JP2000077353A - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

半導体装置の作製方法

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JP2000077353A JP25571999A JP25571999A JP2000077353A JP 2000077353 A JP2000077353 A JP 2000077353A JP 25571999 A JP25571999 A JP 25571999A JP 25571999 A JP25571999 A JP 25571999A JP 2000077353 A JP2000077353 A JP 2000077353A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光アニールによって結晶化させた半導体被膜
を用いて作製される薄膜トランジスタの特性、信頼性等
を向上させる。 【解決手段】 非晶質半導体膜をその最も狭い部分の幅
が100μm以下になるようにエッチングし、島状半導
体領域を形成する。そして、これにレーザー等の強光を
照射することにより光アニールを施し、結晶化させる。
その後、前記半導体膜の端部(周辺部)のうち、少なく
とも薄膜トランジスタのチャネルを形成する部分、もし
くはゲイト電極の横断する部分をエッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本明細書で開示する発明は、
結晶性を有する薄膜半導体を用い、かつ、ゲイト電極を
有する半導体装置、例えば、薄膜トランジスタの作製方
法に関する。薄膜トランジスタの応用範囲としては、ア
クティブマトリクス型の液晶表示装置が知られている。
これは、マトリクス状に配置された数十万以上の画素の
それぞれにスイッチング素子として薄膜トランジスタを
配置し、微細で高精細の表示をおこなうものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラスや石英基板上に形成された
薄膜半導体を用いたトランジスタ(薄膜トランジスタや
TFTと称される)が注目されている。これは、ガラス
基板や石英基板の表面に数百〜数千Åの厚さを有する薄
膜半導体を形成し、この薄膜半導体を用いてトランジス
タ(絶縁ゲイト型電界効果トランジスタ)を形成する技
術である。
【0003】このような薄膜トランジスタは、非晶質珪
素(アモルファスシリコン)薄膜を用いたものと結晶性
珪素を用いたものが実用化されている。結晶性珪素を用
いた薄膜トランジスタは特性が優れているため、将来性
が期待されている。現在、実用化されている結晶性珪素
半導体を用いた薄膜トランジスタでは、結晶性珪素薄膜
は非晶質珪素博膜を熱アニールする方法、もしくは、直
接、結晶性珪素膜を気相成長法によって成膜する方法に
よって得られている。しかしながら、プロセスの低温化
という点ではレーザー等の強光を照射することによっ
て、非晶質珪素膜を結晶化せしめる光アニール法が有望
とされている。(例えば、特開平4−37144)
【0004】光アニールによって結晶性半導体薄膜を得
る場合には大きく分けて2つの方法がある。第1の方法
は半導体薄膜を形成する素子の形状にエッチングしてか
ら光アニールする方法である。他の方法は平坦な膜を光
アニールしたのち、形成する素子の形状にエッチングす
る方法である。一般に前者の方が後者よりも良好な特性
(特に電界効果移動度)が得られることが知られてい
た。これは前者の方法では、光アニールの結果、膜が収
縮し、パターンの中央部に応力が加わるためであると推
定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合にも問題は存在する。すなわち、初期特性は良いもの
の、長時間使用するにしたがって、急激に特性が悪化す
るという問題である。
【0006】従来の方法によって特性の劣化が生じた原
因を図3を用いて説明する。最初、図3(A)に示され
るような長方形32の非晶質珪素の島状半導体領域31
を形成したとする。これを光アニールすると結晶化によ
って膜が僅かだが収縮する(図の点線は光アニール前の
島状半導体領域の大きさを示す)。また、この収縮過程
において、島状領域領域の外周部に歪みが蓄積した領域
33が形成される。このような領域33の結晶性はそれ
ほど良好なものではない。(図3(B))
【0007】このような島状領域を横断してゲイト電極
34を形成した場合(図3(C))には、図3(D)に
そのゲイト電極に沿った(a−b)断面を示すように、
ゲイト電極34およびゲイト絶縁膜35の下に歪みの蓄
積した領域33が存在することとなる。ゲイト電極に電
圧を印加すると、領域33とゲイト絶縁膜35の界面特
性が良好でないために電荷がトラップされるようにな
り、この電荷による寄生チャネル等によって劣化が発生
する。(図3(D))
【0008】本発明はこのような特性の劣化に鑑みてな
されたものであり、劣化の少ない絶縁ゲイト型半導体装
置の作製方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は以下のよ
うな工程を有する。 (1) 非晶質半導体膜を、その最も狭い部分の幅が1
00μm以下である第1の形状にエッチングし、島状半
導体領域を形成する工程 (2) 前記半導体領域に光アニールを施して、結晶化
せしめる、もしくは、結晶性を高める工程 (3) 前記半導体領域の端部(もしくは周辺部)のう
ち、少なくとも半導体装置のゲイト電極もしくはチャネ
ルを形成する部分を端から10μm以上エッチングし
て、第2の形状の半導体領域を形成する工程
【0010】また、本発明の第2は以下のような工程を
有する。 (1) 非晶質半導体膜を、その最も狭い部分の幅が1
00μm以下である第1の形状にエッチングし、島状半
導体領域を形成する工程 (2) 前記半導体領域に光アニールを施して、結晶化
せしめる、もしくは、結晶性を高める工程 (3) 前記半導体領域の端部(もしくは周辺部)の一
部もしくは全部をエッチングする工程 (4) 前記半導体領域を覆って、ゲイト絶縁膜を形成
する工程 (5) 前記半導体領域の端部のうち、エッチングされ
た部分を横切ってゲイト電極を形成する工程 (6) 前記ゲイト電極をマスクとしてN型もしくはP
型不純物を導入する、もしくは拡散する工程
【0011】上記本発明の第1および第2において、第
1の形状は長方形、正多角形、長円形(円を含む)のい
ずれか、より、一般的には、外周上のいかなる点におい
ても凹でない形状であると好ましい。
【0012】上記構成において、非晶質半導体膜は、ガ
ラス基板や石英基板等の絶縁表面を有する基板上に形成
される。非晶質珪素膜は、プラズマCVD法や減圧熱C
VD法で形成される。また、光アニールには、KrFエ
キシマレーザー(波長248nm)やXeClエキシマ
レーザー(波長308nm)等の各種エキシマレーザー
やNd:YAGレーザー(波長1064nm)やその第
2高調波(波長532nm)、同第3高調波(波長35
5nm)等を用いればよい。本発明では、光源がパルス
発振でも連続発振でもよい。また、特開平6−3187
01に開示されるがごとく、光アニールに際して、珪素
の結晶化を助長する金属元素(例えば、Fe、Co、N
i、Pd、Pt等)を利用して、結晶化を促進せしめて
もよい。
【0013】また本明細書で開示する発明は、島状の半
導体領域を単結晶または単結晶と見なせる領域で構成す
る場合に特に有効である。単結晶または単結晶と見なせ
る領域は、後に実施例で詳細に説明するように、非晶質
珪素膜や結晶性を有する珪素膜に対して、線状にビーム
加工されたレーザー光を走査しながら照射することによ
って得ることができる。
【0014】単結晶または単結晶と見なせる領域は、下
記の条件を満たしている領域として定義される。 ・結晶粒界が実質的に存在していない。 ・点欠陥を中和するための水素またはハロゲン元素を1
×1015〜1×10 原子cm−3の濃度で含んで
いる。 ・炭素および窒素の原子を1×1016〜5×1018
原子cm−3の濃度で含んでいる。 ・酸素の原子を1×1017〜5×1019原子cm
−3の濃度で含んでいる。 なお、上記の元素の濃度は、SIMS(2次イオン分析
方法)で計測された計測値の最小値として定義される。
【0015】
【実施形態】本明細書で開示する発明においては、半導
体装置の特性に大きな影響を及ぼすチャネルに隣接しな
いように、チャネル部分だけエッチングする。これはゲ
イト電極が横断する部分にこのような領域が残らないよ
うにエッチングすることとも同様である。
【0016】図1には本発明の基本構成を示す。まず、
第1の形状として長辺a、短辺bの長方形12の島状非
晶質半導体領域11を複数(図では4つ)形成する。本
発明では、第1の形状の最も狭い部分の幅は100μm
以下であることが必要である。それ以上では、光アニー
ルの際の膜の収縮による特性向上の効果が認められない
からである。したがって、bは100μm以下である。
(図1(A))
【0017】次に、光アニールをおこなう。その結果、
島状半導体領域は結晶化すると同時に僅かだが収縮する
(図の点線は光アニール前の島状半導体領域の大きさを
示す)。新たな島状領域の周辺は14で示される。ま
た、島状半導体領域の周辺部に収縮過程による歪みの蓄
積した領域13ができる。(図1(B)) その後、島状半導体領域11の外周部をエッチングし、
目的とする素子を形成するための半導体領域15を形成
し(図1(C))、ゲイト絶縁膜(図示せず)、ゲイト
電極16を形成する。(図1(D))
【0018】歪みの蓄積した領域を全て除去する必要が
ないことを考えれば、図2のような方法も可能である。
まず、長方形22の非晶質半導体領域21を形成し(図
2(A))、これを光アニールすると、図1の場合と同
様に領域は収縮し、周辺部には歪みの蓄積された領域2
3が形成される。(図2(B)) そして、ゲイト電極を形成する部分の周辺部を含む領域
24をエッチングし(図2(C))、ゲイト絶縁膜(図
示せず)、ゲイト電極26を形成する。ゲイト電極の下
部のチャネル25には歪みの蓄積した領域が存在しない
ため、図1の場合と同様に劣化を低減できる。(図2
(D))
【0019】本発明においては、光アニールの際の非晶
質半導体領域の形状(第1の形状)はできるだけ単純な
形状が好ましい。例えば、長方形や正多角形、円、楕円
を含む長円形等である。例えば、図4(A)のように中
央部に凹部のある形状42を有する半導体領域41に光
アニールをおこなうと、膜の収縮の際に、中央の凹部4
4は上と下に引っ張られるため、当該部分にクラック等
が発生しやすい。(図4(B))
【0020】これは、図4(C)に示す(矢印は収縮の
方向を示す)ように、膜の収縮が最も広い部分を中心に
して発生するためである。したがって、第1の形状とし
ては、くびれのあるようなものではなく、全ての点で凸
である、もしくは、いかなる点でも凹でない形状を用い
るのがよい。
【0021】そのような観点からは、例えば、第1の形
状として図1のような長方形を採用するとしても、長辺
aと短辺bの比率があまりに大きなものは好ましくな
い。本発明ではa/b≦10とすると良い。
【0022】また、島状の半導体領域を単結晶と見なせ
る領域、または実質的に単結晶と見なせる領域として構
成した場合、その結晶化の際に島状の半導体領域の周辺
部において、やはり歪みが蓄積してしまう。
【0023】この歪みは、やはり島状の半導体領域の周
辺部に集中して存在するので、島状の半導体領域の周囲
を除去することにより、この歪みの悪影響を抑制するこ
とができる。
【0024】
【実施例】〔実施例1〕図5を用いて本実施例を説明す
る。図5には2つの薄膜トランジスタの断面図が描かれ
ているが、左側のものは、薄膜トランジスタをゲイト電
極に垂直(図3のa−bに垂直)に切った断面であり、
右側のものは、ゲイト電極に平行に(図3のa−bにそ
って)切った断面である。なお、上方より見た様子は図
1を参考にするとよい。
【0025】まず、ガラス基板501上に下地膜として
酸化珪素膜502を3000Åの厚さにスパッタ法また
はプラズマCVD法によって形成した。次にプラズマC
VD法または減圧熱CVD法により非晶質珪素膜503
を500Åの厚さに成膜した。そして、非晶質珪素膜に
燐をドーピングし、薄膜トランジスタのソース/ドレイ
ンとなるN型不純物領域504、505を形成した。
(図5(A))
【0026】次にこの非晶質珪素膜503をエッチング
して、島状珪素領域506、507を形成した。(図5
(B)) 次に、KrFエキシマレーザー光を照射することによ
り、珪素膜の結晶化をおこなった。この際には、燐の導
入された領域504、505も同時に結晶化・活性化さ
れる。レーザーのエネルギー密度は150〜500mJ
/cm2 が好ましかった。また、レーザー照射工程を
2回以上に分け、それぞれ異なったエネルギーのレーザ
ー光を照射してもよかった。
【0027】本実施例では、最初、エネルギー密度25
0mJ/cmのレーザー光を2〜10パルス照射し、
次に、エネルギー密度400mJ/cmのレーザー光
を2〜10パルス照射した。レーザー照射時の基板温度
は200℃とした。レーザーの最適なエネルギー密度
は、基板温度や非晶質珪素の膜質に依存する。この結
果、島状珪素領域506、507の端部に歪みの蓄積さ
れた領域508が形成された。(図5(C))
【0028】次に、島状珪素領域の端部509をエッチ
ングし、新たに、島状珪素領域510、511を形成し
た。この工程でエッチングされた部分は図の点線509
で示される。(図5(D)) そして、プラズマCVD法によって、厚さ1200Åの
酸化珪素膜512(ゲイト絶縁膜)を形成した。また、
その上に、厚さ5000Åのアルミニウム膜(0.3%
のスカンジウム(Sc)を含む)をスパッタ法によって
堆積し、これをエッチングして、ゲイト電極513、5
14を形成した。(図5(E))
【0029】次に、プラズマCVD法によって厚さ50
00Åの酸化珪素膜515(層間絶縁物)を堆積し、こ
れにコンタクトホールを開孔した。そして、スパッタ法
によって、厚さ5000Åのアルミニウム膜を堆積し、
これをエッチングして、ソース/ドレインの電極・配線
516、517を形成した。(図5(F)) 以上の工程によって、薄膜トランジスタが完成した。特
性を安定させるため、コンタクトホール開孔工程以後に
1気圧の水素雰囲気(250〜350℃)でアニールす
るとよかった。
【0030】〔実施例2〕図6を用いて本実施例を説明
する。図5と同様、図6には2つの薄膜トランジスタの
断面図が描かれており、左側のものは、薄膜トランジス
タをゲイト電極に垂直に切った断面であり、右側のもの
は、ゲイト電極に平行に切った断面である。なお、上方
より見た様子は図2を参考にするとよい。
【0031】まず、ガラス基板601上に下地膜として
酸化珪素膜602を3000Åの厚さにスパッタ法また
はプラズマCVD法によって形成した。次にプラズマC
VD法または減圧熱CVD法により非晶質珪素膜603
を500Åの厚さに成膜した。そして、その表面に1〜
100ppmの酢酸ニッケル(もしくは酢酸コバルト)
を含有する水溶液を塗布して、酢酸ニッケル(酢酸コバ
ルト)層604を形成した。酢酸ニッケル(酢酸コバル
ト)層604は極めて薄いので膜状になっているとは限
らない。(図6(A))
【0032】次に、これを350〜450℃で2時間、
窒素雰囲気中で熱アニールして、酢酸ニッケル(酢酸コ
バルト)を分解せしめると同時に、ニッケル(もしくは
コバルト)を非晶質珪素膜603中に拡散させた。そし
て、非晶質珪素膜603をエッチングして、島状珪素領
域605、606を形成した。(図6(B))
【0033】次に、KrFエキシマレーザー光を照射す
ることにより、光アニールによる珪素膜の結晶化をおこ
なった。本実施例では、最初、エネルギー密度200m
J/cmのレーザー光を2〜10パルス照射し、次
に、エネルギー密度350mJ/cmのレーザー光を
2〜10パルス照射した。レーザー照射時の基板温度は
200℃とした。
【0034】レーザーの最適なエネルギー密度は、基板
温度や非晶質珪素の膜質に加え、添加されたニッケル
(コバルト)の濃度にも依存する。本実施例では、2次
イオン質量分析(SIMS)法による分析の結果、1×
1018〜5×1018原子/cmの濃度のニッケル
(コバルト)が含有されていることが確認された。この
ように、結晶化を促進する触媒元素を用いて、光アニー
ルをおこなう方法に関しては、特開平6−318701
に開示されている。この結果、島状珪素領域605、6
06の端部に歪みの蓄積された領域607が形成され
た。(図6(C))
【0035】次に、島状珪素領域の端部607のうち、
ゲイト電極が横断する部分のみをエッチングし、新た
に、島状珪素領域を形成した。この工程でエッチングさ
れた部分は図の点線608で示される。(図6(D)) そして、プラズマCVD法によって、厚さ1200Åの
酸化珪素膜609(ゲイト絶縁膜)を形成した。また、
その上に、厚さ5000Åの多結晶珪素膜(1%の燐を
含む)を減圧CVD法によって堆積し、これをエッチン
グして、ゲイト電極610、611を形成した。(図6
(E))
【0036】次に、イオンドーピング法によって燐イオ
ンを珪素膜に、ゲイト電極をマスクとして導入した。本
実施例では、ドーピングガスとして水素で5%に希釈し
たフォスフィン(PH)を用いた。加速電圧は60〜
110kVが好ましかった。ドーズ量は1×1014
5×1015原子/cmとした。このようにして、N
型の不純物領域(=ソース/ドレイン)612、613
を形成した。
【0037】ドーピング後は、450℃で4時間の熱ア
ニールをおこなうことにより、不純物を活性化せしめる
ことができた。これは、半導体領域中にニッケル(コバ
ルト)が含有されているためである。(特開平6−26
7989を参照のこと) 活性化のための熱アニール工程の後、レーザー光等を照
射して光アニールを施してもよい。
【0038】上記の工程の後、1気圧の水素雰囲気(2
50〜350℃)でアニールすることにより、ゲイト絶
縁膜と半導体領域の界面の不対結合手を中和させた。
(図6(F)) 次に、プラズマCVD法によって厚さ5000Åの酸化
珪素膜616(層間絶縁物)を堆積し、これにコンタク
トホールを開孔した。そして、スパッタ法によって、厚
さ5000Åのアルミニウム膜を堆積し、これをエッチ
ングして、ソース/ドレインの電極・配線614、61
5を形成した。(図6(G))
【0039】〔実施例3〕本実施例は、非晶質珪素膜に
対して、珪素の結晶化を助長する金属元素を導入し、さ
らにレーザー光の照射を行うことにより、実質的に単結
晶と見なせる領域を形成し、この実質的に単結晶と見な
せる領域を用いて薄膜トランジスタの活性層を構成する
場合の例を示す。
【0040】図7に本実施例に示す薄膜トランジスタの
一部の工程を示す。まずガラス基板701上に下地膜と
して酸化珪素膜702をプラズマCVD法またはスパッ
タ法により、3000Åの厚さに成膜した。次に非晶質
珪素膜703を500Åの厚さにプラズマCVD法また
は減圧熱CVD法で成膜した。
【0041】そして試料を基板ごとスピナー700の上
に配置する。この状態で所定のニッケル濃度に調整され
たニッケル酢酸塩溶液を塗布し、水膜704形成した。
この状態が図7(A)に示されている。そして、スピナ
ーを用いたスピンドライを行うことにより、不要なニッ
ケル酢酸塩溶液を吹き飛ばし、微量のニッケル元素が非
晶質珪素膜の表面に接して保持された状態とした。
【0042】次にパターニングを行うことにより、薄膜
トランジスタの活性層705を形成する。この状態にお
いては、活性層705は非晶質珪素膜で構成されてい
る。(図7(B))
【0043】この状態でレーザー光を照射し、非晶質珪
素膜でなる活性層705を結晶化させた。ここで用いる
レーザー光は線状にビーム加工されたものある。レーザ
ー光の照射は、活性層の一方の辺から対向する辺に向か
って、線状レーザーが走査されながら照射されるよう行
う。またレーザー光としては、パルス発振のエキシマレ
ーザーを用いることが必要である。ここでは、KrFエ
キシマレーザー(波長248nm)を用いる。
【0044】このレーザー光の照射は、基板を500℃
の温度に加熱しながら行う。これは、レーザー光の照射
に従う結晶構造の急激な変化を緩和するためである。こ
の加熱温度は、450℃〜ガラス基板の歪み点以下の温
度の範囲とすることが好ましい。
【0045】非晶質珪素膜に対して線状のレーザー光が
照射されると、レーザー光が照射された領域が瞬間的に
溶融する。そして、この線状のレーザー光が走査されて
照射されることで、結晶成長が徐々に進行していき、単
結晶と見なせる領域を得ることができる。
【0046】即ち、図7(C)に示すように非晶質珪素
膜で構成された活性層の一方の端部から線状のレーザー
光708が徐々に走査されながら照射されると、707
で示されるような単結晶と見なせる領域がレーザー光の
照射に伴って成長していき、最終的に活性層全体を単結
晶と見なせる状態とすることができる。
【0047】このようにして、単結晶と見なせる珪素薄
膜で構成された活性層709が得られた。(図7
(D))
【0048】ここで示す単結晶と見なせる領域というの
は、その領域中において、以下の条件を満たしているこ
とが必要とである。 ・結晶粒界が実質的に存在していない。 ・点欠陥を中和するための水素またはハロゲン元素を1
×1015〜1×10 原子cm−3の濃度で含んで
いる。 ・炭素および窒素の原子を1×1016〜5×1018
原子cm−3の濃度で含んでいる。 ・酸素の原子を1×1017〜5×1019原子cm
−3の濃度で含んでいる。
【0049】また、本実施例で示すような珪素の結晶化
を助長する金属元素を利用している場合には、その膜中
に当該金属元素を1×1016〜5×1019cm−3
の濃度で含んでいる必要がある。この濃度範囲の意味す
るところは、これ以上の濃度範囲では、金属としての特
性が表れてしまい半導体としての特性が得られず、また
この濃度範囲以下では、そもそも珪素の結晶化を助長す
る作用を得ることができないということである。
【0050】これらのことより分かるように、上記のレ
ーザー光の照射によって得られる単結晶とみなせる珪素
膜の領域は、単結晶ウエハーのような一般的な単結晶と
は本質的に異なるものである。
【0051】このレーザー光の照射による結晶化の際に
おいても膜の収縮が発生し、その歪みは活性層の周辺部
に行くほど蓄積する。即ち、図7(D)の710で示さ
れる部分に歪みが集中して蓄積してしまう。
【0052】また、一般に活性層の厚さは、数百Å〜数
千Å程度である。またその大きさは数μm角〜数百μm
角である。即ち、非常に薄い薄膜状の形状を有してい
る。このような薄い薄膜状の状態において、図7(C)
に示すような結晶成長が進行すると、その周囲、即ち結
晶成長の成長終点付近やそれ以上結晶成長が進行しない
領域に歪みが集中して発生してしまう。
【0053】このように主に2つの原因により、活性層
の周囲に歪みが集中して存在することとなってしまう。
活性層中にこのような歪みが集中している領域が存在す
ることは、薄膜トランジスタの動作において悪影響を及
ぼす原因ともなるもので、好ましいものではない。
【0054】そこで、本実施例においても、活性層の周
囲全周をエッチングする。こうして図7(E)に示すよ
うな実質的に単結晶と見なせる領域で構成され、また応
力の影響が低減された活性層711を得ることができ
る。(図7(E))
【0055】活性層を711を得た後、図8(A)に示
すように、活性層711を覆ってゲイト絶縁膜712と
して酸化珪素膜を1000Åの厚さにプラズマCVD法
で成膜した。さらにP(リン)を多量にドーピングした
多結晶珪素膜を減圧熱CVD法で5000Åの厚さに成
膜し、パターニングを施すことにより、ゲイト電極71
3を形成した。(図8(A))
【0056】次にP(リン)イオンの注入をプラズマド
ーピング法またはイオン注入法により行い、自己整合的
にソース領域714とドレイン領域716を形成した。
そしてゲイト電極713がマスクとなることによって不
純物イオンが注入されない領域715をチャネル形成領
域として画定した。(図8(B))
【0057】次に層間絶縁膜として酸化珪素膜717を
TEOSガスを用いたプラズマCVD法で7000Åの
厚さに成膜した。そしてコンタクトホールの形成後、チ
タンとアルミニウムの積層膜を用いて、ソース電極とド
レイン電極の形成を行った。また図面では示されない
が、ゲイト電極713へのコンタクト電極も同時に形成
した。そして最後に350℃の水素雰囲気中において1
時間の加熱処理を加えることにより、図8(C)に示す
ような薄膜トランジスタを完成させた。
【0058】このようにして得られた薄膜トランジスタ
は、活性層が単結晶と見なせるような珪素膜で構成され
ているので、その電気的な特性もSOI技術等を利用し
て作製された単結晶珪素膜を用いた薄膜トランジスタに
匹敵するものとすることができる。
【0059】〔実施例4〕本実施例は、実施例3に示し
た構成において、活性層を構成するべくパターニングさ
れた非晶質珪素膜に対するレーザー光の照射の仕方を工
夫し、より結晶化がし易いように工夫した例である。
【0060】図9に示すのは、実施例3に示した工程に
おける活性層に対するレーザー光の照射方法である。こ
の場合、パターニングされた非晶質珪素膜901(後に
活性層となるので活性層と呼ぶこととする)の一方の辺
に平行に長手方向を有する線状のレーザー光を照射す
る。そして照射しつつ矢印の方向に走査することによっ
て、活性層901を単結晶と見なせる領域に変成する。
【0061】本実施例に示す方法においては、図10に
示すように活性層901の角の部分から結晶成長が進行
するように、線状のレーザー光900の走査方向を設定
したことを特徴とする。図10で示すレーザー光の照射
方法を採用した場合、図11に示すように狭い領域から
徐々に広い領域へと結晶成長が進行していくことなるの
で、結晶成長がスムーズに進行し易い。そして、図9に
示すような状態でレーザー光を照射した場合に比較し
て、より単結晶と見なせる領域を形成し易く、またその
再現性も高いものとすることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明により、光アニールによって結晶
化させた半導体膜を用いて作製された絶縁ゲイト型半導
体装置の劣化を低減せしめることができた。実施例では
珪素半導体を中心に説明したが、同様な効果は他の半導
体(例えば、珪素ゲルマニウム合金半導体、硫化亜鉛半
導体、炭化珪素半導体他)においても得られる。このよ
うに本発明は工業的に価値を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作製工程の概念図(上方より見た
図)を示す。
【図2】 本発明の作製工程の概念図(上方より見た
図)を示す。
【図3】 従来法の作製工程例(上方より見た図と断
面)を示す。
【図4】 光アニール時に薄膜半導体に加わる力につ
いて示す。
【図5】 実施例1の作製工程断面図を示す。
【図6】 実施例2の作製工程断面図を示す。
【図7】 実施例2の作製工程断面図を示す。
【図8】 実施例2の作製工程断面図を示す。
【図9】 活性層(島上の半導体領域)に対する線状
のレーザー光の照射の状態を示す上面図。
【図10】 活性層(島上の半導体領域)に対する線状
のレーザー光の照射の状態を示す上面図。
【図11】 活性層(島上の半導体領域)に対する線状
のレーザー光の照射に従う結晶化の様子を示す。
【符号の説明】
11 島状半導体領域 12 光アニール前の島状半導体領域の外
周 13 光アニールによって歪みの蓄積した
領域 14 光アニール後の島状半導体領域の外
周 15 半導体素子を構成するための半導体
領域 16 ゲイト電極 21 島状半導体領域 22 光アニール前の島状半導体領域の外
周 23 光アニールによって歪みの蓄積した
領域 24 光アニール後にエッチングした領域 25 半導体素子のチャネル 26 ゲイト電極 31 島状半導体領域 32 光アニール前の島状半導体領域の外
周 33 光アニールによって歪みの蓄積した
領域 34 ゲイト電極 35 ゲイト絶縁膜 41 島状半導体領域 42 光アニール前の島状半導体領域の外
周 43 光アニールによって歪みの蓄積した
領域 501 ガラス基板 502 下地膜(酸化珪素) 503 非晶質珪素膜 504、505 N型不純物領域 506、507 島状半導体領域 508 歪みの蓄積された領域 509 エッチングした部分 510、511 島状半導体領域 512 ゲイト絶縁膜(酸化珪素) 513、514 ゲイト電極(アルミニウム) 515 層間絶縁膜(酸化珪素) 516、517 ソース/ドレイン電極・配線(アル
ミニウム) 601 ガラス基板 602 下地膜(酸化珪素) 603 非晶質珪素膜 604 酢酸ニッケル(もしくはコバルト)
層 605、606 島状半導体領域 607 歪みの蓄積された領域 608 エッチングした部分 609 ゲイト絶縁膜(酸化珪素) 610、611 ゲイト電極(多結晶珪素) 612、613 ソース/ドレイン 614、615 ソース/ドレイン電極・配線(アル
ミニウム) 614 層間絶縁物(酸化珪素) 701 ガラス基板 702 下地膜(酸化珪素膜) 703 非晶質珪素膜 704 ニッケル酢酸塩溶液の水膜 705 活性層(島状の半導体領域) 707 結晶化された領域 708 レーザー光 709 結晶化された活性層 710 歪みの集中した領域 711 活性層(島状の半導体領域) 712 ゲイト絶縁膜(酸化珪素膜) 713 ゲイト電極 714 ソース領域 715 チャネル形成領域 716 ドレイン領域 717 層間絶縁膜(酸化珪素膜) 718 ソース電極 719 ドレイン電極 901 活性層(島状の半導体領域) 900 線状のレーザービーム

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体膜に線状レーザービームを照射する
    半導体装置の作製方法であって、前記レーザービーム
    は、YAGレーザーの高調波であることを特徴とする半
    導体装置の作製方法。
  2. 【請求項2】半導体膜に線状レーザービームを照射する
    半導体装置の作製方法であって、前記レーザービーム
    は、波長1064nmのYAGレーザーの第2高調波で
    あることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  3. 【請求項3】半導体膜に線状レーザービームを照射する
    半導体装置の作製方法であって、前記レーザービームは
    波長1064nmのYAGレーザーの第3高調波である
    ことを特徴とする半導体装置の作製方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項において、前
    記YAGレーザーはパルス発振レーザーであることを特
    徴とする半導体装置の作製方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれか1項において、前
    記YAGレーザーは連続発振レーザーであることを特徴
    とする半導体装置の作製方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項において、前
    記半導体膜は、アモルファスシリコンであることを特徴
    とする半導体装置の作製方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれか1項において、前
    記半導体膜は、シリコンとゲルマニウムからなることを
    特徴とする半導体装置の作製方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1項において、レ
    ーザービームが照射された前記半導体膜の炭素濃度が、
    5×1018原子cm-3以下であることを特徴とする半導体
    装置の作製方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜7のいずれか1項において、レ
    ーザービームが照射された前記半導体膜の窒素濃度が、
    5×1018原子cm-3以下であることを特徴とする半導体
    装置の作製方法。
  10. 【請求項10】請求項1〜7のいずれか1項において、
    レーザービームが照射された前記半導体膜中の酸素濃度
    が、5×1019原子cm-3以下であることを特徴とする半
    導体装置の作製方法。
  11. 【請求項11】請求項8〜10のいずれか1項におい
    て、前記濃度は2次イオン質量分析法で計測した値のこ
    とを特徴とする半導体装置の作製方法。
  12. 【請求項12】 絶縁表面上の半導体膜に線状レーザー
    ビームを照射し、前記レーザービームが照射された前記
    半導体膜をエッチングし、島状半導体領域を形成し、前
    記島状半導体領域上にゲイト絶縁膜を形成し、前記ゲイ
    ト絶縁膜上にゲイト電極を形成し、不純物イオンを前記
    島状半導体領域に導入する半導体装置の作製方法であっ
    て、 前記レーザービームはYAGレーザーの高調波であるこ
    とを特徴とする半導体装置の作製方法。
  13. 【請求項13】 絶縁表面上の半導体膜に線状レーザー
    ビームを照射し、前記レーザービームが照射された前記
    半導体膜をエッチングして島状半導体領域を形成し、前
    記島状半導体領域上にゲイト絶縁膜を形成し、前記ゲイ
    ト絶縁膜上にゲイト電極を形成し、不純物イオンを前記
    島状半導体領域に導入する半導体装置の作製方法であっ
    て、 前記レーザービームは波長1064nmのYAGレーザ
    ーの第2高調波であることを特徴とする半導体装置の作
    製方法。
  14. 【請求項14】 絶縁表面上の半導体膜に線状レーザー
    ビームを照射し、前記レーザービームが照射された前記
    半導体膜をエッチングして島状半導体領域を形成し、前
    記島状半導体領域上にゲイト絶縁膜を形成し、前記ゲイ
    ト絶縁膜上にゲイト電極を形成し、不純物イオンを前記
    島状半導体領域に導入する半導体装置の作製方法であっ
    て、 前記レーザービームは波長1064nmのYAGレーザ
    ーの第3高調波であることを特徴とする半導体装置の作
    製方法。
  15. 【請求項15】請求項12〜14のいずれか1項におい
    て、前記YAGレーザーはパルス発振レーザーであるこ
    とを特徴とする半導体装置の作製方法。
  16. 【請求項16】請求項12〜14のいずれか1項におい
    て、前記YAGレーザーは連続発振レーザーであること
    を特徴とする半導体装置の作製方法。
  17. 【請求項17】請求項12〜16のいずれか1項におい
    て、前記半導体膜は、アモルファスシリコンであること
    を特徴とする半導体装置の作製方法。
  18. 【請求項18】請求項12〜16のいずれか1項におい
    て、前記半導体膜は、シリコンとゲルマニウムからなる
    ことを特徴とする半導体装置の作製方法。
  19. 【請求項19】請求項12〜18のいずれか1項におい
    て、前記島状半導体領域の炭素濃度が、5×1018原子
    cm-3以下であることを特徴とする半導体装置の作製方
    法。
  20. 【請求項20】請求項12〜18のいずれか1項におい
    て、前記島状半導体領域の窒素濃度が、5×1018原子
    cm-3以下であることを特徴とする半導体装置の作製方
    法。
  21. 【請求項21】請求項12〜18のいずれか1項におい
    て、前記島状半導体領域の酸素濃度が、5×1019原子
    cm-3以下であることを特徴とする半導体装置の作製方
    法。
  22. 【請求項22】請求項19〜21のいずれか1項におい
    て、前記濃度は2次イオン質量分析法で計測した値のこ
    とを特徴とする半導体装置の作製方法。
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