JP2000085304A - 乗用車用ディスクホイール - Google Patents

乗用車用ディスクホイール

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JP2000085304A
JP2000085304A JP10253479A JP25347998A JP2000085304A JP 2000085304 A JP2000085304 A JP 2000085304A JP 10253479 A JP10253479 A JP 10253479A JP 25347998 A JP25347998 A JP 25347998A JP 2000085304 A JP2000085304 A JP 2000085304A
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Japan
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thickness
disk
hat
rim
decorative hole
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JP10253479A
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Inventor
Kiichi Shimizu
喜一 清水
Shigemasa Takagi
茂正 高木
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Central Motor Wheel Co Ltd
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
Original Assignee
Central Motor Wheel Co Ltd
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飾り穴を有する乗用車用ディスクホイールに
おいて、回転曲げ耐久試験の疲労寿命を低下させること
なく軽量化を図る。 【解決手段】 ディスクのフランジ7をリム1のドロッ
プ部1aに嵌合する。ディスク2のハブ取付部3を素材
元板厚と同じか薄肉に設定する。ハット中腹部4及びハ
ット頂部5の板厚をハブ取付部3より薄肉に設定する。
飾り穴部6の板厚を素材元板に設定する。フランジ部7
は上記各部位より最も薄く設定する。更に、飾り穴8の
端部には面取り9を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車用ディスク
ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、乗用車、トラック等
の自動車用ディスクホイールにおける板製ディスクホイ
ールは、プレス成形するのが一般的である。このような
プレス成形ではディスクの板厚分布を所望に設定するこ
とは困難であり、次のような問題がある。
【0003】一般的に自動車用ディスクホイールはブレ
ーキ制動熱を放熱させるために、図5に示すように、デ
ィスク101のハット部102より外側の部位に飾り穴
103を形成している。そのため、この飾り穴部104
が回転曲げ耐久試験において最弱部位となり、図6に示
すように飾り穴部104で亀裂105が発生することが
ほとんどである。この最弱部位の強度を確保するために
は、該部104の板厚を増さなければならない。
【0004】従って、上記のようなプレス成形するもの
においては、上記飾り穴部104の強度を満足させるた
めの必要板厚がディスク全体の板厚となり、強度に余裕
のある部位も最弱部位と同じ板厚にしなければならな
い。そのため、飾り穴部104の強度向上ができない限
り、重量低減にも限界がある。更に、ディスク全体の板
厚が増大すると、ディスクとリムとの溶接部に応力が集
中し、図6に示すように溶接部Wのリムドロップ部に亀
裂106が発生する問題がある。
【0005】また、図4に示すようなブレーキ部400
との干渉を防止したり、意匠性等のために、ディスクの
形状に制約を受ける場合が多い。そのために形状的な最
適設計ができず、応力バランスが悪くなり、板厚を増さ
なければ疲労寿命が確保できない場合が多い。このよう
に一部の板厚を増大させる場合にも、ディスク全体の板
厚を増さなければならず、重量の低減にも限界がある。
【0006】また、トラックやバスで使用されているダ
ブル取り付けタイプのディスクホイールにおいて、図7
に示すように、リム201に対するディスク202にお
ける継手溶接部203の板厚をハブ取付部204の板厚
より小とし、ハット部205の板厚を継手溶接部203
の板厚より小とした不等板厚ディスクホイールが、例え
ば特開平7−257101公報に開示されている。この
ものにおいては、ディスクの継手溶接部203への応力
集中を防ぎ、疲労強度の向上を図り、かつ軽量化を図る
ことを目的としているが、乗用車用ディスクホイールの
ようにハット部に飾り穴を形成するものにおいて、この
不等板厚ディスクホイールを使用すると、その薄肉のハ
ット部205に飾り穴を形成することになり、そのハッ
ト部205に上記のような亀裂を生じる問題がある。
【0007】また、図7に示すように、ディスク202
の継手溶接部203であるフランジ部の板厚は、通常絞
り成形のためハット部205の板厚よりも厚くなってい
る。本来、このフランジ部203は応力比が低くその板
厚は薄くてもよいが、一般的にホイール強度はリムとデ
ィスクでは、リムの方が板厚は薄くてよく、更に、リム
とディスクの板厚比に差が大きいと溶接部Wのリム側に
応力が集中し、亀裂が発生しやすい。
【0008】そのため、上記のように、ディスク202
のフランジ部の板厚が厚いと、耐久強度を確保し、板厚
比を小さくするためにリムの板厚を厚くしなければなら
ず、ホイールの重量増加の原因となる。
【0009】更に、乗用車タイプの不等板厚ディスクホ
イールとして、図8に示すように、ディスク301のハ
ットR部302に寄せ肉303を施し、その板厚を増加
させる方法が例えば特開平1−104423号公報に開
示されているが、この方法により製造されたディスクに
おいても、飾り穴部304は増肉されていないことか
ら、該飾り穴部304において上記と同様の亀裂を生じ
る問題がある。
【0010】そこで本発明は、特にリムのドロップ部に
ディスクのフランジを嵌合する乗用車用ディスクホイー
ルにおいて、応力バランスが良く、回転曲げ耐久試験の
疲労寿命が向上し、かつ軽量化を図ることができ、更
に、飾り穴部での亀裂の発生を防止できるディスクホイ
ールを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の第1の発明は、板製リムと板製ディス
クからなり、該ディスクはその軸芯と直交する方向に延
びるハブ取付部と、前記ハブ取付部に連続して半径方向
外側にかつ軸方向外側に向かうハット中腹部と、該ハッ
ト中腹部に連続したハット頂部と、該ハット頂部に連続
してリム内周面に向かう飾り穴部と、該飾り穴部に連続
してリムのドロップ内周面に嵌合するフランジ部とを有
し、該リムドロップ内周面とディスクフランジを溶接し
てなる乗用車用ディスクホイールにおいて、前記ハブ取
付部の板厚は素材元板厚と同じか薄肉に設定され、前記
ハット中腹部及びハット頂部の板厚はハブ取付部より薄
肉とされ、前記飾り穴部の板厚は素材元板厚に設定さ
れ、前記フランジ部は上記ハブ取付部から飾り穴部に至
るいずれの部位の板厚よりも薄い板厚に設定されている
ことを特徴とするものである。
【0012】ディスクのハット外周部は本来、応力比が
低く、板厚は薄くてもよいが、乗用車用ディスクホイー
ルのようにハット外周部に飾り穴が形成されている場合
には、この部位での断面積が低下し、剛性が低下する。
また、飾り穴の部分は応力が集中して亀裂が発生しやす
い。
【0013】そのため、本発明のように、飾り穴部の板
厚を厚くすることにより剛性を上げることができ、飾り
穴部の応力比を下げることができる。したがって、各部
位の板厚を本発明のように設定することにより、応力バ
ランスを最良にすることができる。
【0014】請求項2記載の第2の発明は、上記第1の
発明において、前記ディスク素材の板厚を1としたと
き、ハブ取付部の板厚は0.8〜1.0であり、前記ハ
ット中腹部とハット頂部の板厚は0.75〜0.90で
あり、前記ハット頂部からフランジ部に向かう飾り穴部
の板厚は1.0であり、前記フランジ部の板厚は0.5
〜0.7であり、それぞれの部位を結ぶRは徐変Rとさ
れていることを特徴とするものである。
【0015】本発明においても上記第1の発明と同様の
作用が得られる。請求項3記載の第3の発明は、上記第
2の発明において、前記リムのドロップ部の板厚は、前
記ディスク素材の板厚を1としたとき、0.4〜0.7
としたものである。
【0016】本発明においては、前記のようにディスク
のフランジ部を薄くしたことにより、このフランジ部が
嵌合するリムのドロップ部の板厚を薄くして、フランジ
部とドロップ部の板厚比を小さくすることができる。そ
のため、フランジ部とドロップ部の板厚を薄くしてディ
スクホイールの軽量化を図ることができる。
【0017】請求項4記載の第4の発明は、前記飾り穴
部に形成した飾り穴におけるシャープエッジが面取り加
工されていることを特徴とするものである。通常、飾り
穴は抜き加工により形成されるため、加工時にシャープ
エッジ部ができ、切り欠き感受性が高くなり疲労寿命の
低下の大きな要因となるが、本発明のようにシャープエ
ッジを面取りすることにより、切り欠きの影響が少なく
なり、亀裂の発生が防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図4に示す実施例に基づ
いて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発
明の乗用車用ディスクホイールの縦断面図、図2はその
正面図、図3(a)はディスクの拡大半縦断面図、
(b)は飾り穴の拡大縦断面図である。
【0019】該乗用車用ディスクホイールは、板製リム
1と板製ディスク2からなり、ディスク2のフランジ部
7とリム1のドロップ部1aとが溶接Wにより接合され
ている。該リム1は周知の方法により成形される。
【0020】上記ディスク2は、その軸芯と直交する方
向に延びるハブ取付部3と、該ハブ取付部3に連続して
半径方向外側でかつ軸方向外側に向かうハット中腹部4
と、該ハット中腹部4に連続したハット頂部5と、該ハ
ット頂部5に連続してリム内周側に向かう飾り穴部6
と、該飾り穴部6に連続してリム1のドロップ部1aの
内周面に嵌合するフランジ部7とからなり、これらはア
ルミニウム合金の板で一体成形されている。また、上記
飾り穴部6には、図3(a)に示すように飾り穴8が形
成されており、該飾り穴8は図2に示すように、円形で
かつ複数、周方向に等間隔に形成されている。
【0021】次にディスク2及びリム1における各部位
の板厚の設定について説明する。本来、ハット外周部は
応力比が低いため該部位の板厚は薄くても良いが、乗用
車用ホイールのように、該部位に飾り穴を形成する場合
には、この飾り穴によってその部位での総断面積が減少
し、剛性が低下するとともに、更に、飾り穴部6には応
力が集中して亀裂が発生しやすい。そのため、該飾り穴
部位の板厚を厚くして剛性を上げることにより、飾り穴
部の応力比を下げて応力分布の均等化を図る。また、溶
接部近傍であるフランジ部7は応力比が低いため、その
板厚は薄くてよい。
【0022】上記のことを考慮し、アルミニウム合金製
乗用車用ディスクホイールにおいて、有限要素法を用い
て応力解析し、回転曲げ試験で許容応力分布が均等にな
るように各部位板厚を設定し、この板厚分布になるよう
にディスクを成形する。
【0023】上記不等板厚のディスクとプレス加工のデ
ィスクの各部位の許容応力に対する応力比を図9に示
す。該図9において、Aは本発明の不等板厚のディスク
の応力比を示し、Bは上記従来のプレス加工によるディ
スクの応力比を示す。なお、図9において、t1 は上記
図3のハブ取付部3、t2 はハット中腹部4、t3 はハ
ット頂部5、t4 は飾り穴部6、t5 はフランジ部7で
ある。
【0024】上記の応力分布から、ハブ取付部3の板厚
を素材元板厚と同じか薄肉に設定し、ハット中腹部4及
びハット頂部5の板厚をハブ取付部3より薄肉に設定
し、飾り穴部6の板厚を素材元板に設定し、フランジ部
7を上記ハブ取付部から飾り穴部に至るいずれの部位の
板厚よりも薄い板厚に設定してディスク2を成形する。
【0025】更に具体的には、ディスク素材元板厚を1
とした場合の板厚比は、ハブ取付部3の板厚t1 を0.
8〜1.0とし、ハット中腹部4の板厚t2 を0.75
〜0.90とし、ハット頂部5の板厚t3 を0.75〜
0.90とし、飾り穴部6の板厚t4 を1.0とし、溶
接部近傍のフランジ部7の板厚t5 を0.5〜0.7に
設定して成形することが最良である。また、リム1のド
ロップ部1aの板厚t 6 を0.4〜0.7に設定する。
この板厚比に基づいて成形したリム1及びディスク2を
図3に示す。
【0026】また、上記ディスク2における各部位を結
ぶRは徐変Rとする。この不等板厚のディスクと従来の
プレス加工によるディスクの元板に対する各部の板厚比
及びリム1のドロップ部1aの板厚比の比較を図10に
示す。該図10において、Aは本発明の不等板厚ディス
クにおける板厚比を示し、Bは従来のプレス加工による
ディスクの板厚比を示す。なお、該図10においてt1
は上記図3のハブ取付部3、t2 はハット中腹部4、t
3 はハット頂部5、t4 は飾り穴部6、t5 はフランジ
部7である。
【0027】上記のように各部位の板厚比を設定するこ
とにより、応力バランスが良く、回転曲げ耐久試験の疲
労寿命を低下させることがない。しかも、応力比の低い
部位、すなわち、ディスク2の飾り穴部6以外の部位
を、図10に示すように、プレス加工のディスクに比べ
てかなり薄くすることができ、ホイールの大きな軽量化
を図ることができる。
【0028】また、上記のようにディスク2のフランジ
部7の板厚が薄いため、リム1のドロップ部1aの板厚
6 を薄く設定できる。具体的には、上記ディスク素材
元板厚を1とした場合の板厚比を0.4〜0.7に設定
する。これにより、リム1とディスク2の溶接部Wの板
厚比が小さくなり、溶接部Wの応力集中を緩和でき、応
力比も下がる。
【0029】更に、このようにリム1のドロップ部1a
の板厚に合わせてリム1全体の板厚を薄くすることによ
り、リム全体を軽量化できる。因みに、上記リム1とデ
ィスク2の軽量化により、本実施例のディスクホイール
においては、従来のプレス成形のディスクホイールに対
して15〜20%の軽量化を図ることができた。
【0030】次に、上記の飾り穴8について説明する。
該飾り穴8は、通常、抜き加工により形成されるため、
該飾り穴8の穴端周囲にシャープエッジ部が形成され
る。該シャープエッジ部は切り欠き感受性が高くなり、
回転疲労による亀裂発生の要因となり、疲労寿命が低下
する。
【0031】そこで、本発明の実施例においては、上記
飾り穴8に面取り加工が施されている。9はその加工に
よる面取り部を示す。該面取り部9は約1mm前後とす
る。なお、該飾り穴8は図2に示すように円形に形成さ
れ、その飾り穴8の内端周縁と外端周縁に図3(b)に
示すように面取り部9が形成されている。
【0032】このような面取り部9を形成することによ
り、切り欠きの影響が少なくなり、切り欠き感受性によ
る飾り穴8よりの亀裂を防止することができる。なお、
前記飾り穴の形状は楕円形もしくは四角形でもよい。な
お、上記本発明の実施例におけるディスク2の部位3〜
7までの不等板厚の加工方法として揺動鍛造を用いた
が、スピニング加工で行ってもよい。このいずれの場合
も、その後、プレス加工により飾り穴8をあけ、面取り
加工を行う。
【0033】また、上記実施例は、板製アルミニウム合
金で実施した例であるが、本発明は鋼板製ディスクホイ
ールにも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1乃至3
記載の発明によれば、ディスクのフランジをリムのドロ
ップ部に嵌合するディスクホイールにおいて、ディスク
及びリムにおける応力比の高い部位の板厚を厚くし、応
力比の低い部位の板厚を薄くしたので、応力バランスが
良くなり、回転曲げ耐久試験の疲労寿命を低下させるこ
となくディスクホイールの軽量化を図ることができる。
【0035】更に、ディスクのフランジ板厚の薄肉化に
よって、リムドロップ部の板厚を薄くしてもリムのディ
スクとの溶接部の応力集中を緩和でき、溶接部の疲労寿
命を延ばすことができる。従って、強度を低下させるこ
となく、リム全体の板厚を薄くすることができる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、更に、飾り
穴のシャープエッジ部の面取り加工により、切り欠き感
受性による飾り穴部よりの亀裂の発生を防止でき、飾り
穴を形成した乗用車用ディスクホイールの耐久性をより
高めることができる。なお、飾り穴形状が楕円もしくは
四角形であっても効果は同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すディスクホイールの縦断
面図。
【図2】図1のディスクホイールの正面図。
【図3】(a)は図1のディスクの拡大半縦断面図、
(b)は(a)における飾り穴の拡大縦断面図。
【図4】図1におけるリムとディスクの接合部の拡大縦
断面図。
【図5】第1の従来のディスクを示す縦断面図。
【図6】図5のディスクにおいて飾り穴部の亀裂及び溶
接部リム側の亀裂を示すディスクホイールの斜視図。
【図7】第2の従来のディスクをリムに嵌合したディス
クホイールの縦断面図。
【図8】第3の従来のディスクを示す要部拡大縦断面
図。
【図9】本発明の不等板厚のディスクホイールと従来の
プレス加工のディスクホイールの許容応力に対する各部
位の応力比を示す図。
【図10】本発明の不等板厚のディスクホイールと従来
のプレス加工によるディスクホイールのディスクの元板
に対する各部位の板厚比を示す図。
【符号の説明】
1…リム 1a…リムドロップ部 2…ディスク 3…ハブ取付部 4…ハット中腹部 5…ハット頂部 6…飾り穴部 7…フランジ部 8…飾り穴 9…面取り部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月17日(1999.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、図7に示すように、ディスク202
の継手溶接部203であるフランジ部の板厚は、通常絞
り成形のためハット部205の板厚よりも厚くなってい
る。本来、このフランジ部203は応力比が低くその板
厚は薄くてもよいが、一般的にホイール強度はリムとデ
ィスクでは、リムの方が板厚は薄くてよく、更に、リム
とディスクの板厚差が大きいと溶接部Wのリム側に応
力が集中し、亀裂が発生しやすい。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板製リムと板製ディスクからなり、該デ
    ィスクはその軸芯と直交する方向に延びるハブ取付部
    と、前記ハブ取付部に連続して半径方向外側にかつ軸方
    向外側に向かうハット中腹部と、該ハット中腹部に連続
    したハット頂部と、該ハット頂部に連続してリム内周面
    に向かう飾り穴部と、該飾り穴部に連続してリムのドロ
    ップ内周面に嵌合するフランジ部とを有し、該リムドロ
    ップ内周面とディスクフランジを溶接してなる乗用車用
    ディスクホイールにおいて、 前記ハブ取付部の板厚は素材元板厚と同じか薄肉に設定
    され、前記ハット中腹部及びハット頂部の板厚はハブ取
    付部より薄肉とされ、前記飾り穴部の板厚は素材元板厚
    に設定され、前記フランジ部は上記ハブ取付部から飾り
    穴部に至るいずれの部位の板厚よりも薄い板厚に設定さ
    れていることを特徴とする乗用車用ディスクホイール。
  2. 【請求項2】 前記ディスク素材の板厚を1としたと
    き、ハブ取付部の板厚は0.8〜1.0であり、前記ハ
    ット中腹部とハット頂部の板厚は0.75〜0.90で
    あり、前記ハット頂部からフランジ部に向かう飾り穴部
    の板厚は1.0であり、前記フランジ部の板厚は0.5
    〜0.7であり、それぞれの部位を結ぶRは徐変Rとさ
    れていることを特徴とする請求項1記載の乗用車用ディ
    スクホイール。
  3. 【請求項3】 前記リムのドロップ部の板厚は、前記デ
    ィスク素材の板厚を1としたとき、0.4〜0.7とし
    た請求項2記載の乗用車用ディスクホイール。
  4. 【請求項4】 前記飾り穴部に形成した飾り穴における
    シャープエッジが面取り加工されていることを特徴とす
    る請求項1又は2又は3記載の乗用車用ディスクホイー
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163065A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Chuo Motor Wheel Co Ltd 自動車用ホイールおよび自動車用ホイールの製造方法
JP2012086672A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Rintekkusu Kk 自動車用ホイール
CN104812590A (zh) * 2012-11-06 2015-07-29 马克西昂轮毂德国控股公司 用于乘用车的车轮

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