JP2000090027A - オブジェクト管理システム、情報処理システム、オブジェクト管理プログラムを記録した記録媒体及び情報処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

オブジェクト管理システム、情報処理システム、オブジェクト管理プログラムを記録した記録媒体及び情報処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000090027A
JP2000090027A JP10256366A JP25636698A JP2000090027A JP 2000090027 A JP2000090027 A JP 2000090027A JP 10256366 A JP10256366 A JP 10256366A JP 25636698 A JP25636698 A JP 25636698A JP 2000090027 A JP2000090027 A JP 2000090027A
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resource management
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Hiroaki Komine
浩昭 小峰
Noriyuki Yogoshi
紀之 余越
Kazuaki Ikeda
和章 池田
Takeshi Naka
剛 中
Toshiharu Nakamura
俊晴 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/02Standardisation; Integration
    • H04L41/0233Object-oriented techniques, for representation of network management data, e.g. common object request broker architecture [CORBA]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99943Generating database or data structure, e.g. via user interface

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントアプリケーションに影響を与え
ることなくリソース管理オブジェクト(RM)間の関係
の変更を可能とする。 【解決手段】 メッセージ処理手段110は、クライア
ントアプリケーション11、12からRM51〜56に
対して出力される操作要求を受け付ける。ツリー管理手
段120は、RM51〜56を特定するための識別情報
及びRM51〜56間の包含関係が定義されたツリー情
報を管理する。オブジェクト管理手段130は、ツリー
情報を参照することで、RM間の包含関係を包含木13
1として認識する。そして、メッセージ処理手段110
が受け取った操作要求を送信すべきRMの識別情報を包
含木131から判断し、該当するRMに対して操作要求
を出力する。これにより、ツリー情報を一カ所で管理す
ることができ、RMの追加や削除が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオブジェクト管理シ
ステム、情報処理システム、オブジェクト管理プログラ
ムを記録した記録媒体及び情報処理プログラムを記録し
た記録媒体に関し、特にネットワークシステムを構成す
る各オブジェクト間の関係を階層的な包含木構造によっ
て管理するオブジェクト管理システム、階層構造を有す
るオブジェクトによりシステムを動作させる情報処理シ
ステム、ネットワークシステムを構成する各オブジェク
ト間の関係を階層的な包含木構造によって管理する処理
をコンピュータに行わせるためのオブジェクト管理プロ
グラムを記録した記録媒体、及び階層構造を有するオブ
ジェクトによりシステムを動作させるための管理をコン
ピュータに行わせるための情報処理プログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のネットワークを相互接続した環境
を管理するために、ITU−T(International Telecom
munication Union Telecommunication standardization
sector)においてTMN(Telecommunication Managemen
t Network)が規定されている。この規定に従ったシステ
ムでは、システムを構成する各オブジェクト間の関係
を、階層的な包含木構造を用いて管理する必要がある。
例えば、SDH(Synchronous Digital Hierarchy) ネッ
トワーク網のノードを管理するネットワークマネージメ
ントシステム(NMS:Network Management System)に用い
られる。
【0003】図41は、従来のネットワーク管理システ
ムの構成図である。従来のネットワーク管理システムに
おけるオブジェクトの管理方式では、各クライアントア
プリケーション1100,1200には、メッセージ処
理部1110,1210とツリー管理部1120,12
20が設けられている。
【0004】メッセージ管理部1110,1210は、
インタフェース1141を介して接続されている複数の
リソース管理オブジェクト(RM :Resource Manager) 1
131〜1136との間で、メッセージの送受信を行
う。RM1131〜1136は、被管理オブジェクト(M
O :Managed Object) 1131a,1132a,113
3a,1134a,1135a,1136aの生成/削
除を管理している。MO1131a,1132a,11
33a,1134a,1135a,1136aが、ネッ
トワークシステムを運用するために必要な各種処理を実
行する。メッセージ処理部1110,1210は、ツリ
ー管理部1120,1220が管理するテーブル112
1,1221の読出を行い(ステップS311、S32
1)、その情報を基に操作対象となるリソース管理オブ
ジェクト1131〜1136に対して操作要求/応答結
果(ステップS312,S322)を行う。
【0005】ツリー管理部1120,1220は、オブ
ジェクト間の関係を示す包含木1122,1222を管
理する。すなわち、ツリー管理部1120,1220
は、リソース管理情報ベース(RMIB :Resource Managem
ent Information Base) をテーブル1121,1221
で固定的に保持し、そのテーブルの情報を基に包含木1
122,1222を生成する。この包含木1122,1
222に基づいて、RM1131〜1136の通信先ア
ドレスを管理する。
【0006】なお、従来技術ではクライアントアプリケ
ーション1100,1200において包含木1122、
1222を管理しているため、システムの立ち上げ/立
ち下げ時には、リソース管理オブジェクト1131〜1
136からツリー管理部1120,1220に対し、生
成/削除通知(ステップS313,S323)が行われ
る。
【0007】このように、各クライアントアプリケーシ
ョン1100,1200がRMIBをテーブル112
1,1221として保持しているため、オブジェクト間
の関係を各アプリケーション1100,1200が把握
することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術では
各クライアントアプリケーションにおいてRMIBを固
定的に保持しているため、包含木の構成を変更出来ない
という問題点があった。すなわち、オブジェクト間の関
係はシステム設計時に決定され、その関係を示すテーブ
ルを保持するクライアントアプリケーションが作成され
る。そのため、システムの包含木の構成を変更(リソー
ス管理オブジェクトの追加/削除)することは基本的に
はできなかった。包含木の構成を変更するには、クライ
アントアプリケーションの変更が必要となり、多大な労
力が必要となってしまう。
【0009】また、複数クライアントアプリケーション
で包含木を管理しているため(複数の包含木が存在して
いるため)、複数のクライアントアプリケーションと複
数のリソース管理オブジェクトとの間で、相互にメッセ
ージの送受信を行わなければならなかった。これによ
り、クライアントアプリケーション及びリソース管理オ
ブジェクトが増えるにつれ、クライアントアプリケーシ
ョンとリソース管理オブジェクトとの間の処理が煩雑か
つ通信量が多くなるという問題が生じていた。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であり、クライアントアプリケーションに影響を与える
ことなくリソース管理オブジェクト間の関係の変更を可
能とすると共に、オブジェクト管理を行うために送受信
される情報量を削減したオブジェクト管理システムを提
供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、クライアント
アプリケーションに影響を与えることなくリソース管理
オブジェクト間の関係の変更を可能とすると共に、オブ
ジェクト管理を行うために送受信される情報量を削減し
た情報処理システムを提供することである。
【0012】また、本発明の別の目的は、クライアント
アプリケーションに影響を与えることなくリソース管理
オブジェクト間の関係の変更を可能とする処理をコンピ
ュータに行わせることができるオブジェクト管理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することである。
【0013】また、本発明のさらに別の目的は、クライ
アントアプリケーションに影響を与えることなくリソー
ス管理オブジェクト間の関係の変更を可能とすると共
に、オブジェクト管理を行うために送受信される情報量
を削減した情報処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、管理対象となる被管理オブジェクトを管
理するリソース管理オブジェクト間の関係を階層的な包
含木構造によって管理するオブジェクト管理システムに
おいて、前記リソース管理オブジェクトに対する操作要
求を受け付けるメッセージ処理手段と、前記リソース管
理オブジェクトを特定するための識別情報及び前記リソ
ース管理オブジェクト間の包含関係が定義されたツリー
情報を保持するツリー管理手段と、前記メッセージ処理
手段が受け取った前記操作要求を送信すべき宛先リソー
ス管理オブジェクトの識別情報を前記ツリー管理手段が
管理するツリー情報により認識し、前記宛先リソース管
理オブジェクトに対して前記操作要求を出力するオブジ
ェクト管理手段と、 を有することを特徴とするオブジェ
クト管理システムが提供される。
【0015】このようなオブジェクト管理システムによ
れば、リソース管理オブジェクトに対する操作要求が発
生すると、メッセージ処理手段によって受け取られる。
すると、オブジェクト管理手段が、操作要求を送信すべ
き宛先リソース管理オブジェクトの識別情報をツリー管
理手段が管理するツリー情報により認識し、さらに宛先
リソース管理オブジェクトに対して操作要求を出力す
る。これにより、操作要求を出力するアプリケーション
においてリソース管理オブジェクト間の関係を管理する
必要がなくなる。
【0016】また、上記課題を解決するために複数のオ
ブジェクト間の関係を階層的な包含木構造によって管理
する情報処理システムにおいて、管理対象となる被管理
オブジェクトを管理する複数のリソース管理オブジェク
トと、前記リソース管理オブジェクトに対する操作要求
を受け付けるメッセージ処理手段と、前記リソース管理
オブジェクトを特定するための識別情報及び前記リソー
ス管理オブジェクト間の包含関係が定義されたツリー情
報を保持するツリー管理手段と、前記メッセージ処理手
段が受け取った前記操作要求を送信すべき宛先リソース
管理オブジェクトの識別情報を前記ツリー管理手段が管
理するツリー情報により認識し、前記宛先リソース管理
オブジェクトに対して前記操作要求を出力するオブジェ
クト管理手段と、 を有することを特徴とする情報処理シ
ステムが提供される。
【0017】このような情報処理システムによれば、リ
ソース管理オブジェクトに対する操作要求が発生する
と、メッセージ処理手段によって受け取られる。する
と、オブジェクト管理手段が、操作要求を送信すべき宛
先リソース管理オブジェクトの識別情報をツリー管理手
段が管理するツリー情報により認識し、さらに宛先リソ
ース管理オブジェクトに対して操作要求を出力する。こ
れにより、操作要求を出力するアプリケーションにおい
てリソース管理オブジェクト間の関係を管理する必要が
なくなる。
【0018】また、上記課題を解決するために、オブジ
ェクト間の関係を階層的な包含木構造によって管理する
オブジェクト管理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体において、前記リソース管理オブ
ジェクトに対する操作要求を受け付けるメッセージ処理
手段、前記リソース管理オブジェクトを特定するための
識別情報及び前記リソース管理オブジェクト間の包含関
係が定義されたツリー情報を保持するツリー管理手段、
前記メッセージ処理手段が受け取った前記操作要求を送
信すべき宛先リソース管理オブジェクトの識別情報を前
記ツリー管理手段が管理するツリー情報により認識し、
前記宛先リソース管理オブジェクトに対して前記操作要
求を出力するオブジェクト管理手段、 としてコンピュー
タを機能させることを特徴とするオブジェクト管理プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
が提供される。
【0019】このような記録媒体に記録されたオブジェ
クト管理プログラムをコンピュータに実行させれば、上
記本発明に係るオブジェクト管理システムに必要な機能
がコンピュータ上に構成される。
【0020】また、上記課題を解決するために、複数の
オブジェクト間の関係を階層的な包含木構造によって管
理する情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体において、管理対象となる被管理オ
ブジェクトを管理する複数のリソース管理オブジェク
ト、前記リソース管理オブジェクトに対する操作要求を
受け付けるメッセージ処理手段、前記リソース管理オブ
ジェクトを特定するための識別情報及び前記リソース管
理オブジェクト間の包含関係が定義されたツリー情報を
保持するツリー管理手段、前記メッセージ処理手段が受
け取った前記操作要求を送信すべき宛先リソース管理オ
ブジェクトの識別情報を前記ツリー管理手段が管理する
ツリー情報により認識し、前記宛先リソース管理オブジ
ェクトに対して前記操作要求を出力するオブジェクト管
理手段、としてコンピュータを機能させることを特徴と
する情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体が提供される。
【0021】このような記録媒体に記録された情報処理
プログラムをコンピュータに実行させれば、上記本発明
に係る情報処理システムに必要な機能がコンピュータ上
に構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。本発明のオブジェクト管理システム100は、イン
タフェース21を介して複数のクライアントアプリケー
ション11,12に接続されていると共に、インタフェ
ース22を介して複数のリソース管理オブジェクト(R
M)51〜56に接続されている。RM51〜56は、
管理対象となる被管理オブジェクト(MO)を管理して
いる。MOは、クライアントアプリケーション11,1
2から出力された要求に従って様々な処理を行う。な
お、RM51〜56には、それぞれ「RM1 」、「RM2
」、「RM3 」、「RM4 」、「RM5 」、「RM6 」という
関連識別名が付与されている。
【0023】オブジェクト管理システム100は、メッ
セージ処理手段110、ツリー管理手段120及びオブ
ジェクト管理手段130からなる。メッセージ処理手段
110は、クライアントアプリケーション11、12か
らRM51〜56に対して出力される操作要求を受け付
ける。受け取った操作要求は、オブジェクト管理手段1
30に渡す。ツリー管理手段120は、データベース4
0内に保持されたツリー情報を取得することで、RM5
1〜56間の包含関係が定義されたツリー情報を管理
し、同時にRM51〜56を特定するための識別情報を
管理する。オブジェクト管理手段130は、ツリー管理
手段120が保持するツリー情報を参照することで、R
M間の包含関係を包含木131として認識する。包含木
131は、各RM51〜56に対応するノードオブジェ
クト131a〜131fで構成される。そして、オブジ
ェクト管理手段130は、メッセージ処理手段110が
受け取った操作要求を送信すべきRMの識別情報を包含
木131より認識し、該当するRMに対して操作要求を
出力する。
【0024】これにより、クライアントアプリケーショ
ン11,12が包含木の情報を管理していなくても、R
Mの包含関係に従った操作要求を、RM51〜56に対
して出力することができる。その結果、RM51〜56
間の包含関係に変更が生じた場合には、ツリー管理手段
120で保持しているツリー情報の内容を変更するだけ
でよいため、リソース管理オブジェクトの追加や削除が
容易となる。しかも、RM51〜56やRMを操作する
ために交換するメッセージの量が減るため、システム全
体の処理速度が向上する。
【0025】以下に、本発明のオブジェクト管理システ
ム100において行われる様々な処理の手順を説明す
る。図2は、リソース管理オブジェクトに対する操作手
順を示す図である。この図では、クライアントアプリケ
ーション11からRM54に対して操作を行う場合の例
を示している。
【0026】まず、クライアントアプリケーション11
からRM54に対する操作要求は、インタフェース21
を介してオブジェクト管理システム100に送られ、メ
ッセージ処理手段110で受け取られる(ステップS
1)。メッセージ処理手段110は、オブジェクト管理
手段130に対してRM54に対する操作要求を行う
(ステップS2)。オブジェクト管理手段130は、包
含木131内のノードオブジェクト131dによりRM
54を認識し、RM54に対して操作要求を行う(ステ
ップS3)。
【0027】RM54が要求に応じた処理を行った後、
RM54からの操作結果応答がオブジェクト管理手段1
30へ返される(ステップS4)。送られた操作結果応
答をオブジェクト管理手段130が受け取り、ノードオ
ブジェクト131dによってRM54からの応答である
ことを認識し、操作結果応答をメッセージ処理手段11
0に返す(ステップS5)。メッセージ処理手段110
は、クライアントアプリケーション11に操作結果応答
を返す(ステップS6)。
【0028】これにより、クライアントアプリケーショ
ンで包含木を管理することなく、RMに対して所望の処
理を実行させることが可能となる。次に、包含木の生成
手順を説明する。
【0029】図3は、包含木の生成手順を示す図であ
る。まず、ツリー情報としてRM間の包含関係(親子関
係)を表したRMIBをデータベース40で定義し、シ
ステムの立ち上げ時にツリー管理手段120がデータベ
ース40からRMIBの読出を行う(ステップS1
1)。その結果、データベース40からRMIBの内容
が返される(ステップS12)。ツリー管理手段120
は、読み出したRMIBの内容をテーブル121で保持
する。
【0030】例えば、図4のようなRMIBがデータベ
ース40に登録されているものとする。図4は、データ
ベースに保持されたRMIBの例を示す図である。RM
IBには、「RMの関連識別名」、「親RM名」、「R
M名」の設定項目が設けられている。「RMの関連識別
名」には、個々のRMを識別するための関連識別名が登
録されている。「親RM名」には、登録されたRMの親
に当たるRMの識別名が登録されている。「RM名」に
は、登録されたRMの識別名が登録されている。この識
別名は、最上位のRMから順にたどった場合に経路上に
存在するRMの関連識別名の並びを設定し、その並びの
後ろに、自己の関連識別名とそのRMの機能を示す名称
とを追加したものである。
【0031】このようなRMIBをツリー管理手段12
0が読み出すと、図5のようなテーブルが生成される。
図5は、テーブル情報の例を示す図である。テーブル1
21には、「RMの関連識別名」、「親RM名」、「ノ
ードオブジェクト名」、及び「オブジェクトのID情
報」の設定項目が設けられている。「RMの関連識別
名」には、個々のRMを識別するための関連識別名が登
録されている。「親RM名」には、登録されたRMの親
に当たるRMの識別名が登録されている。「ノードオブ
ジェクト名」には、包含木を構成するノードオブジェク
トに与えられる識別名が登録される。このノードオブジ
ェクト名には、RMIBにおいて「RM名」として登録
されていた内容をそのまま設定する。「オブジェクトI
D情報」には、システム上で要求の送受信をする際に各
RMを特定するのに必要な識別子が登録される。この段
階では、「オブジェクトID情報」の内容は設定されて
いない。
【0032】このようなテーブルをツリー管理手段12
0が保持することにより、絶えずデータベースにアクセ
スする必要が無くなり、包含木の生成(初期化)が容易
となる。
【0033】ツリー管理手段120のテーブル121に
RMIB情報を保持した後に、オブジェクト管理手段1
30はツリー管理手段120のテーブル121に対して
ツリー情報読出を行い(ステップS13)、読出応答を
受け取る(ステップS14)。オブジェクト管理手段1
30は、受け取ったツリー情報を基に、包含木131の
生成を行う。
【0034】その後、メッセージ処理手段110はRM
51〜56からオブジェクトID情報登録通知を受け取
る(ステップS15)。すると、メッセージ処理手段1
10はツリー管理手段120にオブジェクトID情報の
登録を要求する(ステップS16)。ツリー管理手段1
20はテーブル121にオブジェクトID情報を保持
し、メッセージ処理手段110に登録が完了した旨の応
答を返す(ステップS17)。
【0035】その結果、ツリー管理手段120の保持す
るテーブルの内容は、図6のようになる。図6は、オブ
ジェクトID情報登録後のテーブルを示す図である。図
に示すように、各RMに対応するオブジェクトID情報
が登録されている。
【0036】次に、メッセージ処理手段110はオブジ
ェクト管理手段130にオブジェクトID情報取得要求
を行う(ステップS18)。オブジェクト管理手段13
0はツリー管理手段120のテーブル121に対してオ
ブジェクトID情報読出を行い(ステップS19)、読
出応答(ステップS20)を受け取る。これにより、各
RMのオブジェクトID情報が取得できる。そして、オ
ブジェクト管理手段130は、メッセージ処理手段11
0に取得が終了した旨の応答をする(ステップS2
1)。
【0037】以上にようにして、オブジェクト管理手段
130において包含木131を生成し、包含木131を
構成する各ノードオブジェクト131a〜131fに対
応するRMのオブジェクトID情報を設定することがで
きる。
【0038】次に、RMの生成/削除手順を説明する。
図7は、RMの生成/削除手順を示す図である。この図
は、関連識別名が「RM7 」であるRM57が新たに生成
されると共に、RM54が削除された場合の例である。
生成されたRM57及び削除されたRM54は、メッセ
ージ処理手段110にRM生成通知(ステップS31)
及びRM削除通知(ステップS32)を通知する。これ
らの通知を受け取ったメッセージ処理手段110は、オ
ブジェクト管理手段130に対してツリー情報更新要求
を行う(ステップS33)。すると、オブジェクト管理
手段130はツリー管理手段120に対してツリー情報
読出要求を行う(ステップS34)。ツリー管理手段1
20は、RM生成時は、親RMが存在するかの確認を行
い、RM削除時は、該当RM及び配下RMが存在するか
の確認を行う。そして、確認の結果を読出応答としてオ
ブジェクト管理手段130に返す(ステップS35)。
その後、オブジェクト管理手段130はツリー管理手段
120に対してツリー情報更新要求を行う(ステップS
36)。ツリー管理手段120はデータベース40に対
してRMIB情報更新を行い(ステップS37)、RM
IB情報更新応答を受ける(ステップS38)。
【0039】図8は、RMIB情報更新によるデータベ
ースの内容の変化を示す図である。このように、更新前
には関連識別名「RM4」のレコードが登録されていた
が、RMIBが更新されることによりそのレコードは削
除されている。また、更新前は、「RM7」のレコード
は登録されていなかったが、RMIBが更新されること
によりそのレコードが新たに追加されている。
【0040】さらにツリー管理手段120はテーブル1
21を更新し、オブジェクト管理手段130に更新応答
を行う(ステップS39)。図9は、テーブルの内容の
変化を示す図である。RMIBに対する更新と同様に、
更新前には関連識別名「RM4」のレコードが登録され
ていたが、更新されることによりそのレコードは削除さ
れている。また、更新前は「RM7」のレコードは登録
されていなかったが、更新されることによりそのレコー
ドが新たに追加されている。
【0041】その後、オブジェクト管理手段130は包
含木131の更新を行い、メッセージ処理手段110に
対して更新応答を行う(ステップS40)。これによ
り、クライアントアプリケーション11,12に影響な
くツリー情報を自動的に更新できる。
【0042】次に、RMを削除する際に、そのRMの配
下のRMが存在した場合の処理手順について説明する。
図10は、配下のRMが存在する場合の削除処理手順を
示す図である。この図は、関連識別名が「MR2 」である
RM52が削除された場合の例である。RMの削除処理
において、削除されたRM52は、メッセージ処理手段
110にRM削除通知を送信する(ステップS51)。
メッセージ処理手段110は通知を受信するとオブジェ
クト管理手段130にツリー情報更新要求を行う(ステ
ップS52)。オブジェクト管理手段130はツリー管
理手段120に対してツリー情報読出を行う(ステップ
S53)。ツリー管理手段120は、削除されたRM及
び配下RMが存在するか否かの確認を行い、確認結果を
読出応答としてオブジェクト管理手段130に送る(ス
テップS54)。
【0043】オブジェクト管理手段130は配下のRM
54,55に対して、RM削除要求を行う(ステップS
55,S56)。その後、オブジェクト管理手段130
は、ツリー管理手段120に対してツリー情報更新要求
を行う(ステップS57)。ツリー情報更新要求を受け
取ったツリー管理手段120は、データベース40に対
してRMIB情報更新を行い(ステップS58)、RM
IB情報更新応答を受ける(ステップS59)。
【0044】図11は、RMIBの更新状況を示す図で
ある。更新前に登録されていた「RM2」、「RM
4」、「RM5」のレコードは更新処理によって削除さ
れる。RMIB情報更新応答を受け取ったツリー管理手
段120はテーブル121の内容を更新する。
【0045】図12は、テーブルの更新状況を示す図で
ある。RMIBの更新処理と同様に、更新前に登録され
ていた「RM2」、「RM4」、「RM5」のレコード
は更新処理によって削除される。
【0046】テーブル121の更新が終了したら、ツリ
ー管理手段120からオブジェクト管理手段130へ、
更新応答が返される(ステップS60)。オブジェクト
管理手段130は、更新応答を受け取ると、削除された
RM52,54,55に対応する包含木131内のノー
ドオブジェクト131b,131d,131eを、最下
層から順(図中ノードオブジェクト131d→131e
→131bの順)に削除する。そして、メッセージ処理
手段110に対して更新応答を行う(ステップS6
1)。
【0047】これにより、配下のRMを有するRMを削
除する場合には、配下のRMも削除され、使用されない
RMが存続し続けることがなくなる。次に、MOの生成
処理について説明する。ここでは、RM54が管理する
MOを生成する場合を考える。
【0048】図13は、RMが管理するMOの包含関係
を示す図である。包含木131で示されるRM間の包含
関係と同様の関係が、各RM51〜56のそれぞれが管
理するMO61〜66の間でも成立している。各MO6
1〜66には関連識別名が与えられており、それぞれ
「RM1MO1」、「RM2MO1」、「RM3MO1」、「RM4MO1」、
「RM5MO1」、「RM6MO1」である。なお、MOの識別名
は、上位MOからMO自身までの関連識別名の列挙型で
表す。この例では、RM54が管理するMO64の生成
要求が出される。このMO64の識別名は、「RM1 :RM
1MO1:RM2 :RM2MO1:RM4 :RM4MO1」である。また、M
O64の親に当たるMO62の識別名は、「RM1 :RM1M
O1:RM2 :RM2MO1」である。
【0049】図14は、MOの生成処理手順を示す図で
ある。まず、クライアントアプリケーション11からメ
ッセージ処理手段110へ、RM54が管理するMO6
4の生成要求が送信される(ステップS71)。する
と、メッセージ処理手段110はオブジェクト管理手段
130に対してMO64の生成要求を行う(ステップS
72)。オブジェクト管理手段130は、ツリー管理手
段120に対してMO64を管理するRM54の親RM
52の存否確認を行う(ステップS73)。ツリー管理
手段120は、存在するか否かを確認し、存否確認応答
をオブジェクト管理手段130に返す(ステップS7
4)。親RM52が存在する場合、オブジェクト管理手
段130は、RM52に対して親MO62の存否チェッ
ク処理の要求をRM52へ送信する(ステップS7
5)。RM52は、RM62の存否チェックを行い、そ
の結果を返す(ステップS76)。親MOが存在する場
合は、オブジェクト管理手段130が生成するMO64
の生成要求を、RM54に対して行う(ステップS7
7)。その要求に応じて、RM54がMO64を生成
し、その結果を返す(ステップS78)。オブジェクト
管理手段130は、MO64の生成処理の結果を、メッ
セージ処理手段110に応答する(ステップS79)。
最後に、メッセージ処理手段110がクライアントアプ
リケーション11に対して、MO64の生成処理の結果
を応答する(ステップS80)。
【0050】なお、親MOが存在していない場合には、
MO64の生成は行われず、その旨の応答がクライアン
トアプリケーション11に返される。このように、MO
の生成要求が出された場合には親MOの存否を確認する
ため、正常に機能しないMOが生成されることはない。
【0051】次に、MO生成処理の別の方法について説
明する。これは、クライアントアプリケーション11が
直接RM54に対してMO64の生成要求を行った場合
の処理である。
【0052】図15は、クライアントアプリケーション
から直接MO生成処理を行う際の処理手順を示す図であ
る。クライアントアプリケーション11が直接RM54
に対してMO64の生成要求を行う(ステップS9
1)。要求を受け取ったRM54は、MO64を生成す
る前に、メッセージ処理手段110に親MOの存否チェ
ック要求を行う(ステップS92)。メッセージ処理手
段110はオブジェクト管理手段130に対して親MO
の存否確認要求を行う(ステップS93)。オブジェク
ト管理手段130はツリー管理手段120に親RMの存
否確認を行い(ステップS94)、存否確認応答(ステ
ップS95)を受ける。
【0053】親RMであるRM52が存在する場合、オ
ブジェクト管理手段130は、RM52に対して親MO
の存否チェック処理を行い(ステップS96)、存否チ
ェック応答を受ける(ステップS97)。オブジェクト
管理手段130はメッセージ処理手段110に存否確認
結果を応答する(ステップS98)。メッセージ処理手
段110はRM54に対して存否チェック結果を応答す
る(ステップS99)。RM54は、親MOが存在した
場合にはMO64の生成を行い、クライアントアプリケ
ーション11にMO生成応答を返す(ステップS10
0)。これにより、MOのツリー情報に矛盾が生じない
ようになる。次に、MOの削除処理について説明する。
【0054】以下の説明では、関連識別名が「RM3MO1」
であるMO63を削除する場合を考える。図16は、M
Oの包含関係における削除MOの位置を示す図である。
図に示すように、削除すべきMO63は配下のMO66
を有している。このような場合、以下のような手順でM
Oの削除処理が行われる。
【0055】図17は、MO削除処理の手順を示す図で
ある。まず、クライアントアプリケーション11からメ
ッセージ処理手段110へ、RM53が管理するMO6
3の削除要求が出される(ステップS111)。メッセ
ージ処理手段110はオブジェクト管理手段130に対
してMO削除要求を行う(ステップS112)。MO削
除要求を受け取ったオブジェクト管理手段130はツリ
ー管理手段120に対して配下RM56の存否確認を行
い(ステップS113)、ツリー管理手段120から存
否確認応答が返される(ステップS114)。配下RM
であるRM56が存在する場合、オブジェクト管理手段
130はRM56に対して、RM56が管理する配下M
O66の削除要求を行う(ステップS115)。RM5
6は、自己の管理するMO66を削除した後、MO削除
応答をオブジェクト管理手段130へ返す(ステップS
116)。オブジェクト管理手段130は、配下MOの
削除後、RM53に対してMO63の削除要求を行う
(ステップS117)。RM53は、自己の管理するM
O63を削除した後、MO削除応答を返す(ステップS
118)。オブジェクト管理手段130はメッセージ処
理手段110に応答結果を返し(ステップS119)、
さらにメッセージ処理手段110が、クライアントアプ
リケーション11に応答結果を返す(ステップS12
0)。
【0056】なお、配下MO及び削除MOの削除時に
は、各RMに削除MOの識別名「RM1:RM1MO1:RM3 :R
M3MO1」を渡す。この識別名に基づいて、各RMは削除
すべきMOを特定することができる。このようにして、
クライアントアプリケーションが包含木を有してなくて
も、MO間の包含関係を乱すことなくMOの削除を行う
ことができる。
【0057】次に、1つのRMに対して複数の操作要求
が出された場合の排他制御について説明する。本発明で
は、クライアントアプリケーションからの操作要求に対
する排他制御を行うために、メッセージ処理手段110
でメッセージ処理中フラグ及びメッセージキューを設け
る。
【0058】図18は、メッセージ処理手段の内部構成
を示す図である。メッセージ処理手段110は、メッセ
ージ管理テーブル111を有している。メッセージ管理
テーブル111は、RM種別ごとに設けられており、さ
らにオペレーション種別で分けられている。オペレーシ
ョン種別とは、削除要求、生成要求などの別である。あ
るRMの1つのオペレーションに対して処理中フラグと
メッセージキューとが設けられている。メッセージによ
る処理を実行中には処理中フラグがオンとなり、処理を
実行していない場合には処理中フラグがオフとなる。メ
ッセージキューには、クライアントアプリケーションか
ら出されたメッセージがキューイングされる。
【0059】このようなメッセージ管理テーブル111
を用いて、以下のような排他制御が行われる。図19
は、操作要求受信時の処理手順を示すフローチャートで
ある。この処理は、すべてメッセージ処理手段110が
行う処理である。以下、このフローチャートをステップ
番号に沿って説明する。 [S131]操作要求を受信する。 [S132]操作要求の送信先となるRMを識別する。 [S133]操作要求のオペレーション内容を識別す
る。 [S134]送信先RMの該当オペレーションの処理中
フラグを判定する。処理中フラグが「ON」であればス
テップS137に進み、「OFF」であればステップS
135に進む。 [S135]処理中フラグがOFF(処理中操作要求な
し)の場合は、まず処理中フラグを「ON」にする。 [S136]操作要求を実行し、処理を終了する [S137]処理中フラグがON(処理中操作要求あ
り)の場合は、送信先RMの該当オペレーションのメッ
セージキューに操作要求を格納し、処理を終了する。
【0060】図20は、キューイングされた操作要求の
処理手順を示す図である。この処理は、メッセージキュ
ーの処理中フラグがONとなった場合に、メッセージ処
理手段110がそのメッセージキューに対して行う処理
である。 [S141]処理中の操作要求の終了通知を受け取る。 [S142]メッセージキューが空か否かを判定する。
空の場合はステップS144に進む、空でない場合はス
テップS143に進む。 [S143]メッセージキューが空でない場合、メッセ
ージキューから先頭の操作要求を取り出し実行する。そ
の後、ステップS141に進む。 [S144]メッセージキューが空であれば、処理中フ
ラグをOFFにして、処理を終了する。
【0061】このように、排他制御を行うことにより、
同一のRMに対する同じオペレーションの操作要求が同
時期に出されても、混乱することなく処理される。以下
に、本発明のオブジェクト管理システムをネットワーク
管理システムに適用した場合の例を具体的に説明する。
【0062】図21は、ネットワーク管理システムの構
成を示す図である。このネットワーク管理システムはオ
ブジェクト管理システム200を中心に構成されてい
る。このオブジェクト管理システム200は、オペレー
ティングシステム(OS :Operating System) としてNE
−OS(Network Element Operating System)が動作して
いるコンピュータであり、NE−OS上でオブジェクト
管理プログラムが実行されている。オブジェクト管理プ
ログラムは、コンピュータを本発明に係るオブジェクト
管理システムとして機能させるための命令が記述された
プログラムである。
【0063】オブジェクト管理システム200は、DC
N(Data Communications Network)601を介して上位
システム群300に接続されている。また、TCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l) によるネットワーク602を介してGUI(Graphic
User Interface)端末群400に接続されている。さら
に、DCN603を介してNE(Network Element) 群5
00に接続されている。
【0064】上位システム群300は、複数のコンピュ
ータ310,320,330の集合である。また、GU
I端末群400は、クライアント用の複数のコンピュー
タ410,420の集合である。これらのコンピュータ
310,320,330,410,420において、情
報通信ネットワークの管理制御要求を行うためのクライ
アントアプリケーションが実行されている。
【0065】NE群500は、交換機510,520や
伝送装置530,540の集合である。交換機510,
520や伝送装置530,540内には、RMやMOが
生成されており、MOが交換機等の動作を制御してい
る。
【0066】図22は、オブジェクト管理プログラムを
実行することにより構築される機能を示す図である。図
に示すようにオブジェクト管理システム200でオブジ
ェクト管理プログラムを実行することによって、メッセ
ージ処理部210、ツリー管理部220、及びオブジェ
クト管理部230の機能が構築される。メッセージ処理
部210は、上位システム群300やGUI端末群40
0からの操作要求などを受け取り、その内容に従って処
理要求を転送する。ツリー管理部220は、データベー
ス201からRMIBを取得し、RMの包含関係を示す
テーブル221を生成することによって、複数のRM間
の木構造を管理する。オブジェクト管理部230は、M
Oの全ライフサイクルを管理しMOの種別あるいはクラ
ス毎に存在するRMに対し、全RMのライフサイクルお
よびRM間の包含関係を包含木により管理する。
【0067】図23は、ネットワーク管理システムにお
けるレイヤネットワークを示す図である。ネットワーク
は上位から順に、回線レイヤネットワーク710、パス
レイヤネットワーク720、伝送媒体レイヤネットワー
ク730である。伝送媒体レイヤネットワーク730
は、複数のサブネットワーク731〜733を配下に有
している。サブネットワーク731〜733はさらに、
ノード731a,731b,732a,732b,73
2c,733a,733bを有している。ノードは、リ
ンク731c,732d,732e,733cによって
関連付けられている。なお、サブネットワーク731〜
733は、それぞれ「SubNetwork01」、「SubNetwork0
2」、「SubNetwork03」という関連識別名のMOであ
る。同様に、ノード731a,731b,732a,7
32b,732c,733a,733bは、それぞれ
「Node11」、「Node12」、「Node21」、「Node22」、
「Node23」、「Node31」、「Node32」という関連識別名
のMOである。さらに、リンク731c,732d,7
32e,733cは、それぞれ「Link11」、「Link2
1」、「Link22」、「Link31」という関連識別名のMO
である。
【0068】このようなレイヤネットワークを構成する
リソースの包含関係を木構造で表すと、図24のように
なる。図24は、レイヤネットワークの包含木構造を示
す図である。このように、複数のRM501〜506
は、包含木構成によって互いに関連付けられている。各
RM501〜506には、それぞれ「System」、「Admi
n 」、「Layer 」、「SubNetwork」、「Node」、「Lin
k」という関連識別名が与えられている。
【0069】図25は、図24の木構造の包含関係を定
義したRMIB情報である。このRMIB情報は、デー
タベース201内に保持されている。このようなRMI
B情報に基づいて、以下のようにして包含木の生成が行
われる。
【0070】図26は、システムの立ち上げ時の包含木
の生成(初期化)処理手順を示す図である。包含木の生
成(初期化)処理においてオブジェクト管理システム2
00のツリー管理部220は、データベース201に対
してRMIBの読出を行い(ステップS201)、RM
IB読出応答を得る(ステップS202)。そして、R
MIB情報をテーブル221に保持する。
【0071】その後、オブジェクト管理部230は、ツ
リー管理部220のテーブル221に対してツリー情報
読出を行い(ステップS203)、読出応答を受ける
(ステップS204)。受け取った情報を基に、オブジ
ェクト管理部230は包含木231の生成(初期化)と
して、RM501〜506のそれぞれに対応するノード
オブジェクト231a〜231fを生成する。
【0072】各RM501〜506は、メッセージ処理
部210にオブジェクトID情報登録通知を行う(ステ
ップS205)。すると、メッセージ処理部210はツ
リー管理部220のテーブル221にオブジェクトID
情報の登録を行い(ステップS206)、登録応答を受
ける(ステップS207)。次に、メッセージ処理部2
10は、オブジェクト管理部230に対してオブジェク
トID情報取得要求を行う(ステップS208)。オブ
ジェクト管理部230は、ツリー管理部220のテーブ
ル221にオブジェクトID情報読出を行い(ステップ
S209)、読出応答を受け取る(ステップS21
0)。その後、オブジェクト管理部230は、メッセー
ジ処理部210に取得終了を応答する(ステップS21
1)。
【0073】図27は、システム立ち上げ後のツリー管
理部が保持するテーブル情報である。ツリー管理部22
0内のテーブル221では、データベース201に登録
されていたRMIB情報に加えて、オブジェクトID情
報も保持されている。
【0074】次に、システム起動中にRMが生成された
場合の、ツリー情報更新処理について説明する。図28
は、システム起動中にRMの生成によるツリー情報の更
新処理手順を示す図である。関連識別名が「NewRM 」で
あるRM507が生成されると、そのRM507からメ
ッセージ処理部210にRM生成通知が通知される(ス
テップS221)。メッセージ処理部210はオブジェ
クト管理部230にツリー情報更新要求を行う(ステッ
プS222)。オブジェクト管理部230はツリー管理
部220に親RMが存在するか確認を行う(ステップS
223)。これに応じて、ツリー管理部220が読出応
答を返す(ステップS224)。オブジェクト管理部2
30は、親RMが存在している場合にはツリー管理部2
20にツリー情報更新要求を行う(ステップS22
5)。ツリー管理部220はデータベース201に対し
てRMIB情報更新を行い(ステップS226)、RM
IB情報更新応答を受ける(ステップS227)。ま
た、ツリー管理部220はテーブル221の更新も行
い、オブジェクト管理部230に更新応答を行う(ステ
ップS228)。その後、オブジェクト管理部230は
包含木231にノードオブジェクト231gを生成し、
メッセージ処理部210に更新応答を行う(ステップS
229)。
【0075】図29は、RMの生成によって更新された
RMIB情報の内容を示す図である。データベース20
1に保持されたRMIB情報には、新たに生成されたR
M507に関するレコードが追加されている。
【0076】図30は、RMの生成によって更新された
テーブル情報の内容を示す図である。RMIB情報に対
する変更と同様に、ツリー管理部220で保持されたテ
ーブル221には、新たに生成されたRM507に関す
るレコードが追加されている。
【0077】次に、RMが削除された場合の処理手順を
説明する。図31は、システム起動中にRMの削除によ
るツリー情報の更新処理の手順を示す図である。関連識
別名が「SubNetwork」であるRM504が削除される際
に、RM504からメッセージ処理部210へRM削除
通知が通知される(ステップS231)。すると、メッ
セージ処理部210はオブジェクト管理部230にツリ
ー情報更新要求を行う(ステップS232)。オブジェ
クト管理部230はツリー管理部220に配下RMが存
在するかどうかの確認を行う(ステップS233)。そ
れに応じて、確認に対する読出応答がツリー管理部22
0から返される(ステップS234)。配下RMが存在
している場合は、オブジェクト管理部230が配下のR
M505,506に対してRM削除要求を行う(ステッ
プS235,S236)。その後、オブジェクト管理部
230からツリー管理部220にツリー情報更新要求が
行われる(ステップS237)。ツリー管理部220は
データベース201に対してRMIB情報更新を行い
(ステップS238)、RMIB情報更新応答を受ける
(ステップS239)。また、ツリー管理部220はテ
ーブル221の更新も行い、オブジェクト管理部230
に更新応答を行う(ステップS240)。その後、オブ
ジェクト管理部230は包含木231内のノードオブジ
ェクト231d,231e,231fに対して、オブジ
ェクトID情報の削除及びノードオブジェクト231d,
231e,231f自身の削除を行い、メッセージ処理
部210に更新応答を行う(ステップS241)。な
お、オブジェクト管理部230が包含木231からノー
ドオブジェクトを削除する場合、包含木231の最下層
から該当RMの順(ノードオブジェクト231e→23
1f→231dの順)に削除する。
【0078】図32は、RMの削除によって更新された
RMIB情報の内容を示す図である。データベース20
1に保持されたRMIB情報には、削除されたRM50
4〜506に関するレコードが消去されている。
【0079】図33は、RMの削除によって更新された
テーブル情報の内容を示す図である。RMIB情報に対
する変更と同様に、ツリー管理部220で保持されたテ
ーブル221には、削除されたRM504〜506に関
するレコードが消去されている。
【0080】次に、レイヤネットワークを変更する場合
の例を説明する。図34は、レイヤネットワーク構造の
変更例を示す図である。この図では、図23に示したレ
イヤネットワーク構造に対してノード733dを追加す
ると共に、サブネットワーク731全体を削除してい
る。なお、ノード733dが追加されたことにより、2
つのリンク733e,733fも追加されている。
【0081】図35は、MO間の包含関係を示す図であ
る。図に示すように、生成するノード733dの識別名
は、「System:System01:Layer :Layer01 :SubNetwo
rk:Subnetwork03:Node:Node33」である。また、親と
なるサブネットワーク733の識別名は、「System:Sy
stem01:Layer :Layer01 :SubNetwork:Subnetwork0
3」である。
【0082】図36は、上位システム内アプリケーショ
ンからMOの生成要求が出された場合の処理を示す図であ
る。上位システム内アプリケーション301からノード
733dの生成要求がメッセージ処理部210に出され
る(ステップS251)。このとき、生成時の情報とし
て、生成すべきMOの識別名「System:System01:Laye
r :Layer01 :SubNetwork:SubNetwork03:Node:Node
33」を受け取る。メッセージ処理部210は、オブジェ
クト管理部230にMO生成要求を行う(ステップS2
52)。オブジェクト管理部230はMOを生成する前
に、親となるサブネットワーク733(関連識別名「Su
bNetwork03」)が存在するかどうか確認するために、ツ
リー管理部220に対して親RMの存否確認を行い(ス
テップS253)、ツリー管理部220から存否確認応
答を受ける(ステップS254)。
【0083】親RMが存在する場合には、オブジェクト
管理部230は親MOの存否確認を行うために、ノード
オブジェクト231cが持つオブジェクトID情報を基
に、RM504に対して親MOの識別名「System:Syst
em01:Layer :Layer01 :SubNetwork:SubNetwork03」
を情報として渡し、親MOであるサブネットワーク73
3の存否チェック処理を行う(ステップS255)。R
M504からは存否チェック応答が返される(ステップ
S256)を受ける。
【0084】親MOが存在する場合は、オブジェクト管
理部230がノード733dの生成を行う。すなわち、
ノードオブジェクト231eが持つオブジェクトID情
報を基に、RM505に対して生成すべきノード733
dの識別名「System:System01:Layer :Layer01 :Su
bNetwork:SubNetwork03:Node:Node33」を情報として
渡し、ノード733dの生成要求を行う(ステップS2
57)。RM505からは、ノード733dの生成後、
MO生成応答が返される(ステップS258)。MO生
成応答を受けたオブジェクト管理部230は、メッセー
ジ処理部210に対して応答結果を返す(ステップS2
59)。すると、メッセージ処理部210は上位システ
ム内アプリケーション301に応答結果を返す(ステッ
プS260)。
【0085】なお、MOの生成要求を上位システム内ア
プリケーションが直接RMに対して行うこともできる。
そのような場合の処理手順を以下に示す。図37は、上
位システム内アプリケーションが直接RMに対してMO
の生成要求を行った場合の処理手順を示す図である。上
位システム内アプリケーション301から直接RM50
5に対してMO生成要求を行われる(ステップS27
1)。すると、RM505はメッセージ処理部210に
対して親MOの存否チェック要求を行う(ステップS2
72)。このときメッセージ処理部210は、生成すべ
きMO733dの識別名「System:System01:Layer :
Layer01 :SubNetwork:SubNetwork03:Node:Node33」
を情報として受ける。メッセージ処理部210は要求を
受けると、オブジェクト管理部230に親MO存否確認
要求を行う(ステップS273)。オブジェクト管理部
230は親となるRM504が存在するか確認するため
に、ツリー管理部220に対して親RMの存否確認を行
い(ステップS274)、存否確認応答を受ける(ステ
ップS275)。
【0086】親RMが存在する場合、オブジェクト管理
部230は、親MOの存否確認を行うためにノードオブ
ジェクト231dが持つオブジェクトID情報を基に、
RM504に対して親MOの識別名「System:System0
1:Layer :Layer01 :SubNetwork:SubNetwork03」を
情報として渡し、親MOの存否チェック処理を行う(ス
テップS276)。RM504は存否チェックを行った
後、存否チェック応答を返す(ステップS277)。オ
ブジェクト管理部230はメッセージ処理部210に存
否確認結果を返し(ステップS278)、メッセージ処
理部210はRM505に存否チェック結果を返す(ス
テップS279)。RM505は存否チェック結果で親
MOが存在している場合は、ノード733dを生成し、
上位システム内アプリケーション301にMO生成応答
を返す(ステップS280)。
【0087】図38は、削除すべきMOに関する包含関
係を示す図である。これは、図34で示した変更内容の
中で、関連識別名が「SubNetwork01」であるサブネット
ワーク731の削除に関する包含関係を示すものであ
る。削除すべきサブネットワーク731の識別名は「Sy
stem:System01:Layer :Layer01 :SubNetwork:Subn
etworkO1」である。このサブネットワーク731には、
配下のノード731a,731bと配下のリンク731
cが存在する。これらの配下のノード731a,731
bと配下のリンク731cの識別名は、それぞれ「Syst
em:System01:Layer :Layer01 :SubNetwork:Subnet
work01:Node:Node11」、「System:System01:Layer
:Layer01 :SubNetwork:Subnetwork01:Node:Node1
2」、「System:System01:Layer :Layer01 :SubNetw
ork:Subnetwork01:Link:Link11」である。
【0088】図39は、MOを削除する際の処理手順を
示す図である。上位システム内アプリケーション301
からメッセージ処理部210へ、削除MOであるサブネ
ットワーク731のMO削除要求が出される(ステップ
S291)。このときメッセージ処理部210は、削除
時の情報として、削除MOの識別名「System:System0
1:Layer :Layer01 :SubNetwork:SubNetwork01」を
受ける。そして、メッセージ処理部210はオブジェク
ト管理部230にMO削除要求を行う(ステップS29
2)。配下にMOが存在する場合は配下から削除する必
要があるため、オブジェクト管理部230はMOを削除
する前に、ツリー管理部220に対して配下RMの存否
確認を行い(ステップS293)、存否確認応答を受け
る(ステップS294)。
【0089】ここでは、配下のRM505,506が存
在するため、削除MOであるサブネットワーク731の
配下にもMOが存在する可能性がある。そこで、オブジ
ェクト管理部230は、ノードオブジェクト231e、
231fが持つオブジェクトID情報を基に、RM50
5,506に対して識別名が「System:System01:Laye
r :Layer01 :SubNetwork:SubNetwork01」であるMO
の配下MOの削除要求を行う(ステップS295,S2
97)。これにより、各RM505,506において、
識別名「System:System01:Layer :Layer01 :SubNet
work:SubNetwork01」を基に、識別名「System:System
01:Layer :Layer01 :SubNetwork:SubNetwork01:No
de:Node11」、識別名「System:System01:Layer :La
yer01 :SubNetwork:SubNetwork01:Node:Node12」、
識別名「System:System01:Layer :Layer01 :SubNet
work:SubNetwork01:Link:Link11」にあたるノード7
31a,731bとリンク731cが削除される。そし
て、RM505,506からオブジェクト管理部230
へ、MO削除応答が返される(ステップS296,S2
98)。
【0090】その後、オブジェクト管理部230は、削
除MOであるサブネットワーク731の削除を行う。す
なわち、ノードオブジェクト231dが持つオブジェク
トID情報を基に、RM504に対して削除MOの識別
名「System:System01:Layer :Layer01 :SubNetwor
k:SubNetwork01」を情報として渡し、MOの削除要求
を行う(ステップS299)。RM504は、サブネッ
トワーク731の削除後、MO削除応答を返す(ステッ
プS300)。すると、オブジェクト管理部230はメ
ッセージ処理部210に対して応答結果を返し(ステッ
プS301)、メッセージ処理部210は上位システム
内アプリケーション301に応答結果を返す(ステップ
S302)。
【0091】次に、操作要求のキューイングを具体的に
説明する。図40は、上位システム内アプリケーション
からの操作要求に対する排他制御例である。上位システ
ム内アプリケーション301からメッセージ処理部21
0が操作要求「Admin-get 」を受ける。すると、メッセ
ージ処理部210は操作要求の送信先としてRM種別の
識別を行い、対象RMを「Admin 」と判定する。さら
に、操作要求のオペレーション種別の識別を行い、「ge
t 」と判定する。これにより、該当する処理中フラグ及
びメッセージキューが確定する。処理中フラグ及びメッ
セージキューが確定すると、メッセージ処理部210は
処理中フラグの判定を行う。ここでは、処理中フラグが
「フラグON(処理中操作要求あり)」であるため、メ
ッセージキューに「操作要求3」を格納する。 メッセー
ジキュー内の操作要求は、「操作要求1」、「操作要求
2」、「操作要求3」の順に実行し、メッセージキュー
内が空になったら、処理中フラグを「フラグOFF(処
理中操作要求なし)」にする。
【0092】なお、「get 」のオペレーションは情報の
取得要求であり、「set 」のオペレーションは情報の設
定要求であり、「action」のオペレーションは所定の処
理の開始要求であり、「create」のオペレーションはM
Oの生成要求であり、「delete」のオペレーションはM
Oの削除要求である。
【0093】以上説明したように、本発明に係るオブジ
ェクト管理システムを用いてネットワーク管理システム
を構築すれば、クライアントアプリケーションはシステ
ムの包含木の構成を意識することなくオブジェクトに対
して操作要求を行うことが可能となり、クライアントア
プリケーションに影響を与えることなく包含木の構成を
変更することが可能となる。しかも、クライアントアプ
リケーションとオブジェクトとの間で送受信された情報
量が減り、ネットワーク管理システムの全体の性能向上
に寄与するところが大きい。
【0094】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、オブジェクト
管理システムが有すべき機能の処理内容は、コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに
記述しておく。そして、このプログラムをコンピュータ
で実行することにより、上記処理がコンピュータで実現
される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体として
は、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に流通
させる場合には、CD−ROM(Compact DiskRead Only
Memory) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体に
プログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介
して接続されたコンピュータの記憶装置に格納してお
き、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送する
こともできる。コンピュータで実行する際には、コンピ
ュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納し
ておき、メインメモリにロードして実行する。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明のオブジェク
ト管理システム及び情報処理システムでは、ツリー管理
手段がリソース管理オブジェクトの包含関係を示すツリ
ー情報を管理し、オブジェクト管理手段がツリー情報か
ら操作要求の宛先を認識し、該当するリソース管理オブ
ジェクトへ操作要求を出力するようにしたため、クライ
アントアプリケーションはシステムの包含木の構成を意
識することなくオブジェクトに対して操作要求を行うこ
とが可能となり、クライアントアプリケーションに影響
を与えることなく包含木の構成を変更することが可能と
なる。さらに、クライアントアプリケーションとリソー
ス管理オブジェクトとの間でオブジェクト管理のための
情報の送受信を行う必要がないため、システム全体の負
荷が軽減される。
【0096】また、本発明のオブジェクト管理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び
情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体では、記録されたオブジェクト管理プログ
ラムをコンピュータに実行させることにより、リソース
管理オブジェクトの包含関係を示すツリー情報を一括管
理し、入力された操作要求を該当するリソース管理オブ
ジェクトへ出力するような処理をコンピュータに行わせ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】リソース管理オブジェクトに対する操作手順を
示す図である。
【図3】包含木の生成手順を示す図である。
【図4】データベースに保持されたRMIBの例を示す
図である。
【図5】テーブル情報の例を示す図である。
【図6】オブジェクトID情報登録後のテーブルを示す
図である。
【図7】RMの生成/削除手順を示す図である。
【図8】RMIB情報更新によるデータベースの内容の
変化を示す図である。
【図9】テーブルの内容の変化を示す図である。
【図10】配下のRMが存在する場合の削除処理手順を
示す図である。
【図11】RMIBの更新状況を示す図である。
【図12】テーブルの更新状況を示す図である。
【図13】RMが管理するMOの包含関係を示す図であ
る。
【図14】MOの生成処理手順を示す図である。
【図15】クライアントアプリケーションから直接MO
生成処理を行う際の処理手順を示す図である。
【図16】MOの包含関係における削除MOの位置を示
す図である。
【図17】MO削除処理の手順を示す図である。
【図18】メッセージ処理手段の内部構成を示す図であ
る。
【図19】操作要求受信時の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図20】キューイングされた操作要求の処理手順を示
す図である。
【図21】ネットワーク管理システムの構成を示す図で
ある。
【図22】オブジェクト管理プログラムを実行すること
により構築される機能を示す図である。
【図23】ネットワーク管理システムにおけるレイヤネ
ットワークを示す図である。
【図24】レイヤネットワークの包含木構造を示す図で
ある。
【図25】図24の木構造の包含関係を定義したRMI
B情報である。
【図26】システムの立ち上げ時の包含木の生成(初期
化)処理手順を示す図である。
【図27】システム立ち上げ後のツリー管理部が保持す
るテーブル情報である。
【図28】システム起動中にRMの生成によるツリー情
報の更新処理手順を示す図である。
【図29】RMの生成によって更新されたRMIB情報
の内容を示す図である。
【図30】RMの生成によって更新されたテーブル情報
の内容を示す図である。
【図31】システム起動中にRMの削除によるツリー情
報の更新処理の手順を示す図である。
【図32】RMの削除によって更新されたRMIB情報
の内容を示す図である。
【図33】RMの削除によって更新されたテーブル情報
の内容を示す図である。
【図34】レイヤネットワーク構造の変更例を示す図で
ある。
【図35】MO間の包含関係を示す図である。
【図36】上位システム内アプリケーションからMOの生
成要求が出された場合の処理を示す図である。
【図37】上位システム内アプリケーションが直接RM
に対してMOの生成要求を行った場合の処理手順を示す
図である。
【図38】削除すべきMOに関する包含関係を示す図で
ある。
【図39】MOを削除する際の処理手順を示す図であ
る。
【図40】上位システム内アプリケーションからの操作
要求に対する排他制御例である。
【図41】従来のネットワーク管理システムの構成図で
ある。
【符号の説明】
11,12 クライアントアプリケーション 21,22 インタフェース 40 データベース 51〜56 リソース管理オブジェクト(RM) 100 オブジェクト管理システム 110 メッセージ処理手段 120 ツリー管理手段 130 オブジェクト管理手段 131 包含木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 和章 石川県金沢市広岡3丁目1番1号 富士通 北陸通信システム株式会社内 (72)発明者 中 剛 石川県金沢市広岡3丁目1番1号 富士通 北陸通信システム株式会社内 (72)発明者 中村 俊晴 石川県金沢市広岡3丁目1番1号 富士通 北陸通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5B089 AA21 AA22 AC03 AD00 AE01 AE09 AF02 AF07 BB09 CB02 CB03 CC17 DD01 5K030 GA11 JL10 KA07 MA01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象となる被管理オブジェクトを管
    理するリソース管理オブジェクト間の関係を階層的な包
    含木構造によって管理するオブジェクト管理システムに
    おいて、 前記リソース管理オブジェクトに対する操作要求を受け
    付けるメッセージ処理手段と、 前記リソース管理オブジェクトを特定するための識別情
    報及び前記リソース管理オブジェクト間の包含関係が定
    義されたツリー情報を保持するツリー管理手段と、 前記メッセージ処理手段が受け取った前記操作要求を送
    信すべき宛先リソース管理オブジェクトの識別情報を前
    記ツリー管理手段が管理するツリー情報により認識し、
    前記宛先リソース管理オブジェクトに対して前記操作要
    求を出力するオブジェクト管理手段と、を有することを
    特徴とするオブジェクト管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ツリー管理手段は、システムの立ち
    上げ時に前記リソース管理オブジェクト間の包含関係を
    示す情報をデータベースから読み出し、読み出した情報
    を内部のテーブルで保持することにより前記ツリー情報
    の管理を行うことを特徴とする請求項1記載のオブジェ
    クト管理システム。
  3. 【請求項3】 前記ツリー管理手段は、前記ツリー情報
    の内容を変更する際には、同時に前記データベースの内
    容の変更を行い、前記ツリー情報の内容と前記データベ
    ースの内容との整合性を保つことを特徴とする請求項2
    記載のオブジェクト管理システム。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ処理手段は、システムの
    立ち上げ時に、前記リソース管理オブジェクトから識別
    情報を取得し、 前記ツリー管理手段は、前記メッセージ処理手段が取得
    した前記リソース管理オブジェクトの識別情報を内部の
    テーブルで保持することで前記ツリー情報の管理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のオブジェクト管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記ツリー管理手段は、ツリー構造変更
    要求が入力された際には、前記ツリー構造更新要求に従
    って前記ツリー情報の更新を行うことを特徴とする請求
    項1記載のオブジェクト管理システム。
  6. 【請求項6】 前記メッセージ処理手段は、前記リソー
    ス管理オブジェクトが生成/削除される際に出力する生
    成/削除通知を受け取り、 前記オブジェクト管理手段は、前記メッセージ処理手段
    が受け取った生成/削除通知に応じて前記ツリー構造更
    新要求を前記ツリー管理手段へ出力することを特徴とす
    る請求項5記載のオブジェクト管理システム。
  7. 【請求項7】 前記オブジェクト管理手段は、前記リソ
    ース管理オブジェクトが削除された際には、前記ツリー
    管理手段が管理する前記ツリー情報に基づいて、削除さ
    れた前記リソース管理オブジェクトに包含される配下リ
    ソース管理オブジェクトの存否を確認し、前記配下リソ
    ース管理オブジェクトが存在する場合には、前記配下リ
    ソース管理オブジェクトを削除すると共に前記ツリー管
    理手段に対して前記配下リソース管理オブジェクトの削
    除に伴うツリー構造更新要求を出力することを特徴とす
    る請求項5記載のオブジェクト管理システム。
  8. 【請求項8】 前記オブジェクト管理手段は、前記被管
    理オブジェクトの生成処理を行う際には、前記ツリー管
    理手段が保持する前記ツリー情報に基づいて、生成すべ
    き被管理オブジェクトの属するリソース管理オブジェク
    トの上位リソース管理オブジェクトを前記ツリー情報か
    ら検索し、前記上位リソース管理オブジェクトが存在す
    る場合は、生成すべき前記被管理オブジェクトを包含す
    べき上位被管理オブジェクトの存否を前記上位リソース
    管理オブジェクトに対して確認し、前記上位被管理オブ
    ジェクトが存在していた場合にのみ前記被管理オブジェ
    クトの生成を行うことを特徴とする請求項1記載のオブ
    ジェクト管理システム。
  9. 【請求項9】 前記メッセージ処理手段は、クライアン
    トアプリケーションが直接前記リソース管理オブジェク
    トに対して前記被管理オブジェクトの生成要求を行った
    場合に、前記リソース管理オブジェクトが出力する上位
    被管理オブジェクトの存否チェック依頼を受け取り、 前記オブジェクト管理手段は、前記メッセージ処理手段
    が上位被管理オブジェクトの存否チェック依頼を受け取
    った際には、前記ツリー管理手段が保持する前記ツリー
    情報に基づいて、生成すべき被管理オブジェクトの属す
    るリソース管理オブジェクトの上位リソース管理オブジ
    ェクトを前記ツリー情報から検索し、前記上位リソース
    管理オブジェクトが存在する場合は、生成すべき前記被
    管理オブジェクトを包含すべき上位被管理オブジェクト
    の存否を前記上位リソース管理オブジェクトに対して確
    認し、前記上位被管理オブジェクトが存在していた場合
    にのみ前記被管理オブジェクトの生成を行うことを特徴
    とする請求項1記載のオブジェクト管理システム。
  10. 【請求項10】 前記オブジェクト管理手段は、前記被
    管理オブジェクトの削除処理において、削除すべき被管
    理オブジェクトを管理するリソース管理オブジェクトの
    配下のすべてのリソース管理オブジェクトに対して、削
    除すべき被管理オブジェクトの配下の被管理オブジェク
    トの削除要求を出力することを特徴とする請求項1記載
    のオブジェクト管理システム。
  11. 【請求項11】 前記メッセージ処理手段は、メッセー
    ジキューを設け、受け取った操作要求を前記メッセージ
    キューに格納すると共に、前記メッセージキューに先に
    格納された操作要求から順に処理を進めることを特徴と
    する請求項1記載のオブジェクト管理システム。
  12. 【請求項12】 前記メッセージ処理手段は、前記リソ
    ース管理オブジェクトごとに前記メッセージキューを設
    けることを特徴とする請求項11記載のオブジェクト管
    理システム。
  13. 【請求項13】 前記メッセージ処理手段は、個々の前
    記リソース管理オブジェクトに対するオペレーション種
    別毎に前記メッセージキューを設けることを特徴とする
    請求項11記載のオブジェクト管理システム。
  14. 【請求項14】 複数のオブジェクト間の関係を階層的
    な包含木構造によって管理する情報処理システムにおい
    て、 管理対象となる被管理オブジェクトを管理する複数のリ
    ソース管理オブジェクトと、 前記リソース管理オブジェクトに対する操作要求を受け
    付けるメッセージ処理手段と、 前記リソース管理オブジェクトを特定するための識別情
    報及び前記リソース管理オブジェクト間の包含関係が定
    義されたツリー情報を保持するツリー管理手段と、 前記メッセージ処理手段が受け取った前記操作要求を送
    信すべき宛先リソース管理オブジェクトの識別情報を前
    記ツリー管理手段が管理するツリー情報により認識し、
    前記宛先リソース管理オブジェクトに対して前記操作要
    求を出力するオブジェクト管理手段と、を有することを
    特徴とする情報処理システム。
  15. 【請求項15】 オブジェクト間の関係を階層的な包含
    木構造によって管理するオブジェクト管理プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
    て、 前記リソース管理オブジェクトに対する操作要求を受け
    付けるメッセージ処理手段、 前記リソース管理オブジェクトを特定するための識別情
    報及び前記リソース管理オブジェクト間の包含関係が定
    義されたツリー情報を保持するツリー管理手段、 前記メッセージ処理手段が受け取った前記操作要求を送
    信すべき宛先リソース管理オブジェクトの識別情報を前
    記ツリー管理手段が管理するツリー情報により認識し、
    前記宛先リソース管理オブジェクトに対して前記操作要
    求を出力するオブジェクト管理手段、としてコンピュー
    タを機能させることを特徴とするオブジェクト管理プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 複数のオブジェクト間の関係を階層的
    な包含木構造によって管理する情報処理プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 管理対象となる被管理オブジェクトを管理する複数のリ
    ソース管理オブジェクト、 前記リソース管理オブジェクトに対する操作要求を受け
    付けるメッセージ処理手段、 前記リソース管理オブジェクトを特定するための識別情
    報及び前記リソース管理オブジェクト間の包含関係が定
    義されたツリー情報を保持するツリー管理手段、 前記メッセージ処理手段が受け取った前記操作要求を送
    信すべき宛先リソース管理オブジェクトの識別情報を前
    記ツリー管理手段が管理するツリー情報により認識し、
    前記宛先リソース管理オブジェクトに対して前記操作要
    求を出力するオブジェクト管理手段、としてコンピュー
    タを機能させることを特徴とする情報処理プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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