JP2000078062A - 低および中電圧電力線上での双方向デ―タ交換の方法と装置 - Google Patents

低および中電圧電力線上での双方向デ―タ交換の方法と装置

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JP2000078062A
JP2000078062A JP11195785A JP19578599A JP2000078062A JP 2000078062 A JP2000078062 A JP 2000078062A JP 11195785 A JP11195785 A JP 11195785A JP 19578599 A JP19578599 A JP 19578599A JP 2000078062 A JP2000078062 A JP 2000078062A
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signal
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Giovanni Guidotti
ジヨバンニ・グイドツテイ
Angelo Leva
アンジエロ・レバ
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel CIT SA
Alcatel SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の低および中電圧交流電力網を含む通信
システム上でサービスプロバイダと顧客の間でサービ
ス、情報およびデータを双方向にかつ高ビット速度で交
換するための方法および装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、最新技術によって、現在まで
無線チャネル上でまたは加入者回線上での通信のために
のみ使用されてきた信号変調/伝送技術(COFDM技
術)、および新しいアクセス技術によることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報とデータの双
方向送信の分野に関する。より詳細には、本発明は、従
来の低(または中)電圧交流電力網を含む通信システム
上でのサービスプロバイダと顧客の間のサービス、情報
およびデータの双方向の高ビットレート交換のための方
法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力線は建造物(住居、工場な
ど)に電気を配電する役目をするが、ここ数年来、異な
る種類の電気信号を交換する手段とも考えられている。
最初は、電力線プロバイダは、遠隔地域から電力メータ
のポーリングを行うためにネットワークを利用したが、
その後、顧客に対話型のサービスを提供するためにネッ
トワークを使用することを考えた。これに関連して、た
だ1つの搬送波による従来の信号変調技術によって、た
だし、ネットワークの調整を行って、さらに、顧客の数
をごく限定して、顧客ごとに約1Mb/sのデータダウ
ンロード速度を確保するNORWEBの実績が知られて
いる。
【0003】通常電力線は、一般にシールドされていな
い対かまたは3本で1組の銅線で構成され、これが、直
接顧客のところに届き、消費された電力を測定する電力
メータを通して使用されるように接続されている。NO
RWEBシステムを実現するための上記のネットワーク
の「調整」とは、いわゆる調整装置、すなわちサービス
プロバイダとの通信のために設けられた高周波低電力の
信号から電力供給のために設けられた50Hzの周波数
の信号を分離することができる低域フィルタと高域フィ
ルタ、ならびに(明らかなことだが)適当な送信機/受
信機を、中電圧から低電圧への降圧変圧器に接続されて
いる全ての顧客の家に設置することである。
【0004】したがって、本質的に、既存の技術でデー
タおよび情報を送信するために電力線を使用することは
可能であるが、マルチメディアサービスなどを交換する
にはダウンロード速度が遅すぎる。さらに、各顧客ごと
および時間単位ごとの送信ビットの数が、同じ供給源に
接続されている顧客の数によって異なり、ネットワーク
構造の影響を受ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主な目的は、顧客とサービスプロバイダの間またはいく
つかの顧客の間で、高ビットレートで大量の情報の双方
向交換を可能にするために、普通の電力線上で送信すべ
きディジタル信号を処理する方法を提供することであ
る。
【0006】本発明の他の目的は、したがって、顧客と
サービスプロバイダの間またはいくつかの顧客の間で、
高ビットレートで大量の情報の双方向交換を可能にする
ために、低電圧電力線上でデータの双方向交換を行うた
めの装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記およびその他の目的
は、請求項1に記載の電力線を使用して、中央のディジ
タルまたはディジタル化されたデータ供給源から顧客に
ディジタル信号を送信する方法、請求項2に記載の電力
線を使用して、中央のディジタルまたはディジタル化さ
れたデータ供給源から顧客に送信されたディジタル信号
を受信する方法、請求項3に記載の電力線を使用して、
顧客から中央装置にディジタル信号を送信する方法、請
求項4に記載の電力線を使用して、顧客から中央装置に
送信されたディジタル信号を受信する方法、および請求
項9および請求項10に記載の電力線上で送信/受信を
行うための装置によって見事に達成される。本発明のそ
の他の有利な特徴は、それぞれの従属請求項に記載され
ている。
【0008】次に本発明の詳細な説明を単に例示的で非
限定的な例として以下に与える。この説明は添付の図面
を参照しながら読まれたい。
【0009】
【発明の実施の形態】図9に知られている調整装置CU
を示す。これは、本質的に、サービスプロバイダと顧客
の間の通信のための高周波低電力の通信信号から、電力
供給のための50Hzの周波数の電力信号を分離するこ
とができる高域フィルタ(HPF)または低域フィルタ
(LPF)を含む。
【0010】図1は、一般的な低電圧配電システムの一
般化された図であるが、同じ考察が中電圧配電網に容易
に適用できる。その図には次のものが示されている。サ
ービスプロバイダの中間配電網と顧客向けの最終配電網
との2つの配電網を分離する中電圧から低電圧への降圧
変圧器(MV/LVで示されるブロック)、様々な顧客
が並列接続されている配電リッジラインとも呼ばれる主
配電線ML、および並列接続された複数の顧客、すなわ
ち、いかなる区分けもなく配電リッジラインに接続され
た顧客であって、各顧客はUSで示されるブロックで表
されている。
【0011】簡単に文献が入手できるいくつかの研究に
よって、これらのネットワーク上の送信パラメータがイ
ンピーダンス不整合にどんなに大きく依存しているかが
実証されている。このインピーダンス不整合は、ランダ
ムに、また電気負荷の変動に一致して起きる。すなわ
ち、顧客が使用する電気機器の数、種類および接続位置
によっている(例えば、Masaoki Tanaka
「High frequency noise pow
er spectrum,impedanceand
transmission loss of powe
r linein Japan on intrabu
ilding power linecommunic
atios」,IEEE Transactions
onConsumer Electronics,vo
l.34,No.2,May,1988参照)。これら
の予測できない望ましくない影響を制限する最初のアイ
デアは、顧客の家の中での外乱からの分離およびあるネ
ットワークと他のネットワークと(プロバイダネットワ
ークと顧客ネットワークと)のインピーダンス整合を得
るために、顧客の普通のメーターを、最終使用点でサー
ビスの分配を分離することができる装置(マルチモード
分配器)で置き換えることであった。これを図2に概略
的に示す。図2で、WBSDブロックは広帯域サービス
分配器を示し、LVDCは低電圧配電変電所を示し、H
PFは高域フィルタ、LPFは低域フィルタ、PLは電
力線であり、UAは顧客の装置(例えば電話機またはパ
ーソナルコンピュータ)、TR&Aは送受信装置および
カプラブロック、およびPPはコンセントを示す。さら
に、顧客端子は、OFDM技術に従って、また以下に述
べるOFDMAアクセスモードでデータ交換を行うため
の送信機および/または受信機TX/RXで構成され
る。第1のタイプの顧客はUS1で示され、データおよ
び/または情報を受信/送信をする必要がない第2のタ
イプの顧客はUS2で示される。
【0012】知られているように、問題のネットワーク
には、そのネットワークが周波数、サービス提供点(例
えば居住アパートの入口)での入力インピーダンス、ま
たは伝送損失に応じた雑音電力の点で、分析されている
かどうかによって、いくつかの信号送信の問題がある。
ある特定の顧客ネットワークの入口(供給契約の定義の
点、したがってマルチモード分配器の設置点)でサービ
スを提供すると仮定して、したがって少なくともある周
波数範囲内でインピーダンス不整合の問題を解決したと
仮定しても、季節的な現象のため、または産業的供給源
のような特に重大な供給源の近傍で、通常起きるランダ
ム雑音現象をどのようにして除去するかについての問題
が未だ存在する。すでに実行されているリソースから
(例えば上記の引用論文参照)、現象の統計的挙動モデ
ルを求めることがいずれにしても可能であることに気が
付く。すなわち、雑音電力およびその問題が起きる周波
数の範囲に対して、上限と下限を検出することができ
る。
【0013】一般に低電圧電力線で起きる雑音は、外
乱、すなわち短い期間のもの(減衰した過渡電圧)と、
長い期間のもの(50Hzまたは100Hzの高調波お
よび10KHz以下の繰返し周波数のパルス信号)から
成る広帯域のもの、および狭帯域(関係する高調波を持
つ非変調搬送波および変調搬送波)のものの両方で構成
されている。
【0014】本発明の基本的な発明原理は、広帯域信号
伝送における不整合、歪み、インパルス雑音または広が
り雑音、ランダム雑音および確定的な雑音、および遅延
エコーの問題を克服するために、低電圧または中電圧電
力線上で、情報信号の符号化、変調および移送に対する
符号化直交周波数分割多重化技術(COFDM技術)を
使用することである。この技術では、ビットストリーム
はいくつかのキャリアにわたって分割され、このように
してチャネル上に存在する外乱に対して得られるシステ
ムのロバスト性を決定する。特に、結果的に得られる信
号を置くスペクトルの様々な部分が選ばれ得る。
【0015】COFDM技術は、放送または無線移動体
通信の文献に大々的に記載されている(例えば、ETS
300744「Digital Video Broa
dcasting(DVB);Framing str
ucture channel coding and
modulation for digitalte
rrestrial television(DVB−
T)」,ETSI,March 1997を参照)。こ
れまで知られている使用に対して特殊な新しい応用であ
るが、このCOFDM法が本発明で使用される。
【0016】この技術は、部分的に重複し、互いに直交
するようなスペクトルの組、周波数領域ではsin
(x)/(x)のタイプの組であり、時間領域では対応
する矩形パルスの組を生成することにある。送信される
信号が、変調、多重化およびパルス整形を単一の操作に
併合するフーリエ変換によって生成されるということか
ら大きな恩恵を受けるのは、マルチトーンシステムであ
る。各々のキャリアは、xPSK系またはxQAM系
(例えば、チャネル特性によって、QPSK、16QA
M、64QAMなど)から選ばれる固定された従来の配
置に従って変調される。OFDM変調器(すなわち、こ
のシステムの送信機)に入って来るビットシーケンス
は、各時間間隔Tsで、N個のmビットブロックに区分
化され、そのブロックの各々は、固定された配置の記号
を表す複素数Xi,kに関連している。ひとたびビット
ストリームが、記号のシーケンスにマッピングされる
と、2k+1のシーケンシャル記号内の1つのベクトル
要素が、2k+1の異なるキャリア内の1つのシステム
に一致するように、各記号は、サブキャリアの1つと関
連づけられる。キャリアの総和が、いわゆるOFDM記
号と関連する信号を構成し、次式のように定量的に表わ
される。
【0017】
【数1】 信号全体は、送信されたOFDM記号の総和で与えら
れ、次式で表される。
【0018】
【数2】 スペクトルの占有を少なくするために、キャリアが互い
に直交し、したがって、次式の解析条件を満たすことが
必要である。
【0019】
【数3】 これは、キャリアの周波数が、OFDM記号の持続時間
Tsの逆数の整数倍に等しく選ばれることを示してい
る。
【0020】すなわち、
【数4】 は中心キャリアの周波数である。
【0021】このようにして得られた信号は、サンプリ
ング間隔T=Ts/Nで、サンプリングされる。ここ
で、N=2K+1で、Nはキャリアの数である。したが
って、このようにして得られる信号x(nt)は、
【0022】
【数5】 となる。
【0023】これらのサンプルの代わりにディジタルア
ナログ変換によって、無線周波数キャリアを変調する連
続した信号が生成される。今考察した式は、要素1/N
を除いて、複素係数Xi,kの逆離散フーリエ変換(I
DFT)に等価である。
【0024】このことは実際にOFDM変調を実施する
方法を提案している。すなわち、送信において、記号X
i,kのIDFTを実施する方法であり、受信におい
て、逆操作すなわち直接離散フーリエ変換DDFTを実
施する方法である。
【0025】次に、送信されるN=2K+1の複素記号
内の1つのベクトル要素を選んで、OFDM記号のN個
のサンプルxが、
【0026】
【数6】 で送信される。一方受信では、
【0027】
【数7】 である。
【0028】実際には、送信チャネルの性質のため、受
信の際、この時間間隔の中に入ってくるエコー又は信号
の反射が、主要信号を再生するための推定方法で利用さ
れるように、OFDM記号を送信するのに利用できる時
間である時間Ts中に、ガード時間Tgを得る。
【0029】したがって、
【数8】 となる。ここで、Tuは送信信号の有効な部分であり、
Tgはガード時間であり、Tsは送信OFDM記号の全
体の長さである。
【0030】Pをフレームを構成する送信されたOFD
M記号の数とみなすと、放出されたOFDM信号は、次
式のようになる。
【0031】
【数9】 ここで、
【0032】
【数10】 であり、その他の場合には、Ψm,l,k(t)=0であ
る。
【0033】kは、現在キャリアの数であり、lは、フ
レーム中の現在OFDM記号の数であり、mは、現在フ
レームの数であり、Kは、送信されたキャリアの数であ
り、Tsは、OFDM記号の長さであり、Tuは、2つ
の隣接するキャリアの間の距離の逆数であり、Δは、ガ
ードインターバルの長さであり、fcは、RF信号の中
心周波数であり、k’は、周波数中心に関連するキャリ
アの指標であり、次式で定義される。
【0034】
【数11】 m,0,kは、フレームN゜mにおけるOFDM記号N
゜1のキャリアkに対する複素記号、cm,1,kは、フ
レームN゜mにおけるOFDM記号N゜2のキャリアk
に対する複素記号、cm,P−1,kは、フレームN゜m
におけるOFDM記号P−1のキャリアkに対する複素
記号である。
【0035】このように定義されるOFDM信号は、利
用できるキャリアの一部分を実際の情報データを送信す
るために使用し、キャリアの一部分をチャネルを等化す
るために使用し(静的なキャリア、すなわち固定位置
で、かつ適当なレベルのキャリア、および動的なキャリ
ア、すなわち絶えず異なっている位置で(位置は知られ
ているが)、かつ適当なレベルのキャリア)、キャリア
の一部分を関係するサービス情報、例えば送信装置の構
成を送信するために使用することができる。
【0036】したがって、この技術によれば、基本信号
はいくつかのキャリアにわたって分割され、したがっ
て、チャネルに存在する外乱に対してこのようにして得
られたシステムのロバスト性を決定する。
【0037】乱されたキャリア上で失われた情報は、符
号化技法から、および他のキャリア上で受信された信号
から復元することができる。また一方で、知られている
位置でかつ一定の時間チャネル上に、外乱が存在する場
合には、そこに入ってくるキャリアを「オフにする」こ
と、またはこれらのキャリアに対してもっとロバスト性
の強い配列を選ぶことが可能である。
【0038】図3と図4は、それぞれOFDM信号生成
の概略図化と変調器を構成する主な機能ブロック図であ
る。これらの図において、BSは送信される格納ビット
シーケンスを示し、C&Mはマッピングと符号化のブロ
ックを表し、D/Aは対応する符号化情報が乗算された
様々なキャリアの総和から得られた信号を変換するディ
ジタルアナログ変換器を表す。実際には、図3の図は、
OFDM信号がいかに仮定的に生成されるかを図示して
いることを強調しておく。しかし、実際には、OFDM
信号は、市場で容易に入手でき、非常に小さな規模で同
じ仕事をより高速かつ確実に行うことができるチップ
(図4のブロックIFFT参照)で生成される。図4に
おいて、FAはデータ処理のためのフレーム適応ブロッ
クを示し、IFFTは逆高速離散フーリエ変換を行う信
号生成ブロックを表し、S/Pは直並列変換を行うブロ
ックを表し、P/Sは逆操作を行うブロックを表し、G
Iはガード挿入を表す。
【0039】送信におけるキャリア間の直交性は、次の
工夫によって保証されている。すなわち、1)キャリア
は、規則正しい周波数間隔Δfでゼロになるsin
(x)/xのタイプの信号で表されるので、1つのキャ
リアが無効になるところに、別のキャリアの最大値が位
置付けられている。各無効点で、他のキャリアの1つ及
びただ1つの最大値があるということになる。2)N個
の点で、完全なIFFTを行うために利用できる時間
は、正確にTuである。すなわち、基本期間T=Tu/
N(NとTuは前に定義された)のN倍である。キャリ
ア間の周波数間隔は、Δf=1/Tuに等しいというこ
とになる。3)「ガード」は減少した組のN、すなわち
IFFTでつくられたNの最後の「ガード」値と定義し
よう。「ガード」の挿入は、IFFTのN値の組の一番
上に、上記の通り得られたガード値の複製を挿入するこ
とである。このようにして得られたN+ガードの値の組
が直列に並べられ、図4に示されるように送信される。
したがって、ガード時間Tgは、Tg=ガード×T=ガ
ード×Tu/Nであり、OFDM記号の全体の長さは、
Ts=Tu+Tg=T×(N+ガード)=(Tu/N)
×(N+ガード)である。
【0040】図4で強調表示されたフレームアダプタ
が、IFFTに供給されるN個の複素数値を用意する。
Nは2の累乗であり、情報データを移送するキャリアの
数はNより小さい。フレームアダプタが、きちんと数え
られたW倍(フレーム)のN値の組を構築し、知られて
いる規則で、サービスキャリアを静的または動的な位置
のデータキャリアの間に挿入する。これらのキャリアの
いくつかは、データキャリアとは異なる電力レベルにあ
り、またその他は、送信機構成に関する情報を伝える。
全てのキャリアの位置およびその意味は、フレーム同
期、周波数同期、時間同期、送信モードの識別および送
信装置の識別を行うために、それらを使用してチャネル
の推定および続いて周波数等化を実行する受信機に常に
知られている。
【0041】外乱の少なさの度合いおよびスペクトル中
の位置によって、各キャリアに異なる規模の配置を使用
することを仮定することができる。例えば、余り乱され
ていない領域では1024QAMを使用することがで
き、非常に乱された領域ではQPSKを使用し、完全に
乱された領域では、IFFTの前の対応する位置にゼロ
値を挿入してそのキャリアを無効にする。
【0042】したがって、上記のマルチキャリアの技術
を使用する主な利点は、時間ではなく周波数で、また非
常に遠方からのエコーの遅延に対しても、チャネル等化
を行うことにある。他の利点は、静的な外乱でも動的な
外乱でも、決定理論的な外乱でもランダムな外乱でも、
いかなる外乱の影響を受けるチャネル上で、情報を送信
することができ、乱れていないキャリアから、または保
護機構のおかげで、送信された情報を再生することがで
きることにある。また、OFDM技術を使用する他の利
点は、OFDMAアクセス技術を使用できることであ
る。
【0043】サービスプロバイダ接続地域の選択につい
て、一般に配電網は2つの電圧レベルを含むことを念頭
に置くべきである。すなわち、中電圧(MV)レベル
(10〜20kV)と低電圧(LV)レベル(220/
380V)であり、それぞれいわゆる中電圧網と低電圧
網がそれに対応する。中電圧配電網は、一般に一次変電
所に設置されている2つのHV/MV変圧器で給電され
る。その概略図を図5に示す。一次変電所には、図5に
太い線で表される母線系統が含まれており、母線系統
は、保護装置と制御装置を備えているスイッチSWを介
して、多数の中電圧線MVLに給電するように設計され
ている。様々な構成要素の動作遷移によって、ネットワ
ークの接続状態は、時間とともに相当大きく変る。さら
に、一次変電所から出る電力線の大部分は、他の一次変
電所の母線に達し、それによって、MV配電網が網目状
になる。また、図5から、各線には、境界点までは、一
次変電所の母線に接続されているただ1つのスイッチS
Wを通して給電されていることが明らかである。その境
界点に、一般には開いている制御要素が設けられてい
る。
【0044】同様に、低電圧配電網は、二次変電所に設
置されているMVからLVの変圧器で給電される。二次
変電所は、磁気端子保護を備えているスイッチSW’を
介して、多数の低電圧線LVLが接続されているそれぞ
れの低電圧母線系統に給電する。中電圧網と同じ様に、
低電圧母線によって給電される殆どの線は、他の二次変
電所のLV母線系統に通じている。最後に、このネット
ワークでも、接続状態は時間とともに変化する。
【0045】サービスプロバイダのための結合形態を調
査することによって、減衰および漏話の点から、位相−
アースモードよりも位相−位相モードが効果的であるこ
とが確認され、したがって、誘導結合と比較するとより
複雑な設置が必要になるとしても、容量結合のほうがよ
り効果的である。さらに、位相−位相結合モードを実現
する容量性カプラは、アースの方向の保護に全然影響を
与えない。
【0046】これらのネットワーク上の送信アーキテク
チャを鑑定するための更なる考察は次のようである。
a)MVネットワーク上で同じ一次変電所に接続される
二次変電所の組によって、送信に関して独立していると
定義される「アイランド」が構成される。すなわち、送
信活動は同時に相互関係なく行うことができる。b)L
Vネットワーク上で、同じ二次変電所に接続されるLV
顧客の組によって、送信に関して独立していると定義さ
れる「サブアイランド」(先のアイランドの小島)が構
成される。さらに、c)ネットワークに直接接続される
ハードウェア部品の量を最小にする必要がある。
【0047】上記の考察は、サービスプロバイダに対す
る2つの可能なアクセス点を鑑定することになる。すな
わち、1)MVネットワーク上の送信の場合には、直
接、MV二次変電所のMV母線またはMV/LV変圧器
と同じく、一次変電所のMVハーフバーで2)LVネッ
トワーク上の送信では、直接、二次変電所のLV母線上
で。図7に、可能な位相−位相で全体的に受動的な結合
装置が示されている。この図では、送受信側が左手側だ
けであり、線側は右手側であり、Cはコンデンサの容量
を示し、Lは同調インダクタンスを示し、T1は絶縁型
変圧器を示し、Scは放電器を示し、X1とX2は補償
リアクタンスを表し、T2はインピーダンス変換器を示
し、そしてSは保護スクリーンを表す。通過域画定のた
めの部分は、興味のある帯域を通過させるように設計さ
れた装置で置き換えることができる。
【0048】そのような装置の基本図は、MVネットワ
ークとLVネットワークの両方上で並列接続に適応可能
であり、送受信側の知られているインピーダンスにロー
ドされると、結合点でMVまたはLV線(架空線、ケー
ブル線、混合線、主変電所ハーフバーなど)の特性イン
ピーダンスの約5から10倍である線側インピーダンス
と(変換器T2によって)整合することができるように
受信される。送信機と結合装置の間の物理的な分離は、
安全規則に従いながら、2つの部品の位置についての要
求が異なることによる。
【0049】中央と顧客の通信モードによって、アップ
リンク通信すなわち顧客から中央局への通信に使用され
る任意の周波数帯域BWが与えられると(ダウンリンク
には、異なる帯域が考えられる)、全ての利用できる時
間分割帯域(時間分割多重アクセス、すなわちTDM
A)を各顧客に割り当てることで、または、全体帯域B
Wを分割して生じるそれ自身の特定の帯域を同時に各顧
客に割り当てることでそのような通信が実現可能にな
る。
【0050】本発明によるシステムによって、利用でき
る全体の帯域BWは、2つの別個の帯域、すなわちアッ
プリンクのためのBW1とダウンリンクのためのBW
2、の結合と考えられるべきであり、その時OFDMA
(直交周波数分割多重アクセス)技術がアップリンクの
ために使用され、従来のOFDMまたはさらにOFDM
A技術がアップリンクのために使用されることを可能に
する。OFDMA技術は、OFDM法から得られる性質
と一体化されたFDMA(周波数分割多重アクセス)技
術の発展したものである。OFDMマルチキャリア信号
の様々な成分、すなわちサブキャリア、が物理的に別個
の互いに間隔を開けて離れた様々な供給源で生成される
が、それらは中央の受信機と同期がとれている。各顧客
が、OFDMマルチキャリア技術で、割り当てられたサ
ブキャリアの組だけを送信し、受信機は、全ての顧客か
ら入ってくる成分を整列し同期をとることに気を配り、
サブキャリア間の直交性とこの信号を復調するために必
要な全てのものを維持する。
【0051】実際に、従来のFDMA技術では、Nの顧
客によって送られた信号を復調するためにはN個の異な
る受信機を必要とするが、OFDMA技術では、N個の
点にわたって離散フーリエ変換操作を実行することがで
きるただ1つの受信機を使用することで十分である。し
たがって、OFDMAシステムでは、特定の顧客に割り
当てられた不定数のサブキャリアの割当てに由来してフ
レキシビリティが得られる。主な制限は、分散性と時間
変動特性を特徴とするチャネルを介して、様々な離れた
点から、分類された受信機に届くいくつかのサブキャリ
アの間の直交性を維持する必要性から派生する。図8に
示されるアクセス図に、中央の受信機に届くキャリア間
の直交性を、一緒になってまたは別個に、失わせること
で一致している一連の知られている原因がある。最も重
要なのは、サブキャリアの組の間の相対的な周波数のず
れ、送信における記号時間配列の乱れ、受信における記
号同期のずれおよび送信または移送手段の非直線性であ
る。
【0052】図8のアップリンク図において、入力デー
タ(I)がビットを符号化し配列の記号と一致させるブ
ロックC&M、直列で入って来るデータを並列に変換す
るブロックS/P、その逆高速フーリエ変換(IFF
T)を計算するブロックに入る。このブロックの出力が
ガードに加えられ、並列から直列に変換され(G&P/
S)、ディジタルからアナログに変換され、フィルタを
通され(D/A&F)、周波数変換され(FUC、Fr
eq.Up Conv.)、そして雑音と干渉(N&
I)を受ける共通チャネル(CHN)に送られ、周波数
を再変換され(FDC、Freq.Down Con
v.)、アナログディジタル変換器に入れられ、フィル
タを通され(A/D&F)、直列−並列およびガードブ
ロック(S/P&G)に送られ、高速フーリエ変換(F
FT)が行われ、並列−直列変換器(P/S)に送ら
れ、出力データを(O)を得るまで、記号をビットスト
リームと関連付け得られたデータを復号するという逆操
作を行うデマッピングとデコーディング(DEC&DE
M)に送られる。ダウンリンクの場合には、全ての顧客
は同じOFDM信号を受け取るが、要求される情報を移
送する精密なサブキャリアの組が各々に割り当てられて
いる。顧客の数および/またはタイプおよび/または送
信される情報量によって、一群のキャリアが各顧客に割
り当てられる。
【0053】(任意のおよび従来の規則によるオフセッ
トがある)送信機1と2のオフセットキャリアが図8の
下部に容易に認識できる。
【0054】ここで、本発明で得られる主な利点は明ら
かである。すなわち、要求と提供されるサービスに従っ
たキャリアの動的な割当ての自由度、アクセスネットワ
ークとして電力線を使用できること、高いデータ交換レ
ートつまり適当なケーブルを設置する必要なしに、マル
チメディアサービス、インテリジェントホーム、遠隔勤
務、高速インターネットおよびビデオオンデマンドなど
を交換することができること、およびサービスを提供す
るために第3者に賃貸することができることである。
【0055】最後に、上に概説された特徴を守って、い
くつかの変更、変形、および機能的に等価なもので部品
の入れ換えが可能であることは明らかであり、本発明の
範囲は次の特許請求の範囲でのみ定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な低または中電圧配電システムを非常に
概略的に示す図である。
【図2】電力線を使用して信号を双方向に伝送するネッ
トワークをさらに概略的に示す図である。
【図3】OFDM信号発生の基本図である。
【図4】変調器の主機能ブロック図である。
【図5】一次変電所の代表的な図を概略的に示す図であ
る。
【図6】二次変電所の代表的な図を概略的に示す図であ
る。
【図7】結合装置を概略的に示す図である。
【図8】本発明の技術によるアクセス図である。
【図9】知られている調整装置を示す図である。
【符号の説明】 A/D&F アナログディジタル変換器およびフィルタ BS 送信されるビットシーケンス C コンデンサ容量 C&M マッピング/符号化ブロック CU 調整装置 D/A ディジタルアナログ変換器 D/A&F ディジタルアナログ変換器およびフィルタ FA フレーム適応ブロック FDC 周波数ダウン変換 FFT 高速フーリエ変換 FUC 周波数アップ変換 G&P/S ガードおよび並直列変換 GI ガード挿入 HPF 高域フィルタ I 入力データ IFFT 逆高速離散フーリエ変換 L 同調インダクタンス LCDC 低電圧配電変電所 LPF 低域フィルタ ML 主配電線 MV/LV 中−低電圧降圧変圧器 O 出力データ P/S 並直列変換 PP ソケット S 保護スクリーン S/P 直並列変換 SW スイッチ Sc 放電器 T1 絶縁型変圧器 T2 インピーダンス変換器 TR&A 送受信装置 TX/RX 送信機/受信機 UA 顧客の装置(電話機など) US、US1、US2 顧客 WBSD 広帯域サービス分配器 X1、X2 補償リアクタンス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力線を使用して中央のディジタルまた
    はディジタル化されたデータ供給源から顧客にディジタ
    ル信号を送信する方法であって、前記ディジタルまたは
    ディジタル化された供給源からの前記データをOFDM
    またはOFDMA変調するステップを備えることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】電力線を使用して中央のディジタルまたは
    ディジタル化されたデータ供給源から顧客に送信された
    ディジタル信号を受信する方法であって、前記目的に当
    てられるキャリアを使用してチャネル等化が実行される
    OFDM復調器によって、受信された信号を復調するス
    テップを備えることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 電力線を使用して顧客から中央装置にデ
    ィジタル信号を送信する方法であって、送信すべきデー
    タをOFDMAアクセス技術を使用して変調するステッ
    プを提供することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 電力線を使用して顧客から中央装置に送
    信されたディジタル信号を受信する方法であって、前記
    目的に当てられるキャリアを使用してチャネル等化が実
    行されるOFDM復調器によって、受信された信号を復
    調するステップを備えること、およびアクセスがOFD
    MAであり、受信機によって、前記受信された信号が時
    間と周波数で同期がとられ、かつ様々な顧客から来た前
    記キャリアの組の間の直交性が構築されることを特徴と
    する方法。
  5. 【請求項5】 変調された信号または変調すべき信号を
    フィルタに通す追加のステップを含むことを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記電力線をインピーダンス変動と無関
    係になるように前もって前記電力線を調整する追加のス
    テップを備えることを特徴とする請求項1から5のいず
    れか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記電力線を調整する前記ステップが給
    電をデータ交換から分離できるようにすることを特徴と
    する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記送信/受信が、マルチキャリアOF
    DM技術、および各キャリアごとにxQAM系またはx
    PSK系の中で選ばれた固定の配置による変調を使用し
    て、低または中交流電圧電力線上で行われ、様々なキャ
    リアが様々な配置で変調可能であることを特徴とする請
    求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 電力線を介してデータ供給源からディジ
    タル信号を送信する装置であって、少なくとも1つの変
    調器を含み、前記変調器が、任意の数のキャリアを有
    し、かつ各キャリアごとに任意の配置を有し、OFDM
    Aアクセスを有するかまたは有しないマルチキャリアO
    FDM技術を利用することを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 電力線を介してディジタル信号を受信
    する装置であって、少なくとも1つの復調器を含み、前
    記少なくとも1つの復調器が、任意の数のキャリアを有
    しかつ各キャリアごとに任意の配置を有し、OFDMA
    アクセスを有しないかまたは有するマルチキャリアOF
    DM技術を利用し、その場合に前記受信機が様々な顧客
    から受信した信号を同期化し復調することができること
    を特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 フィルタ手段をさらに含むことを特徴
    とする請求項9または請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 給電をデータ交換から分離することが
    できる調整手段をさらに含むことを特徴とする請求項9
    から11のいずれか一項に記載の装置。
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