JP2000076570A - 映像警報表示装置及び映像警報表示方法 - Google Patents

映像警報表示装置及び映像警報表示方法

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JP2000076570A
JP2000076570A JP24267198A JP24267198A JP2000076570A JP 2000076570 A JP2000076570 A JP 2000076570A JP 24267198 A JP24267198 A JP 24267198A JP 24267198 A JP24267198 A JP 24267198A JP 2000076570 A JP2000076570 A JP 2000076570A
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JP24267198A
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Shuji Aizawa
修二 相澤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントの異常発生時に、その異常がプラン
トの機能目的に対してどの程度の影響を与えたかを直感
的に把握でき、また、監視カメラからの映像や個々の異
常の内容からプラントの機能目的に対する影響度を即座
に把握できる映像警報表示装置及びその方法を得る。 【解決手段】 プラント10の監視データと監視カメラ
19の映像を基にプラントの異常状態を判定する異常判
定手段12と、異常判定手段12で判定したプラントの
異常内容を個別に表示する個別異常内容表示部15と、
監視カメラ19から伝送されるプラントの映像状況を表
示する映像表示部とプラントの機能を細分化した機能要
素を示す機能要素部とを機能的因果関係で階層に分けて
表示するとともに、個別異常内容表示部15に表示され
る異常を、所定の監視カメラの映像と機能要素に対応さ
せて、映像表示部と機能要素部に異常を表示する映像階
層表示部21と機能階層表示部18を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば上下水プ
ラントの大規模,中規模,小規模プラント監視システム
等において、プラントに異常が発生した場合、運転員に
警報表示によって告知する警報表示装置にITVカメラ
(工業用カメラ)からの映像表示を組み合わせた装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上下水プラント等のプラント監視システ
ムにおいては、プラントの異常を検知して運転員に知ら
せる警報項目が詳細多岐に渡るため、プラントの異常を
迅速に判断するための種々の方法が工夫されている。そ
の一つとして、ITVカメラ(工業用カメラ)によって
プラントの異常状況を映像にて判断している方法があ
る。
【0003】図12は、例えば特開平6−319142
号公報に示された従来の監視カメラを示す図である。図
12(a)において、監視カメラ1Aはプラントの監視
すべき対象に向けられており、この監視カメラ1Aは有
線2Aにより監視用のモニタテレビ3Aに接続されてい
る。また、図12(b)において、携帯監視カメラ4A
は、無線デジタル公衆回線7A及びISDN公衆回線6
Aを通じてモニタテレビ5Aに接続されている。
【0004】次に、上記従来の監視カメラの動作につい
て説明する。図12(a)は、従来監視すべき対象に向
けられた監視カメラ1Aの映像を有線2Aを経由して監
視用のモニタテレビ3Aに接続し、プラントの状況を映
像にて監視している。また、図12(b)は、携帯監視
カメラ4Aに無線デジタル公衆回線7A用の無線通信部
を備え、ISDN公衆回線6Aを経由して監視用のモニ
タテレビ3Aに接続し、遠隔のプラントの状況を映像に
て監視している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の監視カメラ
において、監視カメラ1Aの映像を伝送するケーブル
は、同軸タイプや光ファイバタイプの有線ケーブルがほ
とんどで、一度設置をするとケーブルの長さやケーブル
の固定などによる制約のため移動が困難であった。
【0006】また、従来の携帯監視カメラ4Aは無線デ
ジタル公衆回線用の無線通信部のみを内蔵していたた
め、プラント専用に使用する場合、地下やコンクリート
に囲まれた場所では電波が届かないので使用できないと
の問題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、上下水等のプラントにも適用
できるように、警報表示装置にITVカメラ映像を取り
込ませて表示させたり、ITVカメラからの映像を無線
方式にするインタフェース部を内蔵させることで接続ケ
ーブル削減による設置の自由度を得ることを目的とす
る。
【0008】また、異常発生時に、異常がプラントの機
能目的に対してどの程度の影響を与えたかを直感的に把
握でき、また、ITVカメラからの映像や個々の異常の
内容からプラントの機能目的に対する影響度を即座に把
握できる映像警報表示装置及びその方法を得ることを目
的とする。
【0009】また、複数の警報項目に対し、運転員が確
実に確認処理が行なえる映像警報表示装置やITVカメ
ラからの映像を表示する映像表示部で異常表示させた場
合、どの程度の状況にあるかを、また機能要素部の異常
がどの程度の状態にあるかを迅速に判断できる映像警報
表示装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントの監視データとプラントの監視カメラの映像を基に
プラントの異常状態を判定して、その判定結果を映像状
況と共に表示する映像警報表示装置において、監視カメ
ラから伝送されるプラントの映像状況を表示する映像表
示部とプラントの機能を細分化した機能要素を示す機能
要素部とを機能的因果関係で階層に分けて表示するとと
もに、プラントの異常発生時、発生した異常に対応する
映像表示部と機能要素部に異常をそれぞれ表示する映像
階層表示部及び機能階層表示部を備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2の発明は、プラントの監視データ
とプラントの監視カメラの映像を基にプラントの異常状
態を判定して、その判定結果を映像状況と共に表示する
映像警報表示装置において、プラントの異常内容を個別
に表示する個別異常内容表示部と、監視カメラから伝送
されるプラントの映像状況を表示する映像表示部とプラ
ントの機能を細分化した機能要素を示す機能要素部とを
機能的因果関係で階層に分けて表示するとともに、個別
異常内容表示部に表示される異常を、所定の監視カメラ
の映像と機能要素に対応させて、映像表示部と機能要素
部に異常を表示する映像階層表示部と機能階層表示部を
備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、プラントの監視データ
と監視カメラの映像を基にプラントの異常状態を判定す
る異常判定手段と、異常判定手段の異常判定結果を、監
視カメラを設置しているプラントの映像状況と上記プラ
ントの機能を細分化した機能要素に対応させて、映像状
況の異常と機能要素の異常を判定する映像機能異常判定
手段機能と、映像状況を示す映像表示部と機能要素を示
す機能要素部を、機能的因果関係で階層に分けて表示す
るとともに、上記映像機能異常判定手段が映像状況異常
及び機能要素異常を判定したとき、該当の上記映像表示
部と上記機能要素部に異常を表示する映像階層表示部と
機能階層表示部を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、プラントの監視データ
と監視カメラの映像を基にプラントの異常状態を判定す
る異常判定手段と、プラントの異常内容を個別に表示す
る個別異常内容表示部と、異常判定手段の異常判定結果
を、監視カメラを設置しているプラントの映像状況とプ
ラントの機能を細分化した機能要素に対応させて、映像
状況異常と機能要素異常とを判定する映像機能異常判定
手段機能と、映像状況を示す映像表示部と機能要素を示
す機能要素部を、機能的因果関係で階層に分けて表示す
るとともに、個別異常内容表示部に表示される異常を、
所定の監視カメラの映像と機能要素に対応させて、該当
の映像表示部と機能要素部に異常を表示する映像階層表
示部と機能階層表示部を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、映像階層表示部と機能
階層表示部が複数の機能を階層に分けて並列に表示する
とともに、個別異常内容表示部が上記機能ごとに異常内
容を区分表示することを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、個別異常内容表示部に
表示された個々の異常項目表示に対し、確認を行ったこ
とを入力する確認入力手段と、この確認入力手段によっ
て確認を行ったことを表示する確認表示部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、映像階層表示部に表示
された映像表示部と機能階層表示部に表示された機能要
素部に対し、関連情報表示を要求するリクエスト手段
と、このリクエスト手段によって関連情報を表示する関
連情報表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、映像階層表示部の映像
表示部と機能階層表示部の機能要素部を、それぞれの機
能上重要度が高いものから順に配置したことを特徴とす
る。
【0018】請求項9の発明は、個別異常内容表示部に
示す異常内容は、この異常の発生した時刻と異常の内容
を示す警報文言を有し、複数の異常がある場合は上記異
常内容がこれらの異常が発生した時刻の時系列順に並ん
でいることを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、個別異常内容表示部
と、映像階層表示部及び機能階層表示部とを同一画面上
に表示するものとし、同一画面に表示できないほど多数
の異常が発生した場合、個別異常内容表示部に表示され
る異常内容に優先順位を設け、優先順位の高い異常内容
を優先的に表示することを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、プラントの監視デー
タとITVカメラの映像をもとに、異常状態を判定して
監視カメラの映像表示と警報表示する映像警報表示方法
において、監視カメラを設置しているプラントの映像状
況を表示する映像表示部とプラントの機能を細分化した
機能要素を示す機能要素部を、機能的因果関係で階層に
分けて映像表示と警報表示するステップと、プラントの
異常発生時、発生した異常に対応する映像表示部と機能
要素部に異常を表示するステップとを含むことを特徴と
する。
【0021】請求項12の発明は、プラントの監視デー
タとプラントの監視カメラの映像を基に、プラントの異
常状態を判定する異常判定ステップと、この異常判定ス
テップによって異常と判定された内容を個別異常内容表
示部に表示するステップと、異常判定ステップが判定し
た異常を、プラントの監視カメラを設置しているプラン
トの映像状況とプラントの機能を細分化した機能要素に
対応させて、映像機能要素異常を判定する映像機能異常
判定ステップと、映像状況を表示する映像表示部と機能
要素を示す機能要素部を、機能的因果関係で階層に分け
て映像階層表示部と機能階層表示部に表示するステップ
と、映像機能異常判定ステップが映像状況異常及び機能
要素異常を判定したとき、該当の映像表示部と機能要素
部に異常を表示するステップとを含むことを特徴とす
る。
【0022】請求項13の発明は、プラントの監視カメ
ラから警報表示装置への映像を無線により伝送すること
を特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1である映像警報表示装置の概念を示すブロ
ック図である。図1において、上下水プラント等のプラ
ント10には、当該プラントの監視データを入力する入
力手段11が備えられている。異常判定手段12は、上
記入力手段11の状態を予め規定された正常状態のデー
タと比較することによってプラントの異常を判定する機
能を有する。個別異常内容表示手段13は、上記異常判
定手段12が異常と判断した異常内容を表示装置14に
よって個別異常内容表示部15に表示する。
【0024】映像機能異常判定手段16は、異常判定手
段12が異常を判定した結果を入力してその結果と、入
力手段11から入力されたプラントの状態を示すデータ
と、ITVカメラ19のプラント状況の映像とから、プ
ラントの機能を細分化した機能要素に異常があることを
判定する機能を有する。機能階層表示手段17は、上記
機能要素を示す機能要素部を、表示装置14上で機能的
因果関係で階層的に機能階層表示部18に表示するとと
もに、映像機能異常判定手段16が機能要素異常と判定
した機能要素部に異常を表示する。映像階層表示手段2
0は、上記映像状況を示す映像表示部を、表示装置14
上で機能的因果関係で階層的に映像階層表示部21に表
示するとともに、映像機能異常判定手段16が映像状況
異常と判定した映像表示部に異常を表示する。
【0025】また、図2は図1のブロック図の構成をよ
り具体的に示したブロック図であり、図中の符号の前2
桁は、図1のブロック図に示した符号と対応して、図1
のブロックの具体的構成要素を示す。
【0026】図2において、ディジタル入力装置111
は、プラント10から入力する監視データのうち接点信
号等のディジタル入力を状態変化のタイミングで入力す
るためのものである。アナログ入力装置112は、プラ
ント10から入力する監視データのうち計器信号等のア
ナログ入力を一定周期でサンプリング入力するためのも
のである。ディジタル異常判定モジュール121は、デ
ィジタル入力装置111に接続され、ディジタル入力装
置111が検出したディジタル入力の状態変化を受け
て、ノーマル状態データ122と比較することにより異
常を判定する機能を備える。アナログ異常判定モジュー
ル123は、アナログ入力装置112によって入力され
たアナログデータをしきい値データ124と比較するこ
とにより異常を判定する機能を備える。
【0027】映像異常判定モジュール125は、ITV
カメラ191が検出した映像入力の状態変化を受けて、
ノーマル映像状態126と比較することにより、異常を
判定する。時系列処理モジュール131は、ディジタル
異常判定モジュール121とアナログ異常判定モジュー
ル123と映像異常判定モジュール125が異常と判断
した異常項目に対し、その発生時刻と警報文言を付加す
る役割を果す。警報抑制モジュール132は、上記異常
項目の優先順位を警報抑制データ133から読みとっ
て、表示すべき異常項目が所定の数量を超えないように
警報する項目数を抑制する。個別警報表示モジュール1
34は、時系列処理モジュール131及び警報抑制モジ
ュール132で処理された異常項目を個別異常内容表示
部15に時系列順に並べて表示する。
【0028】また、図2において、映像機能異常判定モ
ジュール161は、ディジタル異常判定モジュール12
1とアナログ異常判定モジュール123と映像異常判定
モジュール125が異常と判断した異常項目と、ディジ
タル入力装置111から読みとったプラントの状態デー
タと、ITVカメラ191からの映像と、プラントの機
能を細分化し階層化した機能階層データ162から、映
像表示の異常と機能要素の異常とを関連づけ、映像表示
の異常と機能要素の異常を判定する。機能階層表示モジ
ュール171は、機能階層表示部18に機能要素部を階
層的に表示するとともに、映像機能異常判定モジュール
161で異常と判定された機能要素部に異常を表示す
る。映像階層表示モジュール201は、映像階層表示部
21に映像表示部を階層的に表示するとともに、映像機
能異常判定モジュール161で異常と判定された映像表
示部に異常を表示する。
【0029】次に、上記実施の形態1の動作を図3及び
図4に従って説明する。
【0030】図3は図2に示したブロック図の動作を説
明するフローチャートである。図3において、まずプラ
ント10からの監視データを入力してプラント10に異
常が発生したかどうかを検出する。ステップS1に示す
ように、入力はディジタルデータかアナログデータかで
処理が異なる。ディジタルデータの入力の場合、ステッ
プS2において、ディジタル入力装置111がプラント
10からのディジタル監視データのオンとオフが切り替
わる度にそのデータを取り込み、ディジタル異常判定モ
ジュール121に出力する。ステップS3において、デ
ィジタル異常判定モジュール121は、このディジタル
入力装置111のデータと予め用意されているノーマル
状態データ122とを比較し、不一致のデータを見つけ
て異常を判定する。
【0031】ステップS1で水位や流量のようなアナロ
グデータの入力の場合は、ステップS4において、アナ
ログ入力装置112が所定の周期でプラントから計測さ
れてくるアナログデータを取り込み、アナログ異常判定
モジュール123に出力する。ステップS5において、
アナログ異常判定モジュール123は、このアナログ入
力装置112のアナログ入力データに対し、1点ずつ予
め設定されたそれぞれのアナログ入力項目の上下限値を
しきい値データ124から読み出し、比較を行う。アナ
ログ入力データが所定の上下限値をオーバーしていれ
ば、異常と判定する。
【0032】ステップS13において、ITVカメラ1
91はプラント10からの映像が変化する度にその映像
を取り込み、映像異常判定モジュール125に出力す
る。ステップS14において、映像異常判定モジュール
125は、このITVカメラ191の映像と予め用意さ
れているノーマル映像状況126とを比較し、不一致の
映像を見つけて異常を判定する。
【0033】このようにして異常が有ったかどうかをス
テップS6で判断し、異常がなければこの処理を終了す
る。異常が有った場合は、ステップS7において、時系
列処理モジュール131が、異常項目に異常発生時刻と
異常内容を示す警報文言を付加するとともに、異常が発
生したことを警報や音声で警告する。次にステップS8
において、警報抑制モジュール132が、異常項目の表
示優先度を警報抑制データ133から読みとり、表示す
べき異常項目が所定の数量を超えて一つの画面をはみ出
さないように、既に表示されている異常項目の優先順位
と比較して優先順位の低い異常項目を表示しないように
抑制する。抑制された異常項目は、別の詳細画面(図示
せず)で表示可能なようにする。さらに、ステップS9
において、個別警報表示モジュール134が、表示抑制
されていない異常項目を異常の発生順序に並べて表示装
置14の個別異常内容表示部15に表示し、新規に発生
した異常項目の表示文言に対し、画面上の表示色を赤く
したり、表示文言をフリッカさせて運転員に異常が発生
したことを警告する。
【0034】また、ステップS6で異常が有った場合、
ステップS10において、映像機能異常判定モジュール
161が、ディジタル異常判定モジュール121及びア
ナログ異常判定モジュール123が異常と判断した異常
項目と、ディジタル入力装置111から読みとったプラ
ントの状態データと、プラントの機能を細分化し階層化
した機能階層データ162から、機能要素の異常とを関
連づけ、機能要素の異常を判定する。このディジタル入
力装置111から読みとったプラントの状態データと
は、例えばプラントが通常運転のモードにあるか、運転
停止のモードにあるかというディジタル入力によって、
機能要素異常を判断する条件が変わる場合に使用される
が、通常は、ディジタル異常判定モジュール121及び
アナログ異常判定モジュール123が異常と判断した異
常項目を、機能階層データ162によって機能要素に対
応づけすることによって機能要素異常を判定する。
【0035】また、ステップS6で異常が有った場合、
ステップS16において、映像機能異常判定モジュール
161が、映像異常判定モジュール125が異常と判断
した異常項目と、ディジタル入力装置111から読みと
ったプラントの状態データと、プラントの機能を細分化
し階層化した機能階層データ162から、機能要素の異
常とを関連づけ、更にITVカメラ191を有線ケーブ
ルにて固定設置しているプラントの映像状況異常とを関
連づけ、映像状況の異常を判定する。このディジタル入
力装置111から読みとったプラントの状態データと
は、例えばプラントが通常運転のモードにあるか、運転
停止のモードにあるかというディジタル入力によって、
機能要素異常を判断する条件が変わる場合に使用される
が、通常は、映像異常判定モジュール125が異常と判
断した異常項目を、機能階層データ162によって機能
要素に対応づけすることによって機能要素異常を判定す
る。
【0036】ステップS11において機能要素異常の発
生が有った場合、ステップS12において、機能階層表
示モジュール171は、表示装置14の機能階層表示部
18に機能要素部を階層的に表示するとともに、映像機
能異常判定モジュール161で異常と判定された機能要
素部に異常を表示する。異常表示は、対応する機能要素
部の表示色を赤くしたり、表示をフリッカさせることに
より運転員の注意を換気する。ステップS11において
機能要素異常の発生がなかった場合は、機能階層表示処
理を終了する。
【0037】ステップS17において映像表示異常の発
生が有った場合、ステップS18において、映像階層表
示モジュール201は、表示装置14の映像階層表示部
21に映像表示部を階層的に表示するとともに、映像機
能異常判定モジュール161で異常と判定された映像表
示部に異常を表示する。異常表示は、その時点でのIT
Vカメラ191からの映像を強調して表示させることに
より運転員の注意を換気する。ステップS17において
映像状況異常の発生がなかった場合は、映像階層表示処
理を終了する。
【0038】以上に説明した処理の流れは、刻々と変化
するプラントの状態に応じて繰り返し行われる。
【0039】次に、この発明の警報表示装置の実施の形
態1における表示画面例について説明する。図4はこの
発明の実施の形態1を適用した上下水プラントの機能を
目的にした映像警報表示画面を示す図である。図におい
て、符号の前2桁は、図1及び図2のブロック図に示し
た符号と対応する。
【0040】図4において、181は機能階層表示部1
8の第1階層、182が第2階層、183が第3階層を
示し、それぞれの四角の枠が機能要素部であり、この枠
内に機能要素の機能名が表示される。機能階層表示部1
8に表示される機能要素部は、通常、第1階層181に
プラントの運転目標となる最重要機能を配置し、第2階
層182に第1階層181の機能を分解した補助機能を
配置し、第3階層183に第2階層182の補助機能を
維持するための具体的な装置の機能を配置する。なお、
機能要素部は、主要機能を左に、補助機能を右に配置
し、機能を複数に分けて階層を並列表示する場合は、重
要な機能を上に配置するようにすると見やすい。
【0041】また、図4の個別異常内容表示部15にお
いて、151は異常発生時刻、152は警報文言であ
り、異常項目は一件ずつ発生順に表示される。141は
この表示画面の示す警報区分が表示される。
【0042】また、図4において、映像階層表示部21
に表示される映像表示部は、通常、機能要素部の第1階
層181毎の全体映像を表示する。例えば、機能要素部
181aには映像表示部211aを、機能要素部181
bには映像表示部211bを、機能要素部181cには
映像表示部211cを表示させる。そして、映像状況異
常発生時には映像表示部211に強調して表示させる。
【0043】このようにして、運転員は、機能階層表示
部18に表示される機能要素異常と映像階層表示部21
に表示される映像状況異常から、次々と発生する異常に
対しプラントの機能目的がどの程度の影響を受けている
か、を直感的に判断することができる。
【0044】また、個別異常内容表示部15にプラント
で発生した異常が刻々と表示されるので、多数の警報項
目を切り替えて表示しないので、異常に対する対応を迅
速に行うことが可能である。
【0045】また、個別異常内容表示部15にプラント
の異常内容を表示するとともに、機能階層表示部18の
機能要素部と映像階層表示部21の映像表示部に異常を
表示するので、個々の異常の内容とプラントの機能目的
に対する影響度を同一画面で即座に把握することができ
る。
【0046】上記実施の形態では、ITVカメラ19を
プラントの異常を監視しようとする場所に固定設置し
て、映像ケーブルにて映像を映像警報表示装置に伝送す
る場合を想定しているが、ITVカメラ19からの映像
を無線方式にするインタフェース部を内蔵させることも
可能である。むしろ、プラントの映像の伝送を無線方式
にした方が接続ケーブル削減による設置の自由度を高め
ることができて好ましい。
【0047】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2を示す映像警報表示装置のブロック図であり、実施
の形態1を示す図2のブロック構成に表示分割モジュー
ル135を加えたものである。
【0048】この表示分割モジュール135は、機能階
層表示部18の機能要素異常を機能異常判定モジュール
161から通知を受け、警報抑制モジュール132から
受け取った異常項目を機能階層表示部18の上位階層の
機能のどの部位に対応するかを判断し、異常項目を分類
する。個別異常内容表示モジュール134は、この表示
分割モジュール135が分類した分類項目ごとに異常項
目を整理し、それぞれの分類の中で異常項目を異常の発
生順序に並べて表示装置14の個別異常内容表示部15
に表示する。
【0049】図6は実施の形態2の映像警報表示装置の
表示画面を示す図であり、個別異常内容表示部15に機
能分類153a、153bを設け、その分類ごとに異常
項目を異常発生の時系列順に並べて表示したものであ
る。この場合は、機能階層表示部18の第1階層181
を構成する機能要素部を機能分類の対象としており、機
能階層表示部18の機能要素異常と、個別異常内容表示
部15の異常項目との対応が見易くなり、更に映像階層
表示部21の映像状況異常と、個別異常内容表示部15
の異常項目との対応が見易くなり、運転員の異常発生に
対するプラント機能への影響度の判断を、容易にするこ
とができる。
【0050】また、個別警報表示部15の機能分類15
3a、153bには、その分類毎に画面上の表示色を塗
り分けるとよい。この場合、機能階層表示部18の機能
要素異常を示す表示色と同じ色に塗り分けており、機能
階層表示部18の機能要素異常と、個別異常内容表示部
15の異常項目との対応がより見易くなり、運転員の異
常発生に対するプラント機能への影響度の判断を、より
容易にすることができる。
【0051】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3を示す映像警報表示装置のブロック図であり、実施
の形態1を示す図2のブロック構成において、表示装置
14に取り付けられたタッチパネル191と位置入力装
置192とで構成される確認入力手段190と、個別異
常内容表示部15の異常項目ごとに確認済みのマークを
表示する確認表示モジュール20とを付加したものであ
る。
【0052】図8はこの実施の形態3の映像警報表示装
置の表示画面を示す図であり、個別異常内容表示部15
の個々の異常項目表示に対し確認欄154と処理完了欄
155をチェック表示できるようにしたものである。運
転員が、発生した異常項目に対し、異常内容を確認した
とき、その警報文言の表示位置を画面上でタッチすると
確認欄154に「確認」というチェック表示がされる。
例えば、図の個別異常内容152c、152d及び15
2eの異常が発生し、これらの画面上の警報文言が赤色
でフリッカしている状態であるとすると、個別異常内容
152cの警報文言の表示位置を手で触れると、個別異
常内容152cのフリッカ表示が常時点灯状態の赤色表
示に変わり、この警報文言152cの右隣の確認欄15
4cに「確認」という文字が表示される。
【0053】また、運転員が、警報に対する処置を完了
すると、既に「確認」というチェック表示のある警報文
言に画面上でタッチすることにより、処理完了欄155
に「処置完了」と表示される。図の処理完了155a、
155bは、それぞれ個別警報152a、152bに対
する処置が完了していることを示す。
【0054】このように運転員が確認又は処置したこと
を示す表示を設けたので、複数の警報項目が発生して
も、より確実に対処できる。
【0055】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4を示す映像警報表示装置のブロック図であり、実施
の形態1を示す図2のブロック構成において、表示装置
14に取り付けられたタッチパネル191と位置入力装
置192で構成される機能要素部の関連情報のリクエス
ト手段190aと、関連情報記録モジュール213を介
して関連情報データ212に蓄積された情報を表示装置
14に表示する関連情報表示モジュール211を設けた
ものである。
【0056】関連情報記録モジュール213は、常時デ
ィジタル入力装置111及びアナログ入力装置112か
らプラント10の監視データと、常時ITVカメラ19
1からの映像のうち、機能要素部ごとに対応する関連デ
ータを関連情報データ212に記録する。
【0057】図10はこの関連情報データ212を表示
装置へ選択して表示する手順について説明した図であ
る。まず、ステップS21で、運転員は表示装置14の
機能階層表示部18に表示されている機能要素部の異常
部分をタッチパネル191により、画面上からの選択あ
るいは、表示装置14の映像表示部21に表示されてい
る映像表示部をタッチパネル191により、画面上から
選択する。位置入力装置192はタッチパネルから出力
される位置情報から、どの映像表示部あるいは機能要素
部が選択されたかを関連情報表示モジュール211に伝
える。次にステップS22において、関連情報表示モジ
ュール211は関連情報データ212の中から該当の映
像表示部あるいは機能要素部の関連情報を検索する。さ
らに、ステップS23において、関連情報表示モジュー
ル211は、ステップS24で終了選択するまで、検索
されたデータを表示装置14に表示する。
【0058】図11はこの実施の形態4の映像警報表示
装置の画面表示を示す図であり、運転員は、異常の発生
している機能要素部183eを画面上で選択し、選択さ
れた機能要素部の関連情報を関連情報表示窓156に表
示する。選択された機能要素部を強調するため、機能要
素部183eの外枠の表示色を変える。また、映像表示
部213eを画面上で選択し、選択された映像表示部の
関連情報を関連情報表示窓156に表示する。
【0059】以上のように実施の形態4によれば、機能
要素部の異常に関連する情報を、機能階層表示部18か
ら即座に読み出すことができるので、運転員は映像表示
部の異常あるいは機能要素部の異常がどの程度の状態に
あるかを迅速に判断して対応できる。
【0060】
【発明の効果】請求項1〜請求項13の発明によれば、
プラントの異常発生時に、異常がプラントの機能目的に
対してどの程度の影響を与えたかを直感的に把握でき、
また、監視カメラからの映像や個々の異常の内容からプ
ラントの機能目的に対する影響度を即座に把握できる。
具体的には、プラントの運転員等は機能階層表示部に表
示される機能要素異常と映像階層表示部に表示される映
像状況異常から、次々と発生する異常に対しプラントの
機能目的がどの程度の影響を受けているか、を直感的に
判断することができる。
【0061】また、請求項2、請求項4〜請求項10、
又は請求項12〜請求項13の発明によれば、個別異常
内容表示部にプラントで発生した異常が刻々と表示され
るので、多数の警報項目を切り替えて表示しないので、
異常に対する対応を迅速に行うことが可能である。
【0062】更に、請求項2、請求項4〜請求項10、
又は請求項12〜請求項13の発明によれば、個別異常
内容表示部にプラントの異常内容を表示するとともに、
機能階層表示部の機能要素部と映像階層表示部の映像表
示部に異常を表示するので、個々の異常の内容とプラン
トの機能目的に対する影響度を即座に把握することがで
きる。
【0063】請求項5の発明によれば、機能階層表示部
の機能要素異常又は映像階層表示部の映像状況異常と、
個別異常内容表示部の異常項目との対応が見易くなり、
運転員の異常発生に対するプラント機能への影響度の判
断を容易にすることができる。
【0064】請求項6の発明によれば、運転員がプラン
トの異常項目を確認したことを示す表示を設けたので、
複数の警報項目が発生しても、より確実に対処できる。
【0065】請求項7の発明によれば、機能要素部の異
常に関連する情報を、機能階層表示部から即座に読み出
すことができるので、運転員は映像表示部の異常あるい
は機能要素部の異常がどの程度の状態にあるかを迅速に
判断して対応できる。
【0066】請求項13の発明によれば、監視カメラか
らの映像を無線方式により伝送することにより、接続ケ
ーブル削減による設置の自由度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による映像警報表示
装置の概念を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による映像警報表示
装置の詳細を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による映像警報表示
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による映像警報表示
装置の画面表示図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による映像警報表示
装置のブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による映像警報表示
装置の画面表示図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による映像警報表示
装置のブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による映像警報表示
装置の画面表示図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による映像警報表示
装置のブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による映像警報表
示装置の動作を説明するフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態4によるす警報表示
装置の画面表示図である。
【図12】 従来の監視カメラを用いたシステムを示す
図である。
【符号の説明】
10 プラント、11 入力手段、12 異常判定手
段、13 個別異常内容表示手段、14 表示装置、1
5 個別異常内容表示部、16 映像機能異常判定手
段、17 機能階層表示手段、18 機能階層表示部、
19 ITVカメラ、20 映像階層表示手段、21
映像階層表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA03 AC01 AC13 AC18 5C054 AA01 CC02 DA07 FE02 FE12 FE17 FE18 FE28 HA01 HA18 5C086 AA34 BA20 CA28 CB36 DA14 DA27 DA33 EA11 EA39 EA41 EA45 FA02 FA06 FA12 FA15 FA18 5C087 AA02 AA03 AA04 AA09 AA10 AA12 AA16 AA24 AA25 AA32 AA37 AA44 BB03 BB18 BB74 DD08 DD21 EE05 EE13 FF01 FF04 FF16 FF19 FF20 GG07 GG08 GG11 GG18 GG19 GG21 GG24 GG31 GG37 GG57 GG66 GG83

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの監視データとプラントの監視
    カメラの映像を基にプラントの異常状態を判定して、そ
    の判定結果を映像状況と共に表示する映像警報表示装置
    において、 上記監視カメラから伝送されるプラントの映像状況を表
    示する映像表示部とプラントの機能を細分化した機能要
    素を示す機能要素部とを機能的因果関係で階層に分けて
    表示するとともに、プラントの異常発生時、発生した異
    常に対応する上記映像表示部と上記機能要素部に異常を
    それぞれ表示する映像階層表示部及び機能階層表示部を
    備えたことを特徴とする映像警報表示装置。
  2. 【請求項2】 プラントの監視データとプラントの監視
    カメラの映像を基にプラントの異常状態を判定して、そ
    の判定結果を映像状況と共に表示する映像警報表示装置
    において、 上記プラントの異常内容を個別に表示する個別異常内容
    表示部と、 上記監視カメラから伝送されるプラントの映像状況を表
    示する映像表示部とプラントの機能を細分化した機能要
    素を示す機能要素部とを機能的因果関係で階層に分けて
    表示するとともに、上記個別異常内容表示部に表示され
    る異常を、所定の監視カメラの映像と機能要素に対応さ
    せて、上記映像表示部と機能要素部に異常を表示する映
    像階層表示部と機能階層表示部を備えたことを特徴とす
    る映像警報表示装置。
  3. 【請求項3】 プラントの監視データと監視カメラの映
    像を基にプラントの異常状態を判定する異常判定手段
    と、 上記異常判定手段の異常判定結果を、監視カメラを設置
    しているプラントの映像状況と上記プラントの機能を細
    分化した機能要素に対応させて、映像状況の異常と機能
    要素の異常を判定する映像機能異常判定手段機能と、 上記映像状況を示す映像表示部と上記機能要素を示す機
    能要素部を、機能的因果関係で階層に分けて表示すると
    ともに、上記映像機能異常判定手段が映像状況異常及び
    機能要素異常を判定したとき、該当の上記映像表示部と
    上記機能要素部に異常を表示する映像階層表示部と機能
    階層表示部を備えたことを特徴とする映像警報表示装
    置。
  4. 【請求項4】 プラントの監視データと監視カメラの映
    像を基にプラントの異常状態を判定する異常判定手段
    と、 上記プラントの異常内容を個別に表示する個別異常内容
    表示部と、 上記異常判定手段の異常判定結果を、監視カメラを設置
    しているプラントの映像状況と上記プラントの機能を細
    分化した機能要素に対応させて、映像状況異常と機能要
    素異常とを判定する映像機能異常判定手段機能と、 上記映像状況を示す映像表示部と機能要素を示す機能要
    素部を、機能的因果関係で階層に分けて表示するととも
    に、上記個別異常内容表示部に表示される異常を、所定
    の監視カメラの映像と機能要素に対応させて、該当の上
    記映像表示部と上記機能要素部に異常を表示する映像階
    層表示部と機能階層表示部を備えたことを特徴とする映
    像警報表示装置。
  5. 【請求項5】 上記映像階層表示部と機能階層表示部が
    複数の機能を階層に分けて並列に表示するとともに、上
    記個別異常内容表示部が上記機能ごとに異常内容を区分
    表示することを特徴とする請求項2又は請求項4記載の
    映像警報表示装置。
  6. 【請求項6】 上記個別異常内容表示部に表示された個
    々の異常項目表示に対し、確認を行ったことを入力する
    確認入力手段と、この確認入力手段によって確認を行っ
    たことを表示する確認表示部とを備えたことを特徴とす
    る請求項2、請求項4、又は請求項5のいずれか1項に
    記載の映像警報表示装置。
  7. 【請求項7】 上記映像階層表示部に表示された映像表
    示部と機能階層表示部に表示された機能要素部に対し、
    関連情報表示を要求するリクエスト手段と、このリクエ
    スト手段によって関連情報を表示する関連情報表示手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれか1項に記載の映像警報表示装置。
  8. 【請求項8】 上記映像階層表示部の映像表示部と上記
    機能階層表示部の機能要素部を、それぞれの機能上重要
    度が高いものから順に配置したことを特徴とする請求項
    1から請求項7のいずれか1項に記載の映像警報表示装
    置。
  9. 【請求項9】 上記個別異常内容表示部に示す異常内容
    は、この異常の発生した時刻と異常の内容を示す警報文
    言を有し、複数の異常がある場合は上記異常内容がこれ
    らの異常が発生した時刻の時系列順に並んでいることを
    特徴とする請求項2、請求項4から請求項8のいずれか
    1項に記載の映像警報表示装置。
  10. 【請求項10】 上記個別異常内容表示部と、上記映像
    階層表示部及び上記機能階層表示部とを同一画面上に表
    示するものとし、同一画面に表示できないほど多数の異
    常が発生した場合、上記個別異常内容表示部に表示され
    る異常内容に優先順位を設け、優先順位の高い異常内容
    を優先的に表示することを特徴とする請求項2、請求項
    4から請求項9のいずれか1項に記載の映像警報表示装
    置。
  11. 【請求項11】 プラントの監視データとITVカメラ
    の映像をもとに、異常状態を判定して監視カメラの映像
    表示と警報表示する映像警報表示方法において、 上記監視カメラを設置しているプラントの映像状況を表
    示する映像表示部と上記プラントの機能を細分化した機
    能要素を示す機能要素部を、機能的因果関係で階層に分
    けて映像表示と警報表示するステップと、プラントの異
    常発生時、発生した異常に対応する上記映像表示部と上
    記機能要素部に異常を表示するステップとを含むことを
    特徴とする映像警報表示方法。
  12. 【請求項12】 プラントの監視データとプラントの監
    視カメラの映像を基に、プラントの異常状態を判定する
    異常判定ステップと、 この異常判定ステップによって異常と判定された内容を
    個別異常内容表示部に表示するステップと、 上記異常判定ステップが判定した異常を、上記プラント
    の監視カメラを設置しているプラントの映像状況とプラ
    ントの機能を細分化した機能要素に対応させて、映像機
    能要素異常を判定する映像機能異常判定ステップと、 上記映像状況を表示する映像表示部と機能要素を示す機
    能要素部を、機能的因果関係で階層に分けて映像階層表
    示部と機能階層表示部に表示するステップと、 上記映像機能異常判定ステップが映像状況異常及び機能
    要素異常を判定したとき、該当の上記映像表示部と機能
    要素部に異常を表示するステップとを含むことを特徴と
    する映像警報表示方法。
  13. 【請求項13】 上記プラントの監視カメラから警報表
    示装置への映像を無線により伝送することを特徴とする
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の映像警
    報表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014054A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Hitachi Ltd 検査装置および検査方法
JP2015005234A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 三菱電機株式会社 プラント監視制御装置
JPWO2017104284A1 (ja) * 2015-12-18 2018-05-24 三菱電機株式会社 データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
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