JP2000081901A - モータマルチリレー及びプラント監視制御システム - Google Patents

モータマルチリレー及びプラント監視制御システム

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JP2000081901A
JP2000081901A JP25262498A JP25262498A JP2000081901A JP 2000081901 A JP2000081901 A JP 2000081901A JP 25262498 A JP25262498 A JP 25262498A JP 25262498 A JP25262498 A JP 25262498A JP 2000081901 A JP2000081901 A JP 2000081901A
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JP
Japan
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mmr
motor
controller
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trip
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JP25262498A
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Osamu Suzuki
修 鈴木
Hideo Onishi
秀雄 大西
Hiroyuki Suzuki
裕幸 鈴木
Tomonori Kaneko
智則 金子
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MMR遮断器がトリップのときに、コントロー
ラにトリップを通知するための直送ラインを廃し、フィ
ールドバスから通知する。 【解決手段】コントローラ11とフィールドバス14に
接続された各MMRは、MMR遮断器1と制御回路4か
らなり、モータ15は遮断器1を介して電力線10に接
続され、接触器8により起動/停止される。CPU4b
はフィールドバス14から起動指令を受信すると、DO
4dから出力して接点6を閉じ、リレー7を励磁して接
触器8を投入する。CPU4bはリミットスイッチ5よ
りモータ15の対象機器の状態をDI4cを介して取り
込み、生存信号とともにフィールドバス14に送信す
る。遮断器1の切断時に電源断して通信異常となるが、
代替電源3aで制御回路4の動作を一時的に維持する。
遮断器1がトリップのとき、投入位置検出スイッチ3b
が閉じるので、CPU4bはトリップを判別し、トリッ
プ検出信号をフィールドバス14に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のMMR(モー
タマルチリレー)を集中して監視制御するシステムに関
わり、特に機器を操作するモータの制御を行うMMR
(モータマルチリレー)の異常検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プラント監視制御システム等のシーケン
スコントローラ(SQC)は、フィールドバスを介して
現場の各MMRに制御指令を送り、各MMRから制御対
象モータの状態情報を受け取る。なお、MMRはSMC
(ソフト・マルチリレー・コントローラ)とも別称され
る。
【0003】MMRはMMR遮断器とMMR制御回路か
らなり、通常は複数のMMRが一纏めにMMR盤に配置
されている。MMRはプラントのポンプや弁などの機器
を直接操作するモータ毎に設けられ、プラント機器が故
障した場合にMMR遮断器をトリップさせてモータへの
供給電源を断ち、機器を保護している。
【0004】このとき、MMR制御回路の供給電源が断
して、当該MMRの送信異常が発生するので、コントロ
ーラはMMRの異常を知る。しかし、通信異常が遮断器
の開放によるとは断定しがたく、MMRの活線挿抜ない
し他の故障かもしれない。ましてや、プラント機器の故
障によるトリップか、保守点検などによる人為的な遮断
器開放かは、全く検知できない。そこで、MMR遮断器
のトリップ位置の検出端子からコントローラまで直送ラ
インを設け、機器異常によるトリップの発生をコントロ
ーラ側で検知できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多数のMMRを集中監
視・制御するコントローラにとって、プラント機器の異
常による遮断器のトリップを正しく検知することは、制
御の信頼性と安全性を高める上で重要である。しかし、
通常のプラントで、現場のMMR盤とコントローラの置
かれる計算機室との距離は100〜300m程度もあ
る。この間を、トリップ検知のための直送ケーブルを布
設(盤当り、MMR数+1(COM))するため、工事
費やスペース、コントローラの入力端子数の増大などの
問題がある。さらに、直送ラインの信頼性を確保するた
めのメンテナンスも必要になる。
【0006】つまり、多数の直送ラインの布設は、コン
トローラとMMRをフィールドバス化したことによる省
配線のメリットが失われるばかりか、直送ライン信頼性
によっては、プラント機器の誤動作を招く恐れが大き
い。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点に鑑み、機器異常によるトリップを直送ラインを用い
ずにコントローラに通知できるMMRとプラント監視制
御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、機器を駆動するモータと電源供給線の間に前記モ
ータの異常時にトリップするMMR遮断器と、上位コン
トローラの制御指令をフィールドバスより受信して前記
モータの制御を行うと共に対象機器の状態を監視するM
MR制御回路を備えたモータマルチリレーにおいて、前
記遮断器のトリップ時に閉じるトリップ位置検出接点を
前記MMR制御回路の入力端に設け、前記遮断器が切断
したとき、前記トリップ位置検出接点からの入力の有無
によりトリップか否かを判定し、前記フィールドバスを
介して前記コントローラに通知することを特徴とする。
【0009】また、前記MMR制御回路が前記遮断器と
変圧器を介して供給されるMMR電源を備え、前記遮断
器の切断時に前記MMR電源が停電する場合に、その代
替電源となるコンデンサまたはバッテリーを前記変圧器
の二次側に設けたことを特徴とする。
【0010】さらに、プラント機器を駆動するモータ毎
に、遮断器と制御回路を併設してモータの操作と状態の
取得を行う複数のモータマルチリレー(以下、MMRと
呼ぶ)と、フィールドバスで接続し各MMRの状態を監
視しながら各モータに対する制御指令を出力するコント
ローラを備えるプラント監視制御システムにおいて、前
記MMRの制御回路は、周期的に対象機器の状態を示す
リミットスイッチなどの状態検出手段からの状態信号を
取り込んで前記コントローラに送信し、また、前記遮断
器の切断時にトリップ位置検出手段の接点信号を取り込
んでトリップか否かを判定し、トリップの場合は前記コ
ントローラにトリップ検出信号を送信することを特徴と
する。
【0011】また、前記MMRの制御回路は、前記状態
信号に状変のある場合、状変後の状態信号が所定回数取
り込まれてから前記コントローラに送信するようにし、
前記遮断器の切断時に前記トリップ検出信号または前記
MMRの通信異常が先に前記コントローに通知されるよ
うにしたことを特徴とする。
【0012】さらに、前記コントローラは、各MMRか
ら受信した状態信号に応じて前記制御指令を出力すると
共に、前記トリップ検出信号を受信した場合に当該MM
Rの対象機器と関連する機器のMMRに対し、停止また
は現状維持の制御指令を出力することを特徴とする。
【0013】これにより、コントローラは従来のような
直送ラインを用いることなくMMR遮断器のトリップを
検知でき、省線化と信頼性をともに向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図2は、本発
明を適用するプラント監視・制御システムの概略の構成
を示す。コントローラ11はフィールドバス14を経由
して、MMR12,13などを監視・制御する。MMR
12のMMR制御回路Aはプラントのポンプの回転を調
整するモータ15を、MMR13のMMR制御回路Bは
開度調整弁の開度を調整するモータ16を監視・制御し
ている。通常のプラントシステムでは20〜30台のM
MRが、現場の配置に応じて複数台纏めてMMR盤(図
示なし)に設置される。
【0015】MMR制御回路4はオペコン等で構成され
て、ポンプや開度調節弁などの対象機器毎に設けられ、
その機器状態を取り込むと共に機器の動作を制御する。
オン・オフ制御の場合は、機器の起動/停止または全開
/全閉等の状態をリミットスイッチ5によって取込み、
CPU4bでフィールドバス14の送信データに変換
し、ドライバー4eから送信する。機器状態を示す送信
データは、コントローラ11のドライバー11cに受信
される。
【0016】コントローラ11のCPU11bは、受信
した機器状態データをもとに各MMRの操作指令を作成
し、ドライバー11cからフィールドバス14を経由し
て各MMRに対して出力する。コントローラ11からの
操作指令はMMR制御回路4のドライバー4eで受信さ
れ、CPU4bは受信データを解読して、各自の制御対
象機器(ポンプや開度調節弁)のモータ15,16を指
令通りに動作させる。なお、MMR制御回路4の電源4
aは、MMR遮断器1を介して供給される。
【0017】図1は、本発明の一実施例によるMMRと
負荷の構成図を示す。ここでは、MMR12がモータ1
5をオン・オフ制御して、ポンプの起動/停止を行なっ
ている。モータ15は電源線10との間で、異常時に電
源を遮断するMMR遮断器1と、モータ15を起動する
ための接触器8、モータ15に規格値以上の過電流が流
れないように抑制する負荷継電器9を介して接続され
る。
【0018】MMR制御回路4はMMR遮断器1と同一
パネルに一体構成される。MMR駆動電源4aは、遮断
器1と接触器8の接続線から分岐した変圧器2を介し、
その二次側の低圧端子より供給される。変圧器2の二次
側の高圧端子には、MMR制御回路4のs出力装置(D
O)4dのON出力により閉じる接点6と、接触器8の
投入・遮断を行うリレー7が直列に接続されている。コ
ントローラ11からのモータ15の制御指令により、M
MR制御回路4はリレー7の励磁・非励磁により接触器
8の投入・遮断を行い、モータ15を起動/停止する。
【0019】さらに、MMR制御回路4は遮断器投入位
置検出スイッチ3bと、遮断器1の開放による電源遮断
時に、代替電源となるコンデンサ(又はバッテリ)3a
を付設している。コンデンサ3aは変圧器2の二次側と
MMR駆動電源4aの間に設けられ、遮断器1の投入時
に蓄電されている。コンデンサ3aは、遮断器1の切断
時にMMR制御回路4がその原因を判別し、コントロー
ラ11に送信するのに必要な期間の電力を確保できる容
量を有している。なお、コンデンサ3aに代えて、バッ
テリーを使用してもよい。
【0020】図3に、遮断器投入スイッチと投入位置検
出スイッチの説明図を示す。(a)のように、MMR遮
断器1の投入スイッチ100はON,TRIP,OFF
の3位置状態を持ち、TRIPは自動遮断時の位置、O
FFは手動切断時の位置である。TRIP状態は、投入
スイッチ100に内蔵されているバイメタルが過電流に
よる温度上昇を検出すると、スイッチ100を強制的に
TRIP位置に移動する。
【0021】同図(b)のように、投入スイッチ100
の位置に対応した検出回路を具備し、スイッチ100の
端子100’はCOM(共通線)101と接続してい
る。端子100’は、ON位置でCOM101と端子1
02を絡し、OFF位置でCOM101を開放する。ま
た、TRIP位置ではCOM101と端子103を短絡
する。遮断器投入位置検出スイッチ3bはこの端子10
3に相当する。
【0022】次に、本構成によるMMRの動作を説明す
る。遮断器1投入により変圧器2を介してMMR駆動電
源4aに電気を供給する。MMR制御回路4のCPU4
bは、モータ15のON/OFF状態をリミットスイッ
チ5から入力装置(DI)を介して取り込み、正常時に
オン・オフする生存信号とともに送信データとする。そ
して、周期的にドライバー4eから状態信号と生存信号
を含む所定フォームの送信信号をフィールドバス14に
送信する。一方、コントローラ11からの操作指令をド
ライバー4eで受信すると、CPU4bは受信したモー
タ15の操作指令に応じて接点6をオン/オフし、接触
器8を制御するためのリレー7を励磁・非励磁する。
【0023】この状態において、モータ15またはその
対象機器に何らかの異常が発生し、モータ15に異常電
流が流れて遮断器1がトリップした場合や、人為的に遮
断器1を切断した場合、MMR制御回路4に対する変圧
器2からの供給電源が断たれ、生存信号が消失して通信
異常となり、通信異常ランプ4fが点灯される。また、
コントローラ11のCPU11bも、MMR12からの
生存信号が途絶えると、通信異常と判断して通信異常ラ
ンプ11を点灯する。
【0024】このままでは、フィールドバス14に接続
されたコントローラ11や他のMMR13からは、MM
R112の通信異常が何の原因で発生したのか不明とな
る。しかし、本実施例によれば、遮断器1の切断時にコ
ンデンサ3aを代替電源として、MMR制御回路4の機
能を一時的に維持し、その間は生存信号を発生して通信
異常を回避する。
【0025】そして、遮断器1がトリップによる切断の
場合は、投入位置検出スイッチ3bがON状態となり、
人為的に切断した場合は投入位置検出スイッチ3bがO
FFとなる。このため、CPU4bは投入位置検出スイ
ッチのON/OFFを取り込み、遮断器1の切断の原因
を判別する。MMR遮断器1の切断要因がモータ異常に
よるトリップの場合、それを示すトリップ検出信号をド
ライバー4eを介してフィールドバス14に送信する。
これにより、コントローラ11や他のMMR13は、M
MR12における異常の原因を判別できる。トリップ検
出信号は送信信号のトリップデータ領域に、トリップ有
り=1、トリップ無し(手動切断)=0として載せる。
【0026】ところで、CPU4bによるDIからの状
態信号の取り込みは、従来は状変の有無に関わらず送信
データに反映される。このため、遮断器1の切断時にリ
ミットスイッチ5の電源断による誤情報が、トリップ情
報の検出前にコントローラ11に送信され、誤った制御
指令を出力してしまう恐れがある。
【0027】本実施例では、CPU4bがDIの状変を
検出すると取り込みカウントを初期化し、状変後の状態
信号の取り込みカウントが一定値に達したときに送信信
号の状態データを更新する。したがって、リミットスイ
ッチ5の電源断による状変が直ちに送信されることはな
く、トリップ時にはトリップ検出信号が、他の時には生
存信号の消失による通信異常が先に送信されるので、コ
ントローラ11による誤操作を回避できる。
【0028】MMRの異常の原因がトリップの場合、コ
ントローラは関連する他の機器の制御指令に直ちに反映
する。たとえば、モータ16に駆動される開度調節弁の
異常によりMMR13の遮断器1がトリップしたとす
る。図2のプラントにおいて、開度調節弁とポンプは関
連機器である。このため、コントローラ11からの操作
指令ないしはMMR12のCPU4b独自の判断によ
り、ポンプを駆動するモータ15の停止若しくは現状維
持にロックさせる。
【0029】以上、本実施例によれば、MMRの異常を
従来の直送ラインを廃して、フィールドバスラインのみ
で検出できるようにしたので、フィールドバス化による
省配線のメリットを向上でき、かつ直送ラインの場合の
メンテナンスの必要なしに、プラント制御の信頼性と安
全性を向上できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、フィールドバスに接続
されたプラント機器の監視・操作を行うMMRに、MM
R遮断器のトリップ位置検出点の入力信号を取り込む構
成としているので、MMR遮断器の切断時に機器異常に
よるトリップか保守点検などの人為的な切断かを判別
し、フィールドバスを介して通知するので、従来のよう
な各MMRからコントローラへの遮断器投入位置の直送
ケーブルが不要となり、省配線とともにシステムの信頼
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるMMRの構成図。
【図2】本発明を適用するプラント監視・制御システム
の概略の構成図。
【図3】MMR遮断器の投入スイッチと投入位置検出機
構の概略図。
【符号の説明】 1…MMR遮断器、2…変圧器、3…遮断器投入位置検
出部、3a…コンデンサ(バッテリ)、3b…投入位置
検出スイッチ、4…MMR制御回路、4a…MMR駆動
電源、4b…CPU、4c…入力装置(DI)、4d…
出力装置(DO)、4e…ドライバー、5…リミットス
イッチ、6…接点、7…リレー、8…接触器、9…負荷
継電器、10…電力線、11…コントローラ(SQ
C)、11b…CPU、11c…ドライバー、12,1
3…MMR、14…フィールドバス、15,16…モー
タ。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 金子 智則 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5H209 AA01 BB04 CC09 CC11 CC13 DD05 EE01 GG11 HH04 5H223 AA01 BB01 CC09 DD03 DD07 DD09 EE21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を駆動するモータと電源供給線の間
    に前記モータの異常時にトリップするMMR遮断器と、
    上位コントローラの制御指令をフィールドバスより受信
    して前記モータの制御を行うと共に対象機器の状態を監
    視するMMR制御回路を備えたモータマルチリレーにお
    いて、 前記遮断器のトリップ時に閉じるトリップ位置検出接点
    を前記MMR制御回路の入力端に設け、前記遮断器が切
    断したとき、前記トリップ位置検出接点からの入力の有
    無によりトリップか否かを判定し、前記フィールドバス
    を介して前記コントローラに通知することを特徴とする
    モータマルチリレー。
  2. 【請求項2】 機器を駆動するモータと電源供給線の間
    に前記モータの異常時にトリップするMMR遮断器と、
    該遮断器と変圧器を介して供給されるMMR電源により
    動作し、上位コントローラの制御指令をフィールドバス
    より受信して前記モータの制御を行うと共に対象機器の
    状態を監視するMMR制御回路を備えたモータマルチリ
    レーにおいて、 前記遮断器の切断時に前記MMR電源の代替電源となる
    コンデンサまたはバッテリーを前記変圧器の二次側に、
    かつ、前記遮断器のトリップ時に閉じるトリップ位置検
    出接点を前記代替電源と前記MMR制御回路の間に、そ
    れぞれ設け、 前記MMR制御回路は前記遮断器が切断したとき、前記
    トリップ位置検出接点からの入力の有無によりトリップ
    か否かを判定し、前記フィールドバスを介して前記コン
    トローラに通知することを特徴とするモータマルチリレ
    ー。
  3. 【請求項3】 プラント機器を駆動するモータ毎に、遮
    断器と制御回路を併設してモータの操作と状態の取得を
    行う複数のモータマルチリレー(以下、MMRと呼ぶ)
    と、フィールドバスで接続し各MMRの状態を監視しな
    がら各モータに対する制御指令を出力するコントローラ
    を備えるプラント監視制御システムにおいて、 前記MMRの制御回路は、周期的に対象機器の状態を示
    すリミットスイッチなどの状態検出手段からの状態信号
    を取り込んで前記コントローラに送信し、また、前記遮
    断器の切断時にトリップ位置検出手段の接点信号を取り
    込んでトリップか否かを判定し、トリップの場合は前記
    コントローラにトリップ検出信号を送信することを特徴
    とするプラント監視制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記MMRの制御回路は、前記状態信号に状変のある場
    合、状変後の状態信号が所定回数取り込まれてから前記
    コントローラに送信するようにし、前記遮断器の切断時
    に前記トリップ検出信号または前記MMRの通信異常が
    先に前記コントローに通知されるようにしたことを特徴
    とするプラント監視制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 前記コントローラは、各MMRから受信した状態信号に
    応じて前記制御指令を出力すると共に、前記トリップ検
    出信号を受信した場合に当該MMRの対象機器と関連す
    る機器のMMRに対し、停止または現状維持の制御指令
    を出力することを特徴とするプラント監視制御システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105450088A (zh) * 2015-12-24 2016-03-30 合肥敬业电子有限公司 智能低压启动柜

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