JP2008071370A - ニーズ情報構築方法、ニーズ情報構築装置、ニーズ情報構築プログラム及びこれを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】顧客のニーズを示すニーズ情報を、顧客から見た商品特性が表されているトピックネットに設定する。トピック単位の評価基準をトピックネットに設けておき、トピックネットに設定されたニーズ情報と評価基準と商品仕様とに基づいて、顧客のニーズをどの程度満たす商品かを示す総合適合度を、商品毎に算出する。総合適合度が最も高い商品が、顧客のニーズに最も合う商品であると推察できる。
【選択図】図8
Description
本発明は、顧客の要望に合致する商品を検索するためのセールス支援技術を提供することを目的とする。
・ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶ステップ、
・前記ノードネットを出力する出力ステップ、
・前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付ステップ。
・前記ノード識別情報または前記リンク識別情報と、前記ニーズ情報を前記顧客から収集することを支援するための支援情報と、前記ノード識別情報または前記リンク識別情報と前記支援情報との対応と、を記憶する支援情報記憶ステップ、
・いずれかのノードまたはリンクの選択と、選択されたノードまたはリンクに対応する支援情報の出力要求と、を受け付ける支援要請ステップ。
支援情報としては、「新幹線でDVDが見られたらよいと思いませんか?」などの発話表現や、WWW(World Wide Web)へのリンクなどが挙げられる。セールスマンは、支援情報を用いて顧客のニーズをさらに掘り出すことができる。
・ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶ステップ、
・前記ノードネットを出力する出力ステップ、
・前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付ステップ。
・ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶手段、
・前記ノードネットを出力する出力手段、
・前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段。
・ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶手段、
・前記ノードネットを出力する出力手段、
・前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段。
[概要]
本発明では、トピック(商品特性に相当)と、トピックを連結するリンクと、トピックを識別するためのトピックID(ノード識別情報に対応)とを含むトピックネット(ノードネットに相当)を定義する。トピックは、顧客の生活から見た商品の特性を表す。言い換えれば、トピックは、いわゆる商品仕様ではなく、コンピュータであれば「ネットワークに接続する」、「かばんに入る大きさである」といった商品特性である。リンクは、トピック間に存在する、商品特性の一般化及び個別化の関係を表す。本発明では、トピックネットに顧客のニーズ情報を設定する。ニーズ情報が設定されたトピックネットは、1)顧客のニーズの探り出し、2)探り出したニーズから顧客に最適な商品を決定、3)顧客のニーズの記憶、4)記憶した顧客のニーズをもとに他の顧客のニーズを推測、などの用途に用いることができる。
図1は、本実施形態例に係るセールス支援システムの構成を示す。セールス支援システムは、支援装置1とGUI(Graphical User Interface)2とで構成されている。支援装置1とGUI2とは一つのコンピュータ端末上にあっても良いし、それぞれ別のコンピュータ端末上にあっても良い。支援装置1は、トピックネットデータベース(DB)11、発話DB12、商品情報DB13、顧客情報DB14及び制御部15を有している。GUI2は、トピックネットの表示を行う。各DBに蓄積される情報、制御部15の機能及びGUI2の機能について、トピックネットの具体例を参照しながら以下に説明する。以下では、説明を容易にするため、ノートブックパソコンについてのトピックネットを用い、顧客のニーズに最適なノートブックパソコンをさがす場合について説明する。
図2は、ニーズ情報が設定されたトピックネットの概念説明図である。まずトピックネットについて具体的に説明する。顧客から見た商品特性を表す各トピックは、トピックID「TP−1」、「TP−2」・・・で識別される。各リンクは、リンクID「LK−1」、「LK−2」・・・で識別される。このトピックネットにおいて、トピック間のリンクは、トピック間に存在する一般化、個別化の関係を表す。言い換えれば、1つのリンクで結ばれた2つのトピックA,Bのうち、一方のトピックAはもう一方のトピックBよりも個別的な商品特性を表す。同じリンクを逆方向にたどれば、トピックBはもう一方のトピックAよりも一般的な商品特性を表す。例えばトピックTP−5「メールを使う」とトピックTP−8「ネットを使う」とを結ぶリンクLK−8は、前者が後者よりも個別的であり、後者は前者よりも一般的であることを示す。
X={1-(1-X1/100)(1-X2/100)(1-X3/100)・・・}×100 (1)
ここで、X1, X2, X3・・・は、共通の一般的トピックを有する複数の個別的トピックそれぞれの重要度である。例えば、図4において、トピックTP−1及びトピックTP−2に、それぞれ重要度60及び50が入力されたとする。両トピックは共通の一般的トピックTP−5を有している。トピックTP−5の重要度X5は、以下のように算出される。
図5は、あるトピックTP−5よりも一般的な全てのトピックTP−1、TP−2に、トピックTP−5に入力された重要度が低下しながら伝播することを示す。例えばトピックTP−5の重要度60は、トピックTP−1に伝播することにより“30”に低下している。トピックTP−7の重要度50は、トピックTP−3に伝播することにより“25”に低下している。
X2=(60×50+50×40)/(50+40) (3)
以上に述べた重要度の入力の受付及び重要度の伝播は、制御部15の重要度処理部151により行う。また、確信度の入力の受付は、制御部15の確信度処理部152により行う。
図6は、トピックネットに関連付けられた発話表現を示す説明図である。発話表現とは、トピックが表す商品特性と顧客のニーズとの関連をセールスマンなどが探るための、主として文章である。この文章は、説明、提案、質問、確認などが考えられる。また、説明や質問に利用可能な画像や音声情報、WWWへのリンクなどを、文章と共にまたは単独で、発話表現として用いてもよい。発話表現をトピックネットに関連づけて表示することにより、トピックネットを用いて顧客と対話するセールスマンがニーズ情報を探り出すのを支援することができる。
次に、トピックネットに設定されたニーズ情報を用いて顧客に最適な商品を決定することについて説明する。顧客のニーズに最適な商品を決定するために、トピックネットに評価基準を設定する。図8(a)は、評価基準が設定されたトピックネットを示す説明図である。評価基準は、全部または一部のトピックに設定される。この図では、いくつかのトピックに評価基準が設定されている。評価基準は、トピックが表す商品特性を、商品がどのくらい有しているかを示す適合度を算出するための基準となる。適合度は、この図では、0〜100までの数値で表されている。ある商品について、トピック毎の適合度は、トピックの評価基準とその商品の商品情報とに基づいて決定される。さらにニーズ情報を考慮して適合度を求めても良い。
図8(b)は、商品情報の一例を示す。商品情報は、商品仕様を表すデータ、例えば商品の重さ、サイズ、液晶解像度、CPUの速度、を含む。多種多様な商品の商品情報は商品情報DB13に蓄積されている。ここでは、説明を容易にするため、様々なノートブックパソコンについての商品情報が商品情報DB13に記憶されているとする。
ここで、X1、X2及びY1、Y2は、評価基準を持たないトピックを一般的トピックとして共通に有する2つの個別的トピックの重要度及び適合度である。この式では、評価基準を持つトピックの適合度に重要度で重み付けを行った後にそれらの総和を取り、総和を重要度の和で割っている。以上のようにして、評価基準を持たないトピックについても適合度を推測し、全トピックについて商品の適合度を求めることができる。その後、各トピックの適合度に基づいて、前述と同様に商品の総合適合度を算出すればよい。
(適合度−50)>30 関連有り(商品はトピックに適合) (5−1)
(適合度−50)<―30 関連有り(商品はトピックに不適) (5−2)
|適合度−50|<30 関連なし (5−3)
上記式(5−1)が成立する場合、トピックが表す商品特性を商品はかなり有している。上記式(5−2)が成立する場合、トピックが表す商品特性を商品はほとんど有していない。上記式(5−3)が成立する場合、トピックが表す商品特性を商品は有しているとも有していないとも言えない。従って、上記式(5−1)または(5−2)が成立する場合はトピックは商品と関連有りとみなすことができる。また上記式(5−3)が成立する場合はトピックは商品と関連なしとみなすことができる。以上の処理は、制御部15の適合度算出部154により行われる。
トピックネットに設定されたニーズ情報を顧客ごとに記憶することにより、顧客のニーズを管理することができる。図12は、顧客情報DB14に蓄積される情報の概念説明図である。各顧客を識別する顧客IDと対応付けて顧客情報が蓄積されている。顧客情報は、トピックIDと、ニーズ情報と、トピックID及びニーズ情報の対応とを含む。ある顧客と対話を行う場合には、1)その顧客の顧客IDの入力を受け付け、2)入力された顧客IDに対応するニーズ情報をトピックネットにロードし、3)対話終了後に最新のニーズ情報を含む顧客情報を顧客情報DB14に保存する。この処理は、制御部15のニーズ記憶部156により行われる。
顧客DB14に蓄積された顧客情報を用い、顧客の未知のニーズ情報を推測することが可能である。図13は、顧客情報DB14に基づいて未知のニーズ情報を算出する説明図である。算出方法としては、顧客情報DB14から複数の顧客情報を読み出し、例えば協調フィルタリングを用いてニーズ情報の算出を行う。算出結果は、顧客情報DB14に書き込まれたり、GUI2に表示されたりする。例えば、ある顧客について、いくつかのトピックの重要度が未知である場合、その顧客に類似する重要度分布を持つ他の顧客のニーズ情報から、未知のニーズ情報を算出することができる。また、重要度にデフォルト値が設定されている場合、重要度がデフォルト値のままのトピックの重要度を算出しても良い。また、確信度が敷居値以下の場合に重要度を算出しても良い。ニーズ情報の推測処理は、制御部15のニーズ推測部156により行われる。
図14は、GUI2により表示される画面例である。GUI2に表示される画面データは、表示制御部157により演算される。この画面には、トピックネットウインドウ141、発話ウインドウ142、商品ウインドウ143、発話表現選択ボタン144、全商品評価ボタン145及び顧客情報推測ボタン146が表示される。トピックネットウインドウ141には、トピックネットが表示される。重要度の高いトピックや確信度の高いトピックは、他のトピックと視覚的に識別可能に強調表示されることが好ましい。例えば大きさを変える、色を変える、色の濃さを変える、縁取りの太さを変える、アニメーションにするなどの表示方法が挙げられる。重要度及び確信度の強調表示は識別可能であることが好ましい。
商品ウインドウ143には、商品情報DB13に蓄積されている商品情報のリストが表示される。商品情報リストにおいていずれかの商品が選択されると、その商品の総合適合度が算出され、商品情報リスト上に表示される。さらに、その商品と関係の深いトピックや関係の薄いトピックが強調表示されることも好ましい。全商品評価ボタン145が押されると、商品情報リスト内の商品が総合適合度順にソートされ、表示される。
[セールス支援システムにおける処理]
図15は、本セールス支援システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。例えばGUI2の電源が投入されることにより、以下の処理が開始される。
ステップS2:制御部15は、顧客IDをキーに顧客情報DB14を検索し、、顧客情報を読み出す。次いで、制御部15は、トピックネットDB11からトピックネットを読み出し、前記顧客情報をトピックネット上にロードしてGUI2に表示させる。
ステップS5:制御部15は、最新の重要度や確信度を前記画面に表示させる。
ステップS6、S7、S8:制御部15は、GUI2の操作者が前記画面上でいずれかのトピックまたはリンクを選択しているか否かを判断する(S6)。“Yes”と判断すると、制御部15は発話表現選択ボタンが押されたか否かを判断する(S7)。“Yes”と判断すると、制御部15は発話表現リストを表示する(S8)。表示される発話表現は、発話表現検索ボタンが押された時点でのニーズ情報が表示条件に合致する発話表現である。トピック及びリンクの選択がなされていない場合、ステップS9に移行する。また、選択がなされても発話表現検索ボタンが押されない場合、前記ステップS3に戻る。
ステップS21:制御部15は、各トピックの最新の重要度及び確信度とトピックIDとを顧客IDと対応付けて顧客情報DB14に書き込みし、処理を終了する。
(A)前記第1実施形態例では、トピックネットDB11には1つのトピックネットだけが記憶されており、商品情報DB13には1種の商品(例えばノートブックパソコン)についての商品情報だけが記憶されている。しかし、トピックネットDB11には複数の商品種類に応じた複数のトピックネットを記憶しても良い。その場合、商品情報DB13には、トピックネットに対応した複数種類の商品の商品情報を記憶させておく。例えば、トピックネットDB11に、ノートブックパソコン、携帯電話及びFAXの3種の商品についてのトピックネットを記憶させておくとする。その場合、商品情報DB13には、これら3種の商品について、様々な商品提供者が提供する商品の商品情報を蓄積しておく。制御部15は商品種類の指定を受け付け、指定された商品種類に対応するトピックネットや商品情報の読み出しを行う。
(C)前述した本発明の方法を実行するプログラムを記録した記録媒体は、本発明に含まれる。ここで記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能なフレキシブルディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
(付記1)
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶ステップと、
前記ノードネットを出力する出力ステップと、
前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付ステップと、
を含むニーズ情報構築方法。
入力されたニーズ情報を前記リンクに沿って伝播させ、ニーズ情報が入力されていないノードについてニーズ情報を生成する伝播ステップをさらに含む、付記1に記載のニーズ情報構築方法。
1つのノードに対してニーズ情報を入力すると、他のノードにその情報が伝播する。
前記ニーズ情報は、前記ノードネットのノードに対応する商品特性のそれぞれを前記顧客がどれだけ重要視しているかを示す重要度を含む、付記1に記載のニーズ情報構築方法。
重要度は、例えばゼロから100までの数値範囲で設定される。
前記ニーズ情報は、前記重要度がどれだけ確実かを示す確信度をさらに含む、付記3に記載のニーズ情報構築方法。
確信度は、例えばゼロから100までの数値範囲で設定される。
(付記5)
入力されたニーズ情報を前記リンクに沿ってかつ前記確信度に基づいて伝播させ、ニーズ情報が入力されていないノードについてニーズ情報を生成する伝播ステップをさらに含む、付記4に記載のニーズ情報構築方法。
(付記6)
前記ノード識別情報または前記リンク識別情報と、前記ニーズ情報を前記顧客から収集することを支援するための支援情報と、前記ノード識別情報または前記リンク識別情報と前記支援情報との対応と、を記憶する支援情報記憶ステップと、
いずれかのノードまたはリンクの選択と、選択されたノードまたはリンクに対応する支援情報の出力要求と、を受け付ける支援要請ステップとをさらに含み、
前記出力ステップは、選択されたノードのノード識別情報または選択されたリンクのリンク識別情報に対応する前記支援情報をさらに出力する、
付記1に記載のニーズ情報構築方法。
入力されたニーズ情報を前記リンクに沿って伝播し、ニーズ情報が入力されていないノードについてニーズ情報を生成する伝播ステップと、
前記顧客のニーズに適した支援情報を出力するための条件である表示条件と、前記表示条件と前記支援情報との対応と、を記憶する表示条件記憶ステップと、
各ノードに入力及び/または伝播されたニーズ情報と前記表示条件とに基づいて、前記選択されたノードまたはリンクに対応する支援情報を出力するか否かを決定し、出力する場合には出力する支援情報を決定する支援ステップとをさらに含み、
前記出力ステップは、前記支援ステップの決定に従い、支援情報を出力する、
付記6に記載のニーズ情報構築方法。
(付記8)
商品の仕様を示す商品情報と、商品を特定する商品IDと、前記商品情報と前記商品IDとの対応と、を記憶する商品情報記憶ステップと、
任意の商品IDで特定される商品があるノードの商品特性にどの程度適合するかを判断する基準となる評価基準と、前記評価基準と前記ノードのノード識別情報との対応と、を記憶する基準記憶ステップと、
を含む、付記1に記載のニーズ情報構築方法。
(付記9)
前記商品IDに含まれる任意の商品IDで特定される第1商品について、前記評価基準及び前記第1商品の商品情報に基づき、前記評価基準を有するノード毎に前記第1商品の適合度を算出する適合度ステップをさらに含む、付記8に記載のニーズ情報構築方法。
(付記10)
評価基準を有するノード毎に算出された適合度に基づいて、各ノードと前記第1商品との関連度を算出する関連度ステップをさらに含み、
前記出力ステップは、前記関連度をさらに出力する、
付記9に記載のニーズ情報構築方法。
(付記11)
評価基準を有するノード毎に算出された適合度に基づいて、前記第1商品が前記顧客のニーズ情報にどの程度適合しているかを示す総合適合度を算出する総合ステップをさらに含み、
前記出力ステップは、前記総合適合度をさらに出力する、
付記9に記載のニーズ情報構築方法。
(付記12)
前記商品情報記憶ステップで記憶されている商品の全部または一部について、前記適合度ステップ及び総合ステップを実行することにより、総合適合度が最も高い一の商品(以下、最適商品という)を決定する最適商品ステップをさらに含み、
前記出力ステップは、前記最適商品の商品情報をさらに出力する、
付記11に記載のニーズ情報構築方法。
(付記13)
入力されたニーズ情報を前記リンクに沿って伝播し、ニーズ情報が入力されていないノードについてニーズ情報を生成する伝播ステップと、
前記入力されたニーズ情報及び/または伝播したニーズ情報と、前記顧客を特定する顧客IDと、前記ニーズ情報と前記ノード識別情報と前記顧客IDとの対応と、を記憶する顧客記憶ステップと、
前記顧客IDの指定を受け付ける顧客指定ステップとをさらに含み、
前記出力ステップは、前記指定された顧客IDに対応するニーズ情報を前記ノードネットと共にさらに出力する、
付記1に記載のニーズ情報構築方法。
(付記14)
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶ステップと、
前記ノードネットを出力する出力ステップと、
前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付ステップと、
を実行するためのニーズ情報構築プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶手段、
前記ノードネットを出力する出力手段、及び
前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段、
としてコンピュータを機能させるニーズ情報構築プログラム。
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、からなるノードネットを記憶するノードネット記憶手段と、
前記ノードネットを出力する出力手段と、
前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段と、
を備えるニーズ情報構築装置。
2:GUI
11:トピックネットDB
12:発話DB
13:商品情報DB
14:顧客情報DB
Claims (5)
- 出力部と接続されるコンピュータ端末が実行するニーズ情報構築方法であって、
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、少なくとも一部のノードに対応付けられ前記商品の仕様を示す属性情報と当該ノードに対応付けられている商品特性とに基づいて当該商品特性が当該商品に適合する度合いを示す適合度を算出するための評価基準と、からなるノードネットを、記憶部から読み出す読出ステップと、
前記記憶部から読み出されたノードネットを前記出力部に出力する出力ステップと、
前記出力されたノードネットの前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付ステップと、
前記選択されたノードに評価基準が対応づけて記憶されている場合に、当該選択されたノードに対応づけて記憶されている評価基準と当該ノードに対応づけられている商品特性とに基づいて商品の適合度を特定し、前記特定した商品の適合度と前記入力されたニーズ情報とに基づいて商品の適合度を再算出し、前記入力されたニーズ情報及び前記再算出された適合度を前記リンクに沿って伝播させ、ニーズ情報が入力されていない及び/または評価基準が対応づけて記憶されていないノードについて、前記伝播されてきたニーズ情報及び適合度に基づいて、当該ノードのニーズ情報及び/または適合度を生成し、全ノードについての適合度の総和を演算する伝播ステップと、
を含むニーズ情報構築方法。 - 前記ノード識別情報または前記リンク識別情報と、前記ニーズ情報を前記顧客から収集することを支援するための支援情報と、前記ノード識別情報または前記リンク識別情報と前記支援情報との対応と、を記憶する支援情報記憶ステップと、
いずれかのノードまたはリンクの選択と、選択されたノードまたはリンクに対応する支援情報の出力要求と、を受け付ける支援要請ステップとをさらに含み、
前記出力ステップは、選択されたノードのノード識別情報または選択されたリンクのリンク識別情報に対応する前記支援情報をさらに出力する、
請求項1に記載のニーズ情報構築方法。 - 出力部と接続されるコンピュータ端末が実行するニーズ情報構築プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、少なくとも一部のノードに対応付けられ前記商品の仕様を示す属性情報と当該ノードに対応付けられている商品特性とに基づいて当該商品特性が当該商品に適合する度合いを示す適合度を算出するための評価基準と、からなるノードネットを、記憶部から読み出す読出手段、
前記記憶部から読み出された前記ノードネットを前記出力部に出力する出力手段、
前記出力されたノードネットに対する、前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段、及び
前記選択されたノードに評価基準が対応づけて記憶されている場合に、当該選択されたノードに対応づけて記憶されている評価基準と当該ノードに対応づけられている商品特性とに基づいて商品の適合度を特定し、前記特定した商品の適合度と前記入力されたニーズ情報とに基づいて商品の適合度を再算出し、前記入力されたニーズ情報及び前記再算出された適合度を前記リンクに沿って伝播させ、ニーズ情報が入力されていない及び/または評価基準が対応づけて記憶されていないノードについて、前記伝播されてきたニーズ情報及び適合度に基づいて、当該ノードのニーズ情報及び/または適合度を生成し、全ノードについての適合度の総和を演算する伝播手段、
として前記コンピュータ端末を機能させるニーズ情報構築プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 出力部と接続されるコンピュータ端末が実行するニーズ情報構築プログラムであって、
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、少なくとも一部のノードに対応付けられ前記商品の仕様を示す属性情報と当該ノードに対応付けられている商品特性とに基づいて当該商品特性が当該商品に適合する度合いを示す適合度を算出するための評価基準と、からなるノードネットを、記憶部から読み出す読出手段、
前記記憶部から読み出されたノードネットを前記出力部に出力する出力手段、
前記出力されたノードネットに対する、前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段、及び
前記選択されたノードに評価基準が対応づけて記憶されている場合に、当該選択されたノードに対応づけて記憶されている評価基準と当該ノードに対応づけられている商品特性とに基づいて商品の適合度を特定し、前記特定した商品の適合度と前記入力されたニーズ情報とに基づいて商品の適合度を再算出し、前記入力されたニーズ情報及び前記再算出された適合度を前記リンクに沿って伝播させ、ニーズ情報が入力されていない及び/または評価基準が対応づけて記憶されていないノードについて、前記伝播されてきたニーズ情報及び適合度に基づいて、当該ノードのニーズ情報及び/または適合度を生成し、全ノードについての適合度の総和を演算する伝播手段、
として前記コンピュータ端末を機能させるニーズ情報構築プログラム。 - 出力部と接続されるコンピュータ端末を含んで構成されるニーズ情報構築装置であって、
ノードを特定するノード識別情報と、商品の使用者から見た商品の特性を表す商品特性と、前記ノード識別情報と前記商品特性との対応と、2つのノードを結ぶリンクを識別するリンク識別情報と、リンクされている2つのノードのノード識別情報と前記2つのノードを結ぶリンクのリンク識別情報との対応と、少なくとも一部のノードに対応付けられ前記商品の仕様を示す属性情報と当該ノードに対応付けられている商品特性とに基づいて当該商品特性が当該商品に適合する度合いを示す適合度を算出するための評価基準と、からなるノードネットを、記憶部から読み出す読出手段と、
前記記憶部から読み出されたノードネットを前記出力部に出力する出力手段と、
前記出力されたノードネットに対する、前記ノードのいずれかの選択と、前記商品特性に対する顧客のニーズを表すニーズ情報の入力と、を受け付けるニーズ受付手段と、
前記選択されたノードに評価基準が対応づけて記憶されている場合に、当該選択されたノードに対応づけて記憶されている評価基準と当該ノードに対応づけられている商品特性とに基づいて商品の適合度を特定し、前記特定した商品の適合度と前記入力されたニーズ情報とに基づいて商品の適合度を再算出し、前記入力されたニーズ情報及び前記再算出された適合度を前記リンクに沿って伝播させ、ニーズ情報が入力されていない及び/または評価基準が対応づけて記憶されていないノードについて、前記伝播されてきたニーズ情報及び適合度に基づいて、当該ノードのニーズ情報及び/または適合度を生成し、全ノードについての適合度の総和を演算する伝播手段と、
を備えるニーズ情報構築装置。
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