JP2000088175A - コンクリート圧送用脈動吸収装置 - Google Patents
コンクリート圧送用脈動吸収装置Info
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- JP2000088175A JP2000088175A JP10261187A JP26118798A JP2000088175A JP 2000088175 A JP2000088175 A JP 2000088175A JP 10261187 A JP10261187 A JP 10261187A JP 26118798 A JP26118798 A JP 26118798A JP 2000088175 A JP2000088175 A JP 2000088175A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧送時の脈動を平滑化すること。
【解決手段】 装置は、コンクリートポンプ10に一端
が接続された圧送経路12に中に介装された中空構造の
弾性筒体14を有している。 弾性筒体14は、内容積
が流通するコンクリートの圧力に対応して、拡大,縮小
するようになっている。圧送経路12に、コンクリート
を送り込むと、コンクリートは、脈動を繰返しながら吐
出口側に送出される。弾性筒体14は、脈動圧が高くな
ると、その内容積が拡大し、弾性筒体14から吐出する
コンクリートの脈動圧が低くなる。また、脈動圧が低く
なると、弾性筒体14の内容積が縮小し、弾性筒体14
から吐出するコンクリートの脈動圧が高くなる。このた
め、弾性筒体14を通過して、弾性筒体14から吐出さ
れるコンクリートの脈動圧は、平滑化されたものとな
る。
が接続された圧送経路12に中に介装された中空構造の
弾性筒体14を有している。 弾性筒体14は、内容積
が流通するコンクリートの圧力に対応して、拡大,縮小
するようになっている。圧送経路12に、コンクリート
を送り込むと、コンクリートは、脈動を繰返しながら吐
出口側に送出される。弾性筒体14は、脈動圧が高くな
ると、その内容積が拡大し、弾性筒体14から吐出する
コンクリートの脈動圧が低くなる。また、脈動圧が低く
なると、弾性筒体14の内容積が縮小し、弾性筒体14
から吐出するコンクリートの脈動圧が高くなる。このた
め、弾性筒体14を通過して、弾性筒体14から吐出さ
れるコンクリートの脈動圧は、平滑化されたものとな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートを
圧送する際に用いられる脈動圧力の吸収装置に関するも
のである。
圧送する際に用いられる脈動圧力の吸収装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物の構築現場におい
て、打込み場所までコンクリートを運搬する方法には、
様々な提案があり、このなかには、コンクリートポンプ
を用いる圧送方法がある。
て、打込み場所までコンクリートを運搬する方法には、
様々な提案があり、このなかには、コンクリートポンプ
を用いる圧送方法がある。
【0003】このようなコンクリートの圧送方法は、コ
ンクリートをポンプにより加圧して、圧送管内を通過さ
せるので、連続的に大量のコンクリートを打込み場所ま
で運搬することができるという利点がある。
ンクリートをポンプにより加圧して、圧送管内を通過さ
せるので、連続的に大量のコンクリートを打込み場所ま
で運搬することができるという利点がある。
【0004】ところが、このようなコンクリートの圧送
方法では、特別な場合を除いて、ポンプによる脈動圧が
発生し、この脈動圧に基づいて、以下に示すような解決
すべき問題があった。
方法では、特別な場合を除いて、ポンプによる脈動圧が
発生し、この脈動圧に基づいて、以下に示すような解決
すべき問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、コンクリー
トの圧送時には、圧送管の先端側で、通常、作業員が先
端ホースを保持し、打込み場所を移動するが、圧送時に
脈動圧が発生すると、圧送ホースが脈動により暴れだ
し、作業員が跳ね飛ばされる恐れがある。
トの圧送時には、圧送管の先端側で、通常、作業員が先
端ホースを保持し、打込み場所を移動するが、圧送時に
脈動圧が発生すると、圧送ホースが脈動により暴れだ
し、作業員が跳ね飛ばされる恐れがある。
【0006】また、脈動を抑えるために、例えば、圧送
管を配筋などに強固に固定すると、脈動により配筋が損
傷を受ける恐れがあるだけでなく、作業性も悪くなる。
管を配筋などに強固に固定すると、脈動により配筋が損
傷を受ける恐れがあるだけでなく、作業性も悪くなる。
【0007】さらに、コンクリートに急結剤や急硬剤を
添加して、吹付けコンクリートを施工する場合になどに
は、脈動のためにこれらの添加剤の配合が不均一にな
り、部分的に過剰ないしは過少添加になるという問題が
あり、コンクリートの圧送時の脈動の解消対策が希求さ
れていた。
添加して、吹付けコンクリートを施工する場合になどに
は、脈動のためにこれらの添加剤の配合が不均一にな
り、部分的に過剰ないしは過少添加になるという問題が
あり、コンクリートの圧送時の脈動の解消対策が希求さ
れていた。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、コ
ンクリートの圧送時の脈動発生を解消ないしは低減する
ことができる脈動吸収装置を提供することにある。
てなされたものであって、その目的とするところは、コ
ンクリートの圧送時の脈動発生を解消ないしは低減する
ことができる脈動吸収装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンクリートの圧送経路中に介装され、
前記圧送経路中を流下するコンクリートの脈動圧力に応
じて、内容積が拡大,縮小する弾性筒体を有している。
このように構成したコンクリート圧送用脈動吸収装置に
よれば、圧送経路中を流下するコンクリートの脈動圧に
応じて、内容積が拡大,縮小する弾性筒体を有している
ので、コンクリートの脈動圧が大きくなると、弾性筒体
の内容積が拡大して、圧力を低下させるとともに、脈動
圧が小さくなると、弾性筒体の内容積が縮小して、圧力
を上昇させる。この結果、弾性筒体のコンクリート吐出
側において、脈動圧の平滑化を図ることができる。前記
弾性筒体は、その外周側が筒状容器部により密閉状態で
包囲され、この筒状容器部と前記弾性筒体との間に、前
記コンクリート脈動圧力に応じて、流体を注入,排除す
る圧力調整器を設置することができる。この構成によれ
ば、コンクリートの脈動圧が、弾性筒体の内容積の拡
大,縮小による前述した平滑化による吸収効果を越えた
場合に、圧力調整器により、強制的に流体を注入,排除
することで、弾性筒体の内容積を変えて、脈動圧を吸収
することができる。
に、本発明は、コンクリートの圧送経路中に介装され、
前記圧送経路中を流下するコンクリートの脈動圧力に応
じて、内容積が拡大,縮小する弾性筒体を有している。
このように構成したコンクリート圧送用脈動吸収装置に
よれば、圧送経路中を流下するコンクリートの脈動圧に
応じて、内容積が拡大,縮小する弾性筒体を有している
ので、コンクリートの脈動圧が大きくなると、弾性筒体
の内容積が拡大して、圧力を低下させるとともに、脈動
圧が小さくなると、弾性筒体の内容積が縮小して、圧力
を上昇させる。この結果、弾性筒体のコンクリート吐出
側において、脈動圧の平滑化を図ることができる。前記
弾性筒体は、その外周側が筒状容器部により密閉状態で
包囲され、この筒状容器部と前記弾性筒体との間に、前
記コンクリート脈動圧力に応じて、流体を注入,排除す
る圧力調整器を設置することができる。この構成によれ
ば、コンクリートの脈動圧が、弾性筒体の内容積の拡
大,縮小による前述した平滑化による吸収効果を越えた
場合に、圧力調整器により、強制的に流体を注入,排除
することで、弾性筒体の内容積を変えて、脈動圧を吸収
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面を参照にして詳細に説明する。図1
および図2は、本発明にかかるコンクリート圧送用脈動
吸収装置の一実施例を示している。
について、添付図面を参照にして詳細に説明する。図1
および図2は、本発明にかかるコンクリート圧送用脈動
吸収装置の一実施例を示している。
【0011】同図に示した脈動吸収装置は、コンクリー
トポンプ10に一端が接続された圧送経路12に中に介
装された中空構造の弾性筒体14を有している。
トポンプ10に一端が接続された圧送経路12に中に介
装された中空構造の弾性筒体14を有している。
【0012】弾性筒体14は、例えば、天然ないしは合
成ゴムなどの柔軟な弾性体から構成され、内容積が流通
するコンクリートの圧力に対応して、拡大,縮小するよ
うになっていて、両端側に接続フランジ16が固設され
ている。
成ゴムなどの柔軟な弾性体から構成され、内容積が流通
するコンクリートの圧力に対応して、拡大,縮小するよ
うになっていて、両端側に接続フランジ16が固設され
ている。
【0013】接続フランジ16は、圧送経路12中に設
けられたフランジ18とボルトナットを用いて連結接続
される。このように構成したコンクリート圧送経路12
に、コンクリートポンプ10を駆動させて、コンクリー
トを送り込むと、圧送経路12中を流下するコンクリー
トは、図2に実線で示すような、脈動を繰返しながら吐
出口側の送出される。
けられたフランジ18とボルトナットを用いて連結接続
される。このように構成したコンクリート圧送経路12
に、コンクリートポンプ10を駆動させて、コンクリー
トを送り込むと、圧送経路12中を流下するコンクリー
トは、図2に実線で示すような、脈動を繰返しながら吐
出口側の送出される。
【0014】このとき、本実施例の弾性筒体14は、以
下に説明するような挙動を示し、この脈動を吸収する。
すなわち、本実施例の弾性筒体14は、圧送経路12中
を流下するコンクリートの脈動圧が高くなると、その内
容積が拡大し、その結果、弾性筒体14から吐出するコ
ンクリートの脈動圧が低くなる。
下に説明するような挙動を示し、この脈動を吸収する。
すなわち、本実施例の弾性筒体14は、圧送経路12中
を流下するコンクリートの脈動圧が高くなると、その内
容積が拡大し、その結果、弾性筒体14から吐出するコ
ンクリートの脈動圧が低くなる。
【0015】他方、圧送経路12中を流下するコンクリ
ートの脈動圧が低くなると、弾性筒体14の内容積が縮
小し、その結果、弾性筒体14から吐出するコンクリー
トの脈動圧が高くなる。
ートの脈動圧が低くなると、弾性筒体14の内容積が縮
小し、その結果、弾性筒体14から吐出するコンクリー
トの脈動圧が高くなる。
【0016】このため、弾性筒体14を通過して、弾性
筒体14から吐出されるコンクリートの脈動圧は、図2
に点線で示すように、平滑化されたものとなり、ほぼ一
定量を常時、コンクリート圧送経路12の吐出端側に送
出すことができる。
筒体14から吐出されるコンクリートの脈動圧は、図2
に点線で示すように、平滑化されたものとなり、ほぼ一
定量を常時、コンクリート圧送経路12の吐出端側に送
出すことができる。
【0017】さて、以上のように構成された脈動吸収装
置によれば、弾性筒体14を接続フランジ16を介し
て、圧送経路12に連結するだけなので、取扱および構
造が簡単で、しかも、特別な操作を必要とすることな
く、脈動圧を平滑化することができる。
置によれば、弾性筒体14を接続フランジ16を介し
て、圧送経路12に連結するだけなので、取扱および構
造が簡単で、しかも、特別な操作を必要とすることな
く、脈動圧を平滑化することができる。
【0018】また、弾性筒体14の接続個所は、コンク
リートポンプ10の出口近傍から、圧送経路12の吐出
口近傍まで、任意に選択することができ、自由度が非常
に大きい。
リートポンプ10の出口近傍から、圧送経路12の吐出
口近傍まで、任意に選択することができ、自由度が非常
に大きい。
【0019】図3は、本発明にかかる脈動吸収装置の他
の実施例を示しており、上記実施例と同一もしくは相当
する部分には、同一符号を付してその説明を省略すると
ともに、以下のその特徴点についてのみ説明する。
の実施例を示しており、上記実施例と同一もしくは相当
する部分には、同一符号を付してその説明を省略すると
ともに、以下のその特徴点についてのみ説明する。
【0020】同図に示した実施例では、弾性筒体14
は、その外周側が筒状容器部20により密閉状態で包囲
され、この筒状容器部20と弾性筒体14との間の空間
21に、コンクリート脈動圧力に応じて、流体、具体的
には、オイルOを注入,排除する圧力調整器22を設置
している。
は、その外周側が筒状容器部20により密閉状態で包囲
され、この筒状容器部20と弾性筒体14との間の空間
21に、コンクリート脈動圧力に応じて、流体、具体的
には、オイルOを注入,排除する圧力調整器22を設置
している。
【0021】弾性筒体14の両端には、金属製の接続パ
イプ23がそれぞれ接続されていて、各接続パイプ23
は、筒状容器部20の貫通部分において、容器部20に
固着されている。
イプ23がそれぞれ接続されていて、各接続パイプ23
は、筒状容器部20の貫通部分において、容器部20に
固着されている。
【0022】また、各接続パイプ23の端部には、接続
用フランジ16がそれぞれ固設されている。オイルO
は、オイルタンク24内に収納され、このオイルタンク
24は、空間21とオイル供給通路26およびオイルリ
ターン通路28を介して接続されている。
用フランジ16がそれぞれ固設されている。オイルO
は、オイルタンク24内に収納され、このオイルタンク
24は、空間21とオイル供給通路26およびオイルリ
ターン通路28を介して接続されている。
【0023】オイル供給通路26とオイルリターン通路
28には、それぞれ制御弁30,32が介装されてい
て、圧力調整器22は、コンクリートポンプ10側の接
続パイプ23の内面に固設された圧力センサー34の検
出値に基づいて、制御弁30,32を以下のように開閉
制御する。
28には、それぞれ制御弁30,32が介装されてい
て、圧力調整器22は、コンクリートポンプ10側の接
続パイプ23の内面に固設された圧力センサー34の検
出値に基づいて、制御弁30,32を以下のように開閉
制御する。
【0024】すなわち、本実施例の脈動吸収装置では、
コンクリートの脈動圧が、弾性筒体14の内容積の拡
大,縮小による前述した平滑化による吸収効果を越えた
場合に、圧力調整器22により、強制的にオイルOを注
入,排除することで、弾性筒体14の内容積を変えて、
脈動圧を吸収するように作動させる。
コンクリートの脈動圧が、弾性筒体14の内容積の拡
大,縮小による前述した平滑化による吸収効果を越えた
場合に、圧力調整器22により、強制的にオイルOを注
入,排除することで、弾性筒体14の内容積を変えて、
脈動圧を吸収するように作動させる。
【0025】このため、圧力センサー34の検出圧は、
弾性筒体14の内容積の拡大,縮小の弾性限界の近傍に
設定する。圧力センサー34の検出圧をこのように設定
すると、この検出圧までは、圧力調整器22が作動せ
ず、弾性筒体14の拡大,縮小機能に基づいて、コンク
リートの脈動圧の平滑化が行われる。
弾性筒体14の内容積の拡大,縮小の弾性限界の近傍に
設定する。圧力センサー34の検出圧をこのように設定
すると、この検出圧までは、圧力調整器22が作動せ
ず、弾性筒体14の拡大,縮小機能に基づいて、コンク
リートの脈動圧の平滑化が行われる。
【0026】そして、コンクリートの脈動圧の最大ない
しは最小値が、弾性筒体14の弾性限界近傍になった場
合には、圧力センサー34がこれを検出すると、圧力調
整器22が作動する。
しは最小値が、弾性筒体14の弾性限界近傍になった場
合には、圧力センサー34がこれを検出すると、圧力調
整器22が作動する。
【0027】この場合の作動は、圧力調整器22によ
り、強制的にオイルOを注入,排除することで、弾性筒
体14の内容積を変えて、脈動圧を吸収するようにさせ
るものであるが、特に、脈動圧の最小値が弾性限界より
も低い場合に効果的に機能する。
り、強制的にオイルOを注入,排除することで、弾性筒
体14の内容積を変えて、脈動圧を吸収するようにさせ
るものであるが、特に、脈動圧の最小値が弾性限界より
も低い場合に効果的に機能する。
【0028】すなわち、脈動圧が弾性筒体14の弾性限
界を越えた場合には、圧力調整器22により空間21内
からオイルOを排除しても、弾性筒体14を強制的に拡
大することは難しいが、脈動圧が弾性筒体14の縮小限
界以下になった場合には、空間21内にオイルO注入す
ることで対応することが可能なる。
界を越えた場合には、圧力調整器22により空間21内
からオイルOを排除しても、弾性筒体14を強制的に拡
大することは難しいが、脈動圧が弾性筒体14の縮小限
界以下になった場合には、空間21内にオイルO注入す
ることで対応することが可能なる。
【0029】なお、この実施例の場合には、圧力センサ
ー34によりコンクリートの流下方向の前流側で脈動を
検出することができるので、この脈動に基づいて、弾性
筒体14を予測制御することもできる。
ー34によりコンクリートの流下方向の前流側で脈動を
検出することができるので、この脈動に基づいて、弾性
筒体14を予測制御することもできる。
【0030】つまり、圧力センサー34で検出された圧
力値に基づいて、圧力値が高ければ、予め弾性筒体14
を拡大し、また、圧力値が低ければ、予め弾性筒体14
を縮小させることができる。
力値に基づいて、圧力値が高ければ、予め弾性筒体14
を拡大し、また、圧力値が低ければ、予め弾性筒体14
を縮小させることができる。
【0031】このような予測制御を行うと、コンクリー
トの脈動に追随した状態での平滑化が行える。
トの脈動に追随した状態での平滑化が行える。
【0032】また、上記実施例で示した流体は、オイル
だけでなく、他の流体、例えば、水,空気などであって
もよい。
だけでなく、他の流体、例えば、水,空気などであって
もよい。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかるコンクリート圧送用脈動吸収装置によれ
ば、圧送時の脈動を平滑化することにより、常時ほぼ一
定量を圧送することが可能になり、コンクリート打設作
業の安全性が向上するとともに、脈動に基づく添加剤の
配合の不均性を排除することも可能になる。
本発明にかかるコンクリート圧送用脈動吸収装置によれ
ば、圧送時の脈動を平滑化することにより、常時ほぼ一
定量を圧送することが可能になり、コンクリート打設作
業の安全性が向上するとともに、脈動に基づく添加剤の
配合の不均性を排除することも可能になる。
【図1】本発明にかかるコンクリート圧送用脈動吸収装
置の一実施例を示す施工状態の説明図である。
置の一実施例を示す施工状態の説明図である。
【図2】図1に示した脈動吸収装置で吸収される脈動の
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明にかかるコンクリート圧送用脈動吸収装
置の他の実施例を示す施工状態の説明図である。
置の他の実施例を示す施工状態の説明図である。
10 コンクリートポンプ 12 圧送経路 14 弾性筒体 16 接続フランジ 20 筒状容器部 22 圧力調整器
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリートの圧送経路中に介装され、
前記圧送経路中を流下するコンクリートの脈動圧力に応
じて、内容積が拡大,縮小する弾性筒体を有することを
特徴とするコンクリート圧送用脈動吸収装置。 - 【請求項2】 前記弾性筒体は、その外周側が筒状容器
部により密閉状態で包囲され、この筒状容器部と前記弾
性筒体との間に、前記コンクリート脈動圧力に応じて、
流体を注入,排除する圧力調整器を設置したことを特徴
とする請求項1記載のコンクリート圧送用脈動吸収装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10261187A JP2000088175A (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | コンクリート圧送用脈動吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10261187A JP2000088175A (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | コンクリート圧送用脈動吸収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000088175A true JP2000088175A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17358354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10261187A Pending JP2000088175A (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | コンクリート圧送用脈動吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000088175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011174580A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | コネクタ |
CN105339647A (zh) * | 2013-06-28 | 2016-02-17 | 罗伯特·博世有限公司 | 燃料高压泵 |
WO2023080596A1 (ko) * | 2021-11-04 | 2023-05-11 | 가천대학교 산학협력단 | 유량 맥동 조절 탄성 댐퍼, 이의 제조 방법 및 유량 맥동 저감 방법 |
-
1998
- 1998-09-16 JP JP10261187A patent/JP2000088175A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011174580A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | コネクタ |
CN105339647A (zh) * | 2013-06-28 | 2016-02-17 | 罗伯特·博世有限公司 | 燃料高压泵 |
US10443587B2 (en) | 2013-06-28 | 2019-10-15 | Robert Bosch Gmbh | High-pressure fuel pump |
WO2023080596A1 (ko) * | 2021-11-04 | 2023-05-11 | 가천대학교 산학협력단 | 유량 맥동 조절 탄성 댐퍼, 이의 제조 방법 및 유량 맥동 저감 방법 |
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