JP2000090063A - タイマの管理方法とタイマ監視装置 - Google Patents

タイマの管理方法とタイマ監視装置

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JP2000090063A
JP2000090063A JP10257058A JP25705898A JP2000090063A JP 2000090063 A JP2000090063 A JP 2000090063A JP 10257058 A JP10257058 A JP 10257058A JP 25705898 A JP25705898 A JP 25705898A JP 2000090063 A JP2000090063 A JP 2000090063A
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JP
Japan
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timer
monitoring
state
stop
unit
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JP10257058A
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English (en)
Inventor
Tazuko Jiyou
多寿子 城
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NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周期的な実行処理をタイマと共に計測してい
る計測部を監視している監視部において、状態不一致に
ならないよう管理することを課題とする。 【解決手段】 上位装置とバス接続された各タイマを有
する複数の制御装置からなるシステムのタイマの管理方
法であって、前記各制御装置、周期的に実行処理を行う
処理部と、その処理を監視するタイマと、該タイマを監
視する監視部とを備え、タイマを監視する前記監視部に
2つのフラグを有して前記実行処理の状態をそれぞれ相
互のテーブルに格納し、前記周期的に実行処理を行って
いる最中で前記タイマがタイムアウトを発した場合と、
前記上位装置から停止命令が発せられた場合とで後者に
対応して停止処理を実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイマの管理方法
に関し、周期をもつ処理とそれを監視しているタイマの
タイマ停止とタイムアウト通知がタイミング的にずれて
しまう可能性のある装置におけるタイマの管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイマの管理に関し、マルチタス
ク処理方式があり、事象の発生を所定の時間内だけ待ち
合わせるような場合、タイムアウトを検出して通知する
タスクと、タイムアウトの通知又は事象を待ち合わせる
タスクとは別に設けられていた。これは、前者のタスク
がシステムの制御タスクの配下に属するようにされてい
たためである。そして、タイムアウト及び事象の通知は
キュー制御によって行われていた。そのため、タイムア
ウトを検出するタスクに対し、タイマのキャンセル等の
状態の変更を求める際の状態の変更を求める際、すでに
タイムアウトをキューオンし、通知済みであったという
ような場合が発生する。以上のような事態を解決するに
は、非常に複雑な処理を加える必要がある。
【0003】このような処理の一例が、特開昭60−1
42696号公報に「タイマ監視処理方式」として示さ
れている。該公報によれば、中央処理装置使用権の競合
単位であるタスクが複数個システムに存在するマルチタ
スク処理系におけるタイマ監視処理方式において、タイ
マ監視を必要とする上記各タスクを構成するプログラム
群内に、タイムアウト又は他の事象発生によりその事象
に対応した処理を実行する事象対応処理部と、タスク内
タイマの状態を管理し上記事象対応処理部からのタイム
アウト検出依頼に対してタイムアウト発生を検出するタ
イマ管理部と、周期的に起動され上記タイマ管理部に上
記タスク内タイマの更新を依頼するタイマ制御部とを備
え、各タスク内においてそれぞれタイマ監視を行うよう
構成したことを特徴とする。
【0004】こうして、上記タイマ管理部が周期的にタ
イマセット状態であるか否かを判定するので、タイムア
ウトの発生と、事象発生によるタイマ状態変更との競合
を防止することができ、処理構成を簡略化することがで
きるとしている。
【0005】また、特開平4−261249号公報に
は、「タイマ監視装置」として示している。該公報によ
れば、データ通信でプロトコル制御プロセスにより同時
に複数の論理リンクを制御するとき、先頭に最大有効イ
ンデックスNOを有し、タイマ要求の発生した論理リン
ク毎にインデックスを付けて配列したタイマ値フィール
ドを持つタイマテーブルを有し、実際に論理リンクが確
立された数だけに制限し、これによりデータ端末数の増
加によるオーバヘッドを小さくすることができるとして
いる。
【0006】以上のように、タイマを使用する装置にお
いて、1つのタイマ毎に状態の管理をするのが一般的で
ある。ソフトウェア構造としては、タイマを開始した状
態と停止した状態を管理することにより、その期間の処
理を実行し、その開始と終了の時点の状態の処理を行う
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、タイマの開始と停止の状態のみの管理をした
場合、監視しているタイマにタイマ停止要求後に、タイ
マのタイムアウト通知を拾ってしまうことが考えられ
る。
【0008】タイマの開始状態か停止状態かの状態のみ
で管理する方法の場合、タクス・スイッチングのタイミ
ングにより、タイマ停止要求を受けてタイマ停止処理を
したにも関わらず、タイムアウト通知を受けることによ
り、タイムアウト処理を行い、状態の不一致が発生する
可能性が考えられる。
【0009】[発明の目的]本発明の目的は、周期的な
ものを監視しているタイマに対し、状態不一致にならな
いよう管理することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上位装置とバ
ス接続された各タイマを有する複数の制御装置からなる
システムのタイマの管理方法であって、前記制御装置の
各々で前記タイマの状態を開始と停止状態を2段階で管
理を行い、上位装置からのタイマ停止要求後に、前記タ
イマのタイムアウトを通知されてもタイムアウトの処理
を行わない処理としたことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上位装置とバス接続され
た各タイマを有する複数の制御装置からなるシステムの
タイマの管理方法であって、前記各制御装置、周期的に
実行処理を行う処理部と、その処理を監視するタイマ
と、該タイマを監視する監視部とを備え、タイマを監視
する前記監視部に2つのフラグを有して前記実行処理の
状態をそれぞれ相互のテーブルに格納し、前記周期的に
実行処理を行っている最中で前記タイマがタイムアウト
を発した場合と、前記上位装置から停止命令が発せられ
た場合とで後者に対応して停止処理を実行することを特
徴とする。
【0012】また、本発明は、上位装置と複数の制御機
器とを備えたタイマ監視装置において、前記制御装置の
それぞれにはタイマ測定部と当該タイマ測定部の動作を
監視する監視部とを備え、前記上位装置は、前記制御装
置の実行時に停止命令を発して前記制御装置を停止する
停止手段を有し、前記制御装置は、周期的に実行する実
行処理について前記周期毎に前記タイマ測定部の状態を
格納する2つの状態テーブルを備え、前記周期外に前記
タイマ測定部からタイムアウトが発せられたときには前
記テーブルは応答しないことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0014】[本実施形態の構成]図1は本実施形態に
よるタイマ管理方法を実現するシステムの構成を示した
概略図である。
【0015】図1において、制御装置2aもしくは2b
は、上位装置1とバスラインによってそれぞれ接続され
ており、上位装置1からの指令に対し、当該処理を行い
応答を返送する。
【0016】図2は図1における制御装置2aの内部構
成を示したブロック図である。上位装置1からの指令に
より、測定部3が当該処理を開始すると共に、測定部3
の当該処理を監視する監視部4に、監視要求であるタイ
マ開始要求を行う。また、測定部3の当該処理の監視が
必要なくなれば、監視停止要求であるタイマ停止要求を
行う。
【0017】また、図3は図2の監視部4内において、
測定部3を監視している時の測定部3の状態を管理する
状態テーブル5と、状態テーブル5のAかBのどちらで
監視しているかを管理する使用管理テーブル6との構成
を示している。すなわち、測定部3の状態を2つのテー
ブルA,Bで周期的に交互に監視することとして、両テ
ーブルのどちらで現状測定部を監視しているのかを把握
しておくのが使用管理テーブル6である。いわば、2つ
のテーブルA,Bと、使用管理テーブル6との3つのフ
ラグで測定部3を監視していることになる。
【0018】また、図4は図2の制御装置2aの制御部
3と監視部4のタイマの状態を示している。測定部3は
周期毎の所定間隔のクロックで刻まれており、2つの状
態テーブル5の監視部Aと監視部Bとが相互に繰り返し
検出している例を示しており、たとえエラーとしてのタ
イムアウトが到来しても、動じない様子を示している。
【0019】[本実施形態の動作]上位装置1から測定
部3へ測定開始要求が出されることにより、測定部3で
は一定周期で処理を開始すると共に、監視部4へ監視要
求であるタイマ開始要求を行う。監視部4はタイマ開始
要求を受けることにより、状態テーブル5Aをタイマ開
始状態にすると主に、使用管理テーブル6に状態テーブ
ルAを使用していることを設定する。
【0020】ここで、上位装置1からある制御装置2の
測定部3に1周期完了後、監視部4へ監視停止要求であ
るタイマ停止要求を行うことにより、監視部4では状態
テーブル5Aをタイマ停止状態にすると共に、使用管理
テーブル6に状態テーブル5Aの未使用を設定する。
【0021】また、測定部3で1周期開始時、監視部4
へ監視要求であるタイマ開始要求を行うことにより、監
視部4は状態テーブル5Bにタイマ開始状態にすると共
に、使用管理テーブル6に、状態テーブル5B使用を設
定する。測定部3で1周期完了後、監視部4へ監視停止
要求であるタイマ停止要求を行うことにより、監視部4
では、状態テーブル5Bをタイマ停止状態にすると共
に、使用管理テーブル6に未使用を設定する。このよう
に状態テーブル5AとBを交互に使用する。
【0022】ここで、図4に示すように、測定部3から
タイムアウトの誤り信号7が来た場合、停止信号とは異
なることと、周期的なタイムアウトの時刻ではないこと
から、当該誤り信号には応じない。これは、状態テーブ
ルを2つ有することから可能となっている。
【0023】また、図4に示すように、上位装置1から
停止命令8が制御装置2aに指示された場合、測定部3
は停止命令を受けて実行処理を停止すると共に、状態テ
ーブル5A,5Bともに停止する。
【0024】なお、更に説明を加えれば、このように状
態テーブル5Aと5Bを交互に使用した場合、測定部3
からの監視開始要求により監視部4が状態テーブル5A
にてタイマを管理し、そのタイマのタイムアウトと測定
部3からの監視停止要求であるタイマ停止要求が同時に
発生するタイミングだと、処理スイッチング(どこにあ
るのですか)により測定部3からのタイマ停止要求を先
に受けて処理した場合、タイマ停止処理後にタイムアウ
トを受けることになる。しかし、状態テーブル5Bでタ
イマ開始状態になっていると状態テーブル5Aで監視し
ていた時点のタイムアウト7の場合、既に状態テーブル
5Aが停止に成ったことを確認して状態テーブル5Bを
開始しているので、タイマ停止状態によるタイムアウト
7のイベントを破棄することが出来るため、状態不一致
な状態を防ぐことが出来る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、タイマの状態テーブル
5Aと5Bを交互に使用した場合、測定部3からの監視
開始要求により、監視部4が状態テーブル5Aにてタイ
マを管理し、そのタイマのタイムアウトと測定部3から
の監視停止要求であるタイマ停止要求が同時に発生する
タイミングだと、処理スイッチングにより測定部3から
のタイマ停止要求を先に受けて処理した場合、タイマ停
止処理後にタイムアウト7を受けることになる。
【0026】しかし、状態テーブル5Bでタイマ開始状
態になっていると状態テーブル5Aで、監視していた時
点のタイムアウト7の場合、既にタイマ停止状態のた
め、タイムアウト7のイベントを破棄することが出来る
ため、状態不一致な状態を防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による管理方法を実現する
システムの構成をしるした概略図である。
【図2】図1における制御装置の内部構成を示したブロ
ック図である。
【図3】図2に示した測定部の状態テーブルと使用管理
テーブルの構成を示した図である。
【図4】図2に示した制御装置のタイマの状態を示した
図である。
【符号の説明】
1 上位装置 2a、2b 制御装置 3 測定部 4 監視部 5 状態テーブル 6 使用管理テーブル 7 タイムアウト 8 停止命令

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置とバス接続された各タイマを有
    する複数の制御装置からなるシステムのタイマの管理方
    法であって、 前記制御装置の各々で前記タイマの状態を開始と停止状
    態を2段階で管理を行い、上位装置からのタイマ停止要
    求後に、前記タイマのタイムアウトを通知されてもタイ
    ムアウトの処理を行わない処理としたことを特徴とする
    タイマの管理方法。
  2. 【請求項2】 上位装置とバス接続された各タイマを有
    する複数の制御装置からなるシステムのタイマの管理方
    法であって、 前記各制御装置、周期的に実行処理を行う処理部と、そ
    の処理を監視するタイマと、該タイマを監視する監視部
    とを備え、タイマを監視する前記監視部に2つのフラグ
    を有して前記実行処理の状態をそれぞれ相互のテーブル
    に格納し、前記周期的に実行処理を行っている最中で前
    記タイマがタイムアウトを発した場合と、前記上位装置
    から停止命令が発せられた場合とで後者に対応して停止
    処理を実行することを特徴とするタイマの管理方法。
  3. 【請求項3】 上位装置と複数の制御機器とを備えたタ
    イマ監視装置において、 前記制御装置のそれぞれにはタイマ測定部と当該タイマ
    測定部の動作を監視する監視部とを備え、 前記上位装置は、前記制御装置の実行時に停止命令を発
    して前記制御装置を停止する停止手段を有し、 前記制御装置は、周期的に実行する実行処理について前
    記周期毎に前記タイマ測定部の状態を格納する2つの状
    態テーブルを備え、前記周期外に前記タイマ測定部から
    タイムアウトが発せられたときには前記テーブルは応答
    しないことを特徴とするタイマ監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のタイマ監視装置におい
    て、前記状態テーブルの変更を検出して使用管理テーブ
    ルを更新することを特徴とするタイマ監視装置。
JP10257058A 1998-09-10 1998-09-10 タイマの管理方法とタイマ監視装置 Pending JP2000090063A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7310751B2 (en) 2004-02-20 2007-12-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Timeout event trigger generation
JP2021174366A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社デンソー リアルタイム演算処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7310751B2 (en) 2004-02-20 2007-12-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Timeout event trigger generation
JP2021174366A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社デンソー リアルタイム演算処理装置
JP7338548B2 (ja) 2020-04-28 2023-09-05 株式会社デンソー リアルタイム演算処理装置

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