JP2000076355A - 本支店間振替仕訳の自動起票会計システム - Google Patents

本支店間振替仕訳の自動起票会計システム

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JP2000076355A
JP2000076355A JP10279266A JP27926698A JP2000076355A JP 2000076355 A JP2000076355 A JP 2000076355A JP 10279266 A JP10279266 A JP 10279266A JP 27926698 A JP27926698 A JP 27926698A JP 2000076355 A JP2000076355 A JP 2000076355A
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Yoshihiko Kanzaki
芳彦 監崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の支店が独立した会計単位となっている
会計システムにおいて、本店集中会計と同等の仕訳デー
タから、独立した各支店の仕訳を自動起票し、各支店の
会計データを更新すること。 【構成】 入力処理4は、入力装置2及び上流システム
側送信データ3等から、仕訳データを入力し、分割前仕
訳データ5に格納する。そのデータを受けて仕訳分割処
理6は、各支店の仕訳データに分割し、支店別仕訳デー
タ7に格納する。、接続された外部記憶装置13内の支
店別仕訳データ7を更新し、他のシステム内に管理され
ている場合は他システムへ送信する。更新処理10は、
支店別仕訳データを受けて支店別に元帳データ9、T/
Bデータ11等の会計データを更新する。この様に複数
の会計システムが協調して処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、財務会計、管理会計等
のコンピュータによる会計情報処理システムにおける、
会計仕訳の自動起票方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報システムは、支店独立会計制
度の規定を忠実に、情報処理システム化した為に、手作
業で仕訳を起票する場合と同様に、一つの取引について
支店及び本店が連絡を取り合って人的に同期を取って仕
訳作業を行っている。
【0003】予測可能な定型的な仕訳作業については、
最初に発生する仕訳パターンと、それに関連して起票し
なければならない各支店又は本店の仕訳パターンを、会
計情報として管理し、その情報から関連する本店又は支
店の仕訳を自動的に起票することを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】企業は、管理会計等の
要請から、なるべく細かい単位で財政状態、経営成績、
その他管理情報を、会計情報から得る必要が生じてい
る。このことから、支店独立会計制度に移行している
が、社内取引については一つの取引について関係する本
支店が同期をとって、仕訳作業を行う必要があり、仕訳
作業が複雑になり、連絡ミス等による起票漏れや、二重
起票が発生している。
【0005】また、本支店間振替勘定である、本支店勘
定、又は社内仕入勘定と社内売上勘定等は、決算時に
は、全体として同じ金額にならなければならないが、起
票漏れ等により、合わないことが多く、その原因の究明
も困難である。
【0006】さらに、情報処理システムの異常又は人為
的ミスによるトラブル等を会計情報によって解析する場
合、調査の対象となる勘定の相手勘定(貸借の逆に起票
された勘定)によって取引を予測することがあるが、支
店独立会計制度における社内取引の場合、相手勘定は、
必ず本支店勘定となってしまう為、取引全体を予想する
ことが困難である。
【0007】以上の様な問題点を解決する為に、現在の
会計システムにおいては、支店独立会計制度において発
生する、仕訳パターンと、それに関連して起票しなけれ
ばならない各支店又は本店の仕訳パターンを、情報とし
て管理し、その情報から関連する本店又は支店の仕訳を
自動的に発生させることを行っているが、その様な情報
処理システムにも、以下の様な問題がある。
【0008】起票する仕訳のパターンが制限され、規定
外の仕訳を行うと関連する仕訳を自動起票することが出
来ない。また、逆に関連する仕訳を自動起票させたくな
い場合に、何等かの特別な対応が必要となる。さらに、
自動起票される仕訳を基の仕訳から予想することが困難
な為に、自動的に起票される仕訳を、人為的に起票して
しまい二重起票になる等、様々な問題が発生する。そし
て、こうした仕訳情報の管理は、非常に困難で組織の変
更、会計制度の変更等の対応に膨大な費用を要する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、支店独立会計制度における会計システ
ムにおいても、社内取引の仕訳を本店又は支店毎に入力
するのではなく、最初に取引を認識した本店又は支店で
仕訳を入力する方式とした。この仕訳を基に、関連する
本店又は支店の仕訳を自動的に起票する。また、最初に
入力する仕訳は、本支店間の振替勘定である本支店勘定
等は意識する必要がない。
【0010】さらに、本発明のシステムとしての手段
を、以下の図を利用して説明する。図1は、本発明の構
成例を示す。図2は、本店集中会計制度における仕訳例
を示す。図3は、入力処理4によって格納される分割前
仕訳データ5の例を示す。図4は、仕訳分割処理6の仕
訳分割処理部分の処理フローを示す。図5及び図6は、
図3の仕訳に対して、図4の処理を実行した結果の支店
別仕訳データ7を示す。
【0011】図2及び図3の仕訳例の違いは、借方本支
店コード21と貸方本支店コード22の有無と借方摘要
9の内容である。本発明では、従来の会計システムでは
中心的管理情報ではなかった本支店コードを勘定科目に
付随する必須の管理情報とする必要がある。
【0012】図4のフローにおいて、特別な仕訳管理情
報を利用せず、入力された分割前仕訳データ5の借方勘
定15、貸方勘定17、借方本支店コード21、貸方本
支店コード22のみを使用して、本店及び支店の仕訳を
自動起票する。また、自動起票時に新規に付加された勘
定(図5及び図6の本支店勘定)の情報として、分割前
の勘定(図3の光熱費)等の情報を管理する。この例で
は、本支店勘定を振替勘定に使用しているが、会計制度
や取引の種類によって、本店勘定、支店勘定、社内売掛
金、社内買掛金等の勘定になる場合もある。
【0013】
【作用】本発明は、本店集中会計制度と同等の仕訳を起
票することで、支店独立会計制度に対応する、社内取引
に関する各支店又は本店の仕訳を自動起票することが出
来る。よって、支店独立会計制度の仕訳業務を単純化
し、仕訳作業を容易にし、連絡ミス等による起票漏れを
防ぐことが出来る。
【0014】本発明は、従来の会計情報処理システムが
持っていた自動仕訳に関する情報の管理を不要にし会計
情報処理システムの保守、管理、運用を容易にする事が
出来る。
【0015】本発明は、支店独立会計制度に対応する内
部取引の、各支店及び本店の仕訳を一つの仕訳情報から
作成することにより、本支店勘定、社内売上勘定と社内
仕入勘定等の元帳明細ベースでの照合を機械的に行うこ
とが出来る。このことによって社内取引に関する調査、
分析を機械的に容易に行う事が出来る。特に決算時の社
内取引勘定の金額の不一致は、情報処理システムの障害
以外では発生しない。
【0016】本発明の自動仕訳処理は、利用者に判りや
すい仕訳の構造である為、会計システムの理解不足によ
る、人為的な障害を回避することが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0018】図1は、本発明の実施例のシステム構成図
である。
【0019】入力処理4は、オペレータが表示装置1及
び入力装置2を用いて入力した仕訳及び上流システム側
送信データ3を受けて分割前仕訳データ5を作成する。
分割前仕訳データ5の仕訳データ例を図8に示す。図8
に対応する従来システムの起票例を図7に示す。図7と
図8の違いは、摘要部分の本支店コードが借方本支店コ
ードとして起票されていること貸方本支店コードが付加
されてていることである。
【0020】仕訳分割処理6は、分割前仕訳データ5を
入力として、図4の仕訳分割処理フローを実行し、本店
又は支店別の仕訳を自動起票し、支店別仕訳データ7に
格納する。ただし、支店別会計データが、処理装置12
に接続された外部記憶装置13内に無い場合は、他シス
テムへ送信処理を行う。図9、図10、図11は、図8
の仕訳データ例について、仕訳分割処理6を実行した結
果の、各支店及び本店の支店別仕訳データ7の例であ
る。
【0021】図9は、A本店の仕訳データであり、B支
店の支払手数料勘定及びC支店の備品勘定が、本支店勘
定に変換されている。図10は、B支店の仕訳データで
ありB支店の支払手数料勘定と本支店勘定のみの仕訳に
変換されている。図11はC支店の仕訳データでありC
支店の備品勘定と本支店勘定のみの仕訳に変換されてい
る。
【0022】図4の仕訳分割処理フローは、仕訳データ
の勘定科目に対して必ず本支店コードを付加情報として
管理することで、支店別の仕訳データを作成する為の処
理フローである。この例では、本支店勘定を振替勘定に
使用しているが、会計制度や取引の種類によって、本店
勘定、支店勘定、社内売掛金、社内買掛金等の勘定にな
る場合もある。
【0023】受信処理8はその送信データを受けて支店
別仕訳データ7に格納する。図1のシステム構成例は、
一部の支店の会計データが分散管理されている場合であ
るが、この様にして各システムが互いに協調して処理を
行い、複数システム全体が一会計システムとして動作す
ることが出来る。
【0024】最後に、更新処理10が、支店別仕訳デー
タ7を受けて支店別に会計データ(元帳9、T/Bデー
タ等)を更新して、支店独立会計制度の会計データを作
成することが出来る。
【0025】
【発明の効果】本発明は、支店独立会計制度における、
社内取引に関する各支店又は本店の仕訳業務を単純化
し、仕訳作業を容易にする効果がある。
【0026】また、連絡ミス等による起票漏れを防ぎ、
社内取引に関する会計データの不整合を無くする効果が
ある。
【0027】さらに、支店独立会計制度における会計シ
ステムの管理情報を削減し保守、管理、運用費用を削減
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するためのシステム構成図(例)
である。
【図2】本店集中会計制度における振替仕訳で勘定科目
が1対1に対応する場合の例である。
【図3】本発明の会計システムで起票される振替仕訳
で、勘定科目が1対1に対応する場合の例である。
【図4】図1の仕訳分割処理6の仕訳分割部分の処理フ
ローである。
【図5】図3の仕訳例の仕訳分割処理後のA本店の自動
仕訳処理結果である。
【図6】図3の仕訳例の仕訳分割処理後のB支店の自動
仕訳処理結果である。
【図7】本店集中会計制度における振替仕訳で、勘定科
目がN対1に対応する場合の例である。
【図8】本発明の会計システムで起票される振替仕訳で
勘定科目がN対1に対応する場合の例である。
【図9】図8の仕訳例の仕訳分割処理後のA本店の自動
仕訳処理結果である。
【図10】図8の仕訳例の仕訳分割処理後のB支店の自
動仕訳処理結果である。
【図11】図8の仕訳例の仕訳分割処理後のC支店の自
動仕訳処理結果である。
【符号の説明】
4・・・入力処理 5・・・分割前仕訳データ 6・・・仕訳分割処理 7・・・支店別仕訳データ 14・・・起票本支店コード 15・・・借方勘定 16・・・借方金額 17・・・貸方勘定 18・・・貸方金額 19・・・借方摘要 20・・・貸方摘要 21・・・借方本支店コード 22・・・貸方本支店コード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支店独立会計制度を採用している企業
    において、本店集中会計制度における仕訳と同等の仕訳
    を起票することによって、仕訳マスタ等に仕訳のパター
    ンを管理すること無く、支店独立会計制度に従った、各
    支店又は本店の仕訳を自動的に起票し、会計情報を更新
    する、本支店間振替仕訳の自動起票会計システム。
  2. 【請求項2】 支店独立会計制度を採用している企業
    において、本店集中会計制度における仕訳と同等の仕訳
    を起票することによって、支店独立会計制度に従った、
    各支店又は本店の仕訳を自動的に起票し、基になった仕
    訳の情報を、各支店又は本店の仕訳情報に引継ぎ、各支
    店又は本店の会計情報を更新する、本支店間振替仕訳の
    自動起票会計システム。
JP10279266A 1998-08-26 1998-08-26 本支店間振替仕訳の自動起票会計システム Pending JP2000076355A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012123706A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Hitachi Systems Ltd 会計単位間振替仕訳分割システムと方法およびプログラム
JP2015095231A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社オービック 会計区分移行装置
JP2019175156A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社オービック 店舗別収支管理装置、店舗別収支管理方法、および店舗別収支管理プログラム

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JP7048383B2 (ja) 2018-03-28 2022-04-05 株式会社オービック 店舗別収支管理装置、店舗別収支管理方法、および店舗別収支管理プログラム

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