JP2000083059A - インデックス情報配信方法,インデックス情報配信装置,検索装置およびそれらの装置の各手段としてコンピュ―タを機能させるためのプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

インデックス情報配信方法,インデックス情報配信装置,検索装置およびそれらの装置の各手段としてコンピュ―タを機能させるためのプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体

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JP2000083059A
JP2000083059A JP4877999A JP4877999A JP2000083059A JP 2000083059 A JP2000083059 A JP 2000083059A JP 4877999 A JP4877999 A JP 4877999A JP 4877999 A JP4877999 A JP 4877999A JP 2000083059 A JP2000083059 A JP 2000083059A
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Toshikazu Owada
俊和 大和田
Kazushige Asada
一繁 浅田
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Ricoh Co Ltd
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インデックス情報を断片化して配信すること
により、限られた伝送容量の中で膨大な量のインデック
ス情報を効率良く配信可能にすること。 【解決手段】 配信装置100は、所望のコンテンツを
検索するために用意されたインデックス情報を再構築可
能な単位に断片化し、断片化したインデックス情報の各
断片をストリーム化して放送する。受信装置150は、
配信装置100から放送されたインデックス情報の断片
を順次受信し、受信したインデックス情報の断片を用い
てインデックス情報を再構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インデックス情報
を用いて映像・音声・プログラム等の各種コンテンツの
検索および配信サービスを実現するインデックス情報配
信方法,インデックス情報配信装置および検索装置に関
する。より詳細に、本発明は、配信側でインデックス情
報を断片化して複数の受信側に配信し、受信側でインデ
ックス情報の断片を用いてインデックス情報を再構築
し、再構築したインデックス情報を用いて受信側でコン
テンツの検索処理を行うことを可能にするインデックス
情報配信方法,インデックス情報配信装置,検索装置お
よびそれらの装置の各手段としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星を利用したディジタル放送の
実用化が始まり、それに伴って様々なサービスの提供が
開始されている。近い将来には、地上波ディジタル放送
も開始されようとしている。
【0003】ディジタル放送の特色の一つとして、チャ
ンネル数が非常に多いという点を挙げることができる。
そして、インターネット上による情報サービスの進展も
あって、放送波と通信ネットワークを合わせると、膨大
で多種多様なコンテンツの配信が可能となる。
【0004】こうした状況においては、ユーザにとって
質の良い有効なコンテンツを効率良く検索するためのイ
ンフラの整備が急務となる。効率の良い検索機能を実現
するには、ユーザが効率良く目的のコンテンツにたどり
着くようにするための適切なインデックス情報を提供す
ることが重要となる。インデックス情報の例としては、
コンテンツの書誌情報や検索の高速化のために構築され
るB−treeのようなものが挙げられる。
【0005】ここで、図21に示すように、放送波また
は通信ネットワークを通じて配信装置100から受信装
置150にコンテンツを配信するシステムを想定した場
合、受信装置150のユーザにコンテンツの検索サービ
スを提供するためのインデックス情報の利用形態として
は、図21中に示すような〜のパターンが考えられ
る。各パターンの内容は以下のとおりである。なお、図
21において、101は配信するコンテンツおよびコン
テンツを検索するためのインデックス情報を蓄積するた
めの配信側DBを、151は配信装置100から取得し
たコンテンツおよびインデックス情報を蓄積するローカ
ルDBを示している。
【0006】 通信ネットワークを介して受信装置1
50から配信装置100にアクセスし、配信装置100
上における検索エンジンのインデックス情報を利用して
所望のコンテンツを検索する。 通信ネットワークを介して配信装置100から受信
装置150にインデックス情報を配信し、配信されたイ
ンデックス情報を利用して受信装置150側で所望のコ
ンテンツを検索する。 ディジタル放送波を介して配信装置100から受信
装置150にインデックス情報を配信し、配信されたイ
ンデックス情報を利用して受信装置150側で所望のコ
ンテンツを検索する。
【0007】本発明の発明者らは、国民規模のユーザに
放送波および通信ネットワークを利用して膨大な量のコ
ンテンツの配信およびインデックス情報によるコンテン
ツの検索サービスを実現するシステムの構築について研
究を行っている。このような国民規模のシステムを想定
した場合に、検索サービスにおけるインデックス情報の
利用形態として最も優れているのはの形態であると考
えられる。その理由は主として放送および通信の特性に
ある。
【0008】具体的に、の形態は、インターネットに
おける検索エンジンに代表されるように、ユーザの検索
要求に応じて配信側で検索処理を行うという集中管理的
な形態で情報検索サービスを提供するものである。した
がって、国民規模のユーザが検索要求を行った場合、通
信ネットワークおよび配信側の計算機はその負荷に耐え
られない。
【0009】の形態は、インデックス情報をユーザレ
ベルの受信装置に予め配信し、ユーザサイドで検索処理
を行うようにして検索処理の分散化を図ることができる
ため、の形態のように配信装置側に検索処理が集中す
ることによる問題を解消することができるという利点が
ある。ところが、インデックス情報は、個々のコンテン
ツに比べてはるかに公共性の高い情報であると考えられ
ることから、インデックス情報を同報的に各ユーザに配
信することが有効であるが、通信ネットワークを介して
国民規模のユーザに膨大な量のインデックス情報を同報
的に配信することは困難である。
【0010】の形態は、ディジタル放送波を用いてイ
ンデックス情報を配信することから、ユーザサイドで検
索処理を行うようにして検索処理の分散化を図ることが
できるという利点に加えて、ユーザの数に依存せずイン
デックス情報を各ユーザに同報的に配信することができ
るという利点を有している。
【0011】このような理由により、本発明の発明者ら
が想定するシステム上の検索サービスにおけるインデッ
クス情報の利用形態として最も優れているのはの形態
ということになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディジ
タル放送波を用いてインデックス情報を各ユーザに配信
するの形態は、本発明の発明者らが想定するシステム
において大きな利点を有するものの、さらに一歩進めて
コンテンツの構造化,著作権の保護,課金の制御,利用
者の嗜好等を踏まえた高度な情報検索サービスの実現を
考えた場合、このような情報検索サービスの実現にはさ
らなる量のインデックス情報が必要となり、このような
インデックス情報を配信すること自体が放送波の伝送容
量を圧迫しかねないという問題点がある。特に、放送波
は公共性の高い伝送路であるため、上記問題点は伝送容
量を増やすことによって簡単に解決することができるよ
うなものではない。
【0013】一方、上記問題点を考慮して、インデック
ス情報の量をできるだけ減少させることを考えた場合、
上記のような高度な情報検索サービスの実現と矛盾する
という問題点がある。具体的には、インデックス情報の
情報量を減少させた場合、検索に必要な情報が不足して
コンテンツが十分に絞り込めないという状況の発生が予
想され、無駄なコンテンツの取得要求と配信が多く発生
することになってしまう。特に、映像や音声といった巨
大な情報量のコンテンツを配信の対象とする場合にあっ
ては、この問題は致命的となる。
【0014】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、コンテンツを検索するためのインデックス情報を断
片化して各ユーザに放送により配信することにより、限
られた伝送容量の中で膨大な量のインデックス情報を効
率良く配信可能にすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のインデックス情報配信方法は、所望のコ
ンテンツを検索するために用意されたインデックス情報
を再構築可能な単位に断片化する断片化工程と、前記断
片化工程で断片化された前記インデックス情報の各断片
をストリーム化して放送する放送工程と、前記放送工程
で放送されたインデックス情報の断片を順次受信し、受
信したインデックス情報の断片を用いて前記インデック
ス情報を再構築する再構築工程と、を含むものである。
【0016】また、請求項2のインデックス情報配信方
法は、請求項1に記載のインデックス情報配信方法にお
いて、前記放送工程が、前記インデックス情報の構造に
基づいて、関連する断片同士が連続するように前記イン
デックス情報の各断片をストリーム化して放送するもの
である。
【0017】また、請求項3のインデックス情報配信方
法は、請求項1または2に記載のインデックス情報配信
方法において、前記放送工程が、予め定めた基準に基づ
いて、前記インデックス情報の各断片を異なる頻度で放
送するものである。
【0018】また、請求項4のインデックス情報配信方
法は、請求項1に記載のインデックス情報配信方法にお
いて、前記放送工程が、予め設定された固定スケジュー
ルで前記インデックス情報の各断片をストリーム化して
放送する固定スケジュール放送工程と、前記固定スケジ
ュール放送工程によるインデックス情報の放送とは別
に、任意に設定された変動スケジュールで前記インデッ
クス情報の各断片をストリーム化して放送する変動スケ
ジュール放送工程と、を含むものである。
【0019】また、請求項5のインデックス情報配信方
法は、請求項1に記載のインデックス情報配信方法にお
いて、さらに、通信回線を介して、前記放送工程で放送
された前記インデックス情報の特定の断片の送信を要求
する断片送信要求工程と、前記断片送信要求工程で要求
された断片を通信回線を介して送信する断片送信工程
と、を含み、前記再構築工程が、前記断片送信工程で送
信された断片を受信し、受信した断片を用いて前記イン
デックス情報を再構築するものである。
【0020】また、請求項6のインデックス情報配信方
法は、請求項1〜5のいずれか一つに記載のインデック
ス情報配信方法において、前記インデックス情報が、ツ
リー構造またはグラフ構造で構成されており、前記断片
化工程が、前記ツリー構造中またはグラフ構造中の一つ
のノードまたは複数のノードを単位として前記インデッ
クス情報を断片化し、前記再構築工程が、前記断片とし
て受信したノードを用いて前記インデックス情報を再構
築するものである。
【0021】また、請求項7のインデックス情報配信方
法は、請求項6に記載のインデックス情報配信方法にお
いて、前記ノードが、他のノードとの関連性を示す関連
情報を少なくとも有しており、前記再構築工程が、受信
したノードの関連情報に基づいて前記インデックス情報
を再構築するものである。
【0022】また、請求項8のインデックス情報配信方
法は、請求項6または7に記載のインデックス情報配信
方法において、前記ノードが、複数のノードの中から自
ノードを識別するための識別子および前記自ノードが生
成された時刻を示すタイムスタンプを有しており、前記
再構築工程が、既に受信済みのノードと同一の識別子を
有するノードを受信した際に、受信したノードのタイム
スタンプを参照し、前記受信したノードが前記受信済み
のノードより新しい場合、前記受信したノードで前記受
信済みのノードを置換するものである。
【0023】また、請求項9のインデックス情報配信方
法は、請求項6または7に記載のインデックス情報配信
方法において、前記再構築工程が、前記ノードを受信し
た際および/または前記受信したノードを用いてインデ
ックス情報を再構築した後に、前記ノードが必要なノー
ドであるか否かを判定し、必要なノードではないと判定
した場合に前記ノードを破棄するものである。
【0024】また、請求項10のインデックス情報配信
方法は、請求項9に記載のインデックス情報配信方法に
おいて、前記再構築工程が、前記ノードの放送頻度およ
び/または前記ノードに対するアクセス頻度に基づい
て、前記ノードが必要なノードであるか否かを判定する
ものである。
【0025】また、請求項11のインデックス情報配信
方法は、請求項9または10に記載のインデックス情報
配信方法において、前記ノードが、自ノードが次回放送
される予定時刻を示す放送予定情報を有しており、前記
再構築工程が、前記放送頻度および/またはアクセス頻
度に加えて、または単独で、前記放送予定情報に基づい
て、前記ノードが必要なノードであるか否かを判定する
ものである。
【0026】また、請求項12のインデックス情報配信
方法は、請求項9,10または11に記載のインデック
ス情報配信方法において、前記ノードが、自ノードを利
用することが可能な期限を示す有効期限情報を有してお
り、前記再構築工程が、前記放送頻度,アクセス頻度お
よび放送予定情報の少なくとも一つに加えて、または単
独で、前記有効期限情報に基づいて、前記ノードが必要
なノードであるか否かを判定するものである。
【0027】また、請求項13のインデックス情報配信
方法は、請求項6に記載のインデックス情報配信方法に
おいて、前記ノードが、他のノードとの関連性を示す関
連情報を含む第1の情報および前記コンテンツに関する
第2の情報を少なくとも有しており、前記再構築工程
が、前記ノードを前記第1の情報および第2の情報に分
離して管理し、かつ、分離した第1の情報中に含まれる
関連情報に基づいて前記インデックス情報のツリー構造
またはグラフ構造を前記第1の情報を用いて再構築する
と共に、前記第1の情報および対応する第2の情報を関
連付けすることにより、前記インデックス情報を再構築
するものである。
【0028】また、請求項14のインデックス情報配信
方法は、請求項13に記載のインデックス情報配信方法
において、前記第1の情報が、さらに、複数のノードの
中から自ノードを識別するための識別子および前記自ノ
ードが生成された時刻を示すタイムスタンプを含んでお
り、前記再構築工程が、既に受信済みのノードと同一の
識別子を有するノードを受信した際に、受信したノード
のタイムスタンプを参照し、前記受信したノードが前記
受信済みのノードより新しい場合、前記受信したノード
で前記受信済みのノードを置換するものである。
【0029】また、請求項15のインデックス情報配信
装置は、複数の受信側に対し、複数のコンテンツの中か
ら所望のコンテンツを検索するために用いるインデック
ス情報を放送により配信するインデックス情報配信装置
であって、前記インデックス情報を記憶したインデック
ス記憶手段と、前記インデックス記憶手段に記憶されて
いるインデックス情報を再構築可能な単位に断片化する
断片化手段と、前記断片化手段で断片化されたインデッ
クス情報の各断片をストリーム化して放送する断片放送
手段と、を備えたものである。
【0030】また、請求項16のインデックス情報配信
装置は、請求項15に記載のインデックス情報配信装置
において、前記断片放送手段が、前記インデックス情報
の構造に基づいて、関連する断片同士が連続するように
前記インデックス情報の各断片をストリーム化して放送
するものである。
【0031】また、請求項17のインデックス情報配信
装置は、請求項15または16に記載のインデックス情
報配信装置において、前記断片放送手段が、予め定めた
基準に基づいて、前記インデックス情報の各断片を異な
る頻度で放送するものである。
【0032】また、請求項18のインデックス情報配信
装置は、請求項15に記載のインデックス情報配信装置
において、前記断片放送手段が、予め設定された固定ス
ケジュールで前記インデックス情報の各断片をストリー
ム化して放送すると共に、前記固定スケジュールによる
放送とは別に、任意に設定された変動スケジュールで前
記インデックス情報の各断片をストリーム化して放送す
るものである。
【0033】また、請求項19のインデックス情報配信
装置は、請求項15に記載のインデックス情報配信装置
において、さらに、通信回線を介して、前記受信側から
送信された前記インデックス情報の特定の断片の送信を
要求する断片送信要求情報を受信する処理および前記断
片送信要求情報によって要求された断片を前記受信側に
送信する処理を行う第1の通信手段を備えたものであ
る。
【0034】また、請求項20のインデックス情報配信
装置は、請求項15〜19のいずれか一つに記載のイン
デックス情報配信装置において、前記インデックス情報
が、ツリー構造またはグラフ構造で構成されており、前
記断片化手段が、前記ツリー構造中またはグラフ構造中
の一つのノードまたは複数のノードを単位として前記イ
ンデックス情報を断片化するものである。
【0035】また、請求項21のインデックス情報配信
装置は、請求項15〜20のいずれか一つに記載のイン
デックス情報配信装置において、さらに、前記インデッ
クス情報を用いた検索の対象となるコンテンツを放送す
るコンテンツ放送手段を備えたものである。
【0036】また、請求項22のインデックス情報配信
装置は、請求項15〜21のいずれか一つに記載のイン
デックス情報配信装置において、さらに、前記インデッ
クス情報を用いた検索の対象となるコンテンツを記憶す
るコンテンツ記憶手段と、通信回線を介して、前記受信
側から送信された特定のコンテンツの送信を要求するコ
ンテンツ送信要求情報を受信する処理および前記コンテ
ンツ送信要求情報によって要求されたコンテンツを前記
コンテンツ記憶手段から読み出して前記受信側に送信す
る処理を行う第2の通信手段と、を備えたものである。
【0037】また、請求項23の検索装置は、配信側か
ら放送により配信されたインデックス情報を用いて所望
のコンテンツを検索するための検索装置であって、前記
配信側で再構築可能な単位に断片化されて放送された前
記インデックス情報の各断片を受信する断片受信手段
と、前記断片受信手段で受信した各断片を用いて前記イ
ンデックス情報を再構築する再構築手段と、前記再構築
手段で再構築された前記インデックス情報を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶されているインデックス
情報を用いてコンテンツを検索する検索手段と、を備え
たものである。
【0038】また、請求項24の検索装置は、請求項2
3に記載の検索装置において、前記インデックス情報の
各断片が、関連する断片同士が連続するようにストリー
ム化されて放送され、前記再構築手段が、前記断片受信
手段で受信した断片を順次用いて前記インデックス情報
を再構築するものである。
【0039】また、請求項25の検索装置は、請求項2
3または24に記載の検索装置において、前記インデッ
クス情報の各断片が、各断片が異なる頻度で放送される
ようにストリーム化されて放送され、前記再構築手段
が、前記断片受信手段で受信した断片を用いて前記イン
デックス情報を再構築するものである。
【0040】また、請求項26の検索装置は、請求項2
3に記載の検索装置において、前記インデックス情報の
各断片が、予め設定された固定スケジュールでストリー
ム化されて放送されると共に、固定スケジュールによる
放送とは別に、任意に設定された変動スケジュールでス
トリーム化されて放送され、前記再構築手段が、前記断
片受信手段で受信した固定スケジュールで放送された断
片および変動スケジュールで放送された断片を用いて前
記インデックス情報を再構築するものである。
【0041】また、請求項27の検索装置は、請求項2
3に記載の検索装置において、さらに、通信回線を介し
て、前記配信側に前記インデックス情報の特定の断片の
送信を要求する断片送信要求情報を送信し、前記断片送
信要求情報に対応して前記配信側から送信されてきた断
片を受信する第1の通信手段を備え、前記再構築手段
が、前記第1の通信手段で受信した断片を用いて、前記
インデックス情報を再構築するものである。
【0042】また、請求項28の検索装置は、請求項2
3〜27のいずれか一つに記載の検索装置において、前
記インデックス情報が、ツリー構造またはグラフ構造で
構成されており、前記ツリー構造中またはグラフ構造中
の一つのノードまたは複数のノードを単位として断片化
されて放送され、前記ノードが、他のノードとの関連性
を示す関連情報および前記コンテンツに関するコンテン
ツ情報を少なくとも有しており、前記再構築手段が、前
記断片として受信したノードの関連情報に基づいて、前
記インデックス情報を再構築するものである。
【0043】また、請求項29の検索装置は、請求項2
8に記載の検索装置において、前記検索手段が、前記関
連情報に従って前記ノード間を移動して前記コンテンツ
情報をブラウジングすることにより、コンテンツの検索
処理を実行するものである。
【0044】また、請求項30の検索装置は、請求項2
8に記載の検索装置において、前記ノードが、さらに、
複数のノードの中から自ノードを識別するための識別子
および前記自ノードが生成された時刻を示すタイムスタ
ンプを有しており、前記再構築手段が、前記断片受信手
段を介して既に受信済みのノードと同一の識別子を有す
るノードを受信した際に、受信したノードのタイムスタ
ンプを参照し、前記受信したノードが前記受信済みのノ
ードより新しい場合、前記受信したノードで前記受信済
みのノードを置換するものである。
【0045】また、請求項31の検索装置は、請求項2
8に記載の検索装置において、前記再構築手段が、前記
ノードを受信した際および/または前記ノードを用いて
インデックス情報を再構築した後に、前記ノードが必要
なノードであるか否かを判定し、必要なノードではない
と判定した場合に前記ノードを破棄するものである。
【0046】また、請求項32の検索装置は、請求項3
1に記載の検索装置において、前記再構築手段が、前記
ノードの放送頻度および/または前記ノードに対するア
クセス頻度に基づいて、前記ノードが必要なノードであ
るか否かを判定するものである。
【0047】また、請求項33の検索装置は、請求項3
1または32に記載の検索装置において、前記ノード
が、自ノードが次回放送される予定時刻を示す放送予定
情報を有しており、前記再構築手段が、前記放送頻度お
よび/またはアクセス頻度に加えて、または単独で、前
記放送予定情報に基づいて、前記ノードが必要なノード
であるか否かを判定するものである。
【0048】また、請求項34の検索装置は、請求項3
1,32または33に記載の検索装置において、前記ノ
ードが、自ノードを利用することが可能な期限を示す有
効期限情報を有しており、前記再構築手段が、前記放送
頻度,アクセス頻度および放送予定情報の少なくとも一
つに加えて、または単独で、前記有効期限情報に基づい
て、前記ノードが必要なノードであるか否かを判定する
ものである。
【0049】また、請求項35の検索装置は、請求項2
8に記載の検索装置において、さらに、前記再構築手段
で再構築されたインデックス情報を構成する各ノードの
コンテンツ情報を用いて、所望のコンテンツに関連する
ノードを検索するためのフリーワード検索用のインデッ
クスを生成するインデックス生成手段と、前記フリーワ
ード検索用のインデックスを用いて所望のノードを検索
するための検索条件を入力する条件入力手段と、を備
え、前記検索手段が、前記条件入力手段から入力された
検索条件および前記フリーワード検索用のインデックス
を用いて該当するノードを検索するものである。
【0050】また、請求項36の検索装置は、請求項2
3〜27のいずれか一つに記載の検索装置において、前
記インデックス情報が、ツリー構造またはグラフ構造で
構成されており、前記ツリー構造中またはグラフ構造中
の一つのノードまたは複数のノードを単位として断片化
されて放送され、前記ノードが、他のノードとの関連性
を示す関連情報を含む第1の情報および前記コンテンツ
に関する第2の情報を少なくとも有しており、前記再構
築手段が、前記断片としてのノードを前記第1の情報お
よび第2の情報に分離して管理し、かつ、分離した第1
の情報中に含まれる関連情報に基づいて前記インデック
ス情報のツリー構造またはグラフ構造を前記第1の情報
を用いて再構築すると共に、前記第1の情報および対応
する第2の情報を関連付けすることにより、前記インデ
ックス情報を再構築するものである。
【0051】また、請求項37の検索装置は、請求項3
6に記載の検索装置において、前記検索手段が、前記第
1の情報中の関連情報に従って前記ノード間を移動して
前記第2の情報をブラウジングすることにより、コンテ
ンツの検索処理を実行するものである。
【0052】また、請求項38の検索装置は、請求項3
6に記載の検索装置において、前記第1の情報が、さら
に、複数のノードの中から自ノードを識別するための識
別子および前記自ノードが生成された時刻を示すタイム
スタンプを有しており、前記再構築手段が、既に受信済
みのノードと同一の識別子を有するノードを受信した際
に、受信したノードのタイムスタンプを参照し、前記受
信したノードが前記受信済みのノードより新しい場合、
前記受信したノードで前記受信済みのノードを置換する
ものである。
【0053】また、請求項39の検索装置は、請求項3
6に記載の検索装置において、さらに、前記再構築手段
で再構築されたインデックス情報中の第2の情報を用い
て、所望のコンテンツに関連するノードを検索するため
のフリーワード検索用のインデックスを生成するインデ
ックス生成手段と、前記フリーワード検索用のインデッ
クスを用いて所望のノードを検索するための検索条件を
入力する条件入力手段と、を備え、前記検索手段が、前
記条件入力手段から入力された検索条件および前記フリ
ーワード検索用のインデックスを用いて該当するノード
を検索するものである。
【0054】また、請求項40の検索装置は、請求項2
3〜39のいずれか一つに記載の検索装置において、前
記再構築したインデックス情報を用いて検索する対象と
なるコンテンツが、少なくとも放送局から放送されるコ
ンテンツおよび/または通信回線を介して通信可能なサ
ーバが有するコンテンツであり、さらに、放送局から放
送されるコンテンツの中から前記検索手段で検索した結
果に該当するコンテンツを受信するコンテンツ受信手段
および/または前記検索手段で検索した結果に該当する
コンテンツの送信を前記サーバに要求することにより、
前記検索結果に該当するコンテンツを受信する第2の通
信手段を備えたものである。
【0055】また、請求項41のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、前記請求項15〜22のいずれか一
つに記載のインデックス情報配信装置の各手段としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムを記録したも
のである。
【0056】さらに、請求項42のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、前記請求項23〜40のいずれか
一つに記載の検索装置の各手段としてコンピュータを機
能させるためのプログラムを記録したものである。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインデックス
情報配信方法,インデックス情報配信装置,検索装置お
よびそれらの装置の各手段としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体の実施の形態について、添付の図面を参
照しつつ詳細に説明する。以下では、本発明のインデッ
クス情報配信装置を配信装置と、検索装置を受信装置と
記述し、配信装置および受信装置で情報配信システムを
構築したものとして、本発明の実施の形態を説明する。
【0058】〔実施の形態1〕本発明は、国民規模の数
のユーザに対し、放送波および通信ネットワークを使っ
てコンテンツを提供するための情報配信システムに適用
することを前提としたものである。このシステムは、大
量のコンテンツの中から所望のコンテンツを検索するた
めのインデックス情報を予め用意しておき、ディジタル
放送波を介してインデックス情報を各ユーザに配信する
ものである。ユーザ側では、放送されたインデックス情
報を受信し、受信したインデックス情報を用いてコンテ
ンツを検索することが可能になるため、検索処理の分散
化を図ることができる。なお、本発明においてコンテン
ツとは、例えば、放送番組,映像情報,音声情報,文字
情報,プログラム等のあらゆる種類の電子情報を含む概
念であるものとする。以下の説明においては、放送番組
をコンテンツの例とし、 1.システムの概略構成 2.インデックス情報 3.具体的な処理 4.効果 の順で実施の形態1に係るインデックス情報配信方法,
インデックス情報配信装置,検索装置について具体的に
説明する。
【0059】1.システムの概略構成 図1は、情報配信システムの概略構成図である。図1に
示す情報配信システムは、前述したように本発明のイン
デックス情報配信装置に該当する少なくとも一つの配信
装置100と、本発明の検索装置に該当する複数の受信
装置150と、から構成されている。図1の配信装置1
00は、ディジタル放送による配信機能および通信ネッ
トワークへのアクセス機能を有し、大量のコンテンツお
よびこのコンテンツを検索するためのインデックス情報
を記憶した配信側DB101(インデックス記憶手段お
よびコンテンツ記憶手段)と、インデックス情報および
コンテンツの放送処理や通信ネットワークを介した受信
装置150との通信処理等を実行する処理部102と、
を備えている。
【0060】配信装置100の処理部102は、インデ
ックス情報を生成する処理を実行するインデックス生成
部103と、生成されたインデックス情報を断片化する
断片化処理部(断片化手段)104と、断片化処理部1
04で断片化されたインデックス情報の断片をストリー
ム化して放送する処理を実行する放送処理部(断片放送
手段およびコンテンツ放送手段)105と、通信ネット
ワークを介し、インデックス情報の断片やコンテンツを
受信装置150に送信する通信処理部(第1の通信手段
および第2の通信手段)106と、を有している。
【0061】また、受信装置150は、例えばセットト
ップボックスのような装置で構成されるものであって、
ディジタル放送の受信機能および通信ネットワークへの
アクセス機能を有し、受信したコンテンツおよびインデ
ックス情報を記憶するためのローカルDB151(記憶
手段)と、配信装置100から放送されたインデックス
情報およびコンテンツの受信処理,インデックス情報を
用いてコンテンツを検索する処理,通信ネットワークを
介した配信装置100との通信処理等を行う処理部15
2と、を備えている。
【0062】受信装置150の処理部152は、配信装
置100から放送されたコンテンツおよびインデックス
情報の受信処理を行う放送受信処理部(断片受信手段お
よびコンテンツ受信手段)153と、断片化されている
インデックス情報を再構築する再構築処理部(再構築手
段)154と、再構築されたインデックス情報を用いて
コンテンツの検索処理を行う検索処理部(検索手段,イ
ンデックス生成手段および条件入力手段)155と、通
信ネットワークを介して、配信装置100からインデッ
クス情報の断片およびコンテンツを受信する通信処理部
(第1の通信手段および第2の通信手段)156と、を
有している。
【0063】前述した構成の配信装置100は、国民規
模の数のユーザにコンテンツおよびインデックス情報を
提供することを考慮して、全国数100箇所に分散配置
されるものとする。また、このシステムの利用者として
現行放送の視聴者と同程度の数千万規模を想定して、受
信装置150は上記ユーザ数に応じた数が全国に分散配
置されるものとする。また、受信装置150に搭載され
るローカルDB151の容量として10Gbyte程
度、ディジタル放送波の伝送速度として5Mbps、通
信ネットワークの伝送速度として10Mbpsを想定し
ている。
【0064】ユーザは、受信装置150において、配信
装置100から配信されるインデックス情報を用いて所
望のコンテンツを検索すると共に、検索結果のコンテン
ツを配信装置100から取得して利用することができ
る。ユーザは、以下のような(1)〜(3)のパターン
で配信装置100からコンテンツを取得することができ
る。
【0065】(1)配信装置100からディジタル放送
で配信されて来るコンテンツを受信装置150で受信し
て利用する。 (2)通信ネットワークを介して、配信装置100から
配信されたコンテンツを受信装置150で受信して利用
する。 (3)既に受信装置150のローカルDB151に蓄積
されているコンテンツを利用する。 実際の運用においては、これら三つの方法の全てがコン
テンツ利用方法として併用されることになる。
【0066】なお、配信装置100の処理部102およ
び受信装置150の処理部152は、例えばコンピュー
タで構成されており、予め用意されたプログラムを実行
することによって図1中に示した各部による処理が実現
される。
【0067】2.インデックス情報 (1)インデックス情報の内容 図1に示した受信装置150においては、配信装置10
0から放送により配信されたインデックス情報を用いて
所望のコンテンツを検索する処理が行われる。配信装置
100から配信されるインデックス情報は、 ・インデックス構造に関する情報 ・コンテンツの内容に関する付加情報 という二つの内容を含むものである。
【0068】インデックス構造に関する情報は、B−t
reeやハッシュといったコンテンツを検索する処理の
高速化を図るために配信側で構築された情報である。コ
ンテンツの内容に関する付加情報は、コンテンツの制作
時に付与される以下のような情報である。
【0069】・所在情報: 受信装置150でインデッ
クス情報を検索した結果、検索結果に該当するコンテン
ツを取得するときに指定されるものである。この所在情
報は、コンテンツが放送される帯域および時間帯,また
は通信ネットワーク上のアドレス(例えばURL)等を
示すものである。 ・構造情報: 構造化されたコンテンツの構成要素にア
クセスするときに利用されるものである。この構造情報
は、映像におけるシーンやカットの構成、文書の章立て
等に該当する。 ・書誌情報: コンテンツのタイトル,作成者,作成日
等を示すものである。 ・分類情報: 特定のルールに従ってコンテンツを分類
した際の分類名や分類番号等を表すものである。 ・要約情報: コンテンツの内容を簡略に表現したもの
である。要約情報には、例えば、ダイジェスト映像,要
約文,紹介記事等が含まれる。 ・アクセス制御情報: コンテンツを取得するときに検
査されるべきユーザに対する要件を表すものである。例
えば、年齢制限,利用可能範囲,パスワード設定,課金
設定等である。 ・関連情報: 関連するコンテンツまたはそのインデッ
クス情報の所在を表すものである。
【0070】(2)インデックス情報の断片化 例えばディジタル衛星放送におけるEPG等に見られる
ようにインデックス情報のような種類の情報を放送によ
って配信する場合、同じ情報を一定の周期で放送し続け
るデータカルーセル方式が採用されるのが一般的であ
る。ところが、大量のインデックス情報を同報的に各受
信装置150に配信することを想定している実施の形態
1の情報配信システムにデータカルーセル方式を採用し
た場合、以下に示すようないくつかの問題が発生する。
【0071】第1の問題は、インデックス情報の情報量
が大量であると、全てのインデックス情報を放送するた
めに要する時間(カルーセルの周期)が長くなってしま
うという点である。ディジタル放送波で使用できる伝送
速度には限りがあるため、インデックス情報の量が多い
からといって簡単に伝送速度を上げることはできない。
周期が長くなれば、ユーザがインデックス情報にアクセ
スして必要な情報を得るまでにかかる時間も長くなるた
め、実用上の大きな支障となる。また、周期が長いと、
何らかのトラブルで配信中の情報が一部欠けてしまった
り、周期の途中でユーザが検索を開始した場合におい
て、そのつぎの周期の放送が始まるまでの待ち時間も長
大になる。
【0072】第2の問題は、インデックス情報の情報量
が大量であると、全てのインデックス情報を受信装置1
50に保持させることができないという点である。受信
装置150側に設けられるローカルDB151の容量に
は限りがあるため、1周期で送られてくるインデックス
情報をすべて保持して検索を行う方法を採用することは
できない。受信装置150側に十分な記憶容量を用意し
てすべてのインデックス情報を保持させるという方法も
考えられるが、個々のユーザにとって全てのインデック
ス情報が必要になるとは限らないことを考えると、記憶
容量のオーバーヘッドが大きすぎる。
【0073】そこで、上記第1の問題に対応し、実施の
形態1の情報配信システムにおいては、配信装置100
でインデックス情報を断片化して放送することにする。
この方法では、配信装置100側に構築されたインデッ
クス情報を後述するような方法で断片化し、インデック
ス情報の断片をディジタル放送波によって放送する。受
信装置150側では、放送されたインデックス情報の断
片を受信してインデックス情報を再構築し、再構築した
インデックス情報を用いて検索を行うことになる。ま
た、上記第2の問題に対応し、受信装置150側におい
ては、インデックス情報の各断片について必要な情報で
あるか否かを後述する基準によって判定し、必要ではな
いと判定した断片を破棄することを可能にする。
【0074】ここで重要なのは、受信装置150におい
て、受信したインデックス情報の断片だけを用いて部分
的なインデックス情報を構築できるようにするというこ
とである。このようにすることにより、受信装置150
側では、全てのインデックス情報の断片の受信が終了す
る前であってもコンテンツの検索を開始することが可能
となる。また、ユーザの好みに合わせてそれぞれの受信
装置150で必要性の高いインデックス情報の断片だけ
を保持するようにすることにより、少ない記憶容量でも
高品質の検索を実現できるようになる。
【0075】配信装置100側においても、インデック
ス情報を断片化することにより、配信する情報の大き
さ、順序を状況に応じて決定できる。これにより、ある
特定の断片のみを他の断片に比べて短い周期で繰り返し
配信したり、欠損部分や更新部分のみを配信するといっ
たことが可能となる。また、ディジタル放送波の帯域が
狭い場合にはインデックス情報の断片を小さく、広い場
合にはインデックス情報の断片を大きく取るといった柔
軟な対応も可能になるという利点もある。
【0076】ところで、受信装置150において、配信
装置100から放送されるインデックス情報の断片を受
信し、受信したインデックス情報の断片を用いてインデ
ックス情報を再構築できるようにするには、個々の断片
が以下のような性質を有している必要がある。
【0077】a)受信装置150において、受信した断
片が必要であるか否かを判断できるだけの情報をもって
いること。 b)インデックス情報を再構築するための情報をもって
いること。 c)欠損部分や未受信部分に対して、既に受信した断片
からの推定が可能かつその推定した結果の信頼性を計算
できる情報を持っていること。 d)断片によって示される情報の陳腐化を検出できる情
報を持っていること。
【0078】本発明において、上記a)〜d)の性質を
断片化の自立性と呼ぶことにする。ただし、上記の性質
すべてを満たすような完全な自立性を断片に持たせるべ
きかについては後述するインデックス情報の断片の分類
およびインデックス情報の断片化の単位に依存するもの
であって、場合によっては部分的な自立性を持つだけで
良いこともある。
【0079】(3)インデックス情報の断片の分類 各断片が自立性を持つようにインデックス情報の断片化
を行う場合、各断片を以下の種類に分類することができ
る。
【0080】1)コンテンツ構造に対応した断片 コンテンツは従来のような単純なデータの重なりではな
く、その形態に応じた複雑な構造を持つようになると考
えられる。このような情報に対応した断片化を行うこと
により、より細かな検索が行えるようになる。
【0081】2)概念構造に対応した断片 コンテンツを分類する上で、上位,下位等の概念構造に
よる分類が行われる場合がある。この概念レベルに対応
してインデックス情報の断片化を行うことにより、検索
時のブラウジング等をスムーズに行えるようになる。
【0082】3)インデックス構造に対応した断片 インデックス構造によって断片化を行いやすい単位は違
ってくる。例えば、ハッシュ表であればテーブル単位、
B−treeであればノード単位といった断片化が考え
られる。
【0083】4)自立可能な単位の断片 構造を問わず、自立性を持った最小単位に分割する。
【0084】(4)インデックス情報の断片化の単位 実施の形態1においては、インデックス情報の例とし
て、図2(a)に示すようなツリー構造または図2
(b)に示すようなグラフ構造のインデックス情報を対
象とし、上記「3)インデックス構造に対応した断片」
に基づいてインデックス情報を断片化する方法について
説明することにする。なお、インデックス情報は、図2
(a)および図2(b)に示すように、複数のノード2
00の集合によって構成され、各ノード200は、他の
ノード200またはコンテンツ202へのリンク201
等を有している。
【0085】実施の形態1において、インデックス情報
を断片化する際の断片の単位は、図2に示したインデッ
クス情報を構成する各ノード200とする。受信装置1
50側でインデックス情報の再構築に必要な情報を各断
片に保持させることや再構築をできるだけ単純に行うこ
とを考慮すると、ノード単位の断片化が有効であると考
えられる。インデックス情報の断片としての各ノード2
00に埋め込む情報としては、インデックス情報の再構
築の処理を考慮し、前述したコンテンツの内容に関する
付加情報と共に、例えば以下のようなものが必要である
と考えられる。
【0086】・ノードID: 各ノード200を一意に
識別するためのIDである。受信装置150でインデッ
クス構造を再構築する際に、ノード200同士を接続す
るために使用される。 ・位置情報: ルートノードからの各ノード200の位
置を表す情報である。再構築の際に絶対的なノード20
0の位置を決めるために使用される。 ・タイムスタンプ: ノード200が配信側で生成され
た時刻である。後述するように、同じIDを持つノード
200を置換する際に使用される。 ・有効期限: 受信装置150側においてノード200
を利用できる期限を示すものである。検索時に検索の有
効性を判断するためや、新しいノード200の受信が必
要かどうかを判断するために使用される。 ・次回放送予定時刻: 同一のノード200が次回放送
される予定時刻を示すものである。 ・構造情報: 他ノード200との構造上の相関情報で
ある(図2に示すリンク201に該当する)。ただし、
子ノードへのリンクは、それぞれのノード200のノー
ドIDによって表現される。また、リンクしている子ノ
ードの次回放送予定時刻も埋め込まれる。
【0087】3.具体的な処理 つぎに、実施の形態1に係る配信装置100および受信
装置150による具体的な処理について説明する。図3
は、実施の形態1に係る配信装置100および受信装置
150の間で行われる処理の概略を示す説明図である。
図3に示すように、配信装置100はインデックス情報
を断片化して放送し、受信装置150はインデックス情
報の断片を受信してインデックス情報を再構築し、再構
築したインデックス情報を用いて所望のコンテンツを検
索して取得するという処理を行う。以下では、 (1)インデックス情報の断片化・再構築処理 (2)コンテンツの検索・取得処理 (3)インデックス情報の管理処理 の順で配信装置100および受信装置150における処
理をそれぞれ説明する。
【0088】(1)インデックス情報の断片化・再構築
処理 1)配信装置における処理 図4は、配信装置100におけるインデックス情報の断
片化処理を示すフローチャートである。インデックス情
報は、配信装置100のインデックス生成部103を利
用して生成される(S101)。ここでは、図2(a)
に示すようなツリー構造のインデックス情報が生成され
たものとする。なお、ここではステップS101でイン
デックス情報を生成することにするが、予め生成してお
いたインデックス情報を断片化の対象としても良い。
【0089】続いて、断片化処理部104は、インデッ
クス生成部103で生成されたインデックス情報を断片
化する(S102)。インデックス情報を断片化する際
の断片の単位は、図2(a)に示したツリー構造のイン
デックスを構成する各ノード200とする。
【0090】インデックス情報が断片化されると、放送
処理部105は、断片化されたインデックス情報をスト
リーム化する(S103)。図5(a)は断片化される
インデックス情報の一例を示す説明図であり、図5
(b)はストリーム化されたインデックス情報を示す説
明図である。図5(a)に示すインデックス情報はノー
ド〜より構成されており、ステップS102におい
て各ノード〜毎に断片化されるものとする。
【0091】放送処理部105は、インデックス情報の
断片である各ノード〜を例えば図5(b)に示すよ
うにストリーム化する。ツリー構造に基づくインデック
ス構造のストリーム化の方式として最も単純なものは、
各ノード〜を深さ優先か幅優先で繰り返し送る方式
が考えられる。深さ優先でインデックス情報を配信する
場合は、例えば、図5(a)に示すノード〜がまず
受信装置150に受信されて再構築されることになるた
め、受信装置150側でインデックス情報の一部の断片
を用いて特定の範囲のコンテンツの検索を開始できるこ
とになる。換言すれば、全てのインデックス情報の断片
を受信する前にコンテンツの検索処理を開始できること
になる。そして、他のインデックス情報の断片は順次配
信装置100から配信されるため、インデックス情報の
断片が放送され受信される毎に順次検索可能なコンテン
ツの範囲が拡大していくことになる。
【0092】また、より効率良くインデックス情報を放
送するためには、予め定めた基準に基づいて、各ノード
〜毎の放送頻度が非一様になるようにインデックス
情報を放送することが有効である。すなわち、より重要
性の高いノードやより頻繁に更新されるノードをより高
い頻度で放送することである。この方法は、前述した深
さ優先および幅優先のいずれにも適用することができ
る。このような放送頻度の非一様化により、未受信また
は欠損ノードを原因とする検索不可能部分をできる限り
減少させ、また、古い情報による不正確な検索を防ぐこ
とが可能となる。
【0093】放送処理部105は、ステップS103に
おいて前述したようにインデックス情報の各断片をスト
リーム化し、図6のフローチャートに示すように、イン
デックス情報の断片(ノード200)毎に順次放送する
(S201)。
【0094】なお、詳細な説明については省略するが、
インデックス情報の放送予定時刻を配信装置100から
受信装置150に定期的に配信することもできる。受信
装置150は、後述するインデックス情報の管理処理を
実行する際にこの放送予定時刻を利用することができ
る。この放送予定時刻は、図7に示すようにインデック
ス情報と共に放送することにしても良いし、一つのチャ
ンネルを使って放送予定時刻のみを放送することにして
も良い。
【0095】そして、配信装置100の放送処理部10
5は、放送予定時刻に基づいたスケジュール(固定スケ
ジュール)でインデックス情報の各断片をストリーム化
して放送する。この際、配信装置100は、図5(b)
で説明した方法でインデックス情報の各断片をストリー
ム化することができる。加えて、放送処理部105は、
インデックス情報の構造の変化や利用者のアクセス要求
(アクセス要求については後述する)に応じて設定され
たスケジュール(変動スケジュール)でインデックス情
報の各断片をストリーム化して放送することもできる。
放送処理部105は、固定スケジュールに応じて放送す
るインデックス情報および変動スケジュールに応じて放
送するインデックス情報を、例えば図8(a)に示すよ
うに同一のチャンネルで放送することにしても良いし、
図8(b)に示すように異なるチャンネルで放送するこ
とにしても良い。
【0096】2)受信装置における処理 続いて、受信装置150において行われる処理について
説明する。図9は、受信装置150におけるインデック
ス情報の再構築処理を示すフローチャートである。受信
装置150の再構築処理部154は、配信装置100か
ら放送されるインデックス情報の断片としてのノード2
00(図2(a)参照)を放送受信処理部153を介し
て受信すると(S301)、受信したノード200と同
一のIDを有するノード200が既にローカルDB15
1に記憶されているか否かを判定する(S302)。す
なわち、再構築処理部154は、受信したノード200
のノードIDと同一のノードIDを有するノード200
が既にインデックス情報の再構築に利用されているか否
かを判定する。
【0097】受信したノード200と同一のIDを有す
るノード200が未だローカルDB151に記憶されて
いないと判定した場合(S302;No)、再構築処理
部154は、このノード200をインデックス情報中の
所定の位置に配置し、インデックス情報を再構築する
(S303)。換言すれば、ノード200がローカルD
B151に記憶されてインデックス情報の再構築が行わ
れる。なお、インデックス情報の再構築は、受信したノ
ード200のノードID,位置情報および構造情報を参
照することにより、そのノード200がインデックス情
報のいずれの位置に該当するのかを判定することによっ
て行われる。
【0098】一方、受信したノード200と同一のID
を有するノード200が既にローカルDB151に記憶
されていると判定した場合(S302;Yes)、再構
築処理部154は、さらに、受信したノード200のタ
イムスタンプが既にローカルDB151に記憶されてい
るノード200より新しいか否かを判定する(S30
4)。
【0099】受信したノード200のタイムスタンプが
既にローカルDB151に記憶されているノード200
より新しいと判定した場合(S304;Yes)、再構
築処理部154は、受信したノード200を用いて既に
ローカルDB151に記憶されているノード200を置
換する(S305)。一方、受信したノード200のタ
イムスタンプが既にローカルDB151に記憶されてい
るノード200より新しくないと判定した場合(S30
4;No)、再構築処理部154は、受信したノード2
00を破棄する(S306)。
【0100】図9に示したステップS301〜ステップ
S306の処理は、ノード200を受信する毎に繰り返
し実行される。特に、ステップS304〜ステップS3
06において、同じIDを持つノード200が後に送ら
れてきたら古いノード200を捨て、新しいものと置き
換える処理が行われることになり、常に最新のインデッ
クス情報を用いて検索処理を行うことを可能にしてい
る。
【0101】なお、図5(b)に示した深さ優先で各ノ
ード200がストリーム化されて放送される場合、全て
のノード200が揃っていなくても受信装置150側で
特定の範囲のコンテンツの検索を開始でき、続くノード
200が放送される毎に順次検索可能なコンテンツの範
囲が拡大するようになる。具体的には、図5(a)およ
び図5(b)に示したように、ノード〜が最初に揃
うことになるため、このノード〜の範囲で直ちに後
述するコンテンツの検索処理を開始することが可能とな
る。なお、深さ優先以外の方法で各ノード200をスト
リーム化する場合であっても、ある程度互いに関連する
ノード200が揃えば直ちに検索処理を開始することが
できる。
【0102】(2)コンテンツの検索・取得処理 つぎに、主に受信装置150において実行されるコンテ
ンツの検索・取得処理について説明する。ここでは、フ
ローチャートを用いてコンテンツの検索・取得処理の概
略を説明した後、具体例を挙げて詳細に説明することに
する。
【0103】図10は再構築したインデックス情報を用
いたコンテンツの検索処理を示すフローチャートであ
る。受信装置150においてコンテンツの検索処理が指
定されると、検索処理部155は、ユーザの指示に従っ
てリンク201を辿り、各ノード200に用意されたコ
ンテンツの付加情報をブラウジングするという方法で検
索処理を実行し(S401)、コンテンツの付加情報中
に用意された所在情報に従ってコンテンツを取得する処
理を実行する(S402)。
【0104】続いて、図11を用いて、図10のフロー
チャートに示した処理を具体的に説明する。なお、図1
1中に示すインデックス情報はそれぞれ図5(a)のも
のに対応しており、ノード〜を利用してスポーツ中
継番組を検索できるようになっているものとする。各ノ
ードは、コンテンツの付加情報として例えば以下のよう
な情報を有しているものとする。 ノード: スポーツ中継という分類に該当し、ノード
およびノードに関する情報を有している。 ノード: サッカー中継に関する分類に該当し、ノー
ドおよびに関する情報を有している。 ノード: 野球中継に関する分類に該当し、ノード
およびに関する情報を有している。 ノードおよび: サッカー中継番組の内容および所
在情報を有している。 ノードおよび: 野球中継番組の内容および所在情
報を有している。
【0105】ユーザの検索指示に応じて、検索処理部1
55は図11(a)のノードにアクセスし、ノード
が有するコンテンツの付加情報を画面表示する。図11
(a)には、ノードによって示されるコンテンツの分
類情報「スポーツ中継」と、スポーツ中継として用意さ
れているコンテンツの分類情報「野球中継」および「サ
ッカー中継」が表示される。なお、ノード〜以外の
他のノードも受信されているような場合には、図11
(a)に示す「スポーツ中継」以外の分類情報や、他の
スポーツ番組に関する分類情報が表示される場合があ
る。
【0106】そして、図11(a)においてユーザが
「野球中継」を選択すると、検索処理部155は該当す
るノードに進み、図11(b)に示すように、野球中
継として視聴可能なコンテンツである「G vs T」
の試合および「D vs S」の試合を表示する。
【0107】さらに、図11(b)においてユーザが
「G vs T」の試合を選択すると、検索処理部15
5は、該当するノードに進み、「G vs T」の試
合に関してノードに用意されている付加情報、例えば
試合に関する説明や、コンテンツの放送日時や放送され
るチャンネルまたはコンテンツが存在する通信ネットワ
ークのアドレス等の所在情報を画面表示する。
【0108】ここで、ノード,,およびは、少
なくとも対応するコンテンツが放送される帯域および時
間帯または通信ネットワーク上のアドレスに関する所在
情報を有しているため、例えば図11(c)においてこ
の所在情報を参照することにより、該当するコンテンツ
を取得することが可能となる。例えば、ノードがコン
テンツの放送される帯域および時間帯に関する情報を所
在情報として有している場合、ユーザが図11(c)に
おいてコンテンツの取得を指示すると、放送受信処理部
153がノードの有する情報に従って該当するコンテ
ンツを受信することになる。すなわち、配信装置100
はディジタル放送波を介して各種のコンテンツを各受信
装置150に対して放送を行っていることから、放送受
信処理部153は、放送されている各種のコンテンツの
中からユーザによって指定されたコンテンツを受信する
処理を行う。その結果、受信装置150のユーザは所望
のコンテンツを取得することができる。
【0109】一方、ノードが通信ネットワーク上のア
ドレスを所在情報として有している場合、通信処理部1
56は、配信装置100に対し、通信ネットワークを介
してアドレスを送信し、該当するコンテンツの配信を要
求する。配信装置100は、配信側DB101中の該当
するコンテンツを検索し、通信ネットワークを介して要
求のあった受信装置150に該当するコンテンツを配信
する。そして、受信装置150において、通信処理部1
56が配信装置100から配信されたコンテンツの受信
処理を行うことにより、受信装置150のユーザは所望
のコンテンツを取得することができる。ここではコンテ
ンツの送信を要求する相手先を配信装置100とする
が、もちろん、通信ネットワークを介して分散している
サーバに対してコンテンツの送信を要求することも可能
である。
【0110】なお、最下位のノードであるノード〜
に、コンテンツが放送される帯域および時間帯ならびに
通信ネットワーク上のアドレスの両方を持たせておくこ
とにしても良く、ユーザが放送波および通信ネットワー
クのいずれか一方を選択してコンテンツを取得するよう
にしても良い。
【0111】また、受信装置150において取得したコ
ンテンツをローカルDB151に蓄積しておくこともで
きる。この場合は、該当する最下位のノードにローカル
DB151中のコンテンツのアドレス等を付加情報とし
て付加するようにすると、インデックス情報を用いてロ
ーカルDB151中に蓄積されたコンテンツを検索する
ことが可能となる。
【0112】さらに、ユーザが再構築されたインデック
ス情報を用いてコンテンツの検索を行う際、ノード20
0の一部が欠損していたり、有効期限を過ぎていたりと
いった原因により、正しくコンテンツを検索できない場
合ある。このようなときにどのような方法で解決するか
は、求められる検索の質によって異なってくる。例え
ば、大雑把な検索結果が得られれば良いという場合に
は、その時点で受信装置150に再構築されているイン
デックス構造のみを用いて検索を行えば良い。ただし、
例えばあるノード200が欠損している場合であって
も、各ノード200は、ルートノードからの位置を表す
情報である位置情報や他のノード200との構造上の相
関情報を表す構造情報を有することから、図12に点線
で示すように、これらの情報を用いてノード200間の
仮想的なリンクを受信装置150側で生成することも可
能である。
【0113】一方、より正確な検索結果が必要となる場
合には、何らかの方法で不足しているノード200を入
手する必要がある。入手方法としては、不足しているノ
ード200の次回放送予定時刻まで待つということが基
本ではあるが、場合によっては通信ネットワークを用い
て配信側DB101にアクセスし、不足しているノード
200のみを取り寄せるといった方法も考えられる。特
に放送頻度が低いノード200の場合は、後者の手段を
取ることによって待ち時間を減少することができる。
【0114】図13は、不足しているノード200の取
得処理の概略を示すフローチャートである。受信装置1
50の検索処理部155は、図10に示した検索処理の
実行中に、例えばユーザからノード200の取得要求が
あると、通信処理部156を介して配信装置100に必
要なノード200の送信を要求する(S501:断片送
信要求情報を送信)。ここでは、例えばノード200の
位置情報等を必要なノード200を特定するために利用
して、ノード200の送信を要求する。
【0115】配信装置100の通信処理部106は、受
信装置150の要求を受け、その受信装置150に対し
該当するノード200を送信する(S502)。配信装
置150の通信処理部106は、例えば、断片化処理部
104に必要なノード200に関する情報を渡し、断片
化処理部104からノード200を受け取って受信装置
150に送信する。
【0116】受信装置150の通信処理部156は、配
信装置100から送信されたノード200を受信し、受
信したノード200を用いて再構築処理部154がイン
デックス情報を再構築する(S503)。この処理の結
果、取得したノード200を用いて検索処理部155は
検索処理を実行することができる。
【0117】ただし、多数のユーザが同時に多量のノー
ド200を通信ネットワークから得ようとすると、アク
セスの集中による負荷増大を招いて結局は放送を待った
ほうが早いという事態も起こり得る。このため、通信ネ
ットワークによる配信側DB101中のインデックス情
報へのアクセスは、不足ノード数がわずかなときのみ行
うべきものといえる。
【0118】なお、上述した受信装置150から配信装
置100に対するノード200の送信要求は、図8で説
明した変動スケジュールに反映される。すなわち、配信
装置100は、受信装置150からの送信要求が集中す
るノード200については変動スケジュールに組み込ん
で放送することにする。その結果、受信装置150は放
送を受信することによってそのノード200を得ること
ができるため、通信ネットワークを用いた通信の負荷を
軽減することができる。
【0119】また、ここでは、インデックス情報をブラ
ウジングすることによってコンテンツを検索する例を説
明したが、各ノード200に検索キーを持たせることに
より、フリーワード検索によるコンテンツの検索処理も
行うことが可能となる。そこで、フリーワード検索によ
るコンテンツの検索処理について説明する。図14は、
フリーワード検索用のインデックス(例えば転置インデ
ックス)を生成する処理の概略を示すフローチャートで
ある。この処理は、例えば、再構築処理部154がある
ノード200(新たに受信したノード200)について
再構築処理を実行した後に、そのノード200を対象と
して実行される。
【0120】受信装置150の検索処理部155は、あ
るノード200について再構築処理部154による再構
築処理が終了するまで待ち(S601;No)、再構築
処理が終了すると(S601;Yes)、そのノードの
コンテンツに関する付加情報からインデックスとして用
いる情報を抽出し(S602)、インデックスとして例
えばローカルDB151に保存する(S603)。
【0121】検索処理部155は、図14に示した処理
を再構築に用いられた全てのノード200(ローカルD
B151内のノード200)について実行することによ
り、ブラウジング以外の方法でコンテンツを検索するた
めの手法を提供する。
【0122】続いて、上述したインデックス生成処理で
生成したインデックスを用いたフリーワード検索処理に
ついて説明する。図15は、フリーワード検索処理の概
略を示すフローチャートである。検索処理部155は、
ユーザによって指定された検索条件を入力し(S70
1)、入力した検索条件に該当するインデックスを検索
することによって、検索条件に該当するノード200を
検索する(S702)。そして、検索処理部155は、
検索条件に該当するノード200を検索結果として表示
する(S703)。ユーザは、検索結果として表示され
たノード200を用いてコンテンツを取得したり、その
ノード200を始点として、図10を用いて説明した検
索処理を開始したりすることができる。
【0123】なお、受信装置150においてフリーワー
ド検索用のインデックスを生成することにしたが、配信
装置100から放送される前に、各ノードにフリーワー
ド検索用のインデックスを予め付加することにしても良
い。
【0124】(3)インデックス情報の管理処理 前述したように、本発明においてインデックス情報を断
片化して放送することにするのは、大量のコンテンツを
精度良く検索できるようにするための情報量の多いイン
デックス情報を限られた伝送容量の放送波で効率良く配
信することを可能にするためである。ところで、インデ
ックス情報を断片化することでインデックス情報の配信
についての効率の向上を図ることは可能となるが、前述
したように情報量の多いインデックス情報の全てを受信
装置150のローカルDB151に保存しておくことは
記憶容量の点で問題となる。
【0125】そこで、実施の形態1においては、ノード
200毎の(各受信装置150における)必要度を定
め、ノード200を受信した際および/または受信した
ノード200を用いてインデックス情報を再構築した後
に、必要度の低いノードを優先的に破棄するようにし
て、ローカルDB151の記憶容量を確保する処理を行
うことにする。すなわち、必要なノード200のみをイ
ンデックス情報の再構築に用いることができるようにフ
ィルタリングしたり、後に不要となったインデックス情
報を破棄できるようにする。
【0126】実施の形態1に係る各受信装置150にお
いては、例えば以下のパラメータの少なくとも一つを用
いることによって各ノード200毎の必要度を求めるも
のとする。 受信装置150におけるあるノード200のアクセ
ス頻度 あるノード200の放送頻度
【0127】のアクセス頻度は、前述した検索処理に
おける各ノード200へのアクセス状況を記録しておく
ことによって容易に得ることが可能なものである。ま
た、の放送頻度は、例えば各ノード200の受信状況
を記録しておき、同一IDのノード毎の受信状況を集計
することによって容易に求めることができるものであ
る。
【0128】例えば、頻繁に放送されるノード200は
すぐにつぎの放送機会がおとずれるので、(たとえ受信
装置150で頻繁にアクセスされたとしても)受信装置
150側で保存しておかなければならない必要度は低
い。また、同じアクセス頻度のノードであれば、放送頻
度の高い方を破棄したほうが良い。
【0129】なお、受信装置150におけるノード20
0へのアクセス頻度とノード200の放送頻度に基づい
て特定のノード200の最終的な必要度を定めるには様
々な基準が考えられるが、システムの運用状況に応じて
適切な基準を選択すれば良い。例えば、極めて頻繁に放
送されるノード200については破棄することにし、そ
うでないノード200については放送頻度に関係なく、
受信装置150側のアクセス頻度のみによって必要度を
決定する(Swarup Acharya, Rafael Alonso, Michael F
ranklin, Stanley Zdonik. "Broadcast Disks: Data Ma
nagement for Asymmetric Communication Environment
s", Proc. ACM SIGMOD '95 )。また、アクセス頻度と
放送頻度は、タイムスケールの取り方によって著しく変
化する可能性がある。そのため、利用者の興味の変化
や、配信側の放送スケジュールを考慮する必要がある。
【0130】また、ノード200の必要度を決定する基
準として、前述したアクセス頻度および/または放送頻
度に加えて、または単独で、各ノード200が有する次
回放送時刻を基準とすることもできる。具体的には、ノ
ード200の次回放送時刻を参照し、次回の放送が一定
時間内に行われるような場合には、そのノード200を
破棄するというものである。
【0131】さらに、ノード200の必要度を決定する
基準として、アクセス頻度,放送頻度および次回放送時
刻の少なくとも一つに加えて、または単独で、各ノード
200が有する有効期限を利用することができる。この
有効期限をノード200の必要度の決定に利用した場
合、例えば、アクセス頻度と放送頻度が等しく、アクセ
ス頻度が高い場合には有効期限が長いノードを破棄する
方が有効である。これは、有効期限が長いノードは、有
効期限が短いノードよりも再び取得できる機会の多いこ
とが期待されるからである。逆に有効期限が短いノード
を廃棄してしまうと、そのノードを取得するまでの間に
有効期限が切れ、検索洩れが生じる虞がある点で注意を
要する。このような方針を取ることで、より幅広いコン
テンツに利用者がアクセスする機会を与えることにな
る。一方、アクセス頻度が低い場合には、次回アクセス
する前に有効期限が切れる可能性があるので、有効期限
が長いノードを破棄しないようにするのが得策である。
【0132】なお、詳細な説明については省略するが、
配信装置100から配信される放送予定情報(図7参
照)に基づいて、ノード200を受信するか否かを決定
することもできる。また、一度破棄したノード200と
同一IDのノード200を受信したような場合について
は、そのノード200を受信した際に直ちに破棄するよ
うにしても良い。
【0133】4.効果 このように、実施の形態1に係る情報配信システムによ
れば、放送波を介し、コンテンツを検索するためのイン
デックス情報を各ユーザに同報的に配信し、各ユーザ側
でコンテンツの検索処理を行うようにしてシステム内に
おける検索処理の分散化を図りつつ、インデックス情報
を断片化して配信することにより、限られた伝送容量の
中で膨大な量のインデックス情報を効率良く配信するこ
とができる。そして、インデックス情報を断片化して放
送するため、放送波という公共性の高い伝送路を利用す
る場合であっても、各受信装置150において精度の高
い検索処理を可能とする情報量の多いインデックス情報
を効率良く配信することができ、膨大な量のコンテンツ
の中から所望のコンテンツを効率良く検索することが可
能となる。
【0134】また、ノード200毎の必要度を定め、必
要度の低いものを優先的に破棄するようにしたため、ロ
ーカルDB151に保存するインデックス情報のノード
200の数を減少させることができ、ローカルDB15
1の有効活用を図ることが可能となる。
【0135】〔実施の形態2〕つぎに、本発明の実施の
形態2に係る情報配信システムについて説明する。な
お、情報配信システムを構成する配信装置および受信装
置の構成については図1に示した通りであるため、ここ
ではそれらについての説明を省略する。そこで、以下で
は、 1.インデックス情報 2.具体的な処理 3.効果 の順で実施の形態2に係る情報配信システムについて実
施の形態1で説明した点と異なる点を中心にして説明す
る。
【0136】1.インデックス情報 図16は、実施の形態2に係る配信装置および受信装置
において利用されるインデックス情報の説明図である。
この図16に示すインデックス情報はグラフ構造で構成
されたものであるが、もちろんツリー構造で構成された
ものであっても良い。実施の形態2におけるインデック
ス情報を構成する各ノードは、主にインデックス情報の
構造に関する情報を含むヘッダ情報(第1の情報)と、
コンテンツに関する付加情報を含むノード本体(第2の
情報)とから構成される。配信装置100および受信装
置150において、ヘッダ情報およびノード本体は、図
16に示すように分離して管理され、ヘッダ情報によっ
てインデックス情報の構造が表現され、ノード本体は対
応するヘッダ情報にリンクされる。
【0137】各ノードのヘッダ情報は、例えば、以下の
ような情報を含むものである。 ・ノードID: 各ノードを一意に識別するためのID
である。受信装置150でインデックス構造を再構築す
る際に、ヘッダ情報同士を接続するために使用される。 ・位置情報: インデックス情報中の各ヘッダ情報の位
置を表す情報である。ここでは、インデックス情報の構
造の変化に対応できるように相対アドレスを位置情報と
する。 ・タイムスタンプ: ノードが配信側で生成された時刻
である。実施の形態1で説明したように、同一のIDを
持つノードを置換する際に使用される。 ・有効期限: ノードを利用できる期限を示すものであ
る。実施の形態1で説明したように、検索時に検索の有
効性を判断するためや、新しいノードの受信が必要かど
うかを判断するために使用される。 ・次回放送予定時刻: 同一のノードが次回放送される
予定時刻を示すものである。 ・構造情報: 他ノードとの構造上の相関情報およびイ
ンデックス本体とのリンク情報を含む。ただし、子ノー
ドへのリンクは、それぞれのノードのノードIDによっ
て表現される。また、リンクしている子ノードの次回放
送予定時刻も埋め込まれる。 ・その他: 最終変更時刻,作成時刻など。
【0138】また、ノード本体は、コンテンツに関する
付加情報として、コンテンツの内容を表現した要約情報
や、コンテンツが放送される帯域および時間帯,または
通信ネットワーク上のアドレス(例えばURL)等を示
すコンテンツの所在情報等を含んでいる。
【0139】2.具体的な処理 つぎに、実施の形態2に係る配信装置100および受信
装置150における具体的な処理について、 (1)インデックス情報の断片化・再構築処理 (2)コンテンツの検索・取得処理 の順で配信装置100および受信装置150における処
理をそれぞれ説明する。
【0140】(1)インデックス情報の断片化・再構築
処理 1)配信装置における処理 図17は、配信装置100に用意されたインデックス情
報を示す説明図である。図16を用いて説明したよう
に、配信側DB101には、ヘッダ情報およびノード本
体が分離されて構成されたインデックス情報が格納され
ている。また、配信側DB101には、例えば実施の形
態1で図14を用いて説明したような方法により、ノー
ド本体に含まれるコンテンツの付加情報を用いて生成さ
れたフリーワード検索用インデックスも用意されてい
る。
【0141】つぎに、図4を用いて配信装置100にお
けるインデックス情報の断片化処理を簡単に説明する。
インデックス情報は、図17に示すような構造となるよ
うに、インデックス生成部103によって生成される
(S101)。断片化処理部104は、インデックス生
成部103で生成されたインデックス情報をノード単位
に断片化する(S102)。断片化処理部104は、ヘ
ッダ情報の内容に従い、ヘッダ情報およびノード本体を
ノード毎に分離することによってインデックス情報を断
片化する。
【0142】インデックス情報が断片化されると、放送
処理部105は、断片化されたインデックス情報をスト
リーム化する(S103)。放送処理部105は、ヘッ
ダ情報および対応するノード本体をノード単位にまとめ
てストリーム化しても良いし、ヘッダ情報およびノード
本体をそれぞれ異なるチャンネルで放送することができ
るように、ヘッダ情報毎、ノード本体毎にストリーム化
することにしても良い。
【0143】ストリーム化の方法は実施の形態1におい
て図5を用いて説明した通りである。例えば、放送処理
部105は、インデックス情報の構造に従って関連する
ノード同士が連続するように各ノードをストリーム化し
たり、各ノードを異なる頻度で放送できるように各ノー
ドをストリーム化したりすることができる。また、図8
に示したように、放送予定時刻に基づいた固定スケジュ
ールで各ノードをストリーム化すると共に、インデック
ス情報の構造の変化や利用者のアクセス要求に応じて設
定された変動スケジュールでインデックス情報の各断片
をストリーム化することもできる。
【0144】そして、放送処理部105は、ステップS
103において各ノードをストリーム化し、図6のフロ
ーチャートに示すように、インデックス情報のノードを
順次放送する(S201)。この際、前述したように、
ヘッダ情報およびノード本体をノード単位で同一のチャ
ンネルを用いて放送しても良いし、ヘッダ情報およびノ
ード本体をそれぞれ別々のチャンネルで放送することに
しても良い。
【0145】2)受信装置における処理 続いて、受信装置150において行われる処理について
説明する。受信装置150の再構築処理部154は、放
送受信処理部153を介してノードを受信すると、受信
したノードをヘッダ情報およびノード本体に分離して管
理するようにし、ヘッダ情報を用いてインデックス情報
の構造(グラフ構造またはツリー構造)を再構築する。
すなわち、再構築処理部154は、ヘッダ情報中の構造
情報を参照し、図16に示したように、ヘッダ情報でイ
ンデックス情報の構造を再現すると共に、対応するノー
ド本体をヘッダ情報に関連付けする。さらに、実施の形
態1で図14を用いて説明したように、ノード本体に基
づいて、フリーワード検索用インデックスを生成する処
理を行う。その結果、図18に示すように、受信装置1
50のローカルDB151には、図17に示した配信側
DB101と同様なインデックス情報が再構築されて格
納されると共に、フリーワード検索用インデックスが生
成されて格納される。
【0146】なお、配信装置100において予め各ノー
ドにフリーワード検索用インデックスを付加するように
しておけば、受信装置150においてフリーワード検索
用インデックスを生成する処理を省略することができ
る。
【0147】受信装置150におけるインデックス情報
の再構築処理について図9を参照しつつ簡単に説明する
と以下の通りである。受信装置150の再構築処理部1
54は、配信装置100から放送されるノードを放送受
信処理部153を介して受信すると(S301)、受信
したノード200と同一のIDを有するノード200が
既にローカルDB151に記憶されているか否かを判定
する(S302)。受信したノード200と同一のID
を有するノード200が未だローカルDB151に記憶
されていないと判定した場合(S302;No)、再構
築処理部154は、このノード200のヘッダをインデ
ックス情報中の所定の位置に配置すると共に、対応する
ノード本体を関連付けしてインデックス情報を再構築す
る(S303)。
【0148】一方、受信したノード200と同一のID
を有するノード200が既にローカルDB151に記憶
されていると判定した場合(S302;Yes)、再構
築処理部154は、さらに、受信したノード200のタ
イムスタンプが既にローカルDB151に記憶されてい
るノード200より新しいか否かを判定する(S30
4)。受信したノード200のタイムスタンプが既にロ
ーカルDB151に記憶されているノード200より新
しいと判定した場合(S304;Yes)、再構築処理
部154は、受信したノード200を用いて既にローカ
ルDB151に記憶されているノード200、即ちヘッ
ダ情報およびノード本体を置換する(S305)。一
方、受信したノード200のタイムスタンプが既にロー
カルDB151に記憶されているノード200より新し
くないと判定した場合(S304;No)、再構築処理
部154は、受信したノード200(ヘッダ情報および
ノード本体)を破棄する(S306)。
【0149】ここで、再構築処理部154は、ローカル
DB151の記憶容量を考慮し、ヘッダ情報については
全てのノードのものをローカルDB151に格納するこ
とにし、ノード本体については実施の形態1で説明した
「インデックス情報の管理処理」に従ってローカルDB
151に格納するか否かを判定し、必要でないものにつ
いてはできるだけ破棄することにしてローカルDB15
1の記憶容量を確保できるようにする。したがって、図
18に示すように、受信装置150のローカルDB15
1においては、ヘッダ情報を用いて配信側DB101の
インデックス情報と同一構造が再現されるが、対応する
ノード本体については全てではなく、一部が格納される
ことになる。また、フリーワード検索用インデックスに
ついても、格納されている一部のノード本体に基づいて
生成されることになる。
【0150】(2)コンテンツの検索・取得処理 つぎに、コンテンツの検索・取得処理について説明す
る。実施の形態1で説明したように、実施の形態2に係
る受信装置150においても、ノードを受信することに
よって部分的にでもインデックス情報が再構築されるた
め、全てのノードを受信する前であっても検索処理を開
始することができる。すなわち、図10に示したよう
に、受信装置150においてコンテンツの検索処理が指
定されると、検索処理部155は、ユーザの指示に従っ
てヘッダ情報を辿り、ヘッダ情報に関連付けられている
ノード本体をブラウジングするという方法で検索処理を
実行し(S401)、所望のコンテンツを取得するため
の処理を実行する(S402)。
【0151】ここで、図19を用いて検索処理の一例を
説明する。受信装置150の検索処理部155は、例え
ばインデックス情報のルートに当たるノードについてヘ
ッダ情報およびノード本体の内容を画面表示する。画面
には、例えば、ヘッダ情報に関連してリンクしている他
のノードに関する情報が表示されると共に、ノード本体
に対応してコンテンツに関する情報が表示される。そし
て、ヘッダ情報に従って関連するノードに進むことによ
り、ノード本体の内容をブラウジングしてコンテンツを
検索することができる。ノード本体には、関連するコン
テンツが放送される帯域や放送時間または通信ネットワ
ーク上のアドレス(例:URL)に関する所在情報が含
まれているため、これらの情報を参照することによりコ
ンテンツを取得することができる。
【0152】前述したように、ここでは放送される全て
のノードのヘッダ情報については全てローカルDB15
1に格納することを前提としたため、ヘッダ情報に従っ
てインデックス情報中の全てのノードをブラウジングす
ることが可能である。ところが、ノード本体については
全てをローカルDB151に格納するわけではないた
め、図19の中央に示すように、ノード本体が格納され
ていないノードについてはノード本体の内容が画面表示
されないことになる。このような場合であっても、ヘッ
ダ情報は格納されているため、ヘッダ情報を参照して他
のノードに進むことは可能となる。
【0153】一方、ユーザがノード本体の内容の表示を
望む場合は、検索処理部155に対してノード本体の取
得指示を入力すれば良い。具体的には、図13に示した
ような処理を行うことにより、ローカルDB151に格
納されていないノード本体を取得することができる。
【0154】検索処理部155は、ノード本体の取得指
示を受けると、通信処理部156に対し、例えばノード
ID等の情報と共にノード本体の取得を要求する。通信
処理部156は、検索処理部155の要求に応じて、通
信ネットワークを介して配信装置100に該当するノー
ド本体の送信を要求する(S501)。配信装置100
の通信処理部106は、受信装置150の要求に応じ
て、該当するノード本体を通信ネットワークを介して送
信する(S502)。受信装置の再構築処理部154
は、通信処理部156を介してノード本体を受信し、対
応するヘッダ情報に対応づけてローカルDB151に格
納する(S503)。検索処理部155は、このような
処理によって取得されたノード本体に基づいて、ノード
本体の内容を画面表示する。
【0155】また、インデックス情報をブラウジングす
ることによってコンテンツを検索するのではなく、図1
8に示したフリーワード検索用インデックスを用いてコ
ンテンツを検索することも可能である。この検索処理に
ついては実施の形態1において図15を用いて説明した
通りであるため、ここでは説明を省略する。
【0156】3.効果 このように、実施の形態2に係る情報配信システムによ
れば、ノードをヘッダ情報およびノード本体に分離して
管理し、かつ、分離したヘッダ情報中に含まれる構造情
報に基づいてインデックス情報のツリー構造またはグラ
フ構造をヘッダ情報を用いて再構築すると共に、ヘッダ
情報および対応するノード本体を関連付けすることによ
ってインデックス情報を再構築することにしたことによ
り、例えば受信側の記憶媒体の有効利用を図りつつ、イ
ンデックス構造の構造に基づく検索処理の効率化の両方
を達成するために、ヘッダ情報については全て保存して
おき、ノード本体については必要なもの以外は破棄する
等の柔軟な処理を行うことが可能となる。具体的に、ヘ
ッダ情報のサイズはノード本体に比べて非常に小さいと
考えられるため、全てのヘッダ情報を格納しておいても
ローカルDB151の記憶容量を圧迫することはない。
むしろ、ヘッダ情報を全て格納しておくことにより、イ
ンデックス情報のブラウジングを容易に行うことが可能
となる。一方、ノード本体については、不要なものを積
極的に破棄することによりローカルDB151の記憶容
量を確保でき、また、削除したものは不要なものである
ので検索処理にも影響は少ない。
【0157】以上説明した実施の形態1および2におい
ては、ノード単位でツリー構造またはグラフ構造のイン
デックス情報を断片化することを前提として説明した
が、図20(a)および図20(b)に示すように、デ
ィジタル放送波の伝送量に応じて、複数のノードの集合
を単位としてインデックス情報を断片化することにして
も良い。
【0158】また、ノード毎に必要度を求めて不要なノ
ードを破棄することにしたが、ユーザの意思で不要なノ
ードを削除することも可能である。再構築処理部154
は、ユーザによるノード削除指示を入力すると、該当す
るノードをローカルDB151から削除する。なお、実
施の形態2の場合においては、ヘッダ情報および対応す
るノード本体の両方を削除するか、ノード本体のみ削除
するかを選択できるようにしても良い。
【0159】また、実施の形態1および2に係るインデ
ックス情報配信装置(配信装置100)および検索装置
(受信装置150)の機能は、予め用意されたプログラ
ムをコンピュータで実行することによって実現される。
このプログラムは、処理の内容に応じて、配信装置10
0および受信装置150毎に作成されると共に、ハード
ディスク,フロッピーディスク,CD−ROM,MO,
DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記
録される。コンピュータは、このような記録媒体からプ
ログラムを読み出して実行することにより、配信装置1
00または受信装置150の機能を実現する。また、こ
のプログラムは、上記記録媒体ではなく、ネットワーク
や放送波等を介して配布することも可能である。この場
合、コンピュータはネットワークや放送波を介してプロ
グラムをダウンロードして実行することになる。
【0160】さらに、実施の形態1および2において
は、数千万規模の利用者に対してコンテンツの検索と送
受信を行うシステムであることを前提とし、このシステ
ムにおけるインデックス情報の送受信の方式としてディ
ジタル放送を有効利用する機構を提示した。システムに
おけるインデックス情報の量と、ディジタル放送による
データ配信の特性、さらには受信装置150側の記憶装
置の容量から発生する問題について考察し、これを解決
する手段としてインデックス情報の断片化について説明
した。そして、断片状態での利用という観点から、配信
装置100側と受信装置150側で行われる配信と再構
築の流れに沿って、断片化の方式について検討を行っ
た。ディジタル放送はこれからますます発展が見込める
分野であり、本発明を適用することで高度な検索機能を
持った放送サービスが実現されることが期待される。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所望のコンテンツを検索するために用意されたインデッ
クス情報を再構築可能な単位に断片化し、断片化された
インデックス情報の各断片をストリーム化して放送する
ため、放送波という公共性の高い伝送路を利用する場合
であっても、限られた伝送容量の中で膨大な量のインデ
ックス情報を効率良く配信することができる。また、イ
ンデックス情報を断片化して放送するため、インデック
ス情報の一部のみが更新されたような場合であっても、
該当する部分のみを放送することにより、低コストで効
果的なインデックス情報の配信処理を行うことができ
る。
【0162】また、本発明によれば、放送されたインデ
ックス情報の断片を順次受信し、受信したインデックス
情報の断片を用いてインデックス情報を再構築するよう
にしたことにより、膨大な量のインデックス情報を効率
良く配信でき、このインデックス情報を用いて所望のコ
ンテンツを効率良く検索することが可能となる。また、
インデックス情報の断片を全て受信していない場合であ
っても、受信した断片を用いて順次インデックス情報が
再構築されていくため、直ちに検索処理を開始すること
ができる。また、インデックス情報が断片化されて放送
されるため、受信側で大きな情報量のインデックス情報
を一度に受信する必要がないことから、インデックス情
報の受信失敗という事態の発生を防止することができ、
失敗した場合の時間的損失も少なくすることができる。
さらに、インデックス情報が断片化されて放送されるた
め、再構築したインデックス情報の一部が壊れたような
場合であっても、該当する断片を受信するのみでインデ
ックス情報を容易に復旧することができる。
【0163】また、本発明によれば、インデックス情報
の構造に基づいて、関連する断片同士が連続するように
インデックス情報の各断片をストリーム化して放送する
ことにより、インデックス情報の全ての断片が揃ってい
ないとしても、受信側ではインデックス情報の一部を直
ちに再構築することができるため、効率の良い検索処理
を行うことが可能となる。
【0164】また、本発明によれば、予め定めた基準に
基づいて、インデックス情報の各断片を異なる頻度で放
送することにより、例えばより重要性の高い情報を含む
断片やより頻繁に更新される情報を含む断片をより高い
頻度で放送することが可能となるため、未受信の断片ま
たは欠損断片を原因とする検索不可能部分をできる限り
減少できると共に、古い情報に基づいた不正確な検索処
理が行われることを防止することができる。
【0165】また、本発明によれば、予め設定された固
定スケジュールでインデックス情報の各断片をストリー
ム化して放送すると共に、固定スケジュールによるイン
デックス情報の放送とは別に、任意に設定された変動ス
ケジュールでインデックス情報の各断片をストリーム化
して放送することにより、固定スケジュールによる放送
でインデックス情報をスケジュール通りに放送しつつ、
インデックス情報の構造が変化した場合等に応じてスケ
ジューリングした変動スケジュールでインデックス情報
の特定の断片を放送することができるため、効率の良い
インデックス情報の配信および検索処理を行うことがで
きる。
【0166】また、本発明によれば、受信側がインデッ
クス情報の特定の断片の送信を通信回線を介して配信側
に要求し、配信側が要求された断片を通信回線を介して
受信側に送信し、受信側が配信側から送信された断片を
受信してインデックス情報を再構築することを可能にし
たことにより、未受信または破損したインデックス情報
の断片を直ちに取得することが可能となるため、効率の
良い検索処理が可能となる。
【0167】また、本発明によれば、インデックス情報
がツリー構造またはグラフ構造で構成されており、ツリ
ー構造中またはグラフ構造中の一つのノードまたは複数
のノードを単位としてインデックス情報を断片化し、断
片として受信したノードを用いてインデックス情報を再
構築することにより、インデックス情報の断片の単位が
明確となるため、インデックス情報を容易に断片化でき
ると共に、断片化したインデックス情報を容易に再構築
することができる。
【0168】また、本発明によれば、ノードが他のノー
ドとの関連性を示す関連情報を少なくとも有しているこ
とから、受信したノードの関連情報に基づいてインデッ
クス情報を再構築することにより、インデックス情報を
容易に再構築することができる。すなわち、各ノードと
の関連性を示す関連情報により各ノードの関係が明確と
なるため、インデックス情報を容易に再構築することが
できる。
【0169】また、本発明によれば、ノードが複数のノ
ードの中から自ノードを識別するための識別子および自
ノードが生成された時刻を示すタイムスタンプを有して
おり、既に受信済みのノードと同一の識別子を有するノ
ードを受信した際に、受信したノードのタイムスタンプ
を参照し、受信したノードが受信済みのノードより新し
い場合、受信したノードで受信済みのノードを置換する
ことにしたため、古い情報に基づいて不正確な検索処理
が行われてしまうことを防止できる。
【0170】また、本発明によれば、ノードを受信した
際および/または受信したノードを用いてインデックス
情報を再構築した後に、ノードが必要なノードであるか
否かを判定し、必要なノードではないと判定した場合に
ノードを破棄することにしたことにより、大量のコンテ
ンツを検索するための膨大な情報量のインデックス情報
を全て保存しておく必要をなくすことができるため、受
信側の記憶媒体の有効利用を図ることができる。また、
検索対象となるインデックス情報を減少させることがで
きるため、コンテンツの検索速度の向上を図ることがで
きる。
【0171】また、本発明によれば、ノードの放送頻度
および/またはノードに対するアクセス頻度に基づい
て、ノードが必要なノードであるか否かを判定すること
にしたため、実際の運用状況に応じて各ノードを保存し
ておくか否かを柔軟に判定することができる。
【0172】また、本発明によれば、ノードが自ノード
の次回放送予定時刻を示す放送予定情報を有しており、
放送頻度および/またはアクセス頻度に加えて、または
単独で、放送予定情報に基づいて、ノードが必要なノー
ドであるか否かを判定することにしたため、実際の運用
状況に応じて各ノードを保存しておくか否かを柔軟に判
定することができる。
【0173】また、本発明によれば、ノードが自ノード
を利用することが可能な期限を示す有効期限情報を有し
ており、放送頻度,アクセス頻度および放送予定情報の
少なくとも一つに加えて、または単独で、有効期限情報
に基づいて、ノードが必要なノードであるか否かを判定
することにしたため、実際の運用状況に応じて各ノード
を保存しておくか否かを柔軟に判定することができる。
【0174】また、本発明によれば、ノードが各ノード
の関連性を示す関連情報を含む第1の情報およびコンテ
ンツに関する第2の情報を少なくとも有しており、ノー
ドを第1の情報および第2の情報に分離して管理し、か
つ、分離した第1の情報中に含まれる関連情報に基づい
てインデックス情報のツリー構造またはグラフ構造を第
1の情報を用いて再構築すると共に、第1の情報および
対応する第2の情報を関連付けすることによってインデ
ックス情報を再構築することにしたことにより、例えば
受信側の記憶媒体の有効利用を図りつつ、インデックス
構造の構造に基づく検索処理の効率化の両方を達成する
ために、第1の情報については保存しておき、第2の情
報については必要なもの以外は破棄する等の柔軟な処理
を行うことが可能となる。
【0175】また、本発明によれば、関連情報に従って
ノード間を移動してコンテンツに関する情報をブラウジ
ングし、コンテンツの検索処理を実行することにしたた
め、インデックス情報の構造に従った効率の良い検索処
理を行うことができる。
【0176】また、本発明によれば、再構築手段で再構
築されたインデックス情報を構成する各ノードのコンテ
ンツに関する情報を用いて、所望のコンテンツに関連す
るノードを検索するためのフリーワード検索用のインデ
ックスを生成しておくと共に、フリーワード検索用のイ
ンデックスを用いて所望のノードを検索するための検索
条件を入力できるようにし、入力された検索条件および
フリーワード検索用のインデックスを用いて該当するノ
ードを検索することを可能としたため、ブラウジング以
外の検索手法を提供することができ、検索処理の効率化
を図ることができる。また、全てのノードが揃っていな
い場合であっても、揃っているノードを利用して精度の
高い検索処理を行うことができる。
【0177】また、本発明によれば、再構築したインデ
ックス情報を用いて検索する対象となるコンテンツが、
少なくとも放送局から放送されるコンテンツおよび/ま
たは通信回線を介して通信可能なサーバが有するコンテ
ンツであり、さらに、放送局から放送されるコンテンツ
の中から検索した結果に該当するコンテンツを受信する
ことにより、かつ/または検索した結果に該当するコン
テンツの送信をサーバに要求することにより、検索結果
に該当するコンテンツを取得することを可能にしたた
め、多数のチャンネルでコンテンツを放送する放送サー
ビスやビデオオンデマンドようなサービスに本発明を適
用することが可能となる。
【0178】また、本発明によれば、インデックス情報
配信装置または検索装置の各手段としてコンピュータを
機能させるためのプログラムを記録媒体に記録して配布
することが可能となるため、このプログラムをコンピュ
ータで実行することにより、配信側ではインデックス情
報を断片化して、限られた伝送容量の中で膨大な量のイ
ンデックス情報を効率良く配信する処理を実行すること
が可能となり、受信側では、このインデックス情報の断
片を用いてインデックス情報を再構築し、高精度な検索
処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報配信システム
の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る情報配信システム
において利用されるインデックス情報の一例を示し、
(a)はツリー構造のインデックス情報の説明図であ
り、(b)はグラフ構造のインデックス情報の説明図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態1に情報配信システムにお
ける処理の概略を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る配信装置によるイ
ンデックス情報の断片化処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の実施の形態1に係る情報配信システム
において、(a)は断片化されるインデックス情報の一
例を示す説明図であり、(b)はストリーム化されたイ
ンデックス情報を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る配信装置によるイ
ンデックス情報の放送処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態1に係る配信装置によって
放送されるインデックス情報の放送予定時刻に関する説
明図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る配信装置によるイ
ンデックス情報の放送方法に関する説明図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係る受信装置によるイ
ンデックス情報の再構築処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の実施の形態1に係る受信装置による
インデックス情報を用いたコンテンツの検索処理の概略
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態1に係る受信装置による
インデックス情報を用いたコンテンツの検索処理の説明
図である。
【図12】本発明の実施の形態1に係る受信装置におい
て、位置情報や構造情報を用いてノード間のリンクを生
成可能であることを示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態1に係る情報配信システ
ムにおいて、配信装置および受信装置間で実行される不
足ノードの取得処理の概略を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の実施の形態1に係る受信装置による
フリーワード検索用のインデックス生成処理の概略を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態1に係る受信装置による
フリーワード検索処理の概略を示すフローチャートであ
る。
【図16】本発明の実施の形態2に係る情報配信システ
ムにおいて利用されるインデックス情報の一例を示す説
明図である。
【図17】本発明の実施の形態2に係る配信装置に用意
されたインデックス情報およびフリーワード検索用イン
デックスを示す説明図である。
【図18】本発明の実施の形態2に係る受信装置におい
て再構築されたインデックス情報およびインデックス情
報に基づいて生成されたフリーワード検索用インデック
スを示す説明図である。
【図19】本発明の実施の形態2に係る受信装置による
インデックス情報を用いたコンテンツの検索処理の説明
図である。
【図20】本発明の実施の形態1および2に係る情報配
信システムにおいて、複数のノードをインデックス情報
の断片化の単位とした場合の説明図である。
【図21】本発明の前提として、インデックス情報を配
信する3種類の方法の長所・短所を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
100 配信装置 101 配信側DB 102 処理部 103 インデックス生成部 104 断片化処理部 105 放送処理部 106 通信処理部 150 受信装置 151 ローカルDB 152 処理部 153 放送受信処理部 154 再構築処理部 155 検索処理部 156 通信処理部 200 ノード 201 リンク 202 コンテンツ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 11/18 (54)【発明の名称】 インデックス情報配信方法,インデックス情報配信装置,検索装置およびそれらの装置の各手段 としてコンピュ―タを機能させるためのプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録 媒体

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のコンテンツを検索するために用意
    されたインデックス情報を再構築可能な単位に断片化す
    る断片化工程と、 前記断片化工程で断片化された前記インデックス情報の
    各断片をストリーム化して放送する放送工程と、 前記放送工程で放送されたインデックス情報の断片を順
    次受信し、受信したインデックス情報の断片を用いて前
    記インデックス情報を再構築する再構築工程と、 を含むことを特徴とするインデックス情報配信方法。
  2. 【請求項2】 前記放送工程は、前記インデックス情報
    の構造に基づいて、関連する断片同士が連続するように
    前記インデックス情報の各断片をストリーム化して放送
    することを特徴とする請求項1に記載のインデックス情
    報配信方法。
  3. 【請求項3】 前記放送工程は、予め定めた基準に基づ
    いて、前記インデックス情報の各断片を異なる頻度で放
    送することを特徴とする請求項1または2に記載のイン
    デックス情報配信方法。
  4. 【請求項4】 前記放送工程は、予め設定された固定ス
    ケジュールで前記インデックス情報の各断片をストリー
    ム化して放送する固定スケジュール放送工程と、前記固
    定スケジュール放送工程によるインデックス情報の放送
    とは別に、任意に設定された変動スケジュールで前記イ
    ンデックス情報の各断片をストリーム化して放送する変
    動スケジュール放送工程と、を含むことを特徴とする請
    求項1に記載のインデックス情報配信方法。
  5. 【請求項5】 さらに、通信回線を介して、前記放送工
    程で放送された前記インデックス情報の特定の断片の送
    信を要求する断片送信要求工程と、 前記断片送信要求工程で要求された断片を通信回線を介
    して送信する断片送信工程と、を含み、 前記再構築工程は、前記断片送信工程で送信された断片
    を受信し、受信した断片を用いて前記インデックス情報
    を再構築することを特徴とする請求項1に記載のインデ
    ックス情報配信方法。
  6. 【請求項6】 前記インデックス情報は、ツリー構造ま
    たはグラフ構造で構成されており、 前記断片化工程は、前記ツリー構造中またはグラフ構造
    中の一つのノードまたは複数のノードを単位として前記
    インデックス情報を断片化し、 前記再構築工程は、前記断片として受信したノードを用
    いて前記インデックス情報を再構築することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか一つに記載のインデックス情
    報配信方法。
  7. 【請求項7】 前記ノードは、他のノードとの関連性を
    示す関連情報を少なくとも有しており、 前記再構築工程は、受信したノードの関連情報に基づい
    て前記インデックス情報を再構築することを特徴とする
    請求項6に記載のインデックス情報配信方法。
  8. 【請求項8】 前記ノードは、複数のノードの中から自
    ノードを識別するための識別子および前記自ノードが生
    成された時刻を示すタイムスタンプを有しており、 前記再構築工程は、既に受信済みのノードと同一の識別
    子を有するノードを受信した際に、受信したノードのタ
    イムスタンプを参照し、前記受信したノードが前記受信
    済みのノードより新しい場合、前記受信したノードで前
    記受信済みのノードを置換することを特徴とする請求項
    6または7に記載のインデックス情報配信方法。
  9. 【請求項9】 前記再構築工程は、前記ノードを受信し
    た際および/または前記受信したノードを用いてインデ
    ックス情報を再構築した後に、前記ノードが必要なノー
    ドであるか否かを判定し、必要なノードではないと判定
    した場合に前記ノードを破棄することを特徴とする請求
    項6または7に記載のインデックス情報配信方法。
  10. 【請求項10】 前記再構築工程は、前記ノードの放送
    頻度および/または前記ノードに対するアクセス頻度に
    基づいて、前記ノードが必要なノードであるか否かを判
    定することを特徴とする請求項9に記載のインデックス
    情報配信方法。
  11. 【請求項11】 前記ノードは、自ノードが次回放送さ
    れる予定時刻を示す放送予定情報を有しており、 前記再構築工程は、前記放送頻度および/またはアクセ
    ス頻度に加えて、または単独で、前記放送予定情報に基
    づいて、前記ノードが必要なノードであるか否かを判定
    することを特徴とする請求項9または10に記載のイン
    デックス情報配信方法。
  12. 【請求項12】 前記ノードは、自ノードを利用するこ
    とが可能な期限を示す有効期限情報を有しており、 前記再構築工程は、前記放送頻度,アクセス頻度および
    放送予定情報の少なくとも一つに加えて、または単独
    で、前記有効期限情報に基づいて、前記ノードが必要な
    ノードであるか否かを判定することを特徴とする請求項
    9,10または11に記載のインデックス情報配信方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ノードは、他のノードとの関連性
    を示す関連情報を含む第1の情報および前記コンテンツ
    に関する第2の情報を少なくとも有しており、 前記再構築工程は、前記ノードを前記第1の情報および
    第2の情報に分離して管理し、かつ、分離した第1の情
    報中に含まれる関連情報に基づいて前記インデックス情
    報のツリー構造またはグラフ構造を前記第1の情報を用
    いて再構築すると共に、前記第1の情報および対応する
    第2の情報を関連付けすることにより、前記インデック
    ス情報を再構築することを特徴とする請求項6に記載の
    インデックス情報配信方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の情報は、さらに、複数のノ
    ードの中から自ノードを識別するための識別子および前
    記自ノードが生成された時刻を示すタイムスタンプを含
    んでおり、 前記再構築工程は、既に受信済みのノードと同一の識別
    子を有するノードを受信した際に、受信したノードのタ
    イムスタンプを参照し、前記受信したノードが前記受信
    済みのノードより新しい場合、前記受信したノードで前
    記受信済みのノードを置換することを特徴とする請求項
    13に記載のインデックス情報配信方法。
  15. 【請求項15】 複数の受信側に対し、複数のコンテン
    ツの中から所望のコンテンツを検索するために用いるイ
    ンデックス情報を放送により配信するインデックス情報
    配信装置であって、 前記インデックス情報を記憶したインデックス記憶手段
    と、 前記インデックス記憶手段に記憶されているインデック
    ス情報を再構築可能な単位に断片化する断片化手段と、 前記断片化手段で断片化されたインデックス情報の各断
    片をストリーム化して放送する断片放送手段と、 を備えたことを特徴とするインデックス情報配信装置。
  16. 【請求項16】 前記断片放送手段は、前記インデック
    ス情報の構造に基づいて、関連する断片同士が連続する
    ように前記インデックス情報の各断片をストリーム化し
    て放送することを特徴とする請求項15に記載のインデ
    ックス情報配信装置。
  17. 【請求項17】 前記断片放送手段は、予め定めた基準
    に基づいて、前記インデックス情報の各断片を異なる頻
    度で放送することを特徴とする請求項15または16に
    記載のインデックス情報配信装置。
  18. 【請求項18】 前記断片放送手段は、予め設定された
    固定スケジュールで前記インデックス情報の各断片をス
    トリーム化して放送すると共に、前記固定スケジュール
    による放送とは別に、任意に設定された変動スケジュー
    ルで前記インデックス情報の各断片をストリーム化して
    放送することを特徴とする請求項15に記載のインデッ
    クス情報配信装置。
  19. 【請求項19】 さらに、通信回線を介して、前記受信
    側から送信された前記インデックス情報の特定の断片の
    送信を要求する断片送信要求情報を受信する処理および
    前記断片送信要求情報によって要求された断片を前記受
    信側に送信する処理を行う第1の通信手段を備えたこと
    を特徴とする請求項15に記載のインデックス情報配信
    装置。
  20. 【請求項20】 前記インデックス情報は、ツリー構造
    またはグラフ構造で構成されており、 前記断片化手段は、前記ツリー構造中またはグラフ構造
    中の一つのノードまたは複数のノードを単位として前記
    インデックス情報を断片化することを特徴とする請求項
    15〜19のいずれか一つに記載のインデックス情報配
    信装置。
  21. 【請求項21】 さらに、前記インデックス情報を用い
    た検索の対象となるコンテンツを放送するコンテンツ放
    送手段を備えたことを特徴とする請求項15〜20のい
    ずれか一つに記載のインデックス情報配信装置。
  22. 【請求項22】 さらに、前記インデックス情報を用い
    た検索の対象となるコンテンツを記憶するコンテンツ記
    憶手段と、 通信回線を介して、前記受信側から送信された特定のコ
    ンテンツの送信を要求するコンテンツ送信要求情報を受
    信する処理および前記コンテンツ送信要求情報によって
    要求されたコンテンツを前記コンテンツ記憶手段から読
    み出して前記受信側に送信する処理を行う第2の通信手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項15〜21のいずれか
    一つに記載のインデックス情報配信装置。
  23. 【請求項23】 配信側から放送により配信されたイン
    デックス情報を用いて所望のコンテンツを検索するため
    の検索装置であって、 前記配信側で再構築可能な単位に断片化されて放送され
    た前記インデックス情報の各断片を受信する断片受信手
    段と、 前記断片受信手段で受信した各断片を用いて前記インデ
    ックス情報を再構築する再構築手段と、 前記再構築手段で再構築された前記インデックス情報を
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されているインデックス情報を用い
    てコンテンツを検索する検索手段と、 を備えたことを特徴とする検索装置。
  24. 【請求項24】 前記インデックス情報の各断片は、関
    連する断片同士が連続するようにストリーム化されて放
    送され、 前記再構築手段は、前記断片受信手段で受信した断片を
    順次用いて前記インデックス情報を再構築することを特
    徴とする請求項23に記載の検索装置。
  25. 【請求項25】 前記インデックス情報の各断片は、各
    断片が異なる頻度で放送されるようにストリーム化され
    て放送され、 前記再構築手段は、前記断片受信手段で受信した断片を
    用いて前記インデックス情報を再構築することを特徴と
    する請求項23または24に記載の検索装置。
  26. 【請求項26】 前記インデックス情報の各断片は、予
    め設定された固定スケジュールでストリーム化されて放
    送されると共に、固定スケジュールによる放送とは別
    に、任意に設定された変動スケジュールでストリーム化
    されて放送され、 前記再構築手段は、前記断片受信手段で受信した固定ス
    ケジュールで放送された断片および変動スケジュールで
    放送された断片を用いて前記インデックス情報を再構築
    することを特徴とする請求項23に記載の検索装置。
  27. 【請求項27】 さらに、通信回線を介して、前記配信
    側に前記インデックス情報の特定の断片の送信を要求す
    る断片送信要求情報を送信し、前記断片送信要求情報に
    対応して前記配信側から送信されてきた断片を受信する
    第1の通信手段を備え、 前記再構築手段は、前記第1の通信手段で受信した断片
    を用いて、前記インデックス情報を再構築することを特
    徴とする請求項23に記載の検索装置。
  28. 【請求項28】 前記インデックス情報は、ツリー構造
    またはグラフ構造で構成されており、前記ツリー構造中
    またはグラフ構造中の一つのノードまたは複数のノード
    を単位として断片化されて放送され、 前記ノードは、他のノードとの関連性を示す関連情報お
    よび前記コンテンツに関するコンテンツ情報を少なくと
    も有しており、 前記再構築手段は、前記断片として受信したノードの関
    連情報に基づいて、前記インデックス情報を再構築する
    ことを特徴とする請求項23〜27のいずれか一つに記
    載の検索装置。
  29. 【請求項29】 前記検索手段は、前記関連情報に従っ
    て前記ノード間を移動して前記コンテンツ情報をブラウ
    ジングすることにより、コンテンツの検索処理を実行す
    るものであることを特徴とする請求項28に記載の検索
    装置。
  30. 【請求項30】 前記ノードは、さらに、複数のノード
    の中から自ノードを識別するための識別子および前記自
    ノードが生成された時刻を示すタイムスタンプを有して
    おり、 前記再構築手段は、前記断片受信手段を介して既に受信
    済みのノードと同一の識別子を有するノードを受信した
    際に、受信したノードのタイムスタンプを参照し、前記
    受信したノードが前記受信済みのノードより新しい場
    合、前記受信したノードで前記受信済みのノードを置換
    することを特徴とする請求項28に記載の検索装置。
  31. 【請求項31】 前記再構築手段は、前記ノードを受信
    した際および/または前記ノードを用いてインデックス
    情報を再構築した後に、前記ノードが必要なノードであ
    るか否かを判定し、必要なノードではないと判定した場
    合に前記ノードを破棄することを特徴とする請求項28
    に記載の検索装置。
  32. 【請求項32】 前記再構築手段は、前記ノードの放送
    頻度および/または前記ノードに対するアクセス頻度に
    基づいて、前記ノードが必要なノードであるか否かを判
    定することを特徴とする請求項31に記載の検索装置。
  33. 【請求項33】 前記ノードは、自ノードが次回放送さ
    れる予定時刻を示す放送予定情報を有しており、 前記再構築手段は、前記放送頻度および/またはアクセ
    ス頻度に加えて、または単独で、前記放送予定情報に基
    づいて、前記ノードが必要なノードであるか否かを判定
    することを特徴とする請求項31または32に記載の検
    索装置。
  34. 【請求項34】 前記ノードは、自ノードを利用するこ
    とが可能な期限を示す有効期限情報を有しており、 前記再構築手段は、前記放送頻度,アクセス頻度および
    放送予定情報の少なくとも一つに加えて、または単独
    で、前記有効期限情報に基づいて、前記ノードが必要な
    ノードであるか否かを判定することを特徴とする請求項
    31,32または33に記載の検索装置。
  35. 【請求項35】 さらに、前記再構築手段で再構築され
    たインデックス情報を構成する各ノードのコンテンツ情
    報を用いて、所望のコンテンツに関連するノードを検索
    するためのフリーワード検索用のインデックスを生成す
    るインデックス生成手段と、 前記フリーワード検索用のインデックスを用いて所望の
    ノードを検索するための検索条件を入力する条件入力手
    段と、を備え、 前記検索手段は、前記条件入力手段から入力された検索
    条件および前記フリーワード検索用のインデックスを用
    いて該当するノードを検索することを特徴とする請求項
    28に記載の検索装置。
  36. 【請求項36】 前記インデックス情報は、ツリー構造
    またはグラフ構造で構成されており、前記ツリー構造中
    またはグラフ構造中の一つのノードまたは複数のノード
    を単位として断片化されて放送され、 前記ノードは、他のノードとの関連性を示す関連情報を
    含む第1の情報および前記コンテンツに関する第2の情
    報を少なくとも有しており、 前記再構築手段は、前記断片としてのノードを前記第1
    の情報および第2の情報に分離して管理し、かつ、分離
    した第1の情報中に含まれる関連情報に基づいて前記イ
    ンデックス情報のツリー構造またはグラフ構造を前記第
    1の情報を用いて再構築すると共に、前記第1の情報お
    よび対応する第2の情報を関連付けすることにより、前
    記インデックス情報を再構築することを特徴とする請求
    項23〜27のいずれか一つに記載の検索装置。
  37. 【請求項37】 前記検索手段は、前記第1の情報中の
    関連情報に従って前記ノード間を移動して前記第2の情
    報をブラウジングすることにより、コンテンツの検索処
    理を実行するものであることを特徴とする請求項36に
    記載の検索装置。
  38. 【請求項38】 前記第1の情報は、さらに、複数のノ
    ードの中から自ノードを識別するための識別子および前
    記自ノードが生成された時刻を示すタイムスタンプを有
    しており、 前記再構築手段は、既に受信済みのノードと同一の識別
    子を有するノードを受信した際に、受信したノードのタ
    イムスタンプを参照し、前記受信したノードが前記受信
    済みのノードより新しい場合、前記受信したノードで前
    記受信済みのノードを置換することを特徴とする請求項
    36に記載の検索装置。
  39. 【請求項39】 さらに、前記再構築手段で再構築され
    たインデックス情報中の第2の情報を用いて、所望のコ
    ンテンツに関連するノードを検索するためのフリーワー
    ド検索用のインデックスを生成するインデックス生成手
    段と、 前記フリーワード検索用のインデックスを用いて所望の
    ノードを検索するための検索条件を入力する条件入力手
    段と、を備え、 前記検索手段は、前記条件入力手段から入力された検索
    条件および前記フリーワード検索用のインデックスを用
    いて該当するノードを検索することを特徴とする請求項
    36に記載の検索装置。
  40. 【請求項40】 前記再構築したインデックス情報を用
    いて検索する対象となるコンテンツは、少なくとも放送
    局から放送されるコンテンツおよび/または通信回線を
    介して通信可能なサーバが有するコンテンツであり、 さらに、放送局から放送されるコンテンツの中から前記
    検索手段で検索した結果に該当するコンテンツを受信す
    るコンテンツ受信手段および/または前記検索手段で検
    索した結果に該当するコンテンツの送信を前記サーバに
    要求することにより、前記検索結果に該当するコンテン
    ツを受信する第2の通信手段を備えたことを特徴とする
    請求項23〜39のいずれか一つに記載の検索装置。
  41. 【請求項41】 前記請求項15〜22のいずれか一つ
    に記載のインデックス情報配信装置の各手段としてコン
    ピュータを機能させるためのプログラムを記録したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  42. 【請求項42】 前記請求項23〜40のいずれか一つ
    に記載の検索装置の各手段としてコンピュータを機能さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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