JP2000076255A - 検索システムおよび検索方法 - Google Patents

検索システムおよび検索方法

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JP2000076255A
JP2000076255A JP10248092A JP24809298A JP2000076255A JP 2000076255 A JP2000076255 A JP 2000076255A JP 10248092 A JP10248092 A JP 10248092A JP 24809298 A JP24809298 A JP 24809298A JP 2000076255 A JP2000076255 A JP 2000076255A
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Japan
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identification
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feature group
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JP10248092A
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Masatoshi Ugajin
昌利 宇賀神
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 検索をランダムかつ高速に行うことができる
検索システム及び検索方法を提供する。 【解決手段】 複数のデータを所定の格納順序に従って
格納する記憶部と、複数のデータ各々に対応する予め定
められた複数の識別項目からなる特徴群を複数のデータ
の格納順序に対応させて格納する格納部と、少なくとも
1つの識別項目の入力に基づいて格納部を参照し、入力
された識別項目を含む特徴群の格納順序に基づいて記憶
部からデータを検索する検索部とからなる識別項目は複
数の特徴の中から選択され、複数の特徴の各々に対応す
る符号が与えられる。複数の識別項目は、対応する複数
の特徴の種類数に基づいて各特徴群に配列され、複数の
特徴は、個別に順序が与えられ、特徴群は、複数の識別
項目の配列と、各識別項目において選択された識別特徴
の順序に基づいて格納部に格納され、記憶部は、格納さ
れた特徴群の順序に基づいて、複数のデータの格納順序
を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、C言語などランダ
ムアクセスができないプログラム記述言語を用いて動作
するシステムにおいて、キー検索をランダムかつ高速に
行うことができるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、C言語などのプログラム記述言語
には、数項目の特徴(キー)を基にデータをランダムに
検索する機能が無かった。データの検索は、データ格納
領域へのシーケンシャルアクセス、またはデータ格納位
置のポインタを指定することによって行われていた。こ
こでポインタとは、主記憶上の位置を指し示すものであ
る。
【0003】図3(a)、(b)、(c)は、上記にお
ける検索手段を示したフローチャートである。まず、図
3(a)はシーケンシャルアクセスの1例を示し、全て
のデータへのアクセスを示すフローであり、データ1か
ら順にデータnまでアクセスする。次に、図3(b)は
シーケンシャルアクセスの他の例を示し、所定のデータ
までのアクセスを示すフローである。今、アクセスする
データをk番目(k<n)までに指定した時、データ1
から順にデータkまでアクセスし、アクセスを終了す
る。次に、図3(c)は、ポインタを指定する方式を示
すフローである。ポインタを指定すると、格納部内のポ
インタに対応するデータへアクセスする。
【0004】データ検索に関連する発明を公開された特
許から遡及調査すると、特開平7−56810号公報に
「データ管理システム」という発明がある。この発明
は、ファイル格納領域からの動作プログラムの読み出し
に関するものであり、ファイルを格納領域に応じて分割
するものである。
【0005】特開平8−129856号公報に「データ
管理方法およびその装置」という発明がある。この発明
は、非常に長いデータを内容とするファイルについて、
データ長が短いテーブルを用いてデータ管理を行うこと
ができるデータ管理装置に関するものである。レコード
エントリ方式のデータ管理に関して、テーブルにファイ
ル名とファイルのレコードエントリ番号、リンクデー
タ、先頭位置データ、記録長データが記録されているも
のである。
【0006】特開平7−200622号公報に「情報管
理システム」という発明がある。この発明は、検索を行
う時の文字列の処理に関するものである。特開昭63−
132381号公報に「画像データ検索・表示システ
ム」という発明がある。この発明は、過去に表示した画
像データまたはそれに類似する画像データを検索表示す
るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検索対
象となるデータ量が多くなると、データ検索をシーケン
シャルに行うと、検索対象となるデータの格納位置によ
って検索に必要な負荷が変化する。特に、サイズの大き
なデータを扱う時などは、1つあたりの検索の負荷が大
きくなる。データ検索をランダムに行うと、検索にかか
る負荷が一定化される。特にサイズの大きなデータを扱
う時は、概ね検索の負荷が軽くなる。
【0008】本発明は、C言語などランダムアクセスが
できないプログラム記述言語において、キー検索をラン
ダムかつ高速に行うことができるシステムを提供するも
のである。
【0009】特開平7−56810号公報の「データ管
理システム」の発明は、ファイルを分割するものであ
り、キー検索を行うものではない。特開平8−1298
56号公報の「データ管理方法およびその装置」の発明
は、ファイルサイズに関するデータ管理であって、キー
検索を行うものではない。
【0010】特開平7−200622号公報の「情報管
理システム」の発明は、検索を行う時の文字列の処理に
関するものであって、複数の特徴からなるキー検索を行
うものではない。特開昭63−132381号公報の
「画像データ検索・表示システム」の発明は、過去に表
示した画像データまたはそれに類似する画像データを検
索表示するものであり、キー検索を行うものではない。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明において、複数のデータを所定の格納順序に
従って格納する記憶部と、複数のデータ各々に対応する
特徴群を複数のデータの格納順序に対応させて格納する
格納部と、ここで、各特徴群は、予め定められた複数の
識別項目からなり、少なくとも1つの識別項目の入力に
基づいて格納部を参照し、入力された識別項目を含む特
徴群の格納順序に基づいて記憶部からデータを検索する
検索部とからなる検索システムを提供する。
【0012】ここで、上記の検索システムにおいて、識
別項目は、複数の特徴の中から選択されることが可能で
ある。
【0013】また、上記の検索システムにおいて、複数
の特徴の各々に対応する符号が与えられていることが可
能である。
【0014】さらに、上記の検索システムにおいて、複
数の識別項目は、対応する複数の特徴の種類数に基づい
て各特徴群に配列されており、複数の特徴は、個別に順
序が与えられており、特徴群は、複数の識別項目の配列
と、各識別項目において選択された識別特徴の順序に基
づいて格納部に格納され、記憶部は、格納された特徴群
の順序に基づいて、複数のデータの格納順序を変更する
変更手段をさらに具備することが可能である。
【0015】他には、複数のデータを所定の格納順序に
従って格納するステップと、複数のデータ各々に対応す
る特徴群に複数の識別項目を設定する設定ステップと、
特徴群を複数のデータの格納順序に対応させて格納する
ステップと、少なくとも1つの識別項目の入力に基づい
て、入力された識別項目を含む特徴群の格納順序に基づ
いてデータを検索するステップと、からなる検索方法を
提供する。
【0016】ここで、上記の検索方法において、各識別
項目に対応する予め定められた複数の特徴を設定するス
テップをさらに具備し、設定ステップは、特徴群に、複
数の識別項目を各対応する複数の特徴の中から選択して
設定するステップからなることが可能である。
【0017】また、上記の検索方法において、複数の特
徴の各々に対応する符号を与えるステップをさらに具備
し、設定ステップは、特徴群に、複数の識別項目を各対
応する複数の符号の中から選択して設定するステップか
らなることが可能である。
【0018】さらに、上記の検索方法において、複数の
識別項目を対応する複数の特徴の種類数に基づいて各特
徴群に配列するステップと、複数の特徴に個別に順序を
与えるステップと、特徴群を、複数の識別項目の配列
と、各識別項目において選択された識別特徴の順序に基
づいて格納するステップと、格納された特徴群の順序に
基づいて、複数のデータの格納順序を変更するステップ
をさらに具備することが可能である。
【0019】さらに他には、記憶部を確保するステップ
と、格納部を確保するステップと、複数のデータを所定
の格納順序に従って記憶部に格納するステップと、複数
のデータ各々に対応する特徴群に複数の識別項目を設定
するステップと、特徴群を複数のデータの格納順序に対
応させて格納部に格納するステップと、少なくとも1つ
の識別項目の入力に基づいて格納部を参照し、入力され
た識別項目を含む特徴群の格納順序に基づいて記憶部か
らデータを検索するステップとを実行するプログラムを
記録した記録媒体を提供する。
【0020】ここで、上記の記録媒体において、各識別
項目に対応する予め定められた複数の特徴を設定するス
テップをさらに具備し、設定ステップは、特徴群に、複
数の識別項目を各対応する複数の特徴の中から選択して
設定するステップからなる実行プログラムをさらに記録
することも可能である。
【0021】また、上記の記録媒体において、複数の特
徴の各々に対応する符号を与えるステップをさらに具備
し、設定ステップは、特徴群に、複数の識別項目を各対
応する複数の符号の中から選択して設定するステップか
らなる実行プログラムをさらに記録することも可能であ
る。
【0022】さらに、上記の記録媒体において、複数の
識別項目を対応する複数の特徴の種類数に基づいて各特
徴群に配列するステップと、複数の特徴に個別に順序を
与えるステップと、特徴群に、複数の識別項目の配列
と、各識別項目において選択された識別特徴の順序に基
づいて格納部に格納するステップと、格納された特徴群
の順序に基づいて、複数のデータの格納順序を変更する
ステップとを各識別項目に対応する予め定められた複数
の特徴を設定するステップをさらに具備し、設定ステッ
プは、特徴群に、複数の識別項目を各対応する複数の特
徴の中から選択して設定するステップからなる実行プロ
グラムをさらに記録することも可能である。
【0023】本発明の作用は、C言語などのランダムア
クセスができないプログラム記述言語を用いたシステム
において、キー検索をランダムかつ高速に行うことがで
きる構成を提供するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を記載する。
【0025】図1は本発明における検索システムの構成
を示した図である。本発明によるシステム10は、検索
部11と格納部12と記憶部13を有する。また、デバ
イス14を介して記録媒体15とデータの入出力が可能
であり、また、記録媒体15に記録されたプログラムを
実行することも可能である。
【0026】記憶部13は、データを格納することが可
能である。ただし、記憶部13に格納されたデータに対
してランダムアクセスすることができない。記憶部13
に格納されている各データに対して、必ず特徴(検索キ
ー)を1つ有する1つ以上の識別項目を設定する。各デ
ータに対して、設定した識別項目毎に1つづつ特徴を指
定することによって定められたデータ毎の特徴群を格納
部12は格納している。この時、記憶部13に格納され
ているデータの順序と、格納部12に格納されている各
データに対応する特徴群の順序は対応している。
【0027】検索部11は、設定された識別項目の中か
ら所定数の識別項目に関しての検索キーを受け付ける。
受け付けた検索キーをすべて含む特徴群を選択し、選択
された特徴群に対する格納部12中での順序を求め、そ
の求められた順序に対応する記憶部13に格納されてい
るデータの順序(ポインタ)を求める。
【0028】図2は記憶部12内のデータの格納状況を
示した図である。データ1からデータnまでがシーケン
シャルに格納されている。
【0029】図3は、シーケンシャルに格納されたデー
タに対するアクセス方法を示したフローチャートであ
る。
【0030】まず、図3(a)は、全てのデータへのア
クセスを示すフローチャートであり、データ1から順に
データnまでアクセスする。
【0031】次に、図3(b)は、所定のデータまでの
アクセスを示すフローチャートである。今、アクセスす
るデータをk番目(k<n)までに指定した時、データ
1から順にデータkまでアクセスし、アクセスを終了す
る。
【0032】次に、図3(c)は、ポインタ(データの
順序)を指定する方式を示すフローチャートである。ポ
インタを指定すると、ポインタに対応する格納部12内
での順序に対応するデータへアクセスする。
【0033】図4は格納部12に格納された特徴群に関
する図である。各特徴群は、予め定められた識別項目毎
に、各特徴群に対応するデータに定められた検索キーが
1つづつ入力されている。
【0034】次に、本発明の第1の動作例を以下に示
す。図5は、本発明における第1の動作例を示すフロー
チャートを示す。
【0035】(S501)記憶部13に格納されている
全てのデータに共通する1つ以上の識別項目であって、
その各識別項目に含まれる複数の特徴のうち各データに
対応する1つのみの特徴を指定することが可能なものを
選択する。ここで、記憶部13に格納されている全ての
データのうち、選択された識別項目に対して、そこに含
まれる複数の特徴を含まない、または2つ以上含むもの
を有する時は、その項目は除外される。
【0036】(S502)格納部12に格納されている
全てのデータに対応する特徴群を格納部12に格納す
る。ここで、特徴群には、(S501)で定められた識
別項目毎に対応する特徴を符号化した値が格納されてお
り、記憶部13に格納されているデータの順序に対応し
て、各データに対応する特徴群が格納部12に格納され
ている。
【0037】(S502)における具体的な実施例を以
下に示す。各特徴群に含まれる識別項目は、各識別項目
が全てのデータに対して選択しうる特徴の少ない順に各
特徴群の中で並べられている。各特徴群は、並べられた
識別項目の順に特徴を符号化した値の小さい順番に格納
部に格納されている。また、各特徴群のとりうる形式と
しては、多次元配列が可能である。
【0038】(S503)(S501)で設定された識
別項目のうち、所定数の識別項目を検索項目とし、各検
索項目に対して入力された検索キーをすべて含む特徴群
を格納部12から検索する。
【0039】(S504)(S503)で、条件を満た
す特徴群が存在する時は、対応する特徴群の格納部12
での順番を求め、その順番を参照して対応するデータに
対する記憶部13におけるポインタを求める。複数の特
徴群が存在する時は、その特徴群の各々に対してポイン
タを求める。
【0040】(S505)(S503)で、条件を満た
す特徴群が存在しない時は、対応する特徴群が存在しな
いことからこの検索に対応するデータが存在しないとい
う結果を返す。
【0041】最後に、記憶部13において、(S50
4)で得られたポインタを指定することにより対応する
データの検索を実行する。
【0042】図6は、本発明における第2の動作例を示
すフローチャートを示す。本動作例は、検索データを1
データに限定した時の動作例を示すものである。
【0043】(S601)記憶部13に格納されている
全てのデータに共通する複数の識別項目であって、その
各識別項目に含まれる複数の特徴のうち各データに対応
する1つのみの特徴を指定することが可能なものを選択
する。ここで、記憶部13に格納されている全てのデー
タのうち、選択された識別項目に含まれる複数の特徴を
含まない、または2つ以上含むものを有する時は、その
項目は除外される。
【0044】(S602)格納部12に格納されている
全てのデータに対応する特徴群を格納部12に格納す
る。ここで、特徴群には、(S601)で定められた識
別項目毎に対応する特徴を符号化した値が格納されてお
り、記憶部13に格納されているデータの順序に対応し
て、各データに対応する特徴群が格納部12に格納され
ている。
【0045】(S602)における具体的な実施例を以
下に示す。各特徴群に含まれる識別項目は、各識別項目
が全てのデータに対して選択しうる特徴の少ない順に各
特徴群の中で並べられている。また、並べられた識別項
目には、対応する特徴が格納されている。その格納手段
として、並べられた識別項目の順に特徴を符号化して格
納されている。各特徴群は、各識別項目の順序と、その
識別項目毎に格納された符号の値の小さい順番に対応し
て格納部12に格納されている。各特徴群のとりうる形
式としては、多次元配列が可能である。各配列が識別項
目に対応し、その各配列の配列要素が対応する特徴を示
す。
【0046】(S603)(S601)で設定された識
別項目のうち、所定数の識別項目を検索項目とし、各検
索項目に対して入力された検索キーをすべて含む特徴群
を格納部から検索する。
【0047】(S604)(S603)で、条件を満た
す特徴群が存在する時、その特徴群の数が1つであれば
(S605)を、その特徴群の数が2つ以上であれば
(S606)を実行する。
【0048】(S605)対応する特徴群の格納部12
での順番を求め、その求めた順番を参照して、対応する
データの記憶部13におけるポインタを求める。
【0049】(S606)(S603)において設定し
た検索項目に含まれない識別項目を1つ以上追加し、追
加した識別項目に対応する検索キーを入力し、予め設定
した検索項目と追加した識別項目とを加えたものを新た
な検索項目として(S603)を実行する。
【0050】(S607)(S603)で、条件を満た
す特徴群が存在しない時は、(S603)で設定された
検索項目の中に含まれる識別項目を1つ以上削除し、そ
の識別項目を削除した検索項目を新たな検索項目として
(S603)を実行する。
【0051】最後に、記憶部13において、(S60
4)で得られたポインタを指定することにより対応する
データの検索を実行する。
【0052】具体的な実施例を以下に示す。図7、図8
は、本発明の検索システムの1実施例を示す。本発明の
検索システムの1実施例の構成は、図2によって示され
る数項目の特徴(キー)を持つデータと、図7によって
示されるそのキーを添え字とする配列と、図7によって
示されるその配列から実データのファイル名位置(ポイ
ンタ)を決定する関数とからなる。
【0053】これらはそれぞれ次のように動作する。検
索対象となるデータは、その特徴を符号化したものを検
索キーとして持ち、その特徴は分散の小さい順に並んで
いる。そのキーを添え字とする配列は、その要素が対応
するキーを持つ実データの個数を示す。ポインタを決定
する関数は、与えられたキーを基に配列の要素の総和を
取ることにより、そのキーに対応する実データのファイ
ル名のポインタを決定する。
【0054】次に、図8は、本発明の検索システムの1
実施例の動作を示すフローチャートである。図7の構成
図および図8のフローチャートを参照して本実施例の全
体の動作について詳細に説明する。
【0055】まず、図7で示されるように、検索対象の
実データ(例として、顔画像データを用いる)は、その
特徴(例えば、顔の色、形状、目、鼻、口の形状など)
を符号化した値(例えば、顔の色について、黒→0、白
→1、黄色→2によって符号化する)を持つ。この符号
化された値が検索キーとなる。実データは、この検索キ
ーの順番に対応してシーケンシャルに格納する。
【0056】次に、ポインタを決定するための配列は、
この符号化した値を添え字とする多次元配列で、その要
素は特徴に対応する実データの個数を示す。この添え字
の並びは、予め対象物の分散を計算し、分散の小さいも
のから順番に並べることにより検索効率の向上を図るこ
とが可能である。
【0057】次に、図8で示されるように、検索するキ
ーが与えられた場合(S801)、この配列から、該当
するキーまでの要素の総和を計算することにより、検索
する実データが全体の何番目に位置するかを求める(S
802)。最後に、求められた値から実データに位置づ
け、そのデータを抽出する。
【0058】
【発明の効果】第1の効果は、ランダムにアクセスする
ことである。その理由は、C言語などのプログラム記述
言語は、その機能としてシーケンシャルアクセスしかで
きないためである。
【0059】第2の効果は、ランダムアクセス可能なシ
ステムにおいて、記憶部に格納されたデータとランダム
アクセスを行うためには、一般的にそのデータ毎に指定
された情報を付随させる必要がある。しかしながら、本
発明では、そのような情報の付随の必要がないので、記
憶部を効率的に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシステムを示したブロック図で
ある。
【図2】記憶部内でのデータの保存形式を示した図であ
る。
【図3】記憶部へのデータアクセス手段を示したフロー
図であり、(a)はデータ全体へのシーケンシャルアク
セス、(b)は所定数のデータへのシーケンシャルアク
セス、(c)はデータのポインタ指定方式を示す。
【図4】格納部における各特徴群の格納方式を示す図で
ある。
【図5】本発明のランダムアクセスを示す第1の実施例
を示すフロー図である。
【図6】本発明のランダムアクセスを示す第2の実施例
を示すフロー図である。
【図7】本発明の具体例を示す図であり、特徴群を示す
配列を示した図である。
【図8】本発明の具体例を示す図であり、検索フローを
示す図である。
【符号の説明】
10 システム 11 検索部 12 格納部 13 記憶部 14 デバイス 15 記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを所定の格納順序に従って
    格納する記憶部と、 前記複数のデータ各々に対応する特徴群を前記複数のデ
    ータの前記格納順序に対応させて格納する格納部と、こ
    こで、前記各特徴群は、予め定められた複数の識別項目
    からなり、 少なくとも1つの前記識別項目の入力に基づいて前記格
    納部を参照し、前記入力された識別項目を含む特徴群の
    格納順序に基づいて前記記憶部からデータを検索する検
    索部と、 からなる検索システム。
  2. 【請求項2】 前記識別項目は、複数の特徴の中から選
    択されることを特徴とする請求項1に記載の検索システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記複数の特徴の各々に対応する符号が
    与えられていることを特徴とする請求項2に記載の検索
    システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の識別項目は、対応する前記複
    数の特徴の種類数に基づいて前記各特徴群に配列されて
    おり、 前記複数の特徴は、個別に順序が与えられており、 前記特徴群は、前記複数の識別項目の前記配列と、前記
    各識別項目において選択された識別特徴の前記順序に基
    づいて前記格納部に格納され、 前記記憶部は、 前記格納された特徴群の順序に基づいて、前記複数のデ
    ータの前記格納順序を変更する変更手段をさらに具備す
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の検索シス
    テム。
  5. 【請求項5】 複数のデータを所定の格納順序に従って
    格納するステップと、 前記複数のデータ各々に対応する特徴群に複数の識別項
    目を設定する設定ステップと、 前記特徴群を前記複数のデータの前記格納順序に対応さ
    せて格納するステップと、 少なくとも1つの前記識別項目の入力に基づいて、前記
    入力された識別項目を含む特徴群の格納順序に基づいて
    データを検索するステップと、 からなる検索方法。
  6. 【請求項6】 前記各識別項目に対応する予め定められ
    た複数の特徴を設定するステップをさらに具備し、 前記設定ステップは、 前記特徴群に、前記複数の識別項目を各対応する前記複
    数の特徴の中から選択して設定するステップからなる請
    求項5に記載の検索方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の特徴の各々に対応する符号を
    与えるステップをさらに具備し、 前記設定ステップは、 前記特徴群に、前記複数の識別項目を各対応する前記複
    数の符号の中から選択して設定するステップからなる請
    求項6に記載の検索方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の識別項目を対応する前記複数
    の特徴の種類数に基づいて前記各特徴群に配列するステ
    ップと、 前記複数の特徴に個別に順序を与えるステップと、 前記特徴群を、前記複数の識別項目の前記配列と、前記
    各識別項目において選択された識別特徴の前記順序に基
    づいて格納するステップと、 前記格納された特徴群の順序に基づいて、前記複数のデ
    ータの前記格納順序を変更するステップをさらに具備す
    る請求項6または7に記載の検索方法。
  9. 【請求項9】 記憶部を確保するステップと、 格納部を確保するステップと、 複数のデータを所定の格納順序に従って前記記憶部に格
    納するステップと、 前記複数のデータ各々に対応する特徴群に複数の識別項
    目を設定するステップと、 前記特徴群を前記複数のデータの前記格納順序に対応さ
    せて前記格納部に格納するステップと、 少なくとも1つの前記識別項目の入力に基づいて前記格
    納部を参照し、前記入力された識別項目を含む特徴群の
    格納順序に基づいて前記記憶部からデータを検索するス
    テップと、 実行するプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記各識別項目に対応する予め定めら
    れた複数の特徴を設定するステップをさらに具備し、 前記設定ステップは、 前記特徴群に、前記複数の識別項目を各対応する前記複
    数の特徴の中から選択して設定するステップからなる実
    行プログラムを記録した請求項9に記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記複数の特徴の各々に対応する符号
    を与えるステップをさらに具備し、 前記設定ステップは、 前記特徴群に、前記複数の識別項目を各対応する前記複
    数の符号の中から選択して設定するステップからなる実
    行プログラムを記録した請求項10に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記複数の識別項目を対応する前記複
    数の特徴の種類数に基づいて前記各特徴群に配列するス
    テップと、 前記複数の特徴に個別に順序を与えるステップと、 前記特徴群に、前記複数の識別項目の前記配列と、前記
    各識別項目において選択された識別特徴の前記順序に基
    づいて前記格納部に格納するステップと、 前記格納された特徴群の順序に基づいて、前記複数のデ
    ータの前記格納順序を変更するステップとを前記各識別
    項目に対応する予め定められた複数の特徴を設定するス
    テップをさらに具備し、 前記設定ステップは、 前記特徴群に、前記複数の識別項目を各対応する前記複
    数の特徴の中から選択して設定するステップからなる実
    行プログラムを記録した請求項10または11に記載の
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017173954A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 三菱電機株式会社 中央装置及び検索方法

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