JP2000084213A - 遊技機の外枠及び遊技機 - Google Patents

遊技機の外枠及び遊技機

Info

Publication number
JP2000084213A
JP2000084213A JP11203235A JP20323599A JP2000084213A JP 2000084213 A JP2000084213 A JP 2000084213A JP 11203235 A JP11203235 A JP 11203235A JP 20323599 A JP20323599 A JP 20323599A JP 2000084213 A JP2000084213 A JP 2000084213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer frame
ball
gaming machine
game
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11203235A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4417480B2 (ja
Inventor
Minoru Miwa
稔 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiwa Lite Corp
Original Assignee
Aiwa Lite Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Lite Corp filed Critical Aiwa Lite Corp
Priority to JP20323599A priority Critical patent/JP4417480B2/ja
Publication of JP2000084213A publication Critical patent/JP2000084213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4417480B2 publication Critical patent/JP4417480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機において、外枠の有効利用を図るこ
と。 【解決手段】 外枠12の縦辺12bには凹陥部90が
設けられ、背面12cには受入ノズル92が設けられて
いる。凹陥部90の内部には蛇行通路100が形成さ
れ、蛇行通路100の上流側は背面12cを貫通する穴
を介して受入ノズル92に連通し、下流端は貸球排出装
置94の供給口102に接続されている。貸球排出装置
94の排出口96は中枠16側に開口し、賞球誘導路8
0の下降部82の流入口82aに接続されている。貸球
排出装置94は、受入ノズル92から蛇行通路100に
流入していた遊技球を導入して排出口96から排出す
る。排出された遊技球は賞球誘導路80によって上受皿
52に誘導される。貸球排出装置94を外枠12に設け
たので、外枠の有効利用となり、中枠16の部品配置の
自由度も高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される弾球遊技機は、
外殻となる外枠を備えており、その外枠を遊技店の遊技
機設置島に固定されて遊技店内に設置される。外枠は遊
技盤保持枠を開閉可能に支持し、その遊技盤保持枠は、
直接または間接的に遊技盤、発射装置、賞球排出装置、
受皿等ほとんどの部品を保持している。
【0003】こうした弾球遊技機では、発射装置によっ
て遊技球を発射し、その遊技球が入賞装置に入賞した
り、遊技球が入球した入球口に対応して表示される入賞
図柄の組合せによって得点が成立する等の賞球払出原因
が成立したことに起因して、賞球排出装置が稼働して賞
球としての遊技球を排出し、これが受皿に放出される。
また、スロットマシンにおいても遊技球を投入してゲー
ムを実行し、賞組合せの成立(入賞)に応じて賞球とし
て遊技球を払出すものが提案されている。つまり、遊技
球を使用する点ではパチンコ機などの弾球遊技機と同じ
分類となる遊技機がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機では外枠
は単なる外殻にすぎず、例えば弾球遊技機ではほとんど
の部品を遊技盤保持枠により保持していたし、スロット
マシンでも前枠で多くの部品を保持していたために、部
品配置の自由度が低かった。本発明は、従来は部品保持
にほとんど使用されていなかった遊技機の外枠の有効利
用を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載の遊技機の外枠は、遊技球を受入れる球入口と、前
記球入口を上流側とする位置に配されて前記球入口が受
入れた遊技球の下流側への移動を通断する通断機構とを
備えている。
【0006】したがって、通断機構を賞球排出装置とし
て使用すれば、従来は遊技盤保持枠側や前枠側にて賞球
排出装置が占めていたスペースが空くから、それに見合
った分だけ他の部品のスペースを大きくとったり、ある
いは新規な部品を取り付けたりすること、すなわち部品
配置における自由度が増す。なお、通断機構の構造は、
公知の賞球排出装置と同様の構造とすればよい。
【0007】ところで、遊技機の中にはCR機と呼ばれ
る種類があり、従来のCR機では賞球排出装置を貸球の
排出装置としても使用していた。しかしながら、賞球と
して排出される遊技球と貸球として排出される遊技球と
は同じ遊技球でも意味が違うから本来区別されるべきで
あり、同一の装置(賞球排出装置)で両者を取り扱うの
は好ましくなかった。このため、賞球排出装置と貸球の
排出装置とを別々に設けることが要望されていた。
【0008】請求項1記載の遊技機の外枠を用いて、通
断機構を貸球の排出装置として使用すれば、きわめて簡
単に賞球排出装置と貸球の排出装置とを別々に設けるこ
とができる。その際に、通断機構を通過した遊技球を受
皿に導くための通路を除けば外枠以外の構造は特に変更
する必要はないから、従来の遊技機の構造をほとんど変
更する必要はない。
【0009】この通断機構は例えば外枠の外面に取り付
けられてもよいのだが、そうすると通断機構の分だけ外
枠の外形寸法が大きくなる。これは、限られたスペース
に設置される遊技機にとっては好ましいことではない。
しかし、請求項2記載の遊技機の外枠では、請求項1記
載の遊技機の外枠において、前記通断機構は前記遊技機
の外枠に設けられた凹陥部または穴に収容されているの
で、通断機構を設置することで外枠の外形寸法が大きく
なることはない。
【0010】通断機構を収容する凹陥部または穴は、外
枠の一部をくり抜いて設けてもよいが、外枠の一部また
は全部をプラスチック製として、その成形時に凹陥部ま
たは穴を形成すれば簡単である。請求項3記載の遊技機
の外枠は、請求項1または2記載の遊技機の外枠におい
て、前記球入口から受入れた遊技球を前記通断機構に導
く供給通路を備えている。
【0011】通断機構への入口自体を球入口としてもよ
いが、球入口から受入れた遊技球を通断機構に導く供給
通路を備えることにより、例えば球入口の場所を通断機
構から離れた場所にすることができ、球入口並びに通断
機構の設置位置の自由度が増す。また、供給通路を例え
ば屈曲させて長くすることにより、ここに多数の遊技球
を備蓄できるから、球入口への遊技球の供給が一時的に
途絶えても即座に排出不能にはならない。よって、通断
機構からの遊技球の排出ができなくて遊技者が遊技を進
行できずに(例えば球の発射ができなくて)不利益を被
ることを防止できる。
【0012】請求項4記載の遊技機の外枠は、請求項3
記載の遊技機の外枠において、前記供給通路の一部また
は全部が請求項2記載の凹陥部または穴の内部に配され
ていることを特徴とする。前述したように、通断機構を
凹陥部または穴に収容することによって、外枠の外形寸
法の拡大を防止できるのであるが、さらに供給通路の一
部または全部を凹陥部または穴の内部に配せば、供給通
路によって外枠の外形寸法が大きくなるのを防止でき
る。
【0013】さて、前述のCR機では、カードユニット
(CRユニット)と呼ばれるプリペイドカードの取扱装
置が付属しており、遊技機本体には貸球としての遊技球
の排出を指示するための貸出スイッチが設置されてい
た。そうした構成であることから、遊技者は、カードユ
ニットにプリペイドカードを挿入してから本体側の貸出
スイッチを操作して貸球としての遊技球の排出を指示し
ていた。
【0014】また、遊技店によっては、遊技者が獲得し
た遊技球(賞球)の個数をカード等に記録しておいて
(これを貯球と呼んでいる)、例えば次回の来店時には
その記録されている遊技球(貯球)を遊技者に交付して
遊技させる、「貯球システム」と呼ばれる営業形態を採
用しているところもある。この場合も、CR機と同様
に、遊技者は貯球が記録されているカードをカード取扱
装置に差し込み、貸出スイッチと同様のスイッチを操作
しては遊技球を排出させていた。
【0015】すなわち、カード取扱装置が付属する遊技
機には、カードに記録されている借受権利(プリペイド
金額)や貯球権利等の遊技球の引出権利の行使要求とな
る行使信号を入力するための引出要求スイッチが備えら
れていた。なお、引出権利はプリペイドカードのような
カードに記録されている必要はなく、他の形態の記録媒
体でもよいし、取扱装置も記録媒体に応じたものとすれ
ばよい。
【0016】請求項5記載の遊技機の外枠は、請求項1
ないし4のいずれか記載の遊技機の外枠において、遊技
球の引出権利の行使信号を入力するための引出要求スイ
ッチを備えるので、遊技機の内部構成すなわち機種等の
違いによらずにCR機や貯球システムに適用できる。
【0017】請求項6記載の遊技機の外枠は、請求項1
ないし5のいずれか記載の遊技機の外枠において、前記
通断機構が通過させた遊技球を検出する通過球検出手段
を設けたので、通過球検出手段の検出信号に基づいて賞
球または貸球としての遊技球の払出数を計数することが
でき、またその検出信号あるいは計数結果に基づいて通
断機構の動作を制御することができる。このような計数
手段や制御手段は、請求項7記載のように外枠に備えて
もよいし、外枠以外に設けてもよい。
【0018】請求項7記載の遊技機の外枠は、請求項6
記載の遊技機の外枠において、排出要求が入力されると
前記下流側へ遊技球を通過させるべく前記通断機構を制
御し、前記通過球検出手段が検出した遊技球数に基づい
て前記下流側への遊技球の移動を停止させるべく前記通
断機構を制御する通断制御装置を備えることを特徴とす
る。
【0019】通断機構の通断制御装置を外枠に備えてい
るので、例えば遊技盤保持枠側や前枠側の構成に関わり
なく(つまり遊技機の種類や機種等に関係なく)共通の
外枠を使用できる。ところで、前述したようにCR機で
は、カードユニットと呼ばれるプリペイドカードの取扱
装置が付属している。そして、賞球排出装置は遊技機側
に配されており、この賞球排出装置を貸球の排出装置と
して制御するための制御装置はカードユニット側に配さ
れていた。このため、遊技機単独では、賞球排出装置が
貸球の排出装置として使用される際に正常に稼働するか
否かの検査が難しかった。
【0020】しかし、請求項7記載の外枠を備える遊技
機ならば、遊技機単独で(正確には外枠だけでも)通断
機構の稼働の検査ができるから、通断機構を貸球の排出
装置として使用する場合に、上述のような検査上の困難
はない。通断機構を賞球排出装置として使用する場合に
は、排出要求は遊技球の入賞等に起因する賞球排出要求
である。一方、通断機構を貸球や貯球の排出装置として
使用する場合には、排出要求は遊技者が貸球や貯球の排
出を要求するために操作する貸出スイッチ等からの信号
であったり、同様に遊技者が投入する硬貨などの現金の
受付信号である。これら貸球等の排出要求を出力する回
路やスイッチ類、貸出スイッチや現金の受付信号を出力
する現金受付手段などは、遊技機またはこれに付随する
カードユニットや現金受付機等に設置されればよいが、
貸出スイッチ等(請求項5記載の引出要求スイッチに該
当するもの)は、請求項5記載のように外枠に備えると
よい。
【0021】請求項8記載の遊技機は、請求項1ないし
7のいずれか記載の遊技機の外枠と、前記通断機構を通
過した遊技球を受皿に導く誘導路とを備えるので、通断
機構を賞球排出装置または貸球の排出装置として使用で
き、上述のとおりの効果が得られる。
【0022】請求項9記載の遊技機は、請求項8記載の
遊技機において、前記外枠は請求項7記載のものであ
り、前記排出要求を入力するための排出要求入力手段を
備えている。この遊技機をCR機として使用する場合
は、排出要求入力手段として上述の貸出スイッチを設け
ればよい。また、上述の現金受付手段を設けて、これが
出力する現金受付信号を排出要求として扱えば、現金を
投入して使用する形態の遊技機にできる。
【0023】一般に、弾球遊技機では遊技盤保持枠が外
枠に対して開閉可能であり、スロットマシンでも前枠が
外枠に対して開閉可能とされることがあるので、外枠に
備えられる通断機構と、これから排出された遊技球を受
皿に導くための誘導路とを固定的に連結するわけにはい
かない。そこで、請求項10記載の遊技機は、請求項8
または9記載の遊技機において、前記誘導路は、前記受
皿側に配される受皿側誘導路と前記外枠に設けられて前
記通断機構を通過した遊技球を前記受皿側誘導路まで誘
導する外枠側誘導路とから構成され、前記外枠と前記受
皿側との相対位置の変動に伴って前記受皿側誘導路と前
記外枠側誘導路とが接続、分離される構成としている。
【0024】このように構成すれば、受皿側(すなわち
遊技盤保持枠側や前枠側)を外枠に対して開閉可能にで
きるし、通断機構と受皿側誘導路の間に外枠側誘導路が
介在するので、これらの接続構造も複雑にはならない。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を参
照して説明して発明の実施の形態の説明とする。
【0026】
【実施例】図1に示すように、遊技機としてのパチンコ
機10は、ほぼプラスチック製で図2及び図3に示され
るように上辺12aのみが木製の外枠12、ヒンジ14
のヒンジ軸14a(図3参照)及びこれと対をなすヒン
ジ受15に挿通されたヒンジ軸(図示略)により外枠1
2に蝶着されているプラスチック製の中枠16を備えて
おり、中枠16にて他の各部を支持し、その中枠16を
外枠12にて支持する構造である。なお、中枠16には
中枠16が外枠12から離れたときすなわち中枠16が
開けられたときにオンになる開放検知スイッチ17が配
されている。
【0027】中枠16は遊技盤22を保持しており、そ
の遊技盤22の前面側は窓枠体24及び窓枠体24の背
面側に保持された透明板としてのガラス板26によって
覆われている。窓枠体24は、その向かって左辺の背面
側に配されたヒンジ(図示しない)を介して中枠16に
連結されており、そのヒンジを軸として開閉可能であ
る。ただし、窓枠体24は、通常時には図示のように閉
鎖した状態で施錠されており、中枠16に設けられた錠
27を操作することで開放できる。また、この錠27は
中枠16を外枠12に対して閉鎖状態に施錠する働きも
しており、錠27の操作方向(時計回り、反時計回り)
により、窓枠体24または中枠16が解錠される構造で
ある。
【0028】窓枠体24には円形の窓28が設けられて
おり、この窓28から遊技盤22を視認することができ
る。遊技盤22の窓28の内側に対応する部分が遊技領
域とされており、図示を省略するが、この遊技領域には
公知の入賞装置、図柄表示装置、障害釘、障害風車等が
設置されている。
【0029】窓28の周囲は、アーチ状の上装飾部30
とその内側に配された下装飾部32とによって囲まれて
いる。上装飾部30の上部には、遊技の状態に応じて
(例えば大当たりの時に)点滅したり、パチンコ機10
内部の状態(例えば賞球用の遊技球が不足したとき、遊
技球が正常に発射できないとき等)を通報するために点
灯される複数のランプ36が取付けられている。下装飾
部32には、左右の山状部32a、32bが設けられ、
それぞれに装飾パネル38、40が組み付けられてい
る。
【0030】窓枠体24の下方には、上受皿52を保持
する皿扉51が向かって左辺の背面側に配されたヒンジ
(図示しない)を介して中枠16に連結されており、そ
のヒンジを軸として開閉可能である。この皿扉51も、
窓枠体24と同様に、通常時には図示のように閉鎖した
状態とされており、窓枠体24を開放してから上受皿5
2の背後に配されている金具を操作すれば皿扉51を開
放することができる。
【0031】上受皿52の内側には、パチンコ機10の
本体内部に通じる上皿出口54が開口している。この上
受皿52は賞球として排出された遊技球の貯留皿であり
発射用の遊技球を貯留しておく発射球供給皿でもある。
上受皿52の下方においては、下受皿56が、中枠16
の前面側に固着されている。下受皿56の内側には、パ
チンコ機10の本体内部に通じる下皿出口58が開口し
ている。また、下受皿56の右側では、は発射装置(図
示しない)を操作するための操作ダイヤル62が中枠1
6に取付けられている。
【0032】図1及び図3に示すように、外枠12のヒ
ンジ14及びヒンジ受15側の縦辺12bには、請求項
5記載の引出要求スイッチに該当し、請求項7記載の排
出要求を入力するための排出要求入力手段にも該当する
貸出スイッチ42、引出権利に該当する前払い金額が記
録されているプリペイドカード(図示略)の返却を要求
する返却要求を入力するための返却スイッチ44及びプ
リペイドカードの残高を表示するための残高表示器46
を有する、CR操作パネル48が設置されている。
【0033】貸出スイッチ42及び返却スイッチ44
は、それぞれ押込操作するとオンになり押込力が解除さ
れるとオフに復帰する形式のスイッチである。なお、図
示は省略するが、貸出スイッチ42の表面には「貸出」
の文字が、返却スイッチ44の表面には「返却」の文字
が記載されている。
【0034】残高表示器46は2個の7セグメントLE
D46a、46bからなり、各7セグメントLED46
a、46bが0〜9の数字を表示でき、全体として2桁
の数字を表示できる。なお、本実施例では、残高表示器
46の表示は100円を単位としており、例えば01な
ら100円、10なら1000円を表している。また、
各7セグメントLED46a、46bは数字以外にE、
F、H等の文字や文字ともならない記号等も表示でき
る。
【0035】一方、図1に示すように、窓枠体24には
CR操作パネル48の外形に対応する切欠24aが設け
られており、窓枠体24の開閉に際してCR操作パネル
48と干渉することはない。また、図示は省略するが、
中枠16にも同様の切欠が設けられており、開閉時等に
おける干渉を回避している。
【0036】図1及び図2に示すように、パチンコ機1
0には、カードユニット61が付属している。このカー
ドユニット61は、図1に示されるカード受入口63か
ら差し込まれたプリペイドカード(図示は省略)を取り
込み、記録されているデータを読み取り、書き換え、カ
ード受入口63から排出できる。
【0037】図2に示すように、中枠16の上辺に沿っ
て賞球タンク64が設けられている。パチンコ機10を
遊技店内に設置した際には、遊技店内の補給樋68に取
付けられている分岐シュート70aに接続された蛇腹ホ
ース72aの先端が賞球タンク64に差し込まれ、補給
樋68からの遊技球が供給される。
【0038】賞球タンク64の下部には遊技球が流出可
能な賞球流出口74が設けられており、賞球流出口74
は、遊技球を整列させながら流下させるプラスチック製
の整列誘導樋76を介して、賞球排出装置78に接続さ
れている。賞球排出装置78は、例えば特開平5−42
248号公報に記載されているものと同様に、ステッピ
ングモータにて駆動されるフライトスクリュの回転によ
って、遊技球を導入して排出する。本実施例では、賞球
排出装置78は、遊技球を整列誘導樋76から導入し
て、賞球誘導路80に排出する。また、賞球排出装置7
8は、排出する遊技球を計数するための賞球センサ78
aを備えている。
【0039】賞球誘導路80は、外枠12の縦辺12b
に沿って下降する下降部82、下降部82の下流端に連
設された斜行部84、斜行部84の進行方向側に連設さ
れている上皿誘導部86、斜行部84から斜行部84と
は逆傾斜する方向に分岐してからUターンするように屈
曲している下皿誘導部88から構成され、上皿誘導部8
6は上皿出口54に連通され、下皿誘導部88は下皿出
口58に連通されている。こうした構成により、賞球排
出装置78から賞球誘導路80に排出された遊技球は、
下降部82を落下し、斜行部84にて方向を変えられ、
通常は上皿誘導部86から上受皿52に流入する。しか
し、上受皿52が満杯となって上皿誘導部86までが遊
技球で満たされると、後続の遊技球は斜行部84から上
皿誘導部86への進行を阻まれて下皿誘導部88へ流入
し、下受皿56に誘導される。
【0040】また、中枠16の背面には、遊技盤22に
設置されている可変入賞装置や図柄表示装置、中枠16
に取付けられている発射装置や賞球排出装置78等の各
種の電気部品の制御を司る遊技制御装置140が取付け
られ、外枠12の下隅には後述する貸球排出装置94の
動作を制御し、通断制御装置に該当するCR制御装置1
50が取付けられている。
【0041】図2及び図4に示すように、外枠12の縦
辺12bには凹陥部90が設けられ、また縦辺12bの
背面12cには球入口に該当する受入ノズル92が設け
られている。パチンコ機10を遊技店内に設置した際に
は、遊技店内の補給樋68に取付けられている分岐シュ
ート70bに接続された蛇腹ホース72bの先端が受入
ノズル92に接続され、補給樋68からの遊技球が受入
ノズル92に供給される。
【0042】凹陥部90の下部には通断機構に該当する
貸球排出装置94が設置されており、図4に示されるよ
うにその排出口96は中枠16側に開口している。一
方、賞球誘導路80の下降部82には、排出口96に対
面する位置に流入口82aが設けられている。さらに、
貸球排出装置94には、貸球排出装置94と下降部82
との間隔に整合する厚みの中継板98が取付けられてお
り、この中継板98には排出口96及び流入口82aに
対応する位置に外枠側誘導路に該当する中継穴98aが
設けられている。こうした構成により、貸球排出装置9
4の排出口96から排出された遊技球は、中継穴98a
及び流入口82aを通って下降部82に流入する。な
お、中継板98は、中枠16側すなわち賞球誘導路80
の下降部82等に連結されているわけではなく、単に接
触しているだけであるから、中枠16の開閉を阻害する
ことはない。
【0043】図4に示すように、凹陥部90の内部に
は、凹陥部90内に立設されたリブ100aと凹陥部9
0の開放面にはめ込まれた通路蓋100bにより、供給
通路に該当する蛇行通路100が形成されている。蛇行
通路100の上流側は縦辺12bの背面12cを貫通す
る穴(図示略)を介して受入ノズル92に連通し、下流
端は貸球排出装置94の供給口102に接続されている
ので、受入ノズル92から流入した遊技球は、蛇行通路
100を通って貸球排出装置94に流入する。
【0044】図5に示すように、貸球排出装置94は、
上方から流入する遊技球を下降誘導する導入路104a
とその下方に連設されている排出路104bからなる縦
通路104を備えており、排出路104bの下端部には
排出口96側に向かって傾斜する傾斜面104cが横設
されている。
【0045】また、貸球排出装置94は、先端を排出路
104b内に露呈している発光素子106aと受光素子
106bとからなり、通過球検出手段に該当する貸球セ
ンサ106、縦通路104の外側に配されている回転軸
108を中心にして回転自在で、一部の歯山110aを
縦通路104の内部に進入させているスプロケット11
0、揺動軸112を中心として時計回り方向、反時計回
り方向に揺動可能な鋼製のストッパ114、ストッパ1
14を時計回り方向に付勢する引っ張りバネ116、ス
トッパ114の時計回り方向の揺動位置を規制する規制
ピン118、コイル120aに通電されるとストッパ1
14を吸引して引っ張りバネ116の付勢力に抗して反
時計回り方向に揺動させる電磁石120等を備えてい
る。
【0046】この貸球排出装置94では、コイル120
aに通電されていないときには、ストッパ114の先端
部がスプロケット110のいずれかの歯山110aを係
止するので、導入路104a内の遊技球の荷重がかかっ
てもスプロケット110は回転しない。しかし、コイル
120aに通電された電磁石120がストッパ114を
吸引した際には、ストッパ114の先端部がスプロケッ
ト110の歯山110aから離脱するのでスプロケット
110が回転可能となる。このときに導入路104a内
に遊技球があれば、遊技球は、その荷重でスプロケット
110を回転させながら下降し、排出路104bを通
り、傾斜面104cにて排出口96に向けて進路を変え
られ、排出口96から流出する。その際に、排出路10
4bを落下する遊技球を貸球センサ106にて計数する
ことができる。
【0047】排出口96から流出した遊技球は、中継穴
98a及び流入口82aを通って賞球誘導路80の下降
部82に流入し、通常は上皿誘導部86から上受皿52
に流入する。すなわち、賞球誘導路80の流入口82a
から下流部分は、請求項8記載の誘導路(請求項10記
載の受皿側誘導路)に該当している。
【0048】次に、賞球の排出及び貸球の排出に関わる
制御系について説明する。図6に示すように、カードユ
ニット61の内部には、カード受入口63にプリペイド
カードが挿入されたことを検出するための挿入検知セン
サ63a、カード受入口63に挿入されたプリペイドカ
ードを内部に引き込み、またカード受入口63から排出
するカード入出機構63b、プリペイドカードに記録さ
れているデータの読取りと書換えを行うリーダライタ6
3c等が組み込まれている。
【0049】パチンコ機10の外枠12には、カード入
出機構63bやリーダライタ63cの制御を司るCR制
御装置150が配されている。CR制御装置150は、
周知のCPU150a、ROM150b、RAM150
c等を有するマイクロコンピュータである。挿入検知セ
ンサ63a、カード入出機構63b、リーダライタ63
c及び入出力インタフェース63eは、CR制御装置1
50に接続されており、CR制御装置150は、挿入検
知センサ63aからの信号を取得し、カード入出機構6
3b及びリーダライタ63cの動作を制御できる。
【0050】また、外枠12には、上述したように残高
表示器46、貸出スイッチ42、返却スイッチ44及び
貸球排出装置94が配され、中枠16には開放検知スイ
ッチ17が配されており、これらもCR制御装置150
に接続されている。これにより、CR制御装置150は
開放検知スイッチ17、貸出スイッチ42及び返却スイ
ッチ44からの信号を取得でき、残高表示器46の表示
や貸球排出装置94の動作を制御できる。
【0051】一方、パチンコ機10の中枠16に取付け
られている遊技制御装置140には、開放検知スイッチ
17並びに賞球排出装置78をはじめ、発射装置や遊技
盤22に取付けられている入賞装置等が接続されてお
り、遊技制御装置140は、入賞センサからの入賞信号
に基づいて賞球排出装置78を稼働させて賞球としての
遊技球を払出させる。
【0052】次に、このパチンコ機10の動作を説明す
るが、パチンコ遊技に関わる動作は公知のパチンコ機と
変わるところはないので説明を省略し、CR制御装置1
50のCPU150aが実行する処理を中心に、プリペ
イドカードによる遊技球の貸出動作について詳しく説明
する。
【0053】CR制御装置150のCPU150aは、
図7に示されるカード受付処理及び図8に示される貸出
処理を、設定されたタイミングで(例えばタイマ割込毎
に)繰り返し実行している。図7に示すように、カード
受付処理では、CPU150aは挿入検知センサ63a
の出力に基づいてカード受入口63にプリペイドカード
が差し込まれたか否かを判断し(ステップ201、以下
ステップをSと略記する)、プリペイドカードが差し込
まれていないときには、カード受付処理を終了する。
【0054】プリペイドカードが差し込まれていれば
(S201:YES)、CPU150aはカード入出機
構63bを稼働させてプリペイドカードを取り込ませ
(S202)、リーダライタ63cに指示して取り込ん
だプリペイドカードに記録されている内容を読み取らせ
る(S203)。
【0055】続いて、CPU150aは、リーダライタ
63cが読み取った内容に基づいて、そのプリペイドカ
ードが使用できるカードか否かを判断する(S20
4)。具体的には、正規のカードであるか(不正カード
ではないか)、使用期限は切れていないか、残高は0で
はないかといった内容を検査する。
【0056】ここで使用可能であると判断されれば(S
204:YES)、CPU150aはリーダライタ63
cが読み取った内容中に含まれている残高データをRA
M150cに記憶させ(S205)、続いてその残高デ
ータに相当する数字を残高表示器46に表示させてから
(S206)、この処理を終了する。一方、このプリペ
イドカードが使用不可であれば(S204:NO)、C
PU150aは、カード入出機構63bを稼働させてプ
リペイドカードを排出させて(S207)、この処理を
終了する。
【0057】図8に示すように、貸出処理では、CPU
150aは、まずプリペイドカード(PC)が取り込ま
れているか否かを判断する(S301)。プリペイドカ
ードが取り込まれていないときには貸出処理を終了する
が、取り込まれていれば(S301:YES)、開放検
知スイッチ17がオンか否かすなわち中枠16が開放さ
れているか否かを判断する(S302)。ここで肯定判
断(中枠16が開放中)なら貸出処理を終了するが、開
放中でなければ(S302:NO)、貸出スイッチ42
からの貸出要求信号または返却スイッチ44からの返却
要求信号が入力されたか否かを判断し(S303)、ど
ちらの要求信号も入力されていなければ(S303:N
O)、貸出処理を終了する。
【0058】いずれかの要求信号が入力されていたとき
には(S303:YES)、それが貸出要求信号である
か否かを判断する(S304)。ここで貸出要求信号で
あると判断したなら(S304:YES)、CPU15
0aは、貸球排出装置94を稼働させて貸球としての遊
技球を排出させる(S305)。具体的には、CPU1
50aは、電磁石120を励磁させてストッパ114を
スプロケット110から離脱させる。すると、前述した
ようにスプロケット110を回転させながら遊技球が通
過し、排出口96から流入口82aを通って下降部82
に流入し、上受皿52に至る。このとき、CPU150
aは、貸球センサ106からの信号を監視していて、例
えば100円分を1単位として5単位分の遊技球の払出
(貸出)が確認できたなら電磁石120を消磁させてス
トッパ114にてスプロケット110をロックさせるこ
とで貸出を完了し(S306:YES)、次のS307
に進む。しかし、設定されている時間以内に5単位分の
遊技球の貸出が確認されないときには、CPU150a
は、貸球排出装置94の故障など、なんらかのエラーが
発生したものと判断してエラー処理(図示は省略)を実
行する。
【0059】次のS307では、CPU150aは貸出
を行った5単位分の遊技球に相当するだけ(すなわち5
00円)、RAM150cの残高データを減額更新させ
る。この減額更新によって残高データが0になった場合
には(S308:YES)、CPU150aは、リーダ
ライタ63cに指示してプリペイドカードの残高を0に
書き換えさせ、カード入出機構63bを稼働させてプリ
ペイドカードを排出させ(S309)、S310に進
む。また、残高データが0ではない(残高が有る)場合
には(S308:NO)、プリペイドカードの排出は行
わず、S310に進む。
【0060】S310では、CPU150aは、RAM
150cに記憶されている残高データに基づいて残高表
示器46の表示を更新させる(S309)。なお、本実
施例では、プリペイドカードが取り込まれていないとき
(残高0のとき)には、残高表示器46には、数字を示
さず不規則な記号を変動表示をさせるので、遊技者はこ
れを見ればプリペイドカードを挿入可能と判断できる。
【0061】一方、S303で否定判断の場合、すなわ
ち返却スイッチ44からの返却要求信号が入力されてい
た場合は、CPU150aは、その時のRAM150c
の残高データをリーダライタ63cに送信してプリペイ
ドカードの残高を書き換えさせ、カード入出機構63b
を稼働させてプリペイドカードを排出させる(S30
9)。また、これと併せてRAM150cの残高データ
を0クリアさせる。続くS310は前述の通りである。
【0062】以上の通り、本実施例のパチンコ機10
は、貸球排出装置94を賞球排出装置78とは別に備え
ているので、賞球として排出される遊技球と貸球として
排出される遊技球とを別々の装置で取り扱うことができ
る。また、貸球排出装置94から排出された遊技球を流
入口82aにより賞球誘導路80に合流させるので、貸
球排出装置94から上受皿52に至る通路(賞球誘導路
80)はほとんど変更する必要はなく、従来の構造をそ
のまま使用できる。よって、貸球排出装置94を新設す
るに当たって、パチンコ機10の構造の複雑化を避ける
ことができる。
【0063】特に、貸球排出装置94及び蛇行通路10
0を外枠12の凹陥部90内に収容しているので、中枠
16側に新たに貸球排出装置94の配置スペースを設け
たり、中枠16側の構造を従来のものから大幅に変更す
る必要はないし、外枠12の外形寸法が大きくなること
もない。
【0064】また、蛇行通路100が屈曲して長いの
で、ここに多数の遊技球を備蓄できるから、受入ノズル
92への遊技球の供給が一時的に途絶えても即座に排出
不能にはならない。よって、貸球排出装置94からの遊
技球の排出ができなくて遊技者が遊技を進行できずに
(球の発射ができなくて)不利益を被ることを防止でき
る。
【0065】しかも、貸球排出装置94と賞球誘導路8
0とが連結されているわけではないから、中枠16の開
閉に伴って外枠12と中枠16との相対位置、すなわち
貸球排出装置94側と賞球誘導路80の相対位置が変化
してもなんら問題はない。そして、中枠16が開けられ
たことを開放検知スイッチ17が検出した際には貸球排
出装置94を稼働させないので、中枠16が開けられて
流入口82aが中継穴98aから分離されたときに貸球
排出装置94から遊技球が排出されて機外にこぼれるお
それもない。
【0066】遊技球の補給については、賞球排出装置7
8への遊技球の供給系路(従来と同様の補給樋68〜賞
球タンク64〜整列誘導樋76)と貸球排出装置94へ
の遊技球の供給系路(補給樋68から直接)とを互いに
独立させたので、賞球排出装置78へは従来通りの経路
とし、貸球排出装置94への供給経路を新設するだけで
済むし、パチンコ機10や遊技店設備の複雑化を防止で
きる。
【0067】さらに、遊技球の貸出を指示する信号を入
力するための貸出スイッチ42を外枠12に備えるの
で、パチンコ機10の内部構成すなわち機種の違いによ
らずにCR機に適用できる。またCR制御装置150を
外枠12に備えているので、例えば中枠16側の構成に
関わりなく(つまり遊技機の機種に関係なく)共通の外
枠12を使用できる。
【0068】そして、カードユニット61を付属させな
いでパチンコ機10だけで(正確には外枠12だけで
も)貸球排出装置94の稼働の検査ができるから、貸球
排出装置94の機能検査は簡単である。以上、実施例に
従って、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこ
れらの例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでも
ない。
【0069】例えば通断機構を賞球排出装置として使用
すれば、従来は遊技盤保持枠側にて賞球排出装置が占め
ていたスペースが空くから、それに見合った分だけ他の
部品のスペースを大きくとったり、あるいは新規な部品
を取り付けたりすること、すなわち部品配置における自
由度が増す。
【0070】また、上記の例では通断機構(貸球排出装
置94)を貸球の排出装置として用いているが、これを
賞球の排出装置として用いることもできる。その場合、
例えば入賞センサからの入賞信号が排出要求となり、入
賞センサが排出要求入力手段に該当し、入賞信号に基づ
いて通断機構を制御する遊技制御装置140が通断制御
装置に該当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例のパチンコ機の背面図である。
【図3】 実施例のパチンコ機の外枠の正面図である。
【図4】 実施例のパチンコ機の外枠の縦辺付近の分解
斜視図である。
【図5】 実施例のパチンコ機に装備されている貸球排
出装置の構造の説明図である。
【図6】 実施例のパチンコ機の制御系を説明するブロ
ック図である。
【図7】 実施例のパチンコ機のCR制御装置のCPU
が実行するカード受付処理のフローチャートである。
【図8】 実施例のパチンコ機のCR制御装置のCPU
が実行する貸出処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…パチンコ機(遊技機)、12…外枠、12a…上
辺、12b…縦辺、12c…背面、16…中枠、17…
開放検知スイッチ、22…遊技盤、24…窓枠体、24
a…切欠、26…ガラス板、28…窓、42…貸出スイ
ッチ(引出要求スイッチ、排出要求入力手段)、44…
返却スイッチ、46…残高表示器、48…CR操作パネ
ル、52…上受皿(受皿)、54…上皿出口、56…下
受皿(受皿)、58…下皿出口、61…カードユニッ
ト、63…カード受入口、63a…挿入検知センサ、6
3b…カード入出機構、63c…リーダライタ、63e
…入出力インタフェース、64…賞球タンク、68…補
給樋、70a、70b…分岐シュート、72a、72b
…蛇腹ホース、76…整列誘導樋、78…賞球排出装
置、78a…賞球センサ、80…賞球誘導路(誘導路、
受皿側誘導路)、82…下降部(誘導路、受皿側誘導
路)、82a…流入口、84…斜行部(誘導路、受皿側
誘導路)、86…上皿誘導部(誘導路、受皿側誘導
路)、88…下皿誘導部、90…凹陥部、92…受入ノ
ズル(球入口)、94…貸球排出装置(通断機構)、9
6…排出口、98…中継板(外枠側誘導路)、98a…
中継穴(外枠側誘導路)、100…蛇行通路(供給通
路)、100a…リブ、100b…通路蓋、102…供
給口、104…縦通路、104a…導入路、104b…
排出路、104c…傾斜面、106…貸球センサ(通過
球検出手段)、106a…発光素子、106b…受光素
子、108…回転軸、110…スプロケット、112…
揺動軸、114…ストッパ、116…引っ張りバネ、1
18…規制ピン、120…電磁石、140…遊技制御装
置、150…CR制御装置(通断制御装置)、150a
…CPU、150b…ROM、150c…RAM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を受入れる球入口と、前記球入口
    を上流側とする位置に配されて前記球入口が受入れた遊
    技球の下流側への移動を通断する通断機構とを備えるこ
    とを特徴とする遊技機の外枠。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技機の外枠において、
    前記通断機構は前記遊技機の外枠に設けられた凹陥部ま
    たは穴に収容されていることを特徴とする遊技機の外
    枠。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の遊技機の外枠に
    おいて、前記球入口から受入れた遊技球を前記通断機構
    に導く供給通路を備えることを特徴とする遊技機の外
    枠。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の遊技機の外枠において、
    前記供給通路の一部または全部が請求項2記載の凹陥部
    または穴の内部に配されていることを特徴とする遊技機
    の外枠。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか記載の遊技
    機の外枠において、遊技球の引出権利の行使信号を入力
    するための引出要求スイッチを備えることを特徴とする
    遊技機の外枠。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか記載の遊技
    機の外枠において、前記通断機構が通過させた遊技球を
    検出する通過球検出手段を設けたことを特徴とする遊技
    機の外枠。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の遊技機の外枠において、
    排出要求が入力されると前記下流側へ遊技球を通過させ
    るべく前記通断機構を制御し、前記通過球検出手段が検
    出した遊技球数に基づいて前記下流側への遊技球の移動
    を停止させるべく前記通断機構を制御する通断制御装置
    を備えることを特徴とする遊技機の外枠。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか記載の遊技
    機の外枠と、前記通断機構を通過した遊技球を受皿に導
    く誘導路とを備えることを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の遊技機において、前記外
    枠は請求項7記載のものであり、前記排出要求を入力す
    るための排出要求入力手段を備えることを特徴とする遊
    技機。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の遊技機におい
    て、前記誘導路は、前記受皿側に配される受皿側誘導路
    と前記外枠に設けられて前記通断機構を通過した遊技球
    を前記受皿側誘導路まで誘導する外枠側誘導路とから構
    成され、前記外枠と前記受皿側との相対位置の変動に伴
    って前記受皿側誘導路と前記外枠側誘導路とが接続、分
    離されることを特徴とする遊技機。
JP20323599A 1998-07-17 1999-07-16 遊技機の外枠及び遊技機 Expired - Lifetime JP4417480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20323599A JP4417480B2 (ja) 1998-07-17 1999-07-16 遊技機の外枠及び遊技機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-203705 1998-07-17
JP20370598 1998-07-17
JP20323599A JP4417480B2 (ja) 1998-07-17 1999-07-16 遊技機の外枠及び遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000084213A true JP2000084213A (ja) 2000-03-28
JP4417480B2 JP4417480B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=26513814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20323599A Expired - Lifetime JP4417480B2 (ja) 1998-07-17 1999-07-16 遊技機の外枠及び遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4417480B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029797A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Newgin Corp 遊技機
JP2008029796A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Newgin Corp 遊技機
JP2010131445A (ja) * 2010-03-15 2010-06-17 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2017131528A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社足立ライト工業所 弾球遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029797A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Newgin Corp 遊技機
JP2008029796A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Newgin Corp 遊技機
JP2010131445A (ja) * 2010-03-15 2010-06-17 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2017131528A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社足立ライト工業所 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4417480B2 (ja) 2010-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63122487A (ja) 球貸用カード式パチンコ機
JP2003088606A (ja) 遊技球を用いたスロットマシン
JP2000084213A (ja) 遊技機の外枠及び遊技機
JPH11319291A (ja) 弾球遊技機
JP3649699B2 (ja) 遊技用システム
JP4450893B2 (ja) 遊技機
JP4417476B2 (ja) 遊技機
JP2003164569A (ja) 遊技用装置
JP2001224824A (ja) 貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置
JP4443319B2 (ja) 遊技機
JP2000079270A (ja) 遊技機
JPH11319292A (ja) パチンコ機
JP2003325787A (ja) 弾球遊技機
JP2015033399A (ja) 遊技機
JP2003024597A (ja) 遊技機
JP2001259212A (ja) 遊技用装置
JP4573283B2 (ja) 遊技用装置
JP2003052978A (ja) 弾球遊技機
JP2657742B2 (ja) 弾球遊技機の賞球払出し装置
JP3663175B2 (ja) 遊技機
JP2002306733A (ja) 弾球遊技機
JPH10201900A (ja) 弾球遊技機
JPH0549752A (ja) カード式遊技機
JPH0852269A (ja) 遊技機
JP2001096050A (ja) 遊技用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4417480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151204

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term