JP2000083231A - Catv伝送システム - Google Patents
Catv伝送システムInfo
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- JP2000083231A JP2000083231A JP10252125A JP25212598A JP2000083231A JP 2000083231 A JP2000083231 A JP 2000083231A JP 10252125 A JP10252125 A JP 10252125A JP 25212598 A JP25212598 A JP 25212598A JP 2000083231 A JP2000083231 A JP 2000083231A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- digital
- transmission
- error correction
- unit
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- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】伝送路における雑音を抑圧でき、高品質なデジ
タル伝送を可能とするCATV伝送システムを提供す
る。 【解決手段】ヘッドエンド10は、コンテンツ情報を編
集し、変調器11a〜11nでアナログ及びデジタル変
調を行ない、その搬送波を混合器12で周波数多重して
伝送路に出力し、増幅器13a〜13mを介して中継設
備20に入力する。中継設備20は、伝送路上の雑音信
号が誤り訂正能力の限界を越えない範囲に設置されるも
ので、デジタル信号中継装置22を備えている。このデ
ジタル信号中継装置22は、伝送信号の中からデジタル
変調信号を取り出して復調及び復号し誤り訂正を行なっ
た後、再度符号化及び再変調を行なって伝送路に出力す
る。この出力信号は、増幅器13nを介して加入者14
a〜14nへ送られ、端末装置15a〜15nで元の情
報に復元されてTV受像機16a〜16nに入力され
る。
タル伝送を可能とするCATV伝送システムを提供す
る。 【解決手段】ヘッドエンド10は、コンテンツ情報を編
集し、変調器11a〜11nでアナログ及びデジタル変
調を行ない、その搬送波を混合器12で周波数多重して
伝送路に出力し、増幅器13a〜13mを介して中継設
備20に入力する。中継設備20は、伝送路上の雑音信
号が誤り訂正能力の限界を越えない範囲に設置されるも
ので、デジタル信号中継装置22を備えている。このデ
ジタル信号中継装置22は、伝送信号の中からデジタル
変調信号を取り出して復調及び復号し誤り訂正を行なっ
た後、再度符号化及び再変調を行なって伝送路に出力す
る。この出力信号は、増幅器13nを介して加入者14
a〜14nへ送られ、端末装置15a〜15nで元の情
報に復元されてTV受像機16a〜16nに入力され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル変調され
た信号を伝送するCATV伝送システムに関する。
た信号を伝送するCATV伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来におけるCATV伝送シス
テムの一般的な構成例を示したものである。
テムの一般的な構成例を示したものである。
【0003】図4において、10はヘッドエンドで、こ
のヘッドエンド10には複数の変調器11a〜11n
と、これらの変調器11a〜11nで変調された信号を
混合する混合器12が設けられている。CATVなどの
有線放送では、番組などで生成される映像信号、音声信
号、データなどのコンテンツ情報を加入者へ供給するた
めに、ヘッドエンド10で信号を編集し、変調器11a
〜11nでアナログ変調及びデジタル変調を行ない、複
数のアナログ変調信号搬送波及びデジタル変調信号搬送
波を混合器12により周波数多重して伝送路に出力す
る。この伝送路には、複数の増幅器13a〜13nが所
定の間隔で設けられる。上記ヘッドエンド10から出力
される信号は、上記増幅器13a〜13nで増幅されて
CATV加入者14a〜14nに供給される。各加入者
14a〜14nには、例えばセットトップボックス等の
端末装置15a〜15n及びTV受像機16a〜16n
等が設けられる。上記端末装置15a〜15nは、受信
したデジタル信号、アナログ信号をビデオ信号等の元の
情報に復元し、TV受像機16a〜16n等に入力す
る。
のヘッドエンド10には複数の変調器11a〜11n
と、これらの変調器11a〜11nで変調された信号を
混合する混合器12が設けられている。CATVなどの
有線放送では、番組などで生成される映像信号、音声信
号、データなどのコンテンツ情報を加入者へ供給するた
めに、ヘッドエンド10で信号を編集し、変調器11a
〜11nでアナログ変調及びデジタル変調を行ない、複
数のアナログ変調信号搬送波及びデジタル変調信号搬送
波を混合器12により周波数多重して伝送路に出力す
る。この伝送路には、複数の増幅器13a〜13nが所
定の間隔で設けられる。上記ヘッドエンド10から出力
される信号は、上記増幅器13a〜13nで増幅されて
CATV加入者14a〜14nに供給される。各加入者
14a〜14nには、例えばセットトップボックス等の
端末装置15a〜15n及びTV受像機16a〜16n
等が設けられる。上記端末装置15a〜15nは、受信
したデジタル信号、アナログ信号をビデオ信号等の元の
情報に復元し、TV受像機16a〜16n等に入力す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記CATV伝送シス
テムにおいては、ヘッドエンド10にて周波数多重され
た信号は、伝送される際には伝送ケーブルによる減衰や
配線による信号の分配などの影響で伝送される信号の電
界強度が劣化するため、増幅器13a〜13nを挿入し
て伝送信号を補正する必要がある。
テムにおいては、ヘッドエンド10にて周波数多重され
た信号は、伝送される際には伝送ケーブルによる減衰や
配線による信号の分配などの影響で伝送される信号の電
界強度が劣化するため、増幅器13a〜13nを挿入し
て伝送信号を補正する必要がある。
【0005】上記劣化した信号を補正するための増幅器
13a〜13nは、伝送路上に複数段に亘って設置され
る。従って、ヘッドエンド10から出力された信号は、
複数段の増幅器13a〜13nを介して加入者14a〜
14nへ信号が供給される。このとき増幅器13a〜1
3n内で発生するランダム雑音や増幅器の非直線性など
により、雑音特性C/N(Carrier to Noise ratio)、
三次歪みCTB(Composite Triple Beat)、二次歪み
CSO(Composite Second Order)等が悪化し、これら
の影響により伝送される信号品質が劣化することにな
る。
13a〜13nは、伝送路上に複数段に亘って設置され
る。従って、ヘッドエンド10から出力された信号は、
複数段の増幅器13a〜13nを介して加入者14a〜
14nへ信号が供給される。このとき増幅器13a〜1
3n内で発生するランダム雑音や増幅器の非直線性など
により、雑音特性C/N(Carrier to Noise ratio)、
三次歪みCTB(Composite Triple Beat)、二次歪み
CSO(Composite Second Order)等が悪化し、これら
の影響により伝送される信号品質が劣化することにな
る。
【0006】デジタル変調された信号では、信号の品質
が劣化すると、一般的にデジタル信号伝送の評価に用い
られるBER(Bit Error Rate)を悪化させ、情報源と
なるデータに誤りが生じる結果となり、加入者14a〜
14nへ正確な情報を伝達できない。
が劣化すると、一般的にデジタル信号伝送の評価に用い
られるBER(Bit Error Rate)を悪化させ、情報源と
なるデータに誤りが生じる結果となり、加入者14a〜
14nへ正確な情報を伝達できない。
【0007】特にマンションや集合住宅などのように、
建造物内で複数の加入者に供給する必要がある場合など
は、伝送路に設置される複数の幹線用増幅器13a〜1
3mに加え、更に建物内での信号の分配などのため分岐
用増幅器13nが必要となる。このため伝送路上で発生
する雑音などに加えて、建造物内伝送路上で発生する雑
音などにより、更に信号品質を劣化させることになる。
増幅器13a〜13nの段数が増えれば、必然的に雑音
特性C/N(Carrier to Noise ratio)が劣化し、デジ
タル信号のBER(Bit Error Rate)が劣化することに
なる。
建造物内で複数の加入者に供給する必要がある場合など
は、伝送路に設置される複数の幹線用増幅器13a〜1
3mに加え、更に建物内での信号の分配などのため分岐
用増幅器13nが必要となる。このため伝送路上で発生
する雑音などに加えて、建造物内伝送路上で発生する雑
音などにより、更に信号品質を劣化させることになる。
増幅器13a〜13nの段数が増えれば、必然的に雑音
特性C/N(Carrier to Noise ratio)が劣化し、デジ
タル信号のBER(Bit Error Rate)が劣化することに
なる。
【0008】デジタル変調された信号とアナログ変調さ
れた信号とを比較すると、ある程度の伝送路の影響によ
る信号劣化分まではデジタル変調された信号の方がアナ
ログ変調された信号よりも良好な品質を維持することが
可能である。これはデジタル信号の特徴でもある誤り訂
正機能を有するためで、伝送前にデジタル信号に対して
誤り訂正符号を付加し、端末装置15a〜15nで訂正
させることにより誤り訂正能力限界まで安定した良好な
情報に復元することができる。
れた信号とを比較すると、ある程度の伝送路の影響によ
る信号劣化分まではデジタル変調された信号の方がアナ
ログ変調された信号よりも良好な品質を維持することが
可能である。これはデジタル信号の特徴でもある誤り訂
正機能を有するためで、伝送前にデジタル信号に対して
誤り訂正符号を付加し、端末装置15a〜15nで訂正
させることにより誤り訂正能力限界まで安定した良好な
情報に復元することができる。
【0009】しかし、誤り訂正処理では、図5に示すよ
うに誤り訂正能力の限界を超え、誤り訂正機能でも復元
不能となると、急激に信号品質が劣化するという問題が
ある。特にデジタル信号は、誤り訂正能力の限界を超え
た場合、アナログ信号に比較して信号品質が急激に劣化
する。このように信号品質が著しく劣化すると、ヘッド
エンド10から加入者14a〜14nには十分なコンテ
ンツ情報を提供することができなくなる。
うに誤り訂正能力の限界を超え、誤り訂正機能でも復元
不能となると、急激に信号品質が劣化するという問題が
ある。特にデジタル信号は、誤り訂正能力の限界を超え
た場合、アナログ信号に比較して信号品質が急激に劣化
する。このように信号品質が著しく劣化すると、ヘッド
エンド10から加入者14a〜14nには十分なコンテ
ンツ情報を提供することができなくなる。
【0010】また、遠隔地に設けられた受信設備からヘ
ッドエンド10まで伝送するシステムについても同様で
ある。例えば区域外地上波を受信するためや、品質の高
い放送波を受信するために、良好な品質を得ることがで
きる地点に受信アンテナを設け、地上波などを受信し
て、信号を編集、多重化するためのヘッドエンドまで伝
送する受信設備において、受信設備からヘッドエンドま
で伝送する過程において雑音特性C/N、CTB(Comp
osite Triple Beat)、CSO(Composite Second Orde
r)等の影響で、良好なコンテンツ情報を得ることが困
難となることが考えられる。このために受信設備で得ら
れる良好な品質を維持するために、伝送路の劣化に強い
デジタル変調を行なってヘッドエンドまで伝送すること
が考えられる。この伝送過程でも著しくデジタル変調信
号が劣化した場合は、十分な品質が得られず、十分なサ
ービスを供給することができなくなる。
ッドエンド10まで伝送するシステムについても同様で
ある。例えば区域外地上波を受信するためや、品質の高
い放送波を受信するために、良好な品質を得ることがで
きる地点に受信アンテナを設け、地上波などを受信し
て、信号を編集、多重化するためのヘッドエンドまで伝
送する受信設備において、受信設備からヘッドエンドま
で伝送する過程において雑音特性C/N、CTB(Comp
osite Triple Beat)、CSO(Composite Second Orde
r)等の影響で、良好なコンテンツ情報を得ることが困
難となることが考えられる。このために受信設備で得ら
れる良好な品質を維持するために、伝送路の劣化に強い
デジタル変調を行なってヘッドエンドまで伝送すること
が考えられる。この伝送過程でも著しくデジタル変調信
号が劣化した場合は、十分な品質が得られず、十分なサ
ービスを供給することができなくなる。
【0011】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、伝送路における雑音を抑圧でき、高品質な
デジタル伝送を可能とするCATV伝送システムを提供
することを目的とする。
れたもので、伝送路における雑音を抑圧でき、高品質な
デジタル伝送を可能とするCATV伝送システムを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、ヘッド
エンドにてデジタル変調された複数の信号を加入者へ伝
送するCATV伝送システムにおいて、上記信号の伝送
路にデジタル信号中継装置を設け、このデジタル信号中
継装置は、伝送信号の中からデジタル変調信号を取り出
す手段と、上記手段により取り出されたデジタル変調信
号を復調する復調手段と、上記手段により復調されたデ
ジタル信号を復号して誤り訂正符号による誤り訂正を行
なう機能を備えた復号手段と、上記手段により復号され
た信号を再度符号化する再符号化手段と、上記符号化さ
れたデータを再度デジタル変調する再変調手段と、上記
手段によりデジタル変調された信号を伝送路に出力する
出力手段とを具備したことを特徴とする。
エンドにてデジタル変調された複数の信号を加入者へ伝
送するCATV伝送システムにおいて、上記信号の伝送
路にデジタル信号中継装置を設け、このデジタル信号中
継装置は、伝送信号の中からデジタル変調信号を取り出
す手段と、上記手段により取り出されたデジタル変調信
号を復調する復調手段と、上記手段により復調されたデ
ジタル信号を復号して誤り訂正符号による誤り訂正を行
なう機能を備えた復号手段と、上記手段により復号され
た信号を再度符号化する再符号化手段と、上記符号化さ
れたデータを再度デジタル変調する再変調手段と、上記
手段によりデジタル変調された信号を伝送路に出力する
出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】第2の発明は、ヘッドエンドにてデジタル
変調された複数の信号、若しくはアナログ変調された信
号及びデジタル変調された信号を周波数多重した複数の
信号を加入者へ伝送するCATV伝送システムにおい
て、上記信号の伝送路にデジタル信号中継装置を設け、
このデジタル信号中継装置は、伝送信号を2分配する分
配手段と、上記手段により分配された一方の信号に対し
デジタル変調信号を阻止し、他の信号を通過させる帯域
阻止フィルタと、上記分配手段により分配された他方の
信号の中からデジタル変調信号を取り出す手段と、上記
手段により取り出されたデジタル変調信号を復調する復
調手段と、上記手段により復調されたデジタル信号を復
号して誤り訂正符号による誤り訂正を行なう機能を備え
た復号手段と、上記手段により復号された信号を再度符
号化する再符号化手段と、上記符号化されたデータを再
度デジタル変調する再変調手段と、上記手段によりデジ
タル変調された信号と上記帯域阻止フィルタの出力信号
とを混合して伝送路に出力する混合手段とを具備したこ
とを特徴とする。
変調された複数の信号、若しくはアナログ変調された信
号及びデジタル変調された信号を周波数多重した複数の
信号を加入者へ伝送するCATV伝送システムにおい
て、上記信号の伝送路にデジタル信号中継装置を設け、
このデジタル信号中継装置は、伝送信号を2分配する分
配手段と、上記手段により分配された一方の信号に対し
デジタル変調信号を阻止し、他の信号を通過させる帯域
阻止フィルタと、上記分配手段により分配された他方の
信号の中からデジタル変調信号を取り出す手段と、上記
手段により取り出されたデジタル変調信号を復調する復
調手段と、上記手段により復調されたデジタル信号を復
号して誤り訂正符号による誤り訂正を行なう機能を備え
た復号手段と、上記手段により復号された信号を再度符
号化する再符号化手段と、上記符号化されたデータを再
度デジタル変調する再変調手段と、上記手段によりデジ
タル変調された信号と上記帯域阻止フィルタの出力信号
とを混合して伝送路に出力する混合手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0014】第3の発明は、遠隔地に設けられた複数の
TV受信アンテナによる受信信号を受信点設備よりデジ
タル変調波としてヘッドエンドへ伝送するCATV伝送
システムにおいて、上記受信点設備とヘッドエンドとの
間の伝送路にデジタル信号中継装置を設け、このデジタ
ル信号中継装置は、伝送信号の中からデジタル変調信号
を取り出す手段と、上記手段により取り出されたデジタ
ル変調信号を復調する復調手段と、上記手段により復調
されたデジタル信号を復号して誤り訂正符号による誤り
訂正を行なう機能を備えた復号手段と、上記手段により
復号された信号を再度符号化する再符号化手段と、上記
符号化されたデータを再度デジタル変調する再変調手段
と、上記手段によりデジタル変調された信号を伝送路に
出力する出力手段とを具備したことを特徴とする。
TV受信アンテナによる受信信号を受信点設備よりデジ
タル変調波としてヘッドエンドへ伝送するCATV伝送
システムにおいて、上記受信点設備とヘッドエンドとの
間の伝送路にデジタル信号中継装置を設け、このデジタ
ル信号中継装置は、伝送信号の中からデジタル変調信号
を取り出す手段と、上記手段により取り出されたデジタ
ル変調信号を復調する復調手段と、上記手段により復調
されたデジタル信号を復号して誤り訂正符号による誤り
訂正を行なう機能を備えた復号手段と、上記手段により
復号された信号を再度符号化する再符号化手段と、上記
符号化されたデータを再度デジタル変調する再変調手段
と、上記手段によりデジタル変調された信号を伝送路に
出力する出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】第4の発明は、遠隔地に設けられた複数の
TV受信アンテナによる受信信号を受信点設備にてアナ
ログ変調波及びデジタル変調波とし周波数多重してヘッ
ドエンドへ伝送するCATV伝送システムにおいて、上
記受信点設備とヘッドエンドとの間の伝送路にデジタル
信号中継装置を設け、このデジタル信号中継装置は、伝
送信号を2分配する分配手段と、上記手段により分配さ
れた一方の信号に対しデジタル変調信号を阻止し、他の
信号を通過させる帯域阻止フィルタと、上記分配手段に
より分配された他方の信号の中からデジタル変調信号を
取り出す手段と、上記手段により取り出されたデジタル
変調信号を復調する復調手段と、上記手段により復調さ
れたデジタル信号を復号して誤り訂正符号による誤り訂
正を行なう機能を備えた復号手段と、上記手段により復
号された信号を再度符号化する再符号化手段と、上記符
号化されたデータを再度デジタル変調する再変調手段
と、上記手段によりデジタル変調された信号と上記帯域
阻止フィルタの出力信号とを混合して伝送路に出力する
混合手段とを具備したことを特徴とする。
TV受信アンテナによる受信信号を受信点設備にてアナ
ログ変調波及びデジタル変調波とし周波数多重してヘッ
ドエンドへ伝送するCATV伝送システムにおいて、上
記受信点設備とヘッドエンドとの間の伝送路にデジタル
信号中継装置を設け、このデジタル信号中継装置は、伝
送信号を2分配する分配手段と、上記手段により分配さ
れた一方の信号に対しデジタル変調信号を阻止し、他の
信号を通過させる帯域阻止フィルタと、上記分配手段に
より分配された他方の信号の中からデジタル変調信号を
取り出す手段と、上記手段により取り出されたデジタル
変調信号を復調する復調手段と、上記手段により復調さ
れたデジタル信号を復号して誤り訂正符号による誤り訂
正を行なう機能を備えた復号手段と、上記手段により復
号された信号を再度符号化する再符号化手段と、上記符
号化されたデータを再度デジタル変調する再変調手段
と、上記手段によりデジタル変調された信号と上記帯域
阻止フィルタの出力信号とを混合して伝送路に出力する
混合手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係る
CATV伝送システムの構成例を示したものである。図
1において、10はヘッドエンドで、このヘッドエンド
10には複数の変調器11a〜11nと、これらの変調
器11a〜11nで変調された信号を混合する混合器1
2が設けられている。CATVなどの有線放送では、番
組などで生成される映像信号、音声信号、データなどの
コンテンツ情報を加入者へ供給するために、ヘッドエン
ド10で信号を編集し、変調器11a〜11nでアナロ
グ変調及びデジタル変調を行ない、複数のアナログ変調
信号搬送波及びデジタル変調信号搬送波を混合器12に
より周波数多重して伝送路に出力する。この伝送路に
は、複数の幹線用増幅器13a〜13m及び分岐用増幅
器13n等が所定の間隔で設けられる。上記ヘッドエン
ド10から出力される信号は、上記増幅器13a〜13
nで増幅されてCATV加入者14a〜14nに供給さ
れる。各加入者14a〜14nには、例えばセットトッ
プボックス等の端末装置15a〜15n及びTV受像機
16a〜16n等が設けられる。上記ヘッドエンド10
から加入者14a〜14nに送られたアナログ変調信号
搬送波及びデジタル変調信号搬送波は、端末装置15a
〜15nで元の情報に復元され、TV受像機16a〜1
6nなどに入力される。
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係る
CATV伝送システムの構成例を示したものである。図
1において、10はヘッドエンドで、このヘッドエンド
10には複数の変調器11a〜11nと、これらの変調
器11a〜11nで変調された信号を混合する混合器1
2が設けられている。CATVなどの有線放送では、番
組などで生成される映像信号、音声信号、データなどの
コンテンツ情報を加入者へ供給するために、ヘッドエン
ド10で信号を編集し、変調器11a〜11nでアナロ
グ変調及びデジタル変調を行ない、複数のアナログ変調
信号搬送波及びデジタル変調信号搬送波を混合器12に
より周波数多重して伝送路に出力する。この伝送路に
は、複数の幹線用増幅器13a〜13m及び分岐用増幅
器13n等が所定の間隔で設けられる。上記ヘッドエン
ド10から出力される信号は、上記増幅器13a〜13
nで増幅されてCATV加入者14a〜14nに供給さ
れる。各加入者14a〜14nには、例えばセットトッ
プボックス等の端末装置15a〜15n及びTV受像機
16a〜16n等が設けられる。上記ヘッドエンド10
から加入者14a〜14nに送られたアナログ変調信号
搬送波及びデジタル変調信号搬送波は、端末装置15a
〜15nで元の情報に復元され、TV受像機16a〜1
6nなどに入力される。
【0017】そして、伝送路には、例えば幹線用増幅器
13mと分岐用増幅器13nとの間に中継設備20が設
けられる。この中継設備20は、伝送路により伝送され
る信号中の雑音信号が誤り訂正能力の限界を越えない範
囲に設置される。
13mと分岐用増幅器13nとの間に中継設備20が設
けられる。この中継設備20は、伝送路により伝送され
る信号中の雑音信号が誤り訂正能力の限界を越えない範
囲に設置される。
【0018】図2は、中継設備20の詳細な構成を示す
ブロック図である。上記中継設備20は、伝送信号を2
分配する分配器21、この分配器21により分配された
一方の信号の中からデジタル変調信号を取出して中継す
るデジタル信号中継装置22、上記分配器21で分配さ
れた他方の信号に対してデジタル変調信号を阻止し、そ
の他の帯域の信号を通過させる帯域阻止フィルタ23、
上記デジタル信号中継装置22と帯域阻止フィルタ23
の出力信号を混合して出力する混合器24からなってい
る。
ブロック図である。上記中継設備20は、伝送信号を2
分配する分配器21、この分配器21により分配された
一方の信号の中からデジタル変調信号を取出して中継す
るデジタル信号中継装置22、上記分配器21で分配さ
れた他方の信号に対してデジタル変調信号を阻止し、そ
の他の帯域の信号を通過させる帯域阻止フィルタ23、
上記デジタル信号中継装置22と帯域阻止フィルタ23
の出力信号を混合して出力する混合器24からなってい
る。
【0019】上記デジタル信号中継装置22は、上記分
配器21により分配された信号の中からデジタル変調信
号の搬送波を通過させる帯域通過フィルタ31、デジタ
ル変調信号を復調するデジタル復調器32、誤り訂正機
能を備えたデジタル復号器33、このデジタル復号器3
3で復号された信号を再度符号化するデジタル再符号器
34、この再符号化された信号を再度変調して混合器2
4に出力するデジタル再変調器35により構成されてい
る。
配器21により分配された信号の中からデジタル変調信
号の搬送波を通過させる帯域通過フィルタ31、デジタ
ル変調信号を復調するデジタル復調器32、誤り訂正機
能を備えたデジタル復号器33、このデジタル復号器3
3で復号された信号を再度符号化するデジタル再符号器
34、この再符号化された信号を再度変調して混合器2
4に出力するデジタル再変調器35により構成されてい
る。
【0020】上記分配器21は、中継設備20に入力さ
れた信号を帯域阻止フィルタ23と帯域通過フィルタ3
1とに分配する。上記帯域阻止フィルタ23は、分配器
21により分配された信号に対し、デジタル変調信号を
阻止し、その他の帯域の信号を通過させて混合器24に
入力する。この混合器24、帯域阻止フィルタ23から
の信号とデジタル再変調器35から出力される信号とを
混合して伝送路へ出力する。
れた信号を帯域阻止フィルタ23と帯域通過フィルタ3
1とに分配する。上記帯域阻止フィルタ23は、分配器
21により分配された信号に対し、デジタル変調信号を
阻止し、その他の帯域の信号を通過させて混合器24に
入力する。この混合器24、帯域阻止フィルタ23から
の信号とデジタル再変調器35から出力される信号とを
混合して伝送路へ出力する。
【0021】次に上記実施形態の動作を説明する。ヘッ
ドエンド10は、TV番組などで生成される映像信号、
音声信号、データなどのコンテンツ情報を編集し、変調
器11a〜11nでアナログ変調及びデジタル変調を行
ない、複数のアナログ変調信号搬送波及びデジタル変調
信号搬送波を混合器12により周波数多重して伝送路に
出力する。この伝送路に出力された信号は、増幅器13
a〜13mで増幅されて中継設備20に入力される。
ドエンド10は、TV番組などで生成される映像信号、
音声信号、データなどのコンテンツ情報を編集し、変調
器11a〜11nでアナログ変調及びデジタル変調を行
ない、複数のアナログ変調信号搬送波及びデジタル変調
信号搬送波を混合器12により周波数多重して伝送路に
出力する。この伝送路に出力された信号は、増幅器13
a〜13mで増幅されて中継設備20に入力される。
【0022】中継設備20に入力された伝送信号は、分
配器21により帯域阻止フィルタ23と帯域通過フィル
タ31とに分配される。帯域通過フィルタ31は、分配
された信号中のデジタル変調信号を通過させ、その他の
信号を阻止する。上記帯域通過フィルタ31を通過した
デジタル変調信号は、デジタル復調器32でデジタル信
号に復調され、デジタル復号器33に入力される。この
デジタル復号器33は、復調されたデジタル信号に対し
て誤り訂正処理を行なって元のデータ信号に復号する。
このデジタル復号器33における誤り訂正処理により、
伝送路上のBER(Bit Error Rate)特性の劣化が補正
される。
配器21により帯域阻止フィルタ23と帯域通過フィル
タ31とに分配される。帯域通過フィルタ31は、分配
された信号中のデジタル変調信号を通過させ、その他の
信号を阻止する。上記帯域通過フィルタ31を通過した
デジタル変調信号は、デジタル復調器32でデジタル信
号に復調され、デジタル復号器33に入力される。この
デジタル復号器33は、復調されたデジタル信号に対し
て誤り訂正処理を行なって元のデータ信号に復号する。
このデジタル復号器33における誤り訂正処理により、
伝送路上のBER(Bit Error Rate)特性の劣化が補正
される。
【0023】そして、上記デジタル復号器33で復号さ
れたデータ信号をデジタル再符号器34で再符号化し、
更にデジタル再変調器35にてデジタル変調する。この
デジタル変調信号は、混合器24で帯域阻止フィルタ2
3からの信号と混合され、周波数多重されて出力され
る。この場合、同じ周波数で重ならないように、上記帯
域通過フィルタ31でデジタル信号を取り出した際に、
伝送路側に設けた帯域阻止フィルタ23でデジタル変調
信号の伝送帯域を阻止している。
れたデータ信号をデジタル再符号器34で再符号化し、
更にデジタル再変調器35にてデジタル変調する。この
デジタル変調信号は、混合器24で帯域阻止フィルタ2
3からの信号と混合され、周波数多重されて出力され
る。この場合、同じ周波数で重ならないように、上記帯
域通過フィルタ31でデジタル信号を取り出した際に、
伝送路側に設けた帯域阻止フィルタ23でデジタル変調
信号の伝送帯域を阻止している。
【0024】上記混合器24で混合された信号は、分岐
用増幅器13nを介して加入者14a〜14nへ送ら
れ、端末装置15a〜15nで元に情報に復元されてT
V受像機16a〜16nに入力される。
用増幅器13nを介して加入者14a〜14nへ送ら
れ、端末装置15a〜15nで元に情報に復元されてT
V受像機16a〜16nに入力される。
【0025】上記のように伝送路で雑音特性が誤り訂正
能力の限界を越える前に中継設備20を設置し、この中
継設備20内にデジタル信号中継装置22を設けること
により、中継設備20の手前で発生する流合雑音を抑圧
でき、デジタル信号中継装置22における流合雑音の影
響を軽減してクリアなデータを伝送することができる。
能力の限界を越える前に中継設備20を設置し、この中
継設備20内にデジタル信号中継装置22を設けること
により、中継設備20の手前で発生する流合雑音を抑圧
でき、デジタル信号中継装置22における流合雑音の影
響を軽減してクリアなデータを伝送することができる。
【0026】なお、上記実施形態において、上記分配器
21や混合器24は、分岐器や分波器を用いて構成して
も良い。また、上記分配器21、帯域阻止フィルタ23
及び混合器24は、デジタル信号中継装置22の中に一
体的に設けても良い。また、上記実施形態では、ヘッド
エンド10によりアナログ変調及びデジタル変調した信
号を伝送路に出力する場合について示したが、ヘッドエ
ンド10からデジタル変調された信号のみを出力する場
合においても同様にして実施し得るものである。
21や混合器24は、分岐器や分波器を用いて構成して
も良い。また、上記分配器21、帯域阻止フィルタ23
及び混合器24は、デジタル信号中継装置22の中に一
体的に設けても良い。また、上記実施形態では、ヘッド
エンド10によりアナログ変調及びデジタル変調した信
号を伝送路に出力する場合について示したが、ヘッドエ
ンド10からデジタル変調された信号のみを出力する場
合においても同様にして実施し得るものである。
【0027】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について図3を参照して説明する。この第2実施形態
は、遠隔地に設けられた受信設備からヘッドエンドまで
信号を伝送する場合について示したものである。
態について図3を参照して説明する。この第2実施形態
は、遠隔地に設けられた受信設備からヘッドエンドまで
信号を伝送する場合について示したものである。
【0028】図3に示すように、遠隔地点に例えば区域
外地上波を受信するためや、品質の高い放送波を受信す
るために、良好な品質を得ることができる地点にVHF
アンテナ、UHFアンテナ、衛星受信用のパラボラアン
テナ等の受信アンテナ41a〜41nが設置され、その
受信信号が受信点設備42に入力される。この受信点設
備42は、受信アンテナ41a〜41nで受信したアナ
ログ変調波やデジタル変調波、若しくはデジタル処理、
すなわち、受信信号を符号化してデジタル変調したデジ
タル変調波を増幅器43a〜43m、中継設備50及び
増幅器43nを介してヘッドエンド10へ出力する。上
記中継設備50は、伝送路で雑音特性が誤り訂正能力の
限界を越える前に配設される。
外地上波を受信するためや、品質の高い放送波を受信す
るために、良好な品質を得ることができる地点にVHF
アンテナ、UHFアンテナ、衛星受信用のパラボラアン
テナ等の受信アンテナ41a〜41nが設置され、その
受信信号が受信点設備42に入力される。この受信点設
備42は、受信アンテナ41a〜41nで受信したアナ
ログ変調波やデジタル変調波、若しくはデジタル処理、
すなわち、受信信号を符号化してデジタル変調したデジ
タル変調波を増幅器43a〜43m、中継設備50及び
増幅器43nを介してヘッドエンド10へ出力する。上
記中継設備50は、伝送路で雑音特性が誤り訂正能力の
限界を越える前に配設される。
【0029】上記中継設備50は、伝送信号を2分配す
る分配器51、この分配器51で分配された一方の信号
中のデジタル変調信号を取出して中継するデジタル信号
中継装置52、上記分配器51で分配された他方の信号
中のデジタル変調信号を阻止し、その他の帯域の信号を
通過させる帯域阻止フィルタ53、上記デジタル信号中
継装置52と帯域阻止フィルタ53の出力信号を混合し
て出力する混合器54からなっている。
る分配器51、この分配器51で分配された一方の信号
中のデジタル変調信号を取出して中継するデジタル信号
中継装置52、上記分配器51で分配された他方の信号
中のデジタル変調信号を阻止し、その他の帯域の信号を
通過させる帯域阻止フィルタ53、上記デジタル信号中
継装置52と帯域阻止フィルタ53の出力信号を混合し
て出力する混合器54からなっている。
【0030】上記デジタル信号中継装置52は、上記分
配器51により分配された信号の中からデジタル変調信
号の搬送波を通過させる帯域通過フィルタ61、デジタ
ル変調信号を復調するデジタル復調器62、誤り訂正機
能を備えたデジタル復号器63、このデジタル復号器6
3で復号された信号を再度符号化するデジタル再符号器
64、この再符号化された信号を再度変調して混合器5
4に出力するデジタル再変調器65により構成されてい
る。
配器51により分配された信号の中からデジタル変調信
号の搬送波を通過させる帯域通過フィルタ61、デジタ
ル変調信号を復調するデジタル復調器62、誤り訂正機
能を備えたデジタル復号器63、このデジタル復号器6
3で復号された信号を再度符号化するデジタル再符号器
64、この再符号化された信号を再度変調して混合器5
4に出力するデジタル再変調器65により構成されてい
る。
【0031】上記の構成において、受信アンテナ41a
〜41nで受信した信号は、受信点設備42に入力され
る。この受信点設備42は、受信アンテナ41a〜41
nで受信した信号をデジタル処理し、増幅器43a〜4
3mを介して中継設備50へ出力する。
〜41nで受信した信号は、受信点設備42に入力され
る。この受信点設備42は、受信アンテナ41a〜41
nで受信した信号をデジタル処理し、増幅器43a〜4
3mを介して中継設備50へ出力する。
【0032】上記中継設備50は、受信点設備42から
送られてくるデジタル変調信号を上記第1実施形態の場
合と同様にして復調及び復号処理を行ない、この復号処
理の際に誤り訂正処理を行なう。そして、上記誤り訂正
処理された信号を再度符号化すると共にデジタル変調
し、混合器54へ出力する。この混合器54は、デジタ
ル信号中継装置52から出力されるデジタル変調信号と
帯域阻止フィルタ53からの信号とを混合し、周波数多
重して出力する。この混合器54で混合された信号は、
増幅器43nを介してヘッドエンド10へ送られる。こ
のヘッドエンド10以降の処理は、前記第1実施形態と
同様にして行なわれる。
送られてくるデジタル変調信号を上記第1実施形態の場
合と同様にして復調及び復号処理を行ない、この復号処
理の際に誤り訂正処理を行なう。そして、上記誤り訂正
処理された信号を再度符号化すると共にデジタル変調
し、混合器54へ出力する。この混合器54は、デジタ
ル信号中継装置52から出力されるデジタル変調信号と
帯域阻止フィルタ53からの信号とを混合し、周波数多
重して出力する。この混合器54で混合された信号は、
増幅器43nを介してヘッドエンド10へ送られる。こ
のヘッドエンド10以降の処理は、前記第1実施形態と
同様にして行なわれる。
【0033】上記のように受信点設備42とヘッドエン
ド10との間の伝送路において、雑音特性が誤り訂正能
力の限界を越える前に中継設備50を設置し、この中継
設備50内にデジタル信号中継装置52を設け、受信点
設備42からヘッドエンド10へ送られる受信信号を中
継することにより、伝送路で発生する雑音を抑圧でき、
クリアな信号を伝送することができる。
ド10との間の伝送路において、雑音特性が誤り訂正能
力の限界を越える前に中継設備50を設置し、この中継
設備50内にデジタル信号中継装置52を設け、受信点
設備42からヘッドエンド10へ送られる受信信号を中
継することにより、伝送路で発生する雑音を抑圧でき、
クリアな信号を伝送することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、C
ATV伝送システムにおいて、ヘッドエンドから加入者
へデジタル変調信号を伝送する場合、あるいは遠隔地に
設けられた受信設備からヘッドエンドまでデジタル変調
信号を伝送する場合において、伝送路における雑音特性
が誤り訂正能力の限界を越える前にデジタル信号中継装
置を設け、上記伝送信号を復調及び復号して誤り訂正処
理を行なった後、再復号及び再変調処理を施して伝送路
に出力するようにしたので、デジタル信号中継装置の手
前で発生する雑音を抑圧でき、中継装置以降における雑
音の影響を軽減してクリアなデータを伝送することがで
きる。
ATV伝送システムにおいて、ヘッドエンドから加入者
へデジタル変調信号を伝送する場合、あるいは遠隔地に
設けられた受信設備からヘッドエンドまでデジタル変調
信号を伝送する場合において、伝送路における雑音特性
が誤り訂正能力の限界を越える前にデジタル信号中継装
置を設け、上記伝送信号を復調及び復号して誤り訂正処
理を行なった後、再復号及び再変調処理を施して伝送路
に出力するようにしたので、デジタル信号中継装置の手
前で発生する雑音を抑圧でき、中継装置以降における雑
音の影響を軽減してクリアなデータを伝送することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るCATV伝送シス
テムの構成図。
テムの構成図。
【図2】同実施形態におけるデジタル信号中継装置の詳
細を示すブロック図。
細を示すブロック図。
【図3】本発明の第2実施形態に係るCATV伝送シス
テムの構成図。
テムの構成図。
【図4】従来のCATV伝送システムの構成図。
【図5】誤り訂正機能における伝送路品質と画像品質と
の関係を示す図。
の関係を示す図。
10 ヘッドエンド 11a〜11n 変調器 12 混合器 13a〜13n 増幅器 14a〜14n 加入者 15a〜15n 端末装置 16a〜16n TV受像機 20、50 中継設備 21、51 分配器 22、52 デジタル信号中継装置 23、53帯域阻止フィルタ 24、54 混合器 31、61 帯域通過フィルタ 32、62 デジタル復調器 33、63 デジタル復号器 34、64 デジタル再符号器 35、65 デジタル再変調器 41a〜41n 受信アンテナ 42 受信点設備 43a〜43n 増幅器、
Claims (4)
- 【請求項1】 ヘッドエンドにてデジタル変調された複
数の信号を加入者へ伝送するCATV伝送システムにお
いて、 上記信号の伝送路にデジタル信号中継装置を設け、この
デジタル信号中継装置は、 伝送信号の中からデジタル変調信号を取り出す手段と、 上記手段により取り出されたデジタル変調信号を復調す
る復調手段と、 上記手段により復調されたデジタル信号を復号して誤り
訂正符号による誤り訂正を行なう機能を備えた復号手段
と、 上記手段により復号された信号を再度符号化する再符号
化手段と、 上記符号化されたデータを再度デジタル変調する再変調
手段と、 上記手段によりデジタル変調された信号を伝送路に出力
する出力手段とを具備したことを特徴とするCATV伝
送システム。 - 【請求項2】 ヘッドエンドにてデジタル変調された複
数の信号、若しくはアナログ変調された信号及びデジタ
ル変調された信号を周波数多重した複数の信号を加入者
へ伝送するCATV伝送システムにおいて、 上記信号の伝送路にデジタル信号中継装置を設け、この
デジタル信号中継装置は、 伝送信号を2分配する分配手段と、 上記手段により分配された一方の信号に対しデジタル変
調信号を阻止し、他の信号を通過させる帯域阻止フィル
タと、 上記分配手段により分配された他方の信号の中からデジ
タル変調信号を取り出す手段と、 上記手段により取り出されたデジタル変調信号を復調す
る復調手段と、 上記手段により復調されたデジタル信号を復号して誤り
訂正符号による誤り訂正を行なう機能を備えた復号手段
と、 上記手段により復号された信号を再度符号化する再符号
化手段と、 上記符号化されたデータを再度デジタル変調する再変調
手段と、 上記手段によりデジタル変調された信号と上記帯域阻止
フィルタの出力信号とを混合して伝送路に出力する混合
手段とを具備したことを特徴とするCATV伝送システ
ム。 - 【請求項3】 遠隔地に設けられた複数のTV受信アン
テナによる受信信号を受信点設備よりデジタル変調波と
してヘッドエンドへ伝送するCATV伝送システムにお
いて、 上記受信点設備とヘッドエンドとの間の伝送路にデジタ
ル信号中継装置を設け、このデジタル信号中継装置は、 伝送信号の中からデジタル変調信号を取り出す手段と、 上記手段により取り出されたデジタル変調信号を復調す
る復調手段と、 上記手段により復調されたデジタル信号を復号して誤り
訂正符号による誤り訂正を行なう機能を備えた復号手段
と、 上記手段により復号された信号を再度符号化する再符号
化手段と、 上記符号化されたデータを再度デジタル変調する再変調
手段と、 上記手段によりデジタル変調された信号を伝送路に出力
する出力手段とを具備したことを特徴とするCATV伝
送システム。 - 【請求項4】 遠隔地に設けられた複数のTV受信アン
テナによる受信信号を受信点設備にてアナログ変調波及
びデジタル変調波とし周波数多重してヘッドエンドへ伝
送するCATV伝送システムにおいて、上記受信点設備
とヘッドエンドとの間の伝送路にデジタル信号中継装置
を設け、このデジタル信号中継装置は、 伝送信号を2分配する分配手段と、 上記手段により分配された一方の信号に対しデジタル変
調信号を阻止し、他の信号を通過させる帯域阻止フィル
タと、 上記分配手段により分配された他方の信号の中からデジ
タル変調信号を取り出す手段と、 上記手段により取り出されたデジタル変調信号を復調す
る復調手段と、 上記手段により復調されたデジタル信号を復号して誤り
訂正符号による誤り訂正を行なう機能を備えた復号手段
と、 上記手段により復号された信号を再度符号化する再符号
化手段と、 上記符号化されたデータを再度デジタル変調する再変調
手段と、 上記手段によりデジタル変調された信号と上記帯域阻止
フィルタの出力信号とを混合して伝送路に出力する混合
手段とを具備したことを特徴とするCATV伝送システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252125A JP2000083231A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | Catv伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252125A JP2000083231A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | Catv伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000083231A true JP2000083231A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17232831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10252125A Pending JP2000083231A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | Catv伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000083231A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217848A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-02 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びにディジタル放送信号分配システム |
JP2003008929A (ja) * | 2001-04-16 | 2003-01-10 | Dx Antenna Co Ltd | ブースタ |
JP5739521B2 (ja) * | 2011-04-19 | 2015-06-24 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 信号生成方法及び信号生成装置 |
-
1998
- 1998-09-07 JP JP10252125A patent/JP2000083231A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217848A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-02 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びにディジタル放送信号分配システム |
JP4697505B2 (ja) * | 2001-01-24 | 2011-06-08 | ソニー株式会社 | 信号処理装置および方法、並びにディジタル放送信号分配システム |
JP2003008929A (ja) * | 2001-04-16 | 2003-01-10 | Dx Antenna Co Ltd | ブースタ |
JP4536285B2 (ja) * | 2001-04-16 | 2010-09-01 | Dxアンテナ株式会社 | ブースタ |
JP5739521B2 (ja) * | 2011-04-19 | 2015-06-24 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 信号生成方法及び信号生成装置 |
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