JP2000082622A - 低騒音変圧器 - Google Patents

低騒音変圧器

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JP2000082622A
JP2000082622A JP10252203A JP25220398A JP2000082622A JP 2000082622 A JP2000082622 A JP 2000082622A JP 10252203 A JP10252203 A JP 10252203A JP 25220398 A JP25220398 A JP 25220398A JP 2000082622 A JP2000082622 A JP 2000082622A
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JP
Japan
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sound
transformer
container
low noise
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Pending
Application number
JP10252203A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Ikeda
博道 池田
Susumu Imai
進 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器の外側に防音壁を取り付けたり、制振鋼板
を張りつけたりする構成に比べて、より安価な減音効果
を持つ構成を提供する。 【解決手段】変圧器の容器100の外部に突出して設け
られる3本の強め11,12,13をそれぞれ橋絡する
減音材ふた3を設け、この減音材ふた3、容器100及
び強め3からなる閉空間に砂又はビーズなどの減音材4
を充填する構成を採用することによって、減音材4が容
器100から外部に出ようとする音を減衰させることか
ら、必要とする減音効果を上げることができ、部品とし
ては減音材ふたと減音材だけなので、低騒音変圧器とし
てのコストの増加分は僅かである。減音材ふたに減音材
を出し入れするための上下二つの窓を設け、ボルト23
で締め付けて取り付ける窓板21,22でこれらの窓を
塞ぐ構成とすれば、減音材4の出し入れが可能になっ
て、変圧器の輸送重量を減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変圧器の騒音を
減ずるために、変圧器の容器の外側に減音構造を配置し
た低騒音変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように大容量の変圧器は容器に収
納された主に鉄心の磁歪振動を振動発生源とする騒音発
生源である。特に市街地に設置される大容量の変圧器で
は変圧器が発生する騒音を低減するために、必要とされ
る低減の程度に応じて色々な構成が採用され、このよう
な騒音を低減する構成が採用された変圧器のことを一般
に低騒音変圧器と呼ぶ。
【0003】騒音を低減する構成の中で最も低減効果の
大きなものは防音建屋の中に変圧器を収納する方式であ
るが、高価なために特に大きな低減量を必要とする場合
に採用される。もっと簡単なしたがって安価な構成とし
て、変圧器の容器の外部に防音壁又は制振鋼板を張りつ
ける構成のものが採用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、防音建
屋の中に変圧器を収納する構成は防音効果は大きいが高
価であり、防音壁や制振鋼板を容器外側に張りつける構
成の場合も防音建屋の構成の場合ほどではないにしても
高価であり、また重量が大きいという問題もある。
【0005】この発明の目的はこのような問題を解決
し、より安価な騒音を低減する構成を持った低騒音変圧
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明によれば、変圧器の容器の外部に突出して平
行に設けられる少なくとも2本の強めの突出部を橋絡し
これらの強めと容器とで閉空間を形成する減音材ふたを
設け、この閉空間に減音材を充填してなる構成を採用す
ることによって、減音材が容器から外部に出ようとする
音を減音することから、必要とする減音効果を上げるこ
とができ、減音のために必要な部品としては減音材ふた
と減音材だけなので、低騒音変圧器としてのコストの増
加分は僅かである。
【0007】減音材ふたに減音材を出し入れする窓を上
と下にそれぞれ設け、この窓を取り外し可能の窓板で塞
ぐ構成を採用すれば、減音材を注入するときには上の窓
板を取り外してここから注入し、減音材を取り出すとき
には下の窓板を取り外してここから取り出すことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明を実施例に基づいて
説明する。図1はこの発明の実施例を示す変圧器の容器
の立面図、図2は図1のA−A断面図である。これらの
図において、変圧器の容器100にはふた101と底部
強め102が設けられているとともに、側面には3本の
強め11,12,13が設けられている。このような強
め11,12,13,102は容器100の機械的強度
を高めるために設けられるものである。
【0009】強め11,12と12,13とをそれぞれ
橋絡するように減音材ふた3が設けられており、それぞ
れの減音材ふた3にはその上部と下部に窓が開けられて
いてこれらの窓を窓板21,22で塞ぐ構成が採用され
ている。容器100、強め11,12,13及び減音材
ふた3とで閉空間が形成されるが、この閉空間には減音
材4が充填される。なお、この閉空間の図1の側面は減
音材ふたの延長部で塞ぐ構成が採用されている。
【0010】減音材4は例えば砂やビーズなどが適して
いる。減音材4を注入するときには、下部の窓板22を
取り付け、上の窓板21を取り外した状態で上の窓から
減音材4を注入し、一杯になったら窓板21を閉じる。
減音材4を取り出すときには、窓板22を外して減音材
4を取り出す。図3は図2のB部拡大図であり、同じ部
材には同じ符号を付けて重複する説明を省く。この図に
おいて、強め13は容器100に、減音材ふた3は強め
13にそれぞれ溶接で接続されている。一方、窓板2
1,22は減音材ふた3にボルト23で取り付けられて
いる。周知のようにボルト締めで板を取り付けるときに
は図示のようにワッシャや回り止め及びナットが併用さ
れるが詳細は省略する。なお、ボルト23は減音材ふた
3の窓の周辺に沿って所定の間隔で複数本が溶接で取り
付けられる。
【0011】減音材ふた3のそれぞれに上下2つの窓を
設けて窓板21,22でふたをする構成を採用するのは
前述のように減音材4の挿入、取り出しを容易にするた
めである。輸送時には減音材4を取り出した状態にすれ
ば輸送重量が低減する。一般に比較的容量の大きな変圧
器を輸送する場合、内部に封入される絶縁油を抜いて窒
素ガスを封入した状態にして輸送重量を低減する方式が
採用されるのであるが、同じような理由で減音材4も変
圧器の輸送時には取り出して別に輸送する方式とするも
のである。比較的小さな変圧器で絶縁油を封入したまま
輸送するような変圧器の場合には、減音材4も充填した
まま輸送するのが妥当である。このような変圧器の場合
には減音材4を取り出すための下の窓と窓板22を省略
しても差し支えない。
【0012】窓板21,22は容器100や強め11〜
13と同じ安価な普通の鋼板を使用して良いが、更に減
音効果を高めるためには普通の鋼板よりも高価ではある
が制振鋼板を使用することも可能である。
【0013】
【発明の効果】この発明は前述のように、変圧器の容器
の外部に突出して設けられる複数本の強めを橋絡する減
音材ふたを設け、この減音材ふたと容器と強めとからな
る閉空間に減音材を充填する構成を採用することによっ
て、減音材が容器から外部に出ようとする音を減音する
ことから、必要とする減音効果を上げることができ、減
音のために必要となる部品としては減音材ふたと減音材
だけなので、低騒音変圧器としてのコストの増加分は僅
かであり、結果的に低騒音変圧器をコストダウンできる
という効果が得られる。
【0014】減音材ふたに減音材を出し入れする窓を設
け、この窓を取外し可能の窓板で塞ぐ構成とすれば、減
音材の出し入れが可能になるので、製作工場で減音材を
充填し、輸送時には減音材を取り出し、変圧器の据え付
け場所で改めて減音材を充填するようにすることによっ
て輸送時の重量を減らすことができて、輸送コストの低
減に資すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す低騒音変圧器の立面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】図2のB部拡大図
【符号の説明】
100…容器、11,12,13,102…強め、2
1,22…窓板、23…ボルト、3…減音材ふた、4…
減音材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変圧器の容器の外部に突出して平行に設け
    られる少なくとも2本の強めの突出部を橋絡しこれらの
    強めと容器とで閉空間を形成する減音材ふたを設け、こ
    の閉空間に減音材を充填してなることを特徴とする低騒
    音変圧器。
  2. 【請求項2】減音材ふたに減音材を出し入れする窓を上
    と下にそれぞれ設け、この窓を取り外し可能の窓板で塞
    ぐ構成を採用してなることを特徴とする請求項1記載の
    低騒音変圧器。
JP10252203A 1998-09-07 1998-09-07 低騒音変圧器 Pending JP2000082622A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470910B1 (ko) * 2003-02-04 2005-03-10 신한전기공업주식회사 소음 저감 변압기
US7456724B2 (en) 2000-12-28 2008-11-25 Nippon Steel Corporation Electrical steel sheet for low-noise transformer and low-noise transformer
KR101088610B1 (ko) 2006-12-15 2011-11-30 현대중공업 주식회사 방진 변압기
CN103606823A (zh) * 2013-12-03 2014-02-26 太原供电设计研究院 变压器室双层消音壁降噪法
CN104599815A (zh) * 2015-01-23 2015-05-06 国网浙江省电力公司嘉兴供电公司 一种干式变压器的降噪安装结构
CN105895339A (zh) * 2016-04-21 2016-08-24 科润电力科技股份有限公司 一种低温静音型干式变压器

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