JP2000079550A - 研磨パッドの修復方法 - Google Patents

研磨パッドの修復方法

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JP2000079550A
JP2000079550A JP25915798A JP25915798A JP2000079550A JP 2000079550 A JP2000079550 A JP 2000079550A JP 25915798 A JP25915798 A JP 25915798A JP 25915798 A JP25915798 A JP 25915798A JP 2000079550 A JP2000079550 A JP 2000079550A
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polishing pad
center point
polishing
pad
grindstone
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JP25915798A
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Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Yamato Sako
大和 左光
Satoru Ide
悟 井出
Hiroaki Kida
浩章 喜田
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
Original Assignee
Okamoto Machine Tool Works Ltd
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 研磨に使用された研磨パッドを元の状態にで
きるだけ均一に修復する。次回の研磨パッドの取り替え
のインタ−バルを長くする。 【解決手段】 回転軸に軸承された研磨パッド3aの半
径をR、パッドコンディショニングの円盤状または環状
砥石の半径をrとすると、Rは2r以上である。 砥石の当接する研磨パッド位置の周速が常に一定となる
ようにシュミレ−トするため、研磨パッドの中心点Oの
座標を0,0、砥石の中心点oの座標をX,Yとし、砥
石が移動する距離を研磨パッドの中心点Oを基準として
最大でr/2からR−r/2、最小でもrからR−rに
設定し、研磨パッドの中心点Oと砥石の中心点oを結ぶ
直線と砥石の外周円の交差する点Pに位置する研磨パッ
ドの周速度が研磨パッドの中心点Oを起点にrからR−
rの距離にある間は常に一定となるように研磨パッドの
回転数を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベアウエハ、デバ
イスウエハ、SOIウエハ、磁気ヘッドウエハ、磁気デ
ィスクウエハ等のウエハの表面を研磨するプラテンの研
磨パッドをパッドコンディショナ−で修復する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハの研磨方法としては、例え
ば、図4に示す研磨装置1を用い、回転軸2に軸承され
た円盤状金属板またはセラミック板の表面に研磨布3a
が貼付された研磨盤(プラテンとも言う)3の研磨パッ
ド表面に、モ−タ−Mにより回転される軸4に軸承され
たヘッド5内に小孔6a,6a,…を多数穿った吸着板
6にチャックしたウエハwを押圧し、軸2と4を正逆方
向に、または同方向に回転させてウエハを研磨してい
る。研磨装置1の中空軸4内はロ−タリ−バルブ7およ
びバルブ8を介して真空ポンプ(図示せず)に接続され
前記ウエハwを吸着板6に吸着する。
【0003】研磨されたウエハは、バルブ8を止め、つ
いでバルブ13を開き、洗浄液をウエハに供給してウエ
ハ上に付着している研磨剤や研磨屑を溶解、除去し、洗
浄後、バルブ13を閉め、バルブ11を開き、加圧気体
をウエハに吹き付けることによりウエハを乾燥させる。
(特開平10−34523号、同10−163138
号、同9−300209号、同9−70750号、同1
0−199838号等公報参照)。
【0004】研磨時間を短縮させるため、図3に示す研
磨盤(プラテン)を3基、ウエハのロ−ドとアンロ−ド
兼用のウエハ受け台1基を用い、インデックスヘッドに
4基のチャック機構を備え付けたワックスレス枚葉研磨
装置1を我々は提案した。図中、1は研磨装置、3は第
1研磨盤、3'は第2研磨盤、3''は第3研磨盤、4a,
4b,4cおよび4dはインデックスヘッド(上盤)B
に据え付けられた4基のチャック機構、14,14’…
はカセット、15,15’はロボット、15a,15’
aはハンドア−ム、16,16,16はパッドコンディ
ショナ−、16a,16a,16aは砥石、17はイン
デックスヘッドBを90度づつ間歇的に正方向に回動す
る軸である。18はウエハの受け台、19は基台、20
はチャック機構洗浄用ブラシ、21,21はウエハ洗浄
用クリ−ナである。各パッドコンディショナ−16,1
6,16は基台19の端に平行に、例えば図1に示すよ
うに研磨盤の研磨パッドの中心点Oとパッドコンディシ
ョナ−の円盤状またはカップホイ−ル型砥石の中心点o
を結ぶ直線が基台19の端に平行となるように移動す
る。該研磨装置を用いてウエハを研磨する工程は、図2
にインデックスヘッドの回動角度と、各チャック機構と
ウエハの動きを示す様に、すなわち、次の様に行われ
る。
【0005】ウエハw1は、ロボットア−ムによりカ
セットより取り出され受け台18上に載せられ、ここで
チャック機構4aにより吸着される。 インンデックスヘッドを90度正方向に回動させてウ
エハw1を第1研磨パッド上に導き、チャック機構4a
を下降させてウエハw1を第1研磨パッドに押圧し、両
者の軸2、4を回転させることによりウエハの研磨を行
う。この間、新たなウエハw2が受け台の上に載せら
れ、別のチャック機構4bに吸着され、ついで、チャッ
ク機構4bを上昇させる。
【0006】インデックスヘッドを90度正方向に回
動させてウエハw1を第2研磨パッド上に導き、チャッ
ク機構4aを下降させてウエハw1を第2研磨パッドに
押圧し、両者の軸2、4を回転させることによりウエハ
の研磨を行う。この間、新たなウエハw3が受け台の上
に載せられ、別のチャック機構4cに吸着され、つい
で、チャック機構4cを上昇させる。 インデックスヘッドを正方向に90度回動させ、研磨
されたウエハw1を第3研磨パッド上に導き、チャック
機構4aを下降させてウエハを第3研磨パッドに押圧
し、両者の軸2、4を回転させることによりウエハw1
の仕上げ研磨を行う。この間、新たなウエハw4が受け
台の上に載せられ別のチャック機構4dに吸着されると
ともに先に吸着されたウエハw2は第2研磨パッドで研
磨され、ウエハw3は第1研磨パッドで研磨される。 インデックスヘッドを正方向に90度回転させ、チャ
ック機構4aを下降させて仕上げ研磨されたウエハw1
を受け台18上にアンロ−ドし、更にロボットア−ムで
カセット14に収納するとともに新しいウエハw5が受
け台18上にロ−ドされ、チャック機構4aに吸着され
る。一方、ウエハw2は、第3研磨パッド上に導かれ、
チャック機構4bを下降させてウエハを第3研磨パッド
に押圧し、両者の軸2、4を回転させることによりウエ
ハの仕上げ研磨を行う。この間、ウエハw3は第2研磨
パッドで、ウエハw4は第1研磨パッドで研磨される。
【0007】以下、同様の操作を繰り返し、ウエハの研
磨を行う。なお、図3は1ステ−ジで2枚のウエハがロ
−ド、研磨、アンロ−ドされる研磨装置を示した。な
お、図2に示す工程(v)および(ix)で、インデック
スヘッドの回動を正方向に90度でなく、逆方向に27
0度回動させてもよい。研磨の途中で研磨パッド(研磨
布)が摩耗してウエハの研磨量が低下しないよう、ウエ
ハの研磨が終了するたびに研磨パッドはパッドコンディ
ショナ−の砥石でその表面を非常に薄く削り取り、研磨
パッドの元の多孔性、および表面組織に近くなるように
修復(コンディショニング)される(特開平10−19
9839号)。
【0008】研磨パッドの素材としては、ポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリビニルアルコ−ル、ポリアミ
ド、セルロ−ス系繊維等の不織布、フェルト、発泡シ−
ト状物が用いられる。砥石としては、ナイロンブラシ、
ポリエステルブラシ、ポリウレタンブラシ等の円盤状物
ないしダイヤモンドやCBN砥粒を用いたディスク型も
しくはカップホイ−ル型砥石が用いられる。
【0009】通常、研磨パッドの半径Rは、パッドコン
ディショナ−の砥石の半径rの2倍、または半径で50
mmほどの余裕をみて(2r+100mm)程度として
設計される。研磨パッドの修復(ドレッシング)は、研
磨パッドの回転数を30〜100rpmの一定回転数
で、パッドコンディショナ−の砥石の回転数を100〜
400rpmの一定回転数で行い、修復状況を目視で確
認し、修復が不十分のところを再び回転数を変えて修復
し、研磨布の全体の修復が良好となるまで作業者が経験
的感で行うか、研磨布の修復を研磨布の中央部のドレッ
シング時間を短く、研磨布の外周部のドレッシング時間
をより長く機械的に処理し、ウエハの研磨速度の低下が
著しくなると新しい研磨布に取り替えていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記修復方法では、研
磨パッドの中心点に近い部分と中心部から遠い部分とで
はその部分の周速度が異なるため、即ち、研磨パッドの
外周部では周速度が速く砥石に接触している時間が短
く、周速度の遅い中心部近くの部分では砥石と接触して
いる時間が長いため、中心部の研磨布と比較して外周部
の研磨布の修復が粗となる傾向があるため、研磨布の外
周部について上述したように補正の修復が必要とされ
る。本発明は、修復時の研磨パッドの回転数を可変と
し、研磨パッドのどの位置における周速度も一定の値に
近くなるようにシュミレ−ションし、このシュミレ−シ
ョン式に従って研磨パッドの修復を機械的に行う方法の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、研
磨盤の研磨パッド面に、パッドコンディショニングの砥
石を押圧し、研磨パッドとパッドコンディショニングの
砥石の両者を回転させて研磨パッドを修復する方法にお
いて、次のからの条件を満たすことを特徴とする研
磨パッドの修復方法を提供するものである。
【0012】砥石の回転数を一定の回転数で、研磨パ
ッドの回転数を可変とする。 回転軸に軸承された研磨パッドの半径をR、パッドコ
ンディショニングの円盤状または環状砥石の半径をrと
すると、Rは2r以上である。 砥石の当接する研磨パッド位置の周速が常に一定とな
るようにシュミレ−トするため、研磨パッドの中心点O
の座標を(0,0)、砥石の中心点oの座標を(X,
Y)とし、砥石が移動する距離を研磨パッドの中心点O
を基準として最大でr/2から(R−r/2)、最小で
もrから(R−r)に設定し、研磨パッドの中心点Oと
砥石の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差する点
P(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側の点)に
位置する研磨パッドの周速度が研磨パッドの中心点Oを
起点にrから(R−r)の距離にある間は常に一定とな
るように研磨パッドの回転数を変化させる。
【0013】本発明の請求項2は、研磨パッドの砥石の
当接している前記点Pにおける研磨パッドの回転数Np
(rpm)は、研磨パッドの中心点Oから砥石の中心点
oがrの位置にあるときの研磨パッドの中心点Oと砥石
の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差する点Po
(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側の点)に位
置する研磨パッドの回転数Nr(rpm)を基準とする
と次式を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の研
磨パッドの修復方法を提供するものである。
【0014】
【数4】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
【0015】本発明の請求項3は、研磨パッドの半径
R、砥石の半径r、研磨パッドの中心点Oから砥石の中
心点oがrの位置にあるときの研磨パッドの中心点Oと
砥石の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差する点
Po(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側の点)
に位置する研磨パッドの回転数Nr(rpm)をcpu
に入力し、研磨パッド上を移動する砥石の中心点の座標
(X,Y)を読みとってcpuに伝達し、研磨パッドの
回転数Np(rpm)を、
【0016】
【数5】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
【0017】に従って算出し、研磨パッドの回転数をN
pに変更することを特徴とする、請求項2に記載の研磨
パッドの修復方法を提供するものである。
【0018】
【作用】研磨パッドのどの位置においても周速度が略同
一となるようにシュミレ−トして研磨パッドの修復を行
うので、研磨パッドの修復の目立てがほぼ均一に行われ
るので、作業者の補修的な修復が必要でなく、また、研
磨パッドの次回の修復のインタ−バルが長くできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明をさら
に詳細に説明する。図1は、半径Rの研磨盤の研磨パッ
ド3とパッドコンディショナ−16の半径rの砥石16
aの位置関係を説明するための上面図であり、図1は実
線で示す砥石の中心点oが研磨布の中心点O(座標X,
Yを0,0とする。)からrの距離にある場合を示す。
【0020】図1において、研磨パッドの中心点Oと砥
石の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差する点P
(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側の点)に位
置する研磨パッドの周速度が研磨パッドの中心点Oを起
点にrから(R−r)の距離にある間は常に一定となる
ように研磨パッドの回転数を変化させるため、研磨パッ
ドの砥石の当接している前記点Pにおける研磨パッドの
回転数Np(rpm)は、研磨パッドの中心点Oから砥
石の中心点oがrの位置にあるときの研磨パッドの中心
点Oと砥石の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差
する点Po(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側
の点)に位置する研磨パッドの回転数Nr(rpm)を
基準とすると次式を満たすように行う。
【0021】
【数6】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
【0022】例えば、研磨パッドの中心点Oから砥石の
中心点oがrの位置にあるときの研磨パッドの中心点O
と砥石の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差する
点Po(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側の
点)に位置する研磨パッドの回転数Nr(rpm)をc
puに入力し、研磨パッド上を移動する砥石の中心点の
座標(X,Y)を読みとってcpuに伝達し、研磨パッ
ドの回転数Np(rpm)を、
【0023】
【数7】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
【0024】に従って算出し、研磨パッドの回転数を算
出されるNpに順次変更する。例えば、半径350mm
の円形研磨パッドおよび半径100mmのカップホイ−
ル型ダイヤモンド砥石を用い、砥石の回転数を60rp
mと一定に時計回りとし、砥石の中心点oの座標が
(r,0)、即ち、(100,0)のときの回転数Nr
を15rpmとすると、研磨パッドの中心点Oからの砥
石の中心点oの距離Lmm〔(X2 +Y2 1/2 +r〕
により研磨パッドのP点の位置の回転数Npは次表のよ
うになる。
【0025】
【表1】
【0026】砥石の中心点oが、研磨パッドの中心点O
と砥石の中心点oを結ぶ直線上の研磨パッドの中心点O
の位置から(R−r)を越える場合は、コンディショニ
ングを行う必要はないが、仮に行うなら(R−r)を越
え、(R−r/2)に位置するとき、研磨パッドの回転
数Np(rpm)を次式を満たすように行う。
【0027】
【数8】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
【0028】砥石の一定の回転数は、砥石の種類、コン
ディショニングする研磨パッドの材質等によるが、一般
に30〜150rpmである。研磨パッドの回転数は、
1〜60rpmで、本発明においては研磨パッドの各位
置での周速度が可能な限り一定となるようcpuに入力
して設定する。点Pの座標は、砥石の中心点oの位置を
光電管で検出し、cpuのRAMで計算してもよいが、
砥石の軌道および移動方向ならびに砥石の移動速度v
(一定)を決めておき、研磨パッドの中心点Oからrの
距離の点を砥石の中心点oの出発点とし、研磨パッドの
中心点Oから(R−r)の距離の点を砥石の中心点oの
折り返し点とし、砥石の移動時間tと速度vからRAM
により算出してもよい。なお、cpuに与える研磨パッ
ドの回転数の値は、研磨パッドの中心点Oからの砥石の
中心点の距離がrの位置のでも、r/2の位置でも3r
/2の位置で計算される点Pの位置での回転数でもよ
く、要は、研磨パッドの外周部の周速度、中央部の周速
度が略同一となればよい。
【0029】研磨パッドの回転数の変更は、モ−タ回転
数、ポ−ル数と周波数f(Hz)の関係式、 f=モ−タ回転数×ポ−ル数/120 ……(3) と、減速機のギヤ−比、研磨パッドの最大回転数から上
限周波数を求め、インバ−タ−により周速一定制御モ−
ドで周波数を変えることにより行う。
【0030】例えば、研磨盤の回転数が5から120r
pm、ギヤ−比14:1のとき、モ−タの回転数は、1
20×14=1680rpmとなり、ポ−ル数4および
1680rpmを式(3)に当てはめると、56Hz設
定となる。インバ−タ−のパラメ−タの01を上限周波
数の56Hz、20を5V入力時周波数(モ−タ―の上
限で決まる。例えばモ−タ−の最大回転数が3600r
pmのときは式3から算出して120Hz)とする。砥
石の研磨パッド上の移動(研磨パッドの(r/2,0)
の位置から(R−r,0)の位置の距離の移動)は、片
道の1回でもよいし、往復であってもよい。また、往復
を2から5回繰りかえしても良い。
【0031】
【実施例】実施例1 半径(R)350mmのポリエステル繊維研磨パッドお
よび砥石として半径(r)100mmの円盤状ナイロン
ブラシを用い、研磨パッドの修復を表1の条件で、か
つ、ウエハの一次研磨が終了するたびに行った(砥石の
移動は研磨パッドのr/2からR−rの距離の往復1
回)。即ち、直径300mmのシリコンウエハを化学機
械研磨(圧力300Kg/cm2、ウエハ回転数80r
pm、研磨パッド回転数 30rpm、研磨量20μ
m、研磨速度目標値 0.7μm/分)した前記1次ポ
リッシュ用研磨パッドを前記表1の条件(砥石の回転数
は、60rpm)で行った。修復された研磨パッドを用
いて上記基板の1次ポリッシュのウエハの研磨速度は、
一次研磨されたウエハの枚数により次のようであった。 ウエハ枚数 研磨速度 20枚目 0.7μm/分 50枚目 0.7μm/分 100枚目 0.7μm/分 200枚目 0.7μm/分 300枚目 0.7μm/分 500枚目 0.6μm/分
【0032】比較例1実施例1において、研磨パッドの
修復を、砥石の回転数60rpm、研磨パッドの回転数
10rpmと両者一定の回転数で行った。修復された研
磨パッドを用いて上記基板の1次ポリッシュのウエハの
研磨速度は、一次研磨されたウエハの枚数により次のよ
うであった。 ウエハ枚数 研磨速度 20枚目 0.7μm/分 50枚目 0.6μm/分 100枚目 0.5μm/分
【0033】
【発明の効果】本発明の研磨パッドの修復方法は、研磨
パッドの表面状態を半径方向どこでも均一に元の状態に
近く修復するので、ウエハの研磨速度の低下が小さい。
また、新しい研磨パッドに張り替えるインタ−バルを長
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研磨パッドとパッドコンディショナ−の砥石の
位置関係を示す図である。
【図2】インデックスヘッドとの回動と、チャック機構
の位置と、ウエハの位置関係を示す研磨フロ−図であ
る。
【図3】研磨装置のインデックスヘッドと研磨パッドと
ウエハのロ−ド・アンロ−ド用受台の位置関係を示す上
面図である。
【図4】研磨装置の断面図である。
【符号の説明】 1 研磨装置 A インデックスヘッド w ウエハ 2 研磨盤(プラテン)の回転軸 3 研磨盤 3a 研磨パッド(研磨布) 4 チャック機構の回転軸 5 ヘッド 16 パッドコンディショナ− 16a 砥石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜田 浩章 神奈川県厚木市上依知3009番地 株式会社 岡本工作機械製作所半導体事業部内 Fターム(参考) 3C058 AA02 AA09 AA11 AA12 AA16 AA18 AA19 AB03 AB04 BA02 BA04 BA07 BB09 BC02 CA01 CB01 CB03 CB10 DA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンの研磨パッド面に、パッドコン
    ディショニングの砥石を押圧し、研磨パッドとパッドコ
    ンディショニングの砥石の両者を回転させて研磨パッド
    を修復する方法において、次のからの条件を満たす
    ことを特徴とする研磨パッドの修復方法。 砥石の回転数を一定の回転数で、研磨パッドの回転
    数を可変とする。 回転軸に軸承された研磨パッドの半径をR、パッド
    コンディショニングの円盤状または環状砥石の半径をr
    とすると、Rは2r以上である。 砥石の当接する研磨パッド位置の周速が常に一定と
    なるようにシュミレ−トするため、研磨パッドの中心点
    Oの座標を(0,0)、砥石の中心点oの座標を(X,
    Y)とし、砥石が移動する距離を研磨パッドの中心点O
    を基準として最大でr/2から(R−r/2)、最小で
    もrから(R−r)に設定し、研磨パッドの中心点Oと
    砥石の中心点oを結ぶ直線と砥石の外周円の交差する点
    P(ただし、研磨パッドの中心点よりは遠い側の点)に
    位置する研磨パッドの周速度が研磨パッドの中心点Oを
    起点にrから(R−r)の距離にある間は常に一定とな
    るように研磨パッドの回転数を変化させる。
  2. 【請求項2】 研磨パッドの砥石の当接している前記点
    Pにおける研磨パッドの回転数Np(rpm)は、研磨
    パッドの中心点Oから砥石の中心点oがrの位置にある
    ときの研磨パッドの中心点Oと砥石の中心点oを結ぶ直
    線と砥石の外周円の交差する点Po(ただし、研磨パッ
    ドの中心点よりは遠い側の点)に位置する研磨パッドの
    回転数Nr(rpm)を基準とすると次式を満たすこと
    を特徴とする、請求項1に記載の研磨パッドの修復方
    法。 【数1】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
    Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
  3. 【請求項3】 研磨パッドの半径R、砥石の半径r、研
    磨パッドの中心点Oから砥石の中心点oがrの位置にあ
    るときの研磨パッドの中心点Oと砥石の中心点oを結ぶ
    直線と砥石の外周円の交差する点Po(ただし、研磨パ
    ッドの中心点よりは遠い側の点)に位置する研磨パッド
    の回転数Nr(rpm)をcpuに入力し、研磨パッド
    上を移動する砥石の中心点の座標(X,Y)を読みとっ
    てcpuに伝達し、研磨パッドの回転数Np(rpm)
    を、 【数2】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
    Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)に従って算出し、研磨
    パッドの回転数をNpに変更することを特徴とする、請
    求項2に記載の研磨パッドの修復方法。
  4. 【請求項4】 砥石の中心点oが、研磨パッドの中心点
    Oと砥石の中心点oを結ぶ直線上の研磨パッドの中心点
    Oの位置から(R−r)を越え、(R−r/2)に位置
    するとき、研磨パッドの回転数Np(rpm)を次式を
    満たすように行うことを特徴とする、請求項1に記載
    の、研磨パッドの修復方法。 【数3】2Π・Np・〔(X2 +Y2 1/2 +r〕=2
    Π・Nr・2r (ただし、Πは円周率である。)
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104002239A (zh) * 2013-02-22 2014-08-27 株式会社荏原制作所 砂轮修整器在研磨部件上的滑动距离分布的获得方法、滑动矢量分布的获得方法及研磨装置
CN104440516A (zh) * 2014-04-22 2015-03-25 上海华力微电子有限公司 一种研磨盘装置
JP2015188975A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社ディスコ ドレス機構、研磨装置、研磨パッドのドレス方法
JP2017162928A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 東芝メモリ株式会社 半導体製造装置および半導体装置の製造方法

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