JP2000082070A - ファイル管理装置、ファイル管理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

ファイル管理装置、ファイル管理方法、及び記憶媒体

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JP2000082070A
JP2000082070A JP10267347A JP26734798A JP2000082070A JP 2000082070 A JP2000082070 A JP 2000082070A JP 10267347 A JP10267347 A JP 10267347A JP 26734798 A JP26734798 A JP 26734798A JP 2000082070 A JP2000082070 A JP 2000082070A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を改善する。 【解決手段】 記録済みファイルの属性情報(Properti
es, Pages, Entry Date)と、ファイルの検索結果情報
と、ファイルのインデックス情報(Title, Chapter, Ra
nk)とをファイル毎にまとめて単一のファイルリストに
掲載する。ファイルリストにおいて、同一の処理を施し
たい複数のファイル(No. 1, 2, 3, 5, 12, 14)に同一
の標識マーク(ファイルタグ71)を付加する。次に、
ファイルリストにおいて前記標識マークの付加されたフ
ァイル(No. 1, 2, 3, 5, 12,14)を探し、当該発見さ
れたファイルに対して所定の処理を行う。所定の処理と
しては、インデックスの入力、ファイルの印刷、スキャ
ンしたファイルの保存等がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル管理装
置、ファイル管理方法、及び記憶媒体に関し、詳しく
は、複数ファイルを保存すると共に、ファイルを検索す
ることができるファイル管理装置、当該ファイル管理装
置に適用されるファイル管理方法、及び当該ファイル管
理方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、文書や図面等の原稿画像を読み取
って適宜編集し、その画像を磁気ディスク、光磁気ディ
スク等に記録して管理する画像管理システムが知られて
いる。
【0003】一般に、このような画像管理システムで
は、原稿画像を読み取って得られた画像情報を圧縮して
ハードディスクあるいは光ディスクに記録する。また、
画像の検索を行なうためのインデックス情報を画像情報
と関連づけて記録している。このインデックス情報から
必要な画像を検索して、検索結果を基に画像情報を読み
出してディスプレイに表示し、あるいはその画像をプリ
ンタによって記録紙に出力する。また、必要に応じて画
像の追加、編集や加工など各種画像処理を行う。
【0004】図27A及び図27Bに一般的な画像ファ
イリングシステムの従来例を示す。
【0005】図27Aは、スキャナを用いて原稿をスキ
ャンし、文書データベースにその画像を保存するときの
画像ファイリングシステムの構成を示すブロック図であ
る。120は、原稿を光学的に読み取って光電変換素子
等により、読み取った画像をデジタル信号に変換するス
キャナである。121はスキャナ120の動作を制御す
るためのスキャナ制御手段、123は読み取った画像に
ついてのインデックスを入力するためのインデックス入
力手段、122はインデックスと画像を対応させて管理
するデータベース管理手段、124は画像やインデック
スの情報を保存する文書データベースである。矢印は情
報の流れを示す。
【0006】まず、スキャナ120で原稿から読み取ら
れた画像はスキャナ制御手段121を介してデータベー
ス管理手段122に送られる。また、インデックス入力
手段123から入力されたインデックス情報がデータベ
ース管理手段122に送られる。データベース管理手段
122ではスキャナ制御手段121から送られてきた画
像に、インデックス入力手段123から入力されたイン
デックス情報を付加して文書データベース124に保存
する。
【0007】図27Bは、文書データベースにおいて検
索手段を用いて所望の画像を検索するときの画像ファイ
リングシステムの構成を示すブロック図である。130
は、画像及び該画像に対応するインデックスが保存され
ている文書データベースであり、131は文書データベ
ース130を管理するためのデータベース管理手段であ
る。132は文書データベース130から所望の画像を
検索するための検索手段であり、検索条件入力手段13
3により入力された検索条件をもとにして画像を検索す
る。134は、検索した結果を管理するための検索結果
リスト管理手段であり、135はその検索結果リストで
ある。矢印は情報の流れを示す。
【0008】まず、検索条件入力手段133から、検索
したい画像の条件が入力されると、検索手段132が、
文書データベース管理手段131を介して文書データベ
ース130から条件に適合した画像を検索し、得られた
検索結果を、検索結果リスト管理手段134を介して検
索結果リスト135に出力する。
【0009】検索結果リスト管理手段134は、検索結
果リスト135に基づき、検索された文書の画像情報
を、画像表示部制御手段140を介して画像表示部14
1に送り画像を表示させたり、またプリンタ制御手段1
42を介してプリンタ143に送って画像をプリントさ
せたりすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像ファイリングシステムでは、文書の記録操作と
検索操作とが分離した構成となっており、さらに、記録
操作においても、画像のスキャンとインデックスの入力
操作は固定した手順で行われていた。
【0011】また、記録操作において、文書の記録とイ
ンデックスの入力は個々の文書ごとに行われていた。
【0012】このために、複数の文書の記録操作におい
て、操作者はスキャンとインデックス入力とを交互に行
う必要があり、従って操作が煩雑となり、生産性も低か
った。
【0013】また、記録操作と検索操作とが分離した構
成となっていたので、誤操作により入力された誤ったデ
ータは、いったん記録操作を終了し、その後に検索操作
を行って修正操作を行う必要があり、多くの操作ステッ
プと操作時間を必要とした。
【0014】また、複数の画像に対して一括した操作を
行うために、複数の画像に対して同一の識別マークを付
しておき、識別マークの付いた画像だけを探して一括し
た操作を行うことが可能であるが、こうした方法におい
て、一度記録操作を終了してから、検索操作に移行し
て、所望の画像を検索して確認した後に、再度画像スキ
ャンやインデックス入力の操作に移行する必要があるな
ど、操作が非常に煩雑であった。
【0015】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、操作性を改善したファイル管理装置、
ファイル管理方法、及び記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、複数ファイルを保存
すると共に、ファイルを検索することができるファイル
管理装置において、記録済みファイルの属性情報と、フ
ァイルの検索結果情報と、ファイルのインデックス情報
とをファイル毎にまとめて単一のファイルリストに掲載
するリスト管理手段と、前記ファイルリストにおいて、
同一の処理を施したい複数のファイルに同一の標識マー
クを付加するマーク付加手段と、前記ファイルリストに
おいて前記標識マークの付加されたファイルを探し、当
該発見されたファイルに対して所定の処理を行う処理実
行手段とを有することを特徴とする。
【0017】また、請求項6記載の発明によれば、複数
ファイルを保存すると共に、ファイルを検索することが
できるファイル管理装置に適用されるファイル管理方法
において、記録済みファイルの属性情報と、ファイルの
検索結果情報と、ファイルのインデックス情報とをファ
イル毎にまとめて単一のファイルリストに掲載するリス
ト管理ステップと、前記ファイルリストにおいて、同一
の処理を施したい複数のファイルに同一の標識マークを
付加するマーク付加ステップと、前記ファイルリストに
おいて前記標識マークの付加されたファイルを探し、当
該発見されたファイルに対して所定の処理を行う処理実
行ステップとを有することを特徴とする。
【0018】さらに、請求項11記載の発明によれば、
複数ファイルを保存すると共に、ファイルを検索するこ
とができるファイル管理装置に適用されるファイル管理
方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより
読み出し可能な記憶媒体において、前記ファイル管理方
法が、記録済みファイルの属性情報と、ファイルの検索
結果情報と、ファイルのインデックス情報とをファイル
毎にまとめて単一のファイルリストに掲載するリスト管
理ステップと、前記ファイルリストにおいて、同一の処
理を施したい複数のファイルに同一の標識マークを付加
するマーク付加ステップと、前記ファイルリストにおい
て前記標識マークの付加されたファイルを探し、当該発
見されたファイルに対して所定の処理を行う処理実行ス
テップとを有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0020】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
形態を、図1〜図14を参照して説明する。
【0021】(ハードウエア構成)図1は、第1の実施
形態に係るファイル管理装置のハードウエアの構成を示
すブロック図である。
【0022】1は、ファイル管理装置の全体の制御を行
なうCPU(中央処理装置)であり、画像情報、各操作
の指示情報を伝達する情報伝達手段としてのバス18に
接続されている。3は、使用者に画像情報のイメージ
や、文書リスト等を表示するためのCRTディスプレイ
であり、ディスプレイインターフェース回路2を通じて
バス18に接続されている。5は、使用者がファイル管
理装置に各種動作を指示するためのキーボードであり、
ポインティングデバイスを含み、キーボードインターフ
ェース回路4を通じて、バス18に接続されている。7
は、被写体から画像情報を読み取るスキャナであり、ス
キャナインターフェース回路6を通じて、バス18に接
続されている。9は、画像情報とそれぞれの画像情報を
管理するための識別情報とを保存するメモリであり、磁
気ディスクあるいは光磁気ディスクから構成され、メモ
リインターフェース回路8を通して、バス18に接続さ
れている。11は、使用者が入力したさまざまなインデ
ックス情報と画像識別情報とが関連づけて保存されたデ
ータベースを格納するメモリであり、メモリインターフ
ェース回路10を通じて、バス18に接続されている。
13は、ファイル管理装置のプログラムを実行する際に
使用するメモリであり、RAMからなり、メモリインタ
ーフェース回路12を通じて、バス18に接続される。
15は、ファイル管理装置のプログラムを保存するため
のメモリであり、磁気ディスクあるいは光磁気ディスク
からなり、メモリインターフェース回路14を通じて、
バス18に接続されている。17は、ファイル管理装置
のプログラムが保存されているフロッピーディスク等を
本システムに接続するための外部ディスク接続装置(デ
ィスクドライブ)であり、外部ディスクインターフェー
ス回路16を通じて、バス18に接続される。201
は、保存されている文書の画像情報や文書リストなどを
プリントするためのプリンタであり、プリンタインター
フェース回路200を介してバス18に接続されてい
る。
【0023】ファイル管理装置で実行されるプログラム
はフロッピーディスク等により外部からファイル管理装
置に提供される。フロッピーディスク上のプログラムは
プログラムの実行に先立ち、外部ディスク接続装置17
から読込まれ、メモリ15に保存される。ついで、プロ
グラムはメモリ13にロードされ、CPU1により実行
される。
【0024】(ソフトウエア処理の構成)図2は、ファ
イル管理装置でファイル管理処理が行われることによっ
て実現する諸機能の構成を示す図である。
【0025】20は文書の画像を記録する画像記録部、
21は画像記録部20内のデータを、整合性を維持して
管理する画像記録部管理手段、22は文書を検索するた
めのインデックスデータを記録するインデックスデータ
記録部、23はインデックスデータ記録部22内のデー
タを、整合性を維持して管理するインデックスデータ記
録部管理手段、24は所望の文書を検索するための検索
条件を入力する検索条件入力手段、25はデータベース
から所望の文書を検索するための検索手段である。検索
条件入力手段24はキーボードと検索条件入力画面で構
成される。26は原稿から画像データを読み込むスキャ
ナ、27はスキャナ26の制御を行うスキャナ制御手
段、28はインデックスデータの入力を行うインデック
ス入力手段である。30は、文書のリストを表示する文
書リスト表示手段31の管理制御を行う文書リスト制御
手段である。
【0026】32は文書の画像の制御を行う画像制御手
段、40は画像表示部41を制御して文書の画像表示を
行う画像表示部制御手段である。
【0027】文書リスト制御手段30は、文書リスト表
示手段31を制御するとともに、インデックスデータ記
録部管理手段23、画像制御手段32、インデックス入
力手段28に接続されている。
【0028】画像制御手段32は画像記録部管理手段2
1、文書リスト制御手段30、スキャナ制御手段27、
画像表示部制御手段40に接続されている。
【0029】42はプリンタ43を制御して文書の画像
情報を記録紙に出力させるプリンタ制御手段であり、画
像制御手段32に接続されている。
【0030】次に、上記構成における文書の検索、文書
の新規記録、インデックスの入力について、図3を適宜
参照して説明する。図3は文書リスト制御手段30の制
御動作を示すフローチャートである。
【0031】(検索動作)使用者が検索条件入力手段2
4から、所望の文書を検索するための検索条件を入力す
る。検索条件は、例えばキーワード等からなる。
【0032】入力された検索条件は検索手段25(一般
に検索エンジンともいわれる)に渡され、検索手段25
はインデックスデータ記録部管理手段23を経由して、
インデックスデータ記録部22内の文書データベースか
ら、検索条件に一致する文書を探し出し、その結果を文
書リスト制御手段30に出力する(S10でYES)。
文書リスト制御手段30はその結果を文書リスト化する
(S11)と共に、文書管理リスト表示手段31(一般
にCRTおよびCRTの制御回路で構成される)上に表
示する(S12)。
【0033】(新規記録)使用者はスキャナ制御手段2
7を起動し、スキャナ26から新規の文書を読み込む
(S20でYES)。スキャナ26は所定の枚数の原稿
を読み込み、画像データを画像制御手段32に出力す
る。画像制御手段32は画像データを、画像記録部管理
手段21を経由して画像記録部20に記録すると共に、
文書リスト制御手段30に新規文書生成情報を通知す
る。
【0034】文書リスト制御手段30は新規文書生成情
報に基づき、既に表示している文書リストに新規の文書
を追加して新規のレコードを作成し、表示する(S2
1,S22)。このレコード内には、作成日付、ページ
数等のスキャン時に確定された文書属性が含まれる。更
新された文書属性は、インデックスデータ記録部管理手
段23を経てインデックスデータ記録部22に記録され
る(S23)。
【0035】(インデックス後付け)使用者は文書リス
ト制御手段30へインデックス入力を開始する指示を行
う(S30でYES)。この指示により、文書リスト制
御手段30はインデックス入力手段28からの出力を受
け取るモードとなる。ついで使用者はインデックス入力
手段28からインデックスを入力する(S31)。ここ
では、前述の新規にスキャンした文書に対応するインデ
ックスを入力する。入力されたインデックスは文書リス
ト制御手段30により文書リスト上の所定の場所に表示
される(S32)。入力されたインデックスデータは自
動で、あるいは文書リスト制御手段30への使用者の指
示により、インデックスデータ記録部管理手段23を経
てインデックスデータ記録部22へ送られ記録される
(S33)。
【0036】(インデックス先付け)なお、インデック
ス情報を文書の入力に先立ちインデックスを入力するイ
ンデックス先付けも可能である。以下に、インデックス
先付けの動作を説明する。
【0037】使用者は文書リスト制御手段30へインデ
ックス先付けの指示を行う(S40でYES)。この指
示により、文書リスト制御手段30は、文書リストの最
下端の新規レコードにインデックスを入力できるように
する(S41)。この新規レコードは現時点では画像デ
ータと関連を持たない。つぎに、使用者はインデックス
入力手段28から新規のインデックスデータを入力する
(S42)。このデータは文書リスト制御手段30によ
り、文書リスト上に表示される(S43)と共に、必要
に応じて、インデックスデータ記録部管理手段23を経
由してインデックスデータ記録部22へ記録される(S
44)。
【0038】(インデックス先付けレコードへの画像の
記録)使用者は、前述したインデックス先付けレコード
に対応させて画像データの入力を行うことができる(S
50でYES)。使用者はまず、文書リスト制御手段3
0に対し、入力画像データに対応するインデックス先付
けの行われたレコードを選択する(S51)。ついでス
キャナ制御手段27によりスキャナ26から画像データ
を読み込む。画像データは画像制御手段32により、画
像表示部制御手段40を経て画像表示部41へ送られる
とともに、画像記録部管理手段21へ送られ、画像記録
部20に記録される。画像記録部20は記録した画像の
アドレス情報を、画像制御手段32を経て、あるいは直
接に文書リスト制御手段30へ渡す。また画像制御手段
32から文書リスト制御手段30へ文書ページ数等の読
込み情報が送られる。文書リスト制御手段30は該情報
を、インデックスデータ記録部管理手段23を経てイン
デックスデータ記録部22へ記録すると共に、文書リス
ト上の該当するレコードのステータスをインデックス先
付けから通常の文書へ変更する。さらに文書リスト制御
手段30は文書リストの表示を更新する(S52,S5
3)。
【0039】なお、記録画像のアドレス情報は、画像記
録部管理手段21からインデックスデータ記録部管理手
段23に直接渡すように構成することも可能である。
【0040】(画像情報の表示、印刷)使用者は、文書
リストから任意のファイルを選択して、その画像情報の
表示、印刷を行なうことができる。
【0041】使用者が文書リストの任意のファイルを選
択して画像の表示をキーボード5などで指示すると、文
書リスト制御手段30は、インデックスデータ記録部管
理手段23を経由してインデックスデータ記録部22か
ら、選択されたファイルの画像の検索情報を得る。続い
て文書リスト制御手段30は、画像の検索情報と画像表
示の指示を画像制御手段32に送る。画像制御手段32
は、受け取った画像の検索情報を基に、画像記録部管理
手段21を経由して画像記録部20から画像情報を得
て、画像情報を画像表示部制御手段40に送る。画像表
示部制御手段40は画像表示部41に、受け取った画像
情報を表示させる。
【0042】画像情報の印刷も同様に、使用者が選択し
た画像情報を受け取った文書リスト制御手段30は、検
索情報と画像の印刷の指示を画像制御手段32に送る。
画像制御手段32は、受け取った画像の検索情報を基
に、画像記録部管理手段21を経由して画像記録部20
から画像情報を得て、画像情報をプリンタ制御手段42
に送る。プリンタ制御手段42はプリンタ43に、受け
取った画像情報を印刷させる。
【0043】次に、以上の動作を文書リスト上で、さら
に詳細に説明する。
【0044】(文番リストの構成)図4は、文書リスト
Wを示す図である。文書リストWは文書リスト制御手段
30により生成され、ディスプレイ3上に表示される。
この文書リストWには検索結果のファイルと、スキャナ
26から入力された新規ファイルとが表示されている。
51はファイルの状態を示すプロパティ列、52はリス
ト上の番号を示すファイルナンバ列、53,54,56
は各文書のインデックス項目であり、55は各ファイル
のページ数、57はスキャナ26で被写体の画像を記録
した作成日付を示す作成日付である。インデックス項目
は、図示しないデータベース構造設定手段を用いて使用
者が文書の種類に応じて自由に設計することができる。
図4の例では、文書管理のためのインデックス情報とし
て、文書のタイトルを示すタイトル53、文書の章の区
切りを示す章54、文書の評価をあらわすランク56を
加えている。また、これらの列の順番は、任意に入れ替
えることができる。
【0045】また、図4に示した文書リストWでは、画
像記録済みファイルと、インデックスのみを先に入力し
たインデックス先付けファイルとを、同一画面上に、明
確に区別がつくようにして表示している。すなわち、プ
ロパティ列51内に示すアイコン58、59は、各ファ
イルの状態を示すアイコンであり、アイコン58はファ
イルに画像情報がすでに記録されていることを示し、ア
イコン59はファイルに画像情報がまだ記録されておら
ず、インデックス先付けファイルであることを示す。図
4の文書リストWでは、範囲60,61で示すファイル
ナンバが1から10のファイルは画像記録済みのファイ
ルであり、範囲62で示すファイルナンバが11から1
5のファイルはインデックス先付けファイルであること
が容易に判別できる。
【0046】なお、範囲60のファイルは、画像情報と
インデックス情報とが記録されている既存ファイルであ
り、範囲61のファイルは、画像情報が保存されている
がインデックス情報が入力されていない新規ファイルで
あり、範囲62のファイルは、インデックス情報のみが
記録されているインデックス先付けファイルである。
【0047】(検索動作)図5A及び図5Bは、検索動
作を行なった場合の文書リストWを示す図である。図5
Aの文書リストWは、保存されている文書の全件を含ん
でおり、検索動作を行う前の初期状態の一例である。こ
こで使用者が、検索条件入力手段24に検索条件とし
て、例えばランク“A”を入力すると、検索手段25
は、インデックスデータ記録部管理手段23を経由して
インデックスデータ記録部22から検索条件に一致する
レコード(ファイル)を探し出し、その結果を文書リス
ト制御手段30に出力する。文書リスト制御手段30で
は、その結果を基に文書リストを作成して、文書リスト
表示手段31上に表示する。上記のような検索動作によ
って作成されて表示された文書リストWは、図5Bのよ
うになる。
【0048】(新規記録)図6A及び図6Bは、新規記
録を行なった場合の文書リストWを示す図である。図6
Aは、新規記録前の文書リストを示している。ここで、
スキャナ26を用いて新規の文書を読み込み、文書リス
ト制御手段30に新規文書生成情報を通知する。文書リ
スト制御手段30は新規文書生成情報に基づき、既に表
示している文書リストに追加して、新規のレコードを作
成して表示する。作成、更新された文書属性はインデッ
クスデータ記録部管理手段23を経てインデックスデー
タ記録部22に記録される。
【0049】上記のような新規文書の記録動作によって
作成されて表示された文書リストWを図6Bで示す。図
6Bに示すファイルナンバ4、5、6番のレコード(フ
ァイル)が作成され、画像情報のスキャンに対応したペ
ージ数、作成日付が表示され、またファイルの属性を示
すアイコンがプロパティ列に表示されている。
【0050】(インデックス後付け)図7A及び図7B
は、インデックス情報の後付けを行なった場合の文書リ
ストWを示す図である。
【0051】使用者が文書リスト制御手段30へインデ
ックス入力を開始する指示を行う。この指示により、図
7Aに示すように、文書リスト制御手段30はインデッ
クス入力手段28からの出力を受け取るモードとなる。
ついで使用者はインデックス入力手段28から所定のイ
ンデックスを入力する。入力されたインデックスは文書
リスト制御手段30によりリスト上の所定の場所に表示
される。入力されたインデックスデータは自動で、ある
いは文書リスト制御手段30への使用者の指示により、
インデックスデータ記録部管理手段23を経てインデッ
クスデータ記録部22へ記録される。
【0052】1つのインデックス項目への入力動作を終
了すると、次のインデックス項目(例えば図の右隣のイ
ンデックス項目)への入力動作へ移ることもできる。同
様に1つのレコード(ファイル)へのインデックス入力
動作を終了すると、次のレコード(ファイル)(例えば
図の下側のレコード)へのインデックス入力動作に移る
こともできる。例えば、図7Aの例ではファイルナンバ
4番のタイトル列からインデックス入力を開始して、図
7Bに示すようにファイルナンバ6番のランク列まで連
続してインデックス入力を行う。
【0053】さらに、入力する列を指定して(例えばC
hapterとRankのみ)指定した列のみへの連続
入力を行うこともできる。
【0054】(インデックス先付け)図8A及び図8B
は、インデックス情報の先付けを行なった場合の文書リ
ストWを示す図である。
【0055】使用者が文書リスト制御手段30へインデ
ックス先付けの指示を行う。この指示により、図8Aに
示すように、文書リスト制御手段30は、文書リストの
最下端の新規レコードへインデックス入力を可能にす
る。つぎに、使用者はインデックス入力手段28から新
規のインデックスデータを入力する。このデータは文書
リスト制御手段30により、文書リスト上に表示される
と共に、必要に応じて、インデックスデータ記録部管理
手段23を経由してインデックスデータ記録部22へ記
録される。
【0056】1つのインデックス項目への入力動作を終
了すると、次のインデックス項目への入力動作へ移るこ
ともできる。同様に1つのレコード(ファイル)へのイ
ンデックス入力動作を終了すると、別のレコード(ファ
イル)へのインデックス入力動作に移ることもでき、こ
の時に画像データと関連を持たないファイルがインデッ
クス先付けファイルとして作成される。例えば、図8A
の例では新規ファイルのタイトル列からインデックス入
力を開始して、図8Bに示すようにファイルナンバ9番
の章列まで連続してインデックス入力を行なった。この
例では、ファイルナンバ7、8、9番のインデックス先
付けファイルが作成された。
【0057】(インデックス先付けレコードへの画像の
記録)図9A及び図9Bは、インデックス情報の先付け
ファイルに対して画像の記録を行なった場合の文書リス
トWを示す図である。
【0058】使用者はまず、文書リスト制御手段30に
対し、インデックス先付けの行われたレコードを選択す
る操作を行う。つまり、入力される画像データが対応す
るレコードを選択する。ついでスキャナ制御手段27に
よりスキャナ26から画像データを読み込む。画像デー
タは画像制御手段32により、画像表示部制御手段40
を経て画像表示部41へ送られるとともに、画像記録部
管理手段21へ送られ、画像記録部20に記録される。
画像記録部20は記録した画像のアドレス情報を、画像
制御手段32を経て、あるいは直接に文書リスト制御手
段30へ渡す。また画像制御手段32から文書リスト制
御手段30へ文書ページ数等の読込み情報が送られる。
文書リスト制御手段30は該情報を、インデックスデー
タ記録部管理手段23を経てインデックスデータ記録部
22へ送り記録すると共に、文書リスト上の該当するレ
コードのステータスを、インデックス先付けから通常の
文書へと変更する。さらに文書リスト制御手段30は文
書リストの表示を更新する。
【0059】上記のような新規文書の記録動作によって
作成されて表示された文書リストWを図9Bで示す。図
9Bに示すファイルナンバ7、8、9番のファイルに画
像情報が入力され、リスト上でページ数、作成日付が更
新され、またプロパティ列でファイルの属性を示すアイ
コンの表示がアイコン59からアイコン58へ変更され
ている。
【0060】これらの文書リスト例を基にして、この文
書リスト上でそれぞれの所望のファイルに識別マークを
付けておき、識別マークが付けられたファイルに対して
一括した操作を行う例を以下に示す。なお、以下、この
識別マークをタグと呼ぶことにする。ファイルに付けら
れたタグをファイルタグ、そのファイルに含まれるペー
ジに付けられたタグをページタグとする。
【0061】図10は、インデックスデータが入力され
ていないファイルに対してファイルタグが付けられた文
書リストWの例を示す図である。図10の文書リストで
は、それぞれのファイルにはすでに各ページ数に相当し
た枚数の画像が保存されているが、ファイル番号1、
2、3、5、12、14の各ファイルではタイトル列や
章列のインデックスデータがまだ入力されていない。プ
ロパティ列にあるアイコン71は、そのファイルにタグ
が付けられていることを表すファイルタグである。図1
0では、このファイルタグを、インデックスデータがま
だ入力されていないファイルを選んで付けるようにして
いる。
【0062】図11は、ファイルタグが付けられたファ
イルに対してインデックスデータを入力した後の文書リ
ストWの例を示す図である。ファイルタグが付けられた
ファイルの各々におけるインデックス列、章列に対して
順次、インデックスデータを入力していった結果得られ
る文書リストWが示されている。
【0063】図12は、保存された画像に対して各ファ
イル単位でファイルタグが付され、画像記録部20に記
録されている画像の例を示す図である。図12におい
て、ファイル1は201から223までの画像が保存さ
れているが、ファイルタグ71が付けられている。ファ
イル2、3、5も同様にそれぞれ231、271、30
1から始まる画像が保存されているが、ファイルタグ7
1が付けられている。ファイル4については291から
293までの画像が保存されているが、ファイルタグ7
1は付けられていない。
【0064】次に、第1の実施形態において使用者が行
う操作の手順を、図13及び図14を参照して説明す
る。
【0065】図13は、画像がすでに保存されている所
望のファイルに対してインデックス後付けのためのファ
イルタグ71を付ける操作の手順を示すフローチャート
である。
【0066】まず、ステップS401で、画像がすでに
保存されているファイルを検索して文書リストWに表示
させる。ステップS402で、文書リストW上の最初の
ファイルを選択し、ステップS403で、選択されたフ
ァイルのタイトル列にインデックスデータが入力されて
いるかを確認する。ステップS404で、タイトル列に
インデックスデータが入力されていないときには、ステ
ップS405に進み、この選択ファイルに対してファイ
ルタグ71を付ける操作をする。この操作によつて、図
10のようにファイルタグ71が選択ファイルに対して
表示されるようになる。
【0067】選択ファイルに対してファイルタグ71を
付ける操作が完了した場合、あるいはすでにインデック
スデータ入力済みのときは、ステップS406で、ファ
イル選択を文書リストW上の次のファイルに進める。ス
テップS407によって、この操作を順次、次のファイ
ルに対して行うためにステップS404からステップS
406を繰り返し、すべてのファイルに対してファイル
タグ付けの確認が終了したら、ステップS408でファ
イルタグ付けを終了する。
【0068】図14は、ファイルタグ71が付けられた
ファイルに対してインデックスデータを順次入力してい
く操作の手順を示すフローチャートである。
【0069】まず、ステップS411で、文書リストW
上でファイルタグ71が付けられた最初のファイルを選
択し、ステップS412で、選択ファイルの1ページ目
の画像(図12の画像201、231・・など)を表示
させる。ステップS413では、文書リストW上で選択
しているファイルのインデックス項目をインデックスデ
ータ入力モードにする。ステップS414では、表示さ
れている画像(図12の画像201、231、・・な
ど)の内容をもとにして各インデックス項目にインデッ
クスデータを入力する。たとえば、図12に示す例では
ファイル1のタイトル列に対して“menuspec”
というインデックスデータを入力する。1つのインデッ
クス項目の入力が終了したら、ステップS415を経由
してステップS416で次のインデックス項目へ入力モ
ードを移動し、ステップS417でインデックスデータ
を入力する。ファイルタグ71が付いているファイルの
すべてのインデックス項目にインデックスデータの入力
が終了したら(S415でYES)ステップS418に
進み、ファイルタグ71の付いたファイルがまだ残って
いれば(S418でNO)ステップS419に進み、フ
ァイルタグ71の付いた次のファイルへ移動し、ステッ
プS412からステップS417を繰り返す。ファイル
タグ71の付いたすべてのファイルに対してインデック
ス後付け操作が終了したら(S418でYES)、ステ
ップS420で、ファイルタグ71の付いたファイルへ
のインデックスデータ入力を終了する。
【0070】以上説明したように、ファイルの記録や検
索を行うことができるファイル管理装置において、記録
ファイルの属性情報とファイル検索結果情報が一体にな
った文書リストWを使用して、インデックスの入力が必
要なファイルに対してファイルタグ71を付けておく。
そして、そのファイルタグ71が付いた複数のファイル
だけを対象にしてインデックス後付け操作を行うことが
できる。従って、複数のファイルに対してインデックス
データの入力を連続して一括行えるので、非常に効率が
よい。
【0071】上記の第1の実施形態では、文書リストW
に表示されたファイルに対して1ファイルずつファイル
タグを付けるようにしているが、これに代わって、複数
のファイルをまとめて選択してファイルタグを付けるよ
うにしてもよい。
【0072】また、ファイルの番号を指定してファイル
タグを付けるようにしてもよい。
【0073】上記の第1の実施形態では、ファイルタグ
が付いているファイルに対して一括してインデックス後
付け操作をするときに、1つのファイルに対する操作が
終了したら次のファイルタグを捜して移動するようにし
ているが、これに代わって、ファイルタグ付きファイル
に関しては1つのファイルに対する1操作が終了したら
自動的に次のファイルタグ付きファイルに移動するよう
にしてもよい。
【0074】さらに上記の第1の実施形態では、インデ
ックスデータを入力する操作手順として、1画像ずつ表
示させて確認しながらインデックスデータを入力するよ
うにしているが、これに代わって、すでに公知であると
ころのバーコードやOCRなどの解析手法を用いて文書
画像の内容から自動的にインデックスを生成し、インデ
ックス項目にデータを自動的に入力するようにしてもよ
い。
【0075】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施形態として、文書リストWにおいて、ファイルタ
グが付いたファイルあるいは画像をすべて一括して印刷
する方式を説明する。
【0076】なお、第2の実施形態の構成は、基本的に
第1の実施形態の構成と同じであるので、第2の実施形
態の説明では第1の実施形態の構成を流用する。
【0077】図15は、印刷したいファイルあるいは画
像に対してファイルタグを付けたときの文書リストWの
例を示す図である。
【0078】それぞれのファイルには表示されているペ
ージ数に相当した画像が保存されているが、ファイル
1、2、3、5、12、14にはファイルタグ71が付
けられている。アイコン72は、そのファイルの中に含
まれているページにファイルタグが付けられていること
を示すページタグである。
【0079】図16は、画像が保存されているファイル
1からファイル5について、ファイルタグ71とページ
タグ72とが付いている様子を示す図である。ファイル
1には画像201から画像223までのページが保存さ
れているが、図16では最初の5ページだけを示してあ
り、そのうちの画像201,203,204にページタ
グ72が付けられている。ファイル2にはファイルタグ
71が付けられている。ファイル3には画像271から
画像283までのページが存在するが、図16では最初
の5ページだけを示してあり、そのうちの画像273と
画像275にページタグ72が付けられている。ファイ
ル4にはファイルタグが付けられていない。ファイル5
にはファイルタグ71が付けられている。
【0080】図17は、図16においてファイルタグ7
1及びページタグ72が付けられているファイル及び画
像のプリント出力の様子を示す図である。
【0081】ファイル1においては、ページタグ72が
付けられていた画像201、203、204が印刷さ
れ、ペーパP201、P203、P204が出力され
る。ファイル2では、ファイルタグ71が付けられてい
たのですべての画像が印刷され、ペーパP231〜P2
65,・・が出力される。ファイル3では、ページタグ
72が付けられていた画像273,275が印刷され、
ペーパP273,P275が出力される。ファイル4で
はタグが付けられていないので印刷されない。ファイル
5では、ファイルタグ71が付けられているのですべて
の画像が印刷され、ペーパP301〜P305,・・が
出力される。
【0082】次に、第2の実施形態において使用者が行
う操作の手順を、図18及び図19を参照して説明す
る。
【0083】図18は、ファイルの中に保存されている
ページに対してページタグを付ける操作の手順を示すフ
ローチャートである。
【0084】まず、ステップS431で、画像のあるフ
ァイルを文書リストWに表示させる。ステップS432
で所望のファイルを選択し、ステップS433では、選
択ファイルの最初のページ画像を表示させてプリントし
たい画像かどうかを確認する。この画像がプリントを取
りたい画像であれば(S434でYES)、ステップS
435で、現在表示中のページ画像に対してページタグ
72を付ける操作を行う。ページタグ72を付ける操作
が終了したらステップS436で、そのファイルの最終
ページになったことを確認する。最終ページでなければ
ステップS437で、表示しているページを次のページ
に進めて、ステップS434からステップS437を繰
り返す。ファイルの最終ページに到達したならば(S4
36でYES)、ステップS438で、まだプリントし
たいファイルが残っているかを確認する。残っていれば
ステップS439で、次にプリントしたい画像が存在す
るファイルを選択して、ステップS433からステップ
S439を繰り返す。プリントしたいファイルが無けれ
ば(S438でNO)、ステップS440でページタグ
付け操作を終了する。
【0085】図19は、文書リストW上でファイルタグ
71が付けられたファイルあるいはページタグ72が付
けられたページをプリントするときの操作の手順を示す
フローチャートである。
【0086】ステップS451で、ファイルタグ付きフ
ァイルとページタグ付きページのプリントを開始する
と、まず最初のファイルを選択する(S452)。ステ
ップS453で、選択されたファイルがファイルタグ付
きファイルかどうかを判断し、ファイルタグ付きファイ
ルであればステップS454で、このファイルのすべて
のページをプリントする。ファイルにファイルタグ71
が付いていなければステップS455で当該ファイルの
最初のページをチェツクし、ページタグ付きページと判
断したら(S456でYES)ステップS457で、こ
のページの画像をプリントする。次に、ステップS45
8で最終ページになっていなければ、ステップS459
で次のページに進んで、ステップS456からステップ
S459を繰り返す。最終ページに到達していたときに
はステップS460で、文書リストWの最後のファイル
になつているかを判断する。最終ファイルでなければス
テップS461で次のファイルに進み、ステップS45
3からステップS461を繰り返す。最終ファイルにな
っていればステップS462で、ファイルタグ71が付
けられたファイルあるいはページタグ72が付けられた
ページのプリントを終了する。
【0087】なお、文書を保存、管理する管理手段にお
いては、保存している画像に対してその画像を新しいも
のに差し替えることがある。この操作を画像の改訂と言
うが、このときに以前の画像を削除しないで改訂画像
(改訂ページ)として保存できるようにしたものがあ
る。本発明におけるページタグはこの改訂ページに対し
て付けられたとしても前述と同様の効果を奏する。この
改訂ページにページタグを付けて一括プリントを行う手
順を、図20から図22を参照して説明する。
【0088】図20は、改訂ページが存在するファイル
においてページタグ72を付けたときの画像の様子を示
す図である。
【0089】画像204の改訂ページが画像204aで
あり、画像271の改訂ページが画像271aであり、
どちらもページタグ72が付けられている。
【0090】図21は、図20においてファイルタグ7
1及びページタグ72が付けられているファイル及び画
像のプリント出力の様子を示す図である。
【0091】画像204に対してはペーパP204がプ
リント出力され、改訂ページ204aに対してはペーパ
P204aがプリント出力される。また、改訂ページ2
71aに対してはペーパP271aがプリント出力され
る。
【0092】図22は、改訂ページにページタグ72を
付けるときの操作の手順を示すフローチャートである。
【0093】ステップS471で、画像のあるファイル
を文書リストWに表示させ、ステップS472で所望の
ファイルを選択し、ステップS473では、選択ファイ
ルの最初のページ画像を開く。ステップS474では、
そのページ画像が改訂されているかどうかを判断し、改
訂されていなければステップS475で、プリントする
画像かどうかを判定する。プリントが必要な画像であれ
ばステップS476で、表示している画像にページタグ
72を付ける。
【0094】ページ画像が改訂されていれば(S474
でYES)ステップS477で、その改訂ページを表示
してステップS478で、プリントする画像かどうかを
判定する。プリントが必要な画像であれば(S478で
YES)ステップS479で、表示している改訂ページ
にページタグ72を付ける。
【0095】次にステップS480で、当該ファイルの
最終ページが選択対象になっているかどうかを確認し、
最終ページでなければステップS481で、選択表示し
ているページを次のページに進めてから、ステップS4
74からステップS481までを繰り返す。ファイルの
最終ページに到達したならば(S480でYES)ステ
ップS482で、まだプリントしたいファイルが残って
いるかを確認し、残っていればステップS483で、次
にプリントしたい画像が存在するファイルを選択して、
ステップS473からステップS482までを繰り返
す。プリントしたいファイルが無ければステップS48
4でページタグ付け操作を終了する。
【0096】ここで説明した改訂ページには、1ページ
の画像に対して複数回の改訂が行われた結果、複数の改
訂ページが存在する場合があるが、この場合も同様の操
作でページタグ72を付けて一括操作することができ
る。
【0097】以上説明したように、ファイルの記録や検
索を行うことができるファイル管理装置において、記録
ファイルの属性情報とファイル検索結果情報が一体にな
った文書リストWを使用して、その文書リストW上のフ
ァイルにファイルタグを付加すると共に、ファイルに含
まれるページに対してページタグを付ける。そして、フ
ァイルタグが付加されているファイル及びページタグが
付加されているページを探し、それらを対象にプリント
処理を行う。これにより、一括したプリント処理が容易
に行える。
【0098】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施形態として、文書リストW上でファイルタグが付
いたファイルに対して画像をスキャンして新しい画像を
一括して保存する方式を説明する。
【0099】文書リストWには、新規ファイルやインデ
ックス先付けファイルや画像ありファイルが混在してい
るが、これらのファイルにおいて新たな画像をスキャン
して保存するときは、保存先のファイルの種類に応じて
保存動作を変える必要がある。例えば、画像ありファイ
ルに対しての新たな画像の保存は追加スキャンとなる
が、インデックス先付けファイルに対しての新たな画像
の保存は新規スキャンとなる。こうした保存先ファイル
の種類に応じて異なる保存動作をすることを避けるため
に、第3の実施の形態では、同一の文書リストW上で、
新たな画像保存の対象ファイルに対してファイルタグを
付け、これによって、保存先ファイルの種類に拘わらず
一括してこれらの画像の保存を行うようにする。
【0100】図23は、新たな画像保存の対象ファイル
にファイルタグを付けたときの文書リストWの例を示す
図である。
【0101】ファイル1からファイル10までのファイ
ルは、アイコン58が付き、画像がすでに保存されてい
るファイルであり、ファイル11からファイル15まで
のファイルは、アイコン59が付き、画像が保存されて
いないインデックス先付けファイルである。ファイル
1、2、3、8、12、13のプロパテイ列にはファイ
ルタグ71がそれぞれ付けられている。
【0102】第3の実施形態では、ファイルタグ71が
付けられているファイルに対して順次新たな1ページの
画像の保存を行った例を説明する。
【0103】図24は、図23の文書リストWにおいて
ファイルタグ71が付けられているファイルに対して、
新らたな画像を追加スキャンあるいは新規スキャンによ
って保存した様子を示す図である。
【0104】ファイル1にはファイルタグ71が付けれ
られているので、最終画像223の次に新規画像224
が追加されている。ファイル2に対しても同様に新規画
像266が追加されている。ファイル12は、画像が保
存されていないインデックス先付けファイルなので、画
像は追加されないで新規画像339がファイル12に保
存される。ファイル13についても同様に新規画像34
0が保存される。
【0105】図25は、画像のあるファイル、インデッ
クス先付けファイル、新規ファイルに対してファイルタ
グを付ける操作の手順を示すフローチャートである。
【0106】ステップS501で、検索したファイルを
文書リストWに表示させ、ステップS502で、その文
書リストWの最初のファイルを選択する。ステップS5
03で、選択されたファイルが画像のあるファイルであ
るかどうかを判別し、画像のあるファイルであると判別
した場合、まずそのファイルの最初のページを表示して
画像の内容を確認する(S504)。その結果、画像の
追加スキャンが必要であると判断した場合(S505で
YES)ステップS510で、そのファイルにファイル
タグ71を付ける操作を行う。
【0107】選択されたファイルが画像のあるファイル
でなければ(S503でNO)ステップS506で、選
択されたファイルがインデックス先付けファイルである
かを判断し、インデックス先付けファイルならばステッ
プS507で、先付けされているインデックスの内容を
確認する。その結果、画像の新規スキャンが必要である
と判断した場合(S508でYES)ステップS510
で、そのファイルにファイルタグ71を付ける操作を行
う。
【0108】選択されたファイルがインデックス先付け
ファイルでないならば(S506でNO)ステップS5
09で、新規ファイルであるか否かを判断し、新規ファ
イルであると判断したときはステップS510で、ファ
イルタグを付けて画像の新規スキャンを行うようにす
る。
【0109】ステップS511で、選択ファイルが文書
リストWの最後のファイルであるか否かを判断し、最後
のファイルではないと判断したときにはステップS51
2で、文書リストWで次のファイルを選択し、ステップ
S503へ戻る。最後のファイルであったときにはステ
ップS513でファイルタグ付け操作を終了する。
【0110】図26は、文書リストW上のファイルタグ
付きファイルにおいて1ページずつ画像をスキャンして
保存していくときの動作を示すフローチャートである。
【0111】ステップS521で、ファイルタグ付きフ
ァイルに対してスキャン処理を開始するとまずステップ
S522で、文書リストWの最初のファイルを選択す
る。ステップS523で、選択されたファイルがファイ
ルタグ71の付いたファイルであるか否かを判断する。
ファイルタグ71の付いたファイルならば、ステップS
524で、選択されたファイルが画像のあるファイルで
あるか否かを判断する。画像のあるファイルであると判
断した場合、ステップS524で、そのファイルの中の
最終ページの後ろにスキャンした画像を追加する。
【0112】選択されたファイルが画像のあるファイル
ではないと判断した場合(S524でNO)ステップS
526で、選択されたファイルがインデックス先付けフ
ァイルであるか否かを判断する。インデックス先付けフ
ァイルであると判断した場合、ステップS527で画像
の新規スキャンを行う。
【0113】選択されたファイルがインデックス先付け
ファイルでないと判断した場合(S526でNO)ステ
ップS528で、新規ファイルであるか否かを判断す
る。新規ファイルであったときステップS527で画像
の新規スキャンを行う。
【0114】ステップS529で、選択したファイルが
文書リストW上で最終ファイルであるか否かを判断し、
最終ファイルになっていなければ、ステップS530で
次のファイルに進み、ステップS523からステップS
529を繰り返す。最終ファイルになっていれば、ステ
ップS531でファイルタグ付きファイルへのスキャン
動作を終了する。
【0115】文書リストWのファイルに対して画像をス
キャンして保存する方法としては1ファイルずつ確認し
ながらスキャンしてもよいが、本実施形態のように1フ
ァイルに対して1ページずつファイル送りしながら順次
記録していく方法や、決められた複数ページを記録しな
がら順次ファイル送りをする方法など、自動的にファイ
ルタグの付けられたファイルを順送りしながら画像をス
キャンして記録していく方法をとることもできる。
【0116】第3の実施形態ではスキャンによって画像
を保存するようにしているが、これに代わって、例えば
画像のコピーやインポートなどの方法を用いて新たに画
像を追加保存させるようにしたときにも同様の効果が得
られる。
【0117】以上のように、文書リストWを用いて、対
象となるファイルに対してファイルタグを付けて画像の
スキャンを行うときに、その文書リストに含まれるファ
イルの種別、属性などを判断しながら連続してスキャン
を行うので、複数のファイルに対するスキャンを効率よ
く行うことができる。
【0118】以上の各実施の形態では、文書リストWの
対象となるファイルタグ付きファイルあるいはページタ
グ付きページに対して、インデックス後付け、プリン
ト、スキャンをするときの方式について述べた。しかし
ながら、この方式は、ファイルの削除、ファイルのコピ
ー、ファイルのエクスポート、ファイルの統合、インデ
ックス先付け、ファイルの移動、表示ページの移動、表
示ファイルの移動、インデックス修正ファイルの移動な
ど、文書リストWにおいて任意の複数のファイルあるい
はページを一括して操作する際に、すべて同様の効果が
あることはもちろんである。
【0119】なお、本発明を、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、あるいは1つの機器からなる
装置に適用してもよい。
【0120】また、前述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0121】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体が本発明を構成することになる。
【0122】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0123】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した各実施形態の機能が実現される場合も、本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0124】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現
される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0125】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項
6、または請求項11記載の発明によれば、記録済みフ
ァイルの属性情報と、ファイルの検索結果情報と、ファ
イルのインデックス情報とをファイル毎にまとめて掲載
する単一のファイルリストにおいて、同一の処理を施し
たい複数のファイルに同一の標識マークを付加してお
く。後刻、前記ファイルリストにおいて標識マークの付
加されたファイルを探し、発見されたファイルに対して
所定の処理を行う。
【0126】これによって、ファイルを新規に記録する
操作と追加して記録する操作や、検索操作と記録操作と
が一括して行うことができ、操作性が改善される。
【0127】請求項2、請求項7、または請求項12記
載の発明によれば、前記所定の処理は、インデックスデ
ータの入力処理である。請請求項3、請求項8、または
請求項13記載の発明によれば、前記所定の処理は印刷
処理である。これにより、インデックスデータの入力や
ファイルの印刷が、複数のファイルに対して連続して行
うことができ、操作性が改善される。
【0128】また、請求項5、請求項10、または請求
項14記載の発明によれば、前記所定の処理は、標識マ
ークの付加されたファイルに関わる新たなファイルの保
存処理であり、当該保存処理は、前記標識マークの付加
された各ファイルの種類に拘わらず同一の方法で行う。
これにより、新規ファイル、インデックス先付けファイ
ル、画像が記録された検索結果ファイルのように、性質
が異なるファイルが混在していても、それらを区別する
ことなく同一の保存方法が採れ、操作性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るファイル管理装置のハー
ドウエアの構成を示すブロック図である。
【図2】ファイル管理装置でファイル管理処理が行われ
ることによって実現する諸機能の構成を示す図である。
【図3】文書リスト制御手段の制御動作を示すフローチ
ャート(2/2)である。
【図4】文書リストを示す図である。
【図5】Aは検索動作を行なった場合の検索前の文書リ
ストを示す図である。Bは検索動作を行なった場合の検
索後の文書リストを示す図である。
【図6】Aは新規記録を行なった場合の新規記録前の文
書リストを示す図である。Bは新規記録を行なった場合
の新規記録後の文書リストを示す図である。
【図7】Aはインデックス情報の後付けを行なった場合
の処理前の文書リストを示す図である。Bはインデック
ス情報の後付けを行なった場合の処理後の文書リストを
示す図である。
【図8】Aはインデックス情報の先付けを行なった場合
の処理前の文書リストを示す図である。Bはインデック
ス情報の先付けを行なった場合の処理後の文書リストを
示す図である。
【図9】Aはインデックス情報の先付けファイルに対し
て画像の記録を行なった場合の画像記録前の文書リスト
を示す図である。Bはインデックス情報の先付けファイ
ルに対して画像の記録を行なった場合の画像記録後の文
書リストを示す図である。
【図10】インデックスデータが入力されていないファ
イルに対してファイルタグが付けられた文書リストの例
を示す図である。
【図11】ファイルタグが付けられたファイルに対して
インデックスデータを入力した後の文書リストの例を示
す図である。
【図12】保存された画像に対して各ファイル単位でフ
ァイルタグが付され、画像記録部に記録されている画像
の例を示す図である。
【図13】画像がすでに保存されている所望のファイル
に対してインデックス後付けのためのファイルタグを付
ける操作の手順を示すフローチャートである。
【図14】ファイルタグが付けられたファイルに対して
インデックスデータを順次入力していく操作の手順を示
すフローチャートである。
【図15】印刷したいファイルあるいは画像に対してフ
ァイルタグを付けたときの文書リストの例を示す図であ
る。
【図16】画像が保存されているファイルにおいて、フ
ァイルタグとページタグとが付いている様子を示す図で
ある。
【図17】図16においてファイルタグ及びページタグ
が付けられているファイル及び画像のプリント出力の様
子を示す図である。
【図18】ファイルの中に保存されているページに対し
てページタグを付ける操作の手順を示すフローチャート
である。
【図19】文書リスト上でファイルタグが付けられたフ
ァイルあるいはページタグが付けられたページをプリン
トするときの操作の手順を示すフローチャートである。
【図20】改訂ページが存在するファイルにおいてペー
ジタグを付けたときの画像の様子を示す図である。
【図21】図20においてファイルタグ及びページタグ
が付けられているファイル及び画像のプリント出力の様
子を示す図である。
【図22】改訂ページにページタグを付けるときの操作
の手順を示すフローチャートである。
【図23】新たな画像保存の対象ファイルにファイルタ
グを付けたときの文書リストの例を示す図である。
【図24】図23の文書リストにおいてファイルタグが
付けられているファイルに対して、新らたな画像を追加
スキャンあるいは新規スキャンによって保存した様子を
示す図である。
【図25】画像のあるファイル、インデックス先付けフ
ァイル、新規ファイルに対してファイルタグを付ける操
作の手順を示すフローチャートである。
【図26】文書リスト上のファイルタグ付きファイルに
おいて1ページずつ画像をスキャンしていくときのスキ
ャン動作を示すフローチャートである。
【図27】Aはスキャナを用いて原稿をスキャンし、文
書データベースにその画像を保存するときの従来におけ
る画像ファイリングシステムの構成を示すブロック図で
ある。Bは文書データベースにおいて検索手段を用いて
所望の画像を検索するときの従来における画像ファイリ
ングシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 3 ディスプレイ 5 キーボード 7 スキャナ 9 メモリ(画像データ用) 11 メモリ(インデックスデータベース用) 13 メモリ(プログラム動作用) 15 メモリ(プログラム保存用) 17 外部ディスク接続装置 23 インデックスデータ記録部管理手段 24 検索条件入力手段 25 検索手段 26 スキャナ 28 インデックス入力手段 30 文書リスト制御手段 31 文書リスト表示手段 32 画像制御手段 41 画像表示部 71 ファイルタグ 72 ページタグ 201 プリンタ W 文書リスト

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ファイルを保存すると共に、ファイ
    ルを検索することができるファイル管理装置において、 記録済みファイルの属性情報と、ファイルの検索結果情
    報と、ファイルのインデックス情報とをファイル毎にま
    とめて単一のファイルリストに掲載するリスト管理手段
    と、 前記ファイルリストにおいて、同一の処理を施したい複
    数のファイルに同一の標識マークを付加するマーク付加
    手段と、 前記ファイルリストにおいて前記標識マークの付加され
    たファイルを探し、当該発見されたファイルに対して所
    定の処理を行う処理実行手段とを有することを特徴とす
    るファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理実行手段が行う所定の処理は、
    インデックスデータの入力であることを特徴とする請求
    項1記載のファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理実行手段が行う所定の処理は、
    印刷処理であることを特徴とする請求項1記載のファイ
    ル管理装置。
  4. 【請求項4】 前記マーク付加手段は、同一の処理を施
    したい複数のファイルに第1の標識マークを付加すると
    共に、ファイルを構成するページのうち前記処理を施し
    たいページに第2の標識マークを付加し、 前記処理実行手段は、前記第1の標識マークの付加され
    たファイル及び前記第2の標識マークの付加されたペー
    ジを探し、当該発見されたファイル及びファイルに対し
    て印刷処理を行うことを特徴とする請求項3記載のファ
    イル管理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理実行手段が行う所定の処理は、
    前記標識マークの付加されたファイルに関わる新たなフ
    ァイルの保存処理であり、当該保存処理は、前記標識マ
    ークの付加された各ファイルの種類に拘わらず同一の方
    法で行うことを特徴とする請求項1記載のファイル管理
    装置。
  6. 【請求項6】 複数ファイルを保存すると共に、ファイ
    ルを検索することができるファイル管理装置に適用され
    るファイル管理方法において、 記録済みファイルの属性情報と、ファイルの検索結果情
    報と、ファイルのインデックス情報とをファイル毎にま
    とめて単一のファイルリストに掲載するリスト管理ステ
    ップと、 前記ファイルリストにおいて、同一の処理を施したい複
    数のファイルに同一の標識マークを付加するマーク付加
    ステップと、 前記ファイルリストにおいて前記標識マークの付加され
    たファイルを探し、当該発見されたファイルに対して所
    定の処理を行う処理実行ステップとを有することを特徴
    とするファイル管理方法。
  7. 【請求項7】 前記処理実行ステップで行われる所定の
    処理は、インデックスデータの入力であることを特徴と
    する請求項6記載のファイル管理方法。
  8. 【請求項8】 前記処理実行ステップで行われる所定の
    処理は、印刷処理であることを特徴とする請求項6記載
    のファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 前記マーク付加ステップでは、同一の処
    理を施したい複数のファイルに第1の標識マークを付加
    すると共に、ファイルを構成するページのうち前記処理
    を施したいページに第2の標識マークを付加し、 前記処理実行ステップでは、前記第1の標識マークの付
    加されたファイル及び前記第2の標識マークの付加され
    たページを探し、当該発見されたファイル及びファイル
    に対して印刷処理を行うことを特徴とする請求項8記載
    のファイル管理方法。
  10. 【請求項10】 前記処理実行ステップで行われる所定
    の処理は、前記標識マークの付加されたファイルに関わ
    る新たなファイルの保存処理であり、当該保存処理は、
    前記標識マークの付加された各ファイルの種類に拘わら
    ず同一の方法で行うことを特徴とする請求項6記載のフ
    ァイル管理方法。
  11. 【請求項11】 複数ファイルを保存すると共に、ファ
    イルを検索することができるファイル管理装置に適用さ
    れるファイル管理方法をプログラムとして記憶した、コ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記ファイル管理方法が、 記録済みファイルの属性情報と、ファイルの検索結果情
    報と、ファイルのインデックス情報とをファイル毎にま
    とめて単一のファイルリストに掲載するリスト管理ステ
    ップと、 前記ファイルリストにおいて、同一の処理を施したい複
    数のファイルに同一の標識マークを付加するマーク付加
    ステップと、 前記ファイルリストにおいて前記標識マークの付加され
    たファイルを探し、当該発見されたファイルに対して所
    定の処理を行う処理実行ステップとを有することを特徴
    とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記処理実行ステップで行われる所定
    の処理は、インデックスデータの入力であることを特徴
    とする請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記処理実行ステップで行われる所定
    の処理は、印刷処理であることを特徴とする請求項11
    記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記処理実行ステップで行われる所定
    の処理は、前記標識マークの付加されたファイルに関わ
    る新たなファイルの保存処理であり、当該保存処理は、
    前記標識マークの付加された各ファイルの種類に拘わら
    ず同一の方法で行うことを特徴とする請求項11記載の
    記憶媒体。
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