JP2009091931A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の圧縮機は冷凍機油分離体と冷凍機油を戻す経路を有する冷凍機油セパレ−タは複雑であり、かつ材料コストも高くなるという課題があった。本発明は、簡単な構成で吐出管から吐出される圧縮冷媒に含まれる冷凍機油の吐出量を低減する密閉型圧縮機を提供するものである。
【解決手段】密閉型圧縮機の電動機部回転子2b下部に中心部から圧縮冷媒を吸い込み、半径方向外側に吹き出す構造のハネ3を取付け、噴霧状となった冷凍機油を電動機部固定子2aや密閉容器1内周面に衝突・付着させ、冷凍機油4を圧縮冷媒5から分離し、冷凍機油吐出量の低い密閉型圧縮機を提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】密閉型圧縮機の電動機部回転子2b下部に中心部から圧縮冷媒を吸い込み、半径方向外側に吹き出す構造のハネ3を取付け、噴霧状となった冷凍機油を電動機部固定子2aや密閉容器1内周面に衝突・付着させ、冷凍機油4を圧縮冷媒5から分離し、冷凍機油吐出量の低い密閉型圧縮機を提供できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷凍機、空調機、乾燥機などに使用される密閉型圧縮機の冷凍機油吐出量低減に関するものである。
従来、この種の密閉型圧縮機としては、密閉容器に圧縮機構部と固定子と回転子からなる電動機部を有し、密閉容器内には圧縮機構部の摺動部を潤滑するための冷凍機油が封入される。冷凍機油は電動機部の回転子に直結されたクランク軸の回転により軸受部に給油された後、再び密閉容器内に戻るが、一部は圧縮機構部より噴霧状となり圧縮冷媒とともに電動機部の隙間を通り、吐出管より冷凍サイクルに吐出される。
上記、従来の構成において噴霧状の冷凍機油が、吐出管より圧縮機外部に送出されるため、冷凍機油吐出量が多くなる可能性があった。
この課題を解決する従来の技術として、図3に示すように吐出管6内に冷凍機油分離体と密閉容器内に冷凍機油を戻す経路を有する冷凍機油セパレ−タ9を設けた技術などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機を示すものである。図3に示すように、密閉容器1と電動機部固定子2a、電動機部回転子2b、冷凍機油セパレ−タ9、吐出管6から構成されている。
特開平5−195975号公報
しかしながら、前記従来の構成では冷凍機油分離体と冷凍機油を戻す経路を有する冷凍機油セパレ−タは複雑であり、かつ材料コストも高くなるという課題があった。
本発明の目的は、圧縮機構部で圧縮されて吐出管から吐出される圧縮冷媒に含まれる冷凍機油の吐出量を低減する密閉型圧縮機を提供するものである。
前記従来の課題を解決するために、密閉容器内の電動機回転子下部に中心部から圧縮冷媒を吸い込み、半径方向外側に吹き出す構造のハネを取付け、噴霧状となった冷凍機油を固定子や密閉容器内周面に衝突・付着させ、冷凍機油を圧縮冷媒から分離することで、冷凍機油吐出量の低い密閉式圧縮機を構成できる。
本発明の密閉型圧縮機は、冷凍機油吐出量を低減することができる。
第1の発明は、電動機部によって駆動される圧縮機構部を密閉容器内部に設置し、圧縮機構部は前記密閉容器内に冷媒と共に封入された冷凍機油により潤滑され、前記圧縮機構部により圧縮された冷媒を前記密閉容器内に吐出した後、電動機部の隙間を通過し、前記密閉容器の上シェルに位置する吐出管から圧縮機外部に吐出する密閉形圧縮機であって、電動機回転子下部に中心部から圧縮冷媒を吸い込み、半径方向外側に吹き出す構造のハネを取付け、噴霧状となった冷凍機油を固定子や密閉容器内周面に衝突・付着させ、冷凍機油を圧縮冷媒から分離することで、冷凍機油が前記吐出管より吐出することを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における密閉型圧縮機の断面図、図2はハネ3の平面形状を示すためのA−A矢視図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における密閉型圧縮機の断面図、図2はハネ3の平面形状を示すためのA−A矢視図である。
図において、密閉型圧縮機の電動機部回転子2b下部に中心部から圧縮冷媒を吸い込み、半径方向外側に吹き出す構造のハネ3を取付け、噴霧状となった冷凍機油を電動機部固定子2aや密閉容器1内周面に衝突・付着させ、冷凍機油4を圧縮冷媒5から分離することで、冷凍機油吐出量の低い密閉式圧縮機を提供できる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、冷凍機油吐出量を低く出来るためで、ヒートポンプを用いた用途に適用できる。
1 密閉容器
2 電動機部
2a 電動機部固定子
2b 電動機部回転子
3 ハネ
4 冷凍機油
5 圧縮冷媒
6 吐出管
7 圧縮機構部
8 上シェル
9 冷凍機油セパレータ
10 クランク軸
11 軸受部
2 電動機部
2a 電動機部固定子
2b 電動機部回転子
3 ハネ
4 冷凍機油
5 圧縮冷媒
6 吐出管
7 圧縮機構部
8 上シェル
9 冷凍機油セパレータ
10 クランク軸
11 軸受部
Claims (1)
- 電動機部によって駆動される圧縮機構部を密閉容器内部に設置し、圧縮機構部は前記密閉容器内に冷媒と共に封入された冷凍機油により潤滑され、前記圧縮機構部により圧縮された冷媒を前記密閉容器内に吐出した後、電動機部の隙間を通過し、前記密閉容器の上シェルに位置する吐出管から圧縮機外部に吐出する密閉形圧縮機であって、電動機回転子下部に中心部から圧縮冷媒を吸い込み、半径方向外側に吹き出す構造のハネを取付け、噴霧状となった冷凍機油を固定子や密閉容器内周面に衝突・付着させ、冷凍機油を圧縮冷媒から分離する密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007261744A JP2009091931A (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007261744A JP2009091931A (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 密閉型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009091931A true JP2009091931A (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=40664172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007261744A Pending JP2009091931A (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009091931A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013245622A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Panasonic Corp | 圧縮機 |
-
2007
- 2007-10-05 JP JP2007261744A patent/JP2009091931A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013245622A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Panasonic Corp | 圧縮機 |
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