JP2000083012A - Hdlc手順によるデータ再送制御方法 - Google Patents

Hdlc手順によるデータ再送制御方法

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JP2000083012A
JP2000083012A JP10250200A JP25020098A JP2000083012A JP 2000083012 A JP2000083012 A JP 2000083012A JP 10250200 A JP10250200 A JP 10250200A JP 25020098 A JP25020098 A JP 25020098A JP 2000083012 A JP2000083012 A JP 2000083012A
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JP
Japan
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retransmission
frame
frames
error
transmitting
Prior art date
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Application number
JP10250200A
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English (en)
Inventor
Takayuki Matsui
崇行 松井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラーフレームの再送問題を改善し、衛星通
信のように伝播遅延時間が大きい回線の通信でも、画像
情報を伝送する際のスループットまたは回線効率を低下
させないデータ再送制御方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 既送信済みの複数のエラーフレームを再
送要求する第三の再送制御方法を有し、この第三の再送
制御方法と従来のエラーフレーム以降の既送信済みのフ
レームを全て再送要求する第一の再送制御方法および1
つのエラーフレームのみを個別に再送要求する第二の再
送制御方法とをエラーフレームの数量によって判断する
判断部をもたせた送受信装置により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HDLC(ビット
列の同期式通信方式で、High-level Data LinkContro
l)フレームを用いたデータ再送制御方法を改良したも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5のような衛星通信を用いて
画像情報を伝送する際、片道の伝播遅延時間が250m
sもあるような大きな回線を使用する場合、1つ前に転
送したデータブロックの受信応答確認が到達するまで、
次のブロックが転送できない手順では、伝送効率が格段
に低下する。このため、衛星通信では連続転送が可能な
方法として、ISO(国際標準化機構)で規定されたH
DLCが使用されている。
【0003】HDLCでは、ポイント・ポイントリンク
(1対1のリンク)の場合、図6または図8のフレーム
構造のどちらかを選択することができる。図6の場合
は、HDLCのフレーム構造(開始フラグ:F[8bi
t],アドレス部:A[8bit],制御部:C[8bit],情
報部:I[任意bit],フラグチェックシーケンス部:F
CS[16bit],および終了フラグ:F[8bit]よりな
る)により、一度に送れる送信フレームは、制御ビット
(制御部Cは、図7のように送信順序番号を3ビットで
使用)の都合で、8フレームしか送れない。
【0004】図8に示す拡張されたHDLCのフレーム
構造の場合は、制御ビット(制御部Cは送信順序番号を
7ビットで使用)により128フレームまで送信可能で
ある。
【0005】このHDLCでは、送信側からの伝送フレ
ームにエラーが生じて、受信側に正しく届かなかった場
合の再送制御として、図7に示すように、第一の再送制
御方法であるREJ(Reject)方式と、第二の再送制御
方法であるSREJ(Selective Reject)方式が規定
されている。
【0006】REJ方式では、図9のようにエラーが検
出されたフレームとそれに続く一連の送信済みフレーム
(既送信フレーム(4)〜(8))も再送される。一方、SR
EJ方式では、図10に示すようにエラーフレーム
((4))のみ再送されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】衛星回線は伝播遅延時
間が大きく、高速伝送になるほど、無駄な伝送フレーム
が増加することになる。図11に示すように衛星回線を
通ることにより片道で250ms+α、往復で500m
s+2αの伝播遅延時間がかかり、この間に約750フ
レームが送信可能となる。
【0008】このため、REJ方式では、エラーが検出
されたフレームとそれに続く一連の送信済みフレームも
全て破棄されるので、効率的ではなかった。一方、SR
EJ方式では、無駄に転送されるフレームはなくなる
が、規定により同時に2個以上のSREJは送出できな
い(図6により1フレームには1つの送信順序番号しか
表せなかった)ので、複数のエラーフレームには対応で
きなかった。
【0009】本発明は、前記エラーフレームの再送問題
を改善し、衛星通信のように伝播遅延時間が大きい回線
の通信でも、画像情報を伝送する際のスループットまた
は回線効率を低下させないデータ再送制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、受信側では、HDLCフレームの制御部
にある送信順序番号を監視しており、番号に抜けが生じ
た場合、エラーがいくつ発生したかが分かるようにして
おり、この番号抜けがいくつあるかにより再送制御方法
が変わるようにしたものである。
【0011】つまり、エラーフレームが1つの場合は、
そのフレームを個別に再送要求する第二の再送制御方法
であるSREJ方式を使用し、エラーフレームが大量の
場合は、フレーム以降を全て再送要求する第一の再送制
御方法であるREJ方式を使用し、少量の場合は、送信
済みの複数のエラーフレームを直ぐに再送要求する第三
の再送制御方法である拡張SREJ方式を使用するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のHDL
C手順によるデータ再送制御方法は、画像情報および制
御情報が含まれるHDLCフレームを連続して高速送信
を行う際に、転送フレームにエラーが発生した場合の再
送制御において、エラーフレーム以降の送信済みの複数
のエラーフレームのみを直ぐに再送要求する第三のモー
ドを用いてデータ再送制御を行うものである。
【0013】本発明の請求項2に記載のHDLC手順に
よるデータ再送を行う送受信装置は、請求項1記載の第
三の再送制御方法と従来通りエラーフレーム以降の既送
信済みのフレームを全て再送要求する第一の再送制御方
法および従来の指定の誤りフレームのみを個別に再送要
求する第二の再送制御方法とをエラーフレームの数量に
よって判断する判断部をもたせたものであり、エラーフ
レームが生じた場合の再送を、フレーム数に応じて判断
部で選択させることにより、効率的なデータ再送手順で
データ転送を行うことができる。
【0014】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。ここでは、衛星通信のように伝播遅延時間
が大きい回線の通信に必要なHDLCのフレームとし
て、128まで送信順序番号が対応可能な図8のフレー
ムを使用する。
【0015】図1は、本発明の実施形態のシステムブロ
ック図である。図1において、送信局1の送信部Aより
高速送信されてきた図8と同様のHDLCフレームを衛
星通信を介して受信可能な受信局2の受信部Bが受信す
る。その際、受信局2においてエラーフレームが検出さ
れると、判断部Bが図2のフローに従って、どの再送要
求(REJ方式またはSREJ方式または拡張SREJ
方式)をするかを判断して、送信部Bから、送信局1内
の受信部Aに対し、衛星通信を介して再送要求を行う。
その際、受信局1においてどの再送要求が来たのか判断
部Aが確認し、送信部Aに対し、要求された再送フレー
ムを用意させる。
【0016】図2のようにここでは、拡張SREJ方式
か、REJ方式かの基準エラーフレーム数を仮に64と
する(この数は一度に送れる128フレームの半分の数
である)。図2のように64以上誤りフレームがある場
合は、REJ方式で、エラーフレームを要求する。エラ
ーフレームが1の場合は、当然SREJ方式であるが、
それ以外の場合は、拡張SREJ方式を選択する。
【0017】この基準エラーフレーム数は、ユーザーが
決めることができることとする。エラーフレーム数が基
準エラーフレーム数以下で、なおかつ2以上の場合、拡
張SREJ方式でエラーフレームの再送要求を行う。再
送フレームが受信されるまでに既に送信されたフレーム
を全て要求するREJ方式に比べエラーフレームが基準
エラーフレーム数以下で、なおかつ2以上の場合、SR
EJ方式が効率的である。
【0018】前記拡張SREJ方式による再送要求の場
合を以下のように定義する。 (1)SREJフレームは、図3に示すフレーム構造の
b8であるPoll/Finalビット(以下、P/F
ビットとする)が”1”の場合のみ、従来通り肯定確認
と再送要求を意味する。
【0019】(2)フレーム構造のP/Fビットが”
0”の場合、受信シーケンス番号とその直ぐ後のIフレ
ームの内容の番号フレームを再送する。上記のように拡
張し、複数SREJフレームの同時送出を可能とする拡
張SREJ方式を用いる。
【0020】図3の(a)に拡張SREJフレームを用
いた再送フローチャートを示し、(b)(c)に拡張S
REJフレームを使用したフレーム構造を示す。図3の
(b)では、P/Fビットを0にして、次のフレームに
まだ再送要求するフレームがあることを示し、送信順序
番号を(4)にすることで、(4)フレームの再送を要
求する。次に、図3の(c)に示すように、情報部
(I)で、再送要求する順序番号を示す。最後の送信順
序番号前の、P/Fビットを1にすることで最後の再送
要求順序番号であることを示す。
【0021】このように、P/Fビットで、拡張SRE
J方式かそうでないかを判断し、拡張SREJの場合、
図3の(c)のように、Iフレームの情報部に再送要求
したい受信順序番号を指定して送信することで、送信局
1側の判断部Aは図3の(a)の通信フロー図に示すと
おり、SREJの受信順序番号とその次のIフレーム内
の情報部の受信順序番号を再送するように送信部Aに伝
える。図4に送信局1側の判断部Aのフローチャートを
示す。
【0022】なお、実施の形態において、送信順序フレ
ームが128まで送信可能なHDLCのフレーム構造に
て説明したが、7まで送信可能なフレーム(図2のフレ
ーム)についても同様に拡張selective方式が
使用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、衛星通信
を用いた画像通信などにおいて、エラーフレームが生じ
た場合の再送を、フレーム数に応じて判断部で選択させ
ることで、Selective Reject方式、R
eject方式、拡張Selective方式を用い
て、効率的なデータ再送手順でデータ転送を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHDLC手順によるデータ再送制御方
式におけるシステムブロック図
【図2】図1の受信局内の判断部Bの内部フローチャー
ト図
【図3】本発明の拡張SREJ方式を用いた通信フロー
図および本発明の拡張SREJ方式を使用したフレーム
構造図
【図4】図1の送信局内の判断部Aの内部フローチャー
ト図
【図5】従来例のHDLC手順によるデータ再送制御方
法におけるシステムブロック図
【図6】一般的に使用されるHDLCのフレーム構造図
【図7】図6におけるHDLCのフレーム構造のうちの
制御部Cの詳細図
【図8】本発明で使用される図6を拡張したHDLCの
フレーム構造図
【図9】送信局1、受信局2間のREJ方式を使用した
通信フローチャート図
【図10】送信局1、受信局2間のSREJ方式を使用
した通信フローチャート図
【図11】REJ方式を用いた衛星通信回線間の通信フ
ローチャート図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報および制御情報が含まれるHDL
    Cフレームを連続して高速送信を行う際に、転送フレー
    ムにエラーが発生した場合の再送制御において、エラー
    フレーム以降の既送信済みの複数のエラーフレームのみ
    を再送要求する第三のモードを用いてデータ再送制御を
    行うHDLC手順によるデータ再送制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ再送制御方法を第三
    の再送制御手順とした場合に、 この第三の再送制御手順と、 エラーフレーム以降の既送信済みのフレームを全て再送
    要求する第一の再送制御手順と、 指定の誤りフレームのみを個別に再送要求する第二の再
    送制御手順との何れのデータ再送手順を実行してデータ
    転送を行うかを、エラーフレームの数量によって判断す
    る判断部を設けた送受信装置。
JP10250200A 1998-09-04 1998-09-04 Hdlc手順によるデータ再送制御方法 Pending JP2000083012A (ja)

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