JP2000087685A - 推進工法用掘削装置 - Google Patents
推進工法用掘削装置Info
- Publication number
- JP2000087685A JP2000087685A JP10282008A JP28200898A JP2000087685A JP 2000087685 A JP2000087685 A JP 2000087685A JP 10282008 A JP10282008 A JP 10282008A JP 28200898 A JP28200898 A JP 28200898A JP 2000087685 A JP2000087685 A JP 2000087685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excavator
- propulsion
- skin plate
- pipe
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
損傷・クラックの発生が少なくでき、又掘削機の外周ボ
ディを埋設して残して推進管同様に使用でき、しかもマ
ンホール等からの分解・回収を容易とする。 【解決手段】 鋼製のスキンプレートa1の内側に内張
りコンクリートa9を取付け、スキンプレートa1の前
縁に隔壁板a10を脱着自在に取付け、同隔壁板a10
の外周に鋼管のフード12を脱着自在に取付け、又隔壁
板a10の前方に切削回転体a14を取付け、同切削回
転体を回動する駆動部a16を隔壁板a10に脱着自在
に取付け、しかも内張りコンクリートa9の内径を推進
管Bの内径と同一にする。
Description
cm〜3m程の直径の中口径又は小口径のトンネルを構
築するための推進工法に用いられる掘削装置に関する。
肉厚のコンクリート製のヒューム管を推進管にし、掘削
機は鋼管をスキンプレートとし、その先端に隔壁板とフ
ードを熔接で固設し、フード前方に切削回転体(切削回
転盤)を取付け、同切削回転体の回転軸を隔壁板の後面
に取付けた駆動部で回動させ、又鋼管のスキンプレート
とヒューム管の推進管とは水密状に連接する構造であ
る。これとは別に特開昭61−87097号公報に、ス
キンプレートをヒューム管と同じコンクリート製にし、
又同コンクリート製スキンプレートの前縁に鋼製の外周
縁部を設け、同外周縁部に筒状フード部を前方に突き出
すように一体的に設け、又同外周縁部に中央壁板を脱着
自在に取付け、同中央壁板に切羽切削装置を回転自在に
取付けた構造のシールド掘進機が開示されている。前者
の鋼製のスキンプレートは高い土圧が作用したときに強
度が不足することが発生し、又後者のコンクリート製の
推進管のヒューム管を掘削機のスキンプレート代わりの
外周ボディに使用するものは、曲げによる強度が鋼製の
1/10〜1/12であり、曲げ強度及び集中荷重・衝
撃力に弱いという問題点があった。次の問題として、前
者の鋼管のスキンプレートの掘削機は、地下既設構造物
・マンホールまで掘削すると、切削回転体・駆動部・隔
壁板を熔断して分解して地下既設構造物・マンホールか
ら取り出し、地中に残ったスキンプレートの内側に現場
でヒューム管と同内径のコンクリート壁を型枠を用いて
構築しなければならなかった。そのため、推進機の部品
取り出し作業、及び後処理作業に手間と時間のかかるも
のであった。一方掘削機のスキンプレートにコンクリー
トのヒューム管を用いた後者の掘削装置は、前記のよう
に切羽近くの不安定な孔壁から高い土圧,荷重・振動が
作用し、破裂・クラック・破損が生じる恐れがあり、強
度不足であり、又、地下既設構造物・マンホールからの
取り出し作業もフード部が外周縁部と一体的となってい
るためフード部を熔断する必要があり、まだ手間・時間
のかかるものであった。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、掘削機の
外周ボディを埋設して残してもそのまま推進管と同様に
管路壁として使用でき、撤去する必要もなく、又高い土
圧・曲げ荷重・衝撃にも耐え破損・損傷・クラックの発
生が少なくできる推進工法用掘削装置を提供することに
ある。本発明の他の課題は掘削機内部の分解が容易で、
これらの地下既設構造物・マンホールからの分解・部分
取出し作業が容易且つ迅速に出来るようにした推進工法
用掘削装置を提供することにある。
発明の構成は、 1) 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を配し、掘
削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジャッキで
押圧して推進管全体を前進させながら新しい推進管を継
ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘削機の鋼
製の筒状のスキンプレートの内側に又は外側に筒状の肉
厚のコンクリートを取付けて強度を高めたことを特徴と
する推進工法用掘削装置 2) 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を配し、掘
削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジャッキで
押圧して推進管全体を前進させながら新しい推進管を継
ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘削機の鋼
製の筒状のスキンプレートの内側に肉厚のコンクリート
を内張りし、しかも同内張りコンクリートの内径を後方
の推進管の内径と略同一にしたことを特徴とする推進工
法用掘削装置 3) スキンプレートの前端に隔壁板を脱着自在に取付
け、同隔壁板に筒状のフードを脱着自在に取付け、同フ
ードの前方に切削回転体を設け、隔壁板後面に同切削回
転体を回動する駆動部を脱着自在に取付けた前記2)記
載の推進工法用掘削装置 4) スキンプレートの前端を長く延長して一体化され
たフードを形成し、同スキンプレートに隔壁板を脱着自
在に取付け、フードの前方に切削回転体を設け、隔壁板
後面に同切削回転体を回動する駆動部を脱着自在に取付
けた前記2)記載の推進工法用掘削装置 5) 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を配し、掘
削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジャッキで
押圧して推進管全体を前進させながら新しい推進管を継
ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘削機の鋼
製の筒状のスキンプレートの外側に肉厚の保護コンクリ
ートを脱着自在に設け、しかも同保護コンクリートの内
径を後方の推進管の内径と略同一にしたことを特徴とす
る推進工法用掘削装置 6) 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を配し、掘
削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジャッキで
押圧して推進管全体を前進させながら新しい推進管を継
ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘削機の鋼
製の筒状のスキンプレートの外側に肉厚の保護コンクリ
ートを固設し、しかも同スキンプレートの内径を後方の
推進管の内径と略同一にしたことを特徴とする推進工法
用掘削装置 7) 保護コンクリートを鋼製のスキンプレートの前縁
より前方まで突出させてフード部を形成し、スキンプレ
ートの前縁に隔壁板を脱着自在に取付け、同隔壁板の前
方に切削回転体を設け、隔壁板後面に同切削回転体を回
動させる駆動部を脱着自在に取付けた前記5)又は6)
記載の推進工法用掘削装置にある。
ンクリート内張り又は外側に保護コンクリートを設けた
ことで、従来に比べはるかに高い土圧・衝撃・曲げ・荷
重に耐えるようになっている。削孔・地山からの高い集
中荷重・土圧・衝撃力は、鋼製のスキンプレートと内張
りコンクリート又は外側保護コンクリートの両方で受
け、土圧及び衝撃・集中荷重・曲げ荷重に強い構造とな
っている。又内張りコンクリートの内径は推進管の内径
と略同一にしているため、本発明のスキンプレート(鋼
管と内張りコンクリート)は地盤中埋設しても推進管と
してそのまま使用できるものとなる。よって地下既設構
造体・マンホールまでは掘削するとこのスキンプレート
をそのまま埋設して他の推進管と同様に暗きょ・水路・
管路として使える。又、同様に鋼製のスキンプレートの
外側に保護コンクリートを脱着自在に設け、スキンプレ
ートを取り外した後の保護コンクリートの内径が推進管
の内径と同一になっているもの、及び鋼製のスキンプレ
ートの外側に保護コンクリートを固着してスキンプレー
トの内径が推進管の内径と同一にしたものでも埋設した
スキンプレート・保護コンクリートが暗きょ・水路・管
路として使える。更にフード及び掘削機本体を隔壁板に
脱着自在に取付けるものでは、同隔壁板はスキンプレー
トと脱着自在に取付けるのでフード、隔壁板、切削回転
体、駆動部等の主要部品は分解・取り出しが容易であ
る。
製作し、これらの脱着はボルトナットでもって通常行
う。内張りのコンクリートの外側のスキンプレートの鋼
管の前縁はボルト取付けができるように内側に肉厚に折
曲させることが好ましい。内張りコンクリート・保護コ
ンクリートは内部に補強用鉄筋を入れて強度補強する。
スキンプレート・内張りコンクリート・保護コンクリー
トは掘削方向に沿って複数に分割し、その間を防水され
た接合部で接続ししかも油圧ジャッキを設け、掘削方向
・高低方向を変えられるようにすることが好ましい。
する。図1〜5に示す実施例1は鋼製のスキンプレート
の内側に内張りコンクリートを取付け、フードが隔壁板
に脱着自在に取付けられた例であり、図6に示す実施例
2は鋼製スキンプレートの内側に内張りコンクリートを
取付け、鋼製のフードがスキンプレートの前方に一体的
に延長されて形成された例である。図7に示す実施例3
は、鋼製スキンプレートの外側に保護コンクリートを脱
着自在に設け、同保護コンクリートの内径が推進管の内
径と同一にした例であり、図8に示す実施例4は、鋼製
スキンプレートの外側に保護コンクリートを固設し、ス
キンプレートの内径が推進管の内径と同一にした例であ
る。図1は実施例1の縦断面図である。図2は実施例1
のスキンプレートと内張りコンクリートの内部構造を省
略した縦断面図である。図3は実施例1の掘削装置で削
孔してマンホールまで到達して装置部品を除去した状態
を示す説明図である。図4は実施例1の掘削推進の説明
図である。図5は実施例の内張りコンクリートの更に内
側に補強鋼管を取付けた例の内部構造省略の縦断面図で
ある。図6は実施例2を示す縦断面図である。図7は実
施例3を示す縦断面図である。図8は実施例4を示す縦
断面図である。
クリートを用いたヒューム管の推進管、Cは推進管Bの
最後方で押圧する推進ジャッキ、Dはマンホールであ
る。a1〜a18は掘削機Aの構成部分である。a1は
外径1.9mの9mm厚み鋼製のスキンプレート、a2
はスキンプレートa1の鋼管製前スキンプレート、a3
はスキンプレートa1の鋼管製中間スキンプレート、a
4は鋼管製の後スキンプレート、a5,a6は前スキン
プレートa2と中間スキンプレートa3、中間スキンプ
レートa4と後スキンプレートa5の間の接合部、a
7,a8は接合部a5,a6との間に設けた方向と高低
の調整のための修正ジャッキ、a9は前スキンプレート
a1,中間スキンプレートa3,後スキンプレートa4
の内側に固着した推進管Bと同一内径の14cm厚み内
張りコンクリート、a10は鋼製の隔壁板、a11は同
隔壁板a10を前スキンプレートa1に脱着自在に取付
けるためのボルト、a12は隔壁板a10の周縁に脱着
自在に取付けた筒状フード、a13は同フードを脱着自
在に取付けるボルト、a14は切羽掘削の為ビットを多
く取付けた切削回転体、a15は同切削回転体の回転
軸、a16は同回転軸a15を回動させる隔壁板a10
に脱着自在に取付けた駆動部、a17は同駆動部を隔壁
板a10に脱着自在に取付けるボルト、a18は排泥
管、a19は補強鋼管である。この実施例1では、駆動
部a16によって回転軸a15を回動し、切削回転体a
14を回転させ、同切削回転体a14に取付けたビット
で地山を切削する。切削された土砂・岩片は泥水ととも
にフードa12内に送られ、隔壁板a2の排泥口を介し
て排泥管a18へ送られ、推進管B内を通って外部へ排
出される。掘削機A及び推進管Bはその後方の推進ジャ
ッキCによって押圧され、掘削しながら掘削機Aと推進
管Bを切羽の方向に移動させている。又その方向・高低
の調整はジャッキa7,a8によってなされる(図4参
照)。ここで本実施例の推進機Aに働く土圧、曲げ荷
重、振動、崩落による衝撃は鋼製の前・中間・後スキン
プレートa2,a3,a4からなるスキンプレートa1
によって直接受けられ、その内側の内張りコンクリート
a9があり、高い土圧・荷重を内側から支持して、高い
土圧(岩盤圧)・曲げ荷重に耐えられるようにしてい
る。又外側のスキンプレートa1によって内張りコンク
リートa9へは外周面に均等に荷重伝達されるのでこれ
も高い支持力を得る理由となっている。又岩盤からの岩
盤の落下、集中荷重・曲げ荷重に対してはこれが直接内
張りコンクリートa9に作用しないのでこれらによるコ
ンクリートの破壊・クラックの発生を少なくしている。
又スキンプレートa1は、内張りコンクリートa9が不
足しがちな耐引張力・曲げの強度の補完を行うので強度
・耐久性において優れたものとなっている。次に実施例
1では、フードa12は隔壁板a10に、又隔壁板a1
0はスキンプレートa1の前縁に、及び駆動部a16は
隔壁板a10の後面にボルトa11,a13,a17に
よって脱着自在に取付けられている。従って掘削機Aが
マンホールDに達するとマンホールDから作業者が入っ
て、ボルトa11,a13,a17を外してフードa1
2,隔壁板a10,駆動部a16及び切削回転体a14
を分離・分解してスキンプレートa1,内張りコンクリ
ートa9から取り出してマンホールDから地上へ排出し
て回収できるようになっている。分解して掘削機Aの主
要機器・付属部品を取り外した後、内張りコンクリート
a9間の接合部a5,a6にコンクリートを流し込んで
接続し、推進管Bの内径と同じ内径のコンクリートを有
するスキンプレートa1とし、これをそのまま推進管同
様に埋設し、内部に後方の推進管Bと連続した同径のト
ンネルを形成し、下水路,給電線路等に供する(図3参
照)。図5は実施例1の内張りコンクリートa9の更に
内側にボルトで脱着自在に補強鋼管a19を取付け、同
補強管a19に掘削機Aの部品を取付ける。この例は強
度が更に高くなるとともに部品の取り外し、取付け(脱
着)が容易となる。管路はこの補強鋼管a19を取り外
し内張りコンクリートa9を露出させる。補強鋼管a1
9を推進管Bの内径と同一にしてその内径を埋め残すこ
ともできる。
板a10にボルトa13で脱着自在に取付ける構造に代
えて、フードa22がスキンプレートa1の前縁から前
方へ一体的に突設させて形成するようにした例である。
この例は筒状スキンプレートa1の前縁から内部後方の
位置に隔壁板a10を設けた構造として考えることもで
きる例である。このためフードa22はスキンプレート
a1の一部となってスキンプレートa1と一緒に地中に
埋設されることが多くなる。又実施例2ではジャッキa
8は省略している。他は実施例1と同様な構成・作用効
果である。符号は実施例1の符号と共通である。
肉厚の保護コンクリートを脱着自在に取付け、又隔壁板
より保護コンクリートを長く前方へ突出し、フード部を
形成している。図中、a31は鋼製スキンプレート、a
32はコンクリート製前保護コンクリート、a33はコ
ンクリート製後保護コンクリート、a34は前後の保護
コンクリートa32,a33の間の接合部、a35は同
接合部a34の間の修正ジャッキ、a36はスキンプレ
ートa31と前後保護コンクリートa33,a34とを
脱着自在に取付けるボルト、a37は隔壁板、a38は
同隔壁板a37とスキンプレートa31の前縁に取付け
るボルト、a39は前保護コンクリートa32の前方突
出部分のフード部、a40は切削回転体、a41は回転
軸、a42は駆動部、a43は駆動部a42を隔壁板a
37に取付けるボルトである。この実施例は、前・後保
護コンクリートa32,a33によって地山の土圧・荷
重が受け止め、又内側の鋼製のスキンプレートa31が
これを支持し、引張力・曲げモーメントを受け、高い耐
圧力・強度を得る。又マンホールDに到達するとボルト
a43,a38,a36を取り外すことで切削回転体a
40,隔壁板a37,駆動部a42,スキンプレートa
31,修正ジャッキa35とを分解除去し、地上へマン
ホールDから回収する。その後接合部a34をコンクリ
ートで補修して接合し、管路を前・後保護コンクリート
a32,a33によって推進管BとマンホールDとを連
通させる。
トa50,a51を前・後保護コンクリートa32,a
33各内側にあってボルトa36で固定したままとし、
スキンプレートa50,a51の内径を推進管Bの内径
と同じにし、スキンプレートa50,a51は地中に埋
設し、管路を形成させる例である。他の構造・作用効果
は実施例3と同様である。
度は鋼製のスキンプレートの他に内張りコンクリート又
は保護コンクリートが付加されたことで高い耐圧力・曲
げ強度を有し、又コンクリートが弱いとされる集中荷重
・曲げによるクラック,破壊を鋼製のスキンプレートが
防いで、掘削機Aの強度・耐圧力・耐久性は高いものに
できる。更に鋼製のスキンプレートの厚みを略1/3程
度に出来る。又内張りコンクリート又はスキンプレート
が推進管Bの内径と略同一にしたものでは埋設すると内
張りコンクリート・スキンプレートが推進管の内径が同
一に接続され、簡単な補修コンクリート作業で推進管同
様に内部が同一径の管路を有するように埋設できる。更
に隔壁板はスキンプレートと脱着自在で、駆動部は隔壁
板に脱着自在にしているので切削回転体,隔壁板,駆動
部等を容易に分離・分解・回収することができ、再使
用,再利用ができ、工事費をコスト安くする。
トの内部構造を省略した縦断面図である。
到達して装置部品を除去した状態を示す説明図である。
鋼管を取付けた例の内部構造省略の縦断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を
配し、掘削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジ
ャッキで押圧して推進管全体を前進させながら新しい推
進管を継ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘
削機の鋼製の筒状のスキンプレートの内側に又は外側に
筒状の肉厚のコンクリートを取付けて強度を高めたこと
を特徴とする推進工法用掘削装置。 - 【請求項2】 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を
配し、掘削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジ
ャッキで押圧して推進管全体を前進させながら新しい推
進管を継ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘
削機の鋼製の筒状のスキンプレートの内側に肉厚のコン
クリートを内張りし、しかも同内張りコンクリートの内
径を後方の推進管の内径と略同一にしたことを特徴とす
る推進工法用掘削装置。 - 【請求項3】 スキンプレートの前端に隔壁板を脱着自
在に取付け、同隔壁板に筒状のフードを脱着自在に取付
け、同フードの前方に切削回転体を設け、隔壁板後面に
同切削回転体を回動する駆動部を脱着自在に取付けた請
求項2記載の推進工法用掘削装置。 - 【請求項4】 スキンプレートの前端を長く延長して一
体化されたフードを形成し、同スキンプレートに隔壁板
を脱着自在に取付け、フードの前方に切削回転体を設
け、隔壁板後面に同切削回転体を回動する駆動部を脱着
自在に取付けた請求項2記載の推進工法用掘削装置。 - 【請求項5】 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を
配し、掘削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジ
ャッキで押圧して推進管全体を前進させながら新しい推
進管を継ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘
削機の鋼製の筒状のスキンプレートの外側に肉厚の保護
コンクリートを脱着自在に設け、しかも同保護コンクリ
ートの内径を後方の推進管の内径と略同一にしたことを
特徴とする推進工法用掘削装置。 - 【請求項6】 先端部の掘削機の後方に複数の推進管を
配し、掘削機で地山を掘削しながら推進管の最後端をジ
ャッキで押圧して推進管全体を前進させながら新しい推
進管を継ぎ加えていく推進工法用掘削装置に於いて、掘
削機の鋼製の筒状のスキンプレートの外側に肉厚の保護
コンクリートを固設し、しかも同スキンプレートの内径
を後方の推進管の内径と略同一にしたことを特徴とする
推進工法用掘削装置。 - 【請求項7】 保護コンクリートを鋼製のスキンプレー
トの前縁より前方まで突出させてフード部を形成し、ス
キンプレートの前縁に隔壁板を脱着自在に取付け、同隔
壁板の前方に切削回転体を設け、隔壁板後面に同切削回
転体を回動させる駆動部を脱着自在に取付けた請求項5
又は6記載の推進工法用掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28200898A JP3461127B2 (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | 推進工法用掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28200898A JP3461127B2 (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | 推進工法用掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000087685A true JP2000087685A (ja) | 2000-03-28 |
JP3461127B2 JP3461127B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=17646949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28200898A Expired - Fee Related JP3461127B2 (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | 推進工法用掘削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3461127B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009041241A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Shinwa Gijutsu Kk | 掘進機、掘進機の回収方法、管路の構築方法 |
-
1998
- 1998-09-16 JP JP28200898A patent/JP3461127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009041241A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Shinwa Gijutsu Kk | 掘進機、掘進機の回収方法、管路の構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3461127B2 (ja) | 2003-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1314852A1 (en) | Tunnel excavating machine and method for its recovery | |
JP4398485B2 (ja) | トンネル掘削機及びトンネル掘削工法 | |
JP4731308B2 (ja) | トンネル掘削機のカッタ板 | |
JP3534657B2 (ja) | 地盤掘進工法 | |
JP3874095B2 (ja) | シールド掘進機の到達時における坑口形成方法およびシールド掘進機 | |
JP2000087685A (ja) | 推進工法用掘削装置 | |
JP3830918B2 (ja) | 管路形成用トンネル掘削機 | |
JP3830917B2 (ja) | 管路形成用トンネル掘削機 | |
JP4966551B2 (ja) | トンネル掘削機の回収方法 | |
JP4718990B2 (ja) | トンネル切羽近傍部の土留方法 | |
JP7465832B2 (ja) | 掘削機 | |
JP2002206391A (ja) | トンネル掘削機及びトンネル掘削機の回収方法 | |
JP7465831B2 (ja) | 掘削機 | |
JP3454442B2 (ja) | 大断面地下空間の掘削方法及びその装置 | |
JP2002188391A (ja) | トンネル掘削機及びトンネル掘削機の解体方法 | |
JP3380737B2 (ja) | 掘削用推進機 | |
JP2006037595A (ja) | 推進工法用掘進機および推進工法 | |
JP3853325B2 (ja) | シールド掘削機の接合回収方法 | |
JP4731307B2 (ja) | トンネル掘削機のカッタヘッド | |
JPH01121423A (ja) | 分岐管の埋設方法 | |
JP2003214091A (ja) | トンネル掘削機 | |
JP3219746B2 (ja) | 既設トンネル撤去工法及び既設トンネル撤去用シールド掘進機 | |
JP2007002560A (ja) | トンネル拡幅方法 | |
JP3525130B1 (ja) | 推進工法における掘進機の撤去方法 | |
JP2000096979A (ja) | シールド工法およびセグメント |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |