JP2000090894A - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JP2000090894A JP10258376A JP25837698A JP2000090894A JP 2000090894 A JP2000090894 A JP 2000090894A JP 10258376 A JP10258376 A JP 10258376A JP 25837698 A JP25837698 A JP 25837698A JP 2000090894 A JP2000090894 A JP 2000090894A
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克巳 高津
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茂 梶原
Ryoichi Kaiwa
良一 貝和
Tetsuo Hirabayashi
哲生 平林
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池パックを機器に電気接続する外部出力端
子及び検査用端子を、その強度及び位置精度よく取り付
けた電池パックを提供する。 【解決手段】 パックケース2の上ケース2aと下ケー
ス2bとの間に電池3及び電池保護装置8を収容して電
池パック1を構成する。外部出力端子6a〜6cは下ケ
ース2bに圧入され、テスト端子24a、24bをテス
ト端子窓29a、29bに嵌入させて位置決めした電池
保護装置8と前記外部出力端子6a〜6cとを接合する
ことにより、各構成要素が位置決め固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やモバ
イルコンピュータ等の携帯情報機器の電池電源として用
いられる電池パックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13(a)は、従来の携帯電話機の電
池パックの内部構成を示すもので、パックケース50内
にリチウムイオン二次電池として構成された電池51を
収容すると共に、この電池51を過充電や過放電等から
保護するための電池保護装置52を備えて構成されてい
る。この電池51は、発電要素を収容した電池缶61が
負極端子、電池缶を封口した封口板62に正極端子を設
けて構成されている。従って、負極端子及び正極端子と
電池保護装置52との間は、図示するように正極接続リ
ード53、負極接続リード54により電気的な接続がな
される。また、正極接続リード53及び負極接続リード
54は電池51上に電池保護装置52を保持する支持部
材としての機能を担っている。前記正極接続リード53
は、その一端が電池51の正極端子にスポット溶接さ
れ、負極端子である電池缶61との間の絶縁を確保する
ため電池缶61上に貼着された絶縁シート55上を延長
して、その他端を保護回路が形成された回路基板56に
ハンダ付けされている。負極接続リード54は、その一
端が電池缶61にスポット溶接され、他端が前記回路基
板56にハンダ付けされている。
【0003】前記電池保護装置52は、過放電や過充電
あるいは短絡等から電池51を保護するために設けられ
ているもので、電池51は電池保護装置52を介して外
部出力端子57a〜57dに接続される。また、電池保
護のための回路を形成した回路基板56に、外部出力端
子57a〜57d及びテスト端子58が取り付けられた
端子支持板59の外部出力端子57a〜57d及びテス
ト端子58をハンダ付けすることにより、回路基板56
と端子支持板59とを一体化して電池保護装置52が構
成される。
【0004】図13(b)は、電池51及び電池保護装
置52の反対面の構成を示している。外部出力端子57
a〜57dには、電池パックを携帯電話機に装着したと
き、携帯電話機に設けられた接続プローブが接触して電
池パックの携帯電話機に対する電気的接続がなされる。
テスト端子58は、その延長端が電池缶61との絶縁を
確保する絶縁シート60上に配置され、電池缶61に一
端がスポット溶接されたテスト片62と共にパックケー
ス50に設けられた開口孔から露出して、電池保護装置
52の動作テストに用いられる。動作テストの終了後に
前記開口孔は被覆シートにより閉じられる。電池51と
電池保護装置52とは、図示するように一体的に形成さ
れて図13(a)に示すようにパックケース50内に収
容され、図示しない蓋ケースにより閉じられて電池パッ
ク49として完成される。
【0005】上記構成になる電池パック49は、図14
に携帯電話機の電池装着位置の断面として示すように携
帯電話機70に装填される。このとき、電池パック49
と携帯電話機70との電気的接続は、電池パック49に
設けられた各外部出力端子57a〜57dそれぞれに携
帯電話機70側の複数の接続プローブが圧接することに
よりなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成になる電
池パック49の外部出力端子57a〜57dは、電池5
1に固定された正極接続リード53、負極接続リード5
4により支持された回路基板56に外部出力端子57a
〜57dがハンダ付けされることにより連結された端子
支持板59に固定され、パックケース50に固定された
状態にないので、外部出力端子57a〜57dをパック
ケース50の所定位置に位置決めして接触面をケース外
に露出させる必要がある。そのために、従来構成におい
ては、図13(b)に示したように、電池51と電池保
護装置52とを一体的に構成したものをパックケース5
0に収容したとき、図15に外部出力端子57bの断面
で示すように、前記端子支持板59に支持脚59aを設
けて、その先端がパックケース50の蓋ケース50aに
当接させると共に、パックケース50に設けられた端子
窓65の縁部に形成された支持突起64が外部出力端子
57bの段差部分に当接するようにして、外部出力端子
57bのパックケース50上での位置決めを行ってい
る。しかしながら、各外部出力端子57a〜57dはパ
ックケース50に固定された状態にないので、矢印方向
から各外部出力端子57a〜57dに圧接する接続プロ
ーブに対する接触状態は不安定なものとなる。
【0007】本発明が目的とするところは、電池パック
のパックケースから外部に露出される端子をパックケー
スの所定位置に固定できるようにして、装填する機器と
の装着性を向上させた電池パックを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の第1発明は、偏平形状に形成された二次電池
と、この二次電池を保護するために保護回路を形成した
回路基板及びPTC素子を備えて構成された電池保護装
置とを、収容容器となる下ケースと、この下ケースの開
口側を閉じる蓋体をなす上ケースとを接合して偏平形状
に形成されるパックケース内に収容し、前記二次電池か
ら引き出された正極リード及び負極リードを前記電池保
護装置を介してパックケースに取り付けられた複数の外
部出力端子に接続してなる電池パックにおいて、前記外
部出力端子が、短冊状に形成された金属板をコの字状に
折り曲げて形成されてなり、前記下ケースに形成された
一対のスリット孔に両先端部から圧入することにより、
所定部位が下ケースの表面上に露出し、両先端部が下ケ
ース内に嵌入された状態に下ケースに取り付けられ、先
端部を前記電池保護装置に接続することにより、前記所
定部位が当該電池パックを装填する機器との外部接点と
なるように構成されてなることを特徴とする。
【0009】この構成によれば、外部出力端子は下ケー
スに圧入することにより固定され、更にその先端部は下
ケース内に配設された電池保護装置に接続されるので、
安定した状態に位置決め固定される。電池パックは機器
側に下ケースを位置決めして装填されるので、この下ケ
ースの所定位置に固定された外部出力端子は機器側の接
続プローブと確実に接触して接触抵抗の少ない安定した
電気接続がなされる。
【0010】また、本願の第2発明は、偏平形状に形成
された二次電池と、この二次電池を保護するために保護
回路を形成した回路基板及びPTC素子を備えて構成さ
れた電池保護装置とを、収容容器となる下ケースと、こ
の下ケースの開口側を閉じる蓋体をなす上ケースとを接
合して偏平形状に形成されるパックケース内に収容し、
前記二次電池から引き出された正極リード及び負極リー
ドを前記電池保護装置を介してパックケースに取り付け
られた複数の外部出力端子に接続してなる電池パックに
おいて、前記電池保護装置に設けられた一対のリード端
子の一端を下ケースに形成された一対の開口部にそれぞ
れ嵌入させることにより、電池保護装置が下ケースの所
定位置に位置決めされ、下ケースに取り付けられた複数
の外部出力端子と電池保護装置とを接合することによ
り、電池保護装置が下ケース内に保持されるように構成
されてなることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、電池保護装置は、それ
に設けられた一対のリード端子をこれに対応する開口部
に嵌入させることにより、下ケースの所定位置に位置決
めされ、外部出力端子に対する位置決めもなされるの
で、外部出力端子と接合して電池保護装置を下ケースの
所定位置に取り付けることができる。従って、位置決め
のために治具等を用いることなく取り付けがなされるの
で、組み立て作業を簡易に効率よく行うことができる。
【0012】上記構成は、一対の開口穴に嵌入させた各
リード端子の一端が、当該電池パックの電気検査用の端
子となるように構成することにより、検査用端子の配設
により電池保護装置が位置決めされる一石二鳥の効果を
得ることができる。
【0013】上記各構成における回路基板上に複数の外
部出力端子の配列間隔に対応させて接続ランドを形成
し、外部出力端子と回路基板との間を直接接続するよう
に構成することにより、接続のための配線が不要とな
り、電池保護装置を所定位置に固定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0015】本実施形態に係る電池パックは、携帯電話
機の電池電源として構成した例を示すものである。
【0016】図1は、実施形態に係る電池パックの構成
を分解して示すもので、電池パック1は、上ケース2a
と下ケース2bとからなるパックケース2内にリチウム
ポリマー二次電池として構成された電池3、この電池3
を保護する保護回路を構成したセーフティユニット(以
下、SU)4及び臨界温度抵抗素子であるPTC5を備
えて構成された電池保護装置8を収容し、電池パック1
を携帯電話機に電気接続するための外部出力端子6a、
6b、6cを備えて構成されている。
【0017】この電池パック1は、携帯電話機に着脱自
在に装填できるように構成されており、パックケース2
を構成する上ケース2aは携帯電話機の外装ケースの一
部を構成する。従って、上ケース2aは機器外装として
の強度と美観を呈するように形成される。この上ケース
2a及び下ケース2bは樹脂成形により形成され、電池
3及び電池保護装置8を収容して両ケース間は超音波接
合により一体化される。
【0018】前記電池3は、図2にその概略構造を示す
ように、シート状に形成された正極板と負極板とをポリ
マー電解質シートを介して複数層に積層して形成された
発電要素10を、ラミネートシートからなる柔軟な外装
ケース11内に収容して構成されている。この外装ケー
ス11は短冊状に切断されたラミネートシートを二つ折
りにして、両サイドの斜線部を溶着シールして袋状に形
成し、この中に発電要素10を収容し、発電要素10を
構成する正極板から正極リード12、負極板から負極リ
ード13を引き出し、リード引き出し辺11bを溶着シ
ールし、外装ケース11内を密閉して形成される。両サ
イドのシール辺11aは、図1に示すように上面側に折
り返して無駄な平面スペースの増加を減少させている。
このように構成された電池3は、従来のリチウムイオン
二次電池等のように正負極板を巻回構造にした構造に比
して薄型の平板状に構成することができ、電池パック1
としても薄く形成できるので、機器の薄型化に寄与でき
るものとなる。
【0019】また、前記電池保護装置8は、充放電を制
御して過放電や過充電から電池3を保護する保護回路を
回路基板14上に構成したSU4及び短絡等による過大
な放電電流から電池3を保護するためのPTC素子5を
備えて構成され、図示するように組み立てられた状態で
供給される。この電池保護装置8は、図3に示すよう
に、下ケース2bの所定位置に回路基板14及びPTC
素子5の板面方向を電池3の平板面と平行にして装着さ
れる。この電池保護装置8が下ケース2bに装着された
後、図4に示すように、電池3を下ケース2b内に収容
して、電池3から引き出された正極リード30及び負極
リード33と電池保護装置8とを接続した後、上ケース
2aを下ケース2bに接合して電池パック1が完成され
る。
【0020】上記電池保護装置8、電池3及び外部出力
端子6a〜6cを下ケース2b内に配設する手順は、以
下に説明するように実施される。
【0021】図1に示すように、下ケース2bの側面か
ら裏面側にかけた90度方向に、端子装着部19a、1
9b、19cがそれぞれ凹部として形成されており、こ
の凹部の底面には、図5に示すように、上下2か所にス
リット状の端子挿入孔(スリット孔)22が形成されて
いる。この端子挿入孔22に、図1に示すように、コの
字状に形成された各外部出力端子6a、6b、6cを、
それぞれの両先端部から圧入する。正極端子となる外部
出力端子6aは、その先端部の一方が特に長く形成され
ているので、下ケース2bに装着されたとき、下ケース
2bに形成された接合穴23の上に挿入先端が位置し、
接合穴23から挿入先端が覗くようになる。この接合穴
23上の挿入先端に図1に示す正極接続リード30の端
部を重ね合わせ、スポット溶接により両者を接合する。
図6は、外部出力端子6aの装着状態を示す断面図で、
外部出力端子6aの挿入先端の上に正極接続リード30
の端部が載置され、上下矢印で示すように溶接電極の一
方を前記接合穴23から挿入して外部出力端子6aの挿
入先端に当て、他方を前記正極接続リード30に当てて
スポット溶接がなされ、両者は接合される。
【0022】外部出力端子6a〜6cは、上下の端子挿
入孔22、22から圧入されて下ケース2bに嵌合する
と共に、下ケース2b内に配設される各構成要素に接合
されるので確実な取付け構造となる。また、図6に示す
ように、端子装着部19a〜19cの底面に密着した状
態に装着されるので、電池パック1を携帯電話機に装填
したときに電気的接続のために圧接される接続プローブ
44からの加圧を受けても確実な接続状態が得られ、接
触抵抗の少ない電気的接続がなされる。
【0023】次に、図3に示すように、電池保護装置8
に設けられた一対のテスト端子(リード端子)24a、
24bを下ケース2bに形成された一対のテスト端子窓
29a、29bに嵌入することにより位置決めして、電
池保護装置8を下ケース2bの端部に配設する。図7
は、前記テスト端子24bの配設状態を示す断面図で、
テスト端子24bの先端をコの字状に折り曲げた部分を
テスト端子窓29bの一辺に嵌入して位置決めすると同
時に先端を下ケース2bに固定している。このテスト端
子24a、24bの先端は、テスト端子窓29a、29
bを通して外部から覗く位置にあるので、電池パック1
完成後の製造検査時に検査プローブ43を当接させて電
気的な検査の用に供される。また、テスト端子24bの
基部はPTC素子5との接続部を形成し、更に直角方向
に延長された部分は電池3の負極リード13との接合部
となる負極接続リード33に形成されている。
【0024】電池保護装置8が下ケース2bに位置決め
されると、図8に示すように、SU4を構成した回路基
板14は、下ケース2bに装着された各外部出力端子6
a、6b、6cの下に配置され、回路基板14に形成さ
れたハンダ付けランド31a、31b、31c上にそれ
ぞれ外部出力端子6a、6b、6cが当接した状態にな
る。この各ハンダ付けランド31a、31b、31cに
それぞれ外部出力端子6a、6b、6cをハンダ付けす
ることにより端子接続がなされると同時に、外部出力端
子6a〜6c及び電池保護装置8が下ケース2b上に位
置固定された状態となる。外部出力端子6a〜6cがハ
ンダ付けされた回路基板14のハンダ付け面は、絶縁素
材によりオーバーコートして電気的絶縁性を確保すると
共に、電池3から電解液が漏出したような場合に液絡や
腐食が生じるのを防止している。
【0025】図8(b)に示すように、回路基板14及
びPTC素子5の板面は、下ケース2bの底面と平行に
配設されているので、電池保護装置8を収容した部分の
厚さ方向のスペースを減少させることができる。更に、
図4に示すように、電池3のリード引き出し辺11bを
電池保護装置8上に収容する厚さ方向のスペースをつく
ることができ、パックケース2内に無駄なスペースをつ
くることなく電池パック1の小型化を向上させている。
また、リード引き出し辺11bが電池保護装置8の上面
を覆うことにより、電池3から引き出された正極リード
12、負極リード13が電池保護装置8に接触すること
を防止している。この電池保護装置8を配設した状態で
は、電池保護装置8に設けられている負極接続リード3
3及び正極接続リード30は下ケース2bの端部に直立
した状態に配置される。
【0026】次に、図4に示すように、電池3をそのリ
ード引き出し辺11bを電池保護装置8側に向けて下ケ
ース2b内に収容する。電池3は、そのリード引き出し
辺11bが電池保護装置8上を覆うように配置され、下
ケース2bに形成された凹部32と位置決め凸部34と
の間で収容位置が位置決めされる。この電池3のリード
引き出し辺11bから引き出された正極リード12は正
極接続リード30に、負極リード13は負極接続リード
33にそれぞれ対面するようになる。この正極リード1
2と正極接続リード30との間、負極リード13と負極
接続リード33との間は、スポット溶接または超音波溶
接により接合される。
【0027】図9は、正極リード12と正極接続リード
30との間の接合を示すもので、正極リード12は厚さ
80μmのアルミニウムで形成されているため、接合が
確実になされるようにするため、正極接続リード30は
アルミニウムとリン青銅とを圧延接合したクラッド材に
より形成されている。前記外部出力端子6a〜6cは外
部接続の接続性を考慮してリン青銅で形成されており、
これと接合する正極接続リード30は同種のリン青銅の
面で対面させてスポット溶接されている。一方、正極リ
ード12との接合は、正極リード12と同種のアルミニ
ウムの面で対面させてスポット溶接により接合する。ま
た、正極接続リード30を銅系金属とし、正極リード1
2と超音波溶接しても良好な接合が得られる。尚、負極
リード13は厚さ80μmの銅で形成されているので、
リン青銅との接合性に問題はなく、従って負極接続リー
ド33はリン青銅で形成してスポット溶接により確実に
接合することができる。
【0028】図9(a)に示すように、正極リード12
と正極接続リード30とが接合された後、図9(b)に
示すように、電池3のリード引き出し辺11b上に折り
曲げられる。負極リード13と負極接続リード33との
接合部位についても同様に折り曲げられる。この折り曲
げられた部分と電池保護装置8との間にはリード引き出
し辺11bがあるので、正極リード12及び負極リード
13が電池保護装置8に接触して異常を生じさせること
はない。また、回路基板14のハンダ付け面は前述した
ようにオーバーコートされているので、絶縁性はより確
実に確保される。
【0029】このように電池3は、その一方の同一辺か
ら正極リード12及び負極リード13が引き出され、こ
のリード引き出し辺側に電池保護装置8が配設されるの
で、電池3と電池保護装置8との間の接続のために従来
構成のようなリードの引回しがなく、外部出力端子6a
〜6c及び電池保護装置8は下ケース2bの所定位置に
固定されるので、パックケース2内に収容される各構成
要素間の接続が堅牢且つ確実になされ、電池パック1と
して携帯機器に用いるための薄型化に加えて堅牢性を備
えたものとなる。
【0030】以上説明した工程により下ケース2b内に
各構成要素が収容された後、下ケース2bに上ケース2
aが超音波溶着により接合され、図10に示すように、
薄型形状の電池パック1に組み立てられる。この組み立
て後にテスト端子窓29a、29bに検査用プローブを
挿入してテスト端子24a、24bにコンタクトし、電
池保護装置8が正常に動作するか否かの検査が実施され
る。検査合格となった電池パック1のテスト端子窓29
a、29b、接合窓23等が設けられた凹部35には目
隠しシートが貼着され、各開口部分は閉じられる。
【0031】図10(a)は電池パック1を下ケース2
b側から見た平面図で、電池3の平板面に対面する面は
薄肉形成されて、電池3が膨張によりその厚さが変化し
た場合に弾性的に変形する弾性変形面15が形成されて
いる。また、この弾性変形面15を取り囲むように突出
形成された外周部16が形成されている。更に、弾性変
形面15は薄肉形成されているので、刃物等による突き
刺しにより電池3が損傷を受けることを防止するため、
弾性変形面15の周辺部分を除いた部分にステンレス薄
板(金属薄板)7が貼着されている。このステンレス薄
板7の角部には、外周部16に当接する突出部7aが形
成され、ステンレス薄板7を弾性変形面15に貼着する
ときの位置決めができるように構成されている。
【0032】尚、このステンレス薄板7は弾性変形面1
5の全面に貼着してもよく、ステンレス薄板7の厚さを
突き刺しに対する強度が得られる最低厚にすれば、変形
量が大きくなる弾性変形面15の周辺部においても弾性
変形面15の変形に追従して変形するので、弾性変形面
15の弾性変形を阻害することはない。
【0033】図11は、図10(a)のA−A線矢視断
面を示し、前記弾性変形面15は本構成においては厚さ
0.22mmに薄肉形成され、この弾性変形面15の周
囲には、所定高さに外周部16が形成されている。この
外周部16の頂部と弾性変形面15に貼着されたステン
レス薄板7の表面との間には段差Hができるように外周
部16の突出高さが形成される。尚、本構成での段差H
は0.4mmに設定されている。
【0034】電池3は、充放電の繰り返しや経年変化に
より電極板が膨張して電池3の厚さが増加する。電池3
の膨張によりその厚さが増加して上ケース2aと下ケー
ス2bとの間の電池収容空間の高さを越えたとき、電池
3の膨張による圧力は薄肉形成されて変形しやすくなっ
ている弾性変形面15を押し出して弾性変形させる。
【0035】極板を積層構造にした電池3の極板の膨張
は電池3全体の厚さ変化として生じるので、弾性変形面
15は電池3と接触する面が平均的に押し上げられ、変
形は図11(b)に示すように、外周部16に接する周
辺部で弾性変形する。本構成におけるリチウムポリマー
二次電池の厚さは3.91mmで、これが充放電を繰り
返した全寿命経過における膨張による厚さは4.31m
mとなり、0.4mmの膨張が生じるデータが取得され
ている。前述したように、弾性変形面15上には外周部
16に囲まれた高さ0.4mmの段差Hによる空間が形
成されているため、電池パック1の全寿命が経過した状
態でも電池パック1の最大厚さに変化は生じない。ま
た、弾性変形面15の表面には、その周囲を残してステ
ンレス薄板7が貼着されていることにより、電池3の平
均的な厚さ変化と相まって周囲の弾性変形により平面状
態を保って均等に外周部16内に膨出する。従って、電
池の膨張で円弧状の膨らみが生じて電池パックとしての
形状に違和感を与えたり、円弧状の膨らみにより機器に
悪影響を与えることはない。
【0036】上記構成になる電池パック1は、図12に
断面図として示すように、携帯電話機9に装填される。
先に図14に示した従来構成になる電池パックに比して
薄型化されているため携帯電話機9自体も薄型化され、
ポケットに挿入できるまでのスリムな形態の携帯電話機
9が実現される。携帯電話機9内の電池パック1が装填
される反対面(表面側)には、プッシュキー17、この
プッシュキー17による接点回路が形成された多層回路
基板18、この多層回路基板18を支持する支持板19
が配設され、この支持板19と電池パック1との間は、
外周部16との間に約0.05mmの間隙、弾性変形面
15上に貼着されたステンレス薄板7との間に約0.4
5mmの間隙が設けられている。
【0037】この構成によって、携帯電話機9の表面側
から強い押圧が加わったときには外周部16が支持板1
9の変形を支える作用をなす。また、電池3は充放電あ
るいは経年変化により極板の膨張が生じて電池の厚さが
増加するが、弾性変形面15は電池3の膨張に対応して
弾性変形し、前述したように外周部16で囲まれた中に
形成された空間で膨張による厚さ変化が収まり、膨張の
影響を機器側に及ぼすことがない。
【0038】上記構成において、パックケース2内の電
池3の収容空間の厚さ方向の寸法は、電池3の厚さ寸法
誤差を考慮して電池3の厚さよりやや大きな寸法にする
ことを基本構成とするが、弾性変形面15が弾性変形す
るように構成されているので、パックケース2内の電池
3の収容空間の厚さ方向の寸法を、電池3の厚さ寸法よ
り小さく形成することもできる。このように形成された
パックケース2内に電池3を収容することによって、電
池3は弾性変形面15により常時両面から圧縮方向に加
圧を受けていることになり、電極板の膨張が抑制される
効果が得られる。
【0039】また、電池3が膨張しない状態において
は、弾性変形面15から圧縮方向に加圧を受けない状態
の厚さ寸法に形成しておき、電池3が膨張したとき弾性
変形面15を押し出そうとする力により圧縮方向の加圧
を受けるようにしても電極板の膨張を抑制する効果が得
られる。
【0040】また、電池3の膨張により弾性変形面15
が弾性変形するとき、最も変形量が大きくなる周辺部の
厚さを他の部位の厚さより薄く形成すると周辺部の弾性
変形が容易となり、電池3の膨張に対する追従性を向上
させることができる。逆に、周辺部の厚さを他の部位の
厚さより厚く形成すると変形し難くなるので、電池3の
膨張に抗して電池3に圧縮力を加え、電池3の極板が膨
張するのを抑制する加圧することになり、電池3の膨張
を抑えることができる。
【0041】以上説明した電池パック1の構成は、携帯
電話機の電池電源として適用した例について述べたが、
モバイルコンピュータや電子手帳、トランシーバ等にお
いても同様の構成を適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、機器
に対して着脱自在に装填される電池パックと機器との間
の電気的接続を行う外部出力端子がパックケースに直接
固定されるので、その取り付け強度及び精度が確保さ
れ、機器との接続を良好に維持することができる。ま
た、テスト端子をパックケースの所定位置に配設するこ
とにより電池保護装置の位置決めがなされるので、パッ
クケースに取り付けられた外部出力端子との接合位置が
精度よく決定され、電池パックとして外部に露出する端
子類と内部の構成要素との正確な接続により、携帯機器
の電池パックとしての堅牢な構造をつくることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電池パックの構成を示す分解斜
視図。
【図2】電池の概略構成を示す平面図。
【図3】下ケースに電池保護装置を配設した状態を示す
斜視図。
【図4】下ケースに電池保護装置及び電池を配設した状
態を示す斜視図。
【図5】端子装着部の構成を示す下ケースの側面図。
【図6】外部出力端子の装着及び正極接続リードとの接
合を説明する断面図。
【図7】テスト端子の装着構造を説明する断面図。
【図8】電池保護装置の配設状態を示す(a)は平面
図、(b)は側面図。
【図9】正極リードと正極接続リードとの接合(a)及
びリードの格納状態(b)を示す断面図。
【図10】電池パックの完成状態を示す(a)は平面
図、(b)は側面図。
【図11】弾性変形面の変形を説明する(a)は平常
時、(b)は電池膨張時のA−A線矢視断面図。
【図12】電池パックを携帯電話機に装填した状態を示
す断面図。
【図13】従来構成になる電池パックの(a)は内部配
置、(b)は電池の裏面側を示す平面図。
【図14】従来構成になる電池パックの携帯電話機への
装填状態を示す断面図。
【図15】従来構成になる外部出力端子の固定構造を示
す断面図。
【符号の説明】
1 電池パック 2 パックケース 2a 上ケース 2b 下ケース 3 電池 4 保護回路(SU) 5 PTC素子 6a、6b、6c 外部出力端子 10 発電要素 11 外装ケース 11b 引き出し辺 12 正極リード 13 負極リード 14 回路基板 22 端子挿入孔(スリット孔) 24a、24b テスト端子(リード端子) 29a、29b テスト端子窓(開口部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 L 5K067 (72)発明者 貝和 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平林 哲生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G003 BA01 FA03 FA04 5H011 AA06 BB04 CC02 CC10 5H020 AA06 AS06 AS13 BB02 BB03 BB08 DD01 DD07 DD13 5H022 AA19 BB02 CC27 5H029 AJ14 AM16 BJ12 BJ27 DJ02 EJ12 5K067 AA33 BB04 EE02 KK06 KK17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平形状に形成された二次電池と、この
    二次電池を保護するために保護回路を形成した回路基板
    及びPTC素子を備えて構成された電池保護装置とを、
    収容容器となる下ケースと、この下ケースの開口側を閉
    じる蓋体をなす上ケースとを接合して偏平形状に形成さ
    れるパックケース内に収容し、前記二次電池から引き出
    された正極リード及び負極リードを前記電池保護装置を
    介してパックケースに取り付けられた複数の外部出力端
    子に接続してなる電池パックにおいて、 前記外部出力端子が、短冊状に形成された金属板をコの
    字状に折り曲げて形成されてなり、前記下ケースに形成
    された一対のスリット孔に両先端部から圧入することに
    より、所定部位が下ケースの表面上に露出し、両先端部
    が下ケース内に嵌入された状態に下ケースに取り付けら
    れ、先端部を前記電池保護装置に接続することにより、
    前記所定部位が当該電池パックを装填する機器との外部
    接点となるように構成されてなることを特徴とする電池
    パック。
  2. 【請求項2】 偏平形状に形成された二次電池と、この
    二次電池を保護するために保護回路を形成した回路基板
    及びPTC素子を備えて構成された電池保護装置とを、
    収容容器となる下ケースと、この下ケースの開口側を閉
    じる蓋体をなす上ケースとを接合して偏平形状に形成さ
    れるパックケース内に収容し、前記二次電池から引き出
    された正極リード及び負極リードを前記電池保護装置を
    介してパックケースに取り付けられた複数の外部出力端
    子に接続してなる電池パックにおいて、 前記電池保護装置に設けられた一対のリード端子の一端
    を下ケースに形成された一対の開口部にそれぞれ嵌入さ
    せることにより、電池保護装置が下ケースの所定位置に
    位置決めされ、下ケースに取り付けられた複数の外部出
    力端子と電池保護装置とを接合することにより、電池保
    護装置が下ケース内に保持されるように構成されてなる
    ことを特徴とする電池パック。
  3. 【請求項3】 一対の開口部に嵌入させた各リード端子
    の一端が、当該電池パックの電気検査用の端子となるよ
    うに構成されてなる請求項2記載の電池パック。
  4. 【請求項4】 回路基板上に複数の外部出力端子の配列
    間隔に対応させて接続ランドを形成し、外部出力端子と
    回路基板との間を直接接続するように構成されてなる請
    求項1または2記載の電池パック。
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