JP2000089819A - 制御器および制御装置 - Google Patents

制御器および制御装置

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JP2000089819A
JP2000089819A JP25869598A JP25869598A JP2000089819A JP 2000089819 A JP2000089819 A JP 2000089819A JP 25869598 A JP25869598 A JP 25869598A JP 25869598 A JP25869598 A JP 25869598A JP 2000089819 A JP2000089819 A JP 2000089819A
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Yoichi Tatsuta
陽一 辰田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御器の制御状態を瞬時に把握して、監視・
操作が必要な制御器を的確に選択し、プラントの運転操
作の負担軽減を図る。 【解決手段】 PID制御器101とインターフェース
制御器102と操作器103で制御器を構成し、PID
制御器101でプラントからのプロセス入力により所定
の演算により制御量を算出して弁等を制御する。この場
合、ガイダンスロジック8は制御が自動/手動モード信
号、設定量(SV)、プロセス量(PV)、操作量(M
V)およびその他のロジック信号から「制御中」「待機
中」「保持中」「手動」等の制御状態を判定し、その判
定結果をガイダンス表示部23に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】原子力プラント・発電プラン
ト等の各種プラントや、各種制御対象を調整し制御する
制御器と、その制御器を使用して構成する制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力プラント・発電プラントなどで温
度・圧力・流量・回転数を制御するシステムでは、制御
盤に取り付けられた操作器のパネル上のスイッチやボタ
ンを、または、ディスプレイ上の操作器のキーをタッチ
して、ヒータの出力・弁の開度・モータの回転数などを
制御する。それらの操作器は、プロセス量(PV)・設
定量(SV)・偏差量(DV)・操作量(MV)等の制
御対象パラメータ表示部と手動での操作量の増減、自動
での設定量の増減などの一般的な操作ボタン・操作ダイ
アルまたは操作キーを有した操作器であり、この操作器
と、操作器の操作やプラントからのプロセス量などに応
じてプラントのPID制御等を行うPID制御器とを含
む複数の制御器で構成されている。
【0003】一つのプロセス量を制御する実動作機器
(ヒータ、弁、ポンプ)が複数ある場合、その機器に対
する制御器は自動/手動モードの表示灯(表示部)と各
制御器のプロセス量(PV)・設定量(SV)・偏差量
(DV)・操作量(MV)等の制御対象パラメータより
実制御している制御器か、実制御していない制御器かを
判別している。
【0004】一つの実動作機器(ヒータ、弁・ポンプ
等)がプラント状態により制御対象を切り替えて制御す
る場合、制御対象である種別を直接制御対象プロセス量
や間接制御対象(飽和蒸気の例で、圧力制御するとこに
より温度制御を行う)のプロセス量から判別している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラント起動時・停止
時やプラント異常発生時において自動モードで実制御し
ている制御器を正しく選択して、制御対象のプロセス量
が整定(プロセス量と設定値との偏差が所定範囲内)し
ているか否かを判別し、自動モード異常時には制御効果
がある最適な制御器を手動で操作する必要がある。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、制御器が制御中・待機中・保持
中等のいずれの制御状態であるか、また、いずれの制御
対象を制御しているかを表示する制御器および制御装置
を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】(1)この発明に係る制御器は、制御対象
に対しPID制御、リミッタ制御等の制御を行うと共
に、制御モードが自動/手動モードのいずれかを表示す
る表示器と、制御量、設定値等を調整する調整ボタン
と、プロセス量・制御量・設定値等を指示する指示計を
有する制御器において、「制御中」「待機中」「保持
中」等の制御状態に応じてその制御状態を表示する第1
のガイダンス表示部を設けたものである。
【0008】(2)この発明に係る制御装置は、上記
(1)の制御器を複数個用いてプラント等の複数の制御
対象を制御する制御装置であって、上記各制御器の制御
状態を集中表示するCRT等のディスプレイ装置を、上
記制御器の第1のガイダンス表示部の代わりに、または
上記制御器の第1のガイダンス表示部と共に設けるよう
にしたものである。
【0009】(3)この発明に係る制御器は、制御対象
に対しPID制御、リミッタ制御等の制御を行うと共
に、制御モードが自動/手動モードのいずれかを表示す
る表示器と、制御量、設定値等を調整する調整ボタン
と、プロセス量・制御量・設定値等を指示する指示計を
有する制御器において、「圧力制御」「温度制御」「流
量制御」等の制御対象種別を切り替えて制御する場合
に、上記制御対象種別の切替えに応じて選択した制御対
象種別を表示する第2のガイダンス表示部を設けたもの
である。
【0010】(4)この発明に係る制御装置は、上記
(3)の制御器を複数個用いてプラント等の複数の制御
対象を制御する制御装置であって、上記各制御器の制御
対象種別を集中表示するCRT等のディスプレイ装置
を、上記制御器の制御対象種別を表示する第2のガイダ
ンス表示部の代わりに、または上記制御器の第2のガイ
ダンス表示部と共に設けるようにしたものである。
【0011】(5)この発明に係る制御器は、制御対象
に対しPID制御、リミッタ制御等の制御を行うと共
に、制御モードが自動/手動モードのいずれかを表示す
る表示器と、制御量、設定値等を調整する調整ボタン
と、プロセス量・制御量・設定値等を指示する指示計を
有する制御器において、「制御中」「待機中」「保持
中」等の制御状態に応じてその制御状態を表示する制御
状態表示モードと、「圧力制御」「温度制御」「流量制
御」等の制御対象種別を切り替えて制御する場合に、上
記制御対象種別の切替えに応じて選択した制御対象種別
を表示する制御対象種別表示モードの2つのモードを切
替え表示する第3のガイダンス表示部、または、上記2
つのモードを併せて「温度制御:制御中」等と表示する
第4のガイダンス表示部を設けたものである。
【0012】(6)この発明に係る制御装置は、上記
(5)の制御器を複数個用いてプラント等の複数の制御
対象を制御する制御装置であって、上記各制御器の第3
または第4のガイダンス表示部で表示する表示内容を集
中表示するCRT等のディスプレイ装置を、上記制御器
の第3または第4のガイダンス表示部の代わりに、また
は上記制御器の第3または第4のガイダンス表示部と共
に設けるようにしたものである。
【0013】(7)この発明に係る制御器は、上記
(1)(3)(5)のいずれか1項の制御器において、
自動/手動モードを表示する表示器、及び第1〜第4の
ガイダンス表示部の少なくともいずれか一つに対し、表
示内容に応じて表示色を変化するようにしたものであ
る。
【0014】(8)この発明に係る制御装置は、上記
(2)(4)(8)のいずれか1項の制御装置におい
て、制御器の自動/手動モードを表示する表示器、及び
第1〜第4のガイダンス表示部の少なくともいずれか一
つに対し、表示内容に応じて表示色を変化するようにし
たものである。
【0015】(9)また、上記(1)(3)(5)
(7)のいずれか1項の制御器において、上記制御器の
調整ボタン等の操作部分、表示器・表示部・指示計等の
表示部分をCRT等のディスプレイの画面上に表示する
と共に、上記画面上の操作部分をタッチキーとするディ
スプレイ操作部を、上記制御器の表示部分および操作部
分の代わりに、または上記制御器の表示部分および操作
部分と共に設け、上記タッチキーによる制御操作を可能
としたものである。
【0016】(10)また、上記(2)(4)(6)
(8)のいずれか1項の制御装置において、上記制御装
置に内蔵されている制御器の調整ボタン等の操作部分、
表示器・表示部・指示計等の表示部分をCRT等のディ
スプレイの画面上に表示すると共に、上記画面上の操作
部分をタッチキーとするディスプレイ操作部を、上記制
御器の表示部分および操作部分の代わりに、または上記
制御器の表示部分および操作部分と共に設け、上記タッ
チキーによる制御操作を可能としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図について説明する。図1は制御器全体の機能
構成を示す図である。図2は制御器を構成する操作器の
正面図である。図3は制御器の制御状態とその表示状態
を示す図である。
【0018】図1において、制御器はPID制御器10
1、インターフェース制御器102、操作器103で構
成される。また、PID制御器101において、1はP
ID演算器、2はMV上限モニタ、3はMV下限モニ
タ、4はSV上限モニタ、5はSV下限モニタである。
【0019】PID演算器1は、レートリミッタ機能付
きのPID演算器であり、自動モードでは出力がプロセ
ス量(PV)と設定量(SV)との偏差に応じてPID
演算された操作量で追従し、また場合によっては目標設
定値に指定されたレートで追従するレートリミッタ機能
を持つ演算器であり、また、手動モードでは出力がイン
ターフェース制御器102の出力に一致するように追従
する演算器である。
【0020】MV上限モニタ2は、PID演算器1の出
力信号と予め設定された上限値とを比較するモニタであ
る。MV下限モニタ3は、PID演算器1の出力信号と
予め設定された下限値とを比較するモニタである。SV
上限モニタ4は、設定量と予め設定された上限値とを比
較するモニタである。SV下限モニタ5は、設定量と予
め設定された下限値とを比較するモニタである。
【0021】インターフェース制御器102において、
6は設定量UP/DOWNロジック、7は操作量UP/
DOWNロジック、8はガイダンスロジックである。設
定量UP/DOWNロジック6は、自動モード時、設定
量増加調整ボタン34、設定量減少調整ボタン35等の
調整ボタンを直接操作してPID演算器1の設定量(S
V)を増減させる演算ロジックである。
【0022】操作量UP/DOWNロジック7は、手動
モードでは、操作量増加調整ボタン31、操作量減少調
整ボタン32、速度切替え調整ボタン33等の調整ボタ
ンを直接操作して操作量(MV)を増減させる演算器で
あり、また、自動モードでは、MANU出力がAUTO
出力に一致するように追従する演算器である。
【0023】ガイダンスロジック8は、自動/手動信
号、自PID演算器1のモニタ信号、自PID演算器1
の設定量モニタ信号、他操作器の自動/手動信号、その
他のロジック条件にて自PID演算器1のモードを判別
するロジックである。
【0024】操作器103は図1と共に図2も参照して
説明する。11はMV指示計、12はPV指示計、13
はSV指示計で、各々、操作量(MV)、プロセス量
(PV)、設定量(SV)を表示する。21は自動モー
ド切替表示器、22は手動モード切替表示器で、両者で
自動/手動モードを切り替えると共に、そのモードを表
示する表示灯付きの切替ボタンである。
【0025】23は制御器の制御状態を表示するガイダ
ンス表示器で、本発明の主要構成要素となる。31は操
作量増加調整ボタン、32は操作量減少調整ボタンで、
両者で手動モード時、操作量を増減する。33は手動モ
ード時、操作量の速度を切り替える速度切替調整ボタン
である。34は設定量増加調整ボタン、35は設定量減
少調整ボタンで、両者で自動モード時、設定量を増減す
る。36はバックアップ信号切替スイッチで、操作量を
電流発生器9からのバックアップ信号に切り替える。
【0026】次に上記のように構成された制御器の動作
について説明する。図3(a)に示すように、ガイダン
スロジック7は制御状態を判別して、自動モード切替表
示器21および手動モード切替表示器22の一方をON
(赤色点灯)、他方をOFF(消灯)することで自動/
手動を区別して表示する。
【0027】また、ガイダンスロジック7からの信号
で、ガイダンス表示器23は「制御中」「待機中」「保
持中」「手動」等と表示する。ここで「制御中」は、自
動モードでPID演算器1の出力により実制御(設定量
(SV)にプロセス量(PV)が一致するように操作量
(MV)が追従応答)している状態である。
【0028】「待機中」は、自動モードであるが、他の
実制御している制御器に干渉しないようにするため[実
制御している制御器の設定量(SV)と自制御器の設定
量(SV)をずらして偏差により自制御器の操作量(M
V)が下限値または上限値へ振り切らせて]自制御器の
操作量(MV)が下限値または上限値に保持されている
状態である。「保持中」は、自動モードで操作量(M
V)が保持されている状態である。「手動」は、手動モ
ードで、直接操作器の調整ボタンを操作して操作量(M
Vを増減または保持している状態である。
【0029】制御器に制御状態を表示した例を図4に示
す。例えば、プラント通常時においては、従来は自動モ
ードの制御器を多数監視する必要があったが、ガイダン
ス表示器23が「制御中」の制御器のみを監視すればよ
い。また、プラント起動・停止時においては、ガイダン
ス表示器23が「待機中」「保持中」から「制御中」に
移行することや「制御中」から「待機中」「保持中」に
移行することで制御器の切替確認が容易になる。
【0030】以上のようにこの実施の形態1によれば、
ガイダンス表示器に制御器の制御状態を表示することに
より、制御器の状態を的確に把握することができ、プラ
ント運転操作の負担が低減される。
【0031】実施の形態2.この実施の形態2を図3
(b)について説明する。図3(b)に示すように、制
御器の状態をガイダンスロジック7にて判別し、その結
果を操作器の自動/手動モードの切替表示器21、22
の色で区別して表示する。なお、操作器は図2の操作器
からガイダンス表示器23を省いたものである。
【0032】自動モード切替表示器21は、「制御中」
「待機中」「保持中」の制御状態に応じて「赤」「マゼ
ンダ」「オレンジ」等の色で区別する。また「手動」時
は消灯する。手動モード切替表示器22は、「手動」時
は「緑」で自動モードの表示器の色と区別する。また
「自動」時は消灯する。
【0033】従来は、図3(a)の「操作器の表示器の
色」のように、自動モードを「赤」のみの1色で表示し
たが、この実施の形態では図3(b)のように、ガイダ
ンスロジックにより自動モードでの「制御中」「待機
中」「保持中」の3色に対応させると、制御器から離れ
た位置からでも複数の制御器の制御状態を瞬時に把握す
ることができる。
【0034】プラント異常時は即座に監視すべき制御器
は、自動モードの表示器が「赤」で点灯していて、監視
優先順位が低い制御器は自動モードの表示器が「マゼン
ダ」「オレンジ」であり、プラントの運転操作時の負担
が低減できる。
【0035】実施の形態3.この実施の形態3は、実施
の形態1と実施の形態2とを組み合わせたもので、図4
の操作器において、「制御中」「待機中」「保持中」
「手動」等の制御器の制御状態をガイダンスするガイダ
ンス表示器23を設けると共に、図3(c)に示すよう
に、制御状態の区別に応じて表示色を変化する自動/手
動モードの切替表示器21,22を設けている。
【0036】プラント通常時や起動/停止/異常時にお
いて、ガイダンス表示と自動モードの3色表示にて対応
することにより、制御器が複数個あってもこれらの制御
器の制御状態を瞬時に的確に把握することができる。
【0037】実施の形態4.この実施の形態4は複数の
制御器と外部表示器等で制御装置を構成し、これらの複
数の制御器の制御状態を外部表示器に集中表示するもの
である。図5はこの実施の形態4の制御装置の構成図
で、複数の制御器を使用したデジタル制御装置とディス
プレイ等の外部表示器を主構成としている。図6はディ
スプレイの画面上に表示した制御状態の集中表示例であ
る。
【0038】図5において、50はデジタル制御装置
で、その機能はプログラムで製作された機能部品から構
成されている。51は複数個のレートリミッタ付きのP
ID制御器で、プログラムで製作されていて、図1のP
ID制御器101と同様の機能をもっている。52はイ
ンターフェース制御器で、図1のインターフェース制御
器と同様の機能をもっている。53は従来使用の操作器
で、図1および図2の操作器からガイダンス表示器23
を省いたものである。
【0039】55は制御器状態判別ロジックで、複数個
の制御器(PID制御器51、インターフェース制御器
52、操作器53の各1個で制御器1個を構成)の設定
量(SV)、プロセス量(PV)、操作量(MV)およ
び自動/手動のモード信号から各制御器の制御状態を判
別するロジックをプログラムで構成している。56は通
信処理部で、制御器の制御状態の情報を通信処理する機
能部品である。57は通信用バスで、デジタル制御装置
50とディスプレイ計算機58とを結ぶ通信路である。
59はCRTディスプレイやフラットディスプレイ等の
ディスプレイである。
【0040】次に動作について説明する。上記のように
複数の制御器を用いて構成された干渉する制御系におい
て制御器を操作する場合、それらの制御器を数個同時に
監視する必要があるが、このような場合は、制御器の制
御状態やパラメータ(PV,SV,MV)を操作器とは
異なるディスプレイ59等の外部の表示器に、図6で示
すように一括表示する。このようにすると複数の制御器
の制御状態を瞬時に的確に把握することができ、制御器
の運転操作監視の負担が低減できる。また、プラント異
常時において、プラント全体を整定させる運転指示者・
管理者は運転員が的確に操作しているか否かを監視で
き、運転操作監視の負担が低減できる。
【0041】なお、この実施の形態では操作器のガイダ
ンス表示器の代わりに、ディスプレイで集中表示するよ
うにしたが、この実施の形態の変形例として、ディスプ
レイで集中表示すると共に、操作器にガイダンス表示器
を設けて両者で表示するようにしてもよい。
【0042】実施の形態5.この実施の形態は制御器の
制御対象の種別を切り替えて制御する場合、操作器に制
御対象種別を表示するものである。図7は実施の形態5
による制御対象種別判定機能とその表示器を備えた制御
器の構成図である。図8は制御対象種別を表示した操作
器の例を示すものである。
【0043】図7において、61はレートリミッタ機能
付きのPID制御器で、蒸気発生器の温度を入力として
温度制御するものである。62はレートリミッタ機能付
きのPID制御器で、蒸気発生器の圧力を入力として圧
力制御するものである。なお、これらのPID制御器6
1,62は図1のPID制御器101と同様の機能を持
つものである。63はインターフェース制御器で、図1
のインターフェース制御器102と同様の機能をもって
いる。64は操作器で、図1の操作器103と同様の機
能をもっている。
【0044】インターフェース制御器63と操作器64
は、プラント実動作機器(ヒータ、弁・ポンプ等)に
1:1で対応しているが、同一プラント実動作機器でも
プラントの状態によって制御対象パラメータ(温度・圧
力等)が異なり、制御対象を切り替え制御する場合があ
る。この場合は、PID制御器61,62を切り替え使
用する。
【0045】65は制御対象種別判定ロジックで、プラ
ントの状態から制御対象種別(「圧力制御」「温度制
御」いずれかのプロセス信号)を選択するか、または、
いずれのPID演算器61または62を選択するかを判
別するロジックである。66はガイダンス表示器で、制
御対象種別「圧力制御」「温度制御」等を図8のように
表示する。
【0046】上記のように構成すると、プラント正常時
において、常時、制御対象種別が明確に判定できる。ま
た、プラント起動・停止において、プラントの状態によ
って制御パラメータ(温度・圧力・流量・水位・回転数
等)を切り替えるプラント実動作機器(ヒータ・弁・ポ
ンプ等)に対して制御対象種別を表示することにより、
制御器の制御対象を正確に把握できる。
【0047】実施の形態6.この実施の形態6は実施の
形態5の制御対象種別の表示を外部表示器で集中表示さ
せるようにするものである。図9は実施の形態5による
制御対象種別判定機能と外部表示器を備えた制御装置の
構成図である。図10はディスプレイの画面上に表示し
た制御状態の集中表示例である。
【0048】図9において、符号の53,56,57,
58,59は図5の同符号と同一機能をもち、また、符
号の61,62,63,65は図7の同符号と同一機能
をもつもので、説明を省略する。なお、図9では図7に
示す蒸気発生器の部分は図示を省略している。
【0049】PID制御器61,62は不図示の蒸気発
生器の温度と圧力とを検出し、温度制御と圧力制御の制
御出力を送出している。制御対象種別ロジック65によ
りプラントの状態から制御対象種別(「圧力制御」「温
度制御」いずれかのプロセス信号)を選択するかあるい
はいずれかの制御器を選択する。そして選択された制御
出力はインターフェース制御器63と操作器52を介し
てバルブを制御する。
【0050】一方、制御対象種別ロジック65は判定し
た制御対象の種別(「圧力制御」「温度制御」)結果を
通信処理部56、通信バス57、ディスプレイ計算機5
8を介してディスプレイ装置59等の外部表示器で図1
0のように集中表示する。
【0051】プラント起動・停止において、制御対象を
切り替える複数の制御器をもつプラントでは、制御対象
種別の判別結果を操作器でガイダンス表示する代わりに
外部表示器で集中表示するとこにより、制御器の制御対
象種別を的確に把握することができる。また制御対象切
り替え時に、外部表示器に各制御器のPV,SV,M
V,制御対象種別を表示して他の制御器の影響を同時に
監視できるため、運転操作の負担を低減できる。
【0052】なお、この実施の形態では操作器のガイダ
ンス表示器の代わりに、ディスプレイで集中表示するよ
うにしたが、この実施の形態の変形例として、ディスプ
レイで集中表示すると共に、操作器にガイダンス表示器
を設けて両者で表示するようにしてもよい。
【0053】実施の形態7.この実施の形態7は、制御
状態の表示と制御対象種別の表示とを切替表示するもの
である。実施の形態1の図4に示す操作器のように、
「制御中」「待機中」「保持中」「手動」等の制御器の
制御状態を表示する場合と、実施の形態5の図8に示す
操作器のように、「圧力制御」「温度制御」等の制御対
象種別を表示する場合とを切り替えてガイダンスするも
ので、このガイダンス表示器は、図4の操作器のガイダ
ンス表示器を使用する。
【0054】図11は制御器の構成を示すもので、制御
器状態判別ロジック55と制御対象種別判別ロジック6
5を設け、スイッチで切り替えるようにしている。この
切り替えは、手動で切り替えてもよく、また、制御条件
で自動的に切り替えるようにしてもよい。自動の場合
は、例えば、プラント起動時・停止時にPID制御器の
制御対象種別を表示し、プラント通常時は制御状態を表
示するようなロジックにしてもよい。
【0055】更に、制御状態に応じて自動/手動モード
の切替表示器の表示色を変化する機能を設けてもよい。
以上のように、制御器の制御状態と制御対象種別判別結
果を操作器内のガイダンス表示器に切替表示することに
より制御器の制御状態と制御対象種別とを的確に把握す
ることができる。
【0056】実施の形態8.この実施の形態8は、実施
の形態7での制御状態と制御対象種別とを切り替える代
わりに、両者を併せて表示するようにしたものである。
図12は制御状態と制御対象種別とを併せて表示する操
作器を示すものである。制御器の構成は、図11で制御
器状態判別ロジック55と制御対象種別判別ロジック6
5とを切り替える代わりに両者の出力により図12のよ
うに表示する。
【0057】図12のように制御器の制御状態と制御対
象種別とを操作器64内の表示器66に併せて表示する
ことにより、制御器の制御対象種別とその制御状態とを
瞬時により的確に把握することができる。更に、図3
(c)に示した制御状態に応じて自動/手動モードの切
替表示器の表示色を変化する機能を設けてもよく、色別
での制御状態が容易に把握できる。
【0058】実施の形態9.この実施の形態9は、制御
状態の表示と制御対象種別の表示とを切り替えて集中表
示するものである。制御装置の構成は、図9の制御装置
の構成において、図11の制御器状態判別ロジック55
を設けて切り替えるようにしたもので、ディスプレイ5
9の画面上に図6に示す制御状態の集中表示と、図10
の制御対象種別の集中表示とを切り替えて表示する。
【0059】このようにすると制御器の制御状態と制御
対象種別とを瞬時により的確に把握することができる。
更に、図3(b)に示した制御状態に応じて自動/手動
モードの切替表示器21,22の表示色を変化する機能
を設けてもよく、色別での制御状態が容易に把握でき
る。
【0060】実施の形態10.この実施の形態8は、実
施の形態7での制御状態と制御対象種別とを切り替える
代わりに、両者を併せて外部の表示器で集中表示するも
のである。図13はディスプレイの画面上に制御状態と
制御対象種別とを併せて集中表示した例を示すものであ
る。制御器の構成は、図9の制御装置の構成において、
図11の制御器状態判別ロジック55を設け、制御器状
態判別ロジック55と制御対象種別判別ロジック65と
の両者の出力により、ディスプレイ59の画面上に制御
対象種別とその制御状態とを併せて集中表示する。
【0061】このようにすると制御器の制御状態と制御
対象種別とを同時に、且つ、瞬時に、より的確に把握す
ることができる。更に、図3(b)に示した制御状態に
応じて自動/手動モードの切替表示器の表示色を変化す
る機能を設けてもよく、色別での制御状態が容易に把握
できる。
【0062】実施の形態11.この実施の形態11はデ
ィスプレイの画面上に制御器の操作パネルを表示し、そ
の画面上で操作して制御対象の制御を行うものである。
図14は実施の形態11のディスプレイを用いて画面表
示したガイダンス表示器付き操作器を示し、この操作器
は図1の操作器103に代わるものである。図15はデ
ィスプレイを用いた制御装置の構成を示す。図16は制
御動作のフローチャートである。
【0063】図14において、80は図15のCRTの
画面で、必要な制御器の操作器を表示する画面である。
81は操作開始ボタンで、従来のハードウエアの制御器
のスイッチカバーの役割を果たすものであり、このボタ
ンを押すと調整ボタン82,83が調整可能な状態にな
る。また、もう一度このボタン81を押すと操作ができ
ない状態になる。
【0064】82は調整ボタンで、弁の開度など調整対
象のパラメータの値を増加する。83は調整ボタンで、
弁の開度など調整対象のパラメータの値を減少する。こ
の調整ボタン82,83を連続的にタッチすると、その
時間に応じて(タッチ入力を定周期プログラムでスキャ
ンする場合には、その間にタッチ入力をスキャンした回
数に応じて)パラメータの値が増加、または減少する。
【0065】84は表示部で、パラメータであるプラン
ト量(PV)のデジタル値を表示する。85は表示部
で、パラメータである設定量(SV)のデジタル値を表
示する。86は表示部で、パラメータである操作量(M
V)、例えば弁の開度などの調整対象の操作量のデジタ
ル値を表示する。
【0066】87はアナログ指示計で、指示計内の棒グ
ラフは自動モードでプロセス量(PV)を示し、手動モ
ードで操作量(MV)を示す。88はステータス表示部
で、制御対象の弁などの開閉状態や開閉の度合いを表示
する。91はガイダンス表示部で、制御器の「制御中」
「待機中」「保持中」「手動」等の制御状態を表示す
る。
【0067】上記説明したように、CRTディスプレイ
やフラットディスプレイの画面上で制御器を構成する操
作器を表示し、プラント等の温度・圧力・流量・回転数
等を制御するときは、この画面上の操作器のキーをタッ
チしてヒータの出力・弁の開度・モータの回転数等の制
御量を調整する。
【0068】この場合、プロセス量(PV)、設定量
(SV)、偏差量(DV)、操作量(MV)等の制御対
象パラメータを表示する表示部84,85,86のデジ
タル値を参照して 手動での操作量の増減・自動での設
定量の増減などのキー操作により制御を行う。
【0069】図15は制御装置の構成図で、マルチプレ
クサは図5に示すようなデジタル制御装置50の盤内に
収納されていて、このマルチプレクサ内にはPID制御
器等の演算機能をもっている。また、CRTにより図1
4の表示画面80で操作器を表示する。また、図16は
制御動作のフローチャートである。
【0070】次に図14、図15および図16のフロー
チャートにより弁の制御動作を説明する。 (1)CRT計算機はCRTのタッチ入力を定期的にス
キャンしており、タッチした箇所の座標を認識する(ス
テップS1)。
【0071】(2)次に、入力処理として画面上の全て
の表示要素について、画面をタッチした箇所との座標を
照合する(ステップS2)。 (3)図14の画面上の操作器A,B,C毎に操作内容
をまとめた操作情報テーブルを生成する(ステップS
3)。 (4)上記操作情報テーブルをユニットバスに送信す
る。
【0072】(5)次に、操作器A,B,Cの対象弁
1,2,3のマルチプレクサ1,2,3は、送信された
操作情報テーブルの情報を読み取り、マルチプレクサ内
のPID制御器等にて演算を実行し、演算結果による操
作信号を対象弁1,2,3へ送信して、その弁を制御す
る(ステップS4)。なお、マルチプレクサ1,2,3
は、操作情報テーブルで操作情報があれば、その操作量
に合わせて設定量や操作量を徐々に変化させることを基
本操作としている。
【0073】(6)上記(5)のようにマルチプレクサ
内のPID制御器で制御演算をすると共に、このPID
制御器の制御状態をCRT画面上の操作器パネルのガイ
ダンス表示部91,92,93等に表示する(ステップ
S5)。 (7)また、操作情報テーブルの情報に基づき、操作記
録テーブルに記録する(ステップS6)。 (8)そして再びステップS1に戻り、処理が繰り返さ
れる。
【0074】ここで図16の処理フローの信頼性向上の
ため、基本的には割り込み処理をせず、定周期の処理で
実行している。この定周期処理を行うことによって、操
作器は一定周期毎に操作信号を送ることとなり、一定幅
ずつしか弁の開度等を調整できないよう制約が生じるよ
うにしている。
【0075】また、信頼性向上のためステップS1にお
いても、画面をタッチした瞬間に処理を開始するのでは
なく、画面へのタッチ入力が有る無しに関わらず、定周
期で常時、タッチスキャンを行っている。また、ステッ
プS2においても、タッチの入力箇所から画面の表示位
置を検索するのではなく、画面の表示要素一つ一つにつ
き、タッチ入力の有無を毎周期、確認するようにしてい
る。
【0076】以上のように、ガイダンス表示部に制御器
の制御状態をディスプレイの画面上に表示することによ
り、制御器の制御状態が的確に把握することができる。
プラント通常時、起動時、停止時においては、ガイダン
ス表示部が「制御中」の制御器を優先して監視すればよ
く、プラント運転操作の負担が低減される。
【0077】実施の形態12.図17の操作器Bに示す
ように、CRT画面上に操作器のガイダンス表示部92
に制御対象種別を表示するものである。プラント通常
時、起動時、停止時において、制御器の制御対象種別を
ディスプレイの画面上に表示することにより制御器の制
御対象種別を瞬時により的確に把握することができる。
【0078】実施の形態13.図17の操作器Cに示す
ように、CRT画面上に操作器のガイダンス表示部92
に制御対象種別とその制御状況を表示するものである。
プラント通常時、起動時、停止時において、制御器の制
御対象種別とその制御状態をディスプレイの画面上に表
示することにより制御器の制御対象種別を瞬時により的
確に把握することができる。
【0079】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、制御器
の制御状態や制御対象種別を表示するようにしたので、
制御器の制御状態や制御対象種別を瞬時に的確に把握
し、プラント運転操作の負担を低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による制御器全体の
機能構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による制御器を構成
する操作器の正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による制御器の制御
状態とその表示状態を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による制御器の制御
状態を表示した図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による制御装置の構
成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるディスプレイ
画面上に表示した制御状態の集中表示の図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による制御器の構成
を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による制御器の制御
対象種別を表示した図である。
【図9】 この発明の実施の形態6による制御装置の構
成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態6によるディスプレ
イ画面上に表示した制御対象種別の集中表示の図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態7による制御装置の
構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態8による制御器の制
御状態と制御対象種別とを併せて表示した図である。
【図13】 この発明の実施の形態10によるディスプ
レイ画面上に制御状態と制御対象種別とを併せて集中表
示した図である。
【図14】 この発明の実施の形態11によるディスプ
レイを用いて画面表示したガイダンス表示器付き制御器
を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態11によるディスプ
レイを用いた制御装置のシステム構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態11による制御動作
のフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態12,13による制
御器の制御状態と制御対象種別とを併せて表示した図で
ある。
【符号の説明】
1 PID演算器 2 MV上限モ
ニタ 3 MV下限モニタ 4 SV上限モ
ニタ 5 SV下限モニタ 6 設定量UP
/DOWNロジック 7 操作量UP/DOWNロジック 8 ガイダンス
ロジック 9 電流発生器 11 MV指示計 12 PV指示計 13 SV指示
計 21 自動モード切替表示器 22 手動モー
ド切替表示器 23 ガイダンス表示器 31 操作量増
加調整ボタン 32 操作量減少調整ボタン 33 操作量速
度切替調整ボタン 34 設定量増加調整ボタン 35 設定量減
少調整ボタン 36 バックアップ信号切替スイッチ 50 デジタル
制御装置 51 PID制御器 52 インター
フェース制御器 53 操作器 55 制御器状
態判別ロジック 56 通信処理部 57 通信用バ
ス 58 ディスプレイ用計算機 59 ディスプ
レイ 61 温度制御PID制御器 62 圧力制御
PID制御器 63 インターフェース制御器 64 操作器 65 制御対象判別ロジック 66 ガイダン
ス表示器 80 表示画面 81 操作開始
ボタン 82,83 調整ボタン 84,85,8
6 表示部 87 アナログ指示計 91,92,9
3 ガイダンス表示部 101 PID制御器 102 インター
フェース制御器 103 操作器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象に対しPID制御、リミッタ制
    御等の制御を行うと共に、制御モードが自動/手動モー
    ドのいずれかを表示する表示器と、制御量、設定値等を
    調整する調整ボタンと、プロセス量・制御量・設定値等
    を指示する指示計を有する制御器において、「制御中」
    「待機中」「保持中」等の制御状態に応じてその制御状
    態を表示する第1のガイダンス表示部を設けたことを特
    徴とする制御器。
  2. 【請求項2】 請求項1の制御器を複数個用いてプラン
    ト等の複数の制御対象を制御する制御装置であって、上
    記各制御器の制御状態を集中表示するCRT等のディス
    プレイ装置を、上記制御器の第1のガイダンス表示部の
    代わりに、または上記制御器の第1のガイダンス表示部
    と共に設けるようにしたことを特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】 制御対象に対しPID制御、リミッタ制
    御等の制御を行うと共に、制御モードが自動/手動モー
    ドのいずれかを表示する表示器と、制御量、設定値等を
    調整する調整ボタンと、プロセス量・制御量・設定値等
    を指示する指示計を有する制御器において、「圧力制
    御」「温度制御」「流量制御」等の制御対象種別を切り
    替えて制御する場合に、上記制御対象種別の切替えに応
    じて選択した制御対象種別を表示する第2のガイダンス
    表示部を設けたことを特徴とする制御器。
  4. 【請求項4】 請求項3の制御器を複数個用いてプラン
    ト等の複数の制御対象を制御する制御装置であって、上
    記各制御器の制御対象種別を集中表示するCRT等のデ
    ィスプレイ装置を、上記制御器の制御対象種別を表示す
    る第2のガイダンス表示部の代わりに、または上記制御
    器の第2のガイダンス表示部と共に設けるようにしたこ
    とを特徴とする制御装置。
  5. 【請求項5】 制御対象に対しPID制御、リミッタ制
    御等の制御を行うと共に、制御モードが自動/手動モー
    ドのいずれかを表示する表示器と、制御量、設定値等を
    調整する調整ボタンと、プロセス量・制御量・設定値等
    を指示する指示計を有する制御器において、「制御中」
    「待機中」「保持中」等の制御状態に応じてその制御状
    態を表示する制御状態表示モードと、「圧力制御」「温
    度制御」「流量制御」等の制御対象種別を切り替えて制
    御する場合に、上記制御対象種別の切替えに応じて選択
    した制御対象種別を表示する制御対象種別表示モードの
    2つのモードを切替え表示する第3のガイダンス表示
    部、または、上記2つのモードを併せて「温度制御:制
    御中」等と表示する第4のガイダンス表示部を設けたこ
    とを特徴とする制御器。
  6. 【請求項6】 請求項5の制御器を複数個用いてプラン
    ト等の複数の制御対象を制御する制御装置であって、上
    記各制御器の第3または第4のガイダンス表示部で表示
    する表示内容を集中表示するCRT等のディスプレイ装
    置を、上記制御器の第3または第4のガイダンス表示部
    の代わりに、または上記制御器の第3または第4のガイ
    ダンス表示部と共に設けるようにしたことを特徴とする
    制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,3,5のいずれか1項の制御
    器において、自動/手動モードを表示する表示器、及び
    第1〜第4のガイダンス表示部の少なくともいずれか一
    つに対し、表示内容に応じて表示色を変化するようにし
    たことを特徴とする制御器。
  8. 【請求項8】 請求項2,4,6のいずれか1項の制御
    装置において、制御器の自動/手動モードを表示する表
    示器、及び第1〜第4のガイダンス表示部の少なくとも
    いずれか一つに対し、表示内容に応じて表示色を変化す
    るようにしたことを特徴とする制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,3,5,7のいずれか1項の
    制御器において、上記制御器の調整ボタン等の操作部
    分、表示器・表示部・指示計等の表示部分をCRT等の
    ディスプレイの画面上に表示すると共に、上記画面上の
    操作部分をタッチキーとするディスプレイ操作部を、上
    記制御器の表示部分および操作部分の代わりに、または
    上記制御器の表示部分および操作部分と共に設け、上記
    タッチキーによる制御操作を可能としたことを特徴とす
    る制御器。
  10. 【請求項10】 請求項2,4,6,8のいずれか1項
    の制御装置において、上記制御装置に内蔵されている制
    御器の調整ボタン等の操作部分、表示器・表示部・指示
    計等の表示部分をCRT等のディスプレイの画面上に表
    示すると共に、上記画面上の操作部分をタッチキーとす
    るディスプレイ操作部を、上記制御器の表示部分および
    操作部分の代わりに、または上記制御器の表示部分およ
    び操作部分と共に設け、上記タッチキーによる制御操作
    を可能としたことを特徴とする制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8255067B2 (en) 2008-10-24 2012-08-28 Mitsubishi Electric Corporation Plant operation system
JP2013539879A (ja) * 2010-09-24 2013-10-28 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プロセス制御装置情報を表示する方法、並びに、装置
JP2015036848A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 アズビル株式会社 操作端末
JP2017021841A (ja) * 2010-09-24 2017-01-26 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プロセス制御装置情報を表示する方法、並びに、装置

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