JP2000084437A - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JP2000084437A
JP2000084437A JP10280569A JP28056998A JP2000084437A JP 2000084437 A JP2000084437 A JP 2000084437A JP 10280569 A JP10280569 A JP 10280569A JP 28056998 A JP28056998 A JP 28056998A JP 2000084437 A JP2000084437 A JP 2000084437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
drain
motor cover
centrifugal chamber
drain hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP10280569A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Matsushima
荘一郎 松嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tomy Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tomy Seiko Co Ltd filed Critical Tomy Seiko Co Ltd
Priority to JP10280569A priority Critical patent/JP2000084437A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心室を画成するケースに冷却管を容易に整
然と配装することができ、かつコストダウンが図れる遠
心分離機を提供すること。 【解決手段】 遠心室を画成するケースの下端とモータ
の軸受との間に装着されるモータカバーにドレン孔を形
成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心分離機に関す
るもので、詳しくは、遠心室のドレン孔の配設構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、冷却機能を備えた従来の遠心分
離機を概念的に示している。この遠心分離機では、遠心
室20を画成するケーシング21の外周に冷却管22を
巻いて蒸発器とし、該冷却管22の一端部をコンプレッ
サ23,コンデンサ24,キャピラリチューブ25を介
して他端部に接続して冷却系を構成している。そして、
この遠心分離機では、コンプレッサ23を駆動すること
によって系内の冷媒を循環させて遠心室20内を冷房す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記遠心分
離機では、熱効率を高めるために、冷却管22をケーシ
ング21の周面全体に隙間なく配装している。一方、ケ
ーシング21の底部には孔21aが形成され、該孔21
aにドレンパイプ26が貫設されている。そして、該ド
レンパイプ26にドレンホース27が連結され、該ホー
ス27を介してケーシング21の底部に溜まった液を外
部に排出している。
【0004】上記したように、従来の遠心分離機では、
ケーシング21の底部に別工程で孔21aを形成する必
要があること、該孔21aにドレンパイプ26を鑞付け
等によって結合しなくてはならないため、その作業が煩
雑になるばかりでなく、冷却管22は、図2に示したよ
うにドレンパイプ26を避けてケーシング21に配装し
なくてはならず、その作業も煩雑であり、また熟練を要
していた。
【0005】そこで、本発明の目的は、遠心室を画成す
るケースに冷却管を容易に整然と配装することができ、
かつコストダウンが図れる遠心分離機を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の遠心分離機で
は、遠心室を画成するケースの下端とモータの軸受との
間に装着されるモータカバーにドレン孔を形成してい
る。
【0007】この発明の遠心分離機では、ケーシングに
ドレン孔を形成しなくてもよく、またドレンパイプを鑞
付け等によって結合しなくてもよいので、製造上のコス
トダウンが図れ、しかもケーシングにドレンパイプを立
設しなくてもよいので、ケーシング全体に冷却管を整然
と配設することができる。
【0008】さらに、本発明の遠心機では、前記モータ
カバーのドレンパイプを一体に形成している。
【0009】この発明の遠心分離機では、ドレンパイプ
をモータカバーの成形時に同時に形成できるので、遠心
分離機のコストダウンが図れる。
【発明の実施の形態】
【0010】図1は、本発明の遠心分離機を示してい
る。この遠心分離機は、筐体1の底面に基台2を備えて
おり、該基台2の上部には遠心室3を構成する外ケーシ
ング4が配設されている。そして、該外ケーシング4の
内側には、間隙をもって遠心室を画成する内ケーシング
5が配設されている。この内ケーシング5は中央に孔5
aを有する碗状に形成され、該内ケーシング5の外周面
には、冷却管6が隙間なく巻回されている。さらに、内
ケーシング5と外ケーシング4との間には断熱材7が充
填されている。なお、冷却管6の両端は、従来と同様に
して図示しないコンプレッサ,コンデンサ,キャピラリ
チューブを介して互いに接続され、それによって冷却系
を構成している。
【0011】一方、基台2の中間部には断面L字形の環
状ブラケット8を介して環状のモータ取付け台9が溶接
等によって固定されている。そして、モータ取付け台9
にはモータ10がゴム等の弾性体11を介して設置され
ている。そして、モータ10の軸受10aは内ケーシン
グ5の孔5aに対応させ、該軸受10aからモータ駆動
軸12を遠心室3内に突出させている。この軸12には
有底円筒状のロータ13が着脱自在に配設されており、
該ロータ13の底面には位置決めピン12aが立設され
ている。このロータ13には、環状のラック14が装填
されて、上記位置決めピン13aによって位置決めされ
ている。ラック14の内周面には傾斜させてチューブ保
持用孔14aが全周にわたって形成されている。
【0012】そして、上記モータ10の軸受10aには
フランジ15が形成され、該フランジ15と上記内ケー
シング5の下端との間には、モータカバー16が配設さ
れている。このモータカバー16はゴムまたはプラスチ
ックスによって環状に形成され、その幅方向中央に環状
凹部16aを有している。そして、この凹部16aの少
なくとも一箇所にドレン孔16bが形成され、該ドレン
孔16bを含むようにしてドレンパイプ16cが一体に
形成されている。そして、このモータカバー16は外周
縁と内周縁に溝16d,16eを有しており、内周縁の
溝16dを上記軸受10aのフランジ15に嵌着し、外
周縁の溝16eを上記内ケーシング5の下端に嵌着して
いる。そして、上記ドレンパイプ16cにはドレンホー
ス17の一端が装着され、該ホース17の他端は基台2
の外部に延設されている。
【0013】さらに、筐体1の上部には遠心室3の開口
3aを覆うように蓋18が配設されている。また、遠心
室3の開口3a周縁の筐体1にはパッキン19が配設さ
れ、蓋18が該パッキン19に密接されて遠心室3の密
閉が図られる。
【0014】このように構成された遠心分離機では、予
めチューブ保持用孔14aにチューブ(図示せず)を装
填したラック14をロータ13に位置決め収容させ、蓋
18を閉じて冷却系を作動させ、続いてモータ10を駆
動する。遠心作業中に内ケーシング5の内面に露結を生
じた場合には、その水滴は内ケーシング5の内面に沿っ
て落下し、モータカバー16の環状凹部16aに溜ま
り、ドレン孔16bからドレンパイプ16c,ドレンホ
ース17を介して基台2の外部に排出される。
【0015】なお、上記実施の形態では、冷却系を備え
た遠心分離機を開示しているが、本発明は冷却系を備え
ていない遠心分離機にも適用できることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る遠心分離
機では、モータカバーにドレン孔が形成されている。し
たがって、ドレン孔をモータカバー成形時に同時に成形
でき、それだけ遠心分離機の製造が安価になり、しかも
冷却管を内ケースに隙間なく巻回でき、その作業が容易
になるので、その作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠心分離機の一実施の形態を示し
た断面図である。
【図2】冷却系を備えた従来の遠心分離機を示した概念
的断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 基台 3 遠心室 4 外ケーシング 5 内ケーシング 6 冷却管 7 断熱材 8 ブラケット 9 モータ取付け台 10 モータ 11 弾性体 12 軸 13 ロータ 13a 位置決めピン 14 ラック 15 フランジ 16 モータカバー 16a 環状凹部 16b ドレン孔 16c ドレンパイプ 16d,16e 溝 17 ドレンホース 18 蓋 19 パッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心室を画成するケーシングの下端とモ
    ータの軸受との間に装着されるモータカバーにドレン孔
    を形成したことを特徴とする遠心分離機。
  2. 【請求項2】 前記モータカバーのドレンパイプを一体
    に形成したことを特徴とする請求項1に記載の遠心分離
    機。
JP10280569A 1998-09-16 1998-09-16 遠心分離機 Pending JP2000084437A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10280569A JP2000084437A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 遠心分離機

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JP2000084437A true JP2000084437A (ja) 2000-03-28

Family

ID=17626868

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JP10280569A Pending JP2000084437A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 遠心分離機

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JP (1) JP2000084437A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346617A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Hitachi Koki Co Ltd 遠心分離機
CN107138293A (zh) * 2017-06-30 2017-09-08 吴素贞 一种教学实验用离心机

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JP2006346617A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Hitachi Koki Co Ltd 遠心分離機
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