JP2000078855A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

Info

Publication number
JP2000078855A
JP2000078855A JP10245384A JP24538498A JP2000078855A JP 2000078855 A JP2000078855 A JP 2000078855A JP 10245384 A JP10245384 A JP 10245384A JP 24538498 A JP24538498 A JP 24538498A JP 2000078855 A JP2000078855 A JP 2000078855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
terminal
bus bar
fixed
current sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10245384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hotta
豊 堀田
Hiromichi Yasugata
廣通 安形
Kimiya Maki
公也 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP10245384A priority Critical patent/JP2000078855A/ja
Publication of JP2000078855A publication Critical patent/JP2000078855A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インバータ装置を小型化することができ、バス
バーが曲がったり折れたりするのを防止することができ
る。 【解決手段】インバータが固定されたベース部材と、イ
ンバータケース12と、インバータケース内の所定箇所
に配設された固定部端子と、インバータケース12に固
定されたターミナルアッセンブリ41と、ベース部材及
びインバータケース12の一方に固定された支持部材3
2と、支持部材32によって支持された電流センサ31
と、固定部端子とターミナルアッセンブリ41との間に
架設され、電流センサ31を貫通して延びるバスバー4
3と、バスバー43を電流センサ31に押し付ける緩衝
部材45とを有する。バスバー43がターミナルアッセ
ンブリ41から取り外されたときに、バスバー43は2
点で固定されることになるので、バスバー43に外力が
加わることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車両にはインバータ装置が配
設され、特に、ハイブリッド型車両のインバータ装置に
おいては、ブリッジ回路によって形成されるモータ用イ
ンバータを駆動することによって、バッテリから供給さ
れた直流電流を3相の相電流に変換し、該相電流をモー
タに供給したり、ブリッジ回路によって形成されるジェ
ネレータ用インバータを駆動することによって、ジェネ
レータから供給された相電流を直流電流に変換し、該直
流電流をバッテリに供給したりするようになっている。
【0003】そのために、制御装置が配設され、該制御
装置によってパルス幅変調信号を発生させ、該パルス幅
変調信号を前記各ブリッジ回路に対して出力し、該各ブ
リッジ回路のトランジスタをスイッチングするようにし
ている。ところで、前記バッテリから供給される直流電
流を検出するために電流センサが配設される。そして、
インバータケース内に端子台が配設され、バッテリとイ
ンバータ装置とを接続するリード線がインバータケース
を貫通して前記端子台の端子に固定される。また、前記
インバータケース内には、前記端子台と主回路配線基板
の端部に形成された直流入力端子との間にバスバー(直
流入力線)が前記電流センサを貫通して架設される。
【0004】なお、通常、該電流センサは、ヒートシン
クに固定されるが、前記バスバーが十分な強度を有する
場合には、バスバーに固定することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインバータ装置においては、前記インバータケース
にリード線とバスバーとを接続するための端子台を配設
する必要があるので、インバータ装置が大型化してしま
う。そこで、端子台を除去し、前記リード線とバスバー
とを直接接続することが考えられるが、リード線とバス
バーとを直接接続すると、リード線が柔軟であるととも
にインバータケースに固定されていないので、電動車両
を走行させたときに、前記バスバーが、走行に伴って発
生する振動等によって共振し、曲がったり折れたりして
しまう。
【0006】そこで、リード線の一端にターミナルアッ
センブリを配設し、該ターミナルアッセンブリをインバ
ータケースに固定することが考えられるが、インバータ
装置を電動車両に搭載しない状態において、前記ターミ
ナルアッセンブリはインバータケースから取り外され
る。この場合、バスバーは、前記直流入力端子によって
1点だけで固定されることになるので、インバータ装置
を輸送したり電動車両に組み付けたりする際に、前記バ
スバーに外力が加わり、バスバーが曲がったり折れたり
してしまう。
【0007】そこで、バスバーに外力が加わってもバス
バーが曲がったり折れたりすることがないように、イン
バータ装置を輸送したり電動車両に組み付けたりする間
だけ、バスバーをインバータケースに対して支持するた
めにシッピングパーツ等の支持部材を取り付けることが
考えられるが、その分部品点数及び工数が多くなってし
まう。
【0008】本発明は、前記従来のインバータ装置の問
題点を解決して、小型化することができ、輸送したり電
動車両に組み付けたりする際に、バスバーが曲がったり
折れたりするのを防止することができ、部品点数及び工
数を少なくすることができるインバータ装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンバータ装置においては、インバータが固定されたベー
ス部材と、該ベース部材を覆うインバータケースと、該
インバータケース内の所定箇所に配設された固定部端子
と、前記インバータケースに固定されたターミナルアッ
センブリと、前記ベース部材及びインバータケースの一
方に固定された支持部材と、該支持部材によって支持さ
れた電流センサと、前記固定部端子とターミナルアッセ
ンブリとの間に架設され、前記電流センサを貫通して延
びるバスバーと、該バスバーを電流センサに押し付ける
緩衝部材とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この場
合、ハイブリッド型車両に搭載されたインバータ装置に
ついて説明する。図1は本発明の実施の形態におけるイ
ンバータ装置の概略正面図、図2は本発明の実施の形態
におけるインバータ装置の概略側面図である。
【0011】図において、11はヒートシンクを構成
し、熱伝導性が良好な金属製のベース部材としてのヒー
トシンクプレートであり、該ヒートシンクプレート11
内には図示されない流路が形成され、該流路と図示され
ない放熱器との間が連結部61を介して連結され、前記
流路に冷却水が流される。前記ヒートシンクプレート1
1の熱を受けて温度が上昇した冷却水は、前記放熱器に
送られ、該放熱器によって冷却される。
【0012】また、12は前記ヒートシンクプレート1
1の上に固定され、ヒートシンクプレート11と共にイ
ンバータ収容室14を形成するインバータケース、13
は前記ヒートシンクプレート11の下に固定され、ヒー
トシンクプレート11と共に制御基板収容室18を形成
する制御基板ケースであり、前記インバータケース12
及び制御基板ケース13は導電性の材料によって形成さ
れる。
【0013】そして、前記インバータ収容室14に、3
個のスイッチング素子としてのトランジスタモジュール
15(図において、一つのトランジスタモジュール15
だけが示される。)から成るインバータとしてのモータ
用インバータ、3個のスイッチング素子としてのトラン
ジスタモジュール16(図において、一つのトランジス
タモジュール16だけが示される。)から成るインバー
タとしてのジェネレータ用インバータ、並びに前記モー
タ用インバータ及びジェネレータ用インバータに共通の
3個の平滑用電解コンデンサ17(図において、一つの
平滑用電解コンデンサ17だけが示される。)が収容さ
れる。また、前記制御基板収容室18内には、制御基板
19が配設され、該制御基板19に図示されない制御装
置ユニットが取り付けられる。なお、前記トランジスタ
モジュール15、16はヒートシンクプレート11の第
1の面S1に、制御基板19はヒートシンクプレート1
1の第2の面S2に固定される。
【0014】前記トランジスタモジュール15、16
は、いずれも、図示されない一対のトランジスタから成
り、3個ずつ並列に接続されてブリッジ回路を形成す
る。また、前記平滑用電解コンデンサ17は、図示され
ないバッテリからの直流電流の供給に伴って発生する直
流電圧を平滑化して直流電圧の変動を抑制する。そし
て、モータ用インバータ及びジェネレータ用インバータ
に共通の主回路配線基板36、並びに分岐点P1におい
て前記主回路配線基板36から分岐したモータ用の主回
路配線基板37及びジェネレータ用の主回路配線基板3
8が配設され、前記各平滑用電解コンデンサ17は主回
路配線基板36に接続される。そのために、前記平滑用
電解コンデンサ17は、図示されない正極端子及び負極
端子35を備え、前記正極端子は、主回路配線基板36
の正極側バスバー36aを介して直流入力用の図示され
ない正極端子に、負極端子35は、前記主回路配線基板
36の負極側バスバー36bを介して直流入力用の負極
端子22に接続される。なお、正極端子及び負極端子2
2によって固定部端子としての直流入力端子が構成され
る。
【0015】前記平滑用電解コンデンサ17の正極端子
は、前記正極側バスバー36a及び前記主回路配線基板
37の正極側バスバー37aを介して各トランジスタモ
ジュール15の正極端子15aに、負極端子35は、前
記負極側バスバー36b及び主回路配線基板37の負極
側バスバー37bを介して各トランジスタモジュール1
5の負極端子15bに接続される。また、各トランジス
タモジュール15の固定部端子としての出力端子15c
は、出力用のバスバー81〜83を介してモータに接続
される。
【0016】したがって、前記制御装置ユニットにおけ
るドライバとしての図示されないベースドライブ回路に
よってスイッチング信号を発生させ、該スイッチング信
号を前記各トランジスタに入力し、各トランジスタをス
イッチングすることによって、前記バッテリから平滑用
電解コンデンサ17を介して供給された直流電流が各ト
ランジスタのエミッタ・コレクタ間を流れる間に交流電
流としての相電流に変換され、該相電流が前記各出力端
子15cから出力用のバスバー81〜83に出力され
る。したがって、前記モータを駆動することによって、
図示されない駆動輪を回転させ、ハイブリッド型車両を
走行させることができる。
【0017】そして、前記平滑用電解コンデンサ17の
正極端子は、前記正極側バスバー36a及び主回路配線
基板38の正極側バスバー38aを介して各トランジス
タモジュール16の正極端子16aに、負極端子35
は、前記負極側バスバー36b及び主回路配線基板38
の負極側バスバー38bを介して各トランジスタモジュ
ール16の負極端子16bに接続される。また、各トラ
ンジスタモジュール16の固定部端子としての入力端子
16cは、入力用のバスバー85、86を介してジェネ
レータに接続される。なお、実際は図示されない更に1
本の入力用のバスバーが配設される。
【0018】したがって、前記ベースドライブ回路によ
ってスイッチング信号を発生させ、該スイッチング信号
を前記各トランジスタに入力し、各トランジスタをスイ
ッチングすることによって、前記ジェネレータにより発
生させられた相電流は、入力用のバスバー85、86を
介して各入力端子15cに入力され、各トランジスタの
エミッタ・コレクタ間を流れる間に直流電流に変換さ
れ、該直流電流が各平滑用電解コンデンサ17を介して
バッテリ又はモータ用インバータに送られる。
【0019】ところで、前記バッテリとモータ用インバ
ータ及びジェネレータ用インバータとを接続する図示さ
れない一対のリード線の一端に、それぞれターミナルア
ッセンブリ41が一体に形成され、該ターミナルアッセ
ンブリ41は、前記インバータケース12の貫通穴11
2を貫通して延び、インバータケース12によって支持
される。ここで、前記ターミナルアッセンブリ41は、
剛性のある材料によって形成され、前記リード線の一端
と接続するための図示されない端子を備えるとともに、
インバータケース12に取り付けるための図示されない
取付具を備える。
【0020】また、前記バッテリから供給される直流電
流を検出するために正極側及び負極側の一対の電流セン
サ131(図において、一つの電流センサ131だけが
示される。)が配設される。該電流センサ131は、中
央に図示されない貫通口131aが形成された四角形の
環状ブロックから成り、前記貫通穴112に隣接する位
置においてヒートシンクプレート11に固定された支持
部材132によって支持される。そのために、該支持部
材132の上端に固定部132aが形成される。そし
て、前記インバータケース12内において、各ターミナ
ルアッセンブリ41と正極端子及び負極端子22との間
に、正極側バスバー43a及び負極側バスバー43bか
ら成る入力配線基板43が、各電流センサ131の前記
貫通口131aを貫通して架設され、各入力配線基板4
3と各ターミナルアッセンブリ41とがボルトb1によ
って、各入力配線基板43と正極端子及び負極端子22
とがボルトb2によってそれぞれ固定される。また、前
記貫通口131a内における前記入力配線基板43の上
に、ゴム等の弾性体、プラスチック等から成る緩衝部材
145が嵌(かん)入され、入力配線基板43を電流セ
ンサ131に押し付ける。なお、緩衝部材145を嵌入
することによって入力配線基板43を電流センサ131
に押し付けるようになっているので、ボルト等の固定部
品が不要になる。
【0021】本実施の形態において、支持部材132は
ヒートシンクプレート11に固定されるようになってい
るが、インバータケース12に固定することもできる。
したがって、前記インバータケース12に各リード線と
各入力配線基板43とを接続するための端子台を配設す
る必要がないので、インバータ装置を小型化することが
できる。
【0022】また、各入力配線基板43は、正極端子及
び負極端子22から成る直流入力端子、各電流センサ1
31並びにターミナルアッセンブリ41によって3点で
支持されるので、電動車両を走行させたときに、前記入
力配線基板43が走行に伴って発生する振動等によって
共振することがなくなる。したがって、入力配線基板4
3が曲がったり折れたりすることがなくなる。
【0023】そして、支持部材132の寸法が正確でな
い場合、入力配線基板43が電流センサ131によって
強固に固定されると、支持部材132の寸法のずれによ
る応力が入力配線基板43に加わってしまう。ところ
が、前記入力配線基板43は緩衝部材145を介して電
流センサ131によって支持されるので、前記緩衝部材
145によって支持部材132の寸法のずれを吸収する
ことができる。したがって、支持部材132を厳密な加
工によって形成する必要がなくなるので、インバータ装
置のコストを低くすることができる。
【0024】また、インバータ装置を電動車両に搭載し
ない状態において、前記各ターミナルアッセンブリ41
はインバータケース12から取り外される。このとき、
前記各入力配線基板43は、前記正極端子及び負極端子
22から成る直流入力端子、並びに各電流センサ131
によって2点で固定されることになるので、インバータ
装置を輸送したり電動車両に組み付けたりする際に、前
記入力配線基板43に外力が加わることがなくなる。し
たがって、入力配線基板43が曲がったり折れたりする
のを防止することができる。
【0025】そして、入力配線基板43をインバータケ
ース12に対して支持するためにシッピングパーツ等の
支持部材を取り付ける必要がなくなるので、その分部品
点数及び工数を少なくすることができる。ところで、前
記モータとモータ用インバータとを接続する図示されな
い3本のリード線、及び前記ジェネレータとジェネレー
タ用インバータとを接続する図示されない3本のリード
線の各一端に、それぞれターミナルアッセンブリ91が
一体に形成され、該ターミナルアッセンブリ91は、前
記インバータケース12の貫通穴113を貫通して延
び、インバータケース12によって支持されるととも
に、前記各バスバー81〜83、85、86に接続され
る。
【0026】また、前記モータ用インバータからモータ
に供給される相電流、及びジェネレータからジェネレー
タ用インバータに供給されたり、ジェネレータ用インバ
ータからジェネレータに供給されたりする相電流を検出
するために6個の電流センサ231(図において、一つ
の電流センサ231だけが示される。)が配設される。
該電流センサ231は、中央に図示されない貫通口23
1aが形成された四角形の環状ブロックから成り、前記
貫通穴113に隣接する位置においてヒートシンクプレ
ート11に固定された支持部材232によって支持され
る。そのために、該支持部材232の上端に固定部23
2aが形成される。
【0027】そして、前記インバータケース12内にお
いて、各ターミナルアッセンブリ91と各出力端子15
cとの間に、バスバー81〜83が、各ターミナルアッ
センブリ91と各入力端子16cとの間に、バスバー8
5、86が各電流センサ231の前記貫通口231aを
貫通して架設され、各バスバー81〜83、85、86
と各ターミナルアッセンブリ91とがボルトb3によっ
て、各バスバー81〜83、85、86と各出力端子1
5c及び各入力端子16cとが図示されないボルトによ
ってそれぞれ固定される。
【0028】また、前記貫通口231a内における前記
バスバー81〜83、85、86の上に、ゴム等の弾性
体、プラスチック等から成る緩衝部材245が嵌入さ
れ、前記バスバー81〜83、85、86を電流センサ
231に押し付ける。なお、緩衝部材245を嵌入する
ことによってバスバー81〜83、85、86を電流セ
ンサ231に押し付けるようになっているので、ボルト
等の固定部品が不要になる。
【0029】本実施の形態において、支持部材232は
ヒートシンクプレート11に固定されるようになってい
るが、インバータケース12に固定することもできる。
したがって、該インバータケース12に各リード線と各
バスバー81〜83、85、86とを接続するための端
子台を配設する必要がないので、インバータ装置を小型
化することができる。
【0030】また、各バスバー81〜83、85、86
は、出力端子15a及び入力端子16cから成る入出力
端子、各電流センサ231並びにターミナルアッセンブ
リ91によって3点で支持されるので、電動車両を走行
させたときに、前記バスバー81〜83、85、86
が、走行に伴って発生する振動等によって共振すること
がなくなる。したがって、バスバー81〜83、85、
86が曲がったり折れたりすることがなくなる。
【0031】そして、支持部材232の寸法が正確でな
い場合、バスバー81〜83、85、86が電流センサ
231によって強固に固定されると、支持部材232の
寸法のずれによる応力がバスバー81〜83、85、8
6に加わってしまう。ところが、前記バスバー81〜8
3、85、86は緩衝部材245を介して電流センサ2
31によって支持されるので、前記緩衝部材245によ
って支持部材232の寸法のずれを吸収することができ
る。したがって、支持部材232を厳密な加工によって
形成する必要がなくなるので、インバータ装置のコスト
を低くすることができる。
【0032】また、インバータ装置を電動車両に搭載し
ない状態において、前記各ターミナルアッセンブリ91
はインバータケース12から取り外される。このとき、
前記各バスバー81〜83、85、86は、前記出力端
子15a及び入力端子16cから成る入出力端子、並び
に各電流センサ231によって2点で固定されることに
なるので、インバータ装置を輸送したり電動車両に組み
付けたりする際に、前記バスバー81〜83、85、8
6に外力が加わることがなくなる。したがって、バスバ
ー81〜83、85、86が曲がったり折れたりするの
を防止することができる。
【0033】そして、バスバー81〜83、85、86
をインバータケース12に対して支持するためにシッピ
ングパーツ等の支持部材を取り付ける必要がなくなるの
で、その分部品点数及び工数を少なくすることができ
る。なお、本発明は前記実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが
可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもので
はない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インバータ装置においては、インバータが固定さ
れたベース部材と、該ベース部材を覆うインバータケー
スと、該インバータケース内の所定箇所に配設された固
定部端子と、前記インバータケースに固定されたターミ
ナルアッセンブリと、前記ベース部材及びインバータケ
ースの一方に固定された支持部材と、該支持部材によっ
て支持された電流センサと、前記固定部端子とターミナ
ルアッセンブリとの間に架設され、前記電流センサを貫
通して延びるバスバーと、該バスバーを電流センサに押
し付ける緩衝部材とを有する。
【0035】この場合、前記ターミナルアッセンブリと
バスバーとが直接接続される。したがって、インバータ
ケースにリード線とバスバーとを接続するための端子台
を配設する必要がないので、インバータ装置を小型化す
ることができる。また、バスバーは固定部端子、電流セ
ンサ及びターミナルアッセンブリによって3点で支持さ
れるので、電動車両を走行させたときに、前記バスバー
が、走行に伴って発生する振動等によって共振すること
がなくなる。したがって、バスバーが曲がったり折れた
りすることがなくなる。
【0036】そして、支持部材の寸法が正確でない場
合、バスバーが電流センサによって強固に固定される
と、支持部材の寸法のずれによる応力がバスバーに加わ
ってしまう。ところが、前記バスバーは緩衝部材を介し
て電流センサによって支持されるので、前記緩衝部材に
よって支持部材の寸法のずれを吸収することができる。
したがって、支持部材を厳密な加工によって形成する必
要がなくなるので、インバータ装置のコストを低くする
ことができる。
【0037】また、インバータ装置を電動車両に搭載し
ない状態において、前記ターミナルアッセンブリはイン
バータケースから取り外される。このとき、前記バスバ
ーは、前記固定部端子及び電流センサによって2点で固
定されることになるので、インバータ装置を輸送したり
電動車両に組み付けたりする際に、前記バスバーに外力
が加わることがなくなる。したがって、バスバーが曲が
ったり折れたりするのを防止することができる。
【0038】そして、バスバーをインバータケースに対
して支持するためにシッピングパーツ等の支持部材を取
り付ける必要がなくなるので、その分部品点数及び工数
を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるインバータ装置の
概略正面図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるインバータ装置の
概略側面図である。
【符号の説明】
11 ヒートシンクプレート 12 インバータケース 15 トランジスタモジュール 15c 出力端子 16c 入力端子 22 負極端子 41、91 ターミナルアッセンブリ 81〜83、85、86 バスバー 131、231 電流センサ 132、232 支持部材 145、245 緩衝部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 公也 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 5H007 AA06 BB06 DC02 HA03 HA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータが固定されたベース部材と、
    該ベース部材を覆うインバータケースと、該インバータ
    ケース内の所定箇所に配設された固定部端子と、前記イ
    ンバータケースに固定されたターミナルアッセンブリ
    と、前記ベース部材及びインバータケースの一方に固定
    された支持部材と、該支持部材によって支持された電流
    センサと、前記固定部端子とターミナルアッセンブリと
    の間に架設され、前記電流センサを貫通して延びるバス
    バーと、該バスバーを電流センサに押し付ける緩衝部材
    とを有することを特徴とするインバータ装置。
JP10245384A 1998-08-31 1998-08-31 インバータ装置 Withdrawn JP2000078855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245384A JP2000078855A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245384A JP2000078855A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000078855A true JP2000078855A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17132866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245384A Withdrawn JP2000078855A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000078855A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167069A (ja) * 2006-04-06 2011-08-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置
CN102904460A (zh) * 2011-07-26 2013-01-30 株式会社电装 电力转换器
WO2013015371A1 (ja) * 2011-07-26 2013-01-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置のケース分割構造
JP2014113053A (ja) * 2014-03-20 2014-06-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167069A (ja) * 2006-04-06 2011-08-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置
CN102904460A (zh) * 2011-07-26 2013-01-30 株式会社电装 电力转换器
WO2013015371A1 (ja) * 2011-07-26 2013-01-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置のケース分割構造
JP2013048539A (ja) * 2011-07-26 2013-03-07 Denso Corp 電力変換装置
US8988861B2 (en) 2011-07-26 2015-03-24 Denso Corporation Power converter
JP2014113053A (ja) * 2014-03-20 2014-06-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7081691B2 (en) Switching device for controlling large amount of current
EP3366547B1 (en) Integrated electric power steering device and method for manufacturing same
JP4452952B2 (ja) 電力変換装置
US9180906B2 (en) Driving apparatus
JP4038899B2 (ja) 電源平滑用コンデンサ搭載型インバータ装置
EP3220521A1 (en) Control unit and electric power steering device using same
US20120286712A1 (en) Motor drive apparatus
JP2004190547A (ja) インバータ一体型電動コンプレッサ及びその組み立て方法
JP2013090472A (ja) 駆動装置
JP2009261139A (ja) 電力変換装置
US8896171B2 (en) Motor drive apparatus having a simplified assembling structure
JP4538474B2 (ja) インバータ装置
CN105453259A (zh) 引线框、使用引线框的电子控制装置及引线框搭载方法
JP5488502B2 (ja) 電力変換装置
JP3405035B2 (ja) インバータ装置
JP4055643B2 (ja) インバータ装置
CN113078777A (zh) 功率转换装置
JP2000078855A (ja) インバータ装置
JP5696613B2 (ja) 電力変換装置
CN219087025U (zh) 一种大功率伺服驱动器
JP2008294338A (ja) パワーモジュールおよびそれを備えた輸送機器
JP2020150749A (ja) インバータの組付構造
WO2021176934A1 (ja) 電力変換装置
CN113678362B (zh) 电力转换装置
JP3772546B2 (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101