JP2000076345A - 生産能力・コスト検討支援装置および方法 - Google Patents

生産能力・コスト検討支援装置および方法

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JP2000076345A
JP2000076345A JP24887298A JP24887298A JP2000076345A JP 2000076345 A JP2000076345 A JP 2000076345A JP 24887298 A JP24887298 A JP 24887298A JP 24887298 A JP24887298 A JP 24887298A JP 2000076345 A JP2000076345 A JP 2000076345A
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Tadashi Yokomori
正 横森
Hiroshi Hamanaka
浩 濱中
Hiroshi Ono
博 大野
Masaharu Goto
正治 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経験に頼らず、設計部門と製造工場におい
て、設計から製造に至るまでに生産能力・コスト検討に
費やす時間と作業を削減して、生産能力とコストを短時
間で出力できる生産能力・コスト検討支援装置及び方法
を提供する。 【解決手段】 部品情報と基板情報と生産計画情報と生
産体制情報をデータ入力部1より入力して、データベー
ス部2に蓄積された工場の部品振分けノウハウである設
備データベース、ライン構成データーベース、コストデ
ータベースと、アルゴリズム部3の生産能力検討アルゴ
リズム、コスト検討アルゴリズム、他各種アルゴリズム
とより生産負荷率検討結果と生産能力検討結果とコスト
検討結果、面積生産性検討結果を結果出力部4より出力
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業計画、商品企
画設計、工場管理段階における生産能力・コスト検討を
行う時に必要とする生産能力・コスト検討支援装置及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】事業計画、商品企画設計、工場管理段階
における生産計画情報の流れは図19に示すようになっ
ている。現状、生産計画情報は昨年度実績を元に販売部
門と協議し、責任者の経験から将来の生産能力・コスト
を検討している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、経験が
浅い者が試算する場合や昨年度実績のない商品を生産す
る場合には、生産能力・コストの検討に時間がかかると
いう問題があった。また、在庫状況、設計情報や生産体
制の変更などの要因により、結果に大きな変動が及んで
きたり、生産計画の精度が良いかどうかの判断ができな
いという問題があった。また、設計段階から工場での製
造に至るまでの流れにおいて、実装コストと設備生産能
力の検討は、商品の改良が加わる度に検討を行い、かな
りの時間と作業を費やしているという問題もある。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、経験
に頼らず、設計部門と製造工場において、設計から製造
に至るまでに生産能力・コスト検討に費やす時間と作業
を削減して、生産能力とコストを短時間で出力し、ま
た、工場の生産能力と商品のコストのバランスを把握
し、実態に即した生産能力・コスト検討を支援すること
のできる生産能力・コスト検討支援装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、事業計画、商品企画設計、工場管理段階に
おける生産能力及びコストの検討を支援する生産能力・
コスト検討支援装置であって、工場の生産計画情報と部
品情報、基板情報、生産体制情報を入力するデータ入力
手段と、部品割り付けノウハウとなる設備データベー
ス、コスト関連データベースと生産体制データベースと
を記録したデータベース手段と、生産能力検討アルゴリ
ズム、コスト検討アルゴリズムを記録したアルゴリズム
手段と、データ入力手段に入力された情報とアルゴリズ
ム手段に記録されたアルゴリズムより、生産負荷率検討
結果とライン生産能力検討結果とコスト検討結果、面積
生産性検討結果とを出力するとともに、その出力結果を
グラフ化、数表化して出力可能な結果出力手段とを備え
たものである。
【0006】これにより、経験に頼らず、設計部門と製
造工場において、設計から製造に至るまでに生産能力・
コスト検討に費やす時間と作業を削減して、生産能力と
コストを短時間で出力し、また、工場の生産能力と商品
のコストのバランスを把握し、実態に即した生産能力・
コスト検討を支援することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明は、事業計
画、商品企画設計、工場管理段階における生産能力及び
コストの検討を支援する生産能力・コスト検討支援装置
であって、工場の生産計画情報と部品情報、基板情報、
生産体制情報を入力するデータ入力手段と、部品割り付
けノウハウとなる設備データベース、コスト関連データ
ベースと生産体制データベースとを記録したデータベー
ス手段と、生産能力検討アルゴリズム、コスト検討アル
ゴリズムを記録したアルゴリズム手段と、データ入力手
段に入力された情報とアルゴリズム手段に記録されたア
ルゴリズムより、生産負荷率検討結果とライン生産能力
検討結果とコスト検討結果、面積生産性検討結果とを出
力するとともに、その出力結果をグラフ化、数表化して
出力可能な結果出力手段とを備えたものである。
【0008】この構成により、データ入力手段から各種
情報を入力するだけで、生産負荷率検討結果とライン生
産能力検討結果とコスト検討結果、面積生産性検討結果
とを自動的に得ることができるとともに、その出力結果
をグラフ化、数表化したものも得ることができる。
【0009】本発明の請求項2記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、ある期間の商品毎の生産計画情報と部
品情報とその商品を生産するライン構成情報とを入力
し、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウであ
る設備データベース、ライン構成データベースと年間、
又は月間でラインの生産能力を試算するアルゴリズム、
ライン生産負荷率を試算するアルゴリズムにより、ライ
ン毎にシミュレーションした生産能力結果を出力し、ラ
イン別の生産負荷率を評価することができるライン別生
産負荷率検討表を出力することを特徴とするものであ
り、この方法によれば、情報を入力することで、ライン
毎にシミュレーションした生産能力結果や、ライン別の
生産負荷率を評価することができるライン別生産負荷率
検討表を経験に頼ることなく自動的に得ることができ
る。
【0010】本発明の請求項3記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、ある期間の商品毎の生産計画情報と部
品情報とその商品を生産するライン構成情報とを入力
し、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウであ
る設備データベース、ライン構成データベースと年間、
又は月間でラインを構成する設備の生産能力を試算する
アルゴリズム、設備生産負荷率を試算するアルゴリズム
により、設備毎にシミュレーションした生産能力結果を
出力し、設備別の生産負荷率を評価することができる設
備別生産負荷率検討表を出力することを特徴とするもの
であり、この方法によれば、情報を入力することで、設
備毎にシミュレーションした生産能力結果や、設備別の
生産負荷率を評価することができる設備別生産負荷率検
討表を経験に頼ることなく自動的に得ることができる。
【0011】本発明の請求項4記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、ある期間の商品毎の生産計画情報と部
品情報とその商品の生産可能なライン構成情報とを入力
し、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウであ
る設備データベース、ライン構成データベースと年間、
又は月間でラインを構成する設備の生産能力を試算する
アルゴリズムにより、ライン別の生産能力を評価するこ
とができるライン別生産能力検討表を出力することを特
徴とするものであり、この方法によれば、情報を入力す
ることで、ライン別の生産能力を評価することができる
ライン別生産能力検討表を経験に頼ることなく自動的に
得ることができる。
【0012】本発明の請求項5記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、ある期間の商品毎の生産計画情報と部
品情報とその商品の生産可能なライン構成情報とを入力
し、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウであ
る設備データベース、ライン構成データベースと年間、
又は月間でラインを構成する設備の生産能力を試算する
アルゴリズムにより、基板別の生産能力を評価すること
ができる基板機種別生産能力検討表を出力することを特
徴とするものであり、この方法によれば、情報を入力す
ることで、基板別の生産能力を評価することができる基
板機種別生産能力検討表を経験に頼ることなく自動的に
得ることができる。
【0013】本発明の請求項6記載の発明は、請求項5
に記載の生産能力・コスト検討支援方法において、基板
のどの部品が生産時間を支配しているかの内訳を比較す
るアルゴリズムにより、基板機種別部品割り付け検討機
能を出力するものである。
【0014】本発明の請求項7記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、商品の目標コスト情報と生産計画情報
と部品情報とその部品を生産するライン構成情報とを入
力し、費用データベース、勤務形態データベース、部品
割り付けノウハウである設備データベース、ライン構成
データベースと年間、又は月間でラインを構成する設備
の生産能力を試算するアルゴリズム、基板機種別に生産
能力を試算するアルゴリズム、コスト検討アルゴリズム
により、基板機種別コスト比率比較検討表を出力するこ
とを特徴とするものであり、この方法によれば、情報を
入力することで、基板機種別コスト比率比較検討表を経
験に頼ることなく自動的に得ることができる。
【0015】本発明の請求項8記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、商品の目標コスト情報と生産計画情報
と部品情報とその商品を生産するライン構成情報とを入
力し、費用データベース、勤務形態データベース、部品
割り付けノウハウである設備データベース、ライン構成
データベースと年間、又は月間でラインを構成する設備
の生産能力を試算するアルゴリズム、ライン別に生産能
力を試算するアルゴリズム、コスト検討アルゴリズムに
より、ライン別コスト比率比較検討表を出力することを
特徴とするものであり、この方法によれば、情報を入力
することで、ライン別コスト比率比較検討表を経験に頼
ることなく自動的に得ることができる。
【0016】本発明の請求項9記載の生産能力・コスト
検討支援方法は、商品の生産計画情報と部品情報とその
商品を生産するライン構成情報とを入力し、費用データ
ベース、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウ
である設備データベース、ライン構成データベースとラ
イン別生産能力検討アルゴリズムとライン別コスト検討
アルゴリズムとライン別面積生産性検討アルゴリズムに
より、ライン毎のトータルコスト、設備コストとライン
毎の面積生産性のバランスを一目で評価することができ
るライン別面積生産性検討表を出力することを特徴とす
るものであり、この方法によれば、情報を入力すること
で、ライン毎のトータルコスト、設備コストとライン毎
の面積生産性のバランスを一目で評価することができる
ライン別面積生産性検討表を経験に頼ることなく自動的
に得ることができる。
【0017】以下、本発明の実施の形態にかかる生産能
力・コスト検討支援装置および方法について、図面を参
照しながら説明する。図1に示すように、生産能力・コ
スト検討支援装置は、部品情報や生産計画情報等のデー
タを入力するデータ入力部1と、生産能力やコスト試算
等を行う各種のアルゴリズム部を記憶するアルゴリズム
部2と、設備データベースや勤務形態データベース等の
工場の状態を管理するデータベース部3と、生産負荷率
検討表等の結果をプリンタや表示部などに出力する結果
出力部4とで構成されている。
【0018】まず、各種アルゴリズムに関係するデータ
入力部1とデータベース部3について説明する。図2
は、データ入力部1から入力データとして入力する際に
必要とする基板情報5と部品情報6と生産計画情報7と
生産体制情報22とを示す。
【0019】図2(a)に示すように、基板情報5は、
基板の種類のわかる基板機種名、基板機種名をグループ
化する商品名と基板の表裏を表わす基板面、取り数、在
庫の数を表わす残留枚数、前年度実績と算出値の差分を
表わすロス比率、その他時間的ロスの発生する項目の数
を表わす部品認識点数やツールチェンジ回数、基板の縦
サイズおよび横サイズで構成される。部品情報は、基板
に実装する部品の種類毎の員数で構成される。
【0020】図2(b)、(c)に示すように、生産計
画情報7は、基板情報にある基板機種名に対して、ひと
月に生産予定する生産計画台数、商品企画段階で出され
る人件費、設備費、製造経費の目標値で構成される。
図2(d)に示すように、生産体制情報22は、どの基
板を検討するかを表わす基板機種名、どこで生産するか
を表わすライン名、勤務条件を表わす勤務体制で構成す
る。
【0021】図3は、生産能力・コスト検討支援装置の
データベース部3に蓄積される設備データベース8を示
すものである。設備データベース8には、部品を製造す
る設備名、実装する時間を表わすタクトとタクトの算出
式区分を表わす工程種別、コストに関係してくる設備の
価格、設備の幅と奥行きを表わす外形寸法、設備の1点
当りに実装する時間を示す標準タクトと設備個有で発生
するその他ロスの各データが蓄積されている。
【0022】図4はデータベース部3に蓄積されるライ
ン構成データベース9を示すもので、ライン名と第1設
備から第10設備までの設備名などの各データで構成さ
れている。なお、設備数やライン数は10を越えてもか
まわない。
【0023】図5は、生産能力・コスト検討支援装置の
データベース部3に蓄積される材料費データベース10
を示すものである。材料費データベース10は、材料の
購入価格の単価と基板に載っている部品の点数とから基
板1枚あたりの材料費の集計を表わすモジュール計のデ
ータなどから構成されている。単位は円としている。
【0024】図6は、生産能力・コスト検討支援装置の
データベース部3に蓄積される人件費データベース11
を示すものである。人件費データベース11は、ライン
名、1シフト当りの間接管理者、オペレータ、点検者、
メンテナンス、材料準備者、その他手挿入等で発生する
費用などのデータで構成されている。単位は円としてい
る。
【0025】図7は、生産能力・コスト検討支援装置の
データベース部3に蓄積される製造経費データベース1
2を示すものである。製造経費データベース12は、工
場全体で基板を製造するために必要なライン別諸経費を
示すデータベースである。製造経費は、ライン名、原動
費、修繕費、間接材料費、配賦費、ハウジング費、消耗
品費、製造管理費、その他発生する費用等の各データで
構成されている。単位は円としている。
【0026】図8は、生産能力・コスト検討支援装置の
データベース部3に蓄積される勤務形態データベース1
3を示すものである。勤務形態データベース13は、シ
フト別1日の稼働時間、稼働日数、平均立上時間、設備
停止時間、その他機種切替等で発生するロス時間、稼働
率の各データで構成されている。
【0027】次に、生産能力・コスト検討支援装置のア
ルゴリズム部2に記憶されている各種アルゴリズムにつ
いて説明する。アルゴリズム部2には、生産能力検討ア
ルゴリズム、コスト検討アルゴリズムの各アルゴリズム
が記憶されている。
【0028】生産能力検討アルゴリズムは、図2に示す
ような基板情報5と部品情報6と生産計画情報7と生産
体制情報22と、図3、図4、図8に示すような設備デ
ータベース8とライン構成データベース9とを取り込ん
で、図9、図10に示すアルゴリズムと生産可能台数算
出式とを用いて、ラインの生産可能台数とラインタクト
を算出し、一つのラインに対して複数の基板の試算結果
を集計し、図11左下箇所に示すような基板機種別生産
能力検討表14を結果出力部4にて出力する。またこの
場合には、基板のどの部品が生産時間を支配しているか
の内訳を比較するアルゴリズムにより、図11右下箇所
に示すような基板機種別部品割り付け検討表15を出力
するとよい。なお、基板の数は、単一でも複数でも可能
である。
【0029】また、生産能力検討アルゴリズムは、図2
に示すような基板情報5と部品情報6と生産計画情報7
と生産体制情報22と、図3、図4、図8に示すような
設備データベース8とライン構成データベース9とを取
り込んで、図9、図10に示すアルゴリズムと生産可能
台数算出式とを用いて、一つの基板に対して複数ライン
の生産可能台数の試算結果を集計し、図12に示すよう
な単一基板によるライン生産能力検討表16を出力す
る。なお、ラインの数は、単一でも複数でも可能であ
る。
【0030】また、生産能力検討アルゴリズムは、図2
に示すような基板情報5と部品情報6と生産計画情報7
と生産体制情報22と、図3、図4、図8に示すような
設備データベース8とライン構成データベース9と稼動
形態データベース13とを取込んで、図9、図10に示
すアルゴリズムと生産負荷率算出式とを用いてラインの
生産負荷率を算出し、図13に示すような月別ライン生
産負荷率検討表17を出力する。なお、ラインの数は、
単一でも複数で可能である。
【0031】また、生産能力検討アルゴリズムは、図2
に示すような基板情報5と部品情報6と生産計画情報7
と生産体制情報22と、図3、図4、図8に示すような
設備データベース8とライン構成データベース9と稼動
形態データベース13とを取込んで、図9、図10に示
すアルゴリズムと生産負荷率算出式とを用いて、ライン
上の各設備の生産負荷率を算出し、図14に示すような
月別設備生産負荷率検討表18を出力する。なお、設備
の数は、単一でも複数でも可能である。
【0032】生産能力検討アルゴリズムから算出した各
基板面毎のラインタクトの詳細内訳を各部品分類毎に集
計し、表裏ラインタクトの大小のバランスを比較するこ
とにより図11の右下箇所に示すような基板機種別部品
割り付け検討表15を出力する。なお、基板の数は、単
一でも複数でも可能である。また、この基板機種別部品
割り付け検討表15は、ラインタクトのバランスを検討
し、タクトが大きい面の部品を反対の面へ移動させ、タ
クトを平準化させることにより、この結果を用いて、前
述の図11左下箇所に示す基板機種別生産能力検討表1
4に結果を連動させて比較することができる。タクトを
平準化し、最大タクトを低くすることにより、生産可能
台数を増加させることができるため、結果として、コス
トを低減させることにもつながる。
【0033】生産能力検討アルゴリズムは、図2に示す
ような基板情報5と部品情報6と生産計画情報7と生産
体制情報と、図3〜図7に示すような設備データベース
8、ライン構成データベース8、材料費データベース1
0、人件費データベース11、製造経費データベース1
2および稼動形態データベース13を取り込んで、図
9、図10、図15に示すアルゴリズムを用いて、基板
機種別に占める人件費、設備費、製造経費のコスト比率
を算出し、目標コストと比較する図16に示すような基
板機種別実装コスト比率比較検討表19を出力する。な
お、基板の数は、単一でも複数でも可能である。
【0034】また、生産能力検討アルゴリズムは、図2
に示すような基板情報5と部品情報と6生産計画情報7
と生産体制情報22と、図3〜図8に示すような設備デ
ータベース8、ライン構成データベース8、材料費デー
タベース10、人件費データベース11、製造経費デー
タベース12および稼動形態データベース13を取り込
んで、図9、図10、図15に示すアルゴリズムを用い
て、ライン別に占める人件費、設備費、製造経費のコス
ト比率を算出する。これにより現実のコストと目標コス
トとを比較することができ、図17に示すようなライン
別実装コスト比率比較検討表20を出力することもでき
る。なお、ラインの数は、単一でも複数でも可能であ
る。
【0035】また、生産能力検討アルゴリズムは、図2
に示すような基板情報5と部品情報6と生産計画情報7
と生産体制情報と、図3〜図8に示すような設備データ
ベース8、ライン構成データベース8、材料費データベ
ース10、人件費データベース11、製造経費データベ
ース12および稼動形態データベース13を取り込ん
で、図9、図10、図15に示すアルゴリズムを用い
て、ライン別に占める実装コスト、設備費、面積生産性
を算出し、図18に示すようなライン別面積生産性検討
表21を出力する。なお、ラインの数は、単一でも複数
でも可能である。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、経験
に頼ることなく、事業計画、商品企画設計、工場管理段
階などの商品開発上流工程において、基板機種別の部品
割り付け検討結果や、基板機種別の生産能力検討結果
や、ライン生産能力検討結果、月別ライン生産負荷率検
討結果、月別設備生産負荷率検討結果、基板機種別生産
能力検討結果、基板機種別実装コスト比率比較検討結
果、ライン別実装コスト比率比較検討結果、およびライ
ン別面積生産性検討結果を短時間で精度良く出力するこ
とができる。これにより、生産能力・コスト検討に費や
す時間と作業を削減し、短時間で最適な生産能力・コス
ト検討をシミュレーションしながら、工場の生産能力と
商品のコストのバランスを把握し、実態に即した生産能
力・コスト検討を支援することができる。さらに、これ
らの結果をグラフ化、数表化して出力するため、これら
のグラフ化、数表化された表を視認することで直感的に
理解し易いものとなり、一層作業能率が向上する。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、経験に頼
ることなく、事業計画、商品企画設計、工場管理段階に
おいて、生産負荷率検討表と生産能力検討表とコスト検
討表、面積生産性検討表を短時間で出力することができ
るので、設計から試作、製造に至るまでに生産能力・コ
スト検討に費やす時間と作業を削減し、短時間で最適な
生産能力・コスト検討を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる生産能力・コスト
検討支援装置を示す図
【図2】(a)〜(d)はそれぞれ同生産能力・コスト
検討支援装置に入力する入力データとしての基板情報、
部品情報、生産計画情報、生産体制情報の一例を示す図
【図3】同生産能力・コスト検討支援装置の設備データ
ベースの一例を示す図
【図4】同生産能力・コスト検討支援装置のライン構成
データベースの一例を示す図
【図5】同生産能力・コスト検討支援装置の材料費デー
タベースの一例を示す図
【図6】同生産能力・コスト検討支援装置の人件費デー
タベースの一例を示す図
【図7】同生産能力・コスト検討支援装置の製造経費デ
ータベースの一例を示す図
【図8】同生産能力・コスト検討支援装置の稼働形態デ
ータベースの一例を示す図
【図9】同生産能力・コスト検討支援装置の生産能力検
討アルゴリズムを示す図
【図10】同生産能力・コスト検討支援装置の生産能力
算出アルゴリズムを示す図
【図11】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例である基板機種別生産能力検討結果および表、な
らびに基板機種別部品割り付け検討結果および表を示す
【図12】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例であるライン生産能力検討結果および表を示す図
【図13】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例である月別ライン生産負荷率検討結果および表を
示す図
【図14】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例である月別設備生産負荷率検討結果および表を示
す図
【図15】同生産能力・コスト検討支援装置のコスト検
討アルゴリズムを示す図
【図16】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例である基板機種別実装コスト比率比較検討結果お
よび表を示す図
【図17】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例であるライン別実装コスト比率比較検討結果およ
び表を示す図
【図18】同生産能力・コスト検討支援装置の結果出力
の一例であるライン別面積生産性検討結果および表を示
す図
【図19】従来の事業計画、商品企画設計、工場管理の
流れを示す図
【符号の説明】
1 データ入力部 2 アルゴリズム部 3 データベース部 4 結果出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱中 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大野 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 後藤 正治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事業計画、商品企画設計、工場管理段階
    における生産能力及びコストの検討を支援する生産能力
    ・コスト検討支援装置であって、工場の生産計画情報と
    部品情報、基板情報、生産体制情報を入力するデータ入
    力手段と、部品割り付けノウハウとなる設備データベー
    ス、コスト関連データベースと生産体制データベースと
    を記録したデータベース手段と、生産能力検討アルゴリ
    ズム、コスト検討アルゴリズムを記録したアルゴリズム
    手段と、データ入力手段に入力された情報とアルゴリズ
    ム手段に記録されたアルゴリズムより、生産負荷率検討
    結果とライン生産能力検討結果とコスト検討結果、面積
    生産性検討結果とを出力するとともに、その出力結果を
    グラフ化、数表化して出力可能な結果出力手段とを備え
    た生産能力・コスト検討支援装置。
  2. 【請求項2】 ある期間の商品毎の生産計画情報と部品
    情報とその商品を生産するライン構成情報とを入力し、
    勤務形態データベース、部品割り付けノウハウである設
    備データベース、ライン構成データベースと年間、又は
    月間でラインの生産能力を試算するアルゴリズム、ライ
    ン生産負荷率を試算するアルゴリズムにより、ライン毎
    にシミュレーションした生産能力結果を出力し、ライン
    別の生産負荷率を評価することができるライン別生産負
    荷率検討表を出力することを特徴とする生産能力・コス
    ト検討支援方法。
  3. 【請求項3】 ある期間の商品毎の生産計画情報と部品
    情報とその商品を生産するライン構成情報とを入力し、
    勤務形態データベース、部品割り付けノウハウである設
    備データベース、ライン構成データベースと年間、又は
    月間でラインを構成する設備の生産能力を試算するアル
    ゴリズム、設備生産負荷率を試算するアルゴリズムによ
    り、設備毎にシミュレーションした生産能力結果を出力
    し、設備別の生産負荷率を評価することができる設備別
    生産負荷率検討表を出力することを特徴とする生産能力
    ・コスト検討支援方法。
  4. 【請求項4】 ある期間の商品毎の生産計画情報と部品
    情報とその商品の生産可能なライン構成情報とを入力
    し、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウであ
    る設備データベース、ライン構成データベースと年間、
    又は月間でラインを構成する設備の生産能力を試算する
    アルゴリズムにより、ライン別の生産能力を評価するこ
    とができるライン別生産能力検討表を出力することを特
    徴とする生産能力・コスト検討支援方法。
  5. 【請求項5】 ある期間の商品毎の生産計画情報と部品
    情報とその商品の生産可能なライン構成情報とを入力
    し、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウであ
    る設備データベース、ライン構成データベースと年間、
    又は月間でラインを構成する設備の生産能力を試算する
    アルゴリズムにより、基板別の生産能力を評価すること
    ができる基板機種別生産能力検討表を出力することを特
    徴とする生産能力・コスト検討支援方法。
  6. 【請求項6】 基板のどの部品が生産時間を支配してい
    るかの内訳を比較するアルゴリズムにより、基板機種別
    部品割り付け検討機能を出力することを特徴とする請求
    項5に記載の生産能力・コスト検討支援方法。
  7. 【請求項7】 商品の目標コスト情報と生産計画情報と
    部品情報とその部品を生産するライン構成情報とを入力
    し、費用データベース、勤務形態データベース、部品割
    り付けノウハウである設備データベース、ライン構成デ
    ータベースと年間、又は月間でラインを構成する設備の
    生産能力を試算するアルゴリズム、基板機種別に生産能
    力を試算するアルゴリズム、コスト検討アルゴリズムに
    より、基板機種別コスト比率比較検討表を出力すること
    を特徴とする生産能力・コスト検討支援方法。
  8. 【請求項8】 商品の目標コスト情報と生産計画情報と
    部品情報とその商品を生産するライン構成情報とを入力
    し、費用データベース、勤務形態データベース、部品割
    り付けノウハウである設備データベース、ライン構成デ
    ータベースと年間、又は月間でラインを構成する設備の
    生産能力を試算するアルゴリズム、ライン別に生産能力
    を試算するアルゴリズム、コスト検討アルゴリズムによ
    り、ライン別コスト比率比較検討表を出力することを特
    徴とする生産能力・コスト検討支援方法。
  9. 【請求項9】 商品の生産計画情報と部品情報とその商
    品を生産するライン構成情報とを入力し、費用データベ
    ース、勤務形態データベース、部品割り付けノウハウで
    ある設備データベース、ライン構成データベースとライ
    ン別生産能力検討アルゴリズムとライン別コスト検討ア
    ルゴリズムとライン別面積生産性検討アルゴリズムによ
    り、ライン毎のトータルコスト、設備コストとライン毎
    の面積生産性のバランスを一目で評価することができる
    ライン別面積生産性検討表を出力することを特徴とする
    生産能力・コスト検討支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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