JP2000081560A - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

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JP2000081560A
JP2000081560A JP10249876A JP24987698A JP2000081560A JP 2000081560 A JP2000081560 A JP 2000081560A JP 10249876 A JP10249876 A JP 10249876A JP 24987698 A JP24987698 A JP 24987698A JP 2000081560 A JP2000081560 A JP 2000081560A
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JP
Japan
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focus
variable
zoom
lens system
obtaining
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JP10249876A
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Inventor
Yoichi Okabe
洋一 岡部
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズームポジションを変えた時のフォーカスレ
ンズの位置の補正の誤差がズーム比が大きくなっても大
きくならず、常にシャープなピントを得ること。 【解決手段】 被写体に対するピントが合っている状態
で、変倍レンズの位置を変えてズームポジョンを変える
と、オートフォーカス制御部は、新たなズームポジショ
ンに対応する2次多項式の3個の係数データをメモリか
ら読み出して、2次多項式を生成し、この2次多項式に
現在の被写体距離Xを代入することにより、フォーカス
ポジションの補正値を得、この補正値に基づいて、モー
タドライバを介してフォーカスモータを駆動して、フォ
ーカスレンズの位置を調整することにより、ベストピン
トにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点距離可変のズ
ームレンズを含むレンズ系のオートフォーカス装置に係
り、特に、ズームポジションの変化に伴うフォーカシン
グの補正に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりビデオカメラなどでは、オート
フォーカス機能を有する図10に示すようなズームレン
ズ系とフォーカシングレンズ系を同一光学軸上に含む光
学系を備えている。即ち、光学系は、前玉レンズ(固
定)31、変倍レンズ(可変)32、フォーカスレンズ
(可変)33を同一光軸上に備えており、フォーカスレ
ンズ33は焦点位置34に焦点を結ぶ。
【0003】現代のズームレンズにおいて、フォーカス
レンズ33は変倍に伴う焦点移動を補正する機能も担っ
ており、例えばズームポジションを変える時、図11に
示すような軌跡を描くようにフォーカスレンズ33を動
かして、フォーカシングの補正を行わなければならな
い。この軌跡をトレースする手段としては、従来より以
下のような方法が提案されている。
【0004】(1)USP4,161,756“Control system fo
r varifocal objective"では、変倍レンズと補正レンズ
(本願でのフォーカシングレンズ)の相互の位置をデー
タとして記憶するとしている。
【0005】(2)USP5,448,413“Appartus for cont
rolling the lems position of a zoom lens" では、予
め格納された固有の係数による数式的方法によりポジシ
ョンを算出するとしている。
【0006】(3)USP4,861,146“Variable focal le
ns device"では、無限、最至近の被写体に応じたフォー
カスレンズの位置に対する現在の被写体距離に応じた位
置の比率を算出し、ズームポジションが変化してもその
比率が維持されるように制御するとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法
(1)では、各被写体距離に対するデータを予め持つこ
とは大きなメモリ容量を要し、装置のコスト高と大型化
を招くという問題があった。
【0008】上記の方法(2)では、具体的な計算手段
が提示されていないという問題があった。
【0009】上記の方法(3)では、ズーム比率の高倍
率化などで、比例配分ではベストピントからの誤差が大
きくなり、実用に耐えられないという問題があった。
【0010】そこで、上記した問題点を回避するため
に、ズームポジションを変えた時、無限、至近、及び中
間距離に応じたフォーカスレンズの位置を基準とする2
つの領域に対応した1次近似式によりフォーカスレンズ
の位置の補正を行う方法が提案されている。しかしこの
方法でも、ズーム比が20倍以上と高倍率化すると、補
正誤差が大きくなって、シャープなピントが得られない
という問題があった。
【0011】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、ズーム比が高倍
率化してもズームポジションを変えた時のフォーカスレ
ンズの位置の補正の誤差が大きくならず、常にシャープ
なピントを得ることができる小型且つ低コストのオート
フォーカス装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、変倍レンズ系とフォーカスレ
ンズ系を同一光学軸に配置した光学系を有し、フォーカ
スレンズを動かして被写体のピントを合わせ、変倍レン
ズ系を動かして焦点距離を変化させるオートフォーカス
装置において、前記変倍レンズの位置に対応した各ズー
ムポジション毎に異なる3系列のデータを記憶する記憶
手段と、前記被写体がベストピントである時の前記フォ
ーカスレンズ系の位置により被写体距離を示す変数を得
る変数取得手段と、現在のズームポジションに対応する
3系列のデータを前記記憶手段から読み出す読出手段
と、この読出手段により読み出された3系列のデータに
より生成される2次多項式に前記変数取得手段により得
られた変数を代入して、現在のズームポジションに応じ
たフォーカスポジションの補正値を得る補正値取得手段
と、この補正値取得手段により得られた補正値に基づい
て前記フォーカスレンズ系を動かして前記被写体のベス
トピント得るフォーカス制御手段とを備えたことにあ
る。
【0013】この第1の発明によれば、ベストピントの
時のフォーカスレンズの位置から決まる被写体距離を示
す指標(変数)をXとし、その後、ズームポジションが
変更された時の最適なフォーカスポジションYとする
と、Y=aX2 +bX+cの関係がある。そこで、上記
式の係数a,b,cをズームポジション毎に3系列のデ
ータとして、予め記憶しておく。その後、ベストピント
の時のズームポジションからズームポジションが変更さ
れると、新たなズームポジションに対応する係数a,
b,cを読み出して、これら係数から上記2次式を生成
し、この式にこの時の指標(変数)Xを代入すると、新
たなズームポジションで最適なフォーカスポジション
(補正値)が得られる。得られたフォーカスポジション
を採るようにフォーカスレンズの位置を調整して、ベス
トピントを得る。
【0014】第2の発明の特徴は、前記3系列のデータ
は、2次多項式の3個の係数データであることにある。
【0015】第3の発明の特徴は、変倍レンズ系とフォ
ーカスレンズ系を同一光学軸に配置した光学系を有し、
フォーカスレンズを動かして被写体のピントを合わせ、
変倍レンズ系を動かして焦点距離を変化させるオートフ
ォーカス装置において、前記変倍レンズの位置に対応し
た各ズームポジション毎に異なる(n+1)系列のデー
タを記憶する記憶手段と、前記被写体がベストピントで
ある時の前記フォーカスレンズ系の位置により被写体距
離を示す変数を得る変数取得手段と、現在のズームポジ
ションに対応する(n+1)系列のデータを前記記憶手
段から読み出す読出手段と、この読出手段により読み出
された(n+1)系列のデータにより生成されるn次多
項式に前記変数取得手段により得られた変数を代入し
て、現在のズームポジションに応じたフォーカスポジシ
ョンの補正値を得る補正値取得手段と、この補正値取得
手段により得られた補正値に基づいて前記フォーカスレ
ンズ系を動かして前記被写体のベストピントを得るフォ
ーカス制御手段とを備えたことにある。
【0016】この第3の発明によれば、ベストピントの
時のフォーカスレンズの位置から決まる被写体距離を示
す指標(変数)をXとし、その後、ズームポジションが
変更された時の最適なフォーカスポジションをYとする
と、Y=aXn +bX(n-1)+…+kX+cの関係があ
る。そこで、上記式の(n+1)個の係数をズームポジ
ション毎に(n+1)系列のデータとして、予め記憶し
ておく。その後、ベストピントの時のズームポジション
からズームポジションが変更されると、新たなズームポ
ジションに対応する(n+1)個の係数a,b,c、…
を読み出して、これら係数から上記n次多項式を生成
し、この式に、この時の指標(変数)Xを代入すると、
新たなズームポジションで最適なフォーカスポジション
(補正値)が得られる。得られたフォーカスポジション
を採るようにフォーカスレンズの位置を調整してベスト
ピントを得る。
【0017】第4の発明の特徴は、前記(n+1)系列
のデータがn次多項式の(n+1)個の係数データであ
ることにある。
【0018】第5の発明の特徴は、変倍レンズ系とフォ
ーカスレンズ系を同一光学軸に配置した光学系を有し、
フォーカスレンズを動かして被写体のピントを合わせ、
変倍レンズ系を動かして焦点距離を変化させるオートフ
ォーカス装置において、前記変倍レンズの位置に対応し
た各ズームポジション毎に異なる3系列のデータと、前
記変倍レンズの位置によらない1系列のデータを記憶す
る記憶手段と、前記被写体がベストピントである時の前
記フォーカスレンズ系の位置により被写体距離を示す変
数を得る変数取得手段と、現在のズームポジションに対
応する3系列のデータと、ズームポジションによらない
1系列のデータを前記記憶手段から読み出す読出手段
と、前記変数取得手段により得られた変数と前記読出手
段により読み出された4系列のデータとにより比例計算
をして現在のズームポジションに応じたフォーカスポジ
ションの補正値を得る補正値取得手段と、この補正値取
得手段により得られた補正値に基づいて前記フォーカス
レンズ系を動作させて前記被写体のベストピント得るフ
ォーカス制御手段とを備えたことにある。
【0019】この第5の発明によれば、ベストピントの
時のフォーカスレンズの位置から決まる被写体距離を示
す指標(変数)と、その後、ズームポジションが変更さ
れた時の最適なフォーカスポジションからの誤差との間
には所定の関係がある。この場合、あるズームポジショ
ンの時の被写体距離と誤差との関係を型紙(誤差)パタ
ーンとして予め記憶すると共に、ズームポジション毎の
無限距離のフォーカスポジションと、至近距離のフォー
カスポジションと、オフセット量を記憶しておく。ここ
でオフセット量とは、無限距離と至近距離のフォーカス
ポジションを基準としてその間の距離のフォーカスポジ
ションを比例配分により求めた場合にちょうど中間の距
離での比例配分値と実際の値との差である。その後、ベ
ストピントの時のズームポジションからズームポジショ
ンが変更されると、新たなズームポジションに対応する
無限距離のフォーカスポジションと、至近距離のフォー
カスポジションと、オフセット量を読み出して、これら
データに基づいて前記型紙パターンを比例倍率すること
により、新たなフォーカスポジションに対応する誤差パ
ターンを求め、この誤差パターンと現在の被写体距離を
示す指標(変数)とより、新たなズームポジションで最
適なフォーカスポジション(補正値)が得られる。得ら
れたフォーカスポジションを採るようにフォーカスレン
ズの位置を調整して、ベストピントを得る。
【0020】第6の発明の特徴は、前記4系列のデータ
が無限距離のフォーカスポジションと、至近距離のフォ
ーカスポジションと、オフセット量と、型紙パターンで
あることにある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明のオートフォーカ
ス装置の第1の実施の形態を示したブロック図である。
焦点距離可変のズームレンズを有する光学系は、対物レ
ンズ(固定)1、変倍レンズ2、固定レンズ3、フォー
カスレンズ4を同一光軸上に有している。ここで各レン
ズは簡便のため1枚のレンズとして図示されているが、
実際には光学収差を低減させる目的で複数のレンズが群
として組み合わされ構成されていることが多い。CCD
5はフォーカスレンズ4により結像された光学像を光電
変換して電気信号とする。映像信号処理部6はCCD5
より入力された電気信号に各種処理を施して、映像信号
とすると共に、その一部をフィルター7を介してオート
フォーカス制御部8に出力する。オートフォーカス制御
部8は映像信号処理部6からの映像情報に基づいて、モ
ータドライバ15を制御してフォーカスモータ13を駆
動することにより、フォーカスレンズ4を移動して撮影
画像のピントを取る動作を行うと共に、ズームモータを
駆動して変倍レンズ2を移動させて撮影画像のズームの
アップ、ダウンを行う。メモリ9はオートフォーカス制
御部8を動作させるプログラムやデータを記憶してい
る。スイッチ10はオートフォーカス制御部8によって
変倍レンズ2の位置を変化させてズームアップ、ズーム
ダウンするスイッチである。ワイドセンサー11は変倍
レンズ2のワイド端を検出し、無限センサー14はフォ
ーカスレンズ4の無限端を検出して、それぞれ検出信号
をオートフォーカス制御部8に出力する。
【0022】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
示されない被写体を撮像すると、対物レンズ1、変倍レ
ンズ2、固定レンズ3、フォーカスレンズ4を通して、
被写体の光学像がCCD5上に結像する。CCD5は結
像した光学像を電気信号に変換して、映像信号処理部6
に出力する。映像信号処理部6は入力する電気信号に各
種処理を加えて映像信号とする。
【0023】この際、映像信号処理部6で生成した映像
信号の一部がフィルタ7を通して、オートフォーカス制
御部8に入力される。オートフォーカス制御部8は入力
される映像信号の高周波成分のピークが得られるよう
に、モータドライバ15を介してフォーカスモータ13
を駆動してフォーカスレンズ4を動かすことにより、C
CD5上に結像される前記光学像のピントを合わせる山
登り制御を行う。
【0024】次に、上記したピントが正確に合った状態
(ベストピントの状態)で、ユーザがスイッチ10を押
して、ズームポジションを変えると、オートフォーカス
制御部8はモータドライバ15を介してズームモータ1
2を駆動して変倍レンズ2を移動することにより、ズー
ム倍率を変更する。
【0025】このズーム倍率の変更に伴い、オートフォ
ーカス制御部8はメモリ9内のデータを用い、後述する
方法でフォーカシングの補正位置を求め、この補正位置
に基づいて、モータドライバ15を介してフォーカスモ
ータ13を駆動してフォーカスレンズ4の位置を調整す
ることにより、CCD5上に結像される前記光学像をベ
ストピントに合わせる。
【0026】尚、装置への電源オン時に、変倍レンズ2
をワイド端に、フォーカスレンズ4を無限端に移動し、
これらをワイドセンサー11と無限センサー14で検出
して、オートフォーカス制御部8のカウンターなどを初
期化する。
【0027】ここで、理想とするズーム補正システムと
は「被写体距離及びズームポジションの入力に対して、
正しいフォーカスポジションが出力される」システムで
ある。直行座標平面に被写体距離及びズームポジション
をプロットし、それらに直行する軸に設計上のフォーカ
スポジションをプロットすると、図2に示すような滑ら
かな曲面が得られる。
【0028】図2では、被写体距離を示す軸はTELE
端でのフォーカスポジションの数値によりプロットして
あるので、前述の相対比のずれにより他のズームポジシ
ョンでは曲面の接線が直線とはならない。その直線から
の差は、言い換えると両端の被写体距離で1次近似した
場合の誤差である。これをグラフ化すると、図3に示す
ようにズームポジション毎に形の異なる曲線となる。
【0029】誤差の比較的大きなズームポジションを選
び「被写体距離を示す指標」対誤差のグラフを作ると、
図4に示すような山形のグラフとなる。ここで表計算ソ
フトの機能により2次の近似曲線をグラフに外挿する
と、先程の誤差曲線に対して良好な精度で近似できるこ
とがわかる。即ち、1次近似した誤差を2次近似式で精
度良く近似でき、従って、「被写体距離を示す指標」の
2次近似式によりフォーカスポジションは精度良く近似
できることが分かる。
【0030】本例では、「被写体距離を示す指標」とし
てTELE端でのフォーカスポジションを用いている。
理由は有効数字が自明になること、最終の出力がそのズ
−ムポジションで最適となるフォーカスポジションであ
れば、途中の計算ステップが少ないと期待できることな
どである。要はそのシステムに最適な書式を選べばよ
い。
【0031】さて、「被写体距離を示す指標」を入力
(X)とし、そのズ−ムポジションでの最適なフォーカ
スポジションを出力[f(x)]とする2次関数は以下
の式(1)で示される。
【0032】この2次関数f(X)=aX2 +bX+c
…式(1)は自由度が3であるから、その関数上の3組
のデータがあれば、ひとつに定まる。
【0033】任意のズームポジションにおいて、「被写
体距離を示す指標」(X)と、その被写体距離における
そのズームポジションでの最適なフォーカスポジション
(Y)とのデータの組、(X1,Yl),(X2,Y
2),(X3,Y3)が与えられている時、各組のデー
タを式(1)に代入すると、次式が成り立つ。
【0034】 Yl=aX12 +bX1+C Y2=aX22 +bX2+C …式(2) Y3=aX32 +bX3+C 行列を用いて表すと、
【数1】 となる。
【0035】計算に用いる3組のデータの組はどの被写
体距離でもよく、ズームポジション毎に違っていても良
いが、精度を上げるためには無限距離、至近距離、その
中間の3組のデータが各ズームポジション毎にあれば望
ましい。その場合上記の被写体距離を示す指標X1,X
2,X3はズームポジションが変わっても不変となるの
で、記憶手段に格納すべきデータをズームポジション毎
の最適なフォーカスポジションY1,Y2,Y3のみと
することもできる。
【0036】次にズーム補正計算の実際について説明す
る。まず、オートフォーカス制御部8のメモリ(RO
M)9にどのような形のデータを保持すれば良いか。最
初の例として3つの被写体距離の補正曲線を持った場合
を考える。まず、TELE端からズームダウンをスター
トする場合を考えると、現在のフォーカスポジションが
(ベストピントであるとして)わかっているので、式
(1)における入力Xは既知である。
【0037】次に係数a、b,cの計算を式(5)に従
って各ズームポジション毎にやらねばならない。これは
現在のハードの能力を越える。これを回避するためには
メモリ9に保持するデータを3本の補正曲線ではなく、
係数a、b、cとすればよい。
【0038】この場合、オートフォーカス制御部8は与
えられたX,a,b,c,から各ズームポジション毎に
式(1)を計算すれば、直接近似値のフォーカスポジシ
ョンを求めることが出来る。ズーム比が高倍率の場合の
データで計算したところ、図5に示すように誤差1パル
ス以内(ごく希に2パルス)の精度が得られた。
【0039】次にズーム途中から出発した場合について
説明する。ズーム途中から出発する場合、出発時のその
ズ−ムポジションにおけるフォーカスポジションは分か
っているから、もしも、補正曲線データがメモリ9に保
持されていれば、式(5)よりズームポジション毎に3
つの係数を計算して同様に近似値を得ることができる。
式(5)を計算する際には、被写体距離を示す指標X
1,X2,X3の値として、あらかじめメモリに格納さ
れたTELE端のフォーカスポジションを用いた値のか
わりに出発するズームポジションにおける最適なフォー
カスポジションであるY1,Y2,Y3を代入して用い
る。
【0040】しかし、前述のようにメモリ9に格納され
ているのは「被写体距離を示す指標」としてTELE端
でのフォーカスポジションを用いた場合の3つの係数で
あるから、ズ−ム途中からの場合、そのまま使用するこ
とはできない。TELE端と共通の係数を使って計算す
るためには、そのズームポジションでのフォーカスポジ
ションをTELE端でのフォーカスポジションの値に換
算しなければならない。
【0041】換算の方法として、最も単純なのは比例配
分により現在の被写体距離のTELE端でのフォーカス
ポジションを知り、それを式(1)の代入に用いる手法
である。
【0042】この場合、最初に述べた「相対比のずれ」
が誤差を生じさせ、実際のズームポジション#50から
スタートした場合を計算するど、最大誤差が図6に示す
ように14パルスとなり使えない。これを防ぐには、2
次近似式を逆に解いて、即ち2次方程式の解を求めて、
正しいXを求めればよい。
【0043】今、あるズームポジションでベストピント
の状態にあり、現在のフォーカスポジション(Y)が分
かっているとすると、未知の「被写体距離を示す指標」
(TELE端でのフォーカスポジション)(X)との間
には,式(1)が成り立つから、 Y=aX2 +bX+c …式(6) これをXについて解くと、
【数2】 となる。
【0044】式(7)の解は2つ求まるが、その片方は
負値になるなどして意味がない値となる。どちらの値を
使うかは相対比のずれ方向で決まり、ケースバイケース
であるが、前述したデータの場合は3つの係数が全て正
数であることから容易に判断できる。得られたXを用い
てズームダウンした場合の各ズームポジションについて
式(5)、式(1)を用いて最適のフォーカスポジショ
ンを計算していくと、TELE端スタートと変わらない
精度でズーム補正計算ができる。
【0045】実際のズームポジション#50でのスター
トをこの方法により計算すると、図7に示すように、1
パルス以内の誤差(ごく希に2パルス)の精度が得られ
ることが確認出来た。
【0046】本実施の形態によれば、2次近似式を用い
て、ズーム比率を変化させた時のフォーカシングの補正
を行うことにより、ズーム比が高倍率化してもズームポ
ジションを変えた時のフォーカスレンズ4の位置の補正
の誤差が大きくならず、常にシャープなピントを得るこ
とができ、しかも、この効果を低コストで且つ小型の装
置で実現することができる。
【0047】ところで、上記の実施の形態では、今いる
ズームポジションでのベストピントとなるフォーカズポ
ジションを、そのズームポジションでの3つの被写体距
離におけるベストピントデータより3式からなる連立方
程式を作り、逆行列を用いて2次式の係数を計算する方
法を用いている。この方法は被写体距離は何でもよい
し、ズーム毎に違っていてもよいという融通性はある
が、その分計算量が多く、オートフォーカス制御部8の
CPUに負荷が掛かるという問題があった。
【0048】図8は本発明のオートフォーカス装置の第
2の実施の形態を説明する被写体距離とズームポジショ
ン及び比例誤差の関係を示した説明図である。本例は、
ベストピントとなるフォーカスポジションを求めるのに
型紙パターンを用いているところが異なるだけで、装置
の構成などは第1の実施の形態と同様であるため、以
降、図1に示した構成を借用してその動作を説明する。
【0049】実際の誤差データのグラフを眺めてみる
と、その形は放物線や3次式などの計算曲線から見ると
その詳細は異なっているが、大ざっぱに見れば、ズーム
ポジションが変わってもグラフの形はお互いに似ている
と言える。
【0050】ズームポジション間で一番違うのは図8に
示すように誤差パターンの高さであるが、この量はオフ
セット量、すなわち無限距離と至近距離のフォーカスポ
ジションを基準としてその間の距離のフォーカスポジシ
ョンを比例配分により求めた場合にちょうど中間の距離
での比例配分値と実際の値との差、で決まる値である。
そこで何かひとつの誤差パターンを決めておいて、各ズ
ームポジションに対してはオフセット量を用いて、その
誤差パターンを比例倍すれば求める誤差パターンが得ら
れる。
【0051】検討にあたって、まずひとつのズームポジ
ションの誤差パターンを型紙として計算を試みた。どの
ズームポジションを選ぶかによって、近似精度も違って
くるが、今回検討に用いたズームレンズの場合、数箇所
見て最も成績が良いのは#47のズーム位置を型紙パタ
ーンに使ったもので、後述する手順で描いた近似曲面は
図2に示すような実データにかなり近く、図3に示した
場合と同様に近似誤差はほとんどが1パルス以内だっ
た。この方法はシンプルであることを考えると、この精
度はかなり良いといえる。
【0052】パターン型紙近似法の実際の計算手順は次
の通りである。(比例計算部分含む)まず、オートフォ
ーカス制御部8はスタートするズーム位置でのフォーカ
スポジションから比例計算により「被写体距離を示す指
標」(X)を求める。Xは本実施例では無限距離のとき
0,至近距離のとき1を値に持つ少数値である。
【0053】例として、フォーカス幅、すなわち無限フ
ォーカスポジションから至近フォーカスポジションまで
の幅、が200でフォーカス#100、無限フォーカス
ポジション#50の時、X=(100−50)/200
=0.25を用いる。
【0054】次に、オートフォーカス制御部8は予めメ
モリ9に持っている型紙パターンデータから、Xの値に
相当する誤差量(Txとする)を読み出す。更に、ズー
ムを変えた時に、次の式により補正すべきフォーカスポ
ジションを知る。
【0055】 Y=β・Tx/βT+Y∞z+Wz・X …式(8) 但し、Yは補正すべきフォーカスポジション、βはその
ズ−ムポジションにおけるオフセット量、βTは型紙と
なるズームポジションのオフセット量、Y∞zはそのズ
−ムポジションにおける無限距離のフォーカスポジショ
ン、Wzはそのズ−ムポジションにおけるフォーカス幅
を示している。
【0056】ここで、ズーム途中からTELE端方向へ
のズ−ミングについて補足説明する。トラック本数が増
える方向なので、AFでサーチしながらズームを追っか
ける必要があるのはどのレンズも同じである。ズーム比
が通常のものはオフセット量が3パルス程度なので、途
中のズームポジションでの比例計算されたXの値が本当
の「被写体距離を示す指標」とほぼ同じになるため、ベ
ースとなるトラックはそんなに現実と違わない。しか
し、ズーム比が大きいものはオフセット量の最大が12
パルスとなり、真のトラックから離れたところからAF
のサーチを始めることになり、AFの追いかけ性能に影
響が出る恐れがある。
【0057】そうなった場合の対策として次のような方
法がある。 1.出発するズームでのフォーカズポジションの値から
仮のXを求める。 2.Xの値から「比例関係のずれ量」を求める。エラー
パターン型紙方式であれば,それはテーブルの値Txを
用いて計算される。 3.求めたずれ量でフォーカスポジションの値を補正
し、真のXを求める。
【0058】エラーパターン方式の場合を計算式で書く
と、
【数3】 ここで、ずれ量を求める時に使うXは既にずれているの
だから、Xから求めたずれ量は真の値ではない。しかし
Xのずれが与える影響は小さいので、補正された値は真
の値により近く、より真の値に近いトラックを辿れるも
のと期待される。この手法はワイド方向に向かうズ−ミ
ング時にも、精度向上に有効である。
【0059】最後に、パターン型紙方法の必要なデータ
量について説明する。この型紙を用いた方法は、ズーム
が標準の1次近似式を用いた方法よりも、データ量は増
えるのだが、その量は多くはない。実際「被写体距離を
示す指標」は最密でTELE端のフォーカスステップ数
と同じになるのだが、パターンの高さ(オフセット量)
はズーム比が大きい場合でも12でしかないことから、
相当に圧縮することができる。
【0060】図9(A)、(B)はデータのステップを
90(1/5に圧縮)、30(1/15に圧縮)で比較
したものだが、圧縮比を大きくしても、パターンの形に
対する影響は少なく、丸め誤差によるギザつきがスム−
ズになっているくらいである。
【0061】本実施の形態によれば、パターン型紙デー
タをメモリ9に保持することによってフォーカシング補
正計算を簡単化でき、オートフォーカス制御部8のCP
Uに通常の速度のものを用いても、ズーム比率の変化に
対するフォーカシング補正を応答度よく行うことができ
る。他の効果は図1に示した第1の実施の形態と同様で
ある。
【0062】尚、上記した第1、第2の実施の形態に示
したオートフォーカス装置は、ビデオカメラに搭載する
ことを想定して説明したが、デジタルスチルカメラなど
に搭載しても同様の効果を得ることができる。また、感
光フィルムを用いた通常のカメラなどにも応用可能であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のオ
ートフォーカス装置によれば、ズーム比が高倍率化して
も、ズームポジションを変えた時のフォーカスレンズの
位置の補正の誤差が大きくならず、常にシャープなピン
トを得ることができる。しかも、この効果を低コストで
且つ小型の装置で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートフォーカス装置の第1の実施の
形態を示したブロック図である。
【図2】被写体距離、ズームポジション及びフォーカス
ポジションの関係を示した図である。
【図3】被写体距離とズームポジション及び2系列のデ
ータにより1次近似した場合の誤差パルスの関係を示し
た図である。
【図4】あるズームポジションでの被写体距離を示す指
標と誤差パルスの関係を示した図である。
【図5】被写体距離とズームポジション及び誤差パルス
の関係を示した図である。
【図6】被写体距離とズームポジション及び誤差パルス
の関係を示した図である。
【図7】被写体距離とズームポジション及び誤差パルス
の関係を示した図である。
【図8】本発明のオートフォーカス装置の第2の実施の
形態を説明する被写体距離とズームポジション及び比例
誤差の関係を示した図である。
【図9】型紙パターンのデータ圧縮比を変えた場合の被
写体距離と比例誤差の関係を示した図である。
【図10】変倍レンズ系とフォーカスレンズ系を含む従
来の光学系の一例を示した断面図である。
【図11】変倍レンズ位置とフォーカスレンズ位置との
関係を示した特性図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 変倍レンズ 3 固定レンズ 4 フォーカスレンズ 5 CCD 6 映像信号処理部 7 フィルタ 8 オートフォーカス制御部 9 メモリ 10 スイッチ 11 ワイドセンサー 12 ズームモータ 13 フォーカスモータ 14 無限センサー 15 モータドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変倍レンズ系とフォーカスレンズ系を同
    一光学軸に配置した光学系を有し、フォーカスレンズを
    動かして被写体のピントを合わせ、変倍レンズ系を動か
    して焦点距離を変化させるオートフォーカス装置におい
    て、 前記変倍レンズの位置に対応した各ズームポジション毎
    に異なる3系列のデータを記憶する記憶手段と、 前記被写体がベストピントである時の前記フォーカスレ
    ンズ系の位置により被写体距離を示す変数を得る変数取
    得手段と、 現在のズームポジションに対応する3系列のデータを前
    記記憶手段から読み出す読出手段と、 この読出手段により読み出された3系列のデータにより
    生成される2次多項式に前記変数取得手段により得られ
    た変数を代入して、現在のズームポジションに応じたフ
    ォーカスポジションの補正値を得る補正値取得手段と、 この補正値取得手段により得られた補正値に基づいて前
    記フォーカスレンズ系を動かして前記被写体のベストピ
    ント得るフォーカス制御手段とを備えたことを特徴とす
    るオートフォーカス装置。
  2. 【請求項2】 変倍レンズ系とフォーカスレンズ系を同
    一光学軸に配置した光学系を有し、フォーカスレンズを
    動かして被写体のピントを合わせ、変倍レンズ系を動か
    して焦点距離を変化させるオートフォーカス装置におい
    て、 前記変倍レンズの位置に対応した各ズームポジション毎
    に異なる(n+1)系列のデータを記憶する記憶手段
    と、 前記被写体がベストピントである時の前記フォーカスレ
    ンズ系の位置により被写体距離を示す変数を得る変数取
    得手段と、 現在のズームポジションに対応する(n+1)系列のデ
    ータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、 この読出手段により読み出された(n+1)系列のデー
    タにより生成されるn次多項式に前記変数取得手段によ
    り得られた変数を代入して、現在のズームポジションに
    応じたフォーカスポジションの補正値を得る補正値取得
    手段と、 この補正値取得手段により得られた補正値に基づいて前
    記フォーカスレンズ系を動かして前記被写体のベストピ
    ント得るフォーカス制御手段とを備えたことを特徴とす
    るオートフォーカス装置。
  3. 【請求項3】 変倍レンズ系とフォーカスレンズ系を同
    一光学軸に配置した光学系を有し、フォーカスレンズを
    動かして被写体のピントを合わせ、変倍レンズ系を動か
    して焦点距離を変化させるオートフォーカス装置におい
    て、 前記変倍レンズの位置に対応した各ズームポジション毎
    に異なる3系列のデータと、前記変倍レンズの位置によ
    らない1系列のデータを記憶する記憶手段と、 前記被写体がベストピントである時の前記フォーカスレ
    ンズ系の位置により被写体距離を示す変数を得る変数取
    得手段と、 現在のズームポジションに対応する3系列のデータと、
    ズームポジションによらない1系列のデータを前記記憶
    手段から読み出す読出手段と、 前記変数取得手段により得られた変数と前記読出手段に
    より読み出された4系列のデータとにより比例計算をし
    て現在のズームポジションに応じたフォーカスポジショ
    ンの補正値を得る補正値取得手段と、 この補正値取得手段により得られた補正値に基づいて前
    記フォーカスレンズ系を動かして前記被写体のベストピ
    ント得るフォーカス制御手段とを備えたことを特徴とす
    るオートフォーカス装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載のオートフォーカス
    装置において、 前記4系列のデータは、無限距離のフォーカスポジショ
    ンと、至近距離のフォーカスポジションと、オフセット
    量と、型紙パターンであることを特徴とするオートフォ
    ーカス装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468871B1 (ko) * 2002-10-09 2005-01-29 삼성테크윈 주식회사 이차 함수를 이용한 카메라의 자동 포커싱 방법
JP2012529065A (ja) * 2009-06-01 2012-11-15 バイオ−ラッド ラボラトリーズ,インコーポレイティド 生体試料/化学試料用画像形成デバイスの較正

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US8913127B2 (en) 2009-06-01 2014-12-16 Bio-Rad Laboratories, Inc. Calibration of imaging device for biological/chemical samples

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