供給部と、 前記第1の保持部と前記気体供給部との間に介挿され、
    前記気体供給部から供給される気体を更に温度調整する
    温度調整部とを具備することを特徴とする基板処理装
    置。
  15. 【請求項15】 レジストが塗布された基板を温度調整
    しつつ露光する露光装置と、 前記基板にレジストを塗布する塗布部と、 露光後の基板を現像処理する現像部と、 前記塗布部及び前記現像部と前記露光装置との間に配置
    され、前記基板処理装置と前記露光装置との間で基板を
    受け渡しするためのインターフェース部と、 前記塗布部と前記現像部とインターフェース部との間で
    基板を搬送するための搬送手段と、 前記インターフェース部内に配置され、前記基板が保持
    される保持部と、 前記露光装置における温度調整に応じて、前記保持部に
    保持された基板を温度調整する温度調整手段とを具備す
    ることを特徴とする基板処理装置。
  16. 【請求項16】 レジストが塗布された基板を温度調整
    しつつ露光する露光装置と、 前記基板にレジストを塗布する塗布部と、 露光後の基板を現像処理する現像部と、 前記塗布部及び前記現像部と前記露光装置との間に配置
    され、前記基板処理装置と前記露光装置との間で基板を
    受け渡しするためのインターフェース部と、 前記塗布部と前記現像部とインターフェース部との間で
    基板を搬送するための搬送手段と、 前記インターフェース部内に配置され、前記露光される
    前の基板が保持される第1の保持部と、 前記インターフェース部内に配置され、露光された後の
    基板が保持される第2の保持部と、 前記第1及び第2の保持部に対して温度調整された気体
    を供給する気体供給部と、 前記第1の保持部と前記気体供給部との間に介挿され、
    前記気体供給部から供給される気体を更に温度調整する
    温度調整部とを具備することを特徴とする基板処理装
    置。
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