JP2000078799A - 電動機および電気式動力操舵装置 - Google Patents

電動機および電気式動力操舵装置

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JP2000078799A
JP2000078799A JP10247061A JP24706198A JP2000078799A JP 2000078799 A JP2000078799 A JP 2000078799A JP 10247061 A JP10247061 A JP 10247061A JP 24706198 A JP24706198 A JP 24706198A JP 2000078799 A JP2000078799 A JP 2000078799A
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electric motor
housing
yoke
brush
steering
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Yoshiaki Taniguchi
義章 谷口
Susumu Aoki
進 青木
Wataru Mochizuki
亘 望月
Hideyuki Ogawa
秀幸 小川
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一端が閉塞されたヨーク奥部に給電部を配し
た電動機において、組み付け作業性を損なうことなく制
御駆動部と装置本体を一体に設ける。 【解決手段】 一端側端部に側壁109を備えた筒状の
ヨーク110を有する電動機90において、側壁109
外面に、電動機90を制御駆動するためのFET等の駆
動制御手段とブラシホルダ41とを一体化したドライバ
ユニット91を配設、固定する。側壁109にはヨーク
110の内外を連通する開口部103が形成されてお
り、これを介してブラシ23を挿入する。ドライバユニ
ット91は、そのFETが側壁109と直接接触した状
態でヨーク110に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御駆動手段を備
えた電動機(モータ)に関し、特に、車両用の電気式動
力操舵装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の操舵力補助のため、近年多くの車
両にいわゆるパワーステアリング装置が装備されてお
り、油圧式や電気式等、様々な動力操舵装置が提案され
ている。このような動力操舵装置のうち、ラック・アン
ド・ピニオン式の操舵装置に適用される電気式の動力操
舵装置(いわゆる電動パワーステアリング)としては、
ラックアシスト式と呼ばれる、ラック軸に同軸的に設け
た電動機によって操舵補助力を得るものが知られてい
る。そこでは円筒状のヨーク内に界磁装置やアーマチュ
ア等を組み込んだ電動機が用いられており、この電動機
によって操舵力がアシストされる。
【0003】図8は、このような電動機を用いたラック
アシスト式の動力操舵装置の一例を示す説明図である。
図8に示すように、当該電気式動力操舵装置は、ラック
軸51と同軸的に電動機52を設け、この電動機52が
発生する操舵補助力をボールねじ機構53を介してラッ
ク軸51に伝達する。そして、この操舵補助力と手動操
舵力とにより操向車輪を転舵し、運転者の操舵負担を軽
減するようになっている。
【0004】この場合、ラック軸51は、両端にタイロ
ッドやナックルアーム等を介して操向車輪が連結される
と共に、操向ハンドル等と接続された操舵軸54とラッ
ク・アンド・ピニオン結合され、運転者の転舵操作によ
り図8において左右方向に往復運動する。また、電動機
52は、円筒状のヨーク55に円筒状のアーマチュアシ
ャフト56と界磁装置57とを同軸的に挿入させた構成
となっており、給電部58から電力が供給される。さら
に、界磁装置57は、ヨーク55の内周部に取り付けら
れたマグネット59およびアーマチュアシャフト56の
外周部に取り付けられたアーマチュアコア60とから構
成されている。そして、電動機52が発生する回転力は
アーマチュアシャフト56の図中左端に設けられたボー
ルねじ機構53を介してラック軸51に軸方向の往復運
動となって伝達され操舵力が補助される。
【0005】また、給電部58には、ブラシ61とそれ
に摺接するコンミテータ62が配されており、これらを
介して電動機52のアーマチュア部分に電力が供給され
る。この場合、ブラシ61はブラシホルダ63内に収容
保持されており、図示しない弾機によりコンミテータ6
2に所定押圧力で押し付けられている。また、ブラシ6
1のピグテール64の一端には端子板65がスポット溶
接されている。そして、この端子板65がハウジング6
6内を貫通して外部に突出し、そこにカプラ67が取り
付けられて給電用の端子が形成される。
【0006】一方、このような給電部にFET等の制御
素子を組み込み、動力操舵装置とその制御駆動部とを一
体化したものも提案されている。例えば、特開平6−2
55504号公報には、ブラシレスモータが収容される
ハウジングとハンドル軸が保持されるハウジングとの結
合部に空洞室を形成し、そこにFETや回路基板を収容
したパワー回路ユニットを配設した電動パワーステアリ
ング装置が示されている。また、特開平8−26125
号公報には、ステアリングシャフトが保持されモータヨ
ークと結合されるギアボックスハウジングにFETや基
板を収容した電動ステアリング装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図8あるいは
先の公報に示された装置に用いられている電動機では、
その給電部が、ヨークの開口端側や、電動機側のハウジ
ングと操舵軸側のハウジングの結合部に設けられる構成
となっている。このため、ヨーク開口端や分割面近傍に
ブラシや制御回路等を組み込むことができるため、装置
本体と制御駆動部の一体化も容易であり、組み付け作業
上も問題ない。
【0008】しかしながら、その一端側に側壁が設けら
れている筒状のヨークを使用し、その側壁側に給電部を
設けた電動機では、給電部が開口部に来ないため、先の
例のように制御駆動部を簡単には一体化できない。すな
わち、このような電動機に制御駆動部を一体に組み込も
うとすると、種々の部品を開口側からヨークの奥に組み
込んで行くこととなり、組み付け作業性の点で難がある
という問題が生じる。
【0009】また、動力操舵装置においても、操舵軸側
のハウジングとヨークとを一体に形成してその中に給電
部やアーマチュア、界磁装置等を組み込み、これをボー
ルねじ機構を収容した別のハウジングと結合するタイプ
のものでは、その分割部近傍には給電部が配設されな
い。つまり、このタイプの動力操舵装置では、操舵軸側
ハウジングの一端側がラック軸挿通部分を除き閉塞状態
となった筒状に形成され、給電部はその閉塞端の最奥部
に配置される。従って、かかる動力操舵装置において
も、制御駆動部を一体に組み込もうとすると、各種部品
を開口側からハウジングの奥に組み込む必要が生じ組み
付け作業性の点で難がある。このため、先の例のように
ハウジングの一部に制御部用の空間を設け、そこに制御
素子や基板を組み込むという構成を安易には採用でき
ず、その改善が望まれていた。
【0010】本発明の目的は、かかるタイプの電動機に
おいて、組み付け作業性を損なうことなくその制御駆動
部を装置本体と一体に設けることにある。また、本発明
の他の目的は、組み付け作業性を損なうことなく電気式
動力操舵装置の制御駆動部を装置本体と一体に設けるこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電動機は、一端
側端部に側壁を備えた筒状のヨークを有し、ブラシを用
いて給電を行う電動機であって、ブラシを収容するブラ
シホルダと電動機を制御駆動するための制御駆動手段と
を一体化して駆動制御ユニットを形成し、この駆動制御
ユニットをヨークの側壁外面に配設したことを特徴とし
ている。そしてこれにより、給電部をヨークの奥に配し
た電動機であっても、組み付け作業性を損なうことなく
その制御駆動手段を電動機と一体に設けることが可能と
なる。
【0012】また、前記側壁にヨークの内外を連通する
ように開口部を形成し、この開口部を介してブラシをヨ
ーク内に挿入するようにして良い。さらに、制御駆動ユ
ニットを側壁と直接接触した状態でヨーク外部に配設す
るようにしても良く、これにより制御駆動ユニットの熱
をヨークにて効率良く放熱することが可能となる。な
お、制御駆動ユニットと側壁との接触は、制御駆動ユニ
ット筐体面のみならず制御駆動ユニットに露出状態で設
けられたFETやECUなどの制御駆動手段が側壁に接
触する形態をも含む概念である。
【0013】一方、本発明の電気式動力操舵装置は、操
向車輪に連結されたラック軸と、ラック軸を移動自在に
収容しラック軸に形成されたラック歯と操向ハンドルに
連結された操舵軸のピニオンとを噛合させた結合部を保
持する第1ハウジングと、第1ハウジング内においてラ
ック軸の周囲に同軸的に配設されラック軸に対し操舵補
助力を供給する電動機と、電動機のアーマチュアシャフ
トと連結されたナット部とラック軸に形成されたスクリ
ュー部との間をボール部材を介在させて連結し電動機の
回転力を操舵補助力としてラック軸に伝達するボールね
じ機構と、ボールねじ機構を収容し第1ハウジングと結
合される第2ハウジングとを有し、電動機の給電部を、
第1ハウジング内において電動機のヨークを挟んで第2
ハウジングと軸方向反対側の部位に設けてなる電気式動
力操舵装置であって、電動機のブラシを収容するブラシ
ホルダと電動機を制御駆動するための制御駆動手段とを
一体化して駆動制御ユニットを形成し、この駆動制御ユ
ニットを、第1ハウジング外側の給電部を臨む部位に配
設したことを特徴としている。
【0014】これにより、給電部を第1ハウジングの奥
に組み込むタイプの電気式動力操舵装置であっても、組
み付け作業性を損なうことなくその制御駆動手段を第1
ハウジングと一体に設けることが可能となる。なおこの
際、給電部に臨んで第1ハウジング内外を連通する開口
部を形成し、そこを介してブラシを第1ハウジング内に
挿入するようにして良い。また、制御駆動ユニット(あ
るいはそこに収容されているFETやECUなどの制御
駆動手段)を第1ハウジングと直接接触した状態でヨー
ク外部に配設することも可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である電動機の構成を示した説明図である。本発明
による電動機90では、FETやECU等の制御駆動素
子(制御駆動手段)や各種回路素子をブラシホルダと一
体化してドライバユニット(制御駆動ユニット)91を
形成し、それをヨーク110外部に配設、固定した構成
となっている。図2はこのドライバユニット91の構成
を示す分解斜視図、図3はドライバユニット91を図1
とは反対方向から見た斜視図、図4はヨーク110にド
ライバユニット91を取り付けた状態を示す説明図であ
る。なお、電動機90のドライバユニット91以外の部
分は通常の電動機(モータ)と同様の構成であるのでこ
こではその説明は省略する。
【0017】本実施の形態のドライバユニット91は、
図1に示したように、ヨーク110の外端面に取り付け
られる。この場合、ヨーク110からは電動機90の駆
動軸108が突出しているため、当該電動機90ではド
ライバユニット91を馬蹄形に形成し、ドライバユニッ
ト91はその凹部91aによって駆動軸108を跨ぐ形
で取り付けられる。なお、ドライバユニット91の形状
は馬蹄形には限られず、取り付け可能であればドーナツ
型でも良い。また、駆動軸108のような障害物がなけ
れば円筒形や箱形に形成することも可能である。
【0018】このドライバユニット91は、図2に示し
たように、ケース92内にブラシホルダ41と、プリン
トワイヤボード(以下、PWBと略す)93、インサー
トワイヤリングボード(以下、IWBと略す)94、お
よび制御駆動手段としてのFET95を一体に収容した
構成となっている。すなわち、このドライバユニット9
1は、ブラシホルダ41と制御系のドライバを一体配置
した構成となっている。従って、当該電動機90では制
御装置と電動機との間の配線を省線化でき、ノイズの低
減やシステムの効率アップなどを図ることが可能となっ
ている。
【0019】この場合、ブラシホルダ41にはブラシ2
3が収容されており、ブラシ23はブラシホルダ41内
に設けられた図示しない結線を介して端子97と接続さ
れている。この端子97は、その端部がIWB94に溶
接されており、ブラシ23とIWB94の間がこれによ
り結線される。PWB93には抵抗等の回路素子が実装
されており、その接続孔93aにはIWB94の接続端
子94aが挿入され半田バス付けされる。これにより、
PWB93とIWB94が電気的に接続されると共に両
者がアッセンブリ化される。なお、PWB93とIWB
94との間にはスペーサ98が設けられている。
【0020】ブラシホルダ41の図2において左面側に
は図3に良く示されているように、FET95が取り付
けられる。ブラシホルダ41にはFET収容部41aが
4ヶ所設けられており、そこにFET95が取り付けら
れる。この場合、FET95は、その一面が図3に示し
たようにブラシホルダ41の端面にて露出する状態で取
り付けられる。また、FET95の端子95aは、FE
T収容部41aからPWB93側へ引き出され、ブラシ
ホルダ41の裏面側に延伸してそこで半田付けされる。
さらに、IWB94には、電力供給および制御信号送受
信用のカプラ105が設けられている。なお、カプラ1
05はオスでもメスでも良い。
【0021】そして、ケース92内にブラシホルダ41
やPWB93、IWB94およびFET95を収容した
後、内部に合成樹脂を充填してポッティングを施す。こ
れにより、ドライバユニット91の耐久性が担保され、
例えば電動機90を、車両走行面近くに設置される動力
操舵装置に用いた場合でも、飛び石等による衝撃からド
ライバユニット91を保護することができる。
【0022】このような構成からなるドライバユニット
91は、図1,4に示したように、ヨーク110の端部
外側に配設、固定される。この場合、ヨーク110の一
端側は側壁109によって閉じられており、ドライバユ
ニット91は、この側壁109外面にFET95の露出
した一面が当接するように取り付けられる。また、ドラ
イバユニット91は、FET95の取付孔95bを用い
てねじ101によって固定される。図2に示したよう
に、ブラシホルダ41やPWB93、IWB94には、
この取付孔95bに対応する位置にそれぞれ挿通孔が設
けられており、ねじ101はこれらを介して側壁109
に設けられた雌ねじ穴102にねじ込まれる。つまり、
ドライバユニット91は、FET95を共締めした状態
で側壁109に固定されることになる。なお、FET9
5の数は4個には限られず、またその全てを共締めして
固定する必要はない。つまり、その数を例えば8個に増
やした場合などは、共締めしないFET95が4個存在
することがあっても良い。
【0023】このように、この電動機90では、FET
95の一面が側壁109に密着するように押し付けられ
る形でドライバユニット91が取り付けられる。従っ
て、FET95から発生する熱は熱伝導性の良いヨーク
110を介して速やかに放熱され、ドライバユニット9
1の放熱性が確保されることになる。なお、放熱性向上
のため、ブラシホルダ41の端面にアルミニウム製のF
ET押板を設け、そこにFETを収容するようにしても
良い。
【0024】一方、側壁109には、ブラシ23に対応
して開口部103が2個設けられている。この場合、開
口部103は後述する進角調整が容易なように、ブラシ
ホルダ41の突出部41bよりもやや大きめに形成され
ている。そして、この開口部103を介してヨーク11
0内にブラシ23が挿入され、図示しない弾機によって
軸方向に付勢されコンミテータ22に摺接するようにな
っている。なお、電動機90では、コンミテータ22と
していわゆるディスク型コンミテータが使用されてお
り、ブラシ23はその右端面に軸方向から摺接してい
る。また、各開口部103とドライバユニット91との
間にはOリング107が介装されており、開口部103
の部分が水密状にシールされるようになっている。
【0025】一方、本発明による電動機90は次のよう
に組み付けられる。ここではまず、アッセンブリされた
ドライバユニット91を、ヨーク110の図1において
右端に駆動軸108を跨ぐ形で取り付ける。この際、開
口部103にブラシ23を挿入する。次に、このドライ
バユニット91をねじ101により固定する。これによ
り、FET95の露出面がヨーク110の側壁109外
面に当接し、FET95はねじ101によって共締めさ
れて側壁109に密着状態で固定される。このように当
該電動機90では、ブラシホルダ41と制御駆動系とを
サブユニット化したため、ドライバユニット91をヨー
ク110にねじ止めする作業のみで給電系や信号系の構
成を構築できるようになっている。
【0026】そして、その後アーマチュアや界磁装置等
をヨーク110に挿入し組立を完了する。なお、電動機
90ではこの後、開口部103とブラシホルダ41との
間のガタを利用して進角調整を行うことができる。すな
わち、ヨーク110内にて固定されたマグネットに対し
てブラシの取付位置がずれると、回転方向によってその
回転特性に差が生じる場合がある。かかる特性差が生じ
ると、例えばこの電動機90を車両用の動力操舵装置に
使用した場合、ハンドルを切る方向によってアシスト力
が異なり回転方向によってハンドルの重さが異なってし
まうおそれがある。このため、ブラシ23を挿入して特
性を適宜測定しながらドライバユニット91を固定する
ことにより、最適な設定位置を容易に選定することがで
きる。
【0027】このように、本発明による電動機90で
は、側壁109のような閉塞端面外側に制御手段とブラ
シホルダを一体化したドライバユニット91を取り付け
ると共に、側壁109に開口部を設けて給電を行ってい
る。このため、電動機1の給電部13が開口部になくと
も容易にブラシや制御手段を組み付けることができ、組
み付け作業性が大幅に向上すると共に、組み付け上の制
約がなくなり設計上の自由度も増加する。また、ブラシ
23を外付けのドライバユニット91に設けているた
め、ブラシ23の交換も容易である。
【0028】(実施の形態2)次に、実施の形態2とし
て、本発明の一実施の形態である電気式動力操舵装置に
ついて説明する。図5は、この電気式動力操舵装置の全
体構成をその一部を断面にて示した説明図である。な
お、実施の形態1の電動機90と同様の部材、部品につ
いては同一の符号を付しその説明は省略する。
【0029】当該電気式動力操舵装置(以下、動力操舵
装置と略す)は、図5に示すように、図8に示した従来
の動力操舵装置と同様、中空状の電動機1をラック軸2
の周囲に配した構成となっており、例えば自動車前輪等
の操向車輪の操舵装置として取り付けられる。そして、
電動機1が発生する操舵補助力をボールねじ機構3を介
してラック軸2に伝達することにより運転者の操舵負担
を軽減させるようになっている。
【0030】ここで当該動力操舵装置は、図5に示した
ように、電動機1のヨーク7と一体化されたハウジング
A(第1ハウジング)とハウジングB(第2ハウジン
グ)を結合させた構成となっており、その内部にラック
軸2が左右方向に摺動自在に取り付けられている。そし
て、図示しないブラケットとハウジングBの取り付け孔
10により車両本体に取り付けられた状態で、ラック軸
2の両端にタイロッドやナックルアーム等を介して車輪
が連結される。
【0031】一方、ハウジングAはアルミダイキャスト
製の中空部材であり、このハウジングAには円筒形状の
モータヨーク(以下、ヨークと略す)7が一体に鋳込ま
れている。また、ハウジングAの図5において右端側に
は、操向ハンドルと連結された操舵軸5とラック軸2と
の結合部6が形成されている。この結合部6では、操舵
軸5に設けられた図示しないピニオンと、ラック軸2の
側部に形成された図示しないラック歯とが噛み合ってお
り、操舵軸5の回転がラック軸2の図中の左右方向の動
きに変換される。なお、結合部6の軸上には操舵軸5の
回転トルクを検出する図示しないトルクセンサが設けら
れており、その検出値に基づき電動機1による補助操舵
力が制御される。
【0032】次に電動機1は、円筒状のヨーク7内に中
空円筒状のアーマチュアシャフト11と界磁装置12と
を同軸的に挿入させた構成となっている。そして、この
アーマチュアシャフト11の内部をラック軸2が貫通す
る形で組み付けられる。また、界磁装置12は、ヨーク
7の内周部に取り付けられたマグネット14と、アーマ
チュアシャフト11の外周部に取り付けられたアーマチ
ュアコア15とから構成されており、アーマチュアコア
15には給電部13から電力が供給される。さらに、ヨ
ーク7は、鉄製の円筒形部材であり、円筒パイプにより
略一定の肉厚に形成されており、前述のようにハウジン
グA内に鋳込まれた状態となっている。
【0033】なお、図5の動力操舵装置では、ヨーク7
がハウジングAに一体に鋳込まれており、電動機1のヨ
ーク7自体には電動機90のような側壁109は存在し
ない。しかしながら、電動機1を組み付けるに際して
は、ハウジングAの側壁100が事実上、ヨーク7の一
端側に設けた側壁と同様の障壁となっており、組み付け
性の改善という点では実施の形態1の電動機90と同様
の課題を有している。
【0034】界磁装置12を構成する界磁極であるマグ
ネット14は、ヨーク7の内側に、周方向に間隔をおい
て複数配置される。アーマチュアシャフト11は、その
一端側(図5において右端)はハウジングAに取り付け
られたベアリング17によって保持されている。また、
その他端側(図5において左端)にはテーパ状のスプラ
インが形成されており、アーマチュアシャフト11が図
示しない弾発体により一端側(図5において左側)に弾
圧され、ボールねじ機構3のナット部19の端部に同様
に形成されたスプラインと嵌合している。そしてこれに
より、アーマチュアシャフト11の回転がナット部19
に伝達される。
【0035】給電部13は、アーマチュアに電力を供給
する部分であり、アーマチュアシャフト11に固定され
たコンミテータ22と、コンミテータ22に接触する電
気的接点であるブラシ23とを有する構成となってい
る。当該動力操舵装置では、先の電動機90と同様に、
コンミテータ22としていわゆるディスク型コンミテー
タが使用されており、ブラシ23はその右端面に軸方向
から摺接している。
【0036】ここで本発明による動力操舵装置では、こ
の給電部13のハウジングA外部に、電動機1を制御駆
動するためのドライバユニット(制御駆動手段)91が
取り付けられている。すなわち、ここではブラシホルダ
41と制御駆動手段がユニット化され、動力操舵装置に
外付けされる形となっている。図6は、このドライバユ
ニット91の取り付け状態を示す説明図である。
【0037】この場合、ドライバユニット91は、図2
に示したものと同様の構成に形成されている。また、ド
ライバユニット91は、図6に示したようにハウジング
Aの大径部99aの端部に配設、固定される。この際、
ドライバユニット91は、ハウジングAの図5,6にお
いて右方から、その凹部91aによりハウジングAの小
径部99bを跨ぐ形で取り付けられる。図6に示したよ
うに、大径部99aの一端側は側壁100によって閉じ
られており、ドライバユニット91は、この側壁100
外面にFET95の露出した一面が当接するように取り
付けられる。この場合、側壁100には開口部103が
設けられており、そこにブラシ23が挿入される。そし
て、ドライバユニット91は、FET95の取付孔95
bを用いてねじ101によって固定される。これらの様
子は、ヨーク7がハウジングAに、側壁109が側壁1
00に相当する以外は図4と同様である。
【0038】従って、当該動力操舵装置では、先の電動
機90と同様にFET95から発生する熱は熱伝導性の
良いハウジングAを介して速やかに放熱され、ドライバ
ユニット91の放熱性が確保されることになる。また、
ドライバユニット91を用いることにより、簡単な作業
で制御駆動部を動力操舵装置と一体に設けることができ
る。さらに、電動機との間の配線が省線化され制御系や
給電系の構成を簡略化できると共に、ノイズの低減やシ
ステムの効率アップなどを図ることも可能となる。
【0039】次に、ハウジングBは、ハウジングAと同
様、アルミダイキャスト製の中空部材であり、内部にボ
ールねじ機構3が組み込まれている。このボールねじ機
構3は、ナット部19と、ラック軸2の外周に形成され
たスクリュー部30と、ナット部19とスクリュー部3
0との間に介装された多数のボール31とからなる一般
に周知な構成のものである。そして、ラック軸2は、軸
回りの回動が規制された状態でナット部19によって左
右方向に往復動自在支持され、ナット部19の回転に伴
って左右方向に移動する。
【0040】ナット部19は、ハウジングBに固定され
たアンギュラーベアリング4を介してハウジングBに対
し軸回りに回動自在に保持されている。すなわち、当該
動力操舵装置では、ボールねじ機構3のナット部19と
ラック軸2、アンギュラーベアリング4を一体にした形
で、これらをハウジングAとは別体に形成されたハウジ
ングBに設けた構成となっている。
【0041】一方、当該動力操舵装置のハウジングAの
部分は次のように組み付けられる。前述の電動機90と
同様、アッセンブリされたドライバユニット91を、ハ
ウジングAの側壁100外面に取り付ける。この際、開
口部103にブラシ23およびブラシホルダ41の突出
部41aを挿入する。次に、このドライバユニット91
をねじ101により固定する。この際、FET95はね
じ101によって共締めされ、側壁100に密着状態で
固定される。このように当該動力操舵装置においても、
給電系や信号系の構成をドライバユニット91のねじ止
め作業のみで構築できる。
【0042】そして、その後アーマチュアや界磁装置1
2等をハウジングAに挿入し、電動機1部分の組立を完
了する。なお、ヨーク7は既にハウジングAに鋳込まれ
ている。また、その後に前述同様、適宜進角調整を行う
こともできる。このように当該動力操舵装置では、電動
機1の給電部13がハウジングAの開口端側になくとも
容易に制御駆動部を一体に組み付けることができ、組み
付け作業性が大幅に向上すると共に、組み付け上の制約
がなくなり設計上の自由度も増加する。
【0043】また、当該動力操舵装置は次のように動作
する。すなわち、まず操向ハンドルが操作されて操舵軸
5が回動し、この回動に応じた方向にラック軸2が移動
して転舵操作がなされる。この操作により、図示しない
ステアリングトルクセンサが作動すると、その信号がド
ライバユニット91に送られ、ドライバユニット91で
は、この検出トルクに応じてブラシ23を介してコンミ
テータ22に電力を供給する。そして、これにより電動
機1が作動してアーマチュアシャフト11が回転し、こ
れと結合されたナット部19もまた回転する。ナット部
19が回転するとボールねじ機構3の作用によりラック
軸2に操舵補助力が伝達されてラック軸2の移動が促進
され、操舵力が補助される。
【0044】(実施の形態3)さらに、実施の形態3と
してドライバユニット91の取り付け形態の異なる動力
操舵装置を示す。図7は、その構成の概略を示す説明図
である。なお、ドライバユニット91の取付部分以外の
構成は実施の形態2の動力操舵装置と同様であるので、
要部のみ説明し他の構成の説明および図示は省略する。
また、実施の形態1,2と同様の部材や部分についても
同一の符号を付しその説明は省略する。
【0045】本実施の形態3の動力操舵装置では、ハウ
ジングA端部に、空洞状のドライバユニット収容部11
1が形成されている。このドライバユニット収容部11
1はハウジングAと一体に成形され、その奥には側壁1
00が設けられている。また、側壁100には、実施の
形態2と同様に開口部103が2個設けられている。
【0046】そして、このドライバユニット収容部11
1内にドライバユニット91が取り付けられる。この
際、開口部103にブラシ23を挿入し、FET95を
側壁100に当接させてねじ101により固定する点は
前述同様である。このように当該動力操舵装置では、ド
ライバユニット91がドライバユニット収容部111の
周壁111a内に格納される。従って、ドライバユニッ
ト91の周囲に周壁111aが存在する構成となり、走
行路面に近い場所に設置される当該動力操舵装置のドラ
イバユニット91は飛び石等から強固に保護される。
【0047】なお、本実施の形態では、図7にて一点鎖
線にて例示したようにFET95をドライバユニット9
1の外周に配し、それを外面に露出させて周壁111a
に当て、そこから放熱を行わせるようにしても良い。
【0048】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0049】例えば、前述の実施の形態では、FETを
ドライバユニットに露出させて設け側壁にその一面を直
接当てているが、アルミや銅などの熱伝導性の良い金属
板の裏にFET等の素子を配し、金属板の表側を露出し
て側壁に当てるようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】一端側端部に側壁を備えた筒状のヨーク
を有する電動機において、ブラシホルダと制御駆動手段
とを一体化してドライバユニットを形成し、これをヨー
ク側壁外面に配設したことにより、給電部をヨークの奥
に配した電動機であっても、組み付け作業性を損なうこ
となくその制御駆動部を電動機と一体に設けることが可
能となる。
【0051】また、ドライバユニットを側壁と直接接触
した状態でヨーク外部に配設したことにより、FET等
の制御駆動素子の熱をヨークを介して効率良く放熱する
ことができる。
【0052】一方、給電部をハウジングの奥に設けた電
気式動力操舵装置において、ブラシホルダと制御駆動手
段とを一体化して駆動制御ユニットを形成し、これをハ
ウジング外側の給電部を臨む部位に配設することによ
り、かかるタイプの電気式動力操舵装置であっても、組
み付け作業性を損なうことなくドライバユニットをハウ
ジングと一体に設けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電動機の構成を示
した説明図である。
【図2】ドライバユニットの構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】ドライバユニットを図1とは反対方向から見た
斜視図である。
【図4】ヨークにドライバユニットを取り付けた状態を
示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態である電気式動力操舵装
置の全体構成をその一部を断面にて示した説明図であ
る。
【図6】図5の電気式動力操舵装置におけるドライバユ
ニットの取り付け状態を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態3である電気式動力操舵装
置におけるドライバユニットの取り付け状態を示す説明
図である。
【図8】従来の電気式動力操舵装置の全体構成をその一
部を断面にて示した説明図である。
【符号の説明】
1 電動機 2 ラック軸 3 ボールねじ機構 4 アンギュラーベアリング 5 操舵軸 6 結合部 7 ヨーク 10 取り付け孔 11 アーマチュアシャフト 12 界磁装置 13 給電部 14 マグネット 15 アーマチュアコア 17 ベアリング 19 ナット部 22 コンミテータ 23 ブラシ 30 スクリュー部 31 ボール 41 ブラシホルダ 41a FET収容部 41b 突出部 51 ラック軸 52 電動機 53 ボールねじ機構 54 操舵軸 55 ヨーク 56 アーマチュアシャフト 57 界磁装置 58 給電部 59 マグネット 60 アーマチュアコア 61 ブラシ 62 コンミテータ 63 ブラシホルダ 64 ピグテール 65 端子板 66 ハウジング 67 カプラ 90 電動機 91 ドライバユニット(制御駆動ユニット) 91a 凹部 92 ケース 93 プリントワイヤボード 93a 接続孔 94 インサートワイヤリングボード 94a 接続端子 95 FET(制御駆動手段) 95a 端子 95b 取付孔 97 端子 98 スペーサ 99a 大径部 99b 小径部 100 側壁 101 ねじ 102 雌ねじ穴 103 開口部 105 カプラ 107 Oリング 108 駆動軸 109 側壁 110 ヨーク 111 ドライバユニット収容部 111a 周壁 A ハウジング(第1ハウジング) B ハウジング(第2ハウジング)
フロントページの続き (72)発明者 望月 亘 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 (72)発明者 小川 秀幸 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Fターム(参考) 3D033 CA03 CA04 CA16 CA21 5H605 AA08 BB05 BB09 CC07 CC08 DD09 EA21 GG06 5H611 AA00 BB01 BB03 TT01 UA01 UB02 5H613 AA02 BB38 GA12 KK04 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側端部に側壁を備えた筒状のヨーク
    を有し、ブラシを用いて給電を行う電動機であって、 前記ブラシを収容するブラシホルダと前記電動機を制御
    駆動するための制御駆動手段とを一体化して駆動制御ユ
    ニットを形成し、 前記駆動制御ユニットを前記ヨークの前記側壁外面に配
    設したことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動機であって、前記側
    壁は、前記ヨークの内外を連通するように形成された開
    口部を有し、前記開口部を介して前記ブラシが前記ヨー
    ク内に挿入されることを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電動機であっ
    て、前記駆動制御ユニットは前記側壁と直接接触した状
    態で前記ヨーク外部に配設されることを特徴とする電動
    機。
  4. 【請求項4】 操向車輪に連結されたラック軸と、前記
    ラック軸を移動自在に収容し前記ラック軸に形成された
    ラック歯と操向ハンドルに連結された操舵軸のピニオン
    とを噛合させた結合部を保持する第1ハウジングと、前
    記第1ハウジング内において前記ラック軸の周囲に同軸
    的に配設され前記ラック軸に対し操舵補助力を供給する
    電動機と、前記電動機のアーマチュアシャフトと連結さ
    れたナット部と前記ラック軸に形成されたスクリュー部
    との間をボール部材を介在させて連結し前記電動機の回
    転力を操舵補助力として前記ラック軸に伝達するボール
    ねじ機構と、前記ボールねじ機構を収容し前記第1ハウ
    ジングと結合される第2ハウジングとを有し、前記電動
    機の給電部を、前記第1ハウジング内において前記電動
    機のヨークを挟んで前記第2ハウジングと軸方向反対側
    の部位に設けてなる電気式動力操舵装置であって、 前記電動機のブラシを収容するブラシホルダと前記電動
    機を制御駆動するための制御駆動手段とを一体化して駆
    動制御ユニットを形成し、 前記駆動制御ユニットを前記第1ハウジング外側の前記
    給電部を臨む部位に配設したことを特徴とする電動式動
    力操舵装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225736A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
JP2002302053A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Koyo Seiko Co Ltd 電動式動力舵取装置

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